JPH0417460Y2 - - Google Patents

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JPH0417460Y2
JPH0417460Y2 JP1985152360U JP15236085U JPH0417460Y2 JP H0417460 Y2 JPH0417460 Y2 JP H0417460Y2 JP 1985152360 U JP1985152360 U JP 1985152360U JP 15236085 U JP15236085 U JP 15236085U JP H0417460 Y2 JPH0417460 Y2 JP H0417460Y2
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band
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line
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Priority to GB8621709A priority patent/GB2180223B/en
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は帯封付き容器、例えば、上面及び底面
がほぼ偶数正多角形の折畳み式容器であつて、こ
れに安定した帯封を巻付けたものに関する。
〔技術的背景〕
食品を充填した容器は、糊付けされて蓋を閉じ
ることもあるが、容器に開封することや、開封後
の容器を調理用容器として使用するためには、容
器そのものを何ら破損させずに開封できることが
望ましく、そのため容器を帯封により掛けまわす
ことが考えられる。しかし、上面と底面の対応す
る1組の辺が3次元的に平行でないものにおいて
は、従来の直線的帯では安定した帯封をなすこと
が困難であつた。
特に、帯封付き容器は、一般に折曲げ部に復元
力が働き、所定折畳み形状より脹む傾向がある
が、該容器を例えば内容物の調理等のために使用
するときには、接着剤等により所定折曲がり状態
により保持することは接着剤等が溶解する恐れが
あり好ましくない。
また、折畳み式容器は折曲部の復元力により上
面中央部に穴が形成されることがあり、この穴を
通して内容物が汚れ、あるいは容器内に異物が侵
入するという問題がある。
さらに、例え折畳み式容器が内容物充填後シユ
リンク加工する場合であつても、シユリンク加工
時には一時的にでも所定折畳み状態を保持するこ
とが望ましいが、従来の折畳み式容器ではこのよ
うなことは接着剤や粘着テープを使用しない限り
不可能であつた。
本考案は折畳み式容器の上記問題に鑑みなされ
たものであつて、折畳み式容器を接着剤や粘着テ
ープを使用せずして、所定の折畳み状態に安定し
て保持し、かつ折畳み式容器の上面中央の穴ある
いは隙間を有効に塞ぐ帯封を有する折畳み式容器
を提供することを目的とする。
本考案は、さらに、該容器を調理容器として使
用する場合、その調理方法等を容器以外のものに
記載することができ、容器底面に記載した場合の
ように容器を裏返さなければ調理方法等を知るこ
とができないという問題を発生させない折畳み式
容器を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するための本考案の構成上の特
徴とするところは、上面及び底面が偶数正多角形
であつて、上面及び底面の対応する1組の辺が3
次元的に平行でない容器と、上面の対向辺が両端
部となるように形成された帯上面部、帯上面部の
両端部から同一傾斜で延在する四辺形の2つの帯
側面部、及び上面の対向辺と対応する底面の対向
辺が両端部となるように形成され、上記2つの帯
側面部の間に存在する帯底面部からなる帯封とか
らなることである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。まず、折畳み式容器について説明する内側と
なる面を上にして示す第2図において、上面にワ
ツクス加工、ポリエチレンのラミネート加工等の
防水処理が施された紙板材1が円形に切断され
る。板材1の中央には正八角形の底板部2が位置
決めされ、その各底板部辺4に谷折り線が施され
る。なお、本明細書において谷折り線及び山折り
線という用語が使われるが、これは各折り線とも
折り線加工時には単なる折り線加工すなわち罫線
加工、あるいはミシン目加工が施され、その後の
容器形成のための折畳み時にそれぞれ、谷折り又
は山折りになされることを意味するものとする。
底板部2の各頂点101ないし108からは、
放射状に放射状谷折り線6が底板部2の外周上の
点111ないし118まで施される。また、放射
状折り線6の中間点121ないし128を結ぶ中
間折り線8にはミシン目加工が施される。
頂点101ないし108からは、さらに、放射
状折り線101,111ないし108,118に
対し時計方向にα=22.5°傾斜した山折り線から
なる第1ひだ線10が中間折り線8との交点13
1ないし138まで設けられる。交点131ない
し138からは、第1ひだ線10対し時計方向に
β=22°傾斜したミシン目山折り線からなる第2
ひだ線12が底板部2の外周上の点141ないし
148まで設けられる。
続いて、上記構成の板材1の折畳み方法につい
て説明する。まず、第3図に示すように、底板部
4を谷折りし、放射状折り線6を谷折りし、第1
ひだ線10及び第2ひだ線12を谷折りして、概
ね底付円筒状とする。次に、第2ひだ線12の両
側の、放射状折り線6と中間折り線8とによつて
囲まれた面を間隙なく折重ねてこれを時計方向に
ほぼ水平になるまで押倒す。この時、中間折り線
8のうち同一頂点101ないし108から出た放
射状折り線6と第1ひだ線10とによつて挟まれ
部分は山折りとなり他の部分は谷折りとなる。こ
の折畳みを順次隣接の第2ひだ線12について行
い、全部のひだ線12について折畳みが完了する
と蓋付の容器が完成する。
完成した容器は、第4図に示すように、底面部
2の周縁部に、底板部辺4と中間折り線8とによ
つて囲まれ、ひだを設けて円筒状に形成された側
面部と、中間折り線8の外側部分を放射状折り線
6と第2ひだ線12とにおいて交互に反対側へ折
曲げて重ね合せ、第2ひだ線の終端点141ない
し148を底板部2のほぼ中心にあるように水平
の折曲げた蓋部から構成される。
一方、帯封50は、第5図に示すように、容器
1の上面すなわち蓋部内の略矩形131,13
4,135,138にほぼ等しい帯上面部A11
21,1134,1135,1138と、仮想側
面部134,104,105,135及び13
1,101,108,138に等しく、上記帯上
面部Aに対して等しい傾斜角rで延びた帯側面部
B,C1121,1101,1108,1138
及び1134,1104,1105,1135
と、上記帯側面部Cから延びて、底面部2内の矩
形104,105,108,101に等しい帯底
面部D1104,1101,1108,1105
とからなる。
ここで、傾斜角rは、第4図において矩形13
4,135,138,131と矩形135,13
4,104,105を一平面内に展開ときとき
の、直線135,138と135,105のなす
角度にほぼ等しい。そして、帯底面部Dの一辺
に、帯底面部Dと帯側面部Bを連結するためのの
りしろEが設けられる。
帯封50は、第1図に示すように、容器1のま
わりに掛廻され、のりしろEを帯側面部Bの裏面
に貼付する。ところで、容器の充填物が調理材料
で、容器をそのまま調理用容器として使用して電
子レンジ等により調理する場合には、帯封50に
調理方法等を記載しておく。また、帯封50の付
された充填済容器は所望によりシユリンク包装が
なされる。
また、帯封50は、上記実施例では矩形等の連
結として形成されているが厳密にこれらの形状に
制御されるものではなく、これらに類似した形状
であつても、帯封材の柔軟性を利用して帯封とし
て十分機能するものを形成することができる。
〔考案の効果〕
本考案は、上述の通り直線的でない帯体を巻付
けるものであり、上面と底面の対応する1組の辺
が3次元的に平行でない容器において蓋を閉じた
状態を安定して保持することができ、積重ねた保
管やシユリンク包装加工に便利であり、また容器
の上面中央の穴あるいは隙間を有効に塞ぐことが
できる効果を有する。
また、帯封は容器から容易に取りはずし及び再
装置が可能であり、内容物を確認したり処理を加
えた後再び容器の蓋の閉塞状態を保持することが
できる。さらに、容器を電子レンジ等による調理
用容器として使用する場合、帯封に調理方法を記
載することにより、従来のように容器を裏返した
り横に倒したりして調理方法を見なければならな
いという問題も発生させない効果を有する。
一方、上記実施例の容器においては、比較的凹
凸部の多い容器に帯状平面部を形成するため、製
品名、商標、価格等を広い面積にわたつて見やす
く表示することができるだけでなく、突出部によ
るシユリンク包装の破損を有効に防止できる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の帯封付き折畳み式容
器の斜視図、第2図は容器を形成する板材の加工
説明図、第3図は折畳み途中の容器の斜視図、第
4図は完成した容器の斜視図、第5図は帯封の平
面図である。 1……板材、2……底面部、4……底面部辺、
6……放射状折り線、8……中間折り線、10…
…第1ひだ線、12……第2ひだ線、50……帯
封、A……帯上面部、B,C……帯側面部、D…
…帯底面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上面及び底面が偶数正多角形であつて、上面
    及び底面の対応する1組の辺が3次元的に平行
    でない容器と、上面の対向辺が両端部となるよ
    うに形成された帯上面部、帯上面部の両端部か
    ら同一傾斜で延在する四辺形の2つの帯側面
    部、及び上面の対向辺と対応する底面の対向辺
    が両端部となるように形成され、上記2つの帯
    側面部の間に存在する帯底面部からなる帯封と
    からなることを特徴とする帯封付き容器。 2 上記容器が、折畳み式容器である実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の帯封付き容器。
JP1985152360U 1985-09-10 1985-10-04 Expired JPH0417460Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985152360U JPH0417460Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04
US06/904,275 US4795082A (en) 1985-09-10 1986-09-08 Container with sealable band
AU62406/86A AU579748B2 (en) 1985-09-10 1986-09-08 Container with sealable band
GB8621709A GB2180223B (en) 1985-09-10 1986-09-09 Container with sealable band
KR1019860007595A KR870002990A (ko) 1985-09-10 1986-09-10 밀봉 밴드가 부착된 용기
KR2019910000604U KR910007704Y1 (ko) 1985-09-10 1991-01-16 밀봉 밴드가 부착된 용기

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985152360U JPH0417460Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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JPS6260514U JPS6260514U (ja) 1987-04-15
JPH0417460Y2 true JPH0417460Y2 (ja) 1992-04-20

Family

ID=31070267

Family Applications (1)

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JP1985152360U Expired JPH0417460Y2 (ja) 1985-09-10 1985-10-04

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JPS5118173U (ja) * 1974-07-26 1976-02-09
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JPS6260514U (ja) 1987-04-15

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