JPH04174107A - 舗装構造探査車 - Google Patents

舗装構造探査車

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JPH04174107A
JPH04174107A JP2300299A JP30029990A JPH04174107A JP H04174107 A JPH04174107 A JP H04174107A JP 2300299 A JP2300299 A JP 2300299A JP 30029990 A JP30029990 A JP 30029990A JP H04174107 A JPH04174107 A JP H04174107A
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    • G01V3/15Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation specially adapted for use during transport, e.g. by a person, vehicle or boat

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、舗装道路上を高速で走行しながら舗装道路の
地盤構造を探査する舗装構造探査車に関する。
[従来の技術] 舗装道路の地盤構造を探査する方法として、電磁反射法
による地中レーダーを用いたものが知られている。
この原理は、第5図に示すように、アンテナ70より放
射されたパルス状の電磁波は電気的性質(誘電率)の異
なる層の境界で部分的に反射する。舗装道路の地盤構造
を構成する層が幾重にも存在する場合には、その層の数
だけ反射波が発生し、時間的に夫々遅れを持ったパルス
の列として観測される。
これらの単パルス間の時間差が、パルスがその層内を通
過する時間に相当する。
電磁波は誘電率の違いによってその速度が異なる。一般
に物質中での電磁波速度は、真空中の30万に+n/秒
に比べてずっと小さい。これら物質中での電磁波速度を
用いて時間を距離に変換すれば、実際の層状態がわかる
ことになる。
パルスを放射した状態で測定装置(地中レーダー等)を
走行させると平面的な帯状の変化を示し、さらに反射強
度を濃淡表示にして出力すると、第6図に示すような記
録が得られる。
そして、この記録データに基づいて、地盤不良箇所の存
在の有無をチエツクし、その後該当する箇所の舗装道路
を掘削等して実際に地盤構造を調べることが行なわれて
いる。
[発明が解決しようとする課題] このような舗装道路の探査は、人手に頼ることが現状で
、レーダーを搭載した車両を低速で走行させながら探査
を行なっているため、交通量の少ない夜間に行なうこと
が多(、危険を伴うという間顕があった。
また、第6図に示す記録データと道路の位置関係が正確
且つ簡単に把握することが出来ず、調査を必要とする箇
所の特定に手間がかJかるどういう問題があった。
また、実際の地盤調査に用いる道具類は、本出願人が開
発した調査方法では小型化できるものの、前述したレー
ダーを搭載した車両とは別の車両に搭載しており、1第
の車両に全ての機器類、道具類を搭載することが望まれ
ていた。
本発明の目的は、このような問題を解決し、1台の車両
に必要なものを搭載でき、しかも車両の流れを妨げず、
昼夜に係りなく探査ができると共に、地中レーダーのデ
ータと、実際の調査を行なうための道路箇所とを正確且
つ簡単に知ることができるようにした舗装構造探査車を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的を実現する舗装構造探査車の構成は、後部
のドアが上下方向に回動して開閉するリヤゲート式の車
両本体に、地中レーダーを走行面に対し昇降可能に取付
けると共に、該後部のドアにはボーリング用のスタンド
を取付は可能とし、地中レーダーの駆動制御を行なう地
中レーダー制御手段、該地中レーダーの観測データを記
録する観測データ記録手段からなり車両の走行距離を検
出する走行距離検出手段からの走行距離情報を該データ
記録手段に観測データと共に記録させるレーダーシステ
ムを装備すると共に、ボーリングした道路の内壁面を撮
影し、画像処理する画像処理システムを装備したことを
特徴とする。
[作 用] 上記の如(構成した舗装構造探査車は、高速走行しなが
ら道路の地盤を地中レーダーにより探査し、得られた観
測データからボーリングして地盤構造を調査するための
箇所を特定するのに、観測データと共に記録された距離
情報を用いることができる。
また、探査後に異常点をボーリングする機器類、及び削
孔された調査孔の内壁面を撮影する装置等も装備し、リ
ヤゲートを開くことにより、そこにこれらの機器をセッ
トすることで、ボーリング、内壁面の撮影が行なえる。
[実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図は本発明による舗装構造探査車の一実
施例を示し、第4図は第1図に示す車両に搭載されてい
る地中レーダー装置のシステムを示すブロック図である
第4図において、1は画像処理機能部を有する主制御ユ
ニットで、車両の発電機あるいは別に搭載した発電機2
で発電した電気を電源装置3で調整された一定電圧が供
給され、主操作盤1aにより駆動操作される。
主制御ユニットlはレーダーの送受信を兼ねる発振器4
を制御して電磁波をアンテナ5に送り、第6図に示すよ
うなパルス状の電磁波を地中に向けて発信し、その反射
波をこのアンテナ5で受け、該発振器4を介して主制御
ユニットlに観測データを送る。このデータは通常主制
御ユニット1の画像処理部を通さずにアナログ信号とし
てデータレコーダー6で記録されると共に、自動図化装
置Aに入力される。なお、この自動図化装置Aは車両に
搭載せず、測定後にデータレコーダー6で記録したデー
タを入力して解析するようにしてもよい。自動図化装置
Aは、パソコン、デジタイザー、プロッター等から構成
され、走行した範囲における地盤構造の断面図を模式的
に図化するようにしたもので、入力される情報としては
、上記した地中レーダーからの情報に加え、後記するボ
ーリングによって得た情報が入力される。
また、地中レーダーの観測データはチャートレコーダー
7a、例えばプリンターによりプリントアウトされ、リ
アルタイムに観測状況が把握できるようになっており、
地中レーダーの状態はオシロスコープ7bで表示される
波形により、リアルタイムに把握されるようにしている
一方、車両に乗車している運転者、あるいは測定具等の
搭乗者は通話装置7Cを有し、走行中の道路の周囲状況
を音声によりデータレコーダー6人力するようにしてい
る。すなわち、地中レーダーによる観測データと、音声
による道路の周囲状況とを重ねることにより、観測デー
タから地盤構造を調査したい箇所の道路の周囲状況を把
握することができるようにしている。
しかし、音声での場所の特定はビンポイントでの特定が
できるものではな(、あくまでも目安程度の情報にしか
過ぎない。
そこで、本実施例では車両の位置を距離情報と、道路周
囲の画像情報とを検出する位置検出装置Bを設けている
。この位置検出装置Bは、車両の距離計8と、車両の側
方の状況を撮影する第1のビデオカメラ、車両の前方を
撮影する第2のカメラと、第1、第2のビデオカメラで
撮影した画像情報とを記録するビデオレコーダーとから
なるビデオシステム9とから構成され、距離計8の距離
情報は該ビデオシステムのビデオレコーダーに人力され
ると共に、主制御ユニット1を介してデーターレコーダ
ー6に入力され、夫々のデータに数値として距離情報が
重ね合わせて記録される。その際、車両は時速40〜6
0 k、 m / hで走行しながら地中レーダーによ
る探査を行なっても十分な観測データが得られた。
すなわち、探査開始の位置を起点として、車両の走行距
離が画像情報と、観測データに記録されるので、探査後
に地盤構造を調査するためのボーリング箇所の特定が正
確に行なえることになる。その際、前述の音声により得
られた大まかな位置に近くなると、ビデオカメラで撮影
した周囲の風景により見当を付け、最後に車両の距離計
で正確な位置の判断が行なえることになる。したがって
、探査後のボーリング調査のための調査箇所を探す際、
常に車両の距離計を注意している必要がなく、また車両
前方を撮影したビデオ情報から探査時と同じ軌跡をたど
って走行することができ、道路の幅方向においても正確
な位置でのボーリング調査が可能となる。
ボーリング調査について、第7図乃至第10図を用いて
説明する。 第7図において、10はボーリングスタン
ド−で、後記する車両のりャゲートに取付けられるよう
になっている。
なお第7図においてはボー1ノングの説明を行なうため
に、このボーリングスタンド10を道路上に置いた状態
を示している。ボーリングスタンド10は、基台11に
支−柱12が立設されていて、この支柱12に装着され
た昇降台13にドリル例えばコアドリル14が取付けら
れている。
このコアドリル14には、例えば深さ1゜2m程度の調
査孔を舗装道路に削孔するためのドリル1−5が着脱可
能に固定され、昇降台13の昇降ハンドル16を手動操
作することにより、高速回転するドリル15を垂直下方
に押し下げ、舗装道路を削孔する。ドリル15により削
孔される調査孔17は、直径3cm〜10cm程度の口
径が非破壊的な調査という点等から望ましく、本実施例
では3cmの調査孔I7を削孔している。なお、調査孔
17の孔径は1cm〜2cm程度でも可能である。
ドリル15は、筒体15aの先端部に例えばダイヤモン
ドビット等のカッター15bを取り付けたもので、舗装
道路の地盤コアを筒体15a内に採取することができる
ようにしている。なお、この調査方式は削孔した孔の内
周壁面を直接観察するので、この採取したコアは地盤調
査の補助的な資料としては有用性があるが、地盤構造の
直接的な調査には用いない。
一般的な舗装道路の地盤は、道路表面から50〜60c
mがアスファルトからなる舗装床であることから、削孔
の開始からこの舗装床までの間は、カッター15bの摩
耗を防ぐために水を圧入している。
舗装床の削孔が終了すると、カッター 15bは砂層の削孔を開始するが、この砂層を削孔する
ことにより得られた孔の内周壁面を忠実に残すために、
上記した舗装床の削孔において行っていた水の圧入を停
止する。舗装床から砂層にドリル15が移行したことの
検知は、例えば昇降台13の昇降ハンドル16を操作し
ている手の感覚、すなわち舗装床では昇降ハンドル16
の押し下げ力を強(していたのが突然弱くなることによ
って知ることができるもので、自動により昇降台13を
押し下げる場合には、圧力センサー等により押し下げ力
の変化を検知することもできる。
なお、舗装床の削孔時に圧入している水は、削孔する調
査孔17の直径が小口径であることから分かるように少
量で済み、砂層に削孔が移行した際、圧入していた水の
給水停止に若干の遅れがあっても支障はない。
地盤調査に供する調査孔17は、ドリル15の全長であ
る1、2mの深さであり、通常この深さは砂層2をカバ
ーしており、場合によっては2m程にすることもある。
調査孔17の削孔が終了すると、調査孔17の内周壁面
を洗浄するため、少量の水を例えば水ポンプのノズルか
ら噴出しつつ、吸引ポンプによりその水を吸引して調査
孔内に水が溜らないようにする。
そして、舗装床の内周壁面をより鮮明に観察可能とする
ため、削孔したアスファルトの内周壁面を回転ブラシに
よりクリーニングすることが望ましい。この回転ブラシ
は、ドリル15に代えてコアドリル14に装着すること
ができ、削孔作業中に舗装床の正確な深さを測定してお
くことにより、該回転ブラシが砂層2にかかることなく
舗装床のクリーニング作業ができる。
上記した削孔作業が終了すると、削孔しクリーニングし
た深さ1.2mの調査孔17の内周壁面を観察する壁面
観察作業を行なう。
この作業の概略を第8図に示す。
壁面観察作業は、CCDカメラ等からなる撮像装置20
を調査孔]7内に挿入し、略一定速度で下げながら連続
的に内周壁面を全面(360°)に渡り撮影する。
撮像装置20で撮影した内周壁面画像は、接続ケーブル
21を介して画像処理装置22に入力される。その際、
後記する撮像装置位置検出器23からの位置データが撮
影画像情報に対応して画像処理ユニット22に入力され
る。
画像処理ユニット22は、第9図に示すように、装置全
体の制御を行なうコントロール部24と、撮像装置20
からの画像情報を記録するデジタルレコーダー牟゛らな
る画像記録部25と、データバックアップ用のビデオレ
コーダ一部26と、撮影画像等をモニターするモニター
テレビ27とから構成されている。
なお、画像記録部25で記録した画像データ等の記録情
報は、ビデオプリンター28に直接あるいはフロービー
ディスク等の記録媒体を介して入力され、カラー画像と
してプリントアウトされる。なお、モニターテレビ27
上の画像をスチルカメラでその都度撮影するようにして
もよい。
ここでプリントアウトされた画像は、調査孔17の内周
壁面を展開した状態の画像となる。
本実施例では、撮影開始位置にずれがないようにするた
めに、撮像装置20を調査孔17の中心線の回りに対し
て非回転状態で下降するようにしており、これを第8図
に基づいて説明する。
撮像装置20は、円錐形のミラー30を有しており、そ
の上部にミラーの中心に撮影光軸の中心を合わせたCC
Dからなる撮像手段31を配置し、電池を電源とする照
明用の光源32により照明された調査孔17の内周壁面
をミラー30を介して撮像手段31により操影する。
その結果、撮像手段31により調査孔17の内周全壁面
を連続的に撮像することができる。
撮像装置20は、調査孔17の口径よりも若干小径の支
持棒33の先端に固定されており、支持棒33の中心軸
と撮像手段31の撮影光軸中心と一致している。なお、
調査孔の孔径が1cm程度の場合等では、胃カメラ等と
して用いられるファイバースコープを用いても良い。
一方、調査孔17への支持棒17の挿入は、両者の中心
軸線を一致させることが必要である。
これは、軸心にずれがあると撮像装置20が調査孔17
の内壁面によって損傷し、これを防がなければならない
ということによる。
そこで、本実施例では、ボーリングスタンド10を利用
している。すなわち、調査孔17の中心軸はボーリング
スタンド10に設けたコアドリル14の回転軸心と一致
しているので、調査孔17の削孔作業が終了しても、基
台11をその位置に残しておき(車両のりャゲートに取
付けた状態)、基台11の所定の位置に支持棒33を垂
直方向において支持案内する第1O図に示す支持フレー
ム34を固定している。
支持フレーム34には、先端部に案内ローラ35が取付
けられ、バネ付勢される回動可能な可動アーム36と、
先端部にカウンターローラ37が取付けられた計測アー
ム38とが対向して取付けられ、これらローラ35.3
7間に支持棒33が挿入されるようになっている。
カウンターローラ37は、挿入される支持棒33と摩擦
接触して滑りなく回転するようになっており、その回転
をロータリーエンコーダ等の位置検出器23で検出し、
撮像装置20の位置(垂直方向位置)情報として画像処
理ユニット22に入力する。
一方、案内ローラ35の周面には凸部40が周方向に形
成され、支持棒33の外周面に長さ方向に沿って凹設さ
れた嵌合溝41が嵌合する。
すなわち、支持棒33はその嵌合溝41と凸部40とを
嵌合するようにして挿入することにより軸回りの回転が
規制され、調査孔17の内周壁面の撮影のために挿入さ
れる撮像装置20が軸回りに回転することなく垂直方向
に移動することとなる。
支持棒33は、昇降台13にコアドリル14に代えて装
着される不図示の昇降用アタッチメントに取付けられ、
作業者が例えば昇降ハンドル16を操作しながら調査孔
17に挿入し、同時に位置検出器39により測定した挿
入距離が画像処理ユニット2字の距離カウンター表示部
にて記録される。
撮影開始信号が出力されると、撮像装置20は撮影を開
始し、画像、記録部25と、データバックアップ用のビ
デオレコーダ一部26に撮影画像が記録されると共に作
業者に正確にデータが採取されていることを確認するた
めに、モニターテレビ27にてリアルタイムで表示され
る。
すなわち、支持棒を調査孔に挿入することで調査孔17
の全長に渡りその内周壁面の連続的な撮影を行なうこと
ができる。
調査孔17の全長に渡る撮影が終了すると、支持棒33
を調査孔17から引抜き、調査孔の穴埋め作業を行なう
この穴埋め作業は、先ず連弾モルタルセメントを表層部
近傍まで注入し、表層部をアスファルト合材により埋め
る。調査孔17は、小口径であり、また深さもせいぜい
2m程度なので、穴埋めに用するモルタルセメント等の
量も少な(て済み、非常に効率的に補修作業が行なえる
と共に、舗装を傷つけることがない。
すなわち、調査孔17は小口径であるということは非破
壊的な調査と同等であるといえる。
得られた画像データは、1回の撮影毎にビデオプリンタ
ー28から例えばカラー画像としてプリントアウトされ
、その際撮影した画像と共に深さを表示するようになっ
ている。
プリントアウトされた画像シートを上下に合わせて並べ
ることにより、調査孔17の全長の内周壁面の展開像が
得られることになる。
上述した調査孔の削孔、調査孔のクリーニング、撮像装
置による内周壁面の撮影、調査終了後の調査孔の補修等
の一連の作業は、舗装道路の調査対象となる道路に対し
、例えば20m間隔で行ない、例えば数百メートルの長
さの道路の断面構造を深さ1〜2m幅で知ることができ
この地盤構造の調査に要する機器類は上記した探査のた
めの機器類と共に、後記する車両に搭載されるようにな
っている。
次ぎに、上記した各種装置を搭載した車両を第1図乃至
第3図に基づいて説明する。
80はいわゆるワンボックスカーと称せられる車両で、
車両の側部第1のビデオカメラ81が設けられると共に
、車両の前部に第2のビデオカメラ82が設けられ、第
1のビデオカメラ81で車両側方からの道路周囲の風景
を撮影し、第2のカメラ82で車両前方の風景を撮影す
るようになっており、これらのカメラ8工、82は第4
図に示す位置検出装置1Bのビデオシステムを構成する
ものである。
83は地中レーダーのアンテナ及び発振器等をユニット
化したアンテナで、車両後部に昇降可能に支持されてお
り、例えば油圧式の昇降装置84により昇降駆動され、
探査時に車両の床に形成されている開口85を通して所
定の位置まで降下される。アンテナ83の両側には、上
述した削孔作業等に用いるための水を収容する水タンク
86が搭載されている。
また車両内には発電機2、チャートレコーダー7a、主
制御ユニット1等の地中レーダー装置の機器類が車両の
右側に配置され、車両の左側には第9図に示す削孔断面
を撮影するための画像処理ユニット22が配置されてい
る。
一方、この車両80は、後部のドアが上下に開閉するり
ャパワーゲート方式で、下方に開くリヤゲート87に車
両の幅方向にスライドするリニヤスライダー88が取付
けられ、このリニヤスライダー88にボーリングスタン
ドIOが取付けられるようになっている。
したがって、車両80を道路上に停車させた状態で、第
3図に示すように、リヤゲート87を開き、リニヤスラ
イダー88にボーリングスタンド10を取付け、幅方向
にリニヤスライダー88を移動させることにより、調査
孔17を削孔する箇所にボーリングスタンドlOを位置
合わせすることができる。このボーリングスタンド10
は車両80に装備され、またボーリング、ボーリング後
の内壁面撮影等に使用する機器類も車両80に装備され
ている。
なお、車両80の屋根には道路作業標識90や、黄色回
転灯91が一装備されている。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、高速走行し
ながら道路の地盤状態を観測することができるので、従
来のように車両の流れを邪魔すことがな(、昼夜の別な
(地中レーダーによる探査作業が可能となり、しかも観
測結果から得られたデータ上の特異点を正確に知ること
ができる。
また、ビデオカメラで撮影し7た車窓の風景等と走行距
離とのシンクロにより、特異点付近の特定を目視により
行なえ、より一層特異点のサーチが楽となる。
一方、車両には、特異点をボーリングするためのスタン
ドがリアゲートに取付は可能としているので、探査後の
削孔作業が容易で、しかも他の車両の助けを不要とし、
少ない作業者で早(しかも正確な作業が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による舗装構造探査車の一実施例を示す
横断面図、第2図(a) 、 (b)はその側面図及び
後面図、第3図(a) 、 (b)はリアゲートを開い
た状態を示す側面図及び後面図、第4図は地中レーダー
装置のブロック図、第5図は地中レーダーの原理を説明
する図、第6図は第5図の原理により得られたデータの
解析を説明する図、第7図及び第8図はボーリング及び
内壁面の撮影を説明する図、第9図は画像処理ユニット
のブロック図、第10図(a)、(blは支持フレーム
の平面図及び正面図である。 1:主制御ユニット  2:発電機 3:電源装置     4:発振器 5:アンテナ     6:データレコーダー8:距離
計      9:ビデオシステム10:ボーリングス
タンド 80:車両。 第1図 第2図 J  8b 第3図 (Q) 1: ;: (b) 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、後部のドアが上下方向に回動して開閉するリヤゲー
    ト式の車両本体に、地中レーダーを走行面に対し昇降可
    能に取付けると共に、該後部のドアにはボーリング用の
    スタンドを取付け可能とし、地中レーダーの駆動制御を
    行なう地中レーダー制御手段、該地中レーダーの観測デ
    ータを記録する観測データ記録手段からなり車両の走行
    距離を検出する走行距離検出手段からの走行距離情報を
    該データ記録手段に観測データと共に記録させるレーダ
    ーシステムを装備すると共に、ボーリングした道路の内
    壁面を撮影し、画像処理する画像処理システムを装備し
    たことを特徴とする舗装構造探査車。 2、請求項1において、車両本体には走行する車両から
    異なる2方向のエリアを撮影するためのビデオカメラが
    装備され、さらにこれらビデオカメラで撮影した画像情
    報を走行距離情報と共に記録する画像記録手段を装備し
    たことを特徴とする舗装構造探査車。 3、請求項1又は2において、車両本体にはボーリング
    のための機器類、及び削孔内壁面撮影用の機器類を装備
    したことを特徴とする舗装構造探査車。
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