JPH0417326Y2 - - Google Patents

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JPH0417326Y2
JPH0417326Y2 JP8543287U JP8543287U JPH0417326Y2 JP H0417326 Y2 JPH0417326 Y2 JP H0417326Y2 JP 8543287 U JP8543287 U JP 8543287U JP 8543287 U JP8543287 U JP 8543287U JP H0417326 Y2 JPH0417326 Y2 JP H0417326Y2
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JP
Japan
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filter
grinding
filtration section
liquid
filtration
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JP8543287U
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JPS63193653U (ja
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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、センタレス研削機等の工作機械で使
用した加工用の液中に含まれている金属屑や砥粒
等の不溶物を液中から分離して、分離後の液を再
使用に供するための研削液等の処理装置に関す
る。
[従来の技術] 研削機で使用する研削液は、公害防止やモリブ
デン、タングステン等高価な被研削材料の回収の
ために循環使用されるのが普通である。この場
合、金属屑や砥粒等を研削液から分離するには、
濾過操作、マグネツトローラーの磁性作用を用い
る分離操作等が試みられている。一般的には前者
に属するものが多く、濾過材としてはたとえば焼
結金属フイルター、濾布、キヤンドルフイルター
などが用いられている。
[考案が解決しようとする問題点] 研削液中に含まれる研削金属屑や砥粒の粒度は
一般に細かいものが多く、たとえば焼結金属フイ
ルターでは標準的には500メツシユ程度のものが
用いられる。このため濾過材の目詰が頻繁に生
じ、自動切替、自動逆洗等の操作を付加しても逆
洗による目詰りの完全除去が不可能であるため
に、煩雑なフイルター要素の取替え頻度が多くな
り、現場における大きな改善課題の一つとなつて
いた。
さらに前記研削屑等の取出は、湿潤状態で行わ
れるために、取扱いが困難であるという問題点を
併せもつていた。
[問題を解決するための手段] 本考案に係る研削液等の処理装置は、研削装置
等から排出される加工用の液から砥粒等の不溶物
を分離する塔状の濾過部と、該濾過部へ流入する
液圧力の検出手段および該濾過部への空気供給手
段を具備し、かつ前記濾過部のフイルターは両端
が開放されている筒状の布で構成されていること
を特徴としている。
[作用] 濾過部内に前記研削屑等から成る濾滓が蓄積す
るに伴つて生じる圧力の上昇が前記検出手段で検
出され、これに連動して、または手動にて液の供
給を一時的に停止するとともに、空気が濾過部へ
供給されて濾滓が乾燥される。塔状の濾過器内に
はフイルターとして両端が開放されている筒状の
布が下端部で折りたたまれる形で装着されている
ので、蓄積した乾燥状態の濾滓は前記折りたたみ
部をひきのばすことにより容易に外部に排出され
る。
[実施例] 以下、図面に表わされた実施例について説明す
る。第1図において1はセンタレス研削装置であ
る。研削装置から排出される研削液中には、加工
された金属の屑、砥粒などが混入しており、これ
ら不溶物を分離するために、塔状または筒状(以
下塔状と記す)の濾過部2,2′が設けられてい
る。第2図に濾過部の詳細を示す如く塔状容器1
5の中に、この容器長さより長い筒状の濾過布1
6が下端部を折りたたんだ状態17で装着されて
いる。
濾過部2,2′へ研削液が供給されるべく配管
9,14および送液ポンプ7が設けられている。
塔状容器15の上端部から供給された研削液は濾
過布16を通過して下方に流出するが、液中に含
まれていた繰粉、砥粒等は濾過布16内に蓄積さ
れる。濾過部2,2′内へ前記金属屑等からなる
濾滓が蓄積するに従つて該濾過部への液流入圧力
が上昇する。該液流入圧力が高くなりすぎると濾
過速度が顕著に低下し、最終的には殆んど循環が
行なわれなくなるので、前記圧力上昇を検知しこ
れに連動して送液ポンプを停止させるべく圧力ス
イツチ(通常は2Kg/cm2・Gに設定される)を内
蔵した圧力検出器3が設けられている。
濾過部2,2′への研削液の送液が停止された
後、濾過部2,2′の中の液を排出し濾滓および
濾布を乾燥すべく空気を該濾過部へ導入するため
に空気供給手段としての空気供給管8および前記
圧力スイツチと連動して作動する流路切替用三方
弁が設けられている。前記送液ポンプ7の停止お
よび流路切替用三方弁4は、圧力検出手段により
前記流入圧の上昇を認知して手動で停止ならびに
切替を行つてもよい。
なお、前記空気を加温して供給することは、該
乾燥に要する時間を短縮できるのでより好まし
い。
第2図に示す如く濾過部容器15の底部には折
りたたまれた状態にある筒状の濾過布の下端部が
載置される取外し可能な多孔板18が装着されて
いる。内部に蓄積した乾燥後の不溶物は、多孔板
18を取り外して濾過布の折りたたまれた下端部
を引き伸ばせば容易に取り出すことができる。ま
た、濾過布面に付着した金属屑等は、乾燥の効果
により、衝撃振動を加えることによつて容易に除
去でき、目詰りの排除も比較的容易に行うことが
できる。
第3図に前例と異なる連続式処理装置の例を示
す。19は空気流路切替用三方弁、20は研削液
流路切替用三方弁である。他の番号は第1図と共
通である。
一方の濾過部2において研削液の濾過操作が行
われている時には他方の濾過部2′において前記
乾燥操作ないし乾燥濾滓の取出操作が行われる。
このため、研削液流入圧検出手段3および3′に
連動して、空気流路切替用三方弁19および研削
廃液流路切替用三方弁が切替るように、各検出手
段、各流路切替弁が組込まれている。他は、第1
図に示した回分的装置と同様である。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように本考案に係る研
削液等の処理装置は、被研削材や砥粒を液中から
うまく分離することができるとともに、濾過布の
目詰まり等が生じにくいものとなつた。この装置
を研削装置以外の例えば砥石切断機、ラツプ盤等
の工作機械の液処理用に使用することができるこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る液処理装置の一実施例
の概略図、第2図は塔状濾過部の詳細図、第3図
は連続的に使用される液処理装置の例を示す概略
図、第4図および第5図は処理装置の正面図およ
び側面図である。 1……研削装置、2,2′……濾過部、3,
3′……検出手段、4……流路切替用三方弁、5
……再生研削液槽、7……送液ポンプ、8……空
気供給用配管、9,9′,10,11,13,1
4……送液用配管、12……大気開放用配管、1
5……塔状フイルター容器、16……筒状濾過
布、17……筒状濾過布折りたたみ部、18……
多孔板、19……空気流路切替用三方弁、20…
…研削液流路切替用三方弁、21,22……空気
供給用配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 研削装置等から排出される加工用の液から砥粒
    等の不溶物を分離する塔状の濾過部と、該濾過部
    へ流入する液圧力の検出手段および該濾過部への
    空気供給手段を具備し、かつ前記濾過部のフイル
    ターは両端が開放されている筒状の布で構成され
    ていることを特徴とする研削液等の処理装置。
JP8543287U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0417326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8543287U JPH0417326Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JP8543287U JPH0417326Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JPS63193653U JPS63193653U (ja) 1988-12-13
JPH0417326Y2 true JPH0417326Y2 (ja) 1992-04-17

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ID=30940831

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JP8543287U Expired JPH0417326Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JPS63193653U (ja) 1988-12-13

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