JPH0417422A - Atm信号伝送装置 - Google Patents

Atm信号伝送装置

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JPH0417422A
JPH0417422A JP2122196A JP12219690A JPH0417422A JP H0417422 A JPH0417422 A JP H0417422A JP 2122196 A JP2122196 A JP 2122196A JP 12219690 A JP12219690 A JP 12219690A JP H0417422 A JPH0417422 A JP H0417422A
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JP
Japan
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scrambling
circuit
scrambler
atm
type
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JP2122196A
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Inventor
Hiroshi Yokota
博史 横田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ATM (Asynchronous Tr
ansfer M。
de)信号を伝送するATM信号伝送装置に関し、特に
そのようなATM信号伝送装置における伝送データのス
クランブルに有効な改良に関する。
従来の技術 従来より、複数の機器間でデータ伝送を行う伝送装置と
して、それぞれの機器からのデータを時分割多重して伝
送する回線交換方式を適用したものや、機器からのデー
タを一旦蓄積し、それぞれの機器ごとにひとまとめにし
て伝送するパケット伝送方式を適用したものなどが用い
られている。
上記回線交換方式は、種々の伝送速度の機器からのデー
タを混在させて伝送する場合には、伝送効率が低下しが
ちであるため、柔軟性の高い伝送を行うことが困難であ
る。一方、バケット交換方式は、データの蓄積やパケッ
トの生成のために複雑なソフトウェア処理を必要とする
ので、高速な伝送を行うことが困難である。
そこで近年、データを短いブロックに分割し、固定長で
簡潔な構成のセルを生成して伝送することにより、高速
で、かつ柔軟性の高い伝送を行い得るATM信号伝送装
置が提案されている。
ところで、データ伝送を行う際、スクランブラ回路を用
いて伝送データのスクランブルを行い、伝送される信号
のパターンをランダム化して伝送することがある。
上記データパターンのランダム化は、パターンジ、夕の
抑圧および同一符号連続確率の低減等のために行われる
。すなわち、伝送データ中に同一符号が長期間連続して
いると、受信側で、受信データに基づくクロンク成分の
抽出ができなくなるうえ、伝送信号がDC成分を含むこ
とになり、限られた伝送周波数帯域での正常な伝送が困
難になるなるなどの不都合が生じるからである。
また、スクランブルを行うとデータが暗号化されること
になるので、第3者に対するデータの機密性を高くする
ために行われることもある。
上記スクランブラ回路には、大きく分けて、リセット型
スクランブラ回路と自己同期型スクランブラ回路との2
つのタイプのものがある。
リセット型スクランブラ回路11は、例えば第7図に示
すように、ソフトレジスタユニット12、およびXOR
回路13から成るランダムデータ信号発生回路14と、
AND回路15と、XOR回路16とが設けられて構成
されている。上記ランダムデータ信号発生回路14は、
リセット信号が人力された時点から、所定のパターンで
、ランダムデータ信号を発生するようになっている。入
力データ信号は、スクランブル許可信号がONになって
いるときに、XoRII回路16によって上記ランダム
データ信号との排他的論理和がとられ、スクランブルさ
れるようになっている。
また、上記リセット型スクランブラ回路11は、そのま
まリセット型デスクランブラ回路としても用いることが
でき、スクランブルされたデータ信号を、スクランブラ
回路11と同一のランダムデータ信号との排他的論理和
をとることによって、元のデータ信号が得られるように
なっている。
この種のリセット型スクランブラ回路では、データ伝送
中にビットエラーが発生した場合、デスクランブルされ
た後のデータは、対応するピントだけがエラーとなる。
すなわち、それぞれのビ。
トが、他のビットのエラーの有無に左右されないので、
ビットエラーの影響を小さく抑えることができるという
利点を有している。
一方、自己同期型スクランブラ回路21、および自己同
期型デスクランブラ回路31は、それぞれ例えば第8図
(a)(b)に示すように、シフトレジスタユニット2
2.32と、それぞれ2つずつのXOR回路23.24
.33.34とが設けられて構成されている。このスク
ランブラ回路21、およびデスクランブラ回路31では
、過去に入出力されたデータ信号、すなわち4クロツク
、および7クロソク前に入出力されたデータ信号に基づ
いて、ランダムデータ信号を発生し、データ信号のスク
ランブル、またはデスクランブルが行われるようになっ
ている。
この種の自己同期型スクランブラ回路等では、ランダム
データ信号が、入出力されたデータ信号に応じて常時変
化するので、スクランブルされたデータ信号のランダム
性が高いという利点を有している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、ATM信号伝送装置に上記のようなスク
ランブラ回路を用いると、以下のような問題点を生しる
ことになる。
まず、リセット型スクランブラ回路を用いる場合、それ
ぞれのセルごとに、同一パターンのランダムデータ信号
でスクランブルされるために、元のデータ信号のパター
ンによっては、スクランブルされた信号が、同じような
パターンの繰り返しを多く含む可能性がある。特に、A
TMセルの場合には、セルが固定長であるために、伝送
信号がセルの長さを周期とするパターンを有するものに
なる可能性が大きい。
それゆえ、元のデータ信号のパターンやセルの長さに依
存することのないランダム性の高い伝送信号を生成する
ことが困難である。
一方、自己同期型スクランブラ回路は、前述のように過
去に入出力されたデータ信号に基づいてランダムデータ
信号を発生するので、データ伝送中にビットエラーが発
生すると、そのビットのエラーの影響が他のビットに波
及することになる。
すなわち、1ビツトのエラーが生した場合であっても、
常に、そのエラーが複数ビットのエラーに増長されるこ
とになる。
このようなピントエラーの波及は、特にA T Mセル
のように、データが短いブロックに分割され、簡潔な構
成のセルとして伝送される場合には、複数のセルにわた
ってビットエラーを住しる可能性もあり、伝送制御にま
で影響を及ぼす恐れもある。
本発明は、上記の点に鑑み、伝送される信号パターンの
ランダム性を高め、しかも、データ伝送中にビ・7トエ
ラーが生じても、その影響を小さく抑えることのできる
ATM信号伝送装置の提供を目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、請求項第1項記載の発明は、
ATMセルを構成するデータに対して、複数種類のスク
ランブルのうち、指定手段によって指定された種類のス
クランブルを行うリセット型スクランブラ手段と、スク
ランブラ手段に行わせるスクランブルの種類をランダム
に指定する指定手段と、指定手段の指定するスクランブ
ルの種類を示すスクランブル情報をATMセルに付加す
るスクランブル情報付加手段とを備えたことを特徴とし
ている。
請求項第2項記載の発明は、ATMセルに付加され、そ
のATMセルを構成するデータに対してなされたスクラ
ンブルの種類を示すスクランブル情報を検出するスクラ
ンブル情報検出手段と、ATMセルを構成するデータに
対して、複数種類のデスクランフルのうち、スクランブ
ル情報検出手段によって検出されたスクランブル情報が
示す種類のデスクランブルを行うリセット型デスクラン
ブラ手段とを備えたことを特徴としている。
請求項第3項記載の発明は、請求項第1項記載のATM
信号伝送装置であって、前記スクランブラ手段は、互い
に異なる種類のスクランブルを行う複数のリセット型ス
クランブラ回路と、指定手段の指定に基づいて、スクラ
ンブラ回路を選択的に切り換える切り換え回路とを備え
たことを特徴としている。
請求項第4項記載の発明は、請求項第2項記載のATM
信号伝送装置であって、前記デスクランブラ手段は、互
いに異なる種類のデスクランブルを行う複数のリセット
型デスクランブラ回路と、スクランブル情報検出手段に
よって検出されたスクランブル情報に基づいて、デスク
ランブラ回路を選択的に切り換える切り換え回路とを備
えたことを特徴としている。
請求項第5項記載の発明は、請求項第1項記載のATM
信号伝送装置であって、前記スクランブラ手段は、指定
手段の指定に応して、スクランブラ回路に与える初期値
をランダムに発生するスクランブラ初期値発生回路と、
前記初期値に基づいて互いに異なる複数種類のスクラン
ブルを行うリセット型スクランブラ回路とを備えたこと
を特徴と巳ている。
請求項第6項記載の発明は、請求項第2項記載のA T
 M信号伝送装置であって、前記デスクランブラ手段は
、スクランブル情報検出手段によって検出されたスクラ
ンブル情報に応して、ATMセルを構成するデータに対
してなされたスクランブルに対応する初期値を発生する
デスクランブラ初期値発生回路と、初期値に基づいてデ
スクランフルを行うリセット型デスクランブラ回路とを
備えたことを特徴としている。
作用 上記構成によれば、リセット型スクランブラ手段は、A
TMセルを構成するデータに対して、指定手段の指定に
基づき、複数種類のスクランブルをランダムに行い、ス
クランブル情報付加手段は、スクランブルの種類を示す
スクランブル情報をATMセルに付加する。
また、スクランブル情報検出手段は、ATMセルを構成
するデータに対してなされたスクランブルの種類を示す
スクランブル情報を検出し、このスクランブル情報に基
づいて、す七ノド型デスクランブラ手段が、デスクラン
ブルを行う。
第1実施例 本発明の第1実施例を以下に説明する。
第1図は本発明の第1実施例における送信側のA T 
M信号伝送装置に備えられた送信部の構成を示すブロッ
ク図、第2図はATMセルの構造を示す説明図、第3図
は送信部におけるスクランブラ回路の具体的な構成を示
す回路図である。
第1図において、100は伝送する元データに基づいて
、ATMセルを生成するATMセル生成回路、101.
102は互いに異なる種類のスクランブルを行うリセッ
ト型のスクランブラ回路、103.104はスクランブ
ラ切り換え回路、105はスクランブルの種類をランダ
ムに指定するスクランブル種類指定回路である。
上記A T Mセル生成回路100は、例えば第2図に
示すように、伝送する元データが48オクテツト固定長
のデータに分割されて形成された情報フィールド111
と、この情報フィールドに付加される5オクテツトのセ
ルヘッダ112とから成るA T Mセル110を生成
するものである。前記セルへノダ112は、セルの宛先
を示す情報、セルの性質(廃棄や遅延に対する要求)を
示す情報、伝送中に発生するセルヘッダの内容等のビッ
トエラーをチエツクするためのチエツクコート、およ:
゛スクランブルの種類を示すスクランブル情報等が含ま
乙て成っている。前記スクランブル情報は、スクランブ
ル指定ビットとして1ビツトの領域が割り当てられ、こ
のスクランブル指定ビットをスクランブル種類指定回路
105の指定に基づいて0または1に設定することによ
って、スクランブラ回路101、またはスクランブラ回
路102のいずれて行われるスクランブルの種類である
かを示すようになっている。
スクランブル種類指定回路105は、例えば乱数を利用
して、Oまたは1のスクランブル種i指定信号をA T
 Mセル生成回路100、およびスクランブラ切り換え
回路103.104に出力し、スクランブルの種類を指
定するようになっている。
スクランブラ切り換え回路103.104は、上記スク
ランブル種類指定信号に基づいて、スクランブラ回路1
01.102を選択的に切り換えるようになっている。
なお、上記スクランブラ切り換え回路103は省略して
、スクランブラ回路101.102の出力だけを切り換
えるようにしてもよい。
スクランブラ回路101は、第3図に示すように、シフ
トレジスタユニット121、およびXOR回路122か
ら成るランダムデータ信号発生回路123と、AND回
路124と、XOR回路125とが設けられて構成され
ている。上記ランダムデータ信号発生回路123は、リ
セット信号が入力された時点から、所定のパターンで、
入力されるデータ信号の1ビツトごとに対応するランダ
ムデータ信号を発生するようになっている。XOR回路
125は、スクランブル許可信号がONになっていると
きに、前記ランダムデータ信号とデータ信号との排他的
論理和をとることにより、データ信号のスクランブルを
行うようになっている。
上記°リセット信号は、図示しない制御装置から入力さ
れ、それぞれのATMセル110のスクランブルを行う
ごとに、ランダムデータ信号発生回路123をリセット
して、同一のパターンのランダムデータ信号を発生させ
るようになっている。
ま1こ、スクランブル許可信号も図示しない制御装置か
ら入力され、ATMセル110の情報フィールド111
だけに対してスクランブルを行うようになっている。
また、スクランブラ回路102は、スクランブラ回路1
01と同様の構成を成し、リセット信号が入力された時
点から、スクランブラ回路101と異なるパターンのラ
ンダムデータ信号によるスクランブルを行うようになっ
ている。
第4図は上記ATM信号伝送装置から伝送されたデータ
を受信する受信側のATM信号伝送装置に備えられた受
信部の構成を示すブロック図である。
第4図において、200は伝送されたATMセル110
のセルへフダ112を解析するセルヘッダ解析回路、2
01.202は、互いに異なる種類のデスクランブルを
行うリセット型のデスクランブラ回路、203.204
はデスクランブラ切り換え回路である。
セルヘッダ解析回路200は、ATMセル110のセル
ヘッダ112から、セルの宛先を示す情報、セルの性質
(廃棄や遅延に対する要求)を示す情報、および伝送中
に発生するセルへノダの内容等のビットエラーをチエツ
クするためのチエツクコード等を解析し、図示しない制
御装置等に出力するようになっている。セルヘッダ解析
回路200は、また、セルヘッダ112中のスクランブ
ル指定ビットからスクランブル情報を検出し、デスクラ
ンブル種類指定信号としてデスクランブラ切り換え回路
203.204に出力するようになっている。
デスクランブラ切り換え回路203.204は、上記デ
スクランブル種類指定信号に基づいて、デスクランブラ
回路201.202を選択的に切り換えるようになって
いる。なお、上記デスクランブラ切り換え回路203は
省略して、デスクランブラ回路201.202の出力だ
けを切り換えるようにしてもよい。
デスクランブラ回路201.202は、それぞれ、前記
スクランブラ回路101.102と同様の構成を成し、
リセット信号が入力された時点かろ、送信側のATM信
号伝送装置におけるスクランブラ回路101.102と
同一のパターンのランダムデータ信号によるデスクラン
ブルを行うようになっている。すなわち、スクランブル
時と同一のパターンのランダムデータ信号と排他的論理
和をとることによってデスクランブルが行われるように
なっている。
上記の構成において、送信側のATM信号伝送装置では
、次のような動作が行われる。
スクランブル種類指定回路105は、0またはlのスク
ランブル種類指定信号をランダムに出力する。ATMセ
ル生成回路100は、入力された元データを固定長のデ
ータに分割して情報フィールド111を形成し、これに
上記スクランブル種類指定信号に基づいて設定されたス
クランブル指定ビットとしてスクランブル情報を含むセ
ルヘッダi12を付加し、ATMセル110を生成する
スクランブラ切り換え回路103.104は、スクラン
ブル種類指定信号が0であれば、スクランブラ回路10
1が選択され、1であれば、スクランブラ回路102が
選択されるように切り換わる。
選択されたヌクランブラ回路101または102は、ス
クランブルの開始に先だってリセット信号によりリセッ
トされ、スクランブル許可信号がONになるときにAT
Mセル110の情報フィールド111に対してスクラン
ブルを行う。スクランブルが行われたATMセル110
は、スクランブラ切り換え回路104を介して出力され
、伝送される。
一方、受信側のATM信号伝送装置では、上記のように
して伝送されたATMセル110が入力されると、次の
ような動作が行われる。
セルへツタ解析回路200は、ATMセル110か入力
されると、セルヘッダ112からスクランブル情報を検
出し、デスクランブル種類指定信号をテスクランブラ切
り換え回路203.204に出力する。スクランブラ切
り換え回路203.204は、ATMセル110にスク
ランブルを行った送信側ATM信号伝送装置のスクラン
ブラ回路101または102に対応するデスクランブラ
回路201または202が選択されるように切り換わる
選択されたデスクランブラ回路201または202は、
前記スクランブラ回路101.102と同様の作動によ
ってデスクランブルを行い、元データを復元する。復元
された元データは、デスクランブラ切り換え回路204
を介して出力される。
以上のように、送信側のATM信号伝送装置は、ATM
セル110の情報フィールド111に対して、2種類の
リセット型スクランブラ回路101.102のいずれか
ランダムに選択された方の回路によってスクランブルを
行い、送信する一方、受信側のA T M信号伝送装置
は、セルヘッダ112中のスクランブル情報に基づいて
、送信側で行われたスクランブルの種類を検出しデスク
ランブルを行うので、ビットエラーの影響を大きくする
ことなくランダム性の高い信号パターンによる伝送を行
うことができる。
第2実施例 本発明の第2実施例を以下に説明する。なお、本第2実
施例において、前記第1実施例と同様の機能を有する構
成部分については同一の番号を付して説明を省略する。
第5図は本発明の第2実施例における送信側のATM信
号伝送装置に備えられた送信部の構成を示すブロック図
、第6図は受信側のATM信号伝送装置に備えられた受
信部の構成を示すブロック図である。
第5図において、301はリセット型のスクランブラ回
路、302はスクランブラ回路301の初期値を発生す
る初期値発生回路である。
上記初期値発生回路302は、スクランブル種類指定回
路105から出力されるスクランブル種類指定信号に応
して、スクランブラ回路3011こ与える互い乙二異な
った2種類の初期値を発生するようになっている。
スクランブラ回路301は、リセットされるごと、すな
わち、ATMセル110のスクランブルを行うごとうこ
上記初期値がプリセットされ、その初期値をもとにラン
ダムデータ信号を発生し、スクランブルを行うようにな
っている。
また、第6図において、401はリセット型のテスクラ
ンブラ回路、402はデスクランブラ回路401の初期
値を発生する初期値発生回路である。
上記初期値発生回路402は、セルヘッダ解析回路20
0から出力されるデスクランブル種類指定信号に基づい
て、送信側のATM信号伝送装置における初期値発生回
路302と同一の2種類の初期値を発生するようになっ
ている。
デスクランブラ回路401は、リセットされるごと、す
なわちA T Mセル110のデスクランフルを行うご
とに、上記初期値がプリセットされ、その初期値をもと
にランダムデータ信号を発生し、デスクランブルを行う
ようになっている。
上記の構成において、送信側のATM信号伝送装置では
、1つのスクランブラ回路301が、初期値発生回路3
02の発生する2種類の初期値に基づいて2種類のスク
ランブルを行う。一方、受信側のATM信号伝送装置で
は、1つのデスクランブラ回路401が、初期値発生回
路402の発生する初期値に基づいて、送信側のATM
信号伝送装置において行われたスクランブルに対応する
2種類のデスクランブルを行い、元データが復元される
このように、送信側のATM信号伝送装置は、ATMセ
ル110の情報フィールドに対して、2種類の初期値の
うちランダムに選択されるいずれか一方に基づいてスク
ランブルを行い、送信する一方、受信側のATM信号伝
送装置は、セルヘッダ112中のスクランブル情報に応
して、送信側で用いられた初期値の種類を検出し、デス
クランブルを行うので、やはりランダム性の高い信号パ
ターンによる伝送を行うことができる。
なお、上記第1および第2実施例においては、スクラン
ブルの種類が2種類である例について説明したが、これ
に限らず、スクランブル指定ビ。
トとして1ビツトよりも大きいビット数を割り当てれば
、そのビット数で表し得る種類のスクランブルを行うこ
とができる。
また、送信側のA T M信号伝送装置と受信側のAT
M信号伝送装置とに、複数のスクランブルの種類を示す
コード、または初期値等をランダムな順序で、かつ再装
置で同一の順序で保持するテーブルをROM等として備
え、このテーブルから順次読み出されるコード等に応じ
てスクランブルまたはデスクランブルするとともに、ス
クランブル指定ビットによりランダムに示される時点で
、上記テーブルからコード等を読み出す位置をリセット
、または切り換えるようにすれば、少ないビット数のス
クランブル指定ビットでも、多種類のスクランブルを行
い、データ信号のランダム性を高くすることができる。
また、スクランブラ回路、およびデスクランブラ回路を
構成するシフトレジスタユニットの段数は、上記のよう
に7段でなくてもよい。この段数を大きくすれば、ラン
ダムデータ信号のランダム性を大きくすることができる
また、スクランブルの種類の選択は、上記のように複数
のスクランブラ回路、およびデスクランブラ回路を切り
換えるものや初期値を与えるものに限らず、シフトレジ
スタユニットのタップの位置を切り換えるようにしたも
のなどでもよい。
また、スクランブラ回路、およびデスクランブラ回路は
、1ビツトずつシリアルに行うものに限らず、例えば8
ビツトずつパラレルに行うものなどでもよい。また、ラ
ンダムデータ信号との排他的論理和を演算するものに限
らず、他の論理演算やエンコード、デコード等を行うも
のなどでもよい。
また、スクランブル指定ビットは、セルヘッダに設ける
ものに限らず、例えば情報フィールドにおけるA A 
L (ATM Adaption Layer)領域等
に設けても、スクランブル指定ビット自体にスクランブ
ルが行われなければよい。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、リセ・7ト型スク
ランブラ手段、およびリセット型デスクランブラ手段に
よって、それぞれのビットごとに独立してスクランブル
されるので、データ伝送中乙こビットエラーが発生して
も、そのビ・7トのエラーの影響が他のビットに波及す
ることはない。しかも、それぞれのセルごとに、ランダ
ムに指定された種類のスクランブルが行われるので、デ
ータ信号にセルの長さを周期とする信号パターンが含ま
れるのを防止することができる。
したがって、伝送される信号パターンのランダム性を高
め、しかも、データ伝送中にビットエラーが生しても、
その影響を小さく抑えることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における送信側のATM信
号伝送装置の構成を示すブロック図、第2図はATMセ
ルの構造を示す説明図、第3図はスクランブラ回路の構
成を示す回路図、第4図は受信側のATM信号伝送装置
の構成を示すブロック図、第5図は本発明の第2実施例
における送信側のATM信号伝送装置の構成を示すブロ
ック図、第6図は同受信側のATM信号伝送装置の構成
を示すブロック図である。第7図は従来のATM信号伝
送装置に用いられるリセット型スクランブラ回路の構成
を示すブロック図、第8図(a)(b)は、それぞれは
自己同期型スクランブラ回路、および自己同期型デスク
ランブラ回路の構成を示すブロック図である。 回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ATMセルを構成するデータに対して、複数種類
    のスクランブルのうち、指定手段によって指定された種
    類のスクランブルを行うリセット型スクランブラ手段と
    、 スクランブラ手段に行わせるスクランブルの種類をラン
    ダムに指定する指定手段と、 指定手段の指定するスクランブルの種類を示すスクラン
    ブル情報をATMセルに付加するスクランブル情報付加
    手段と、 を備えたことを特徴とするATM信号伝送装置。
  2. (2)ATMセルに付加され、そのATMセルを構成す
    るデータに対してなされたスクランブルの種類を示すス
    クランブル情報を検出するスクランブル情報検出手段と
    、 ATMセルを構成するデータに対して、複数種類のデス
    クランブルのうち、スクランブル情報検出手段によって
    検出されたスクランブル情報が示す種類のデスクランブ
    ルを行うリセット型デスクランブラ手段と、 を備えたことを特徴とするATM信号伝送装置。
  3. (3)請求項第1項記載のATM信号伝送装置であって
    、 前記スクランブラ手段は、互いに異なる種類のスクラン
    ブルを行う複数のリセット型スクランブラ回路と、 指定手段の指定に基づいて、スクランブラ回路を選択的
    に切り換える切り換え回路とを備えたことを特徴とする
    ATM信号伝送装置。
  4. (4)請求項第2項記載のATM信号伝送装置であって
    、 前記デスクランブラ手段は、互いに異なる種類のデスク
    ランブルを行う複数のリセット型デスクランブラ回路と
    、 スクランブル情報検出手段によって検出されたスクラン
    ブル情報に基づいて、デスクランブラ回路を選択的に切
    り換える切り換え回路とを備えたことを特徴とするAT
    M信号伝送装置。
  5. (5)請求項第1項記載のATM信号伝送装置であって
    、 前記スクランブラ手段は、指定手段の指定に応じて、ス
    クランブラ回路に与える初期値をランダムに発生するス
    クランブラ初期値発生回路と、前記初期値に基づいて互
    いに異なる複数種類のスクランブルを行うリセット型ス
    クランブラ回路と、 を備えたことを特徴とするATM信号伝送装置。
  6. (6)請求項第2項記載のATM信号伝送装置であって
    、 前記デスクランブラ手段は、スクランブル情報検出手段
    によって検出されたスクランブル情報に応じて、ATM
    セルを構成するデータに対してなされたスクランブルに
    対応する初期値を発生するデスクランブラ初期値発生回
    路と、 初期値に基づいてデスクランブルを行うリセット型デス
    クランブラ回路と、 を備えたことを特徴とするATM信号伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0844792A2 (en) * 1992-06-19 1998-05-27 General Electric Company Method for arranging compressed video data for transmission over a noisy communication channel
JP2010525700A (ja) * 2007-04-25 2010-07-22 ミツビシ・エレクトリック・アールアンドディー・センター・ヨーロッパ・ビーヴィ チャネル資源のチャネル要素群の少なくとも第1及び第2の連続したチャネル要素を電気通信装置によって宛先に割り当てる方法及び装置
JP5182424B2 (ja) * 2009-07-10 2013-04-17 日本電気株式会社 スクランブル方法および通信装置
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