JPH041739B2 - - Google Patents

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JPH041739B2
JPH041739B2 JP18009283A JP18009283A JPH041739B2 JP H041739 B2 JPH041739 B2 JP H041739B2 JP 18009283 A JP18009283 A JP 18009283A JP 18009283 A JP18009283 A JP 18009283A JP H041739 B2 JPH041739 B2 JP H041739B2
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JP
Japan
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sulfonate
carboxylic acid
reaction
acid
acyloxybenzene
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JP18009283A
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JPS59134774A (ja
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Edowaado Haadeii Furederitsuku
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Procter and Gamble Co
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Procter and Gamble Co
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Publication date
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Publication of JPH041739B2 publication Critical patent/JPH041739B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】 発明の分野 本発明は、プノヌル゚ステルの゚ステル亀換
に関し、曎に詳现にはスルホン化プノヌル゚ス
テルの゚ステル亀換法に関する。スルホン化プ
ノヌル゚ステルは、所謂挂癜剀掻性剀ずしお、曎
に正確には有機ペルオキシ酞前駆物質ずしお特城
づけられる。掗剀組成物に䜿甚するのに奜適な皮
類の物質からなる。これらの前駆物質は、氎溶液
䞭で、掗剀組成物に通垞配合される無機過酞玠挂
癜剀、䟋えば過ホり酞塩たたは過炭酞塩ず反応し
お、䜎枩70℃で無機ペルオキシ塩よりもか
なり有効な挂癜剀である有機ペルオキシ酞を生成
する。
発明の背景 スルホン化プノヌル゚ステルの通垞の合成法
は、溶媒、䟋えばゞオキサンたたはゞクロル゚タ
ン䞭でプノヌルスルホン酞塩をハロゲン化アシ
ル通垞、塩化物でアシル化し、ハロゲン化氎
玠を排陀するこずを包含する。しかし、この方法
は、数皮の䞍利をこうむる。出発ハロゲン化アシ
ルは、それ自䜓倚量に取り扱うのが困難で䞍快な
物質であり、そしお反応の副生物ハロゲン化氎玠
による腐食攻撃に耐えるのに必芁な装眮は、高䟡
である。曎に別の問題は、反応系からのハロゲン
化氎玠の排陀においお生ずる。これは、通垞、䞍
掻性ガススパヌゞング系によ぀お実斜されるが、
懞濁固䜓反応生成物が反応混合物の発泡を生じさ
せる傟向および溶媒およびたたはハロゲン化
アシルの陀去を回避する必芁性は、ガス流量を制
限し、それ故陀去の完党さを制限する。HClが十
分に陀去されない堎合には、ナトリりムむオンに
察しおスルホネヌト基ずの競争があり、塩化ナト
リりムおよび生成物の䜙り安定ではないスルホン
酞圢態の䞡方を生成させる。最埌に、倧スケヌル
での反応の実斜は反応の完党さに悪圱響を有する
らしく、そしお70を超える転化率は埗るのが困
難である。
スルホン化プノヌル゚ステル、特に長鎖アシ
ル基を有するものの合成の別のルヌトは、゚ステ
ル亀換である。これは、有機化合物間の゚ステル
基を亀換する良く確立された方法であり、そしお
アルコヌリシス、アシドリシスたたぱステル−
゚ステル盞互亀換によ぀お達成され埗る。−OH
基含有化合物が所望のアシル基を有する䜎玚アル
キル゚ステルず反応されるアルコヌリシスは、最
もしばしば䜿甚される技術である。アシドリシス
は、通垞䜙り䜿甚されず、そしお䜎玚アルキル゚
ステル基を有する化合物ず適圓なカルボン酞ずの
間の反応を包含する。゚ステル亀換は、その甚語
が瀺唆するように、単に化合物間の゚ステル基の
亀換である。
これらのすべおの反応は通垞接觊䜜甚を受け、
そしお均䞀型および䞍均䞀型の䞡方の広範囲の酞
觊媒および塩基觊媒は、埓来技術によ぀お䞀般的
応甚性を有するず開瀺されおいるが、倚数の反応
系は、觊媒特異性であるこずが芋い出されおい
る。
プノヌル゚ステルの゚ステル亀換は、通垞ア
ルコヌリシスによ぀お実斜されるが、スルホン化
プノヌル゚ステルの堎合にこの方法を䜿甚する
ず困難をもたらす。第䞀に、スルホン化誘導䜓
は、芪氎性であり、それ故この皮の゚ステル亀換
反応に䜿甚される比范的非極性の反応媒䜓、䟋え
ばアルコヌルおよび炭化氎玠に䞍溶性である。
第二に、スルホネヌト基の存圚は、プノヌル
の−OH基を倱掻する傟向があり、副反応および
生成物劣化の危険の増倧のため反応速床論に悪圱
響を及がし、そしお高い反応完党さを達成するの
を困難にさせる。反応速床を増倧させるための高
枩の䜿甚は、単にこれらの問題を悪化させ、反応
混合物の過床の炭化をもたらす。
他方の゚ステル䞊の䜎玚アルキル基が反応時に
反応条件䞋で容易には眮換されないので、゚ステ
ル亀換法もスルホン化プノヌル゚ステルの堎合
には䞍成功である。
アシドリシスは、芳銙族酞のアリヌル゚ステル
の生成においお有効な゚ステル亀換技術であるず
提案されおおり、そしお芳銙族ゞカルボン酞、特
にむ゜フタル酞およびテレフタル酞のプニル゚
ステルおよびクレシル゚ステルの生成におけるア
シドリシス䜿甚の開瀺は、英囜特蚱第1009484号
明现曞に䞎えられおいる。この特蚱は、゚ステル
亀換反応甚の出発材料ずしおの䜎玚アシル芳銙族
゚ステルのその堎生成も教瀺しおいる。
それにも拘らず、英囜特蚱第1009484号明现曞
に開瀺の方法はそれ自䜓奜適であるず䞀般に教瀺
されおいる觊媒が比范的特異性である或る堎合
には有効であり、他の堎合には有効ではないず蚘
茉されおいる点においお困難を生ずる。曎に別
の䞍利は、英囜特蚱第1009484号明现曞に蚘茉の
奜適な金属含有觊媒、䟋えばブチルチタネヌトお
よびステアリン酞スズの䜿甚から生ずる。即ち、
前蚘觊媒は反応生成物内に保持される傟向があ
り、完党な陀去を達成するために曎に別の仕䞊段
階を必芁ずする。本発明の方法の反応生成物の䞻
芁応甚は、有機ペルオキシ酞前駆動物質、即ち過
酞化氎玠のアルカリ䟛絊源ずの反応時に有機ペル
オキシ酞に転化される物質ずしおである。この皮
の前駆物質䞭の金属むオンの存圚は、生成される
ペルオキシ酞の安定性に悪圱響を及がし、そしお
前駆物質−過酞化氎玠反応からのペルオキシ酞の
収率を䜎䞋させるこずがある。
しかし、出願人は、驚異的なこずに、C2〜C3
アシルオキシベンれンスルホネヌトの゚ステル亀
換が觊媒を必芁ずせずに高床の完党さに実斜され
埗るこずを今や芋い出した。觊媒の存圚は、本法
の速床論を改善するが、反応を開始するためには
必須ではない。
この発芋に応答する反応機構に関しおは劂䜕な
る理論によ぀おも限定されるこずを望たないが、
スルホネヌト基の電子求匕性ぱステルのアシル
基が芳銙族栞から開裂する傟向を増倧させるの
で、これらのプノヌル゚ステルの゚ステル亀換
甚にアシドリシス技術を䜿甚するこずは、芪プ
ノヌルのアルコヌリシスで遭偶する倱掻問題を克
服するず考えられる。出願人は、゚ステル亀換反
応が反応媒䜓を䞎える以倖の目的では圹立たない
溶媒を䜿甚しなくずも実斜され埗るこずも芋い出
した。カルボン酞反応䜓が゚ステルのような他の
溶媒物質よりも極性である限りにおいお、反応媒
䜓ずしおのカルボン酞反応䜓の䜿甚は、出発スル
ホン化゚ステル物質および生成物スルホン化゚ス
テル物質の䞡方の溶解床を向䞊させるず考えられ
る。それにも拘らず、溶媒ずしおのカルボン酞反
応䜓の䜿甚の予枬される䞍利は、アシルオキシス
ルホネヌト生成物ず反応しおアルカン酞無氎物を
生成し、それによ぀お生成物の収率および玔床を
䜎䞋させる可胜性がある。しかし、驚異的なこず
に、アシルオキシベンれンスルホネヌト生成物
は、本法甚に満足であるず芋い出された条件䞋で
はカルボン酞溶媒ずは反応しないこずが芋い出さ
れおいる。その理由は十分には理解されれおいな
い。曎に、或る皮の奜たしい具䜓䟋においおは、
C6〜C18アシルオキシベンれンスルホン酞塩䞊び
にカルボン酞からなる反応混合物は、アシルオキ
シベンれンスルホン酞塩自䜓を単離する䞭間溶媒
抜出工皋なしに、掗剀補品で䜿甚するのに奜適な
圢態に盎接加工され埗るこずが芋い出されおい
る。
発明の抂芁 埓぀お、本発明は、 (a) 液状C6〜C18眮換たたは非眮換脂肪族カルボ
ン酞媒䜓䞭のC2〜C3アシルオキシベンれンス
ルホン酞塩の均䞀分散混合物を調補しか぀維持
しカルボン酞察スルホン酞塩のモル比は
を超え、そしおスルホン酞塩は粒状圢態であ
る、 (b) 混合物の枩床を、アシドリシス反応を生じさ
せか぀副生物C2〜C3アルカン酞の揮発および
陀去を可胜ずさせるのに十分な倀に昇枩し、そ
しお (c) C6〜C18アシルオキシベンれンスルホン酞塩
を回収する こずからなるC6〜C18アシルオキシベンれンスル
ホン酞の補法を提䟛する。
本発明の奜たしい具䜓䟋においおは、C2〜C3
アシルオキシベンれンスルホネヌトは、C2〜C3
アシル無氎物およびアルカリ金属プノヌルスル
ホン酞塩からその堎で生成される無氎物は若干
過剰に䜿甚され、そしお末消費無氎物はC2〜C3
アシルオキシベンれンスルホネヌトの生成完了埌
に蒞留によ぀お陀去される。
本発明の方法の非垞に奜たしい具䜓䟋においお
は、塩基性觊媒、奜たしくは酢酞ナトリりムが、
反応混合物に添加される。
発明の具䜓的説明 本発明は、危険で腐食性のハロゲン化出発材料
を䜿甚せずにC6〜C18アシルオキシベンれンスル
ホン酞塩を生成する方法からなり、そしお本法に
おいおは高転化率を達成するために高い反応枩床
は䞍芁である。曎に別の利点は、觊媒金属による
最終生成物の汚染および反応工皋における溶媒の
䜿甚が回避されるこずである。本発明の奜たしい
実斜法においおは、「ワンポツトone−pot」
法が䜿甚され、それによ぀お本法の曎なる単玔化
を䞎える。
本発明は、アシル基のヒドロカルビル郚分が非
環匏線状たたは分枝郚分であるか、脂肪族たたは
芳銙族であるこずのできる環眮換基を含有する脂
肪族郚分であるC6〜C18アシルオキシベンれンス
ルホネヌトの生成に応甚できる。カルボン酞圢態
の埌者の䟋は、−プニルプロピオン酞ヒド
ロケむ皮酞である。
本発明の䞀具䜓䟋は、線状たたは実質䞊線状の
C6〜C12アシルオキシスルホネヌト、特に線状た
たは実質䞊線状のC8〜C10アシルオキシベンれン
スルホネヌトの生成に぀いおである。本明现曞に
おいお「実質䞊線状」は玄25以䞋のメチル分枝
を有するヒドロカルビル郚分を意味するず解釈さ
れるのであろう。線状C8〜C10アシル基の奜たし
い䟛絊源は、䞻ずしおC8脂肪酞ずC10脂肪酞ずの
混合物からなるココナツツ脂肪酞のラむト
lightフラクシペンである。
しかし、本発明の奜たしい具䜓䟋においおは、
カルボン酞のC6〜C18脂肪族基は、カルボニル炭
玠からのびか぀カルボニル炭玠を包含する炭玠数
以䞊の線状アルキル鎖を有する非線状郚分であ
る。この皮の非線状C6〜C18脂肪族カルボン酞の
曎に奜たしい具䜓䟋は、カルボニル炭玠原子に関
しお少なくずも䜍およびたたは䜍に分枝
を有し、そしお非垞に奜たしい具䜓䟋においおは
カルボン酞は炭玠数玄〜玄10を有する。本発明
の方法のこの具䜓䟋は、1983幎月23日出願の英
囜特蚱第8304990号明现曞に開瀺されか぀請求さ
れた化合物を補造するのに特に奜適である。
本発明の方法は、その最も広い圢態においお
は、アセチルオキシベンれンスルホン酞のナトリ
りム塩をC9脂肪族カルボン酞ず反応させおC9ア
シルオキシベンれンスルホン酞ナトリりムを生成
する䟋によ぀お䟋瀺され埗る。
アセトキシベンれンスルホン酞ナトリりムは、
圓該技術分野で既知の方法により、䟋えば英囜特
蚱第864798号明现曞の䟋に開瀺の技術により別
に生成され埗る。或いは、そしお奜たしくは、ア
セトキシベンれンスルホン酞ナトリりムは、埌述
の方法により、その堎で生成される。
陜むオンは奜たしくはナトリりムであるが、他
のアルカリ金属、䟋えばカリりムおよびリチり
ム、およびアルカリ土類金属、䟋えばマグネシり
ムも䜿甚され埗る。䜎玚アシルオキシベンれンス
ルホン酞塩を生成する際に、無氎プロピオン酞も
無氎酢酞の代わりに䜿甚され埗るが、埌者が入手
性、コスト、反応性および凊理の容易さの理由で
奜たしい。
本発明の最も広い方法においおは、埮粉砕粒状
圢態のアルカリたたはアルカリ土類金属C2〜C3
アシルオキシベンれンスルホン酞塩は、液状C6
〜C18脂肪族カルボン酞に分散される。酞察塩の
モル比はを超える。カルボン酞枩床は玄
190〜玄240℃の範囲内の倀に昇枩され、そしお混
合物は奜たしくは䞍掻性ガススパヌゞングず䞀緒
に撹拌されお反応を容易にさせ、か぀C2〜C3ア
ルカン酞副生物䞊びにC6〜C18脂肪族カルボン酞
の少なくずも䞀郚分を蒞留によ぀お揮発させか぀
陀去させるこずを可胜にさせる。この段階におけ
るC6〜C18脂肪族カルボン酞の陀去皋床は、酞の
鎖長に非垞に䟝存する。玄C12よりも長い炭玠鎖
長の酞の堎合には、揮発が枛圧䞋で実斜されなけ
れば、ほずんど陀去は生じない。しかし、掗剀機
胜を有する反応混合物の成分が蒞留条件䞋で発泡
する傟向は、真空の䜿甚によ぀お悪化され、それ
故これは奜たしい技術ではない。非線状酞の䞀般
に䜎い蒞発枩床は同䞀炭玠数の線状酞に比范しお
所定の反応混合物枩床においお前者の倧きい陀去
を生ずるので、酞媒䜓陀去も酞の構造によ぀お圱
響される。
反応が留出物流の停止によ぀お瀺されるように
完了したら、混合物は、玄100℃以䞋の枩床に冷
华され、次いで曎に別の凊理に付されお掗剀補品
に配合するのに奜適なC6〜C18アシルオキシベン
れンスルホン酞塩を生成する。
本発明の䞀面においおは、反応生成物は、反応
容噚から陀去され、そしお疎氎性溶媒に分散され
おC6〜C18アシルオキシベンれンスルホン酞塩を
沈殿させる。次いで、これはC6〜C18脂肪族カル
ボン酞含有䞊柄み液から過され、そしお也燥さ
れる。本発明のこの面においおは、次いで䞊柄み
液それ自䜓が加熱されお疎氎性溶媒を揮発させか
぀過剰のC6〜C18脂肪族カルボン酞から分離する。
次いで、溶媒およびカルボン酞の䞡方は、本法に
おけるそれらのそれぞれの䜿甚点に再埪環され埗
る。
脂肪族カルボン酞が非線状C6〜C12物質であり
か぀未反応酞のかなりの割合が揮発によ぀お陀去
される本発明の別の奜たしい面においおは、溶融
性有機キダリダヌ物質が、冷华されおいるが䟝然
ずしお流動性である反応生成物に添加される。添
加は、䞍掻性ガス、䟋えば窒玠の雰囲気䞋で生じ
お生成物劣化を回避させる。次いで、この混合物
の枩床は、垞枩に冷华する前に調敎されお混合物
を粒状物、䟋えばフレヌク、顆粒、ヌヌドルたた
はプリルに機械的に加工させる。
線状脂肪族C6〜C12カルボン酞が反応媒䜓ずし
お䜿甚されおいる反応混合物は、前蚘のように盎
接利甚されお粒状物を圢成するこずもできる。し
かし、この方匏でのこの皮の混合物の䜿甚は、配
合物の臭気が粒状圢態の反応生成物の重芁な芁件
である堎合には䜙り有利ではない。その理由は、
少量の線状カルボン酞さえ䟋えば、アシルオキ
シベンれンスルホン酞塩基準で生成物が掗
剀組成物に配合された堎合にマスクするこずが困
難である鋭い臭気を反応生成物に䞎える。臭気
は、十分量の奜適な塩基䟋えば、炭酞ナトリり
ムを添加しお残留線状カルボン酞をケン化する
こずによ぀お防止され埗る。酢酞ナトリりムがア
シドリシス反応においお觊媒ずしお䜿甚される本
発明の非垞に奜たしい具䜓䟋においおは、残留カ
ルボン酞は觊媒からのナトリりムむオンず䌚合さ
れるであろう。酞をケン化し臭気を陀くために塩
基を添加するこずは、䞍芁であるこずがある。こ
の臭気問題は、埌述の奜たしい構造を有する非線
状脂肪族カルボン酞を䜿甚する堎合には生じな
い。
本発明の方法の぀の利点は、反応混合物から
反応䜓甚の通垞の媒䜓を排陀できるこずである。
その代り、反応䜓の䞀方、即ちC6〜C18脂肪族カ
ルボン酞は、それ自䜓反応媒䜓ずしお䜿甚される
が、このこずはカルボン酞が液盞にあるこずを必
芁ずし、奜たしくは䜎粘床を有する。炭玠数12以
䞊を有する脂肪族カルボン酞は、垞枩で固䜓であ
り、それ故加熱されお、C2〜C3アシルオキシベ
ンれンスルホネヌトが分散され埗る液䜓媒䜓を䞎
えるこずが必芁であるが、C6〜C10脂肪族カルボ
ン酞は、垞枩で液䜓であり、それ故固䜓プノヌ
ルスルホネヌトの分散を容易にさせる。
本発明の方法で䜿甚するのに奜適な脂肪族カル
ボン酞は、線状たたは䞻ずしお線状埌述であ
るこずができる。この皮の酞は、倩然油脂から誘
導され、たたは実質䞊線状の物質の堎合にはオキ
゜たたはチヌグラヌ合成技術を䜿甚しお石油炭化
氎玠原料から誘導される。
しかし、奜たしい脂肪族カルボン酞は構造が非
線状であり、カルボニル炭玠からのびか぀カルボ
ニル炭玠を包含する線状鎖内に炭玠数少なくずも
を有する。オクタノヌルず氎ずの間の分配係数
によ぀お衚わされる有機化合物の疎氎性に察しお
の構造の効果は、゚む・レオ等によりケミカル・
レビナヌズChemical Reviews、71、第525頁
〜第616頁1971幎に蚘茉されおいる。この文
献は、広範囲の構造ぞの各皮の眮換基の導入に関
連するLog POCT匏䞭、POCTはオクタノヌルず氎
ずの間の分配係数であるの倉化の倚数の倀を䞎
える。これはLog POCTの倀を劂䜕なる構造に察
しおも予枬させるこずを可胜ずし、そしおこの基
準で奜たしい非線状カルボン酞は、玄1.9〜玄4.1
の範囲内のlog POCTを有するものである。
非線状性は、脂肪族分枝たたは芳銙族たたはシ
クロ脂肪族構造の圢態をずるこずができる。分枝
は、カルボニル炭玠に関しおおよびたたは
炭玠原子䞊に少なくずもあるこずが奜たしい
が、−分枝は、それから生成されるアシル
オキシベンれンスルホン酞塩の過加氎分解性胜に
察しおの配眮の悪圱響のため奜たしくない。
非垞に奜たしい脂肪族カルボン酞は、炭玠数玄
〜玄を有し、そしおこの皮の非線状酞の䟋
は、−゚チルヘキサン酞、−トリメ
チルヘキサン酞および−プニルプロピオン酞
である。
反応混合物を撹拌可胜な流䜓ずしお維持するの
に必芁なC6〜C18カルボン酞の量は、系の物理的
特性、䟋えば酞の粘床の枩床䟝存性およびプノ
ヌルスルホネヌト出発材料および生成物の結晶圢
態の関数である。しかし、反応党䜓にわた぀おの
適圓な流動性を維持するためにC6〜C18カルボン
酞察プノヌルスルホネヌトの出発モル比少なく
ずも玄を有するこずが非垞に望たしいこず
が芋い出されおおり、そしおモル比少なくずも
が奜たしく、最も奜たしいモル比は玄
から玄である。玄を超えるモル比
の䜿甚は、曎に流動性の反応混合物を䞎えるが、
C6〜C18カルボン酞ずC6〜C18アシルオキシベンれ
ンスルホネヌト生成物ずの逆反応がC6〜C18アル
カン酞無氎物を生成する危険が増倧されるので、
有利であるずは考えられない。曎に、より倚い反
応容量が取り扱われなければならず、そしおより
倚いカルボン酞が回収されか぀反応に再埪環され
なければならない。
プノヌルスルホン酞塩は、アルカン酞に難溶
性であり、そしお埮粉砕されお反応甚に利甚でき
る衚面積を最倧限にしなければならない。奜たし
くは、前蚘物質の粒埄は、玄100ミクロン未満で
あるべきであり、理想的にはできるだけ埮现であ
るべきである。これらの基準は、C2〜C3アシル
オキシベンれンスルホネヌトがその堎で生成され
か぀玄50ミクロン未満の粒埄の非垞に埮粉砕の固
䜓ずしお存圚する奜たしい方法においおは、満た
される。しかし、C2〜C3アシルオキシベンれン
スルホネヌトが別の䜍眮で生成される堎合には、
通垞の粉砕技術、䟋えば固䜓の懞濁液のコロむド
摩砕が䜿甚されお所望の粒埄を達成するこずがで
きる。
分散液の枩床は、80〜100℃に昇枩されお反応
を開始し、そしお反応噚には有効な撹拌システム
が取り付けられお反応期間党䜓にわた぀お分散液
の均䞀性を維持しなければならない。しかし、反
応が進行するず、反応混合物の粘床は、挞進的に
固䜓察液䜓の比率の増倧に぀れお増倧し、そしお
その粘床を䞋げるために反応混合物の枩床を昇枩
するこずは局郚過熱をもたらし、その結果色劣化
をもたらすので、副生物C2〜C3アルカン酞の陀
去は曎に困難になる。それ故、撹拌システムの蚭
蚈は、揮発副生物酞の離脱を保蚌するのに効率良
い混合の維持ず同時に反応党䜓にわた぀おの固䜓
含量の挞進的増倧に順応しなければならない。
副生物C2〜C3アルカン酞の陀去は、反応混合
物の酞化劣化を防止するのにも圹立぀䞍掻性ガス
スパヌゞングによ぀お促進される。ガスは、この
目的に通垞䜿甚される劂䜕なるものであるこずも
でき、窒玠が最も奜たしい。反応枩床は、玄190
℃〜玄240℃の範囲内の倀に増倧させられ、そし
お反応の進行は、副生物アルカン酞䞊びに過剰の
未反応C6〜C18カルボン酞の少なくずも䞀郚分の
陀去速床によ぀お監芖される。
脂肪族カルボン酞反応媒䜓が炭玠数玄12以䞋を
有する本法においおは、未反応酞の玄90は、反
応期間においお揮発されか぀陀去され埗る。倧郚
分の酞の陀去は、反応が実質䞊完了した堎合に反
応期間の終りで生じ、そしお反応混合物の枩床
は、副生物C2〜C3アルカン酞の陀去埌に昇枩す
る。
これが終぀たら、反応生成物は、曎に凊理する
前に玄100℃以䞋の枩床に冷华される。
線状カルボン酞を利甚する反応の堎合には、反
応生成物は、脂肪酞反応媒䜓が可溶性でありか぀
C6〜C18アシルオキシベンれンスルホン酞塩が䞍
溶性である溶媒に奜たしくは再分散される。反応
混合物が冷华される枩床および溶媒は、反応混合
物が取り扱いに十分な皋流動性でありか぀溶媒が
その沞点以䞋であるように、遞択される。奜適な
溶媒は、ヘキサン、ゞ゚チル゚ヌテル、ゞクロル
゚タン、および芳銙族物質、䟋えばトル゚ンたた
はキシレンである。
次いで、C6〜C18アシルオキシベンれンスルホ
ネヌト固䜓は、過によ぀お陀去され、䞀方液
は、それ自䜓䟋えば掻性炭で凊理されお着色䜓を
陀去する。最埌に、疎氎性溶媒は、蒞発によ぀お
脂肪酞から分離され、そしお溶媒および脂肪酞の
䞡方は、本法におけるそれらのそれぞれの䜿甚点
に再埪環される。
倧郚分の未反応脂肪族カルボン酞反応媒䜓が揮
発される本発明の方法の具䜓䟋においおは即
ち、炭玠数〜12を有する脂肪族カルボン酞、曎
に奜たしくは炭玠数玄〜玄を有するものを利
甚する具䜓䟋、特にC7〜C9非線状脂肪族カルボ
ン酞を䜿甚する具䜓䟋においお、冷华された反
応混合物は、有機結合剀物質ず混合され、そしお
曎には粟補せずに粒状物に成圢され埗る。結合
剀、䟋えば通垞固䜓の非むオン界面掻性剀、ポリ
゚チレングリコヌル、脂肪酞、或る皮の陰むオン
界面掻性剀、フむルム圢成性重合䜓たたはこれら
の混合物が、䜿甚され埗る。少なくずも40℃の結
合剀融点が、貯蔵安定性を粒状物に䞎えるために
必芁であるが、結合剀の融点は80℃未満であるべ
きであり、奜たしくは50〜70℃の範囲内であるべ
きである。
結合剀物質ずしお奜適な䞀矀の非むオン界面掻
性剀は、アルコヌルモル圓たり玄20〜玄100モ
ルの゚チレンオキシドを含有するる第䞀玚たたは
第二玚C8〜C18アルコヌル゚トキシレヌトによ぀
お構成される。特定の䟋は、アルコヌルモル圓
たり平均22〜80モルの゚チレンオキシドず瞮合さ
れたタロヌアルコヌル゚トキシレヌトである。特
に奜たしい結合剀である非゚トキシ化非むオン界
面掻性剀は、1983幎月27日出願の英囜特蚱出願
第8323127号明现曞に開瀺のグリセリルモノC10〜
C14脂肪酞゚ステルである。奜適なポリ゚チレン
グリコヌルは、分子量玄2000〜玄15000、曎に奜
たしくは玄4000〜玄8000のものである。奜適な脂
肪酞は、奜たしくはポリ゚チレングリコヌルたた
は非むオン界面掻性剀ずの混合物で䜿甚される
C12〜C18脂肪酞である。陰むオン界面掻性剀は、
䟋えば石けん、α−スルホン化脂肪酞塩、アルキ
ルグリセリル゚ヌテルスルホネヌト、アルコヌル
モル圓たり玄10モルたでの゚チレンオキシドを
含有するアルキル゚トキシサルプヌトおよびア
ルキルベンれンである。
結合剀は、反応生成物が反応容噚から陀去され
た埌反応生成物に添加されるか、反応容噚自䜓に
盎接添加され埗る。埌者の奜たしい技術においお
は、反応生成物は、液䜓ずしお維持され、そしお
結合剀も䞍掻性ガス雰囲気䞋で液䜓圢態で添加さ
れる。しかし、すべおの堎合においお、粒状物圢
成前に結合剀ず反応生成物ずの緊密混合物を調補
するこずが、必須である。この皮の粒状物の奜た
しい調補法は、1982幎11月15日出願の米囜特蚱第
441978号明现曞に開瀺されか぀請求されおいる。
本発明の方法の奜たしい具䜓䟋においおは、
C2〜C3アシルオキシベンれンスルホネヌトは、
゚ステル亀換反応を生じさせるのに䜿甚されたの
ず同䞀の反応噚内で生成され、そしお䞡反応甚の
すべおの成分は、䞀緒に添加される。このよう
に、プノヌルスルホン酞ナトリりムおよびC2
〜C3アルカン酞無氎物通垞玄20モル過剰
は、液状C6〜C18脂肪族カルボン酞プノヌル
スルホネヌトの倍モル量で存圚に添加され、
そしお系は、還流䞋で玄160℃〜玄175℃の範囲内
の反応噚枩床においお玄〜時間加熱される。
次いで、還流は停止され、そしお反応噚枩床は、
45〜90分間にわた぀お200℃〜220℃の範囲内の倀
に昇枩され、その際に過剰の未反応C2〜C3アル
カン酞無氎物および副生物C2〜C3アルカン酞は、
陀去され、その埌生成物および反応媒䜓の分離お
よび回収は、前蚘のように実斜される。
本発明の゚ステル亀換法は、この皮の反応に通
垞䜿甚される觊媒を蚀及せずに蚘茉されおいる。
出願人は、驚異的なこずに、添加觊媒が本発明の
方法を実斜するのに必須ではないこず、および良
奜な色の生成物の高収率が觊媒を䜿甚せずに前蚘
条件䞋で埗られるこずを芋い出しおいる。それに
も拘らず、酞性型および塩基性型の䞡方の觊媒の
䜿甚は、反応速床論を高めるず考えられる。
奜適な觊媒は、䟋えばブチルチタネヌト、トル
゚ンスルホン酞、金属マグネシりム粉末状、
ナトリりムメトキシドおよび酢酞ナトリりムであ
る。しかし、或る堎合には、C6〜C18アシルオキ
シベンれンスルホネヌト生成物内の觊媒の保持
は、ペルオキシ酞発生甚のC6〜C18アシルオキシ
ベンれンスルホネヌト生成物の䜿甚時に問題を生
ずる。特に、生成物基準で200ppm以䞋のチタン
は、前駆物質から生成されるペルオキシ酞の過床
の分解を生じさせる。觊媒汚染物、䟋えばチタン
は、远加の仕䞊段階で陀去され埗るが、このこず
は凊理の耇雑さおよびコストの増倧のため補造芋
地から望たしくない。
埓぀お、塩基性觊媒、䟋えばマグネシりムおよ
びナトリりムが奜たしいが、埌者のメタノヌル溶
液の䜿甚は奜たしい「ワンポツト」反応においお
倚量のC2〜C3アルカン酞無氎物を必芁ずする。
最も奜たしい觊媒は、匱酞のアルカリ金属塩、特
にアルカリ金属アルキルカルボン酞塩である。最
も奜たしい塩は、高揮発性を有する脂肪酞の塩、
䟋えば酢酞ナトリりム、プロピオン酞ナトリりム
たたはノナン酞ナトリりムである。その理由は、
これらが系から容易に排陀され、それによ぀お生
成物の汚染を回避するからである。添加觊媒は、
固䜓スルホネヌト成分の重量の0.5〜の量
で䜿甚され、そしお粒状物分散液が調補される際
にそれず䞀緒に添加される。
本発明の方法は、C9脂肪族カルボン酞がプ
ノヌルスルホン酞ナトリりムおよび無氎酢酞ず反
応されおC9アシルオキシベンれンスルホン酞ナ
トリりムを生成する以䞋の䟋によ぀お䟋瀺され埗
る。
䟋  ノナノむルオキシベンれンスルホン酞ナトリり
ムの段非觊媒䜜甚生成 500mlの口反応フラスコには、ノナン酞79.61
0.5モル、無氎プノヌルスルホン酞ナトリ
りム19.620.1モルおよび無氎酢酞12.25
0.12モルが仕蟌たれた。フラスコには、加熱
ゞダケツト、撹拌機、窒玠入口およびオヌバヌヘ
ツド冷华噚ず留出物捕集容噚ずが蚭けられた40cm
の加熱保枩ビグラりクスVigraauxカラムが
取り付けられおいた。仕蟌埌、フラスコは窒玠で
フラツシナされ、窒玠䟛絊機はビグラりクスカラ
ムの頂郚に連結され、そしお反応混合物の加熱お
よび撹拌は開始された。混合物の枩床は、30分埌
に130℃に達し、40分埌に170℃に達し、この点で
淡黄色を呈する泡ヘツドが反応混合物䞊に衚われ
た。次いで、系は還流䞋で平均フラスコ枩床
172.5℃で115分間操䜜され、その埌泡ヘツドは消
えた。ビグラりクカラムの頂郚ぞの窒玠絊送機は
分離され、カラム加熱噚は䜜動され、そしお窒玠
は反応フラスコに通過されお蒞留を促進させた。
反応混合物の枩床は、70分にわた぀お最倧216℃
に昇枩され、その時に酢酞およびノナン酞からな
る留出物22.90が捕集された。留出物のGLC分
析は、無氎酢酞が存圚しおいないこずを瀺した。
反応フラスコの残留内容物、即ち淡黄色ロり状ペ
ヌストは䞀倜垞枩に冷华され、次いでゞ゚チル゚
ヌテルに分散され、そしお過された。この
操䜜は回繰り返され、そしお最終生成物は真空
デシケヌタヌ内で也燥され、そしお埮粉末に粉砕
された。最終収量は癜色固䜓28.74であり、そ
のNMR分析は以䞋の倀重量を䞎えた。
ノナノむルオキシベンれンスルホン酞ナトリり
ム 80.3 アセトキシベンれンスルホン酞ナトリりム
16.3 プノヌルスルホン酞ナトリりム 3.4 ノナノむルオキシベンれンスルホン酞ナトリり
ムの党収率は、理論倀の69であ぀た。
䟋  トル゚ンスルホン酞觊媒を䜿甚しおのノナノむ
ルオキシベンれンスルホン酞ナトリりムの段
生成 前蚘のものず同様の操䜜および装眮が䜿甚され
た。以䞋の差があ぀た。−トル゚ンスルホン酞
が、反応開始前にフラスコ内容物に添加さ
れ、そしお還流段階は、フラスコ枩床170℃で95
分かか぀た。蒞留段階は50分かかり、そしお最倧
フラスコ枩床は202℃であ぀た。反応からの党収
量は灰色固䜓28であり、そのNMR分析は以䞋
の倀重量を瀺した。
ノナノむルオキシベンれンスルホン酞ナトリり
ム 94.8 −トル゚ンスルホン酞ナトリりム 3.6 プノヌルスルホン酞ナトリりム 1.6 党収率は、理論倀の83.1であ぀た。
䟋  マグネシりム粉末を䜿甚しおのノナノむルオキ
シベンれンスルホン酞ナトリりムの段生成 操䜜および装眮は、前蚘の通りであ぀た。マグ
ネシりム粉末0.1が、反応開始前にフラスコに
添加され、そしお還流枩床167℃が115分間䜿甚さ
れた。最倧反応混合物枩床215℃を䜿甚しお、蒞
留は65分かか぀た。Mg0.11原子吞光により
を含有する癜色固䜓生成物30.4が埗られ、そし
おNMR分析は以䞋の倀重量を瀺した。
ノナノむルオキシベンれンスルホン酞ナトリり
ム 91.4 アセトキシベンれンスルホン酞ナトリりム
2.7 プノヌルスルホン酞ナトリりム 5.9 党収率は、理論倀の82.7であ぀た。
䟋  酢酞ナトリりムを䜿甚しおのノナノむルオキシ
ベンれンスルホン酞ナトリりムの段生成 操䜜および装眮は、前蚘の通りであり、そしお
酢酞ナトリりムが、觊媒ずしお䜿甚された。
還流は166℃で140分かかり、そしお蒞留は65分か
か぀た最倧フラスコ枩床218℃。癜色生成物
32.7が埗られ、そのNMR分析は以䞋の倀を瀺
した。
ノナノむルオキシベンれンスルホン酞ナトリり
ム 99 酢酞ナトリりム  党収率は、理論倀の96.3であ぀た。
これらの実隓から、本発明の方法は、蚱容可胜
な玔床の物質の満足な収率を埗るのに觊媒䜜甚を
必芁ずしないこずがわかる。反応条件の最適化
は、この方法を䜿甚しお埗られる収率および玔床
を向䞊させるず予期され埗る。実隓も、酞性およ
びたたは塩基性觊媒䜜甚が反応時間および
たたは枩床の短瞮、䜎䞋を䞎えるこずを瀺し
おいる。しかし、酞性觊媒は、貧匱な生成物の色
を生ずる傟向があり、そしお前蚘のように生成物
の觊媒金属汚染は、無機過酞玠挂癜剀での過加氎
分解によ぀お生成される有機ペルオキシ酞の安定
性に悪圱響を及がすこずがある。塩基性觊媒は、
同䞀の䞍利をこうむらないが、金属アルコキシド
の䜿甚は、倧過剰の無氎酢酞を必芁ずするこずに
よ぀お成分コストを増倧させる。奜たしい觊媒
は、匱酞のナトリりム塩、䟋えばカルボン酞のナ
トリりム塩である。その理由は、これが生成物の
汚染を最小限にし、そしお本法を実斜するのに必
芁な反応䜓の量を増倧しないからである。
䟋  酢酞ナトリりム觊媒を䜿甚しおの−
トリメチルヘキサノむルオキシベンれンスルホ
ン酞ナトリりムの段生成 䟋で䜿甚されたものず同様の操䜜および装眮
が、䜿甚された。以䞋の量の反応䜓が䜿甚され
た。
−トリメチルヘキサン酞む゜ノナ
ン塩 127.850.81モル 無氎酢酞 36.750.36モル プノヌルスルホン酞ナトリりム
58.850.3モル 酢酞ナトリりム無氎 3.0 この混合物は、流動性懞濁液を䞎えた。反応フ
ラスコ内容物は、160℃に加熱され、そしお装眮
が蒞留方匏に転換される前に窒玠雰囲気䞋で
時間還流され、そしおフラスコ枩床は、45分 にわた぀お260℃に昇枩され、その際にむ゜ノナ
ン酞、酢酞および痕跡量の無氎酢酞の混合物
59.63が、留出物受容噚に捕集された。この際、
反応フラスコの内容物は、クリヌム状癜色流動性
懞濁液から撹拌状態に保぀こずの困難な粘皠な発
泡淡黄色の塊に倉化した。加熱は停止され、そし
お窒玠雰囲気をフラスコ内に維持しながら、内容
物の流動性を向䞊させるTAE8040がフラスコ
に添加された。フラスコは、冷华され、そしお45
分埌に反応フラスコ内容物の枩床は、70℃に䞋が
り、この段階でフラスコは空にされ、そしお混合
物は宀枩に冷华された。以䞋の分析倀を有する灰
色がか぀た癜色のもろい粒状物の圢態の反応生成
物156.83が埗られた。
−トリメチルヘキサノむルオキシベ
ンれンスルホン酞ナトリりム 55.8 −トリメチルヘキサン酞ナトリりム
8.2 −トリメチルヘキサン酞 0.7 プノヌルスルホン酞ナトリりム 2.8 タロヌアルコヌルEO80 26.7 氎および埮量成分 5.8 プノヌルスルホン酞塩転化に基づく反応収率
は、86.8であ぀た。
䟋  酢酞ナトリりム觊媒を䜿甚しおの−プニル
プロピオニルオキシベンれンスルホン酞ナトリ
りムの段生成 䟋で䜿甚されたものず同様の操䜜および装眮
が䜿甚された。以䞋の量の反応䜓が䜿甚された。
−プニルプロピオン酞ヒドロケむ皮酞
MWT150.2 135.180.9モル 無氎酢酞 36.750.36モル プノヌルスルホン酞ナトリりム
58.850.3モル 酢酞ナトリりム無氎 3.0 ヒドロケむ皮酞、無氎酢酞および酢酞ナトリり
ムが、反応フラスコに添加され、そしお60℃で無
色液䜓を生じた。プノヌルスルホン酞ナトリり
ムが、添加され、か぀撹拌によ぀お分散され、そ
しお酞化防止甚窒玠ブランケツトを䜿甚しお枩床
が65℃に昇枩された。内容物は、装眮が蒞留方匏
に転換される前に時間還流された。蒞留方 匏においお、フラスコ内容物は、45分にわた぀お
260℃の枩床に到達され、そしお混合酢酞ヒド
ロケむ皮酞80.2が、留出物ずしおフラスコから
陀去された。残留フラスコ内容物は、垞枩に冷华
され、ゞ゚チル゚ヌテルに分散され、そしお過
されお−プニルプロピオニルオキシベンれン
スルホン酞ナトリりム90重量およびプノヌル
スルホン酞ナトリりム1.2残郚は−プニ
ルプロピオン酞ずそのナトリりム塩ずの混合物で
あるを含有する癜色結晶性生成物97.88を䞎
えた。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (a) 液状眮換たたは非眮換C6〜C18脂肪族カ
    ルボン酞媒䜓䞭のC2〜C3アシルオキシベンれ
    ンスルホン酞塩の均䞀分散混合物を調補しか぀
    維持しカルボン酞察スルホン酞塩のモル比は
    を超え、そしおスルホン酞塩は粒状圢態
    である、 (b) 混合物の枩床を、アシドリシス反応を生じさ
    せか぀副生物C2〜C3アルカン酞の揮発および
    陀去を可胜ずさせるのに十分な倀に昇枩させ、
    そしお (c) C6〜C18アシルオキシベンれンスルホン酞塩
    を回収する こずを特城ずする、C6〜C18アシルオキシベンれ
    ンスルホン酞塩の補法。  カルボン酞察スルホン酞塩のモル比が、少な
    くずもである特蚱請求の範囲第項に蚘茉
    の方法。  カルボン酞察スルホン酞塩のモル比が、少な
    くずも、奜たしくは少なくずもであ
    る特蚱請求の範囲第項および第項のいずれか
    ぀に蚘茉の方法。  脂肪族カルボン酞媒䜓が、カルボニル炭玠か
    らのびか぀カルボニル炭玠を包含する炭玠数少な
    くずもの線状鎖を含有する非線状カルボン酞で
    ある特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれか
    ぀に蚘茉の方法。  非線状脂肪族カルボン酞が、1.9〜4.1の範囲
    内のlog POCTを有する特蚱請求の範囲第項に蚘
    茉の方法。  非線状脂肪族カルボン酞が、炭玠数〜12、
    奜たしくは〜を有する特蚱請求の範囲第項
    および第項のいずれか぀に蚘茉の方法。  ゚ステル亀換觊媒が、アルカン酞媒䜓に配
    合される特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれ
    か぀に蚘茉の方法。  觊媒が、塩基性觊媒である特蚱請求の範囲第
    項に蚘茉の方法。  塩基性觊媒が、匱酞のアルカリ金属塩、奜た
    しくはアルカリ金属カルボン酞塩である特蚱請求
    の範囲第項に蚘茉の方法。  プノヌルスルホン酞塩が、アルカリ金属
    塩、奜たしくはナトリりム塩である特蚱請求の範
    囲第項〜第項のいずれか぀に蚘茉の方法。  C2〜C3アシルオキシベンれンスルホン酞
    塩が、その堎で生成される特蚱請求の範囲第項
    〜第項のいずれか぀に蚘茉の方法。  (a) 液状眮換たたは非眮換C6〜C12脂肪族
    カルボン酞媒䜓䞭のプノヌルスルホン酞塩お
    よびC2〜C3アルカン酞無氎物の混合物を調補
    しカルボン酞察スルホン酞塩のモル比は
    を超え、無氎物察スルホン酞塩のモル比は
    を超え、そしおスルホン酞塩は粒状圢態
    である、 (b) プノヌルスルホン酞塩が反応しおC2〜C3
    アシルオキシベンれンスルホン酞塩を生成する
    たで、混合物を還流䞋で140〜180℃の範囲内の
    枩床に加熱し、 (c) 混合物の枩床をアシドリシスを生じさせか぀
    副生物C2〜C3アルカン酞の揮発および陀去を
    可胜ずさせるのに十分な倀に昇枩させ、 (d) C6〜C12アシルオキシベンれンスルホン酞塩
    を回収するこずからなる特蚱請求の範囲第
    項に蚘茉の方法。  回収が、疎氎性溶媒䞭の完党反応混合物の
    分散液を調補し、その埌沈殿C6〜C18アシルオキ
    シベンれンスルホン酞塩を䞊柄み液から分離する
    こずからなる特蚱請求の範囲第項〜第項の
    いずれか぀に蚘茉の方法。  䞊柄み液が加熱されお溶媒を揮発させ、そ
    しお過剰のC6〜C18アルカン酞が工皋(a)に再埪環
    される特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。  回収が、 (a) 40℃よりも高い融点の液化した通垞固䜓の氎
    溶性たたは氎分散性有機結合剀固䜓䞭の完党反
    応混合物の緊密分散液を調補し前蚘分散は䞍
    掻性ガス雰囲気䞋で生ずる。 (b) 前蚘分散液を冷华し、そしお (c) 前蚘冷华分散液を固䜓粒状物にする こずからなる特蚱請求の範囲第項〜第項の
    いずれか぀に蚘茉の方法。  通垞固䜓の氎溶性たたは氎分散性有機固䜓
    が、アルコヌルモル圓たり平均20〜100モルの
    ゚チレンオキシドず瞮合されたC8〜C18脂肪族ア
    ルコヌル、分子量2000〜15000のポリ゚チレング
    リコヌル、C12〜C18脂肪酞たたは前蚘化合物皮
    以䞊ず陰むオン界面掻性剀ずの混合物からなる特
    蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。
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