JPH04172779A - オートフォーカス装置 - Google Patents

オートフォーカス装置

Info

Publication number
JPH04172779A
JPH04172779A JP2300416A JP30041690A JPH04172779A JP H04172779 A JPH04172779 A JP H04172779A JP 2300416 A JP2300416 A JP 2300416A JP 30041690 A JP30041690 A JP 30041690A JP H04172779 A JPH04172779 A JP H04172779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency component
component
flicker
high frequency
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2300416A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Ueda
和彦 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2300416A priority Critical patent/JPH04172779A/ja
Priority to DE69124167T priority patent/DE69124167T2/de
Priority to EP91308002A priority patent/EP0473462B1/en
Priority to KR1019910015092A priority patent/KR950007867B1/ko
Priority to US07/752,361 priority patent/US5212557A/en
Publication of JPH04172779A publication Critical patent/JPH04172779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はビデオカメラ等に用いられるオートフォーカス
装置に関し、特に蛍光灯等のフリッカ成分を多く含む照
明下でも安定、且つ応答性の速いフォーカシングを行い
得る装置を提供するものである。
(従来の技術) 従来より、被写体を撮影することにより得られる映像信
号の高域成分の量を焦点電圧として取り出し、この焦点
電圧が最大となるように撮像素子、あるいはフォーカシ
ングレンズ等のフォーカシング部材を光軸方向に移動さ
せてフォーカシング動作を行うオートフォーカス装置が
知られている。
前記オートフォーカス装置においては、例えば蛍光燈下
での撮像時にフリッカ成分によってフォーカシング動作
が不安定となる問題を有していた。
即ち、商用電源周波数50Hz地域(東日本)における
蛍光灯の点滅周期はl/100秒であり、この蛍光灯に
て照明−した被写体を垂直走査周波数6QHzのカメラ
で撮影した映像は、 LOOHzの信号を60Hzでサ
ンプリングした場合に20Hz成分が発生する。
この成分がいわゆる「蛍光灯フリッカ」と呼ばれるもの
である。
そこで、例えば特開昭63−59274号に開示のよう
に、映像信号から輝度信号を抽出し、この輝度成分で上
述した高域成分を除することによりフリッカ成分を除去
した焦点電圧を得、この焦点電圧に基づいてフォーカシ
ングを行わせることにより、フリッカによる悪影響のな
い安定したフォーカシング動作を可能にしたものが提案
されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のオートフォーカス装置にあっては、一般に撮像枠
の中心部でピントを検出するようにしているため、撮影
者が主要被写体を撮像枠内の中心部に位置させて撮影す
ることにより、主要被写体に対して合焦させるようにし
ているが、主要被写体が撮像枠の中心部から外れた場合
には誤動作するので、例えば測距窓を高域成分が大きく
なるように撮像枠内を任意に移動したり、撮像枠内を複
数のブロックに分割して、各ブロックのピント情報より
撮像枠金体の最適フォーカス位置(主要被写体にピント
が合った位置)を決定するものが一部で提案されている
(特開平1−284181号参照)。
このように、撮像枠内で可変する測距窓から取り出した
高域成分の情報に基づいてフォーカシング動作を行うオ
ートフォーカス装置にあっては、上述した特開昭63−
59274号に開示のようなフリッカによる影響を除去
する手段を用いると次のような問題が生じるものであっ
た。
即ち、主要被写体の移動に応じて可変する撮像枠の一部
に過ぎない測定距離窓から高域成分を取り出すのに対し
て、撮像枠金体に対応する輝度成分を取り出すため、こ
の撮像枠金体から取り出した輝度成分で測距窓から取り
出した高域成分を除してフリッカ成分を除去することに
なり、可変する測距窓に対応した最適なフリッカ除去が
行えず、フォーカシング動作が誤動作してしまう。
この点をさらに詳述すると、例えば窓から太陽光のよう
にフリッカ成分を有さない光が差し込んでいる蛍光燈下
の室内で撮影を行った場合、同一画面内において主要被
写体が蛍光燈下に居る時と窓の近くに居る時とを考える
と、測距窓は主要被写体に対応して蛍光燈下部分と窓の
近く部分とにそれぞれ位置し、この測距窓から高域成分
を取り出して主要被写体にピントを合わせるべくフォー
カシング動作を行うが、この際、フリッカは蛍光燈下と
窓の近くによって出方が異なるにもかかわず、撮像枠金
体から取り出した輝度信号を用いて高域成分のフリッカ
成分を除去するため、同一量のフリッカ除去処理が行な
われていることとなり、可変する各測定窓に対応した最
適なフリッカ除去が行われずフォーカシング動作が誤動
作することになる。
本発明は、上記撮像枠内を可変する任意の測定窓から取
り出した高域成分の情報に基づいてフォーカシング動作
を行うオートフォーカス装置において、フリッカの影響
を確実に防止して常に安定したフォーカシング動作を行
わせるようにしたオートフォーカス装置を提供すること
を目的とするものである。
(発明が解決するための手段) 上記目的を達成するための手段として以下のオートフォ
ーカス装置を提供しようというものである。
即ち、本発明は、撮像光をレンズ系を介して撮像素子で
映像信号に光電変換し、前記映像信号から高域成分を取
り出すと共に、前記映像信号から所定の低域成分を取り
出し、前記高域成分及び前記低域成分とを演算手段によ
り演算してフリッカ成分を除去した高域成分を得、この
フリッカ成分が除去された高域成分の情報に基づいて、
フォーカシング部材を光軸方向に移動させてフォーカシ
ングを行うオートフォーカス装置において、撮像枠内で
任意に可変する同一測距窓から前記高域成分と前記低域
成分とを取り出し、これら高域成分と低域成分とを前記
演算手段により演算してフリッカ成分を除去した高域成
分を得、このフリッカ成分が除去された高域成分の情報
に基づいて前記フォーカシング部材を移動してフォーカ
シングを行う構成としたことを特徴とするオートフォー
カス装置。
(作 用) 撮像光に基づく映像信号の高域成分と低域成分とを撮像
枠内で任意に可変する同一測距窓から取り出し、これら
高域成分と低域成分とを演算してフリッカ成分を除去す
る。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明に係るオートフォーカス装置の第一実
施例を示すブロック図で、同図において、蛍光灯等のフ
リッカ成分を含む撮像光Aが、レンズ系21を介して撮
像素子22により結像されて撮像素子22内の図示しな
い光電変換面で映像信号に光電変換され、この映像信号
はカメラ回路23によりフィルタリングやブランキング
等の処理を施されて輝度信号か生成され、バイパスフィ
ルタ(HPF)24により、撮像枠金体のエツジ信号(
高域成分)が抽出される。このエツジ信号は検波器26
により検波される。この検波器26により検波された信
号DETは、対数変換器27により対数変換されて、例
えば第2図(a)に示すごとき焦点電圧Eが求められる
又、カメラ回路23から出力された輝度信号はバイパス
フィルタ24に供給されると共に、ローパスフィルタ(
LPF)28にも供給されて、低域輝度信号が抽出され
、検波器29により検波された信号DET  が抽出さ
れ、この信号が対数変換器30に供給され、ここで対数
変換されて輝度低域信号Yが取り出される。
前記対数変換器27及び30からの出力信号はマイクロ
コンピュータ(演算手段)33からの制御信号Sにより
スイッチ31が連続的に切り換えられてA/D変換器(
アナログ−ディジタル変換器)32に交互に供給され、
そこで夫々ディジタル値e及びeyに変換される。
例えば、前記ディジタル値eは第2図(b)に示すごと
きディジタル量に変換される。このステップ電圧は、ス
テップ幅がほぼ等間隔で低レベル近辺で極端にステップ
幅が広くなるようなことがない信号である。
前記ディジタル変換された焦点電圧及び低域輝度信号は
マイクロコンピュータ33に供給される。
又、レンズ系21にはアイリスエンコーダ34とズーム
エンコーダ35が設けられ、アイリスエンコーダ34、
ズームエンコーダ35からは焦点深度情報が得られ、こ
れらの焦点深度情報はマイクロコンピュータ33に供給
される。マイクロコンピュータ33は第3図に示すよう
に、撮像枠37を例えば9x9(h、v−1〜9)のブ
ロック37aに分割して複数のルールに基づいてフォー
カス位置Yを決定し、レンズ駆動機構36を介してレン
ズ系21(フォーカシング部材)の焦点位置を制御する
第4図は、第1図のマメクロコンピユータ33の動作を
示すフローチャートで同図を参照してマイクコンピュー
タ33の動作を説明する。
尚、第4図左方に示すステップ41〜52は映像期間の
動作を示し、右方に示すステップ55以降は垂直ブラン
キング期間の動作を示す。
映像期間(ステップ41〜52)では、先ず垂直方向の
ブロックを示す垂直カウンタVを「1」にリセットしく
ステップ41)、水平方向のブロックを示す水平カウン
タhを「1」にリセットする(ステップ42)。
次いで、A/D変換器32の出力データe及びeyを交
互に連続的に読み込み(ステップ43)、データeと前
回までに求めた焦点電圧E (h、v)とを比較しくス
テップ44)、データeの方が大きい場合にデータeを
焦点電圧E (h、v)とする。
ステップ46ではブロック(h、v)のeyの積算値Y
 (h、v)を求める。
尚、eyは極端に大きい値、小さい値を除外し、それ以
外のものを平均化するようにしてもよい。
ステップ47ではブッロク内の水平方向のデータ数がオ
ーバフローしているか否かを判定し、オーバフローして
いない場合にはステップ43に戻り、オーバフローして
いる場合にはステップ48に進む。
ステップ48では水平カウンタhの値が「9」であるか
否かを判定し、NOの場合には水平カウンタhをインク
リメント(h−h+1)してステップ43に戻り、次の
右横のブロックについてステップ43〜48を実行する
ステップ48において、水平カウンタhの値が「9」で
ある場合にはステップ50に進んで、ブロック内の垂直
方向のデータ数がオーバフローしているか否かを判定し
、オーバフローしていない場合にはステップ42に戻り
、水平カウンタhを「1」にリセットして次段のブロッ
クについてステップ42〜47を実行する。
垂直方向のデータ数かオーバフローしている場合にはス
テップ50からステップ51に進み、垂直カウンタVの
値が「9」であるか否かを判定し、NOの場合には垂直
カウンタVの値をインクリメント(v=v+l)L、次
の段のブロックについてステップ42〜50を実行する
。全てのブロックについて上記処理を実行すると、ステ
ップ51からステップ55以下に進む。
したがって、上記処理を各ブロックについて実行するこ
とにより、入力データeの最大値E (h。
■)及びeyの積算値Y (h、v)を求めることがで
きる。
垂直ブランキング期間(ステップ55〜71)では、先
ずアイリスエンコーダ34、ズームエンコーダ35から
の焦点距離f(焦点深度情報)を取りこみ(ステップ5
5)、水平カウンタh1垂直カウンタVを共に「1」に
リセットする(ステップ56)。
続くステップ57では、水平カウンタVと垂直カウンタ
hの値のブロックにおける焦点電圧E(h、v)、及び
輝度低域信号Y (h、v)レンズ系21のフォーカス
レンズの位置が距離δだけ移動した前のフィールドにお
ける焦点電圧E。
(h、v)及び輝度低域信号Y。(h、v)とにより次
式(1)にしたがって、各測距窓のジャストピント点の
推定値X (h、v)を求める(ステラ157〜61)
X (h、V) −X−[(E (h、v) −Eo  (h、v)(Y
 (h、v)−Yo  (h、v)l ] /2 (K
−D/f) 2δ 一δ/2          ・・・・・・(1)(但
し、Xはレンズの現在の位置)。
式(1)について説明する。
各測距窓におけるエツジ信号の検波器26の出力DET
  (h、v)は、近似的に DET  (h、v)=b 11H(h、v)EXP[
−(a・(X−X(h、v)))2]・・・・・・(2
) で表される。
ここで、式(2)のaは焦点深度を表すパラメータであ
るが、高域成分を抽出方法によって定まる定数をに、レ
ンズ系21のFナンバをFとすると、パラメータaは、
以下のように表される。
a −K / F = K−D / fまた、式(2)
のbは、撮像素子12により撮像される被写体のコント
ラストにより変化する。
撮影時の蛍光灯の照明の強さをH(n)とすれば輝度低
域信号DET  (h、v)は、次式(3)%式%() Cは、被写体の反射率によって変化するものである。
ここで、 E (h、  v) −1og  (DET  (h、
  v) 1−log b+log H(h、  v)
−(a  ・ (X−X  (h、  v)))  2
・・・・・・(4) 前フィールドの照明の強さをH8(h、v)とすると、 Eo  ()1+  1’) 一1og b+Iog H6(h、  v)−(a  
・ (X−X  (h、  v)  −δ) 2・・・
・・・(5) であるので、式(4)から式(5)を差し引くと、次式
(6)のように、bが消去される。
E (h、v)  Eo  (h、v)−a2 (2δ
(X−X (h、  v) )−δ2)+ [Iog 
 (H(n) I −1og  (Ho  (n) l
コ・・・・・・(6) 同様に、輝度低域信号DET  (h、v)について対
数変換すると次式(7) 、 (8)で表される。
Y (h、  v) −1og C+Iog  (H(
h、  v) 1・・・・・・(7) Yo  (h、v) =Iog C+Iog  (Ho  (h、  v) 
) −−(8)式(7)から(8)を差し引くと、次式
(9)のようにCが消去され、照明のフリッカ成分が残
る。
Y (h、v)  Yo  (h、v)= [Iog 
 (H(n) )  log  (Ho  (n) )
 ]・・・・・・(9) 式(6)から式(9)を引くと、次式(10)に示すよ
うに照明のフリッカの影響が除去される。
−a2 f2δ(X−X (h、  v) )−δ2)
・・・・・・(10) ここで、a−に−D/fから、推定値X (h、v)は
次式(11)となる。
X (h、v) −X  [(E (h、v)  Eo  (h、v)1
fY (h、v)  Yo  (h、v)l ]/2a
2δ−δ/2 −X  [(E (h、v)   Eo  (h、v)
1− (Y (h、v)−Yo  (h、v))コ/2
 (K−D/f) 2δ−δ/2 ・・・・・・(11) 上記推定値X (h、v)を求めるとステップ63以下
に進み、先ず水平カウンタh、垂直カウンタVを共に「
1」にリセットするとともに、採用した推定値の数を示
すカウンタiを「0」にリセットし、採用した推定値の
合計値を「0」にリセットする。
続くステップ64では、以下のイ)〜二)の所定のルー
ルにより推定値を評価して取捨選択する。
イ)障害物を除去するために、他のブロックの推定値と
比較して極端に小さいブロックの推定値を除外する。
口)撮像枠の中央部を重点的に測距するために、ブロッ
クが比較的中央部に位置し、隣接ブロックの推定値との
差が小さい場合にはこの推定値を採用する。
ハ)撮像装置に対し相対的に移動する被写体を追尾する
ために、前回の推定値を得たブロックに隣接し、かつ、
推定値が前回の推定値とほぼ等しいときは、その値を採
用する。
二)撮像枠の中央部のピント情報が脱落(中落ち)しな
いように、複数のブロックの領域のピント情報がほぼ等
しい場合、各領域の推定値の平均値の最小値を採用する
ステップ65では、採用した推定値X (h、v)を合
計値Sに加算し、また、カウンタiをインクリメントす
る。
ステップ67〜70の処理により、全てのブロック(h
、v)について上記評価を行い、続くステップ71にお
いて、採用した推定値の平均値Sの平均値Y(−3/i
)を求め、この平均値Yによりレンズ駆動機構36が制
御され、レンズ系21のオートフォーカスが制御される
従って、上記実施例によれば、いわゆる山の裾野で山の
頂上(合焦位置)を予測するオートフォーカシング装置
において、合焦位置の予測途中で、各測距窓に対応した
最適なフリッカ成分を除去する構成としているので、照
明の強さが変化する蛍光灯等で撮影した場合にも、応答
性が速く、しかも、誤動作の生じないオートフォーカシ
ングができる。
又、焦点電圧をアナログ−ディジタル変換する前に対数
変換処理を行っているので、アナログ−ディジタル変換
した後に対数変換処理を行うものに比べ焦点電圧の低レ
ベルでの検出精度が高まり、精度の高いオートフォーカ
シングが行えるものとなる。
更に、焦点深度情報をパラメータに得て所定の演算処理
を施しているために、精度の高い合焦位置を予測できる
ものとなる。
又、焦点検出用のフォーカスエリアを単一の小エリアと
することなく広範囲に多分割ブロックとして、予め山の
裾野で合焦位置を予測する方式としているので、主被写
体へのフォーカシングがずれることなく速くて正確なオ
ートフォーカシングが行えるものとなる。
第5図は、本発明に係るオートフォーカス装置の第二実
施例で、第一実施例と同一構成要素には同一符号を付し
詳細な説明は省略する。
第一実施例と同様に焦点電圧Eは検波器26により検波
され対数変換器27により対数変換された後に取り出さ
れる。
又、輝度低域信号Yは検波器29により検波された後に
対数変換器30により取り出される。これら焦点電圧E
及び輝度低域信号Yは、マイクロコンピュータ80から
の制御信号Sにより連続的に切り換えられて、A/D変
換器32に供給される。
ここで、ディジタル値e及びeyに変換されてデータe
及びeyとしてマイクロコンピュータ80に供給される
。このマイクロコンピュータ80は、第3図に示す複数
のブロック37aについて、所定のルールに基づいてフ
ォーカス位置を決定し、レンズ駆動機構36を介してレ
ンズ系21の焦点位置を制御する。
特に、この第二実施例では、焦点深度情報を不要とし、
第一実施例で必要なアイリスエンコーダ34及びズーム
エンコーダ35を不用とした構成としている。
第6図はマイクロコンピュータ80の動作のフローチャ
ート図で前記第一実施例と同様に映像期間内で行われる
ステップと垂直期間内で行われるステップとがあり、映
像期間内で行われるステップは前記第一実施例と同様で
ある為、その開示を省略し、垂直期間のフローチャート
のみを示しである。
映像期間での各ステップが終了し各ブロック全ての入力
データeの最大値が求まるきステップ100以下に進む
ことになる。
ステップ100では水平カウンタh1垂直カウンタVを
共に「1」にリセットする。
続くステップ101では、水平カウンタVと垂直カウン
タhの値のブロックにおける焦点電圧E(h、v)及び
輝度低域信号Y (h、v)と、レンズ系21のフォー
カスレンズの位置か距離δだけ移動した前のフィールド
における焦点電圧E。
(h、V)及び輝度低域信号Y。(h、v)と、更にレ
ンズ系21のフォーカスレンズの位置が距離δだけ移動
した焦点電圧E。(h、v)の前フィールドの焦点電圧
E〜1 (h+  ■)及び輝度低域信号Y、(h、v
)とにより次式(12)にしたがって、ジャストピント
点の推定値X (h、v)を求める(ステップ100〜
105)。
X (h、v) −X−δ (1’−r’−0) /2 (1’ 、、−21’。+I’−1)・・・・・
・(12) (”  +−E−1(h +  v )   y−、(
h 、v )” ’  o  −Eo  (h r  
V )   Y o  (h +  v ):  I’
  、  =E  (h、  v)  −Y  (h、
  v)(Xはレンズの現在の位置) 但し、式(12)の分母 rl’、  2I’o+I’−1」 の絶対値が零に近い場合は、この計算は行わず分母の絶
対値が大きくなるまでフォーカシングを6移動し続ける
式(12)について説明する。
各測距窓におけるエツジ信号の検波器26の出力DET
  (h、v)は、近似的に DET (h、v)−b−H(h、v)EXP[(a・
 (X−X (h、v)l 2]・・・・・・(13) で表され、輝度低域信号DET  (h、v)は次式で
表される。
DET  (h、v)−CΦH(h、v)・・・・・・
(14) 又、現フィールド、前フィールド及び前々フィ−ルドの
対数変換後に、取り出された焦点電圧は夫々次式(15
) (1B) (17)で表されるる。
E (h、  v) =Iog b+log  fH(
n) )−(a ・(X−X (h、  v)+δ)2
・・・・・・(15) Eo(h、  v) −1og b+log  (H(
n−1))−fa ・(X−X (h、  v) l 
2・・・・・・(16) E、  (h、  v) =log b+Iog  f
H(n−2) )−(a ・(X−X (h、  v)
 −’δ)2・・・・・・(17) 同様に、現フィールド、前フィールド及び前々フィール
ドの対数変換後に取り出された輝度低域信号も次式(1
8) (19) (20)で表される。
Y (h、  v) −1og C+log  fH(
n) 1・・・・・・(18) Yo(h、  v) =Iog C+Iog  (H(
n−1) 1・・・・・・(19) Y+  (h、  v) −log C+Iog  f
H(n−2) 1・・・・・(20) 式(15)より式(18)を、式(16)より式(19
)を、式(17)より式(20)を、夫々引き算してフ
リッカ成分を除去する。
ところで、対数変換器27及び30の特性かずれた場合
についても考える。
対数変換器27の特性ずれは以下のように表される。
E (h、  v) =a (X−X (h、  v)
+δ)[1og b+Iog  tH(n) 1−  
(a・ (X−X (h、v)+δ) 2]・・・・・
(15) −+ Eo  (h、v)−a (X  X (h、v))[
1og b+log  (H(n−1) 1−  (a
・ (X−X (h、V)l ]・・・・・・(1B)
−1 E−+  (h、v)−a (X  X (h、v)−
(5)[1og b+log  (H(n−2) 1−
  (a・ (X−X (h、v)−δ) 2]・・・
・・・(17)−1 (X−X (h、  v) )の前後で関数αがほぼ一
定であれば式(12)の過程でαは消去される。
又、対数変換器30の特性ずれは以下のように表される
Y (h、v)−β(X−X(h、v)+δ)[log
 c+Iog  (H(n) l ]・・・・・・(1
1g −1 Yo  (h、v)−β(X−X (h、  v) )
[Iog c+log  (H(n−1) ) ]・・
・・・・(19LI Y−1(hr  ■)−β(X−X(h、v)−δ)[
1og C+log  (H(n−2) ) ]・・・
・・・(20)−1 (X−X (h、  v) )の前後で関数βがほぼ一
定であれば式(■2)の過程でβは消去される。
上記推定値X(h、v)を求めると、ステップ107に
進み、以下、前述の第一実施例と同一の動作を呈する。
従って本実施例によれば、特に合焦位置を算出するのに
焦点深度情報を用いなくてすみ、アイリスエンコーダ3
4及びズームエンコーダ35が不用となり、装置の簡略
化ができると共に、温度変化等により対数変換器27.
30の特性かずれても演算過程でキャンセルされるため
、多少の特性ずれには影響されない。
尚、本実施例のいずれもバイパスフィルタ24から出力
される高域成分をレンズのぼけ特性と逆く特性に変換す
る回路を対数変換器27としているのが、これに限定さ
れるわけてはなく、以下の条件を満たす特性Fのもので
あればよい。
条件(1) 検波器16より得られる高域成分のレベルEは次のよう
に近似できる。
E (X) −P−F−’  [(X−X (h、  
v) )  〕又は、 E  (X)−P−F−’  rlX−X (h、v)
lコ条件(2) F(πgk)−Σrk (P:係数1g;因数) 又、フォーカシングをレンズ系21を移動させる構成と
しているのが、撮像素子22を移動させる構成としても
よい。
更に、前記いずれの実施例も二個の対数変換器27.3
0を用いたが、−個で共用することもできる。その場合
には、スイッチ31を対数変換器の前段に設ければよい
また、前記実施例では撮像枠内を複数に分割するものに
ついて説明したが、例えば、測距窓が任意に移動する構
成のものであっても、同様に実施できる。
(発明の効果) 既述したように本発明に係る装置においては、可変する
各測定窓に対応した最適なフリッカ成分を除去すること
ができ、応答性が速く、しかも、正確なフォーカシング
を行える装置を提供し得る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第一実施例のブロック図、第2図
a、bは波形図、第3図は撮像枠の多分割図、第4図は
第1図のマイクロコンピュータの動作フロー図、第5図
は本発明装置の第二実施例のブロック図、第6図は第5
図中のマイクロコンピュータの動作フロー図である。 21・・・レンズ系、22・・・撮像素子、24・・・
バイパスフィルタ、26.29・・・検波器、27.3
0・・対数変換器、 28・・・ローパスフィルタ、32・・・A / D 
変換器、33.80・・・マイクロコンピータ、34・
・・アイリスエンコーダ、 35・・・ズームエンコーダ、36・・・レンズ駆動機
構、37・・・撮像枠、3’7a・・・ブロック。 特許出願人 日本ビクター株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 撮像光をレンズ系を介して撮像素子で映像信号に光電変
    換し、前記映像信号から高域成分を取り出すと共に、前
    記映像信号から所定の低域成分を取り出し、前記高域成
    分と前記低域成分とを演算手段により演算してフリッカ
    成分を除去した高域成分を得、このフリッカ成分が除去
    された高域成分の情報に基づいて、フォーカシング部材
    を光軸方向に移動させてフォーカシングを行うオートフ
    ォーカス装置において、 撮像枠内で任意に可変する同一測距窓から前記高域成分
    と前記低域成分とを取り出し、これら高域成分と低域成
    分とを前記演算手段により演算してフリッカ成分を除去
    した高域成分を得、このフリッカ成分が除去された高域
    成分の情報に基づいて前記フォーカシング部材を移動し
    てフォーカシングを行う構成としたことを特徴とするオ
    ートフォーカス装置。
JP2300416A 1990-08-31 1990-11-06 オートフォーカス装置 Pending JPH04172779A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2300416A JPH04172779A (ja) 1990-11-06 1990-11-06 オートフォーカス装置
DE69124167T DE69124167T2 (de) 1990-08-31 1991-08-30 Bildaufnahmevorrichtung mit Fokussierungsfunktion
EP91308002A EP0473462B1 (en) 1990-08-31 1991-08-30 Imaging device with automatic focusing function
KR1019910015092A KR950007867B1 (ko) 1990-08-31 1991-08-30 자동 촛점 촬상 장치
US07/752,361 US5212557A (en) 1990-08-31 1991-09-03 Imaging device capable of carrying out automatic focusing with stable detection accuracy and at a high response speed

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2300416A JPH04172779A (ja) 1990-11-06 1990-11-06 オートフォーカス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04172779A true JPH04172779A (ja) 1992-06-19

Family

ID=17884545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2300416A Pending JPH04172779A (ja) 1990-08-31 1990-11-06 オートフォーカス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04172779A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06253200A (ja) * 1993-02-25 1994-09-09 Fujitsu Ltd 赤外線カメラの自動焦点調節方式
JPH07298119A (ja) * 1994-04-25 1995-11-10 Canon Inc 自動合焦装置
US7847854B2 (en) 2006-09-27 2010-12-07 Fujitsu Semiconductor Limited Imaging apparatus with AF optical zoom

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06253200A (ja) * 1993-02-25 1994-09-09 Fujitsu Ltd 赤外線カメラの自動焦点調節方式
JPH07298119A (ja) * 1994-04-25 1995-11-10 Canon Inc 自動合焦装置
US7847854B2 (en) 2006-09-27 2010-12-07 Fujitsu Semiconductor Limited Imaging apparatus with AF optical zoom

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950003569B1 (ko) 촬상장치 및 이를 이용한 자동 초점맞춤 장치
JP2772079B2 (ja) 自動合焦装置
JP2007110638A (ja) 被写体解析装置、撮像装置、および画像処理プログラム
JP2018045102A (ja) 焦点調節装置及び撮像装置
KR950007867B1 (ko) 자동 촛점 촬상 장치
GB2216743A (en) Image sensing apparatus
JPH05300421A (ja) 自動焦点調節装置
JPH04172779A (ja) オートフォーカス装置
US10477098B2 (en) Control apparatus which sets defocus amount used for focusing, image capturing apparatus, control method, and storage medium
JPH03154576A (ja) 焦点調節装置、ブレ検出装置、動き検出装置、並びに、被写体位置検出装置
JP2663451B2 (ja) 自動合焦装置
JP2663452B2 (ja) 自動合焦装置
JP2832029B2 (ja) 自動焦点整合装置
US10911660B2 (en) Control apparatus, imaging apparatus, control method, and storage medium
JP7023673B2 (ja) 焦点調節装置、焦点調節方法、及び撮像装置
KR100844135B1 (ko) 오토포커스 제어방법 및 그 방법이 적용된 촬영장치
JP2810403B2 (ja) 自動焦点整合装置
JPH0360580A (ja) オートフォーカスカメラ
US11012609B2 (en) Image pickup apparatus and its control method, and storage medium
JP3298355B2 (ja) 目標物検出装置
JPH07318795A (ja) オートフォーカス装置
JP3280452B2 (ja) カメラ
JP2010286577A (ja) 電子カメラ
JP3083825B2 (ja) 合焦調節装置
JPH04111683A (ja) オートフォーカス撮像装置