JPH04173319A - インフレーションガゼットフイルム成形法における最適自動制御方法 - Google Patents

インフレーションガゼットフイルム成形法における最適自動制御方法

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JPH04173319A
JPH04173319A JP30287590A JP30287590A JPH04173319A JP H04173319 A JPH04173319 A JP H04173319A JP 30287590 A JP30287590 A JP 30287590A JP 30287590 A JP30287590 A JP 30287590A JP H04173319 A JPH04173319 A JP H04173319A
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air
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ0発明の目的 〈産業上の利用分野〉 この発明はインフレーションガゼツトフィルム成形法に
おける最適自動制御方法に関する。
〈従来の技術〉 この出願以前におけるインフレーションフィルム成形と
しては、種々のものが開発され、出願されており、その
−例として特公昭58−30127号公報があり、この
公報にはブローヘッド上方のフィルム同化ライン、即ち
フロストラインの高さを測定して、所望の値からのずれ
に応じて押出機の出力を増減する方法が記載されている
又、特開昭58−30127号公報には、フロストライ
ンの高さを測定して、所望の値からのずれに応じて外冷
空気調整弁の開閉度を調整しフロストラインは一定高さ
に維持する方法が記載されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 前記特公昭58−30127号公報及び特開昭58−3
0127号公報における成形方法はフロストラインを一
定高さに維持し、所定厚みのフラットフィルムを成形す
ることを目的としているが、インフレーションガゼツト
フィルム成形法における最適自動制御方法に関しては触
れていない。
この発明の目的は、従来熟練工の技術に依存することが
多いインフレーションガゼツトフィルム成形を簡易に、
且つ最適制御のもとで、連続運転し、且つ、そのガゼツ
トフィルムの折り込み幅の変更、ガゼツトフィルム成形
からフラットフィルムへの移行を適確に、且つ簡易に行
えるようにしたインフレーションガゼツトフィルム成形
法における最適自動制御方法装置を提供することにある
口8発明の構成 く課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するために、この発明はインフレーショ
ン成形したチューブ状フィルムをガゼツト折畳板により
一対のピンチローラの直ぐ上流側において、折畳みガゼ
ツトフィルムとし、この後前記一対のピンチローラで挟
持して扁平チューブとして下流側へ移送するインフレー
ションガゼツトフィルム成形法において、 前記ガゼツト折畳板の所望送り込み寸法及び扁平チュー
ブの幅寸法を設定値として先ず自動設定し、次いで、前
記ピンチローラ下流側位置で前記ガゼツト折りされた扁
平チューブの幅寸法を検出し、この検出した幅寸法と前
記自動設定したガゼツト折畳板の送り込み寸法に基づい
て前記チューブ状フィルム内の空気量を調整し、前記検
出した扁平ガゼツトチューブの幅寸法を前記自動設定し
た扁平チューブの幅寸法設定値に符合させる一方、前記
チューブ状フィルムのフロストラインの所望高さを設定
値として自動設定し、前記成形されるチューブ状フィル
ムのフロストラインの高さを検出し、前記設定値に対し
て上下変位した場合には、前記チューブ状フィルムの空
気量の調整をせずに、チューブ状フィルム外面に環状エ
アリングから吹き付けられる外冷空気吐出量を調整し、
前記設定高さ↓ここのフロストラインを自動調整し、こ
のフロストラインの自動調整完了後に前記チューブ状フ
ィルムの空気量の調整を行うことを特徴とするインフレ
ーションガゼツトフィルム成形法における最適自動制御
方法としである。
前記空気吐呂量の減少又は増大を所定時間継続した後、
未だ上下検出装置の出力信号の状態が前回の検出状態と
変化しない場合には、前回同様にこの外冷空気吐出量を
更に一段減少又は増大させフロストラインを調整し前記
設定高さに安定させることが好ましい。
〈実施例〉 この発明の代表的な実施例を次に説明する。
〈第1実施例〉 第1図において、Aはこの特定発明が適用されるインフ
レーションガゼツトフィルム成形装置であり、インフレ
ーションガゼツトフィルム成形装置の概略を示し、20
はその成形ダイであり、この成形ダイ20の中央には空
気吸い込み管21が直立して配置してあり、前記成形ダ
イ20の環状溶融樹脂吐出口22近傍には外冷空気吐出
量の環状エアリング23が配置しである。
前記吐出口22から押し出され、前記環状エアリング2
3からの冷風により冷却され、所望直径に形成されたチ
ューブ状フィルムTを一対の安定板26aでフラットに
折畳みながら引き取る一対のピンチローラ24が、環状
エアリング23より高位置に配置しである。好ましくは
、前記一対のピンチローラ24は成形ダイ2oに対して
、成形準備段階では下降位置に、成形中は上位位置を採
るように昇降可能に配備される。
前記一対のピンチローラ24の直ぐ上流側には、インフ
レーション成形したチューブ状フィルムTを直径方向両
側から折込み、ガゼツトチューブGとするための一対の
ガゼツト折畳板25が、前記一対の安定板26の間で、
これと直角方向から、チューブ状フィルムTに対して接
触し、その水平方向の送り込み量を調整可能に配置しで
ある。
この一対のガゼツト折畳板25を送り込むためのパルス
モータ26aと、このパルスモータ26の回転量を検出
するエンコーダ27とが設けてあり、このエンコーダ2
7は後記する自動制御装置28に電気接続されている。
前記ピンチローラ24下流側位獣には、前記ガゼツト折
畳板25でガゼツト折りされ前記ピンチローラ24で挾
持移送されて扁平化した扁平チューブFの幅寸法を検出
するためのフィルム幅測定用のセンサ29が配置しであ
る。
前記自動制御装@28は、予め前記扁平チューブFの成
形条件を入力するための例えばキーボード3oからなる
入力部31と、設定した条件と、現実のガゼツトチュー
ブの幅寸法・フロストラインの上下検出値との比較及び
その差に基づく各制御部への補正指令を行う指令部を具
備する。
例えばその−例として前記エンコーダ27で検出したパ
ルスモータ26の回転量、即ち、前記ガゼツト折畳板2
5による送り込み寸法を予め入力して、設定し、この設
定値まで前記パルスモータ26を駆動させる指令部32
とを具備する。なお、このガゼツト送り込み寸法はこれ
に限らず、リミットスイッチを予め、前記ガゼツト送り
込み寸法に応じて固定配置しておき、このリミットスイ
ッチによるガゼツト折畳板25の検出信号により、ガゼ
ツト送り込み寸法を設定する構成としてもこの発明とし
ては同じである。
更に、前記自動制御装置28は、前記フィルム幅測定用
のセンサ29からの出力信号である前記扁平チューブF
の幅寸法と、前記入力部31で設定された送り込み寸法
に基づいて、成形中の前記チューブ状フィルムTの直径
が、前記自動設定した扁平チューブの幅寸法設定値に対
応する所望直径になるように前記チューブ状フィルムT
内の空気量を調整する為の空気量調整部33とを有して
いる。
この空気量調整部33は前記成形ダイ2oの空気吹き込
み部21aの一次側の送風機34の駆動制御部35に電
気接続している。
次に前記チューブ状フィルムTのフロストライン高さを
調整する為のフロストライン自動調整装置について説明
する。
このフロストライン自動調整装置は前記自動制御装置2
8の一部を構成し、前記成形されるチューブ状フィルム
Tのフロストラインの高さを検出する検出器36からの
出力信号を受ける受信部37と、この受信部37に入力
された信号により前記フロストラインの高さが設定値に
対して上下変位した場合に、前記チューブ状フィルムT
の空気量の調整を停止する停止信号を空気量調整部33
に出力する停止指令部38と、この停止信号出力時にの
み前記チューブ状フィルムT外面に前記環状エアリング
23から吹き付けられる外冷空気吐出量を調整し、前記
設定高さにこのフロストラインを自動調整する外冷空気
吐出量調整部39とを具備し、更に、このフロストライ
ンの自動調整完了後に前記停止指令部38に停止解除信
号を出力する停止解除部40が設けである。
前記構成の実施例の作用は次の通りである。
先ず成形に先立って、前記ガゼツト折畳板25の所望送
り込み寸法及び扁平チューブの幅寸法及びガゼツト送り
込み寸法、その他の成形条件を予め入力部31によって
先ず設定する。
この入力は予めプログラムされていて、押出樹脂量、引
取速度、ブロー比などが与えられており。
これに加えて、前記一対のガゼツト折畳板25の幅及び
ガゼツト折込後の扁平ガゼツトチューブ幅が設定できる
ようになっている。
而して、ダイより押し出されるチューブを前記一対のピ
ンチローラ24に挟み、ピンチローラで引取ながら、ピ
ンチローラ24の高さが所定高さに達すると、前記成形
条件は予めプログラムされている順序に従って自動設定
され、先ずフロストライン高さが設定値に調整され、概
ね設定値に調整されると、次に通常のガゼツト無チュー
ブの成形と同様にチューブ幅が設定値に近ずくように調
整され、この操作が一応完了すると、予め定められたプ
ログラムに従って自動入力され前記一対のガゼツト折畳
板25はゆっくりと内方に移動を開始し、予め設定した
入力値まで挿入する。
この間チューブT中の空気圧が一定になるよう一対のガ
ゼツト折畳板25の挿入に対応して、チューブT中の空
気を空気量調整部33によって徐々に脱気する。
このようにして前記成形ダイ20でインフレーション成
形したチューブ状フィルムTをガゼツト折畳板25によ
り一対のピンチローラ24の直ぐ上流側において、折畳
みガゼツトフィルムGとし、この後前記一対のピンチロ
ーラ24で挟持して厨子チューブFとして下流側へ移送
する。
次いで、前記ピンチローラ24下流側位置で前記ガゼツ
ト折りされた扁平ガゼツトチューブFの幅寸法をセンサ
29で検出し、成形中の前記チューブ状フィルムTの直
径が、前記設定した扁平ガゼツトチューブFの幅寸法設
定値に対応する所望直径になるように前記チューブ状フ
ィルムT内の空気量を前記空気量調整部33によって調
整する。
即ち、この空気量調整部33により、前記成形ダイ20
の空気吹き込み部21aの一次側の送風機34の駆動制
御部35を制御して、前記チューブ状フィルムT内の空
気量を調整し、前記検出した扁平チューブFの幅寸法を
前記設定した膚平ガゼツトチューブFの幅寸法設定値に
符合させる。
一方、前記チューブ状フィルムTのフロストラインの所
望高さを前記キーボード30で設定値として設定し、前
記成形されるチューブ状フィルムFのフロストラインの
高さを検出器36により検出し、前記設定値に対して上
下変位した場合には、停止指令部38から前記チューブ
状フィルムの空気量の調整を停止する停止信号を空気量
調整部33へ出力する。この停止信号出力時にのみ外冷
空気吐出量調整部39により前記チューブ状フィルムT
外面に前記環状エアリング23から吹き付けられる外冷
空気吐出量を調整し、前記設定高さにこのフロストライ
ンを自動調整する。次いで、このフロストラインの自動
調整完了後に停止解除部40から前記停止指令部38に
停止解除信号を出力し、必要に応じて、前記空気量調整
部33により前記チューブ状フィルムの空気量の調整を
行い、前記インフレーションガゼツトフィルム成形を連
続して行う。
前記ガゼツト折畳板25の所望送り込み寸法及び扁平チ
ューブの幅寸法の設定値を変更する場合には、前記入力
部31により扁平ガゼツトチューブFの幅寸法の設定値
を変更し、若しくは予め変更時期及び変更値を入力して
おき、このプログラムに従ってパルスモータ26を駆動
制御し前記ガゼツト折畳板25の所望送り込み量を調整
してガゼツト送り込み寸法を前記指令部32で変更する
これ以後の作用は前記と同様に行われる。
次にインフレーションガゼツトフィルム成形から通常の
ガゼツトのないフラットフィルム成形に移行するときに
は、前記ガゼツト折畳板25の所望送り込み寸法を0に
セットして行う。
次に、第3図に示すものにおいては、空気吹き込み管4
1の周囲に、同心的に2つのバルブ内部安定体50.6
0が上下階層的に配置しである。
これら安定隊50.60のうち、成形ダイ20寄りの最
も上流側バブル内部安定体50は前記環状吐出口22の
直径とはゾ等しい直径を有するバブル案内用円筒体部分
51と、この円筒体部分51の下流側に位置しその下流
側が上流側より小径としであるテーパ状の截頭円錐台形
バブル案内部分52から成り、 前記上流側バブル内部安定体50におけるテーパ状のバ
ブル案内部分52における周面に向けて冷風を吹き出す
位置に、前記環状エアリング23の外冷空気吐出口23
aが開口しており、前記テーパ状のバブル案内部分52
の上流側最大径は前記円筒体部分51の直径に符合して
いる。更に、下流側バブル内部安定体60は全体中空体
から成り、この上、下流端の直径は前記上流側のバブル
内部安定体50の前記テーパ状のバブル案内部分52の
最小径より小さく形成してあり、下流側バブル内部安定
体50の外径は下流になるほど順次大きく成形しである
。この下流側バブル内部安定体60の中空部は上、下流
端板61.62に設けた連通孔63を介して外部と各々
連通しており、上流側バブル内部安定体50には、上下
に貫通する連通孔53が穿設しである。
従って、前記のようにガゼツトフィルムGを成形し、巻
取り機などに引き取るに伴い、このフィルムの流れにバ
ブル内部の空気流の一部は随伴して、上流側バブル内部
安定体50と下流側バブル内部安定体60との中間に位
置する環状空間内の圧力を減圧する傾向を採り、また下
流側バブル内部安定体60の下流側に流入した空気によ
り、下流側バブル内部安定体60の下流側での圧力上昇
を僅かな時間−時的に来たすが、下流側のバブル内部安
定体60の下流側の若干高圧となった空気は、前記連通
孔63を介して、前記上下2段のバブル内部安定体50
と60間及び上流側バブル内部安定体50の上流側の各
々の環状空間内に流入し、これらの空間内の圧力を僅か
な変動の範囲内で元に戻し、この部分に縮径を起こさな
い状態を維持し、バブルのMD力方向の引き伸ばし及び
バブル成形直径の増大化を防ぎ、かっ破断を招かない。
前記下流側バブル内部安定体6oは、下流側はど大径と
なる全体截頭逆円錐台形状を呈する。この安定体60に
おいてはそのフィルムの成形速度に応じて前記全体逆円
錐台形状の下流側バブル内部安定体60の逆テーパ外R
mの一部に接触乃至非接触で若干半径方向に縮小する6
即ち、引取速度が高速化するに連れて、バブルが下流側
バブル内部安定体60の逆テーパ外周面に接触する位置
が小径の上流側へと移動し、引取速度が毎分120mを
越えるとこの下流側バブル内部安定体の逆テーパ外周面
からバブルは離反した状態で引き取られることとなる。
このように膨張収縮を繰り返し受けたバブルはネックイ
ン位置において一気に半径方向へ膨張されTD力方向延
伸成形され、MD、TD両方向の強度バランスの採れた
フィルムFが製造される。
また、第4図に示すものにおいては、前記下流側バブル
内部安定体6oは4、直径の異なる少なくとも3つの円
筒体部分6Qa、60b、60cを積み重ねて成り、下
流側はど大径なものとしであるので、前記作用に加えて
、フィルムの成形速度が遅い場合には最大外径をする下
流端側の円筒体部分60aの外周面に融軟状態のバブル
が接触しこの位置でネックインして、−気に半径方向へ
バブルは膨張成形される。逆にフィルムの成形速度が速
くなると、バブルの下流側バブル内部安定体60外周へ
の接触位置は中間の円筒体部分60b、最小外径を有す
る上流端側の円筒体部分60cへと順次移動していき、
フィルムの成形速度に見合う位置、即ち、成形ダイ2o
がらの最適な高さでバブルは下流側バブル内部安定体6
0と接触し、その接触位置をネックイン位置として半径
方向へ延伸成形される。
又、各円筒体部分60a、60b、60c内においては
、径の変化がないため、バブルの接触位置が多少上下動
しても、バブル成形寸法に直に悪影響を及ぼさない。
/′ /″ 〈第2実施例〉 この実施例は前記請求項第2項記載の方法発明が適用さ
れる前記フロストライン自動調整装置における外冷空気
吐出量調整部39aを示すものである。
この外冷空気吐出量調整部39aは、上下に配設した2
個の検出装置2.3と、1乃至15秒間隔毎に1パルス
発信するパルス発信装[5と、歩進歩対型レベル変更装
置6と、このレベル変更装置6で表出したレベルに対応
して、これを電気的な量に変換するD/A変換回路7よ
りなり、このD/A変換回路7の出力に対応して、エア
リング8の送風機9を駆動する可変速モータ10を備え
ている。
前述の検出装[2,3は図に示す如く、チューブ1の成
形に先立ち、その所望の膨張開始部(延伸開始部)la
の上下位置で、かつこの膨張開始部1aチューブの接線
方向を光ビームa、bが水平に通過する如く、投光器2
a、3aと受光器2b、3bが一つのブロックとなって
いる反射型光電式検出装置2.3と共通の反射鏡4とを
対向させて配置し、2組の非接触型の光電式検出装置1
2.3を上下階層的にフィルム成形装置の機枠又はこれ
と一体の部材に設ける。
パルス発信装M5としては近年この種の成形機には通常
制御用のコンピュータが採用されており、コンピュータ
内のパルス発信機能を用い、通常1乃至15秒間隔に任
意にパルス間隔が調整できるものであり、好ましくは3
乃至5秒間隔のパルスを発生するようにし、この出願の
パルス発信装置5として用いる。
コンピュータ以外、サイクルカウンターなど外部同期信
号を所定数計数する毎発信する装置、或いはタイマがタ
イムアツプするとと発信してはリセットされ型式のもの
でもよい。
前記歩進歩進型レベル変更装置16としては、ワンショ
ットの歩進入力信号がある毎に1ステップ歩進し、ワン
ショットの歩進入力信号がある毎に1ステップで歩進す
るものであれば、機械式、電気式電子式を問わない。図
示のものにおいてはデジタル表示装置としてあり、歩進
のワンショット入力信号がある毎にデジタル表示の数値
は1つ増加し、他方歩進ワンショット入力信号が有る毎
に、その表示数は1つ減少し、何れの入力もなければ、
そのままの数値を保持する。このデジタル数は現実に目
でみえるものでも見えなくて単なる情報の値、又は電気
信号の値として、保持できればこの発明としては同一で
ある。このデジタル表示装置もコンピュータのデジタル
表示機能を利用することが好ましい。
従って、前記レベル変更装[6の出力を電気的な量に変
換するD/A変換回路7は通常5■又は10V以下の電
圧変化として出力されるものを用い、この出力を入力と
して可変速モータ10の制御回路10aに与え、可変速
モータ10の速度を変化させる。
前述のレベル変更装置6が電気的な量で変更されるもの
についてはD/A変換回路は省略することができる。
取上のような実施例の外冷空気吐出量調整部39aを用
い前記請求項第2項記載の方法発明の詳細な説明する。
先ず前述のように、検出装置2.3を上下に配設し、こ
れらの位置及びエアリング8から吐出する風量を経験的
に概ね適当な量に定め、このときの可変速モータ1oの
速度が可変速可能な範囲の中間付近の値になるように予
め設計しておく、而して、このときのレベル変更装置6
たるデジタル数を例えば000値とする。
このようにして、インフレーション成形を継続し、今成
形中の合成樹脂チューブ1の膨張開始位置が二つの検出
装置2.3の位置よりも上位にあり、二つの検出装置2
.3は共に発光素子2a、3aよりの光芒が受光素子2
b、3bに到達して、共にオン信号を発し、かつパルス
発信信号位置5が発信するとデジタル数表示装置6にワ
ンショットの入力信号を与え、このデジタル数が001
となる。
この変化したデジタル数を入力として、D/A変換回路
7によりモータ10の入力電圧をワンスチップ上昇させ
、可変速モータ10は一段高速回転し、送風機9は一段
階高速回転してエアシリンダ8よりの風量も一段階多量
となり、成形中のチューブが前のデジタル値OOoのと
きよりも冷却され、成形中のチューブ1の膨張開始位置
1aが次第に低下してくる。
このようにして、上側の検出装置2がオフとなり下側の
検出装置3がオンの信号を出す状態となると次のパルス
発信装置5が出力信号を発しても、歩進歩進型のレベル
変更装置6には入力が与えられないから、001の状態
を維持し、送風機9の回転数は001の状態を維持する
更に運転が継続するうちに、次第にチューブの膨張開始
位置1aが低下し、下部の検出装置3も、上部の検出装
置2と共にオフの信号を発し、パルス発信装置5のパル
スとのアンド信号により前記レベル変更装置6に歩進入
力信号が与えられると、これは001の状態から再びO
ooの状態に戻り、可変速モータ10は一段減速され、
再びチューブの膨張開始位置は上昇し始める。
以下前述の上下2組の検出袋Wit2.3が共にオンす
ればレベル変更装置6は一段歩進し、検出袋[2,3が
共にオフとなればレベル変更装置!6は一段階歩退し、
可変速モータ10をこれに対応して変速する。
次に前述の検出装置2.3が共にオンの状態で000の
状態から001の状態に変更後、更に所定時間経過即ち
パルス発信袋[5が次のパルスを発信したとき、前述の
検出装置2,3がまだ共にオンの状態とすると更にレベ
ル変更装置6には入力がワンショット与えられ001の
状態から002の状態と一段歩進する。
これでもなお上部検出装置2がオフ信号を発しなれば更
に一段歩進し、これらに対応して可変速モータ10の回
転数は段階的に加速される。
同様に膨張開始位置1aが低下したときの状態が001
の状態であったとし、パルス発信装置5の次のパルス発
信時においても、上下二つの検出内2.3が共にオフ信
号を発していれば、更に一段階歩退の入力がレベル変更
袋W6に与えられ、Oooの状態となり、可変速モータ
10は更に一段階低速となり、それでもチューブ1の膨
張開始位置1aが上昇しないときにはパルス発信装置5
がパルスを発する毎に、膨張開始位置1aが上昇して、
下側の検出装置3がオンの信号を発するまで順次段階的
に可変速モータ1oは低速になる。
前述の実施例においてはエアリ2ング8が吐出する風量
を送風機9を駆動する可変速モータ10の回転数を制御
することによって調整したが、エアリング8の空気系の
一部に設けたダンパーの開度を段階的に調整する方法及
び装置であってもこの出願の方法及び装置発明としては
同一である。
前記チューブ1のブロー比の変更に伴い変位する最適な
膨張開始部1aに対して、前記検出装置2と3を数値制
御式のX、Yテーブルなどに搭載し、これら検出装置2
と3の設置する位置を変更可能とし、チューブ1の種々
のブロー比に応じて検出装置2.3を位置調整すること
が好都合である。
その他の作用は前記第1実施例と同一である。
ハ0発明の効果 以上述べた如く、本発明の方法によれば、熟練工の技術
に依存することが多いインフレーションガゼツトフィル
ム成形を簡易に、且つ最適制御のもとで、連続運転し、
且つ、そのガゼツトフィルムの折り込み幅の変更、ガゼ
ツトフィルム成形からフラットフィルムへの移行を適確
に、且つ簡易に最適な自動制御のもとに行うことができ
る。
請求項第2項記載の方法発明においては、前記効果に加
えて、インフレーションガゼツトフィルム成形チューブ
の膨張開始部を、所定の高さ位置に自動的に変更、調整
し所定の基準膨張形状および均一な膨張率にこのフィル
ムチューブを自動的に矯正でき、そのため可及的速やか
にフロストラインを一定高さに自動調整することができ
、安定した品質良好な管状フィルムを容易に製造するこ
とができる。
〈実施例固有の効果〉 前記安定体を使用したものにおいては、前記テーパ状の
バブル案内部分における周面に向けて冷風を吹き出す位
置に、前記環状エアリングの外冷空気吐出口が開口して
おり、前記テーパ状のバブル案内部分の上流側最大径は
前記円筒体部分の直径に符合しているとともに下流側バ
ブル内部安定体60の上、下流端の直径は前記テーパ状
のバブル案内部分の最小径より小さく形成しである為に
、この装置によりフィルム(殊に高密度ポリエチレン)
極薄のもの(はWIOミクロン程度)や、合成樹脂製シ
ョッピングバックに使用する20ミクロン程度のフィル
ムをMD、TD両方向の強度バランスの採れたフィルム
として製造することが出来る。
更に前記各バブル内部安定体5o、6oには前記連通孔
53.63が設けであるので、前記内部空気吹き込み管
41からバブル内部に空気を吹き込み溶融状態のバブル
を所定直径に膨張したのち、成形ダイ内に設けた排気口
に向は流れる循環空気流の一部はこれら連通孔53.6
3を介して、環状空間内に流入し、この空間内の圧力を
若干上昇し前記バブルが縮径になるのを低減し、前記バ
ブルの薄肉化を回避しその破断を未然に防止できる。
又、内部空気は常時外部から吹き込まれない場合であっ
ても、各バブル内部安定体50.60の上下空間は前記
連通孔を通じて、連通しているため、これら上下の空気
圧ははゾ等圧状態を維持し、上下のバブル内部安定体5
0と60間で特にバブルが縮径されること無く、長時間
の運転継続に対しても、所期のMD、TD両方向の強度
がバランスしたフィルムを成形できる。
更に、前記下流側バブル内部安定体60は全体逆円錐台
形状を呈し、その上端(下流端)の外径は前記バブル案
内部分の上端(下流端)の外径より小さくしてあり、下
端になるほど小径としてありその外周面は逆テーパにな
っているものにおいては、単一の下流側バブル内部安定
体によりはゾAミクロンの極薄フィルムをフィルムの種
類、種々の高速成形速度(例えば毎分AOm乃至毎分1
20m)でインフレーション成形することができ、下流
側バブル内部安定体60と接触することなくバブルを安
定良く成形加工できる。
前記下流側バブル内部安定体60が直径の異なる少なく
とも3つの円筒体部分60a、60b。
60cを積み重ねて成り、下流側はど大径なものとしで
ある。即ち、3つの円筒体部分のうち、下流端側の円筒
体部分が最大外径を有し、上流端側の円筒体部分が最小
外径を有しており、中間の円筒体部分の外径は前記最大
外径と最小外径との中間値としであるものにおいては、
前記同様に毎分40m乃至85m程度の中速度で合成樹
脂製ショッピングバックに使用する20ミクロン程度の
肉厚フィルムをその成形速度に応じた高さでのバブルと
下流側バブル内部安定体との接触により、振動なく、且
つだれなく安定成形加工できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明に係るもので、第1図は、この発明を実施
する装置の第1実施例の概略図、第2図a)、b)、C
)、d)はそのガゼツトフィルムの成形工程を示す図、
第3図は第1図に示す装置に内部安定体を利用した場合
を示す半断面図、第4図は別の内部安定体を利用した場
合を示す半断面図、第5図はその第2実施例の概略正面
図、第6図は検出装置部とチューブの関係を示す平面図
、第7図はその制御装置のブロック線図である。 図中の主な符号 1・・・・・・・・・チューブ、    2,3・・・
・・・検出装置、1a・・・・・・膨張開始位置、 C
・・・・・・制御部、6・・・・・・・・・歩進歩進型
レベル変更装置、7・・・・・・・・・D/A変更回路
、10・・・・・・可変速モータ、 28・・・・・・自動制御装置。 tα) cd)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)インフレーション成形したチューブ状フィルムをガ
    ゼット折畳板により一対のピンチローラの直ぐ上流側に
    おいて、折畳みガゼットフィルムとし、この後前記一対
    のピンチローラで挟持して扁平チューブとして下流側へ
    移送するインフレーションガゼットフイルム成形法にお
    いて、 前記ガゼット折畳板の所望送り込み寸法及び扁平チュー
    ブの幅寸法を設定値として先ず自動設定し、次いで、前
    記ピンチローラ下流側位置で前記ガゼット折りされた扁
    平チューブの幅寸法を検出し、この検出した幅寸法と前
    記自動設定したガゼット折畳板の送り込み寸法に基づい
    て前記チューブ状フィルム内の空気量を調整し、前記検
    出した扁平ガゼットチューブの幅寸法を前記自動設定し
    た扁平チューブの幅寸法設定値に符合させる一方、前記
    チューブ状フィルムのフロストラインの所望高さを設定
    値として自動設定し、前記成形されるチューブ状フィル
    ムのフロストラインの高さを検出し、前記設定値に対し
    て上下変位した場合には、前記チューブ状フィルムの空
    気量の調整をせずに、チューブ状フィルム外面に環状エ
    アリングから吹き付けられる外冷空気吐出量を調整し、
    前記設定高さにこのフロストラインを自動調整し、この
    フロストラインの自動調整完了後に前記チューブ状フィ
    ルム内の空気量の調整を行うことを特徴とするインフレ
    ーションガゼットフイルム成形法における最適自動制御
    方法。 2)前記外冷空気吐出量の減少又は増大を所定時間継続
    した後、未だ上下検出装置の出力信号の状態が前回の検
    出状態と変化しない場合には、前回同様にこの外冷空気
    吐出量を更に一段減少又は増大させフロストラインを調
    整し前記設定高さに安定させることを特徴とする請求項
    第1項記載のインフレーションガゼットフイルム成形法
    における最適自動制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011046147A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Suzuki Kako Kk 幅広樹脂フィルムシートの製造方法及び製造装置
JP2012000796A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Suzuki Kako Kk 大口径樹脂袋用原反の製造方法及び製造装置

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