JPH04175650A - 穀物水分測定装置 - Google Patents

穀物水分測定装置

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JPH04175650A
JPH04175650A JP30368190A JP30368190A JPH04175650A JP H04175650 A JPH04175650 A JP H04175650A JP 30368190 A JP30368190 A JP 30368190A JP 30368190 A JP30368190 A JP 30368190A JP H04175650 A JPH04175650 A JP H04175650A
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hopper
roll
grains
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Kengo Muramatsu
健吾 村松
Hiroshi Asahara
浅原 宏
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Shizuoka Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、穀粒水分測定装置に係り、特に−対のロー
ル電極間で試料穀粒を一粒毎に圧砕し、その際試料を介
在させた状態での両電極間の電気抵抗を検出して試料穀
粒の水分を測定するものの改良に間する。
[従来の技術] 従来の技術としては、本出願人がした日本国出願、実開
昭64−40056号(例−1)及び実開平1−142
854号(例−2)がある。
第11〜15図により従来の技術を説明する。
第11〜14図において、符号1で示す穀物水分測定装
置は、乾燥、機の機構2の開口2aに臨む位置に装着す
るべく、試料採取部3と、この試料採取部3からの試料
供給を受けて試料を圧砕するロール電極部4と、このロ
ール電極部4及び試料採取部3とをそれぞれに駆動する
駆動機構5とからなる。
前記試料採取部3は、前記乾燥機の機構2に添う基台6
の凹窩部6aに、試料採取用のホッパ31を嵌挿すると
ともに、このホッパ31の中心に嵌挿する回転軸32と
、該回転軸32に固定してホッパ31内で回転する搬送
プレート33及び前記ホッパ31の上面を覆うシャッタ
板34とて構成する。前記ホッパ31は傾斜して設ける
とともに、その底面の上方には穀粒の供給口31aを、
下方には排出口31bt−設けている。前記回転軸32
の下端には駆動力を受けるためのベベルギア32aを設
けている。又、前記搬送プレート33にはその円周方向
外縁に複数箇所の切欠き33aを設けて、そこに穀粒を
一粒あて嵌合させて前記ホッパ31の底面を支えとして
周方向へ搬送する、さらに前記シャッタ板34には、所
定角度にわたる開口34aを形成し、該シャッタ板34
が回転するに連れて、前記開口2aに対向する位置に開
口34aを停止すると乾燥機内(実際には乾燥機の搬送
機構)を落下する穀粒をホッパ3I内へ取り込むことが
できる。
前記ロール!極部4は、基台6に対して垂直に形成する
隔壁6bに軸受け部6Cにより回転自在;こ支持された
一の回転軸(第13図の符号55)に固定された一方の
ロール電極41と、これと所定の間隙を形成して設けた
他方のロール電極42とからなり、前記試料採取部3の
供給口31aの下方に位置して設けられる。なお、符号
43.43は各ロール電極42.42に接続した電極端
子であり、44.45はそれぞれロール電極面の掃除を
行うための回転ブラシと固定ブラシである。
−又、46は試料の落下経路に沿って試料が脇へ飛んで
行かないように設けたガイドである。
前記駆動機構5は、前記隔壁6bの前記ロール電極部4
とは異なる面に設けたギア4!11とこれらに駆動力を
あたえるモータ51とからなる。前記モータ51の出力
軸51aにギア51bを固定する。又、このギア51b
に係合するギア52aを固定した回動軸52を前記隔壁
6bに回動自在に設け、かつその他端には電極支持プレ
ート53を回動自在に嵌挿する。
この電極支持プレート53には、さらに前記ギア52a
に係合するギア54aを回転自在に支持する回転軸54
を設け、その他端に前記ロール電極部4の他方のロール
電極42を固定している。
さらにこの電極支持プレート53は、前記隔壁6bに形
成した突起6dとの間に掛けわたして、前記一対のロー
ル電極41.42をそれぞれ接近する方向に付勢する第
1のスプリング53aに係合するとともに、基台6に設
けたストッパ6eに当接して、両電極間の間隙を調節規
制する調整螺子53bを有する。
前記ギア54aに係合するギア55aは、前記一方のロ
ール電極41を固定した回転軸55の他端に固定されて
いる。なお、前記ギア55a及び52aに係合するギア
56aは、隔壁6bに回転自在に支持された回転軸56
に固定され、その他端に固定されたベベルギア56’b
を介して、前記試料採取部3の回転軸32の下端のベベ
ルギア32aに動力を伝達し、前記搬送プレート33及
び前記シャッタ板34を回転させる。
そして、符号57は、前記ギア56aに形成したカム5
6bによって作動するリミットスイッチであり、所定の
シーケンスによって作動する水分測定の停止制御を行う
ものである。
加えて、例−2の構成においては第15図に示すように
、試料穀粒が大粒であるときに、試料を押えて両ロール
電極41,42間に噛み込み易くするため、カム7及び
第2のスプリング8によって作動する押し込み部材9を
設けた試料押圧機構を設けている。
a  [発明が解決しようとする問題点コ ゛ところで
、上記の構成になる穀物水分測定装置には次のような問
題点があった。即ち、ア、穀粒が大粒であるどきには、
押し込み部材9を設けるこζが必要となり、ロール電極
のロール径を大きくすること及び試料の押し込み部材を
設ける関係で全体の構成が大きくなってコストの上昇を
招く不都合が生じた。
イ、採取した試料穀粒に塵埃が混入しているときは、前
記搬送プレートの切欠きで穀粒以外の塵埃を試料として
供給することが生じ、それが両電極間に落下して、測定
精度を低下させる原因ともなっていた。又、その精度の
低下した測定値を一定の基準に基づいて、除外するよう
にすれば、さらに測定回数を増やして測定を行うので、
測定時間が延長するという不都合が生じる。
つ、前記試料採取部において、時に試料が搬送プレート
の切欠きから完全に排除されないで、ホッパの周囲壁と
で穀粒を挟み込んで、搬送プレートがロックして回転で
きなくなる不都合が生じることがあった。あるいは、そ
の残粒が次回の測定時に試料として混入する不都合が生
じていた。
[発明の目的コ そこで、この出願の発明は、上記不都合を解消するため
に、次のような目的を有する。即ち、第1発明は、試料
穀粒の両電極間への押し込みを容易確実に行いうるコン
パクトで安価な穀物水分測定装置を提供することにあり
、 第2発明は、乾燥機内から採取する試料穀粒に混入する
塵埃を効率よく自動的に排除し、もって測定の誤差を少
なくした穀物水分測定装置を提供することにあり、 第3発明は、試料穀粒が搬送プレートによって確実に搬
送されることはもちろんその穀粒が確実に排除されて、
該搬送プレートの回転がロックしたり、前回の試料が次
の測定時に混入して精度を低下させることのない穀物水
分測定装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達するため、この出願の第1の発明は、一対
のロール電極間にて試料穀粒を一粒毎に圧砕し、該ロー
ル電極間に生じた電気抵抗値を検出して試料穀粒の水分
値を測定するものにおいて、基台に垂直に設けた隔壁と
、該隔壁に支持された一の回転軸に固定した一方のロー
ル電極と、前記隔壁に回動自在に支持された回動軸と、
前記回動軸に回動自在に支持された電極支持プレートと
、該電極支持プレートに回転自在に支持された他の回転
軸及U該他の回転軸に固定した他方のロールミ極と、前
記隔壁に設けたモータの2動力を前記一対のロール電極
のそれぞれの回転軸に伝達して、互いに逆方向に回転さ
せる駆動機構と、前記電極支持プレートにその一端を係
止し、その他端を前記基台もしくは隔壁に係止して、前
記一対のロール電極が互いに接近する方向に付勢せしめ
る第1のスプリングと、前記他の回転軸に回動自在に嵌
挿した試料押し込み部材と、前記回動軸に一端を係止し
、他端を前記試料押し込み部材に係止して、該試料押し
込み部材が前記一対のロール電極間に試料穀物を押し込
む方向に付勢する第2のスプリングと、前記回動軸に固
定され、その回転によって前記試料押し込み部材を前記
第2のスプリングの付勢方向と反対の方向に押すカムと
を具備したことを特徴とし、 第2発明は、基台に設けた一対のロール電極間にて試料
穀粒を一粒毎に圧砕し、該ロール電極間に生じた電気抵
抗値を検出して試料穀粒の水分値を測定するものにおい
て、前記基台に形成した凹窩部に傾斜させて嵌挿したも
ので、上面を開放し底面の傾斜上方には前記一対のロー
ル電極間に試料を落下供給するための試料供給口を、下
方には塵埃排出口を設けたホッパと、前記ホッパの中心
に嵌挿した回転軸と、前記回転軸に装着され、その回転
に連れてホッパ内傾斜下方から傾斜上方へと試料穀粒を
搬送する切欠きを周縁部に設けるとともに、試料穀粒の
通過を阻止する程度の幅で中心から放射状に配置した複
数の細孔を有する搬送プレートと、前記回転軸に固定し
、前記ホッパの上面を覆う形状でその一部に試料穀粒を
受け入れるための開口を設けたシャッタ板とを具備した
ことを特徴とし、 第3発明は、第2発明の構成に加えて、前記ホッパの底
面であって、前記搬送プレートが回転する方向の、前記
試料供給口の前方に位置して、前記搬送プレートの切欠
きと対向する位置に設けた弾性体からなる突起部材と、
前記ホッパの底面てあフて、前記搬送プレートが回転す
る方向の、前記突起部材の前方において形成した穀粒の
排除溝とを設けたことを特徴とする。
[作 用] この出願の発明は上記の通りの構成であるから、それぞ
れ次のように作用する。即ち、第1発明では、ホッパに
採取された試料穀粒を搬送プレートの切欠きにより一粒
ずつ搬送して試料供給を行う。試料は一対のロール電極
の間に落下し、さらに押し込み部材の作用により、容易
に押し込まれて両電極間で圧砕され、そのどき通電によ
って生じる電気抵抗を検出して、その検出値に基づいて
穀粒の水分値を決定することができる。
第2発明では、試料採取部のホッパからの試料穀粒の供
給を行う際、搬送プレートを回転させると、その上側に
ある穀粒及び混入する塵埃は搬送プレート上面を滑り落
ちることとなり、そのとき搬送プレートに形成した複数
の細孔から塵埃のみが落下し、さらにホッパの、底面上
を滑落して塵埃排出口を経て、乾燥機内に戻されること
となり、試料穀粒中から塵埃を分離するので、両電極間
には試料として適切な穀粒のみが供給されることになる
。従って毎回の測定は確実に穀粒を対象とじて行われ、
測定精度を向上させる。
第3発明では、前記搬送プレートの切欠きによって運ば
れた試料穀粒が、試料供給口の上方を通過しても何らか
の理由で、例えば穀粒自体に穂切れがついていたりして
、落下しない場合に、前記供給口の前方において、残留
している試料穀粒を確実に排除する弾性体からなる突起
部材を設けているので、もしも切欠きに試料穀粒がはま
ったままで供給口を通過しても、突起部材によって漏れ
なく跳ね飛ばされることとなり、搬送プレートのロック
現象を生ずることがなく円滑な測定が行われると同時に
、残粒が次回の測定試料に混入することもない。
[実施例コ 次にこの出願の発明を図示した実施例に基づいて詳細に
説明する。なお、従来例と共通する部分には同じ符号を
付して説明を省略する。
第1〜3図において、改良した試料押圧機構を示す。ま
ず前記−の回転軸55に固定したロール電極41と、他
の回転軸54に固定し・たロール電極42とを所定の間
隙をもって対向回転するように設置する。この両ロール
電極41.42の間に供給された試料穀粒10を押し込
む作用を果たす押し・込み部tオ9を前記他の回転軸5
4にロール電(ケ42と開広で回動可能に嵌挿する。
この押し込み部材9は、前記回転軸54に装着されるボ
ス部9aと、前記ロール電極42に電極面4.2 aに
対してわずかな間隙(1mm以下)で対向する円弧状の
内周面9bと、さらに前記ロール電極420周面に沿っ
て回動して両電極間に試料穀粒を押し込む先端部9cと
、後述のカムに当接するロール部9d及びこのロール部
9dを装着する軸部9eとを有する構成とする。
一方、前記回動軸52の軸端52bには、前記押し込み
部材9の軸部9eとの間に掛けわたされたスプリング8
を係止するとともに、前記押し込み部材90ロ一ル部9
dと当接するカム7を回動軸52に固定して、カム7の
回転につれて前記押し込み部(オ9が前記回転軸54を
中心にして図の右回り方向に押戻され(第3図)、さら
にカム7が回転してスプリング80作用で図の左回り方
向に回動する如く、往復揺動自在とする。
次に第4〜10図により前記試料採取部3の改良した構
成を示す。図において、ホッパ31の中心に支持する前
記回転軸32には搬送プレート33、シャッタ板34及
びへベルギア32aがそれぞれ固定されている。前記シ
ャッタ板34は半円形に近い抜き穴を設けて所定角度に
わたる開口34aを形成している。又、前記搬送プレー
ト33は、周縁に沿フて複数個の切欠き33a、33a
、・・を形成するとともに、中心部から放射状に延びる
形状に複数の細孔33bJ33b、・・を設ける。
さらに前記ホッパ31には傾斜した上方に位置して試料
穀粒を前記電極間に供給する供給口31a、を、下方に
は前記搬送プレート33の細孔33bを通過した塵埃を
落下させるための塵埃排出口31bをそれぞれ設ける。
又、このホッパ31には、第6.7図から明らかなよう
に周方向壁面に残余の穀粒を排出するための開放部31
cを形成する。そして、前記供給口31aの、前記搬送
プレート33の回転前方に位置してその切欠き33aと
対向するように、第8図に示す弾性体からなる突起部材
31dを設ける。この突起部材31dは、上端が前記搬
送プレート33の上面とほぼ同等の高さとする。
さらに、この突起部材31dを設ける部分のホッパ31
の底面31eは、他の部分の底面31fより若干低く形
成して、弾性体である突起部材31dを容易に曲がりや
すくする。そして、これより前記開放部31cに向けて
はさらに一段低くして排出穀粒が流れやすいように穀粒
の排除溝31gを設ける。
次にこの出願の発明の作用について説明する。
所定のプログラムタイマ等により起動されるモータ51
は所定時間間隔で、−度に一回から数回の測定動作を行
う。即ち、モータ51の駆動力はギア51bからギア5
2aに伝えられ順次各ギアを動かす。前記ベベルギア3
2aを介して駆動される回転軸32はシャッタ板34を
回転させて、開口部34aを乾燥機壁の開口2aに対向
する位置に合わせて所定時間停止する。これにより、前
記開口部34aから乾燥機内の穀粒をホッパ31内へ取
り込むことができる。
取り込まれた穀粒は、ホッパ31内の前記搬送プレート
33の上面に収容される。そして回転軸32がさらに回
転すると、シャッタ板34はホッパ31の上面を覆い、
新たな穀粒の流入を阻止し、一方前記搬送プレート33
の切欠き33aには傾斜したホッパ31の下方を通過す
るとき試料穀粒を一粒ずつ嵌合させて、回転に連れて傾
斜上方へ搬送する。又、この時前記搬送プレート33の
回転により、ホッパ31の底部にある穀粒は、下方から
上方へと運ばれるが、切欠き33aに嵌合していない穀
粒は上方から下方へと滑落する。その際、前記搬送プレ
ート33に形成した細孔33b、33b、  ・・から
細かい塵埃のみを落下させる。搬送プレート33から落
下した塵埃は、ホッパ31の底面上をも滑落して塵埃排
出口31bから再び乾燥機の中に戻る。もちろん乾燥機
自体は塵埃の除去機構を備えているので、徐々に穀粒と
塵埃の選別分離が進む。
又、前記搬送プレート33の切欠き33aに嵌合してい
る穀粒は、通常は前記ホッパ31の上方に設けた試料供
給口31aに対向する位置に至れば、成文えがなくなる
ので落下するはずであるが、穂切れなどがあって落下し
ないこともある。そのような場合には、第10図に示す
ように、搬送プレート330回転に連れて、前記突起部
材31dはしなって曲がっているが、切欠き33aに対
向する位置に至れば、弾力によって形状復帰して、切欠
き33aに嵌合している穀粒を跳ね飛ばす作用を果たす
。これにより、前記搬送プレート33の切欠き33aに
嵌合している穀粒は、確実に排除されるので、前記開放
部31cに臨むホッパ310周壁との間でロック現象を
起こすことがなくなった。
ざらに、前記供給口3]aから前記ロール電極41.4
2の間に供給された試料穀粒10は、カム7及びスプリ
ング8の作用で間欠的に揺動する試料の押し込み部材9
によって、確実に両ロール電極間に押し込まれる。押し
込まれた試料穀粒10は、両ロール電極41.420回
転によって圧砕される。このとき、通電を行って両電極
間の電気抵抗値を検出する。検出値を安定的に得るため
に、前記電極支持プレート53はスプリング8の付勢に
より一定の圧砕圧力を維持している。このようにして、
試料穀粒が大粒であっても円滑に、両電極間で穀粒を圧
砕して水分の測定を行うことができる。そして、圧砕後
の測定試料かすは、ロール電極41.42の回転に連れ
て、ブラシ44.45で除去される。特に前記試料の押
し込み部材9の円弧状の内周面9bは、ロール電極42
の電極面42aに対してわずかな間隙で対向するよう設
けであるので、前記電極面42aに付着している試料か
すを幸便に除去する作用をも果たす。
[発明の効果コ この出願の発明は、上記の通りの構成により次の効果を
奏する。
第1発明では、■試料の押し込み部材が従来の構成に比
べて格段に小さくなり、水分測定装置全体を小型化する
ことができた。0両ロール電極は試料穀粒が大径であっ
ても、その径を小さくすることができて、装置全体の小
型化につながった。10両ロール電極の電極面は、それ
ぞれその表面に大小の溝を形成して穀粒の噛み込み及び
圧砕をしやすくしているが、その溝につまる大きな試料
かすを、押し込み部材で取り除くことができる。
第2発明では、■取り込んだ試料中に混入する塵埃を自
動的に分離して穀粒のみをロール電極間に供給すること
ができて、測定の精度を向上させることができた。
第3発明では、■穀粒の形状や穂切れの有無に関係なく
、搬送プレートの切欠きに残る穀粒を確実に除去するこ
とができて、測定に支障をきたすロック現象を解消8す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の第1発明の実施例を示す正面図、第
2図はその側面図、第3図は同じくその作用を示す説明
図、第4図はこの出願の第2、第3発明の試料採取部を
示すもので、第5図のA −A線、第6図のB−B線及
び第7図のC−C線における断面図、第5図は第4図の
D−D矢視図、第6図は第4図のE−E断面図、第7図
は第4図のF−F断面図、第8図は第7図のG−G断面
図、第9図は第7図のH−H断面図、第10図は同じく
突起部材の作用を示す説明図であり、第11〜15図は
従来例を示すもので、第11図は第12図のに−に断面
図、第12図は第11図のL−L断面図、第13図は第
12図の一部を破断して示すM−N矢視図、第14図は
第11図のN−N矢視図、第15図は要部の構成を示す
説明図である。 1は穀物水分測定装置、 3は試料採取部、31はホッパ、31aは供給口、31
b!、を塵埃排出口、31cは開放部、31−dは突起
部材、31gは排除溝、32は回転軸、33は搬送プレ
ート、33aは切欠き、33bは細孔、34はシャッタ
板、34aは開口部、4はロール電極部、41.42は
ロール電極、43は電極端子、44は回転ブラシ、45
は固定ブラシ、46はガイド、 5は駆動機構、51はモータ、52は回動軸、53は電
極支持プレート、 54.55.56は回転軸、 51b、52a、54a、55a、56aはギア、53
aはスプリング、53bは調整螺子、56bはカム、5
7はリミットスイッチ、。 6は基台、6aは凹窩部、6bは隔壁、6cは軸受け部
、6dは突起、6eはストッパ、7はカム、8はスプリ
ング、9は押し込み部材、9bは内周面、9cは先端部
である。 特許出願人    静岡製機株式会社 代表者鈴木重夫 第2図 第3図 第4図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 、31a

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対のロール電極間にて試料穀粒を一粒毎に圧砕
    し、該ロール電極間に生じた電気抵抗値を検出して試料
    穀粒の水分値を測定するものにおいて、次のA〜J項の
    構成を具備したことを特徴とする穀物水分測定装置。 A、基台に垂直に設けた隔壁、 B、該隔壁に支持された一の回転軸に固定した一方のロ
    ール電極、 C、前記隔壁に回動自在に支持された回動軸、D、前記
    回動軸に回動自在に支持された電極支持プレート、 E、該電極支持プレートに回転自在に支持された他の回
    転軸及び該他の回転軸に固定した他方のロール電極、 F、前記隔壁に設けたモータの駆動力を前記一対のロー
    ル電極のそれぞれの回転軸に伝達して、互いに逆方向に
    回転させる駆動機構、 G、前記電極支持プレートにその一端を係止し、その他
    端を前記基台もしくは隔壁に係止して、前記一対のロー
    ル電極が互いに接近する方向に付勢せしめる第1のスプ
    リング、 H、前記他の回転軸に回動自在に嵌挿した試料押し込み
    部材、 I、前記回動軸に一端を係止し、他端を前記試料押し込
    み部材に係止して、該試料押し込み部材が前記一対のロ
    ール電極間に試料穀物を押し込む方向に付勢する第2の
    スプリング、 J、前記回動軸に固定され、その回転によって前記試料
    押し込み部材を前記第2のスプリングの付勢方向と反対
    の方向に押すカム。
  2. (2)基台に設けた一対のロール電極間にて試料穀粒を
    一粒毎に圧砕し、該ロール電極間に生じた電気抵抗値を
    検出して試料穀粒の水分値を測定するものにおいて、次
    のK〜N項の構成を具備したことを特徴とする穀物水分
    測定装置。 K、前記基台に形成した凹窩部に傾斜させて嵌挿したも
    ので、上面を開放し、底面の傾斜上方には前記一対のロ
    ール電極間に試料を落下供給するための試料供給口を、
    下方には塵埃排出口を設けたホッパ、 L、前記ホッパの中心に嵌挿した回転軸、 M、前記回転軸に装着され、その回転に連れてホッパ内
    傾斜下方から傾斜上方へと試料穀粒を搬送する切欠きを
    周縁部に設けるとともに、試料穀粒の通過を阻止する程
    度の幅で中心から放射状に配置した複数の細孔を有する
    搬送プレート、 N、前記回転軸に固定し、前記ホッパの上面を覆う形状
    でその一部に試料穀粒を受け入れるための開口を設けた
    シャッタ板。
  3. (3)次の構成を具備したことを特徴とする請求項2記
    載の穀物水分測定装置。 O、前記ホッパの底面であって、前記搬送プレートが回
    転する方向の、前記試料供給口の前方に位置して、前記
    搬送プレートの切欠きと対向する位置に設けた弾性体か
    らなる突起部材、 P、前記ホッパの底面であって、前記搬送プレートが回
    転する方向の、前記突起部材の前方において形成した穀
    粒の排除溝。
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