JPH04175669A - 絶縁ガス中金属異物検出装置 - Google Patents
絶縁ガス中金属異物検出装置Info
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- JPH04175669A JPH04175669A JP2303290A JP30329090A JPH04175669A JP H04175669 A JPH04175669 A JP H04175669A JP 2303290 A JP2303290 A JP 2303290A JP 30329090 A JP30329090 A JP 30329090A JP H04175669 A JPH04175669 A JP H04175669A
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Landscapes
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、ガス絶縁電力機器(ガス絶縁開閉装置なと)
の予1i111保全に用いる絶縁ガス中部分放電検出装
置、特に金属パーティクルの運動発生を検出する絶縁ガ
ス中金属異物検出装置に関する。
の予1i111保全に用いる絶縁ガス中部分放電検出装
置、特に金属パーティクルの運動発生を検出する絶縁ガ
ス中金属異物検出装置に関する。
B 発明の概要
本発明は、絶縁ガス中金属異物検出装置において、
タンク内に設けた超音波センサーの検出信号の分布を測
定し、周期性の有無によって金属パーティクルの衝突に
よるものかコロナ放電によるものかを判定し、またタン
ク壁に設けた振動センサーと前記超音波センサーの検出
信号に基ついて信号発生回数N、、N、を求め、該N1
、N、を比較して金属パーティクルかタンク壁で跳ねて
いるか、又は絶縁ガス中の導体までジャンプしているか
を判定することにより、 タンク壁や外の超音波による影響を受けることなく金属
パーティクルを検出てきるとともに、金属パーティクル
か導体までンヤングしているか否かを判定できるように
したものである。
定し、周期性の有無によって金属パーティクルの衝突に
よるものかコロナ放電によるものかを判定し、またタン
ク壁に設けた振動センサーと前記超音波センサーの検出
信号に基ついて信号発生回数N、、N、を求め、該N1
、N、を比較して金属パーティクルかタンク壁で跳ねて
いるか、又は絶縁ガス中の導体までジャンプしているか
を判定することにより、 タンク壁や外の超音波による影響を受けることなく金属
パーティクルを検出てきるとともに、金属パーティクル
か導体までンヤングしているか否かを判定できるように
したものである。
C従来の技術
ガス絶縁電力機器、例えばガス絶縁開閉装置(GIs)
においては、内部の部分放電(コロナ放電)を検出して
予測保全を行っている。絶縁ガス中の部分放電を検出す
る手段としては、部分放電により発生する超音波を超音
波センサーで検出したり、磁界変化をアンテナで捕える
なとの手段かあり、これらが適宜採用されている。
においては、内部の部分放電(コロナ放電)を検出して
予測保全を行っている。絶縁ガス中の部分放電を検出す
る手段としては、部分放電により発生する超音波を超音
波センサーで検出したり、磁界変化をアンテナで捕える
なとの手段かあり、これらが適宜採用されている。
絶縁ガス中部分放電を超音波によって検出する場合は、
センサーの取り付けにより電力機器の信頼性か低下する
ことのないよう、超音波センサーを電力機器タンクの外
に配置するのか一般的である。この場合、検出される超
音波は、タンク内のパーティクルか交流電界内を運転中
に、タンク内面に衝突して発生する機械的振動によるも
のとなる。
センサーの取り付けにより電力機器の信頼性か低下する
ことのないよう、超音波センサーを電力機器タンクの外
に配置するのか一般的である。この場合、検出される超
音波は、タンク内のパーティクルか交流電界内を運転中
に、タンク内面に衝突して発生する機械的振動によるも
のとなる。
またガス絶縁電力機器内の金属異物(パーティクル)の
検出法としては、タンク壁にΔE (G動)センサーを
設けて金属異物が電界によりジャンピング運動し、タン
ク壁に当たる時の衝撃を検出する方法が一般的である。
検出法としては、タンク壁にΔE (G動)センサーを
設けて金属異物が電界によりジャンピング運動し、タン
ク壁に当たる時の衝撃を検出する方法が一般的である。
D1発明が解決しようとする課題
しかし、前記のように超音波センサーをタンク壁面に取
り付けたのでは、風雨がタンク壁面に当たった時に発生
する超音波がノイズとして混入する。このノイズは、ガ
ス絶縁開閉装置(GIS)内のコロナ放電音かタンクに
伝わる周波数帯と同じで、コロナ検出レベルより大きな
量となっている。
り付けたのでは、風雨がタンク壁面に当たった時に発生
する超音波がノイズとして混入する。このノイズは、ガ
ス絶縁開閉装置(GIS)内のコロナ放電音かタンクに
伝わる周波数帯と同じで、コロナ検出レベルより大きな
量となっている。
このため、風雨によってコロナ検出が不可能な時間が発
生し、予測保全の信頼性の低下を招くことになり、適切
な判別手段が望まれている。
生し、予測保全の信頼性の低下を招くことになり、適切
な判別手段が望まれている。
またタンク壁に設けた振動センサーの出力を常時監視し
て金属パーティクルを検出する方法も、雨風の影響でタ
ンク壁に超音波ノイズが不規則に入ってくるため正確性
に乏しい。即ち金属異物のジャンピング運動は不規則で
あるので、これと雨風によるノイズとを区別することが
できないし、またレベルも小さい。
て金属パーティクルを検出する方法も、雨風の影響でタ
ンク壁に超音波ノイズが不規則に入ってくるため正確性
に乏しい。即ち金属異物のジャンピング運動は不規則で
あるので、これと雨風によるノイズとを区別することが
できないし、またレベルも小さい。
本発明の目的は、超音波により適確に部分放電を検出で
きるとともに、タンク内に発生するコロナ放電時の超音
波と金属パーティクルの運動により発生する超音波を判
別することかできる絶縁ガス中金属冗物検出装置を提供
することにある。
きるとともに、タンク内に発生するコロナ放電時の超音
波と金属パーティクルの運動により発生する超音波を判
別することかできる絶縁ガス中金属冗物検出装置を提供
することにある。
E 課題を解決するための手段
本発明は、
(1)ガス絶縁電力機器のタンクにハンドホールを設け
、このハントポール内に超音波センサーを設置するとと
もに、その検出面以外を超音波吸収材で覆い、リート線
をタンク外に引き出して測定部に接続し、 前記測定部を、前記超音波センサーで検出した超音波信
号を検波し、該検波出力信号を微分し、該微分出力信号
を一定幅のパルス信号に変換する波形整形回路と、前記
波形整形回路の出力信号に基づいて基準時間内に生じる
パルスの分布を測定するパルス発生時間分布測定回路と
、前記パルス発生時間分布測定回路の測定結果に基づい
てパルスの発生時間に周期性が有るか否かを判定する周
期性判定回路とで構成し、 前記周期性判定回路の判定結果に基づいて、発生する超
音波がコロナ放電時の超音波であるか金属パーティクル
の運動による超音波かを判別することを特徴とするとと
もに、 (2)ガス絶縁電力機器のタンクにハンドホールを設け
、このハンドホール内に超音波センサーを設置するとと
もに、その検出面以外を超音波吸収材で覆い、リード線
をタンク外に引き出して測定部に接続し、 前記ガス絶縁電力機器のタンク壁に振動センサーを設け
、該センサーのリード線を前記測定部に接続し、 前記測定部を、前記超音波センサーの検出信号を検波し
て信号の発生時間T1および発生回数N。
、このハントポール内に超音波センサーを設置するとと
もに、その検出面以外を超音波吸収材で覆い、リート線
をタンク外に引き出して測定部に接続し、 前記測定部を、前記超音波センサーで検出した超音波信
号を検波し、該検波出力信号を微分し、該微分出力信号
を一定幅のパルス信号に変換する波形整形回路と、前記
波形整形回路の出力信号に基づいて基準時間内に生じる
パルスの分布を測定するパルス発生時間分布測定回路と
、前記パルス発生時間分布測定回路の測定結果に基づい
てパルスの発生時間に周期性が有るか否かを判定する周
期性判定回路とで構成し、 前記周期性判定回路の判定結果に基づいて、発生する超
音波がコロナ放電時の超音波であるか金属パーティクル
の運動による超音波かを判別することを特徴とするとと
もに、 (2)ガス絶縁電力機器のタンクにハンドホールを設け
、このハンドホール内に超音波センサーを設置するとと
もに、その検出面以外を超音波吸収材で覆い、リード線
をタンク外に引き出して測定部に接続し、 前記ガス絶縁電力機器のタンク壁に振動センサーを設け
、該センサーのリード線を前記測定部に接続し、 前記測定部を、前記超音波センサーの検出信号を検波し
て信号の発生時間T1および発生回数N。
を求める第1発生時間測定回路と、前記振動センサーの
検出信号を検波して信号の発生時間T、および発生回数
N2を求める第2発生時間測定回路とで構成し、 前記発生時間T、とT、を比較して金属パーティクルの
運動発生の有無を判定するとともに、前記発生回数N、
とN、を比較して金属パーティクルがタンク壁で跳ねて
いるか、又は絶縁ガス中の導体までジャンプしているか
を判定する判定部を設けたことを特徴としている。
検出信号を検波して信号の発生時間T、および発生回数
N2を求める第2発生時間測定回路とで構成し、 前記発生時間T、とT、を比較して金属パーティクルの
運動発生の有無を判定するとともに、前記発生回数N、
とN、を比較して金属パーティクルがタンク壁で跳ねて
いるか、又は絶縁ガス中の導体までジャンプしているか
を判定する判定部を設けたことを特徴としている。
F、作用
(1)タンク内でコロナ放電が発生すると、超音波か生
じて多方向に伝搬する。この超音波が超音波センサーに
達し検出される。この場合、風雨によりタンク壁に超音
1皮か生していても、絶縁ガス中に伝搬しにくい」−、
センサーの周囲の超音波吸収材で吸収される。このため
、超音波の検出により、部分放電が適確に検出される。
じて多方向に伝搬する。この超音波が超音波センサーに
達し検出される。この場合、風雨によりタンク壁に超音
1皮か生していても、絶縁ガス中に伝搬しにくい」−、
センサーの周囲の超音波吸収材で吸収される。このため
、超音波の検出により、部分放電が適確に検出される。
この超音波信号は波形整形回路によって一定幅のパルス
に変換される。パルス発生時間分布測定回路は、同一タ
イミングで発生するパルス数を例えば周期タイマーによ
って積算することで、前記検出した超音波信号の分布を
測定する。その結果パルス発生時間に周期性が有れば前
記超音波はコロナ放電によるものであると判定され、周
期性か無ければ前記超音波は金属パーティクルの衝突に
よるものであると判定される。
に変換される。パルス発生時間分布測定回路は、同一タ
イミングで発生するパルス数を例えば周期タイマーによ
って積算することで、前記検出した超音波信号の分布を
測定する。その結果パルス発生時間に周期性が有れば前
記超音波はコロナ放電によるものであると判定され、周
期性か無ければ前記超音波は金属パーティクルの衝突に
よるものであると判定される。
(2)タンク内でコロナ放電か発生すると、超音波か生
じて多方向に伝搬する。この超音波は超音波センサーに
達し検出された後、所定の超音波伝搬遅れ時間経過後に
振動センサーに達し検出される。各センサーの検出信号
は第1、第2発生時間測定回路によって検波され、発生
時間T1、′F、および発生回数N1、N、が求められ
る。第2発生時間測定回路で求められた発生時間T、に
は金属パーティクルか導体に衝突したときも連続して含
まれるためT、<T、の関係となる。したかって判定部
はT、<T、の関係に有るか否かによって金属パーティ
クルの運動発生の育無を判定する。またN、とN、が等
しいか又は略等しいとき、金属パーティクルはタンク壁
で跳ねていると判定され、N、>N、なる関係にあると
きは、金属パーティクルは導体まてンヤンブしていると
判定される。
じて多方向に伝搬する。この超音波は超音波センサーに
達し検出された後、所定の超音波伝搬遅れ時間経過後に
振動センサーに達し検出される。各センサーの検出信号
は第1、第2発生時間測定回路によって検波され、発生
時間T1、′F、および発生回数N1、N、が求められ
る。第2発生時間測定回路で求められた発生時間T、に
は金属パーティクルか導体に衝突したときも連続して含
まれるためT、<T、の関係となる。したかって判定部
はT、<T、の関係に有るか否かによって金属パーティ
クルの運動発生の育無を判定する。またN、とN、が等
しいか又は略等しいとき、金属パーティクルはタンク壁
で跳ねていると判定され、N、>N、なる関係にあると
きは、金属パーティクルは導体まてンヤンブしていると
判定される。
G 実施例
以下、本発明を図面に示す実施例に基ついて詳細に説明
する。
する。
第1図は請求項(1)に記載された本発明の一実施例を
示すもので、lはガス絶縁電力機器のタンク、2は導体
、3は前記タンク1内に設けられた超音波センサーであ
る。この超音波センサー3は第2図のようにしてタンク
1に設けられている。
示すもので、lはガス絶縁電力機器のタンク、2は導体
、3は前記タンク1内に設けられた超音波センサーであ
る。この超音波センサー3は第2図のようにしてタンク
1に設けられている。
即ち超音波センサー3はタンク1内に設けた直径100
3131程度のハンドホール4内に設置され、その検出
面を除いて超音波吸収材(スポンジ状の絶縁物)5で覆
われ、リード線は前記タンク1の外に引出されている。
3131程度のハンドホール4内に設置され、その検出
面を除いて超音波吸収材(スポンジ状の絶縁物)5で覆
われ、リード線は前記タンク1の外に引出されている。
6は前記超音波センサー3のリード線を接続したアンプ
、7はフィルター、8は検波回路、9は微分回路、10
はパルス発生回路、11はパルス発生時間分布11tl
+定回路、12は周期性判定回路である。
、7はフィルター、8は検波回路、9は微分回路、10
はパルス発生回路、11はパルス発生時間分布11tl
+定回路、12は周期性判定回路である。
次に、動作について述べると、第2図のタンクl内の導
体2のある点Xで部分放電(コロナ)か発生すると、超
音波か生じタンクl内を反射しなから伝搬する。この超
音波の一部かハントホール4内まで伝搬し超音波センサ
ー3の検出面に達すると、電気信号に変換される。この
電気信号はアンプ6で増幅された後フィルタフによって
所定周波数成分のみが取り出される。また第1図に示す
タンク1内の金属パーティクルの運動により発生する超
音波は前記同様に超音波センサー3によって検出され、
アンプ6を経てフィルタフに伝送される。一方、タンク
壁の風雨による超音波は、音響インピータンスの差が大
きい金属、ガス間では殆とが反射してしまうため、タン
ク1内の絶縁ガス中には伝搬しに<<、伝搬した超音波
はセンサー3の周囲の超音波吸収材5により吸収される
。
体2のある点Xで部分放電(コロナ)か発生すると、超
音波か生じタンクl内を反射しなから伝搬する。この超
音波の一部かハントホール4内まで伝搬し超音波センサ
ー3の検出面に達すると、電気信号に変換される。この
電気信号はアンプ6で増幅された後フィルタフによって
所定周波数成分のみが取り出される。また第1図に示す
タンク1内の金属パーティクルの運動により発生する超
音波は前記同様に超音波センサー3によって検出され、
アンプ6を経てフィルタフに伝送される。一方、タンク
壁の風雨による超音波は、音響インピータンスの差が大
きい金属、ガス間では殆とが反射してしまうため、タン
ク1内の絶縁ガス中には伝搬しに<<、伝搬した超音波
はセンサー3の周囲の超音波吸収材5により吸収される
。
従って、超音波センサー3によって検出された超音波は
、タンク1内でのコロナ放電によるものと金属パーティ
クルの運動によるものとなり、風雨時等にも適確に部分
放電の検出および金属パーティクルの運動発生検出か行
われる。前記超音波の信号波形は第3図(a)のように
示される。
、タンク1内でのコロナ放電によるものと金属パーティ
クルの運動によるものとなり、風雨時等にも適確に部分
放電の検出および金属パーティクルの運動発生検出か行
われる。前記超音波の信号波形は第3図(a)のように
示される。
次にフィルタフの出力信号は検波回路8によって第3図
(b)のように検波された後、微分回路9によって第3
図(C)のように微分される。パルス発生回路10は微
分回路9の出力信号を第3図(d)のように一定幅のパ
ルス信号に変換する。
(b)のように検波された後、微分回路9によって第3
図(C)のように微分される。パルス発生回路10は微
分回路9の出力信号を第3図(d)のように一定幅のパ
ルス信号に変換する。
パルス発生時間分布爪す定量路11はパルス発生回路1
0の出力信号に2.Lついて第4図のようにパルス発生
時間の分布を測定する。第4図において横軸は商用周波
数1の逆数の時間Tてあり、縦軸はある一定時間内のパ
ルスのノJウント数を示している。横軸の基準時間は、
前記測定回路11内の周期タイマ(図示省略)で発生さ
せ、超音波発生の都度そのタイマ値を読み、そのタイマ
値と関係しているメモリの値を加算していく方法で行う
。即ち同一タイミングにおける各パルス数を加算し第4
図の分布表を求める。周期性判定回路12は第4図のよ
うな測定出力に基ついてパルス発生に周期性が有るか否
かを判定する。その結果第4図(a)のように周期性が
有ればコロナ放電時の超音波であると判定され、第4図
(b)のように周期性が無ければ金属パーティクルの運
動による超音波であると判定される。
0の出力信号に2.Lついて第4図のようにパルス発生
時間の分布を測定する。第4図において横軸は商用周波
数1の逆数の時間Tてあり、縦軸はある一定時間内のパ
ルスのノJウント数を示している。横軸の基準時間は、
前記測定回路11内の周期タイマ(図示省略)で発生さ
せ、超音波発生の都度そのタイマ値を読み、そのタイマ
値と関係しているメモリの値を加算していく方法で行う
。即ち同一タイミングにおける各パルス数を加算し第4
図の分布表を求める。周期性判定回路12は第4図のよ
うな測定出力に基ついてパルス発生に周期性が有るか否
かを判定する。その結果第4図(a)のように周期性が
有ればコロナ放電時の超音波であると判定され、第4図
(b)のように周期性が無ければ金属パーティクルの運
動による超音波であると判定される。
上記のように1個の超音波センサーによって絶縁ガス中
コロナ放電の発生と金属パーティクルの発生とを区別し
て検出することができる。特に金属パーティクルの運動
では第5図に示すように導体にパーティクルが当たった
時でもガス中に超音波が発生しているので、パーティク
ルかタンク壁に当たらない運動になっている時でも検出
することができる。第5図は金属パーティクルがタンク
壁に当たった時と導体に当たった時の超音波の発生状況
を示している(尚パーティクルの衝突による超音波のほ
うがコロナ放電時の超音波より大きい)。
コロナ放電の発生と金属パーティクルの発生とを区別し
て検出することができる。特に金属パーティクルの運動
では第5図に示すように導体にパーティクルが当たった
時でもガス中に超音波が発生しているので、パーティク
ルかタンク壁に当たらない運動になっている時でも検出
することができる。第5図は金属パーティクルがタンク
壁に当たった時と導体に当たった時の超音波の発生状況
を示している(尚パーティクルの衝突による超音波のほ
うがコロナ放電時の超音波より大きい)。
面前記超音岐センサー3は第6図〜第8図のように構成
しても良い。第6図は超音波センサー3として、その検
出面に超音波検出用のセラミック板3Aを備えたものを
使用した場合であり、超音波受信面か広くなり、検出感
度か]二がる。
しても良い。第6図は超音波センサー3として、その検
出面に超音波検出用のセラミック板3Aを備えたものを
使用した場合であり、超音波受信面か広くなり、検出感
度か]二がる。
第7図はタンクI内に導体2として3相−括母線2A、
2B、2Cを設置した場合であって、各母線2A、2B
、2Cを見渡せる位置にハントホール4を設け、このハ
ンドホール4内に超音波センサー3を設置している。こ
のようにすると、母線2A、2B、2Cのいずれにコロ
ナ放電が生しても、その放電による超音波は他の母線に
遮られることなく超音波センサー3に伝搬するようにな
り、確実に検出される。
2B、2Cを設置した場合であって、各母線2A、2B
、2Cを見渡せる位置にハントホール4を設け、このハ
ンドホール4内に超音波センサー3を設置している。こ
のようにすると、母線2A、2B、2Cのいずれにコロ
ナ放電が生しても、その放電による超音波は他の母線に
遮られることなく超音波センサー3に伝搬するようにな
り、確実に検出される。
第8図は検出範囲の広域化を図った場合で、2個の超音
波センサー3−1.3−2を2段に重ね、前段側の超音
波吸収材5−]の後端部を円錐形としてタンク1の内面
沿いに伝搬する超音波(パーティクルのタンク壁衝突に
より生じるもの)を後段の超音波センサー3−2に導く
ようにしている。
波センサー3−1.3−2を2段に重ね、前段側の超音
波吸収材5−]の後端部を円錐形としてタンク1の内面
沿いに伝搬する超音波(パーティクルのタンク壁衝突に
より生じるもの)を後段の超音波センサー3−2に導く
ようにしている。
後段のセンサー3−2も、その検出面以外を超音波吸収
材5−2で覆っている。また、センサー3−1.3−2
は、第9図(a)、 (b)に示すようにその検出面
の前面に静電シールド用スクリーン:lIB、3−2B
を取り付けている。
材5−2で覆っている。また、センサー3−1.3−2
は、第9図(a)、 (b)に示すようにその検出面
の前面に静電シールド用スクリーン:lIB、3−2B
を取り付けている。
このようにすると、第8図に示すように導体2のある点
Xでのコロナ放電による超音波は、前段のセンサー3−
1によって検出される。また、タンク1内面沿いのパー
ティクルyによる超音波は、前段の超音波吸収材5−1
の後面で反射して後段のセンサー3−2の検出面に達し
、検出される。
Xでのコロナ放電による超音波は、前段のセンサー3−
1によって検出される。また、タンク1内面沿いのパー
ティクルyによる超音波は、前段の超音波吸収材5−1
の後面で反射して後段のセンサー3−2の検出面に達し
、検出される。
即ち、検出範囲か広くなる。
次に請求項(2)の発明の詳細な説明する。
第10図において第1図と同一部分は同一符号を以て示
している。超音波センサー3は前記第2図、第6図〜第
9図で述へたとおりの構成となっている。タンク1の外
壁には振動センサー(AEセンサーや加速度センサー等
)23か設けられている。
している。超音波センサー3は前記第2図、第6図〜第
9図で述へたとおりの構成となっている。タンク1の外
壁には振動センサー(AEセンサーや加速度センサー等
)23か設けられている。
26は前記振動センサー23のリード線を接続したアン
プ、27はフィルター、28は検波回路である。29a
、29bは信号の発生時間T、、T7、発生回数N、、
N、を各々求める発生時間測定回路、30は前記T、、
T、を比較して金属パーティクルの運動か発生している
か否かを判定するとともに、前記N、、N、を比較して
金属パーティクルか導体までンヤングしているか否かを
判定する判定部である。
プ、27はフィルター、28は検波回路である。29a
、29bは信号の発生時間T、、T7、発生回数N、、
N、を各々求める発生時間測定回路、30は前記T、、
T、を比較して金属パーティクルの運動か発生している
か否かを判定するとともに、前記N、、N、を比較して
金属パーティクルか導体までンヤングしているか否かを
判定する判定部である。
上記のように構成された装置において、タンク1内て部
分放電ぐコロナ)か発生したり、金属パーティクルの衝
突か発生すると、超音波が生じタンク1内を反射しなが
ら伝搬する。この超音波の一部かハンドホール4内まで
伝搬し超音波センサー3の検出面に達すると、電気信号
に変換される。
分放電ぐコロナ)か発生したり、金属パーティクルの衝
突か発生すると、超音波が生じタンク1内を反射しなが
ら伝搬する。この超音波の一部かハンドホール4内まで
伝搬し超音波センサー3の検出面に達すると、電気信号
に変換される。
この電気信号はアンプ6で増幅された後フィルタ7によ
って所定周波数成分のみか取り出され、検波回路8によ
って検波される。超音波センサー3の信号波形は第11
図(a)のように示される。
って所定周波数成分のみか取り出され、検波回路8によ
って検波される。超音波センサー3の信号波形は第11
図(a)のように示される。
振動センサー23は金属パーティクルがタンク壁に衝突
した時の振動を検出し、電気信号に変換する。この電気
信号はアンプ26で増幅された後フィルタ27によって
所定周波数成分のみが取り出され、検波回路28によっ
て検波される。振動センサー23の信号波形は第11図
(C)のように示される。発生時間測定回路29aは検
波回路8の出力信号に基づいて超音波センサー3の信号
の発生時間T1および発生回数N、を求める。発生時間
測定回路29aの出力信号は第11図(b)のように示
される。発生時間測定回路29bは検波回路28の出力
信号に基づいて振動センサー23の信号の発生時間T、
および発生回数N、を求める。発生時間11t11定回
路29bの出力信号は第11図(d)のように示される
。
した時の振動を検出し、電気信号に変換する。この電気
信号はアンプ26で増幅された後フィルタ27によって
所定周波数成分のみが取り出され、検波回路28によっ
て検波される。振動センサー23の信号波形は第11図
(C)のように示される。発生時間測定回路29aは検
波回路8の出力信号に基づいて超音波センサー3の信号
の発生時間T1および発生回数N、を求める。発生時間
測定回路29aの出力信号は第11図(b)のように示
される。発生時間測定回路29bは検波回路28の出力
信号に基づいて振動センサー23の信号の発生時間T、
および発生回数N、を求める。発生時間11t11定回
路29bの出力信号は第11図(d)のように示される
。
第11図の信号波形図においてT、はタンク壁の信号T
1に関係した信号時間である。12時間には金属パーテ
ィクルが導体に衝突したときも連続して含まれるので丁
、〈T、となっている。T、′は金属パーティクルか導
体に衝突した時の信号時間である。T、はガス空間を伝
搬する超音波の伝搬遅れ時間である。Tdは金属パーテ
ィクルのジャンピング運動により絶えず変化する。そこ
で判定部30はT1発生の時刻t。からT、か発生する
時刻t、を検出し、T1とT!の時間幅がT1≦T、に
なっているかどうかで判定する。即ちステップS1でT
1≧T、か否かを調べ、YESであればステ。
1に関係した信号時間である。12時間には金属パーテ
ィクルが導体に衝突したときも連続して含まれるので丁
、〈T、となっている。T、′は金属パーティクルか導
体に衝突した時の信号時間である。T、はガス空間を伝
搬する超音波の伝搬遅れ時間である。Tdは金属パーテ
ィクルのジャンピング運動により絶えず変化する。そこ
で判定部30はT1発生の時刻t。からT、か発生する
時刻t、を検出し、T1とT!の時間幅がT1≦T、に
なっているかどうかで判定する。即ちステップS1でT
1≧T、か否かを調べ、YESであればステ。
プS2で連続してこの関係にあるか否かを調へ、YES
であれば金属パーティクルの運動が発生していると判定
する。
であれば金属パーティクルの運動が発生していると判定
する。
また判定部30は時間T、、T、における発生回数N、
、N、を比較し、金属パーティクルがタンク壁だけで跳
ねているのか、導体までジャンプしているのかを宇ll
定する。即ちステップS3においてN1≧N、か否かを
調へ、YESの場合N、、N、か等しいか略等しければ
タンクリ1!て跳ねていると判定し、N、>N、てあれ
ば導体までノヤンプしていると判定する。
、N、を比較し、金属パーティクルがタンク壁だけで跳
ねているのか、導体までジャンプしているのかを宇ll
定する。即ちステップS3においてN1≧N、か否かを
調へ、YESの場合N、、N、か等しいか略等しければ
タンクリ1!て跳ねていると判定し、N、>N、てあれ
ば導体までノヤンプしていると判定する。
−1−記のように本発明の装置によれば金属パーティク
ルかタンク壁たけて跳ねているのか導体までンヤンプし
ているのかを容易に判断することかできる。
ルかタンク壁たけて跳ねているのか導体までンヤンプし
ているのかを容易に判断することかできる。
1(発明の効果
以上のように請求項(1)の発明によれば次のような優
れた効果か得られる。
れた効果か得られる。
(1)タンクにハンドホールを設け、このハンドホール
内に超音波センサーを設置するとともに、検出面以外を
超音波吸収材で覆ったので、タンク壁の風雨による超音
波を除去し、コロナ放電による超音波を適確に検出する
ことができるようになり、予測保全の信頼性の向上が図
れる。
内に超音波センサーを設置するとともに、検出面以外を
超音波吸収材で覆ったので、タンク壁の風雨による超音
波を除去し、コロナ放電による超音波を適確に検出する
ことができるようになり、予測保全の信頼性の向上が図
れる。
(2)絶縁ガス中の超音波を検出しているので、タンク
壁や外の超音波による影響を受けることなく正確な検出
か行える。
壁や外の超音波による影響を受けることなく正確な検出
か行える。
(3)1個の超音波センサーにより絶縁ガス中コロナ放
電の発生と金属パーティクルの発生を区別して検出する
ことができる。
電の発生と金属パーティクルの発生を区別して検出する
ことができる。
特に金属パーティクルの運動では導体にパーティクルが
当たった時でもガス中に超音波が発生しているので、パ
ーティクルかタンク壁に当たらない運動になっている時
でも検出が可能である。
当たった時でもガス中に超音波が発生しているので、パ
ーティクルかタンク壁に当たらない運動になっている時
でも検出が可能である。
また請求項(2)の発明によれば次のような優れた効果
が得られる。
が得られる。
(1)タンクにハンドホールを設け、このハンドホール
内に超音波センサーを設置するとともに、検出面以外を
超音波吸収材で覆ったので、タンク壁の風雨による超音
波を除去し、コロナ放電による超音波をノ内確に検出す
ることかできるようになり、予測保全の信頼性の向」二
か図れる。
内に超音波センサーを設置するとともに、検出面以外を
超音波吸収材で覆ったので、タンク壁の風雨による超音
波を除去し、コロナ放電による超音波をノ内確に検出す
ることかできるようになり、予測保全の信頼性の向」二
か図れる。
(2)超音波センサーと振動センサーの信号発生回数N
、、N、を調へ、両者を比較、判定しているので、金属
パーティクルがタンク壁たけて跳ねているのか、導体ま
でジャンプしているのかが容易に判定できる。タンク壁
に設けた振動センサーだけては、金属パーティクルが導
体までジャンプしているのかタンク壁で跳ねているのか
を区別することが難しかったか、ガス中に設けた超音波
センサーにより導体にパーティクルか当たった時の超音
波を検出しているので容易に区別できる。
、、N、を調へ、両者を比較、判定しているので、金属
パーティクルがタンク壁たけて跳ねているのか、導体ま
でジャンプしているのかが容易に判定できる。タンク壁
に設けた振動センサーだけては、金属パーティクルが導
体までジャンプしているのかタンク壁で跳ねているのか
を区別することが難しかったか、ガス中に設けた超音波
センサーにより導体にパーティクルか当たった時の超音
波を検出しているので容易に区別できる。
(3)タンク壁に雨、風か当たって信号T、が発生して
も、絶縁ガス中に超音波が伝搬しないので信号T!は発
生せず、このため誤動作することがない。
も、絶縁ガス中に超音波が伝搬しないので信号T!は発
生せず、このため誤動作することがない。
第1図〜第9図は請求項(1)の発明の実施例を示し、
第1図は装置全体の構成説明図、第2図は要部説明図、
第3図は各部の信号波形図、第4図はパルス発生時間分
布11tll定回路の出力を示す分布特性図、第5図は
超音波の発生状況を示す説明図、第6図〜第9図は各々
超音波センサーの詳細な具体例を示す構成説明図、第1
0図および第11図は請求項(2)の発明の実施例を示
し、第10図は装置全体の構成説明図、第11図は各部
の信号波形図である。 1・ ガス絶縁電力機器のタンク、2・・・導体、3゜
3−1及び3−2・・・超音波センサー、3A・・・超
音波検出用セラミ’7り板、4 ・ノ\ントホール、5
.5−1及び5−2・超音波吸収材、6,26・・・ア
ンプ、7.27・・・フィルタ、8,2B・・・検波回
路、9 微分回路、10・・・パルス発生回路、11・
・・パルス発生時間分布all+定回路、12・・周期
性判定回路、29a、29b・・発生時間測定回路、3
0・・判定部。 外1名 第2図 要部説明図 第3図 パルス発生時間の分布特性図 第5図 超音波の発生状況を示す説明図 第6図 超音波センサーの他の例を示す1a或説明図第7図 超音波センサーの他の例を示す構成説明図超音波センサ
ーの他の例と示す構成説明図第9図(a) 超音波センサーの正面図 第8図の超音波センサーの縦断面図
第1図は装置全体の構成説明図、第2図は要部説明図、
第3図は各部の信号波形図、第4図はパルス発生時間分
布11tll定回路の出力を示す分布特性図、第5図は
超音波の発生状況を示す説明図、第6図〜第9図は各々
超音波センサーの詳細な具体例を示す構成説明図、第1
0図および第11図は請求項(2)の発明の実施例を示
し、第10図は装置全体の構成説明図、第11図は各部
の信号波形図である。 1・ ガス絶縁電力機器のタンク、2・・・導体、3゜
3−1及び3−2・・・超音波センサー、3A・・・超
音波検出用セラミ’7り板、4 ・ノ\ントホール、5
.5−1及び5−2・超音波吸収材、6,26・・・ア
ンプ、7.27・・・フィルタ、8,2B・・・検波回
路、9 微分回路、10・・・パルス発生回路、11・
・・パルス発生時間分布all+定回路、12・・周期
性判定回路、29a、29b・・発生時間測定回路、3
0・・判定部。 外1名 第2図 要部説明図 第3図 パルス発生時間の分布特性図 第5図 超音波の発生状況を示す説明図 第6図 超音波センサーの他の例を示す1a或説明図第7図 超音波センサーの他の例を示す構成説明図超音波センサ
ーの他の例と示す構成説明図第9図(a) 超音波センサーの正面図 第8図の超音波センサーの縦断面図
Claims (2)
- (1)ガス絶縁電力機器のタンクにハンドホールを設け
、このハンドホール内に超音波センサーを設置するとと
もに、その検出面以外を超音波吸収材で覆い、リード線
をタンク外に引き出して測定部に接続し、 前記測定部を、前記超音波センサーで検出した超音波信
号を検波し、該検波出力信号を微分し、該微分出力信号
を一定幅のパルス信号に変換する波形整形回路と、前記
波形整形回路の出力信号に基づいて基準時間内に生じる
パルスの分布を測定するパルス発生時間分布測定回路と
、前記パルス発生時間分布測定回路の測定結果に基づい
てパルスの発生時間に周期性が有るか否かを判定する周
期性判定回路とで構成し、 前記周期性判定回路の判定結果に基づいて、発生する超
音波がコロナ放電時の超音波であるか金属パーティクル
の運動による超音波かを判別することを特徴とする絶縁
ガス中金属異物検出装置。 - (2)ガス絶縁電力機器のタンクにハンドホールを設け
、このハンドホール内に超音波センサーを設置するとと
もに、その検出面以外を超音波吸収材で覆い、リード線
をタンク外に引き出して測定部に接続し、 前記ガス絶縁電力機器のタンク壁に振動センサーを設け
、該センサーのリード線を前記測定部に接続し、 前記測定部を、前記超音波センサーの検出信号を検波し
て信号の発生時間T_1および発生回数N_1を求める
第1発生時間測定回路と、前記振動センサーの検出信号
を検波して信号の発生時間T_2および発生回数N_2
を求める第2発生時間測定回路とで構成し、前記発生時
間T_1とT_2を比較して金属パーティクルの運動発
生の有無を判定するとともに、前記発生回数N_1とN
_2を比較して金属パーティクルがタンク壁で跳ねてい
るか、又は絶縁ガス中の導体までジャンプしているかを
判定する判定部を設けたことを特徴とする絶縁ガス中金
属異物検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2303290A JP2940142B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 絶縁ガス中金属異物検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2303290A JP2940142B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 絶縁ガス中金属異物検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04175669A true JPH04175669A (ja) | 1992-06-23 |
JP2940142B2 JP2940142B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=17919172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2303290A Expired - Lifetime JP2940142B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 絶縁ガス中金属異物検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2940142B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107390066A (zh) * | 2017-08-07 | 2017-11-24 | 中国电力科学研究院 | 判断气体绝缘输电线路喷涂层微粒运动状态的方法及装置 |
-
1990
- 1990-11-08 JP JP2303290A patent/JP2940142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107390066A (zh) * | 2017-08-07 | 2017-11-24 | 中国电力科学研究院 | 判断气体绝缘输电线路喷涂层微粒运动状态的方法及装置 |
CN107390066B (zh) * | 2017-08-07 | 2020-09-11 | 中国电力科学研究院 | 判断气体绝缘输电线路喷涂层微粒运动状态的方法及装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2940142B2 (ja) | 1999-08-25 |
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