JPH04172288A - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JPH04172288A
JPH04172288A JP29850290A JP29850290A JPH04172288A JP H04172288 A JPH04172288 A JP H04172288A JP 29850290 A JP29850290 A JP 29850290A JP 29850290 A JP29850290 A JP 29850290A JP H04172288 A JPH04172288 A JP H04172288A
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JP
Japan
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encoder
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JP29850290A
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English (en)
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Kazuya Masuko
和也 益子
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、位置決め装置に係り、特に位置決めの自動補
正機能をもつ位置決め装置に関する。
(従来の技術と発明が解決しようとする課題)例えばア
ブソリュート方式のロータリエンコーダ(以下、単にエ
ンコーダと呼ぶ。)が付されたプレイバックロボットに
おいて、各ロボット軸に対する動作指令情報は、各軸の
基準位置からの相対位置(エンコーダのパルス数P2)
として予め教示・記憶され、その基準位置は、通常、ス
トッパにより決定される各軸の動作限位置(エンコ−ダ
のパルス値P、)に設定される。この場合、実際の各軸
への動作指令の信号は、 P1+P2 で与えられる。
それ故、各ロボット軸がそれぞれ所定の目標位置(これ
は絶対位置である。)に常に正確に再生されるためには
、ストッパの移動等により各軸の動作限位置ないし基準
位置がずれないことが要求される。仮に軸の動作限位置
がずれてそのエンコーダパルス値がP1′になったとす
ると、P1′≠P1 であるため、 p1’+p、、、≠P1+P2 となり、従前と同一の動作指令(P2)を与えても目標
位置への到達が不可能となってしまう。
そこで、従来の位置決め装置としては、例えば、ストッ
パの現在位置を検出し、予め設定・記憶した基準位置と
比較してストッパの移動量だけ、駆動手段によりストッ
パを元に戻すようにしたものがある(実開昭58−11
0330号公報参照)。
しかしながら、このような従来の位置決め装置にあって
は、単に所定の基準位置からずれたストッパを移動量だ
け元に戻すだけであるため、例えば、ストッパの形状自
体が摩耗等により変化した場合や、ストッパとその移動
経路との間にがたが生じた場合等には、たとえストッパ
を移動量だけ元に戻したとしても、ロボット軸の動作限
位置は以前の動作限位置と必ずしも一致するわけではな
い。従って、当該軸を正確に目標位置に動かすためには
、キャリブレーション時に新規の動作限位置と目標位置
との間の相対位置を動作指令情報として改めて教示し直
す必要がある。
また、一般に、エンコーダを交換した場合には、各ロボ
ット軸の動作限位置(絶対位置)にずれがないとしても
、その動作限位置に対応するエンコーダパルス値が変わ
る可能性がある。このときのエンコーダパルス値をP1
′とすれば、P1′≠P1 であるため、 P、’ 十p2≠P、 十P2 となり、従前と同一の動作指令(P2)による目標位置
への到達は不可能である。従って、この場合にも、キャ
リブレーション時に動作指令情報の再教示が必要となる
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたものであり、定期的なあるいはエンコーダ交換時の
キャリブレーションに際し動作指令情報の再教示を要す
ることなく位置決めを自動補正して、所定の目標位置を
常に正確に再現し得る位置決め装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明は、機械的に規制され
た範囲内で動作する被駆動体と、該被駆動体を駆動する
駆動手段と、前記被駆動体の現在位置を検出する検出手
段と、前記被駆動体に対する動作指令を前記被駆動体の
動作限位置からの相対位置の形で予め記憶する第1記憶
手段と、前記動作指令の基礎となる前記被駆動体の動作
限位置を絶対基準位置として記憶する第2記憶手段と、
キャリブレーション時に前記検出手段により検出された
前記被駆動体の動作限位置を基準位置として記憶する第
3記憶手段と、前記第2記憶手段に記憶されている絶対
基準位置と前記第3記憶手段に記憶されている基準位置
との差分を記憶する第1記憶□手段と、前記第1記憶手
段に記憶されている動作指令と前記第3記憶手段に記憶
されている基準位置と前記第1記憶手段に記憶されてい
る差分とに基づいて前記被駆動体の目標位置を演算する
演算手段と、前記被駆動体の実際位置が前記演算手段に
より演算された目標位置と一致するよう前記駆動手段を
制御する制御手段とを有することを特徴とする。
(作用) このように構成された位置決め装置は、次のように作用
する。
第1記憶手段に動作指令が教示・記憶されると、第2記
憶手段は、この動作指令の基礎となる被駆動体の動作限
位置を絶対基準位置として記憶する。
この絶対基準位置の値は、検出手段の交換時に更新され
る。第3記憶手段は、キヤリプレーション時に検出手段
により検出された被駆動体の動作限位置を基準位置とし
てその都度記憶し、第1記憶手段は、キャリブレーショ
ンの度に演算される絶対基準位置と基準位置との差分を
記憶する。よって、第3記憶手段に記憶されている基準
位置と第1記憶手段に記憶されている差分とを加算すれ
ば、常に、動作指令の基礎である絶対基準位置と一致す
るようになっている。
キャリブレーション終了後に被駆動体を実際に動作させ
るに際しては、まず、演算手段は、第1記憶手段に記憶
されている動作指令と第3記憶手段に記憶されている基
準位置と第1記憶手段に記憶されている差分とに基づい
て被駆動体の目標位置を演算する。よって、この目標位
置は、常に、同一の絶対位置になる。それから、制御手
段は、被駆動体の実際位置がその演算手段により演算さ
れた目標位置と一致するよう駆動手段のフィードバック
制御を行う。
こうして、被駆動体は、たとえその動作限位置にずれが
発生したとしても、所定の動作指令に対して常に同一の
絶対位置に位置決めされることになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例に係る位置決め装置の概略
構成図である。なお、本実施例では、被駆動体として、
プレイバックロボットの動作軸のうち伸縮運動を行うロ
ボット軸を例にとり、この軸に対する位置決め装置につ
いて説明する。
第1図に示すように、このロボット軸は、サーボモータ
1と結合されたボールねじ2を介して回転運動を直線運
動に変換し、ボールねじ軸2と平行な1組のガイドレー
ル3上の走行部4を図中のM方向に直線的に走行させる
機構をもつ。走行部4の動作範囲は、フレーム5に固定
された前後それぞれ2つ1組のストッパ6と7によって
規制される。実際の走行部4の動作限位置は、走行部4
がストッパ6.7と当接する位置である。なお、被駆動
体は、ボールねじ2と走行部4とによって構成され(以
下、走行部4で代表する。)、駆動手段は、サーボモー
タ1によって構成されている。
また、サーボモータ1は、適当な減速機構を備えている
サーボモータ1には、検出手段としてアブソリュート方
式のロータリエンコーダ8(以下、単にエンコーダと呼
ぶ。)が取り付けられている。このエンコーダ8によっ
て走行部4の現在位置が絶対位置として検出される。そ
の際、走行部4の現在位置は、エンコーダ8の出力パル
ス値p(出力パルス数を零からカウントした値)の形で
表現される。
サーボモータ1およびエンコーダ8はコントローラ9に
接続され、このコントローラ9によって当該ロボット軸
の動作が制御されるようになっている。コントローラ9
は、外部信号を入力する入力部10と、制御演算処理を
行う制御演算部11と、各種情報を記憶する記憶部12
と、指令信号を外部へ出力する出力部13とからなり、
そのうち記憶部12には、所要の動作をロボットに記憶
させる教示機器14(いわゆるティーチボックス等)が
接続されている。なお、教示機器14は、後述するキャ
リブレーションを行う際の操作盤の機能をも兼ねている
本システムにおいて、ロボット軸に対する動作指令情報
りは、ある基準位置からの相対位置情報として教示機器
14によって予め教示・記憶される。具体的には、教示
される動作指令情報りは、エンコーダ8のパルス数の形
で付与される。このパルス数をp、で表わせば、動作指
令情報りは、走行部4を基準位置からエンコーダパルス
数p3だけ移動せよ、という指令内容をもつものである
本実施例では、その基準位置は、走行部4がストッパ6
と当接する位置(図中のB位置)に設定されている。な
お、以下では、基準位置のうち前記動作指令(パルス数
p3)の基礎となる基準位置のことを特に絶対基準位置
Aと呼び、現在の動作限位置を単に基準位置Bと呼んで
両者を区別する。
また、走行部4が絶対基準位置Aたる動作限位置にある
時のエンコーダパルス値をplで、基準位置たる現在の
動作限位置Bにある時のそれをp2でそれぞれ表わす。
よって、走行部4の目標位置(絶対位置)Qをエンコー
ダパルス値qで表わせば、 p1+p3±q  ・・・式(1) という基本的な関係が成立するため、ロボット軸に対し
、実質的に式(1)の関係を満たすような動作指令信号
を出力させるようにすれば、ロボット軸は常に正確に所
定の目標位置Qに再生されることになる。
例えば、現在の動作限位置B(パルス値p2)が絶対基
準位置A(パルス値p1)と一致している限り、動作指
令信号を p2 +p3 で与えれば、同一の指令(パルス数1)3)に対し、p
2+p3=p1+p3 が成立するため、所定の目標位置Qに正確に再生される
ところが、前述した通り、ストッパ6の摩耗等に起因し
て走行部4の動作限位置B(パルス値p2)は絶対基準
位置A(パルス値pユ)からずれる場合がある。このと
き、 p2 ≠pゴ となるため、前例のような p2   p3 という動作指令信号を出力したのでは、p2+p3≠p
1+p3 となり、目標位置Qの再生は不可能である。そこで、定
期的にキャリブレーションを行うことによって、そうし
たずれを補償し常に実質的に式(1)の関係を実現でき
るよう位置決め補正を行う必要がある。
また、前述した通り、エンコーダ8の故障等によりそれ
を交換した場合、サーボモータユに対するエンコーダ8
の取り付は角度の違いから、走行部4が同一位置にあっ
たとしてもその位置に対応するエンコーダパルス値pの
値が変化する可能性がある。従って、エンコーダ8の交
換時にもキャリブレーションを行って位置決めの補正を
行う必要がある。
第2図は、このような要請に応えるための本位置決め装
置の制御系のブロック図である。
第2図に示すように、コントローラ9の記憶部12は、
教示機器14により教示された動作指令情報D(パルス
数p3)を記憶する第1記憶手段たる教示データ記憶部
15と、その動作指令情報D(パルス数p3)の基礎と
なる絶対基準位置A(パルス値p1)を記憶する第2記
憶手段たる絶対基準位置記憶部16と、キャリブレーシ
ョン時にエンコーダ8により検出された現在の動作限位
置B(パルス値p2)を記憶する第3記憶手段たる基準
位置記憶部17と、後述の差分値算出部20で算出され
た差分値C(パルス数δ)を記憶する第1記憶手段たる
差分値記憶部18とを有する。
また、コントローラ9の制御演算部11は、キャリブレ
ーション時にエンコーダ8からの入力パルス値pを基準
位置Bとして基準位置記憶部17に、あるいは絶対基準
位置Aとして絶対基準位置記憶部16に設定・記憶させ
る位置設定部19と、絶対基準位置記憶部16に記憶さ
れている絶対基準位置A(パルス値p1)と基準位置記
憶部17に記憶されている基準位置B(パルス値p2)
との差分Cを算出する差分値算出部20とを有する。
ここで算出された差分値Cのパルス数をδで表わすと、 pI  T)2=δ  ・・・式(2)という関係式が
成立する。
また、制御演算部11は、エンコーダ8交換後最初のキ
ャリブレーション時において、新規に基準位置記憶部1
7に記憶された基準位置B(パルス値p2)と差分値記
憶部18に記憶されている前回の差分値C(パルス数δ
)とを加算して、新規エンコーダ8の絶対基準位置Aを
設定する絶対基準位置設定部21を有する。この絶対基
準位置設定部21で設定された絶対基準位置Aの新規の
エンコーダパルス値は、絶対基準位置記憶部16に改め
て記憶される。すなわち、 p2+δ→A である。
さらに、制御演算部11は、基準位置記憶部17に記憶
されている基準位置B(パルス値p2)と差分値記憶部
−18に記憶されている差分値C(パルス数δ)と教示
データ記憶部15に記憶されている動作指令D(パルス
数p3)とを加算して、走行部4の目標位置Q(パルス
値q)を算出する演算手段たる目標位置算出部22を有
する。
すなわち、実際の動作指令信号を p2+δ+p3 というパルス値に設定すれば、式(2)の関係よりp2
+δ=p1 という関係が成り立ち、上記の動作指令信号が、実質的
に式(1〉の関係 pl +T)3=Q を満たすことになるため、走行部4は常に正確に所定の
目標位置Qに再生され得ることになる。
また、本制御系は、走行部4の位置決めに当たりフィー
ドバック制御を行うため、目標位置算出部22で算出さ
れた動作指令信号とエンコーダ8により検出された走行
部4の現在の到達位置と比較する指令算出部23と、こ
の指令算出部23で算出された指令を処理・増幅するサ
ーボアンプを有する。サーボモータ1は、直接的にはこ
のサーボアンプ24からの信号に従って動作する。なお
、制御手段は、指令算出部23およびサーボアンプ24
によって構成されている。
第3図は、このように構成された制御系におけるキャリ
ブレーション時の処理のフローチャートである。
まず、教示機器14を操作して走行部4をキャリブレー
ション位置、つまり動作限位置Bに移動させる(Sl)
それから、位置設定部19は、このときのエンコーダ8
の出力パルス値pを入力する(S2)。
それから、位置設定部19は、入力したエンコーダパル
ス値pを、基準位置B(パルス値p2)として基準位置
記憶部17に(改めて)記憶させる(S3)。
それから、制御演算部11は、今回のキャリブレーショ
ンが動作指令(パルス数p3)の教示後最初のキャリブ
レーションであるか否かを判断する(S4)。
ステップ4の判断として今回のキャリブレーションが教
示後最初のキャリブレーションであれば、位置設定部1
9は、さらに、入力したエンコーダパルス値pを、絶対
基準位置A(パルス値p1)として絶対基準位置記憶部
16に記憶させる(S5)。そして、制御演算部11は
、差分値記憶部18の差分値Cをパルス敷写(0)にリ
セットする(S6)。なお、ステップ6を省略して、ス
テップ5の次にステップ8に進むようにしても良い。
ステップ4の判断として今回のキャリブレーションが教
示後最初のキャリブレーションでなければ、制御演算部
11は、引き続き、今回のキャリブレーションがエンコ
ーダ8の交換後最初のキャリブレーションであるか否か
を判断する(S7)。
ステップ7の判断として今回のキャリブレーションがエ
ンコーダ8の交換後最初のキャリブレーションでなけれ
ば、つまり、エンコーダ8の交換を伴わない定期的なキ
ャリブレーションであれば、差分値算出部20は、まず
、絶対基準位置記憶部16から絶対基準位置Aのパルス
値p1、並びに、基準位置記憶部17から新規に記憶し
た基準位置Bのパルス値p2を読み出しくS8)、両者
の差分値δを算出する(S9)。それから、この差分値
δを、差分値Cとして改めて差分値記憶部18に記憶さ
せる(S 10)。
一方、ステップ7の判断として今回のキャリブレーショ
ンがエンコーダ8の交換後最初のキャリブレーションで
あれば、絶対基準位置設定部21は、まず、基準位置記
憶部17から新規に記憶した基準位置Bのパルス値p2
、並びに、差分値記憶部18から前回のキャリブレーシ
ョン時に記憶した差分値Cのパルス数δを読み出しく5
ll)、両者を加算して新規エンコーダ8における絶対
基準位置Aの新規のパルス値p1を設定する(S12)
。それから、この新たに設定された絶対基準位置のパル
ス値p、を、絶対基準位置Aとして改めて絶対基準位置
記憶部16に記憶させる(S   ’13)。
このようにして、キャリブレーションを行うたびに、本
システムにおいて走行部4の正確な位置決め制御に要す
る各種データ(絶対基準位置A、基準位置B、差分値C
)のパルス値(pl、p2、δ)が、実質的に前述の式
(1)、つまりp1+p3=Q という関係を満たし得る最新の正確な値に更新されるよ
うになっている。
第1図は、この制御系における実際の動作指令時の処理
のフローチャートである。
所定の目標位置Qに走行部4を実際にプレイバックさせ
る場合、目標位置算出部22は、基準位置記憶部17か
ら基準位置Bのパルス値p2を、差分値記憶部18から
差分値Cのパルス数δを、教示データ記憶部15から動
作指令りのパルス数p3をそれぞれ読み出しくS14、
S15.516)、これらのすべての値を加算して目標
位置Qのパルス値qを算出する(S 17)。この目標
位置Qのパルス値 p2+δ十p3  (−”1)+ +p3 =Q)は、
指令算出部23に送出される。
それから、指令算出部23は、エンコーダ8から走行部
4の現在位置のパルス値pを入力しく518)、目標位
置Qのパルス値qと現在位置のパルス値pとを比較して
具体的な指令信号を算出して(S 19)サーボアンプ
24に送出する。
それから、指令算出部23は、走行部4が目標位置Qに
到達したか否かを判断しく520)、この判断として走
行部4が目標位置Qに到達してなければ、ステップ18
に戻って以降の動作を繰り返す。
このようにして、エンコーダ8の出力パルス値pが、算
出された目標位置Qのパルス値qと一致するよう、フィ
ードバック制御か行われる。
以上、本実施例によれば、キャリブレーション時にロボ
ット軸の動作限位置Bの変化を監視してこれに対する動
作指令情報(パルス数T)3)の基礎となる絶対基準位
置A(パルス値p+)を正確に設定・維持し得る構成と
したため、定期的なあるいはエンコーダ交換時のキャリ
ブレーションに際し動作指令情報の再教示を要すること
なく位置決めを自動補正して、所定の目標位置Qを常に
正確に再現するこ、とができる。
なお、本実施例にあっては、被駆動体として、プレイバ
ックロボットの動作軸のうち伸縮運動を行うロボット軸
を例にとって説明したが、本発明は、回転・旋回運動を
行うロボット軸についても適用可能であるばかりか、位
置決め制御を要する加工ユニット一般にも適用できる。
また、本実施例では、検出手段として、アブソリュート
方式のロータリエンコーダを採用したが、これに限らず
、電源を切ったときや停電時に改めて原点法めを要する
点でアブソリュート式に比べ若干の手間がかかることが
許容されれば、インクリメント方式のロータリエンコー
ダでも良い。
(発明の効果) 以上の説明により明らかなように、本発明によれば、キ
ャリブレーション時に被駆動体への動作指令の再教示を
行うことなく一定の位置決め精度の確保が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る位置決め装置の概略
構成図、 第2図は、その制御系のブロック図1 、第3図は、その制御系におけるキャリブレーション時
の処理のフローチャート、 第1図は、その制御系における動作指令時の処理のフロ
ーチャートである。 1・・・サーボモータ(駆動手段)、2・・・ボールね
じ(被駆動体)、3・・・ガイドレール、4・・・走行
部(被駆動体)、6.7・・・ストッパ、8・・・アブ
ソリュート式エンコーダ(検出手段)、15・・・教示
データ記憶部(第1記憶手段)、16・・・絶対基準位
置記憶部(第2記憶手段)、17・・・基準位置記憶部
(第3記憶手段)、18・・・差分値記憶部(第1記憶
手段)、22・・・目標位置算出部(演算手段)、23
・・・指令算出部(制御手段)、24・・・サーボアン
プ(制御手段)、B・・・動作限位置。 特許出願人   日産自動車株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 機械的に規制された範囲内で動作する被駆動体と、 該被駆動体を駆動する駆動手段と、 前記被駆動体の現在位置を検出する検出手段と、前記被
    駆動体に対する動作指令を前記被駆動体の動作限位置か
    らの相対位置の形で予め記憶する第1記憶手段と、 前記動作指令の基礎となる前記被駆動体の動作限位置を
    絶対基準位置として記憶する第2記憶手段と、 キャリブレーション時に前記検出手段により検出された
    前記被駆動体の動作限位置を基準位置として記憶する第
    3記憶手段と、 前記第2記憶手段に記憶されている絶対基準位置と前記
    第3記憶手段に記憶されている基準位置との差分を記憶
    する第1記憶手段と、 前記第1記憶手段に記憶されている動作指令と前記第3
    記憶手段に記憶されている基準位置と前記第1記憶手段
    に記憶されている差分とに基づいて前記被駆動体の目標
    位置を演算する演算手段と、前記被駆動体の実際位置が
    前記演算手段により演算された目標位置と一致するよう
    前記駆動手段を制御する制御手段とを有することを特徴
    とする位置決め装置。
JP29850290A 1990-11-02 1990-11-02 位置決め装置 Pending JPH04172288A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010041864A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Ckd Corp 電動アクチュエータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010041864A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Ckd Corp 電動アクチュエータ

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