JPH04174466A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04174466A
JPH04174466A JP2301802A JP30180290A JPH04174466A JP H04174466 A JPH04174466 A JP H04174466A JP 2301802 A JP2301802 A JP 2301802A JP 30180290 A JP30180290 A JP 30180290A JP H04174466 A JPH04174466 A JP H04174466A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ等の画像
形成装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の画像形成装置、例えば、フルカラー複写機にお
いて、イエロー、マゼンタ、シアンの画像濃度制御は、
単に各色毎の画像濃度を所望の範囲内に制御するばかり
でなく、3色のカラーバランスを保つことが必要である
。例えば、マゼンタの画像濃度が他の2色に比べて高い
と、全体的に赤みがかった画像になってしまう。
このカラーバランスを保つためには、白黒コピーのよう
に、トナー付着量が多少変化しても画像濃度が殆ど変化
しない程度の飽和現像をすることが考えられるが、フル
カラーで飽和現像を行なうと、現像ガンマが高くなって
中間調の再現性が悪くなり、又、画像の色が暗くなり、
更には、トナー付着量が多すぎて転写紙のカールが発生
する等の不具合が有る。
従って、飽和現像ではなく、狙いのトナー付着量によっ
て画像濃度を所定の範囲内に維持しつつ、カラーバラン
スを保つことが必要である。
このように画像濃度を所定範囲内に維持するためには、
現像装置内のトナー濃度を所定範囲内に維持する必要が
有る。しかし、カラー現ゝ像剤は着色剤、極性制御剤、
樹脂、キャリア材質等の制約が多く、現像剤帯電量の環
境や経時による変動が比較的大きいので、仮にトナー濃
度を所定範囲内に維持しても画像濃度の変化が生じてし
まう。更に、この現像剤帯電量の変動が各色のトナーで
異なるので、カラーバランスを保つことも出来なくなる
恐れが有る。
そこで、イエロー、マゼンタ、シアン夫々の現像装置内
に夫々設けられたトナー濃度検知手段の出力とトナー濃
度制御値とに基づいて、対応する現像装置のトナー補給
手段のトナー補給動作を制御し、これにより、トナー濃
度を所定範囲内に維持すると共に、像担持体上に検知用
の基準潜像を形成し、基準潜像を各現像装置で現像して
得られた基準画像の画像濃度を画像濃度検知手段で検知
し、画像濃度検知手段の出力と画像濃度制御目標値とに
基づいて、対応する現像装置のトナー濃度制御値を補正
し、これにより、画像濃度を所定の範囲内に維持する画
像形成装置が提案されている。
又、このような画像形成装置においては、補給用トナー
が少なかったり、たまたま、トナー消費の多い原稿を複
写したりする等の一時的な原因で、−時的なトナー濃度
の変動(補給用トナーを補充したり、トナー濃度検知手
段の出力とトナー濃度制御値とに基づくトナー補給手段
のトナー補給動作の制御を継続したりすることにより、
トナー濃度が所定範囲内に復帰して所望の画像濃度を得
られるような変動)が発生した場合に、画像濃度検知手
段の出力と画像濃度制御目標値とに基づくトナー濃度制
御値の補正を実行すると、過剰なトナー補給につながる
可能性が有る。よって、トナー濃度検知手段の出力がト
ナー濃度制御値から一定以上はずれている場合(上記の
一時的なトナー濃度の変動による可能性が高い)には、
画像濃度検知手段の出力と画像濃度制御目標値とに基づ
くトナー濃度制御値の補正を行なわないようにしている
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来技術においては、画像濃度検知手段の出
力と画像濃度制御目標値とに基づく現像装置のトナー濃
度制御g値の補正を、画像形成動作中にのみ実行してい
るので、複数の現像装置についてトナー濃度制御値の補
正が必要な場合にも時期をずらしてトナー濃度制御値の
補正をせざるを得すに、カラーバランスが逆に大きく崩
れる恐れがあるという問題点が有った。
例えば、マゼンタ、イエロー、シアンの3色とも、現像
剤帯電量の変動によりトナー濃度制御値の補正が必要で
あるにも拘らず、特定の色の単色コピーが連続して行な
われて、その色のみトナ゛−濃度制**の補正が実行さ
れる場合には、他の2色との画像濃度差が逆に拡大して
カラーバランスが大きく崩れてしまう。又、同様に3色
とも現像剤帯電量の変動によりトナー濃度制御値の補正
が必要であるにも拘らず、特定の色について、たまたま
、トナー濃度検知手段の出力がトナー濃度制御値から一
定以上はずれていて、画像濃度検知手段の出力と画像濃
度制御目標値とに基づくトナー濃度制御値の補正が行な
われない場合にも、他の色との画像濃度差が拡大してカ
ラーバランスが大きく崩れてしまう。
又、従来技術において、トナー濃度検知手段の出力とト
ナー濃度制御値とに基づくトナー補給手段のトナー補給
動作の制御を、画像形成動作中にのみ実行しているので
、画像濃度検知手段の出力と画像濃度制御目標値とに基
づくトナー濃度制御値の補正を行なってから、この補正
の効果が現われるまでに時間がかかり、この間に形成さ
れる画像がカラーバランスの崩れたものになってしまう
恐れがあるという問題点が有った。
例えば、トナー濃度を高くするようなトナー濃度制御値
の補正が行なわれた現像装置を用いて、たまたま、トナ
ー消費が多い原稿を連続して複写する場合には、画像形
成動作中のトナー補給のみでは、補正後のトナー濃度制
御値に対応するトナー濃度になるまでに時間がかかり、
この間に形成される画像がカラーバランスの崩れたもの
になってしまう。
更に、従来技術においては、トナー濃度検知手段の出力
とトナー濃度制御値とに基づくトナー補給手段のトナー
補給動作の制御を、画像形成動作中にのみ実行している
ので、トナー補給手段によるトナー補給量の上限が現像
装置の現像剤撹拌能力で決まってしまい(画像形成動作
中に現像剤撹拌能力を超える量のトナーを補給すると、
画像の地汚れやトナー飛散の原因になる)、二〇′トナ
ー補給量の上限に応じて、トナー濃度制御値の1回の補
正量を比較的小さく設定する必要が有り、トナー濃度が
所望の画像濃度に対応するトナー濃度になるまでに時間
がかかり、この間に形成される画像がカラーバランスの
崩れたものになってしまう恐れがあるという問題点が有
った。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、イエロー
、マゼンタ、シアン夫々の現像装置内に夫々設けられた
トナー濃度検知手段の出力とトナー濃度制御値とに基づ
いて、対応する現像装置のトナー補給手段のトナー補給
動作を制御すると共に、像担持体上に検知用の基準潜像
を形成し、基準潜像を各現像装置で現像して得られた基
準画像の画像濃度を画像濃度検知手段で検知し、画像濃
度検知手段の出力と画像濃度制御目標値とに基づいて、
対応する現像装置のトナー濃度制御値を補正する画像形
成装置において、トナー補給動作の制御やトナー濃度制
御値の補正の、各現像装置間における実行時期のずれに
基づくカラーバランスの悪化を防止することが出来る画
像形成装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、イ
エロー、マゼンタ、シアン夫々の現像装置を有する画像
形成装置において、 各現像装置内に夫々設けられたトナー濃度検知手段と、 該トナー濃度検知手段の出力とトナー濃度制御値とに基
づいて、対応する現像装置のトナー補給手段のトナー補
給動作を制御するトナー補給制御手段と、 像担持体上に検知用の基準潜像を形成する基準潜像形成
手段と、 該基準潜像を各現像装置で現像して得られた基準画像の
画像濃度を画像濃度検知手段で検知した出力に基づいて
、対応する現像装置のトナー濃度制御値の補正値を演算
する補正値演算手段と、該画像濃度検知手段によってイ
エロー、マゼンタ、シアンの全ての現像装置について該
基準画像の画像濃度が検知された後に、各現像装置に対
応する該トナー濃度制御値を、対応する該補正値に基づ
いて補正するトナー濃度制御値補正手段とを設けたこと
を特徴とするものであり、 請求項2に係る発明は、イエロー、マゼンタ、シアン夫
々の現像装置を有する画像形成装置において、 各現像装置内に夫々設けられたトナー濃度検知手段の出
力とトナー濃度制御値とに基づいて、対応する現像装置
のトナー補給手段のトナー補給動作を制御するトナー補
給制御手段と、 像担持体上に検知用の基準潜像を形成する基準潜像形成
手段と、 該基準潜像を各現像装置で現像して得られた基準画像の
画像濃度を検知する画像濃度検知手段と、該画像濃度検
知手段の出力と画像濃度制御目標値とに基づいて、対応
する現像装置のトナー濃度制御値を補正するトナー濃度
制御値補正手段と、画像非形成期間中に、該トナー濃度
制御値補正手段による補正後のトナー濃度制御値に応じ
たトナー濃度になるまで、対応する現像装置に対し、該
トナー補給制御手段によるトナー補給動作の制御を実行
させるトナー濃度安定化制御手段とを設けたことを特徴
とするものであり、 請求項4に係る発明は、イエロー、マゼンタ、シアン夫
々の現像装置を有する画像形成装置において、 各現像装置内に夫々設けられたトナー濃度検知手段の出
力とトナー濃度制御値とに基づいて、対応する現像装置
のトナー補給手段のトナー補給動作を制御するトナー補
給制御手段と。
像担持体上に検知用の基準潜像を形成し、該基準潜像を
各現像装置で現像して得られた基準画像の画像濃度を画
像濃度検知手段で検知し、該画像濃度検知手段の出力と
画像濃度制御目標値とに基づいて、対応する現像装置の
トナー濃度制御値を補正するトナー濃度制御値補正手段
と、画像非形成期間中に、該画像濃度検知手段の出力が
該画像濃度制御目標値になるまで、対応する現像装置に
対し、該トナー濃度制御値補正手段による該トナー濃度
制御値の補正及び該トナー補給制御手段によるトナー補
給動作の制御を実行させる画像濃度安定化制御手段とを
設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
請求項1に係る発明は、補正値演算手段で、基準潜像を
各現像装置で現像して得られた基準画像の画像濃度に基
づいて、対応する現像装置のトナー濃度制御値の補正値
を演算し、画像濃度検知手段によってイエロー、マゼン
タ、シアンの全ての現像装置について該基準画像の画像
濃度が検知された後に、各現像装置に対応するトナー濃
度制御値を、対応する補正値に基づいて補正し、これに
上り、イエロー、マゼンタ、シアンの全ての現像装置に
ついてほぼ同時期にトナー濃度制御値の補正を行なうよ
うに作用するものである。
請求項2に係る発明は、トナー濃度安定化制御手段で、
画像非形成期間中に、トナー濃度制御値補正手段による
補正後のトナー濃度制御値に応じたトナー濃度になるま
で、対応する現像装置に対し、トナー補給制御手段によ
るトナー補給動作の制御を実行させ、これにより、比較
的早期に・補正後のトナー濃度制御値に応じたトナー濃
度に安定させるように作用するものである。
請求項4に係る発明は、画像濃度安定化制御手段で、画
像非形成期間中に、画像濃度検知手段の出力が画像濃度
制御目標値になるまで、対応する現像装置に対し、トナ
ー濃度制御値補正手段によるトナー濃度制御値の補正及
びトナー補給制御手段によるトナー補給動作の制御を実
行させ、これにより、比較的早期に画像濃度制御目標値
に応じた画像濃度に安定させるように作用するものであ
る。
〔実施例] 本発明を画像装置であるカラー複写機に適用した第1実
施例を第1図及び第2図に基づいて説明する。
先ず、カラー複写機全体の概略について説明する。
第1図において、原稿台l上の原稿を照明装置2で照射
し、その反射光は走査ミラー3、レンズ4を介し、色分
解フィルター5で色分解され、帯電した感光体6に照射
され、感光体6表面に潜像を形成する。
感光体6の廻りには、黒現像装置7、イエロー現像装置
8、マゼンタ現像装置9、シアン現像装置10、給紙装
置11から送られてくる転写紙にトナー像を転写する転
写ドラム装置12、クリーニング装置13が配置されて
いる。
そして、ブルーの光に色分解された潜像はイエロー現像
装置8で、グリーンの光の潜像はマゼンタ現像装置って
、レッドの光の潜像はシアン現像装置10でそれぞれ現
像が行われ、各色のトナー像を形成することが出来る。
シアン現像装置1゜と給紙ドラム装置12の間には、図
示しない転写前露光部が設けられ、潜像電位を低下させ
転写を行い易くする。転写ドラム装置12とクリーニン
グ装置13との間には、クリーニング前帯電器14が設
けられ、転写されずに感光体に残留したトナーを一様に
帯電し、該残留トナーはクリーニング装置13のクリー
ニングスリーブ上のマグブラシによりクリーニングされ
て除去される。15は給電帯電器で、感光体6の電位を
略ゼロ■にし、次の作像を開始する。
転写ドラム装置12は誘電体フィルムの転写ドラムを用
い、給紙袋[11がら送られてくる転写紙はレジストロ
ーラ16により転写ドラムとタイミングを合わせ、転写
ドラムのクランパーに取り付けられ、転写位置に移動す
る。転写チャージャ17の作用により、感光体6上のト
ナー像は転写紙に転写され、この転写紙は転写ドラムに
密着し、フルカラーコピーの場合、3乃至4回転の必要
回数の転写が繰り返される。転写が終了すると、転写紙
はクランパーを開放して転写ドラムから離され、定着装
置18に送られ、定着されてカラーコピーが得られる。
上記各色の現像装置7,8,9.10は、主に現像器7
a、8a、 9a、10aと、トナー収容手段たるトナ
ーカートリッジ7b(イエロー現像装置8、マゼンタ現
像装置9、シアン現像装置lOのトナーカートリッジは
第1図で各現像装置の奥側に配置されており、図示を省
略する)とから構成されている。各現像器は、その感光
体6に面した開口部に矢印方向に回転駆動される現像ロ
ーラ、底部に現像剤撹拌手段たるパドル、底部の現像器
壁面にトナー濃度検知手段たる透磁率センサー7c、8
c、9c、10cを有しており、このパドルでトナーと
キャリヤとからなる現像剤を混合撹拌しながら現像ロー
ラ上に補給すると共に透磁率センサーで現像剤のトナー
濃度を検知している。黒現像装置7のトナーカートリッ
ジ7bは、下部の現像器7aへのトナー排出部に、モー
ター7dにより回転駆動される補給ローラ7eを有して
いる。このモーター7dはモーター駆動回路7fによっ
て駆動される。又、イエロー現像装置8、マゼンタ現像
装置9.シアン現像装置lOの各トナーカートリッジ(
不図示)は、それぞれ対応する現像器内にトナーを補給
するトナー搬送手段(不図示)で連絡されており、これ
らの搬送手段はそれぞれモーター及びモーター駆動回路
(いずれも不図示)によって駆動される。
上記コンタクトガラス1の一側縁の端部には基準潜像形
成用の基準濃度板19が設けられている。
これは複写すべき原稿の露光工程において原稿と共に露
光走査されて感光体上の原稿画像領域外に基準潜像を形
成する。
上記クリーニング前帯電器14よりも感光体6回転方向
上流側の感光体表面には上記基準潜像を現像装置で現像
して得た基準画像の画像濃度を検知するための光学セン
サー20が配置されており、この光学センサー20は感
光体表面に向けて光を照射する発光素子と感光体表面か
らの反射光を受光する光電変換素子とから構成されてい
る。
上記各透磁率センサー7c、8c、9c、10C及び光
学センサー20はそれぞれ図示しないA/D変換器を介
して、各モーター駆動回路(7f等)は直接に、マイク
ロコンピュータのインターフェイス(Ilo)21に接
続されている。このマイクロコンピュータ−は主にマイ
クロプロセッサ(CPU)22、読み出し専用メモリ(
ROM)23、読み出し書き込みメモリ(RAM)24
及びl1021から構成されている。
以下、トナー濃度制御について説明する。
本実施例のトナー濃度制御は、各現像装置について、夫
々、透磁率センサーの出力Vtに基づき、補給ローラを
回転制御するトナー補給制御のトナー濃度制御基準値■
t、を、基準画像の濃度を光学センサー20で検知した
検知出力Vpに基づいて、この現像像の濃度が所望の濃
度Vpoになるように補正するにあたり、基準画像の光
学センサー20による検知によって、トナー濃度制御基
準値V℃、を補正すべきときに、光学センサー20によ
る検知及び補正量の演算後直ちにトナー濃度制御基準値
■t、を補正するのではなく、イエロー、マゼンタ、シ
アンの全ての現像装置について基準画像の光学センサー
20による検知及びその検知出力Vpに基づくトナー濃
度制御基準値の補正値の演算が終了したときに、各現像
装置に対応する該トナー濃度制御値を、対応する該補正
値に基づいて補正するものである。
先ず、透磁率センサーの出力Vtとトナー濃度制御値V
t。に基づくトナー補給制御について説明する。
透磁率センサーは、あるトナー濃度範囲ではトナー濃度
が濃くなるほどその出力Vtが直線的に小さくなるよう
な特性を持つ。この特性を利用して、透磁率センサーの
出力Vtが所望のトナー濃度に対応するトナー濃度制御
値Vt、より大きい場合に補給ローラを回転駆動してト
ナーの補給動作を行う。このトナー補給制御は、コピー
動作毎に行う。なお、画像現像中にトナー補給動作を行
うと、現像画像の濃度が画像の途中で変わってしまう等
の不具合を発生させる恐れが有り、又、パドル等が回転
していないときにトナー補給動作を行うとトナーの帯電
不足によるトナー飛散等を発生させる恐れが有るので、
トナーの補給動作自体は感光体上の静電潜像後端が現像
ローラを通過し終わる画像現像終了から転写紙を機外に
排出するまで(連続コピー中は次の静電潜像先端が現像
ローラに到達するまで)の期間で行う、1回のトナー補
給動作における補給トナーの量は補給ローラの回転駆動
時間に比例するので、この回転駆動時間を例えば透磁率
センサーの出力とトナー濃度制御値■t、どの差に応じ
て定める。この関係を演算式としてROM23に記憶し
ておき、この演算式により、RAM24から読み出した
透磁率センサー高力Vtと同じ(RAM24から読み出
したトナー濃度制御値Vt、を用いて補給ローラの回転
駆動時間を演算し、これで求めた回転駆動時間の間、l
1021よりモータ駆動回路7fに駆動信号を出力する
ことにより補給ローラを回転駆動してトナー補給を行う
次に、光学センサー2o出力に基づくトナー濃度制御値
vL、の補正制御について説明する。
ここで、トナー濃度制御値Vt、の補正制御は、トナー
濃度が一定であっても現像剤の帯電量等の現像特性が変
化してしまえば、画像濃度が所望の画像濃度にならない
ので、基準画像を光学センサー20で検知して、その検
知出力が所望の画像濃度対応する画像濃度制御目標値■
p、になるように、トナー濃度制御4IIVt、を補正
するものである。
この画像濃度制御目標値■p、は、■光学センサー20
の出力と感光体上のトナー付着量との間に一定の関係が
あるので、所望の画像濃度に対応する光学センサー20
の出力を実験でもとめて、この出力値を固定的な画像濃
度制御目標値Vpaとして用いることが出来る。又、■
新しい現像剤(キャリア)が現像器に投入されたときに
、特定の条件で基準画像を形成し、これを検知したとき
の光学センサー20の出力Vpを画像濃度制御目標値V
p、として用いても良い。更に、■操作者等による現像
バイアスの調整等による画像濃度調整後の基準画像を検
知した光学センサー20の出力を画像濃度制御目標値V
psとして用いても良い。尚、この■■によって画像濃
度制御目標値■p、を決める場合は、トナー付着量の変
化による光学センサー20出力の変化度(センサー感度
)が大きくなるように、画像濃度制御目標値Vp。
を決定するための基準画像形成時の条件(現像バイアス
など)を設定することが望ましい。
以下、本実施例のトナー濃度制御値Vt、の補正制御を
第2図に基づいて具体的に説明する。
トナー濃度制御値Vt。の補正制御は、通常は50枚の
コピー毎に行う、先ず、枚数レジスタに記憶されている
累積コピー枚数を読み出して、50の倍数か否かによっ
てトナー濃度制御値vt、の補正制御のための基準画像
の検知を行うタイミングか否かを判断する(ステップ1
)。検知タイミングでない場合は、通常のコピー動作の
メインフローに戻る(ステップ2)。逆に検知タイミン
グであると判断すると、検知の対象になっている現像装
置(ここでは、シアンの現像装置)についての最新のコ
ピーにおける透磁率センサー8cの検知出力VtcをR
AMから読み出しくステップ3)、この検知出力がトナ
ー濃度制御値Vtc。を中心とする所定範囲(Vtc、
±a)内か否かを判断する(ステップ4)。この定数a
は、過剰なトナー補給につながる可能性が高い一時的な
トナー濃度の変動に対応するものであり、実験的に定め
る。
ここで、透磁率センサー8cの検知出力Vtcがこの所
定範囲内ではないと判断すると、過剰なトナー補給等を
防止するためにトナー濃度制御値■t、の補正制御に入
らないで、基準画像の形成及びこの検知の間隔をコピー
50枚からコピー10枚に切り換えて(ステップ5)、
メインフローに戻る(ステップ6)。
逆に、透磁率センサー8cの検知出力Vtcがこの所定
範囲内であると判断する場合は、基準画像の形成(基準
パターン作成)及び光学センサー20(Pセンサー)に
よる検知を行ない(ステップ7.8)、その検知出力V
pcが画像濃度制御目標値Vpc、を中心とした所定の
範囲(V p c m±b)内か否かを判断する(ステ
ップ9)。この定数すは、光学センサー2oの感度等の
種々の条件で適宜定める。
ここで、検知出力Vpcがこの所定範囲内であると判断
する場合は、現状のトナー濃度M御値VtC,を補正値
Vtc、’として、RAMに設けられたアドレス100
1に格納する(ステップ10)。
検知出力Vpcがこの所定範囲内ではないと判断する場
合は、次に、検知出力Vpcがこの所定範囲よりも大き
いが否がを判断する(ステップ11)。
ここで・検知出力Vpcがこの所定範囲よりも大きいと
判断する場合は、現状のトナー濃度制御値Vtc、から
定数Cを減じた値を補正値Vtc。′として、上記アド
レス1001に格納する(ステップ12)。この定数C
は所望の画像濃度を得るためのトナー濃度にするという
観点と、パドル等による現像器内での現像剤の撹拌能力
によって実験的に定めるものである。
逆に検知出力Vpcがこの所定範囲よりも小さいと判断
する場合はくステップ11でN)、i状のトナー濃度制
御値Vtc、に定数Cを加えた値を補正値Vtc。′と
して、上記アドレス1001に格納する(ステップ13
)。
以上のトナー濃度制御値Vtc、の補正値Vtc。
′の演算が終了した後に基準画像の形成及びこの検知の
間隔をコピー50枚に設定しくステップ14、現状が間
隔50枚であればそのまま)、シアン、マゼンタ、イエ
ローの全ての現像装置について基準画像の検知が終了し
たかを判断する(ステップ15)。この判断は、例えば
、基準画像の光学センサー20検知出力の読み込み時(
ステップ8)にセットされ、後述するトナー濃度制御値
■t。の補正時(ステップ17)にリセットされる、各
現像装置毎の状態フラグを用いて判断することが出来る
ここで、全ての現像装置についての基準画像の検知が終
了していないと判断する場合は、基準画像の検知が終了
している現像装置についてもトナー濃度制御値Vt。の
補正を行なわずにメインフローに戻る(ステップ16)
逆に全ての現像装置についての基準画像の検知が終了し
ていると判断する場合は、各現像装置についてのトナー
濃度制御値Vt。の補正値Vt。゛(シアンの■tc、
’ 、マゼンタのVtm、’ 、イエローVty*’)
をRAMのアドレスxooi、1002.1003から
読み出して、これを対応する現像装置のトナー濃度制御
値Vt、(シアンの■tc、、マゼンタのVtm、、イ
エローのV t y * )を格納しているRAMのア
ドレスに格納することにより、トナー濃度制御値■t0
の補正を実行する(ステップ17)。
以上、本実施例においては、基準画像の検知の結果、ト
ナー濃度制御値Vt。が補正を要しないときも、補正値
Vt。′として現状のトナー濃度制御値■t、をメモリ
に一時格納しているが、これに代え、トナー濃度制御値
Vt。が補正を要しないときは基準画像の検知が終了し
たこと、又は、トナー濃度制御値■も、の補正要否を判
断した結果補正不要の結果であることを、例えばフラグ
を用いて記憶し、このフラグを用いてトナー濃度制御値
Vt。
の補正時(ステップ17)に、対応する現像装置のトナ
ー濃度制御値Vt、を現状のまま維持するようにしても
良い。
又、上記実施例においては、トナー濃度制御値■t、の
補正値として、補正後の(補正を実行したとすればその
値を取るであろうところの)トナー濃度制御値vt、’
を演算して、これをメモリに一時格納しているが、これ
に代え、現状のトナー濃度制御値■t、と補正後の(補
正を実行したとすればその値を取るであろうところの)
トナー濃度制御値vt、’との差を補正値としてメモリ
に一時格納し、この差としての補正値をトナー濃度制御
値Vtゆの補正時(ステップ17)に対応する現像装置
のトナー濃度制御値■t、に加えるようにしても良い。
更に、基準画像の検知直後には光学センサー20の検知
出力Vpのみをメモリに一時格納し、トナー濃度制御値
Vt、の補正時(ステップ17)にこの検知出力Vpを
用いて対応する現像装置のトナー濃度制御値■t、の補
正値の演算及び演算結果によるトナー濃度制御値Vt。
の補正を実行するようにしても良い。
次に、本発明の第2実施例について第1図及び第3図を
用いて説明する。
本実施例は、画像非形成期間である原稿の複写であるコ
ピー動作を行なっていない期間に、光学センサー20の
検知出力■pに基づくトナー濃度制御値Vt。の補正後
に、補正後のトナー濃度制御値■t、に応じたトナー濃
度になるまで、対応する現像装置に対しトナー補給又は
トナーの消費を行なわせるものである。
第3図において、先ず、シアン、マゼンタ、イエローの
全ての現像装置について、夫々光学センサー20の検知
出力に基づくトナー濃度制御値■も。の補正を行なう。
(ステップ1)。このトナー濃度制御値Vt。の補正は
、第1実施例と同様に、基準画像の光学センサー20に
よる検知出力が所定範囲(Vp。±b)より大きいとき
にトナー濃度御値Vt、から定数Cを減じ、この所定範
囲より小さいときにトナー濃度制御値■t、に定数Cを
加える。
秋に、上記の全ての現像装置について、後述するトナー
濃度安定化制御を実行したか否かを判断する(ステップ
2,3.4)。
ここで、全ての現像装置についてトナー濃度安定化制御
が実行法と判断する場合は、本制御を終了する。
逆に、何れか少なくとも一つの現像装置についてトナー
濃度安定化制御が実行されていないと判断する場合は、
実行したトナー濃度制御値■t、の補正の方向(定数C
の減算か加算か)で、トナー 、補給を行なうかトナー
消費を行なうかを判断する(ステップ5)。
実行したトナー濃度制御値Vt、の補正が定数Cを減じ
る補正の場合は、トナー補給クラッチを所定時間t1秒
ONして補給ローラを回転させトナーを補給し、その後
所定時間t3秒トナー補給クラッチをOFFした後に透
磁率センサーでトナー濃度を検知し、検知出力Vtが補
正後のトナー濃度制御1vt、’より小さいか否かを判
断する(ステップ6乃至ステップ11)。
ここで、検知出力Vtが補正後のトナー濃度制御値Vt
、’より小さくはないと判断する場合は、以上の所定時
間1.秒のトナー補給とその所定時間t2後のトナー濃
度検知・判断とを、検知出力VLが補正後のトナー濃度
制御値vt、’より小さいと判断するまで繰り返す(ス
テップ11でNの場合はステップ5に戻る)。
検知出力Vtが補正後のトナー濃度制御値Vt。
′より小さいと判断する場合は(ステップ11でY)、
その他の現像装置についてトナー濃度安定化制御が実行
されたか否かを判断しに戻る(ステップ2へ戻る)。
逆に実行したトナー濃度制御値Vt。の補正が定数Cを
加える補正の場合は、−様帯電をして露光しない高電位
部分を現像してトナー消費パターンを作成することによ
ってトナーを消費させ、その後透磁率センサーでトナー
濃度を検知し、検知出力Vtが補正後のトナー濃度制御
値vt、’以上であるか否かを判断する(ステップ12
乃至ステップ14)。このトナー消費パターンの形状・
大きさはクリーニング装置13の負担や狙いとするトナ
ー濃度の下げ量に応じて、例えば、帯電時間の制御や帯
電後の入レーサーの点等制御によって定める。
ここで、検知出力Vtが補正後のトナー濃度制御[Vt
、’以上ではないと判断する場合は、以上のトナー消費
パターン形成によるトナー消費とその後のトナー濃度検
知・判断とを、検知出力Vtが補正後のトナー濃度制御
値vt、’以上であると判断するまで繰り返す(ステッ
プ14でNの場合はステップ12に戻る)。
検知出力Vtが補正後のトナー濃度制御値Vt。
′以上であると判断する場合は(ステップ14でY)、
その他の現像装置についてトナー濃度安定化制御が実行
されたか否かを判断しに戻る(ステップ2へ戻る)。
以上の透磁率センサーによるトナー濃度の検知をしなが
らのトナー補給、又はトナー消費パターン形成によるト
ナー消費を透磁率センサーの検知出力が補正後のトナー
濃度制御値vt、’になるまでくり返すことがトナー濃
度安定化制御であり、これにより、各現像装置のトナー
濃度を早急に補正後のトナー濃度制御値■し、′に対応
するトナー濃度に安定化させることが出来る。
尚、本実施例のトナー安定化制御を実行する具体的時期
としては、例えば、電源投入時の定着装置の立ち上がり
のための待機時期、コピー終了後一定時間経過してから
の待機時期、最終コピー終了後の後回転動作時期などが
好ましい。
又、このトナー安定化制御中に操作者がコピー動作を開
始する(コピースタートボタンをONする)ときには、
トナー濃度安定化制御動作を中断するようにしても良い
次に、本発明の第3実施例について第1図及び第4図を
用いて説明する。
この実施例は、画像非形成期間である原稿の複写である
コピー動作を行なっていない期間に、光学センサー20
の検知出力Vpが画像濃度制御目標値■p、になるまで
、対応する現像装置に対し、光学センサー20の検知出
力Vpに基づ(トナー濃度制御値Vt、の補正、及び、
補正後のトナー濃度制御値■t、に応じたトナー濃度に
なるまでのトナー補給又はトナーの消費を行なうもので
ある。
第4図にいて、先ず、シアン、マゼンタ、イエローの内
の何れか1つの現像装置について透磁率センサーでトナ
ー濃度を検知し、検知出力Vtがトナー濃度制御値vt
、を中心とする所定の範囲(Vt、±a)内か否かを判
断する(ステップ1゜2)。この定数aは、上記の第1
実施例におけると同様に、過剰なトナー補給につながる
可能性が高い一時的なトナー濃度の変動に対応するもの
であり、実験的に定める。
ここで、透磁率センサーの検知出力Vpがこの所定範囲
内ではないと判断すると、過剰なトナー補給等を防止す
るために直ぐにはトナー濃度制御値■p、の補正制御に
入らないで、トナー濃度安定化制御を行なう(ステップ
3,4.l、2)。
即ち、トナー濃度が薄い場合は例えば所定時間のトナー
補給、トナー濃度が濃い場合は所定のトナー消費パター
ンの形成によるトナー消費を、夫々透磁率センサーによ
るトナー濃度検知を行ないながらその検知出力Vtが所
定範囲内になるまで繰り返す。このトナー消費パターン
は上記の第2実施例と同様にして形成することが出来る
逆に、透磁率センサーの検知出力Vpがこの所定範囲内
であると判断する場合は、基準画像の形成(基準パター
ン作成)及び光学センサー20(Pセンサー)による検
知を行ない(ステップ5゜6)、その検知出力Vpが画
像濃度制御目標値■p、を中心とした所定の範囲(Vp
。±b)内か否かを判断する(ステップ7)、この定数
すは、上記第1実施例におけると同様に、光学センサー
20の感度等の種々の条件で適宜定める。
ここで、検知出力Vpがこの所定範囲内であると判断す
る場合は、現状のトナー濃度制御値VtC0を補正する
ことなく、対象にしている現像装置についての本制御を
終了する。
検知出力Vpがこの所定範囲よりも大きいと判断する場
合は、現状のトナー濃度制御値Vt、を、このトナー濃
度制御値Vt、から定数dを減じた値に補正した後、例
えば所定時間のトナー補給を実行して、再び透磁率セン
サーによるトナー濃度の検知を行なう(ステップ8,9
.1)。この定数dは所望の画像濃度を得るためのトナ
ー濃度にするという観点と、パドル等による現像器内で
の現像剤の撹拌能力によって実験的に定めるものである
1例えば、光学センサー20の検知出力Vpと画像濃度
目標値■p、どの差に比例するように定める。
逆に検知出力Vpがこの所定範囲よりも小さいと判断す
る場合は、現状のトナー濃度制御値Vt。
を、このトナー濃度制御値Vt、に定数dを加えた値に
補正した後、所定のトナー消費パターンを形成してトナ
ーを消費させ、再び透磁率センサーによるトナー濃度の
検知を行なう(ステップ10゜11.1)。
以上の補正後のトナー濃度制御値Vt、を中心とする所
定範囲内へのトナー濃度安定化制御、及び画像濃度目標
値Vp。を中心とする所定範囲内への画像濃度安定化制
御を、夫々所定範囲内になるまで繰り返す。
これにより、この現像装置についてトナー濃度及び画像
濃度が所定の濃度になった後に、順次同様にして他の現
像装置についてもトナー濃度及び画像濃度が所定の濃度
になるように制御する。
尚、本実施例の制御を実行する具体的時期としては、第
2実施例と同様に、例えば電源投入時の定着装置の立ち
上がりのための待機時期、コピー終了後一定時間経過し
てからの待機時期、最終コピー終了後の後回転動作時期
などが好ましい。
又、この制御中に操作者がコピー動作を開始する(コピ
ースタートボタンをONする)ときには、制御動作を中
断するようにしても良い。
更に、以上の実施例においては、一つの現像装置につい
てトナー濃度及び画像濃度が所定の濃度になった後に、
順次他の現像装置についての制御を実行しているが、こ
れに代え、例えば、シアン、マゼンタ、イエローの様に
繰り返しながら徐々にトナー濃度及び画像濃度を所定の
濃度に近付けていくようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上のように、請求項1に係る発明によれば、イエロー
、マゼンタ、シアンの全ての現像装置について基準画像
の画像濃度が検知された後に、各現像装置に対応するト
ナー濃度制御値を対応する補正値に基づいて捕正し、こ
れにより、イエロー、マゼンタ、シアンの全ての現像装
置についてほぼ同時期にトナー濃度制御値の補正を行な
うので、各現像装置間におけるトナー濃度制御値の補正
の実行時期のずれに基づくカラーバランスの悪化による
色ずれを防止することが出来るという優れた効果がある
請求項2に係る発明によれば、画像非形成期間中に、ト
ナー濃度制御値補正手段による補正後のトナー濃度制御
値に応じたトナー濃度になるまで、対応する現像装置に
対しトナー補給制御手段によるトナー補給動作の制御を
実行させ、これにより、比較的早期に補正後のトナー濃
度制御値に応じたトナー濃度に安定させるので、カラー
バランスが比較的良好なカラー画像が形成出来、又、ト
ナー濃度不良による画像品質の不良も防止できるという
優れた効果がある。
特に、請求項3に係る発明によれば、トナー濃度検知手
段の出力とトナー濃度制御値とに基づいて、対応する現
像装置のトナーを消費させる動作を制御するトナー消費
制御手段を設け、トナー濃度安定化制御手段が、画像非
形成期間中に、上記トナー濃度制御値補正手段による補
正後のトナー濃度制御値に応じたトナー濃度になるまで
、対応する現像装置に対しトナー消費制御手段によるト
ナー消費動作の制御°を実行させるので、トナー濃度が
濃すぎる場合にも比較的早期に補正後のトナー濃度制御
値に応じたトナー濃度に安定させることが出来る。
請求項4に係る発明によれば、画像非形成期間中に、画
像濃度検知手段の出力が画像濃度制御目標値になるまで
、対応する現像装置に対しトナー濃度制御値補正手段に
よるトナー濃度制御値の補正及びトナー補給制御手段に
よるトナー補給動作の制御を実行させ、これにより、早
期に画像濃度制御目標値に応じた画像濃度に安定させる
ので。
カラーバランスが比較的良好なカラー画像が形成出来、
又、トナー濃度不良による画像品質の不良も防止できる
という優れた効果がある。
特に、請求項5に係る発明によれば、トナー濃度検知手
段の出力とトナー濃度制御値とに基づいて、対応する現
像装置のトナーを消費させる動作を制御するトナー消費
制御手段を設け、トナー濃度安定化制御手段が、画像非
形成期間中に、トナー濃度制御値補正手段による補正後
のトナー濃度制御値に応じたトナー濃度になるまで、対
応する現像装置に対しトナー消費制御手段によるトナー
消費動作の制御を実行させるので、画像濃度が濃すぎる
場合にも、早期に画像濃度制御目標値に応じた画像濃度
に安定させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るカラー複写機の概略構
成を示す正面図、 第2図は本発明の第1実施例に係る画像濃度制御のフロ
ーチャート、 第3図(a)、(b)、(c)は本発明の第2実施例に
係るトナー濃度制御のフローチャート、第4図は本発明
の第3実施例に係るトナー濃度及び画像濃度制御のフロ
ーチャートである。 7.8,9.10・・・現像装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イエロー、マゼンタ、シアン夫々の現像装置を有
    する画像形成装置において、 各現像装置内に夫々設けられたトナー濃度検知手段と、 該トナー濃度検知手段の出力とトナー濃度制御値とに基
    づいて、対応する現像装置のトナー補給手段のトナー補
    給動作を制御するトナー補給制御手段と、 像担持体上に検知用の基準潜像を形成する基準潜像形成
    手段と、 該基準潜像を各現像装置で現像して得られた基準画像の
    画像濃度を画像濃度検知手段で検知した出力に基づいて
    、対応する現像装置のトナー濃度制御値の補正値を演算
    する補正値演算手段と、該画像濃度検知手段によってイ
    エロー、マゼンタ、シアンの全ての現像装置について該
    基準画像の画像濃度が検知された後に、各現像装置に対
    応する該トナー濃度制御値を、対応する該補正値に基づ
    いて補正するトナー濃度制御値補正手段とを設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. (2)イエロー、マゼンタ、シアン夫々の現像装置を有
    する画像形成装置において、 各現像装置内に夫々設けられたトナー濃度検知手段の出
    力とトナー濃度制御値とに基づいて、対応する現像装置
    のトナー補給手段のトナー補給動作を制御するトナー補
    給制御手段と、 像担持体上に検知用の基準潜像を形成する基準潜像形成
    手段と、 該基準潜像を各現像装置で現像して得られた基準画像の
    画像濃度を検知する画像濃度検知手段と、該画像濃度検
    知手段の出力と画像濃度制御目標値とに基づいて、対応
    する現像装置のトナー濃度制御値を補正するトナー濃度
    制御値補正手段と、画像非形成期間中に、該トナー濃度
    制御値補正手段による補正後のトナー濃度制御値に応じ
    たトナー濃度になるまで、対応する現像装置に対し、該
    トナー補給制御手段によるトナー補給動作の制御を実行
    させるトナー濃度安定化制御手段とを設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  3. (3)上記トナー濃度検知手段の出力とトナー濃度制御
    値とに基づいて、対応する現像装置のトナーを消費させ
    る動作を制御するトナー消費制御手段を設け、 上記トナー濃度安定化制御手段が、画像非形成期間中に
    、上記トナー濃度制御値補正手段による補正後のトナー
    濃度制御値に応じたトナー濃度になるまで、対応する現
    像装置に対し、該トナー消費制御手段によるトナー消費
    動作の制御を実行させることを特徴とする請求項2記載
    の画像形成装置。
  4. (4)イエロー、マゼンタ、シアン夫々の現像装置を有
    する画像形成装置において、 各現像装置内に夫々設けられたトナー濃度検知手段の出
    力とトナー濃度制御値とに基づいて、対応する現像装置
    のトナー補給手段のトナー補給動作を制御するトナー補
    給制御手段と、 像担持体上に検知用の基準潜像を形成し、該基準潜像を
    各現像装置で現像して得られた基準画像の画像濃度を画
    像濃度検知手段で検知し、該画像濃度検知手段の出力と
    画像濃度制御目標値とに基づいて、対応する現像装置の
    トナー濃度制御値を補正するトナー濃度制御値補正手段
    と、 画像非形成期間中に、該画像濃度検知手段の出力が該画
    像濃度制御目標値になるまで、対応する現像装置に対し
    、該トナー濃度制御値補正手段による該トナー濃度制御
    値の補正及び該トナー補給制御手段によるトナー補給動
    作の制御を実行させる画像濃度安定化制御手段とを設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
  5. (5)上記トナー濃度検知手段の出力とトナー濃度制御
    値とに基づいて、対応する現像装置のトナーを消費させ
    る動作を制御するトナー消費制御手段を設け、 上記画像濃度安定化制御手段が、画像非形成期間中に、
    上記画像濃度検知手段の出力が該画像濃度制御目標値に
    なるまで、対応する現像装置に対し、該トナー消費制御
    手段によるトナー消費動作の制御を実行させることを特
    徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005202078A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Canon Inc 画像形成装置
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