JPH05336136A - ループ型ローカルエリアネットワーク暗号化装置 - Google Patents

ループ型ローカルエリアネットワーク暗号化装置

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JPH05336136A
JPH05336136A JP4142520A JP14252092A JPH05336136A JP H05336136 A JPH05336136 A JP H05336136A JP 4142520 A JP4142520 A JP 4142520A JP 14252092 A JP14252092 A JP 14252092A JP H05336136 A JPH05336136 A JP H05336136A
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JP
Japan
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packet
pattern
node
transmission
unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4142520A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kawasaki
雅之 河崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05336136A publication Critical patent/JPH05336136A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローカルエリアネットワークに関し、伝送路
上のパケットの機密性を高めることを目的とする。 【構成】 ローカルエリアネットワークを形成する伝送
路上の全ノードが、独自のPNパターンからなる前記の
PNパターン発生部103 とスクランブル部104 とを有
し、送信側ノードからの送信パケットが受信側ノードに
到着するまでに通過した他ノードが送信パケットに対し
て順次にスクランブルを行い、当該スクランブルの多重
を行うことにより送信パケットの機密性を保持するよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカルエリアネット
ワークにおいてループ型の伝送路を形成し、伝送路上を
周回する複数個の固定長のパケットによりノード間のデ
ータの送受信を行う際のパケット暗号化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例のループ型ローカルエリアネット
ワーク(以下ループ型LANと称す)では、伝送路上を
周回するパケットデータ(以下、単にパケットと称す)
の送受信をパケットヘッダ内の制御用ビット中の宛先ア
ドレス(DA)を操作して行うようにしており、他ノー
ドからのパケットの摘出が容易になる。このためパケッ
トの中のデータの保護と防衛が必要になってくる。
【0003】図6はループ型LANの基本構成を示す図
であり、4台のノードを収容する場合を示す。図6にお
いて、例えば第1ノード201 から第4ノード204 に伝送
路205 を介してパケットを送信する場合は、第1ノード
201 において第4ノード204 に対するパケット内の制御
用ビット中の宛先アドレス(DA)を操作し、パケット
に全ノード共通の疑似パターン(PNパターン)による
スクランブルを行うことにより送信する。
【0004】中間に在る第2ノード202 および第3ノー
ド203 では、宛先アドレス(DA)を認識して全ノード
共通のPNパターンによるデスクランブルを行い、自ノ
ード宛であればそのままパケットを受信し、他ノード宛
であればパケットに再度のスクランブルを行い、第4ノ
ード204 にパケットを送信する。
【0005】第4ノード204 では、パケットの中の宛先
アドレス(DA)を認識して全ノード共通のPNパター
ンによるデスクランブルを行い、自ノード宛であること
を認識して受信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のループ
型LANにおいて、全ノードが共通のPNパターンによ
るスクランブル回路およびデスクランブル回路を持って
いるため、暗号化されたパケットの解読が容易であると
いう課題がある。
【0007】本発明は、伝送路上のパケットの機密性を
高めるようにしたループ型LANを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、図1に示すごとく、ローカルエリアネッ
トワークでループ型の伝送路を形成し、該伝送路上を周
回する制御用ビットとデータ領域により構成した複数個
の固定長のパケットでノード間の通信を行うものにおい
て、送信パケットにスクランブルを行うための全ノード
共通のPNパターンを発生するPNパターン発生部101
と、該PNパターン発生部101 から入力したPNパター
ンをもとに送信パケットにスクランブルを行うスクラン
ブル部102 と、前記伝送路側への送信パケットにスクラ
ンブルを行うために、各ノード独自のPNパターンを発
生するPNパターン発生部103 と、該PNパターン発生
部103 から入力したPNパターンをもとに送信パケット
にスクランブルを行うスクランブル部104 と、前記伝送
路側からの受信パケットにデスクランブルを行うため
に、前記PNパターン発生部101 と同一のPNパターン
を発生するPNパターン発生部105 と、該PNパターン
発生部105 から入力したPNパターンをもとに受信パケ
ットにデスクランブルを行うデスクランブル部106 と、
前記伝送路上の全ノードが独自に持つPNパターンに対
応したすベてのPNパターンを発生するPNパターン発
生部107 と、該PNパターン発生部107 から入力したP
Nパターンをもとに受信パケットにデスクランブルを行
うデスクランブル部108 と、前記伝送路上のパケットの
制御用ビット中のパケットの送信先を示す宛先アドレス
と、該伝送路上のパケットの制御用ビット中のパケット
の送信元を示す送信元アドレスとを検出するパケットヘ
ッダ検出部109 と、該パケットヘッダ検出部109 で検出
した送信元アドレスにより送信元ノードを認識し、前記
PNパターン発生部107 が出力するPNパターンの中か
ら必要なPNパターンを選択してデスクランブル部108
に加えるPNパターン選択部110 と、前記パケットヘッ
ダ検出部109で検出された宛先アドレスにより自ノード
宛のパケットか否かを判断し、自ノード宛のパケットで
なければ前記伝送路上にスクランブル部102 からのパケ
ットを受信パケットに切り替えて送信するパケットデー
タセレクト部111 とを設け、前記伝送路上の全ノード
が、独自のPNパターンからなる前記のPNパターン発
生部103 とスクランブル部104 とを有し、送信側ノード
からの送信パケットが受信側ノードに到着するまでに通
過した他ノードが送信パケットに対して順次にスクラン
ブルを行い、当該スクランブルの多重を行うことにより
送信パケットの機密性を保持するように構成する。
【0009】また、受信側ノードにおいて、前記伝送路
上のパケットの送信元アドレスを前記パケットヘッダ検
出部109 で解析することにより送信側ノードからの送信
パケットが受信側ノードに到着するまでに通過した他ノ
ードを認識し、前記PNパターン発生部107 において発
生したPNパターンの中の所望のPNパターンを前記P
Nパターン選択部110 で選択することにより送信パケッ
トの受信を行うように構成する。
【0010】さらに、前記伝送路上の複数のノードが同
一のPNパターンからなる前記のPNパターン発生部10
3 とスクランブル部104 とを有するように構成する。
【0011】
【作用】本発明は図1および図2に示すように、第1の
発明では、送信側ノードから受信側ノードに到着するま
でに通過した他ノードが送信パケットに対して順次にス
クランブルを行い、当該スクランブルの多重を行うよう
にしている。
【0012】また、第2の発明では、受信側ノードのパ
ケットヘッダ検出部109 で伝送路上のパケットの送信元
アドレスを解析し、送信側ノードからの送信パケットが
受信側ノードに到着するまでに通過した他ノードを認識
し、前記PNパターン発生部107 において発生したPN
パターンの内の所望のPNパターンを前記PNパターン
選択部110 で選択し、デスクランブル部108 でデスクラ
ンブルして送信パケットの受信を行うようにしている。
【0013】さらに、第3の発明では、前記伝送路上の
複数のノードが同一のPNパターンからなる前記のPN
パターン発生部103 とスクランブル部104 とを有するよ
うにしている。
【0014】従って、伝送路上での高い機密性の保持し
た簡易なLANを構築することが可能になる。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図5により本発明を詳細に説明
する。図1は本発明の原理構成の回路を示す図である。
図1において、101 はPNパターン発生部であり、伝送
路側へ送信するパケットに対してスクランブルを行う全
ノード共通のPNパターンを発生する。102 はスクラン
ブル部であり、PNパターン発生部101 より受信したP
Nパターンをもとにパケットにスクランブルを行う。
【0016】103 はPNパターン発生部であり、伝送路
側へ送信するパケットのデータ領域に対してスクランブ
ルを行うため、各ノードが個別に持つPNパターンを発
生する。104 はスクランブル部であり、PNパターン発
生部103 より受信したPNパターンをもとにパケットに
スクランブルを行う。
【0017】105 はPNパターン発生部であり、伝送路
側から受信したパケットに対してデスクランブルを行う
ために、PNパターン発生部101 と同一のPNパターン
を発生する。106 はデスクランブル部であり、PNパタ
ーン発生部105 より受信したPNパターンをもとにパケ
ットにデスクランブルを行う。
【0018】107 はPNパターン発生部であり、伝送路
上の全ノードが独自に持つPNパターンに対応したすべ
てのPNパターンを発生する。108 はデスクランブル部
であり、PNパターン選択部110 により選択されたPN
パターン発生部107 からのPNパターンをもとにして、
受信したパケットにデスクランブルを行う。
【0019】なお、109 はパケットヘッダ検出部であ
り、伝送路上のパケットの制御用ビット中のパケットの
送信先を示す宛先アドレス(DA)と、伝送路上のパケ
ットの制御用ビット中のパケットの送信元を示す送信元
アドレス(SA)を検出する。
【0020】また、110 はPNパターン選択部であり、
パケットヘッダ検出部109 で検出したSAにより送信元
を認識し、PNパターン発生部107 からの必要なPNパ
ターンを選択してデスクランブル部108 へ送信する。
【0021】さらに、111 はパケットデータセレクト部
であり、パケットヘッダ検出部109で検出したDAにて
自ノード宛のパケットか否かを判断し、自ノード宛のパ
ケットでなければ伝送路上にスクランブル部102 からの
データを送信する。
【0022】ここで、図6に示す第1ノード201 、第2
ノード202 、第3ノード203 、第4ノード204 がそれぞ
れ図1に示す構成を持つものとし、第1ノード201 から
第4ノード204 に対し送信を行った場合を例にし、図1
の動作を簡単に説明する。
【0023】第1ノード201 では、端末側からのパケッ
トにPNパターン発生部101 で生成した全ノード共通の
PNパターンとスクランブル部102 でスクランブルを行
い、パケットデータセレクト部111 を通ってスクランブ
ル部104 に加える。
【0024】さらに、スクランブル部104 では、送信す
るパケットのデータ領域に対して、PNパターン発生部
103 で発生した第1ノード201 独自のPNパターンとス
クランブルを行い、伝送路側へ送信する。
【0025】第2ノード202 では、伝送路205 を経由し
て第1ノード201 より受信したパケットに対して、PN
パターン発生部105 で発生した全ノード共通のPNパタ
ーンとデスクランブル部106 でデスクランブルを行い、
パケットヘッダ検出部109 においてパケットのDAの検
出を行うことにより自ノード宛のパケットでないことを
認識し、パケットデータセレクト部111 で自ノードのパ
ケットと切り換える。
【0026】その際、パケットのデータ領域に対して、
PNパターン発生部103 で発生した第2ノード202 独自
のPNパターンとスクランブル部104 とでスクランブル
を行い、伝送路205 上へ送信する。
【0027】第3ノード203 では、第2ノード202 より
受信したパケットに対して第2ノード202 と同様の動作
を行い、パケットのデータ領域に対して、PNパターン
発生部103 で発生した第3ノード203 独自のPNパター
ンとスクランブル部104 でスクランブルを行い、伝送路
205 上へ送信する。
【0028】第4ノード204 では、第3ノード203 より
受信したパケットに対して、PNパターン発生部105 で
発生された全ノード共通のPNパターンとデスクランブ
ル部106 でデスクランブルを行い、パケットヘッダ検出
部109 によりパケットのDAの検出を行って自ノード宛
のパケットであることを認識し、パケットのSAの検出
で送信元が第4ノード204 であることを認識する。
【0029】この結果により、PNパターン選択部110
は、PNパターン発生部107 で発生した伝送路205 上の
全ノードが独自に持つPNパターンの中、第1ノード20
1 と第2ノード202 および第3ノード203 で発生したP
Nパターンを選択し、デスクランブル部108 でパケット
のデータ領域に対してデスクランブルを行う。
【0030】以上の動作を行うことにより、スクランブ
ルの多重化を可能にして伝送路205上での高い機密性を
保持することが可能である。なお、伝送路205 上にn台
のノードを収容し、n台のノードすべてが独自のPNパ
ターンからなるスクランブル回路を持つとすると、PN
パターン発生部107の内部にもn通りのPNパターン発
生回路が必要となる。
【0031】しかし、伝送路205 上のn台のノードに対
してm種類(m<n)のPNパターン発生回路を持たせ
ることで回路規模の縮小が可能になる。以下において、
図2〜図5をもちいて本発明の内容を詳細に説明する。
【0032】図2は本発明の一実施例のループ型LAN
の構成を示す図である。なお、本例は、ループ型LAN
上に8台の第1ノード301 〜第8ノード308 を収容し、
各ノードのPNパターン発生部103 は4種類のPNパタ
ーンP1、P2、P3、P4の中の何れか一つを持つ場合であ
り、各ノードアドレスは「000」〜「111」である
ことを示している。
【0033】図3は本発明の一実施例のノード回路構成
を示す図であり、第1ノード301 〜第8ノード308 の構
成を示している。また、各記号は図1に対応している。
図4と図5は本発明の各ノードの被検出SAとデスクラ
ンブルパターンの対応を示す図(その1)と(その2)
であり、 P0 はPNパターン発生部101 が発生する全ノ
ード共通のPNパターンに相当し、また、P1、P2、P3
P4は各ノードが個別に持つPNパターンに相当する。
【0034】ここで、図2に示す第2ノード302 から第
8ノード308 にパケットを送信を行った時の動作につい
て、図1〜図5、特に図5に留意して各ノードにおける
PNパターンのスクランブルとデスクランブルの動作を
説明する。
【0035】この場合、送信パケットヘッダ内の送信元
アドレス(SA)は「001」であり、宛先アドレス
(DA)は「111」である。図2の第2ノード302 に
おいて、パケットに対して第0PNパターンジェネレー
タ401 が発生するPNパターンP0との間で排他的論理和
を排他的論理和ゲート(EOR)402 でとりスクランブ
ルP0を行う。
【0036】さらに、パケットのデータ領域に対して
第nPNパターンジェネレータ403(n=2)が発生す
るPNパターンP2との排他的論理和をEOR404 でとり
スクランブルP2を行った後、伝送路側に送信する。
【0037】この段階では、パケットにかかっているス
クランブルはP0,P2 である。第3ノード303 では、第2
ノード302 より受信したパケットに対し第0PNパター
ンジェネーレタ405 が発生するPNパターンP0との排他
的論理和をEOR406 でとり、第2ノード302 において
行ったパケットに対するスクランブルP0のデスクランブ
ルを行うことにより、パケットヘッダの検出が可能とな
る。
【0038】そこで、DA検出部415 でパケットヘッダ
の中のDAを検出し、自ノードアドレス「010」との
比較をDA比較部423 で行い、自ノード宛のパケットで
ないことが認識されると、端末側からのパケットを遅延
バッファ422 に貯めておいた受信されたパケットにセレ
クタ(SEL)424 で切り換える。
【0039】そして、該パケットのデータ領域に対して
第nPNパターンジェネレータ403(n=3)が発生す
るPNパターンP3との排他的論理和をEOR404 でとり
スクランブルP3を行った後、伝送路側に送信する。
【0040】この段階では、パケットにかかっているス
クランブルは、P0、P2、P3である。第4ノード304 で
も、第3ノード303 と同様の動作を行い、パケットのデ
ータ領域に対して第nPNパターンジェネレータ403
(n=4)が発生するPNパターンP4との排他的論理和
をEOR404 でとりスクランブルP4を行った後、伝送路
側に送信する。
【0041】この段階では、パケットにかかっているス
クランブルは、P0、P2、P3、P4である。第5ノード305
でも、第3ノード303 と同様の動作を行い、パケットの
データ領域に対して第nPNパターンジェネレータ403
(n=1)が発生するPNパターンP1との排他的論理和
をEOR404 でとりスクランブルP1を行った後、伝送路
側に送信する。
【0042】この段階では、パケットにかかっているス
クランブルは、P0、P2、P3、P4、P1である。第6ノード
306 でも、第3ノード303 と同様の動作を行い、パケッ
トのデータ領域に対して第nPNパターンジェネレータ
403 (n=2)が発生するPNパターンP2との排他的論
理和をEOR404 でとりスクランブルP2を行った後、伝
送路側に送信する。
【0043】ここで、第2ノード302 で行われたパケッ
トのデータ領域に対して第nPNパターンジェネレータ
403 (n=2)が発生するPNパターンP2との排他的論
理和をEOR404 でとりスクランブルP2を行っているこ
とと同一の動作を行っていることから、実際には、パケ
ットのデータ領域に対して第nPNパターンジェネレー
タ403 (n=2)が発生するPNパターンP2との排他的
論理和をEOR404 でとりデスクランブルP2を行っいる
ことになる。
【0044】この段階では、パケットにかかっているス
クランブルは、P0、P3、P4、P1である( 即ち、PNパタ
ーンP2はデスクランブルにより打ち消される) 。第7ノ
ード307 でも、第6ノード306 と同様の動作を行い、パ
ケットのデータ領域に対して第nPNパターンジェネレ
ータ403 (n=3)が発生するPNパターンP3との排他
的論理和をEOR404 にてとりデスクランブルP3を行っ
た後、伝送路側に送信する。
【0045】この段階では、パケットにかかっているス
クランブルは、P0、P4、P1である(即ち、PNパターンP
3はデスクランブルにより打ち消される) 。第8ノード3
08 では、第2ノード302 より受信したパケットに対し
て第0PNパターンジェネレータ405 が発生するPNパ
ターンP0との排他的論理和をEOR406 でとり、第2ノ
ード302 で行ったパケットに対するスクランブルP0のデ
スクランブルを行うことにより、パケットヘッダの検出
が可能となる。
【0046】そこで、DAをDA検出部415 で検出して
自ノードアドレス「111」との比較をDA比較部423
で行うことにより、自ノード宛のパケットであることを
認識し、同時にSAの検出をSA検出部416 で行う。
【0047】ここで、各ノードにはそれぞれ共通に、自
ノード宛のパケットから検出されるSAに対応したデス
クランブルに必要な図4と図5に示すPNパターンP1
PNパターンP4を有する複数の第1PNパターンジェネ
レータ407 〜第4PNパターンジェネレータ410 をPN
パターン発生部107 に持たせており、検出したSAを図
4と図5に対応させることにより必要なPNパターンの
種類の選択信号をPNパターン選択信号生成部417 から
SEL418 〜SEL421 に加えて行う。
【0048】よって、図5(*印の行)に示すごとく、
第8ノード308 で検出したSA「001」に対応するデ
スクランブルパターンはP4、P1であり、この段階でパケ
ットにかかっているスクランブルはP4、P1であることが
わかる。
【0049】そして、第1PNパターンジェネレータ40
7 〜第4PNパターンジェネレータ410 のうち、SEL
418 とSEL421 をもちいて、EOR411 とEOR414
でのみ排他的論理和をとることによってデスクランブル
P4、P1を行い、パケットの全スクランブルに対してデス
クランブルを終了したことになり、当該パケットは受信
される。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、送信側ノードからのパケットが受信側ノードに
到着するまでに、通過した他ノードがパケットのデータ
領域に対してスクランブルを行うことによりスクランブ
ルの多重化を可能にし、かつPNパターンの共通化を図
ることで当該回路の簡易化を図ることが可能になる。
【0051】従って、伝送路上での高い機密性の保持し
た簡易なLANを構築することに寄与できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成の回路を示す図である。
【図2】 本発明の一実施例のループ型LANの構成を
示す図である。
【図3】 本発明の一実施例のノードの回路構成を示す
図である。
【図4】 本発明の各ノードの被検出SAとデスクラン
ブルパターンの対応を示す図(その1)である。
【図5】 本発明の各ノードの被検出SAとデスクラン
ブルパターンの対応を示す図(その2)である。
【図6】 ループ型LANの基本構成を示す図である。
【符号の説明】
101,103,105,107 はPNパターン発生部 102,104 はスクランブル部 106,108 はデスクランブル部 109 はパケットヘッダ検出部 110 はPNパターン選択部 111 はパケットデータセレクト部 205 は伝送路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワークでループ型
    の伝送路を形成し、該伝送路上を周回する制御用ビット
    とデータ領域により構成した複数個の固定長のパケット
    でノード間の通信を行うものにおいて、 送信パケットにスクランブルを行うための全ノード共通
    のPNパターンを発生するPNパターン発生部(101)
    と、 該PNパターン発生部(101) から入力したPNパターン
    をもとに送信パケットにスクランブルを行うスクランブ
    ル部(102) と、 前記伝送路側への送信パケットにスクランブルを行うた
    めに、各ノード独自のPNパターンを発生するPNパタ
    ーン発生部(103) と、 該PNパターン発生部(103) から入力したPNパターン
    をもとに送信パケットにスクランブルを行うスクランブ
    ル部(104) と、 前記伝送路側からの受信パケットにデスクランブルを行
    うために、前記PNパターン発生部(101) と同一のPN
    パターンを発生するPNパターン発生部(105)と、 該PNパターン発生部(105) から入力したPNパターン
    をもとに受信パケットにデスクランブルを行うデスクラ
    ンブル部(106) と、 前記伝送路上の全ノードが独自に持つPNパターンに対
    応した全てのPNパターンを発生するPNパターン発生
    部(107) と、 該PNパターン発生部(107) から入力したPNパターン
    をもとに受信パケットにデスクランブルを行うデスクラ
    ンブル部(108) と、 前記伝送路上のパケットの制御用ビット中のパケットの
    送信先を示す宛先アドレスと、該伝送路上のパケットの
    制御用ビット中のパケットの送信元を示す送信元アドレ
    スとを検出するパケットヘッダ検出部(109) と、 該パケットヘッダ検出部(109) で検出した送信元アドレ
    スにより送信元ノードを認識し、前記PNパターン発生
    部(107) が出力するPNパターンの中から必要なPNパ
    ターンを選択してデスクランブル部(108) に加えるPN
    パターン選択部(110) と、 前記パケットヘッダ検出部(109) で検出された宛先アド
    レスにより自ノード宛のパケットか否かを判断し、自ノ
    ード宛のパケットでなければ前記伝送路上に前記スクラ
    ンブル部(102) からのパケットを受信パケットに切り替
    えて送信するパケットデータセレクト部(111) とを設
    け、 前記伝送路上の全ノードが、独自のPNパターンからな
    る前記のPNパターン発生部(103) とスクランブル部(1
    04) とを有し、送信側ノードからの送信パケットが受信
    側ノードに到着するまでに通過した他ノードが送信パケ
    ットに対して順次にスクランブルを行い、当該スクラン
    ブルの多重を行うことにより送信パケットの機密性を保
    持するようにしたことを特徴とするループ型ローカルエ
    リアネットワーク暗号化装置。
  2. 【請求項2】 受信側ノードにおいて、前記伝送路上の
    パケットの送信元アドレスを前記パケットヘッダ検出部
    (109) で解析することにより送信側ノードからの送信パ
    ケットが受信側ノードに到着するまでに通過した他ノー
    ドを認識し、前記PNパターン発生部(107) において発
    生したPNパターンの中の所望のPNパターンを前記P
    Nパターン選択部(110) で選択することにより送信パケ
    ットの受信を行うようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のループ型ローカルエリアネットワーク暗号化装
    置。
  3. 【請求項3】 前記伝送路上の複数のノードが同一のP
    Nパターンからなる前記のPNパターン発生部(103) と
    スクランブル部(104) とを有するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のループ型ローカルエリアネットワ
    ーク暗号化装置。
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