JPH04174185A - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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Publication number
JPH04174185A
JPH04174185A JP2301465A JP30146590A JPH04174185A JP H04174185 A JPH04174185 A JP H04174185A JP 2301465 A JP2301465 A JP 2301465A JP 30146590 A JP30146590 A JP 30146590A JP H04174185 A JPH04174185 A JP H04174185A
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JP
Japan
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door
opening
closing
timer
signal
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Application number
JP2301465A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tanaka
賢治 田中
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH04174185A publication Critical patent/JPH04174185A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、扉の開閉装置に関し、特に、冷蔵庫などの
本体に取付けられる扉の開閉装置に関する。
[従来の技術] 従来より、冷蔵庫には扉が自動で開く機能を備えたもの
がある。
第8図は、従来の冷蔵庫に搭載された扉自動開放装置の
概略ブロック図である。
図において扉自動開放装置は、制御部20、入力部21
、検知部22、タイマ一部23および自−動開放機構2
4を含む。
前記入力部21は、ユーザの扉開放要求を受付けて、応
じて扉開放要求信号T1を制御部20に与えるように動
作しており、0N10FFスイツチなどを含んで構成さ
れる。前記検知部22は、扉の開状態を検知し、応じて
l開検知信号T2を前記制御部20に与えるように動作
しており、0N10FFスイツチなどを含んで構成され
る。また、前記自動開放機構24は、冷蔵庫の扉開放の
ための駆動モータを備えており、このモータの回転に連
動して扉が開かれるように構成されている。
また、前記制御部20から与えられる動作スタートおよ
びストップ要求信号T5に応答して、閉じていた扉が開
くように動作し、または開閉途中にある扉を開閉停止さ
せるように動作する。さらに、前記タイマ一部23は、
タイマー機構を内蔵しており前段に接続される制御部2
0から与えられるタイマースタート信号T3に応答して
、タイマーをスタートさせる。また、前記タイマーは、
スタート後、所定時間期間を計時すると、計時を停止し
、応じてタイマー終了信号T4を制御部20に与えるよ
うに動作する。
第9図は、前掲第8図に示された扉の自動開放装置の扉
自動開放時の動作を示す概略フロー図である。
次に、第8図および第9図を参照して、従来の扉の開放
装置の扉開放時の動作について説明する。
ユーザが扉を開放しようと、入力部21を操作すれば、
扉開放要求信号T]が制御部20に与えられる。制御部
20は、第9図に示されるステップ550(図中では、
550と略す)の処理において、前記信号T1の入力の
有無を判別しているので、扉開放要求信号T1が与えら
れたことに応答して、次のステップS51以降に示され
る処理を実行する。
ステップS51およびステップS52の処理において、
制御部20はタイマ一部23にタイマースタート信号T
3を与えるとともに、自動開放機構24に動作スタート
およびストップ要求信号T5を与える。タイマ一部23
はタイマースタート信号T3が与えられたことに応答し
て、所定時間期間、すなわち扉が全閉状態から十分に開
放するのに必要とされる時間期間を計時開始する。並行
して、自動開放機構24は、前記信号T5が与えられた
ことに応答して、全開状態にある扉を開放状態に移行さ
せるように内蔵するモータ部などを駆動開始する。
次のステップ35BおよびステップS54に示されるル
ープ処理において、制御部20は、前段に接続される検
知部22から扉開検知信号T2が与えられ、またタイマ
一部23からタイマー終了fm号T4が与えられるか否
かを検知している。この検知結果、扉開検知信号T2ま
たはタイマー終了信号T4が与えられると、応じて制御
部20は自動開放機構24に再度、動作スタートおよび
ストップ要求信号T5を与えるので、前記機構24にお
ける扉の開放動作は停止する。つまり、制御部20は扉
は十分に開放状態となった、またはタイマ一部23によ
り扉開放に要する前記所定時間期間が経過したことを検
知した場合は、ステップS55の処理において自動開放
機構24における扉開放動作を停止するように動作する
。一方、タイマ一部23計時による前記所定時間期間内
に、扉開検知信号T2の人力がない場合も、制御部20
はステップS55の処理において自動開放機構24に動
作スタートおよびストップ要求信号T5を与えるように
している。したがって、何らかの原因により扉開放に失
敗(所定時間期間で開放できない状態)した場合は、自
動開放機構24の動作、すなわちモータ部の駆動を停止
するようにして、モータの過駆動を防止している。
したがって、上述したような扉の自動開放装置が冷蔵庫
に備えられた場合、ユーザの両手が食料品でふさがって
いる場合でも、ユーザは入力部21の簡単なスイッチ操
作をするだけで、容易に冷蔵庫の扉を自動開放できると
いう利点がある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述した従来の扉の自動開放装置は、扉を開
くだけの制御と機構を備えているだけなので、−旦、開
放されたがを閉じる場合は、手動で扉の閉動作を行なわ
ざるを得ない。したがって、冷蔵庫内から取出した食料
品で両手がふさがっている場合などは、手動で閉じるこ
とが極めて困難であり問題であった。
また、上述した扉の自動開放装置の場合、扉の開放に失
敗(所定時間期間経過しても、扉開検知信号が検出でき
ない)した場合は、自動開放機構による開放動作を停止
させるだけなので、扉が半開き状態のままになるという
問題もあった。
それゆえに本発明の目的は、本体に取付けられる扉の開
閉に失敗したとしても、扉が半開き状態になることがな
いように扉を自動開閉できる扉の開閉装置を提供するこ
とである。
[課題を解決するための手段] 本発明゛に係る扉の開閉装置は、本体に取付けられる扉
の開閉機構を備えた扉の開閉装置であり、前記扉の開放
要求を入力する入力手段と、前記扉の閉動作開始を検知
する検知手段と、前記扉の開状態への変化または閉状態
への変化を検知する状態検知手段とを備える。
さらに、本装置は、前記人力手段による前記開放要求、
または前記検知手段による検知信号に応答して、前記開
閉機構を所定時間期間所望の方向に駆動する駆動手段と
、前記駆動手段により、前記所定時間期間駆動後、前記
状態検知手段の検知信号が与えられないことに応答して
、前記開閉機構を所定時間期間、前記所望方向とは逆の
方向に駆動する逆方向駆動手段とを備えて構成される。
[作用] 本発明に係る扉の開閉装置は、上述のように構成されて
、前記扉の開閉に成功しなかった場合は、扉が半開き状
態とならないようにしている。つまり、ユーザによって
前記入力手段を介して前記開放要求が与えられると、前
記駆動手段は前記開放機構を所定時間期間、扉を開放す
る方向に駆動するので、扉の状態は閉状態から開状態へ
と移行する。この所定時間期間経過後も、前記状態検知
手段による開状態への変化検知信号が与えられなかった
場合は、すなわち扉が十分に開放されなかった場合は前
記逆方向駆動手段により扉は閉じる方向へ駆動されるの
で、扉が半開き状態になることを防止できる。
一方、前記検知手段により、前記扉の閉動作開始が検知
されると、前記駆動手段は前記開閉機構を所定時間期間
、扉を閉じる方向に駆動するので、扉の状態はさらに閉
状態へと移行する。この所定時間期間経過後も、前記状
態検知手段により閉状態への変化検知信号が与えられな
かった場合は、すなわち扉が全閉状態とならなかった場
合は前記逆方向駆動手段により扉は開く方向へと駆動さ
れるので、扉が半開き状態になることを防止できる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例による扉の開閉装置の概略
ブロック図である。
図において扉の開閉装置は、制御部30と、前記制御部
30に接続される扉開放要求入力部31、自動開閉機構
32、タイマ一部33および閉動作開始位置および扉開
閉状態検知部34を含む。
前記制御部30は、簡単なマイクロコンピュータを含ん
で構成される。また前記扉開放要求入力部31は、0N
10FFスイツチなどを含んで構成され、ユーザが扉の
開放を要求する場合にスイッチ操作されて、応じて扉開
放要求信号T1を制御部30に与えるように動作する。
また、前記タイマ一部33は、タイマー機構を内蔵して
おり、所定時間期間を計時するように動作する。このタ
イマ一部33は、制御部30からタイマースタート信号
T3が与えられると、応じて前記所定時間期間の計時を
開始し、計時終了すると、計時停止するとともに、タイ
マー終了信号T4を制御部30に与えるように動作する
。また前記自動開閉機構32は、扉を開閉するためのモ
ータ部などを含んで構成され、制御部30から動作スタ
ートおよびストップ要求信号T5が与えられると、応じ
て前記モータ部の正転、逆転および停止の駆動を制御し
て扉の自動開閉を行なうように動作する。さらに前記閉
動作開始位置および扉開閉状態検知部34は0N10F
F動作するスイッチを含んで構成され、前記自動開閉機
構32の駆動制御によって開閉される扉の開閉の状態食
化を検知するとともに、扉が閉動作を開始する位置を検
知し、閉動作開始位置検知信号T6ならびに扉開閉状態
検知信号T7を制御部30に与えるように動作する。
以上のように、制御部30はタイマ一部32が接続され
るマイクロコンピュータを応用した集中制御により、ユ
ーザの扉開放要求信号T1に基づいて扉の自動開放なら
びに扉の閉動作を行なう。
第2図は、前掲第1図に示された扉の開閉装置が搭載さ
れた冷蔵庫の外観斜視図である。
図示される冷蔵庫は、すでに市販されている左右両開き
可能な扉を備えた冷蔵庫であり、この扉の開閉を制御す
るように前述した扉の開閉装置が設けられる。なお、該
装置の回路基板などは、冷蔵庫扉の断熱用樹脂材の中に
収納されている。
この開閉装置は、左右両開き可能な上、下の扉lu、I
Q!が取付けられる冷蔵庫本体2の左右両端部にヒンジ
ピン3au、3bu : 3aQ、、3b【を突設する
一方、このヒンジピン3 a u s 3 bu(3a
(1,3b【)と係合する係合溝5au、5bu(5a
fl、5bfl)を左右両端部に有し、種々の部材を取
付けた図示されない固定板4(後述する第3図、第4図
参照)を扉1u(11)に横方向に固定している。また
、扉1u(IQ)の右端縁に扉の右開き、右閉じのいず
れかを指令する信号を入力するための開閉指令スイッチ
6bu(6bu)を、左端縁に左開き、左閉じ用の同様
の開閉指令スイッチ6aυ(6afl)をそれぞれ設け
る。このスイッチ6bu(6bQ)ならびにスイッチ6
au(6all)を含んで、前掲第1図に示された扉開
放要求入力部31が構成される。
さらに、扉1u(IQ)の左右両端部に、その端部の開
閉に伴って本体2の仝而に接離してオン/オフする開閉
検知スイッチ7au、7bu (7aL7bα)を設け
ている。なお、上記開閉装置の構造、動作は、上、下の
扉1u11αについて同じであるので、上の扉1uのみ
について添字Uを省略して第3図以下の説明を行なう。
第3図および第4図は、前掲第2図に示された扉の全開
および開状態をそれぞれ示す平面図である。なお、第3
図、第4図ならびに後述する第5図に示される機構は、
すでに公知である両開き扉の開閉機構を示しており、前
掲第1図に示される扉開放要求入力部31、自動開閉機
構32および閉動作開始位置および扉開閉状態検知部3
4を含んで構成される。
第3図の扉全閉状態に示されるように、上記固定板4の
両端の枢軸8a、8bには、係合溝5a、5bに係合す
るヒンジピン3a、3bを、この係合溝内にラッチ溝1
0a、10bにて拘束するラッチ板9a、9bを枢着し
、内隣りの枢軸11a111bには、スライド案内部1
4a (14b)とストッパ一部15a (15b)を
持つロック溝13a (13b)を形成した揺動リンク
12a、12bを枢着し、ラッチ板9a、9bに回動規
制のために突設したロックピン16a、16bを、上記
ロックtj13m、13bにそれぞれ係合させるととも
に、ラッチ板9a、9bの内側端を各係止ピン18a、
18bのまわりに回動するスプリング17a、17bに
て、ヒンジビン3 a s 3 bと係合時は冷蔵庫本
体2側つまり拘束位置へ、ヒンジピン3as3bと非係
合時は本体2と反対側つまり拘束解除位置へそれぞれ付
勢する。さらに、上記左右の揺動リンク12a、12b
を、両端のピン20a、20bを介して連結リンク19
で連結して、一方のラッチ板9a (9b)の拘束解除
方向の回動に連繋して他方のラッチ板9b (9a)の
回動を阻止するリンク機構21を構成している。
すなわち、第3図に示される左のラッチ板9aが、扉1
の左端の開放に伴ってスプリング17aに抗して矢印の
ごとく拘束解除方向に回動すると、左の揺動リンク12
a1連結リンク19、右の揺動リンク12bの矢印方向
への動きで右のラッチ板9bのロックピン16bが、右
の揺動リンク12bのストッパ一部15bにスプリング
17bの付勢で嵌り込ろ、右のラッチ板9bの回動が阻
止され、ヒンジビン3bは扉1の右端の係合溝5b内に
拘束される一方、左のラッチ板9aは位置を変えたスプ
リング17aにより逆に図中の矢印方向、つまり拘束解
除位置に付勢される。したがって、扉1は、右のヒンジ
ビン3bを中心として90″さらに180”まで旋回し
て開放される。
逆に、第4図に示された左のラッチ板9aが、扉1の左
端の閉鎖に伴って左のヒンジピン3aに当接すると、ロ
ックピン16aが図示のごとくロック溝13aのスライ
ド案内部14aの先端にあるので、左のラッチ板9aは
、図中の矢印方向に回転し、位置を変えたスプリング1
7aにより拘東位置(上記矢印方向)へ付勢されて、第
3図に示される状態に戻り、再びヒンジビン3aを係合
溝5a内に拘束する。また、ロックピン16aがロック
溝13aの屈曲部に戻るから、第3図に示されるごとく
リンク機構21が中立位置に、右のラッチ板9bのロッ
クビン16bがストッパ一部10bからスライド案内部
14bにそれぞれ復帰し、扉1は冷蔵庫本体2を全閉す
る。なお、扉1を右側から開閉する場合は、上述の動作
を左右逆の動作で開放、閉鎖か行なわれる。
第2図の開閉検知スイッチ7a (7b)は、第3図に
示されるように、頂部が固定板4の左(右)の枢軸11
a (llb)の近傍に枢着され、先端部が本体2から
離間したとき第4図の左半に示す突出位置へばね(図示
せず)で付勢される直角三角形状の揺動アーム22a 
(22b)と、この揺動アーム22a (22b)の内
方の固定板4上に固定され、揺動アーム22 a (2
2b)か上記突出位置にあるとき離間してオフとなり、
揺動アーム22a (22b)が本体2の前面に当接し
たとき当接してオンとなるマイクロスイッチ23a(2
3b)を含んで構成される。つまり、このスイッチ23
 a (23b)を含んで前掲第1図に示された閉動作
開始位置および扉開閉状態検知部34が構成される。し
たがって、マイクロスイッチ23aおよび23bの出力
状態を検知することにより、扉1の開閉状態を知ること
ができる。また、 ゛このマイクロスイッチ23aおよ
び23bは扉1が全開している状態ではOFFしている
。扉1が全開した状態から徐々に閉じていくと扉1のヒ
ンジピン3a (3b)に近い方のアーム22a (2
2b)がスイッチ23a (23b)に当接してON状
態となるが、予めこのONする位置を閉動作を開始する
位置に調整しておけば、スイッチ23a (23b)の
出力信号によって扉1の閉動作の開始位置を検知するこ
とができる。
第5図(a)および(b)は、前掲第3図および第4図
に示されたラッチ板9aおよび9bの駆動機構を説明す
る図である。
本実施例における扉の開閉装置の自動開閉機構32は、
以上の構成に加えて、第5図に示されるように左(右)
のラッチ板9a (9b)をその枢軸8a (8b)を
介して正逆回動させるモータ24 a (24b)と、
このモータ24 a (24b)の出力軸と上記枢軸8
a (8b)との間に設けられ、一定値以下のトルクを
伝達するとともに、この一定値以上のトルクがかかると
入力軸と出力軸とを切り離しモータ24 a (24b
)を保護するように動作する摩擦クラッチ25a (2
5b)と、コネクタ26a (26b)を含む。前述し
た制御部30は、前記コネクタ26a (26b)を経
て扉開放要求人力部31に含まれる開閉指令スイッチ5
a、6b (第2図参照)からの指令信号に応じて前記
左、右いずれかのモータ24a、24bにこれを正転ま
たは逆転させるための駆動信号を与えるとともに、前記
マイクロスイッチ23aまたは23bからの出力信号が
オンからオフ、あるいはオフからオンに変化したとき、
上記駆動信号の出力を停止するようにしている。
第6図は、前掲第2図に示された扉1の開閉機構の組立
て分解状態を示す概略図である。
第7図(a)および(b)は、前掲第2図の冷蔵庫に搭
載された前掲第1図に示される扉の開閉装置における扉
の開閉動作の処理フロー図である。
図示される処理フローは、制御部30の制御に基づいて
実行される。
次に、上述した扉の開閉装置の動作について、第1図な
いし第7図(a)および(b)を参照して説明する。
まず、第3図のように閉じている状態にある扉1を開け
ようとする場合について、第7図(a)の処理フローに
従って説明する。
第3図のように閉じている状態にある扉1のたとえば左
端を開放する場合、ユーザは、左の開閉指令スイッチ6
aから左開きの指令信号を入力する。これにより、入力
部31は、制御部30に左開きの開放要求信号T1を与
える。
制御部30は、まず、第7図(a)のステップSl(図
中、Slと略す)に示される処理において、前記信号T
1に応答して、次のステップs2ならびにステップS3
の処理において自動開閉機構32の左のモータ24aに
ラッチ板9aを拘束解除方向へ回動させる駆動信号を含
む動作スタートおよびストップ要求信号T5を出力する
とともに、タイマ一部33にタイマースタート信号T3
を与える。したがって、タイマ一部33は所定時間期間
の計時を開始するとともに、自動開閉機構32は胛1の
左開き動作を開始する。このとき、マイクロスイッチ2
3aおよび23bはともにオンからオフへと変化するの
で、閉動作開始位置および扉開閉状態検知部34は扉1
の全開を検知して、応じて扉開閉状態検知信号T7を制
御部30に与える。また、タイマ一部33は、扉1の全
開状態から全開状態に移行するまでに必要とされる所定
時間期間を計時しており、計時終了すると、応じてタイ
マー終了信号T4を制御部30に与えるとともに、計時
を停止する。制御部30は、ステップS4およびステッ
プS5のループ処理において、前記信号T4およびT7
が与えられるか否かに基づいて前記所定時間期間内に扉
1が全開するか否かを判別している。このとき、前記所
定時間期間内に扉1の全開を判別すれば、応じて次のス
テップS11の処理に移行して、制御部30は、左のモ
ータ24aの駆動停止信号を含む動作スタートおよびス
トップ要求信号T5を自動開閉機構32に与えるので、
自動開閉機構32による胛1の左端開放動作は停止する
。その後、制御部30は次の処理へ移行する。一方、前
記所定時間期間内に扉1の全開を判別しなければ、制御
部30は扉1の左端開放動作に失敗したと判別して、前
記ループ処理を抜け、直ちにステップS6以降の処理に
移行する。
ステップS6ないしステップS7の処理においては、前
述したような扉1の開放動作に失敗し、扉1が半開き状
態のままになることを回避するために、まず、制御部3
0は左のモータ24aの駆動停止信号を含む動作スター
トおよびストップ要求信号T5を自動開閉機構32に与
えて、扉1の開動作を停止させるように制御する。そし
て、ステップS7およびSステップ8の処理に移行して
、自動開閉機構32に、左のモータ24aにラッチ板9
aを第4図中の矢印方向、すなわち拘束方向へ回動させ
る駆動信号を含む動作スタートおよびストップ要求信号
T5を自動開閉機構32に与える。それとともに、タイ
マ一部33にタイマースタート信号T3を与える。これ
に応じて、左のラッチ板9aは、左のヒンジビン3aを
係合F;5a内に拘束するように回動を開始し、タイマ
一部33は扉1が全開状態から全開状態に移行するまで
に要する所定時間期間の計時を開始する。したがって、
扉1の左端は、第3図に示されるように本体2の前面に
押付けられて完全に閉じられるので、マイクロスイッチ
23aおよび23bは、ともにオン状態となる。したが
って、閉動作開始位置および!JrI開閉状態検知部3
4は扉1が全閉した旨の扉開閉状態検知信号T7を制御
部30に出力する。
タイマ一部33は、扉1が全開するまでの所定時間期間
を計時終了すると、応じてタイマー終了信号T4を制御
部30に与える。制御部30は、次のステップS9およ
びステップS10のループ処理において、前記信号T4
およびT7が与えられるか否かに基づいて、前記所定時
間期間内に扉1が全閉するか否かを判別している。この
とき、前記所定時間期間内に扉1の全開を検知すれば、
応じて前述のステップS11の処理を同様に実行して、
左のモータ24aを停止する。一方、前記所定時間期間
内に扉1の全開を検知しなければ、制御部30は、扉l
の半開き状態を回収できなかったものとして異常処理(
たとえば、アラーム表示など)を行なう。
なお、扉1の右開き、有閑じの場合も上述と同様の動作
で扉が自動的に開放され、また開放に失敗すると半開き
状態を解消するように閉鎖される。
以上のように、扉1の全開に失敗しても半開き状態のま
まとならずに、タイマー機構を用いて速やかに全開状態
に戻るようにしている。
次に、第4図のように開いている扉1を閉めようとする
場合について、第7図(b)の処理フローに従って説明
する。
扉1が開いた状態の場合、扉1はその自閉性または手動
により閉動作を開始する。このとき、制御部30は第7
図(b)に示されるステップS20の処理において、ヒ
ンジピン3a (3b)に近い側のマイクロスイッチ2
3a (23b)がオンするか否かを、閉動作開始位置
検知信号T6が与えられる−かに基づいて判別する。こ
のとき、閉動作開始位置検知信号T6が与えられない間
は、ステップS30の処理に移行して、前述したように
自動開閉機構32における扉1の開閉動作を停止させる
ように制御する。
一方、制御部30は閉動作開始位置検知信号T6が与え
られると、直ちにステップS21およびステップS22
に移行して、タイマースタート信号T3および動作スタ
ートおよびストップ要求信号T5をタイマ一部33およ
び自動開閉機構32にそれぞれ与える。つまり、閉動作
開始位置検知信号T6が与えられたことにより、扉1の
閉動作が開始したことを判断し、自動開閉機構32およ
びタイマ一部33をそれぞれ扉1の閉動作を開始させる
ように制御する。つまり、タイマ一部33は、扉1の全
開状態から全開状態に移行するまでの所定時間期間を計
時開始する。並行して、自動開閉機構32は、モータ2
4a (24b)を回転駆動して扉1を第3図に示され
る状態となるようにする。このとき、マイクロスイッチ
23aおよび23bがともにオン状態に移行するので、
応じて検知部34は扉1が全閉した旨の扉開閉状態検知
信号T7を制御部30に与える。
タイマ一部33は、前記所定時間期間の計時が終了する
と、計時停止するとともにタイマー終了信号T4を制御
部30に与える。
制御部30は、ステップS23およびステップS24の
ループ処理において、前記所定時間期間内に扉1が全閉
したか否かを判別している。すなわち、扉開閉状態検知
信号T7が与えられると、扉1は所定時間期間内に全閉
したとして、直ちにこのループ処理を抜けて前述のステ
ップS30の処理に移行する。しかし、検知信号T7が
与えられずタイマー終了信号T4が与えられると、扉1
は所定時間期間内に全閉できなかったとしてステップS
25の処理に移行し、自動開閉機構32を扉の閉動作を
停止させるように制御する。その後、ステップS26お
よびステップS27の処理において、扉1の半開き状態
を回収するために、17trlを全開するように全開動
作を行なう。つまり、前述した第7図(a)のステップ
S2およびステップS3の処理と同様にして、扉1が全
開するまでの所定時間期間の計時開始と、全開動作を開
始する。そして、ステップ528およびステップS29
のループ処理において、所定時間期間内に扉1が全開し
たことを検知すれば、ステップS30の処理において、
全開動作を停止し、逆に検知できなければ、依然として
扉1は半開き状態にあることから、前述したような異常
処理を行なうようにしている。
以上のように、本実施例における扉の開閉装置は、マイ
クロスイッチ23aおよび23bを扉1の閉動作開始位
置検出および扉の開閉状態検出に兼用し、さらにタイマ
ー機構を備えて、従来の扉の自動開閉機構を利用した扉
の全開動作または全開動作失敗時の扉半開き状態を速や
かに解消するようにしている。
[発明の効果] 以上のように、本発明の扉の開閉装置によれば、扉の開
閉動作に成功しなかった場合に発生する扉の半開き状態
を回収できる。つまり、人力手段を介して前記扉の開放
要求が与えられると、駆動手段は開閉機構を所定時間期
間、扉を開放する方向に駆動するので、扉の状態は閉状
態から開状態へと移行する。この所定時間経過後も、状
態検知手段により扉の開状態への変化検知信号が与えら
れなかった場合は、すなわち扉が十分に開放されず半開
きの状態となった場合は、逆方向駆動手段により扉は閉
じる方向へと駆動されるので、扉が半開き状態のままに
ならず、たとえばこの扉が設けられる本体が冷蔵庫であ
れば、扉半開きによる庫内の温度上昇を防止できるとい
う効果がある。
また、検知手段により扉の閉動作開始が検知されると、
駆動手段は開閉機構を所定時間期間、扉を閉じる方向に
駆動するので、扉の状態は開状態から閉状態へと移行す
る。この所定時間経過後も、状態検知手段により閉状態
への変化検知信号が与えられなかった場合は、すなわち
扉が全閉状態とならず半開き状態となった場合は、逆方
向駆動手段により扉は開く方向へ駆動されるので、扉が
半開き状態となることを防止できるという効果がある。
以上のように、本体に取付けられた扉が半開き状態にあ
る場合、外部から見れば、この半開き状態を確認するこ
とは容易ではないので、扉を所望される方向とは逆の全
開または全開状態にすることにより、第三者に対して注
意を促すことが容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による扉の開閉装置の概略
ブロック図である。第2図は、第1図に示された扉の開
閉装置が搭載された冷蔵庫の外観斜視図である。第3図
および第4図は、第2図に示された扉の全閉および開状
態をそれぞれ示す平面図である。第5図(a)および(
b)は、第3図および第4図に示されたラッチ板の駆動
機構を説明する図である。第6図は、第2図に示された
扉の開閉機構の組立て分解状態を示す概略図である。第
7図(a)および(b)は、第2図の冷蔵庫に搭載され
た第1図に示される扉の開閉装置における扉の開閉動作
の処理フロー図である。第8図は、従来の冷蔵庫に搭載
された扉自動開放装置の概略ブロック図である。第9図
は、第8図に示された扉の自動開放装置の扉自動開放時
の動作を示す概略フロー図である。 図において30は
制御部、31は扉開放要求入力部、32は自動開閉機構
、33はタイマ一部、34は閉動作開始位置および扉開
閉状態検知部、lu、lljは扉、2は冷蔵庫本体、T
1は扉開放要求信号、T3はタイマースタート信号、T
4はタイマー終了信号、T5は動作スタートおよびスト
ップ要求信号、T6は閉動作開始位置検知信号およびT
7は扉開閉状態検知信号である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第1図 Tl :Aメり校季孝′イ3→引   了3:zイマー
又9−トイ↓−4丁4−タイマー矛≦了イを号丁S:動
A乍スタートKJ[スト・2プキ求イ8j    T6
:閉喰ケ任閤妬イ在Iじ端上g4をiT7:4間l1F
l状11!椎知Aを号3αu、 3bu、 3cbl、
 3bJ、 :ヒンジし’y    S(w、Sbu、
Sal、Sbl:イ#−646αu、6bu、1)al
、6bl: ail閉(し令スイ、チ  7au、7ム
u、7al、7bオニ閉閑才針Wスイッチ萬5図 8α;墾#   9α:ラソテ扱   λμ:モー?2
5α;#&7ラヅテ   おα:フネ2り第8図 第q図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  本体に取付けられる扉の開閉機構を備えた前記扉の開
    閉装置であって、 前記扉の開放要求を入力する入力手段と、 前記扉の閉動作開始を検知する検知手段と、前記扉の開
    状態への変化または閉状態への変化を検知する状態検知
    手段とを備え、 さらに、前記入力手段による前記開放要求、または前記
    検知手段による検知信号に応答して、前記開閉機構を所
    定時間期間所望の方向に駆動する駆動手段と、 前記駆動手段により前記所定時間期間駆動後、前記状態
    検知手段の検知信号が与えられないことに応答して、前
    記開閉機構を所定時間期間、前記所望方向とは逆の方向
    に駆動する逆方向駆動手段とを備えた、扉の開閉装置。
JP2301465A 1990-11-06 1990-11-06 扉の開閉装置 Pending JPH04174185A (ja)

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