JPH041722A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH041722A
JPH041722A JP10348490A JP10348490A JPH041722A JP H041722 A JPH041722 A JP H041722A JP 10348490 A JP10348490 A JP 10348490A JP 10348490 A JP10348490 A JP 10348490A JP H041722 A JPH041722 A JP H041722A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal panel
display device
optical anisotropy
voltage
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JP10348490A
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English (en)
Inventor
Chikako Kawasaki
川崎 千芽子
Keisuke Tsuda
津田 圭介
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像表示を行う液晶表示装置に関し、特に表
示品位の高い液晶表示装置に関するものである。
従来の技術 現在、表示画素の各々に薄膜トランジスタ素子(TPT
)を設けた構成の、アクティブマトリクス型液晶表示装
置において、最も広く用いられているものにT N (
Twisted Nematic )型がある。
TN型は、基板間で液晶分子が90°捻れた構成をもつ
液晶パネルを2枚の偏光板で挟んだものである。この2
枚の偏光板の偏光軸方向は、互いに平行(ノーマリ−ブ
ラックモード)か、直交(ノーマリ−ホワイトモード)
させており、また、一方の偏光板の偏光軸は、一方の基
板に接している液晶分子の長袖方向と平行か垂直になる
ように(ライトガイドモード)貼り合わせている。この
ようなTN型液晶表示装置の液晶にかかる電圧を制御す
ると、白、黒の表示を出すことができる。ノーマリ−ホ
ワイトモードの場合、液晶パネルを通過してくる光の透
過率Tと、液晶層にかかる実効電圧Vrms との間に
は、第4図に示すような関係(T−■特性)があり、電
圧無印加あるいはvth以下の電圧で白表示、Vmax
で黒表示が得られる。
方、ノーマリ−ブラックモードの場合、液晶パネルを通
過してくる光の透過率Tと、液晶層にかかる実効電圧V
rn+sとの関係は、ノーマリ−ホワイトモードと反対
に、電圧無印加あるいはvth以下の電圧で黒表示、V
maxで白表示が得られる。(例えば、 プロシーティ
ンゲス 才プ ザ ナインス イシターナショナル ラ
イスプレイ リサーチ コンフィレンス 、 ジャパン
 ティスプレィ 1989年 286頁  [Pr。
ceedings  of  The  9th  I
nternational  Display  Re
5earch  Conference、  Japa
n  Display  ’89  p286  ])
発明が解決しようとする課題 従来のようなアクティブマトリクス方式によるTN型液
晶表示装置では、以下のような問題が生じる。一般にT
Nモードでは電圧無印加時に入射直線偏光に対して、液
晶層を通過した後の出射光は偏光軸の直交した直線偏光
となるように液晶パネルを設計する。このときの条件は
、通常、光学的な位相差Δn−d/λ(Δn=液晶の屈
折率異方性、d=液晶層の厚み、λ=光の波長)がほぼ
1である。ところで、このとき表示モードがノーマリ−
ブラックモードの場合、以下のような問題が付加される
。ノーマリ−ブラックモードでは、電圧無印加時に黒表
示となるので、黒付近の表示は光学的位相差が1付近と
いう比較的大きい領域を用いることになる。従って波長
依存性が大きく、黒付近の中間調では色度変化の激しい
表示品位の非常に悪いものになってしまう。
一方、ノーマリ−ホワイト表示では光学的位相差が大き
い領域で白表示となるが、このときは波長依存が生じて
いても色度変化は少ない。また、黒付近では、光学的位
相差が小さくなり、従って波長依存性そのものも小さく
なるので、やはり色度変化のない均一で良好な表示かえ
られる。ところが、ノーマリ−ホワイト表示にも次のよ
うな欠点が残される。コントラスト比の高い表示を得よ
うとすると、黒表示での光の透過率をできるだけ低くす
る必要があるが、ノーマリ−ホワイト表示は電圧を印加
して、液晶分布が基板面に対して垂直に立ち上がった状
態で黒となるものである。これは液晶分子は、分子の長
軸方向が光の進行方向に平行なときには、光学的な位相
差は生じず、光は偏光成分を変化することなく液晶層を
通過するためである。実際には、電圧をある程度印加し
ても、基板界面付近の液晶分子は基板との相互作用が強
く、完全には立ち上がらない。従って、光学的な位相差
は若干存在し、そのために光の偏光状態は変化し、真の
黒にはなりにくい。従って、コントラスト比を上げるた
めには、IOV以上という大きな電圧が必要となり、駆
動ICの耐圧の問題から、この表示モードも高品位な画
像表示としては最適なものではない。
本発明は、上記問題点に鑑み、TPTの形成された液晶
表示装置において、90°TNのノーマリ−ホワイトモ
ードに光学位相差板を積層させた構成により、液晶層に
印加される最大の電圧を高くすることなく、コントラス
トの良い、また色度変化の良好な映像表示が実現できる
液晶表示装置を提供することを目的としたものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の液晶表示装置は、
バス・バー電極層と画素電極層とが所定の形状の薄膜ト
ランジスタ素子を介して接続されてなる第1の基板と、
電極を有した第2の基板とを、電極のある側を対向させ
て所定の間隙部を設けて貼り合わせ、前記間隙部に液晶
を充填し、かつ電圧を印加した状態で所望の光学的異方
性を有する液晶パネルと、前記光学的異方性を相殺する
ような光学位相差板とを積層している。
液晶パネルは、液晶の分子長軸方向が、基板に対して平
行に配列されており、かつ液晶分子が、略90°の捻れ
構造を有したツイスト配向をしたものである。一方、光
学位相差板は、対向する2枚の基板間に液晶を充填し、
所望の光学的異方性を有する第2の液晶パネルであって
もよい。また、この第2の液晶パネルは、ツイスト配向
したものでもよい。そして、これらの配列をした第2の
液晶パネルは電極を有しており、電圧を印加した状態で
所望の光学的異方性を有するものでもよい。
さらには、この光学位相差板は、所望の光学的異方性を
有したフィルムである場合もある。
作用 本発明は、上記構成により、液晶パネルに所望の電圧を
印加したときに、液晶分子が完全に基板に対して垂直に
立ち上がらない場合でも、このときに生じている液晶パ
ネルでの光学的異方性を相殺するような、光学的異方性
を有する光学位相差板を液晶パ名ルに積層することで、
完全な黒表示を実現できるので、それほど高くない電圧
でも、コントラスト比の高い表示を行うことができる。
つまり、液晶分子が完全に基板に対して垂直に立ち上が
らない場合、液晶パネルに光学的異方性が生しるので、
入射直線偏光のうち一方の振動成分は進み、これに直交
するもう一方の振動成分は遅れて偏光状態を変える。こ
の状態で液晶パネルを出射した光のうち、遅れた方の振
動成分と、光学位相差板の進相軸とが平行になるように
光学位相差板が積層されていると、光は進んだ振動成分
は今度は遅れ、遅れた振動成分は進むようになる。
光学位相差板の光学的異方性が、液晶パネルのそれと同
じになったとき、互いに直交する振動成分の間で、位相
差を生じることがなくなり、このとき、全く入射直線偏
光と同じ直線偏光で出射される。ノーマリ−ホワイトモ
ードの場合、出射側の偏光板は、この光を全く遮断する
ため、真の黒表示を得ることができるのである。従って
、液晶パネルに所望の電圧を印加した状態で生じる光学
的異方性の値と、光学位相差板の光学的異方性の値を等
しくなるように設定することで、その電圧の値で真の黒
を出すことができ、この電圧は如何なる値にも設定でき
るので、駆動ICの耐圧に見合った電圧とすることもで
き、駆動電圧に関する問題点が解決される。
実施例 以下、本発明に係る一実施例の液晶表示装置について図
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における液晶表示装置の
構成断面図であり、第2図は本発明の第1の実施例にお
ける液晶表示装置の動作原理を示すものである。第1図
において、1は液晶パネル、2は光学位相差板である第
2の液晶パネル、3は基板、4はゲート電極、5はゲー
ト絶縁層とアモルファスシリコン層の積層、6は画素電
極、7はドレイン電極、8はソース電極、9はrTo(
Ingjum−Tin−Oxide)層、10は水平配
向処理層、11は液晶分子、12は偏光板である。
以上のように構成された液晶表示装置について、以下第
1図および第2図を用いてその動作を説明する。
第2図において、13は第1の偏光板、14は偏光軸、
15は液晶パネル、16は液晶パネル15の入射側液晶
分子の長軸方向、17は液晶パネル15の出射側液晶分
子の長軸方向、18は光学位相差板である第2の液晶パ
ネル、19は第2の液晶パネル18の入射側液晶分子の
長袖方向、20は第2の液晶パネル18の出射側液晶分
子の長軸方向、21は第2の偏光板である。
まず、ガラスを用いた絶縁性基板3の上に、金属膜を電
子ビーム蒸着により形成した後、フォトエツチングによ
りゲート電極4を形成した。次にプラズマCVD法によ
り、ゲート絶縁膜として窒化シリコン層を約4000人
の厚さに形成した後、同しくプラズマCVD法によりア
モルファスシリコン層5を約600人の厚さに形成した
。このアモルファスシリコン層をフォトエツチングによ
り、第1図に示すアモルファスシリコン層5の形状にパ
ターン化した。
次にアルミニウム、クロム、チタン等をスパッター法で
前面に設けた後、フォトエツチングにより、ドレイン電
極7.ソース電極8を形成した。
さらに、DCスパッター法によりI To (Ingi
um−Tin−Oxide)を前面に設けた後、フォト
エツチングにより透明電極層を形成し、画素電極6とし
た。
この二枚の基板上に、ポリイミド配向膜を印刷法により
約1000人形成し、300″Cで1時間加熱硬化させ
た後、レーヨン布によりラビング処理を施して、水平配
向膜10を形成した。
このTPT素子の形成された基板と、共通電極の形成さ
れた対向基板とを、電極側が向かい合うように対向して
貼り合わせ、液晶を注入して、方の基板からもう一方の
基板にかけて液晶分子11が90″の螺旋構造になるよ
うな配向を得、これを液晶パネル1とした。次に、光学
位相差板としての第2の液晶パネル2を作成した。作成
に当たっては、透明電極の形成された2枚の基板3の上
には、上記液晶パネルの配向手法と同様に水平配向処理
を施し、上記液晶パネルと全く配向、液晶層の厚みの等
しい第2の液晶パネル2を得、光学位相差板とした。
以上のようにして得られた、液晶パネル1の出射側液晶
分子の長軸方向17と、第2の液晶パネル2の入射側の
液晶分子長軸方向(遅相軸19)とが互いに直交するよ
うにして重ね、これを液晶表示装置とした。この液晶表
示装置の入射側には、液晶パネルlの入射側液晶分子の
長軸方向16と平行に、また、出射側には、第2の液晶
パネル2の出射側液晶分子の長軸方向20と偏光軸14
が平行になるよう第1の偏光板と第2の偏光板を設けた
。この構成において、第2の液晶パネル2に5■の実効
電圧を印加し、液晶パネル1の印加電圧を変えていった
ところ、この液晶表示装置の透過率−電圧特性は第3図
のようになり、液晶パネルに印加されている実効電圧が
5■の状態で良好な黒表示が得られた。また、所望の光
学的異方性を有したフィルムを、光学位相差板とし液晶
パネルでの光学的異方性を相殺するよう配置しても、や
はり透過率−電圧特性は第3図の様になり良好な黒表示
が得られた。
発明の効果 以上のように本発明は、上記した構成により、所望の実
効電圧において、透過率(反射率)の極めて低い良好な
黒表示が実現され、コントラスト比の高い、非常に高画
質な映像表示を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における液晶表示装置の構成
断面図、第2図は本発明の一実施例における液晶表示装
置の動作原理図、第3図は本発明の一実施例における液
晶表示装置の透過率と実効電圧との関係を表したグラフ
、第4図はTN型ノーマリ−ホワイト方式の液晶表示装
置の透過率と実効電圧との関係を表したグラフである。 ■、15・・・・・・液晶パネル、2.18・・・・・
・光学位相差板である第2の液晶パネル、3・・・・・
・基板、4・・・・・・ゲート電極、5・・・・・・ゲ
ート絶縁層とアモルファスシリコン層の積層、6・・・
・・・画素電極、7・・・・・・ドレイン電極、8・・
・・・・ソース電極、9・・・・・・ITO層、10・
・・・・・水平配向処理層、11・・・・・・液晶分子
、12・・・・・・偏光板、13・・・・・・第1の偏
光板、14・・・・・・偏光軸、16・・・・・・液晶
パネルの入射側液晶分子の長軸方向、17・・・・・・
液晶パネルの出射側液晶分子の長軸方向、18・・・・
・・光学位相差板である第2の液晶パネル、19・・・
・・・第2の液晶パネルの入射側液晶分子の長軸方向、
20・・・・・・第2の液晶パネルの出射側液晶分子の
長軸方向、21・・・・・・第2の偏光板。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名1卑11i
L トレイ/lIL地 ンースTIL’k ro4 本平西乙向ら!11 礒し晶ケ乎 イAう6i反 大女対電4丘 V [Vl 芙幼霞瓜V [V]

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バス・バー電極層と画素電極層とが所定の形状の
    薄膜トランジスタ素子を介して接続されてなる第1の基
    板と、電極を有した第2の基板とを、電極のある側を対
    向させて所定の間隙部を設けて貼り合わせ、前記間隙部
    に液晶を充填しこの液晶分子の長軸方向を前記第1およ
    び第2の基板に対し平行に配列し、かつ前記第1の基板
    と前記第2の基板との間で略90°の螺旋構造を有し、
    電圧印加手段により光学的異方性を制御する液晶パネル
    と、前記液晶パネルの所定の電圧における光学的異方性
    を相殺する光学位相差板とを積層してなることを特徴と
    する液晶表示装置。
  2. (2)光学位相差板は、対向する2枚の基板間に液晶を
    充填し、所望の光学的異方性を有する第2の液晶パネル
    であることを特徴とする請求項(1)記載の液晶表示装
    置。
  3. (3)光学位相差板は、所望の光学的異方性を有したフ
    ィルムであることを特徴とする請求項(1)記載の液晶
    表示装置。
  4. (4)光学位相差板は、電極を有した2枚の基板を、電
    極のある側を対向させて所定の間隙部を設けて貼り合わ
    せ、前記間隙部に液晶を充填し、かつ電圧を印加した状
    態で所望の光学的異方性を有する第2の液晶パネルであ
    ることを特徴とする請求項(2)記載の液晶表示装置。
  5. (5)第2の液晶パネルの液晶の分子長軸方向が、基板
    に対して平行に配列されていることを特徴とする請求項
    (2)記載の液晶表示装置。
  6. (6)第2の液晶パネルの液晶分子が、第1の基板と第
    2の基板との間で螺旋構造を形成していることを特徴と
    する請求項(4)記載の液晶表示装置。
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