JPH0417331Y2 - - Google Patents

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JPH0417331Y2
JPH0417331Y2 JP1984051214U JP5121484U JPH0417331Y2 JP H0417331 Y2 JPH0417331 Y2 JP H0417331Y2 JP 1984051214 U JP1984051214 U JP 1984051214U JP 5121484 U JP5121484 U JP 5121484U JP H0417331 Y2 JPH0417331 Y2 JP H0417331Y2
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Japan
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piston
lever
pin
band
cylinder
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JP1984051214U
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JPS60165166U (ja
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  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はピストン挿入用工具に関する。
ピストンリングを有するピストンをシリンダに
嵌めるには従来特殊道具が使われている。第7図
はその1例の断面図、第8図は別の例の平面図で
ある。第7図のピストン挿入用工具について説明
する。4はシリンダ、5はピストン挿入用工具
(ピストンインストラと略称)で形は円筒である。
6はピストンインストラ5の上縁、7はピストン
インストラの内径でシリンダの内径よりやや小さ
く且上部はピストンインストラの上縁6に向つて
上拡がりにテーパをつけて内径を大きくし、上縁
6においてピストンリングの自由状態の外径より
少し大きくなつている。8はシリンダに嵌められ
るピストン、8′はピストン8のピストンリング
溝に装着されたピストンリング、矢印Bはピスト
ンをシリンダに押しこむときピストンに加える力
の方向を示す。
次に前記従来例の作用を説明する。
第7図でピストンインストラ5の上縁6側を上
にしてシリンダと中心を一致させてシリンダ4の
上にのせ、ピストンリングを装着したピストン8
をピストンインストラ5に上からはめ、矢印Bの
方向に力を加えて押す。開いているピストンリン
グ8′はピストンインストラ5の内径のテーパに
案内されて直径がちぢみシリンダ内径より少し小
さい円筒部を通り、ピストンはピストンリングも
ろともシリンダ4の中に押込まれるがピストンイ
ンストラ5は一つのシリンダ内径に専用となり且
つ重くシリンダと工具の軸心がずれ易い欠点があ
る。第8図により他のピストンインストラについ
て説明する。11,11は金属製円筒を2つ割り
にした円筒片、12は上記2つ割の円筒片をつな
いでいる蝶番、13,13は上記円筒片11,1
1の端に取付けた柄である。矢印Cは力を加える
方向を示す、14はピストンリングを装着したピ
ストンである。
次に上記他の従来例の作用について説明する。
2つの円筒片11,11を蝶番12を中心にし
て開いてピストンリングを装着したピストン14
の外にかぶせ、柄13,13に矢印Cの方向に力
を加てると11,11は開いているピストンリン
グを押しちぢめピストン外径に接する。この状態
を保つてピストンをシリンダの上に中心を合せて
のせ、そのままピストン頂面に力を加えて、ピス
トンをピストンリングもろとも滑らせてシリンダ
の内へ押し込むことができる。このような構造で
は寸法の調整は出来ないし且挿入時柄から手がは
なせない欠点がある。
本考案の目的は上記の欠点を解消し、調整可
能、小形軽量で、かつ手を放してもよくワツタツ
チで操作性のよいリンク式ピストンインストラを
提供するにある。
以下第1〜6図を参照し本考案のピストン挿入
用工具の一実施例について説明する。
第1図は第1図実施例の正面図、第2図は第1
図のP矢視図、第3図はバンド部1の端部に設け
られたループとリンクの端部との連結状況図、第
4図はレバー端部状況図であり、第5〜6図は同
作用説明図である。
第1図、第2図に示すものはピストンリングを
装着したピストンをシリンダに挿入する工具につ
いての第1実施例であり、その主要部はバンド
1、リンク2及びレバー3その他の小部品より構
成されている。
第3図に示すようにバンド1の両端のそれぞれ
中央部を切りとつてU字形にし、このU字形の脚
をそれぞれ曲げてループ状にし、端を16に示す
点溶接でバンド1に固定してループ15,15を
つくる。ハンド1はピストンの外径に応じて選択
される彎曲した変形可能な板ばね製で構成されて
いる。
一方リンク2の一端及び図には示さないレバー
3の端にはめねじ部17を設け、該めねじ部を前
記バンド1の両端にそれぞれ設けられた両ループ
15,15の間にはさみ、ピンA,A又は同B,
Bを上下より差込んでめねじ部17,17′にね
じ込み、バンド1の両端をリンク2又はレバー3
と連結する。
上記のように構成すると、ねじ付ピンA,Bは
円筒頭でその円筒部にバンド1のループ15,1
5が嵌つているので、その構造はハンド1のルー
プ状端部はそれぞれリンク2又はレバー3の一端
とピン結合となつている。
次に第4図に示すものは、リンク式ピストンイ
ンストラのレバー3のバンド側端部の斜視図であ
り、レバー3の端に設けためねじ部から隙間22
を設け、レバー3に沿つて板金23を平行に伸ば
し、上記レバーの中間部で折曲部を形成しレバー
3に固着すると共に、前記折曲部の側壁24に通
し穴25を設けている。さらに垂直に通しねじ穴
26を設けた結合ピンCを、前記隙間22に挿入
し、座付ボルト27を前記通し穴25に差し込
み、結合ピンCの中央の通しねじ穴26にねじ込
む。
なおリンク2の反バンド側端部は第2図のよう
に二又部に形成され、該二又部にはピンCと嵌合
可能な図示しないピン穴が設けられ、レバー3を
リンク2の二又部の間に挿入してレバー3とリン
ク2を結合ピンCを介してピン結合する。
このように構成すると結合ピンCは第1図に示
すリンク2によつて常にねじ付ピンAの方向へ引
かれているので、座付ボルト27の座は常に板金
23の側壁24に引きつけられている。
レバー3がこのように構成されており、座付ボ
ルト27を回転して結合ピンCを移動させれば、
ねじ付ピンAとねじ付ピンBの距離が変化するの
で、一つのバンドを使用しても外径の多少異なる
ピストンに対してもピストンインストラとして使
用可能となる。
次に前記第1実施例の作用について説明する。
第4図において、結合ピンCは座付ボルト27
をまわすことによりレバー3に対し軸方向に移動
できる構造となつているが、第5〜6図は結合ピ
ンCの位置を調整しセツトして固定した状態とす
る。このピストン挿入用工具のピンA,B,Cに
おいては、ハンド1とレバー3とリンク2がピン
結合となつている。第5図はバンド1を開いた状
態を示す。この状態にしてバンド1の内側にピス
トンリングを装着したピストンを入れレバー3を
矢印Aの方向に力を加えてピンBを中心として反
時計方向にまわすと、ピンCはピンBのまわりに
回転し、リンク2によつてピンAはピンBの方向
に引きよせられるので、バンド1の直径が小さく
なり、ついでバンド1はピストンリングを押圧し
ピストンの外側に接し、このときピンCはピンA
の中心とピンBの中心を結ぶ中立ラインL−L上
にあり、更に力を加えるとCは上記中立ラインを
通り越してバント1側に入る。
第6図はこの状態を示す。この状態になるとレ
バー3に加える力を除いてもこの状態を保持でき
る。この状態ではセルフリテイン状態となるの
で、ピストンインストラのセンタをピストン中心
に合わせてシリンダ上にのせ、ピストンを上から
押圧してピストンをピストンリングもろともシリ
ンダの中に押込むことができる。
前述のとおり本考案に係るピストン挿入用工具
は前記のとおり構成したので、次のような効果を
生ずる。
(1) 座付ボルトの回転により結合ピンCの位置を
移動させることができるので、1つのバンドで
径の多少異なるピストンにも適用できる。
(2) バンドの取替えが容易で1つのピストンイン
ストラでピストン径の異るものにも適用可能で
ある。
(3) 使用時レバーのピンCがピンA,Bを結ぶ中
立ラインを超えるように設定することによりこ
のように一度セツトすると、以降手を離しても
該セツト状態が保持され、作業性が向上する。
(4) バンドとリンクとレバーの組合せにより小型
軽量となり操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は第1実施例で、第1図は第1実施
例の正面図、第2図は第1図のP矢視図、第3図
はバンド1の端部に設けられたループとリンクと
の連結状況図、第4図は同レバー端部状況図、第
5〜6図は作用説明図、第7〜8図は従来例で、
第7図は第1従来例図、第8図は第2従来例であ
る。 1……バンド、2……リンク、3……レバー、
A,B……ねじ付ピン、C……結合ピン、26…
…通しねじ穴、27……座付ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンリングを装着したピストンをシリンダ
    に挿入する工具において、上記ピストンリングの
    リング帯を覆いかつその両端部にループを設けた
    板ばね製バンドと、該両ループと係合するねじ付
    ピンA,Bと、一端に該ねじ付ピンBが螺合する
    めねじ部が設けられたレバーと、該レバーのめね
    じ部から隙間を設けレバーに沿つて平行に伸び上
    記レバーの中間部で折曲部を形成しレバーに固着
    されると共に前記折曲部に通し穴25を設けた板
    金と、上記隙間に移動可能に挿入されると共に通
    しねじ穴が設けられた結合ピンCと、上記通し穴
    を貫通し上記通しねじ穴と螺合する座付ボルト
    と、一端部に上記ねじ付ピンAと螺合するめねじ
    部が設けられ他端部に上記結合ピンCと係合する
    二又部を具えたリンク2とを有してなるピストン
    挿入用工具。
JP5121484U 1984-04-08 1984-04-08 ピストン插入用工具 Granted JPS60165166U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5121484U JPS60165166U (ja) 1984-04-08 1984-04-08 ピストン插入用工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5121484U JPS60165166U (ja) 1984-04-08 1984-04-08 ピストン插入用工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60165166U JPS60165166U (ja) 1985-11-01
JPH0417331Y2 true JPH0417331Y2 (ja) 1992-04-17

Family

ID=30570052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5121484U Granted JPS60165166U (ja) 1984-04-08 1984-04-08 ピストン插入用工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60165166U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52138246A (en) * 1976-04-01 1977-11-18 Salomon & Fils F Ski boots having upper portion providing regulatable hardness
JPS5642367A (en) * 1979-09-14 1981-04-20 Toshiba Corp Manufacture of bipolar integrated circuit
JPS5733987U (ja) * 1980-08-07 1982-02-23

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52138246A (en) * 1976-04-01 1977-11-18 Salomon & Fils F Ski boots having upper portion providing regulatable hardness
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JPS5733987U (ja) * 1980-08-07 1982-02-23

Also Published As

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JPS60165166U (ja) 1985-11-01

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