JPH0417158Y2 - - Google Patents
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- JPH0417158Y2 JPH0417158Y2 JP1988170170U JP17017088U JPH0417158Y2 JP H0417158 Y2 JPH0417158 Y2 JP H0417158Y2 JP 1988170170 U JP1988170170 U JP 1988170170U JP 17017088 U JP17017088 U JP 17017088U JP H0417158 Y2 JPH0417158 Y2 JP H0417158Y2
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- air
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- Cleaning In General (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、芳香剤を内蔵したエアガンに係わ
り、更に詳しくは、エアガン本体内に形成されて
いる圧縮空気通路の中を通る圧縮空気に芳香剤を
収納しておき、上記芳香剤によて上記圧縮空気に
芳香を附与するようにしたエアガンの改良に関す
る。
り、更に詳しくは、エアガン本体内に形成されて
いる圧縮空気通路の中を通る圧縮空気に芳香剤を
収納しておき、上記芳香剤によて上記圧縮空気に
芳香を附与するようにしたエアガンの改良に関す
る。
周知の通り、各種産業分野においてはエアガン
が広く用いられている。このエアガンは、例えば
エアーコンプレツサによつて圧縮した空気を大気
中に放出することにより、ほこりやゴミ等を吹き
飛ばすのに使用されている。すなわち、例えば、
作業終了時の作業台や作業者の衣服等についたほ
こりや、ゴミ等を吹き飛ばしたりするためのもの
である。このような用途に用いられるエアガンの
構成は、先端のガンノズルに連なる圧縮空気通路
が形成されたエアガン本体と、上記圧縮通路に配
設された開閉バルブとを備え、エアーコンプレツ
サから供給される圧縮空気を上記圧縮通路を介し
てガンノズルより吐出するようにしている。
が広く用いられている。このエアガンは、例えば
エアーコンプレツサによつて圧縮した空気を大気
中に放出することにより、ほこりやゴミ等を吹き
飛ばすのに使用されている。すなわち、例えば、
作業終了時の作業台や作業者の衣服等についたほ
こりや、ゴミ等を吹き飛ばしたりするためのもの
である。このような用途に用いられるエアガンの
構成は、先端のガンノズルに連なる圧縮空気通路
が形成されたエアガン本体と、上記圧縮通路に配
設された開閉バルブとを備え、エアーコンプレツ
サから供給される圧縮空気を上記圧縮通路を介し
てガンノズルより吐出するようにしている。
ところで、上記エアーコンプレツサによつて生
成される圧縮空気には、不快な臭気が必ず含まれ
ている。例えば、給油式エアーコンプレツサで
は、圧縮熱、摺動摩擦熱等によつて潤滑油が酸化
され、酸化オイルとなつたり、カーボンやタール
等の固形物質を発生させたりする。
成される圧縮空気には、不快な臭気が必ず含まれ
ている。例えば、給油式エアーコンプレツサで
は、圧縮熱、摺動摩擦熱等によつて潤滑油が酸化
され、酸化オイルとなつたり、カーボンやタール
等の固形物質を発生させたりする。
また、無給油式エアーコンプレツサでは、摺動
運動によつてカーボン粒子を発生させたりする。
この点につき、従来のエアガンはこれらを改善す
るために上述した構造に特段の工夫を与えずその
まま用いている。
運動によつてカーボン粒子を発生させたりする。
この点につき、従来のエアガンはこれらを改善す
るために上述した構造に特段の工夫を与えずその
まま用いている。
したがつて、エアガンを用いることにより作業
終了時の作業台または作業者の衣服等についたほ
こり、ゴミ等を吹き飛ばすことができるが、次の
点において解決すべき問題点を有している。
終了時の作業台または作業者の衣服等についたほ
こり、ゴミ等を吹き飛ばすことができるが、次の
点において解決すべき問題点を有している。
すなわち、上記エアーコンプレツサで生じた圧
縮空気には不快な臭気が含まれているので、作業
台または作業者の衣服等のほこり、ゴミ等を吹き
飛ばすと同時に、不快な臭気が作業場内または作
業者の衣服に部分的についてしまう不都合があつ
た。
縮空気には不快な臭気が含まれているので、作業
台または作業者の衣服等のほこり、ゴミ等を吹き
飛ばすと同時に、不快な臭気が作業場内または作
業者の衣服に部分的についてしまう不都合があつ
た。
このような不都合を解消するために、上記不快
な臭気を芳香剤によつてマスキングすることが考
えられる。このように、芳香剤により不快な臭気
をマスキングする技術としては、特開昭62−
217967号公報、実開昭60−101029号公報、実開昭
60−109627号公報、実開昭59−137732号公報等に
より、種々の技術が従来より提案されている。
な臭気を芳香剤によつてマスキングすることが考
えられる。このように、芳香剤により不快な臭気
をマスキングする技術としては、特開昭62−
217967号公報、実開昭60−101029号公報、実開昭
60−109627号公報、実開昭59−137732号公報等に
より、種々の技術が従来より提案されている。
上記の各公報に提案されているような従来技術
によると、吐出される圧縮空気に芳香成分を附与
できるので、周囲の環境を常時芳香成分でマスキ
ングできる利点を有する。しかしながら、上記各
公報にて提案されているマスキング技術は、周囲
環境をマスキングするためのものであり、作業台
または作業者の衣服等のほこり、ゴミ等を吹き飛
ばすために用いられる高圧の圧縮空気に含まれる
悪臭をマスキングするために用いられるためのも
のではなかつた。
によると、吐出される圧縮空気に芳香成分を附与
できるので、周囲の環境を常時芳香成分でマスキ
ングできる利点を有する。しかしながら、上記各
公報にて提案されているマスキング技術は、周囲
環境をマスキングするためのものであり、作業台
または作業者の衣服等のほこり、ゴミ等を吹き飛
ばすために用いられる高圧の圧縮空気に含まれる
悪臭をマスキングするために用いられるためのも
のではなかつた。
具体的には、実開昭60−102029号公報、実開昭
60−109627号公報、および実開昭59−137732号公
報等により提案されているマスキング技術は、容
器に収納されている圧縮空気源を用いている。し
たがつて、これらの場合には作業台または作業者
の衣服等のほこり、ゴミ等を吹き飛ばすほど強力
な圧縮空気を得ることができなかつた。
60−109627号公報、および実開昭59−137732号公
報等により提案されているマスキング技術は、容
器に収納されている圧縮空気源を用いている。し
たがつて、これらの場合には作業台または作業者
の衣服等のほこり、ゴミ等を吹き飛ばすほど強力
な圧縮空気を得ることができなかつた。
一方、特開昭62−217967号公報には、コンプレ
ツサで圧縮空気を生成してマスキングするように
しているので、かなり高圧の空気を生成すること
が可能である。しかしながら、この場合も生成し
た圧縮空気に芳香剤の芳香成分を含ませ、これを
大気中に単に放出するようにしているのみであ
り、作業台または作業者の衣服等のほこり、ゴミ
等を吹き飛ばすようにして放出する技術について
は、何の考慮も成されていなかつた。
ツサで圧縮空気を生成してマスキングするように
しているので、かなり高圧の空気を生成すること
が可能である。しかしながら、この場合も生成し
た圧縮空気に芳香剤の芳香成分を含ませ、これを
大気中に単に放出するようにしているのみであ
り、作業台または作業者の衣服等のほこり、ゴミ
等を吹き飛ばすようにして放出する技術について
は、何の考慮も成されていなかつた。
本考案は上述の問題点にかんがみ、作業台また
は作業者の衣服等のほこり、ゴミ等を吹き飛ばす
際に良好に使用できるようにするとともに、吐出
した圧縮空気中に芳香成分を付与することがで
き、しかも上記芳香成分を付与するための芳香剤
を容易に交換することができるようにすることを
目的とする。
は作業者の衣服等のほこり、ゴミ等を吹き飛ばす
際に良好に使用できるようにするとともに、吐出
した圧縮空気中に芳香成分を付与することがで
き、しかも上記芳香成分を付与するための芳香剤
を容易に交換することができるようにすることを
目的とする。
上記目的を達成するために本考案は次の技術的
手段を有する。すなわち実施例に対応する添付図
面中の符号を用いてこれを説明すると、本考案は
一端がノズル3に連なり他端がエアーコンプレツ
サ12に連接される管11の接続口に連なる圧縮
空気通路4が形成されているとともに、この圧縮
空気通路4を開閉するための開閉弁5を操作する
引金6が設けられているエアガン本体1と、上記
エアガン本体1の圧縮空気通路4中に配設された
芳香剤13とを備え、上記引金6を操作すること
によつて上記エアーコンプレサ12から送給され
る圧縮空気を、上記圧縮空気通路4を介して上記
ノズル3から周囲環境や噴射対象物等に向つて吐
出させるとともに、上記圧縮空気の吐出に伴つて
上記圧縮空気通路4中に配設されている芳香剤1
3の芳香成分を周囲環境、対象に吹きかけるよう
にした芳香剤を内蔵したエアガンにおいて; 上記エアガン本体1の全体形状を略L字状に形
成するとともに、 上記ノズル3の開度調節が可能な流量調整バル
ブ16を、上記ノズル3に対してネジ式で着脱可
能に取り付け、上記開閉弁5と上記ノズル3との
間における上記圧縮空気通路10中に上記芳香剤
13を挿脱自在に収納できるようにしたこと特徴
とする芳香剤を内蔵したエアガンである。
手段を有する。すなわち実施例に対応する添付図
面中の符号を用いてこれを説明すると、本考案は
一端がノズル3に連なり他端がエアーコンプレツ
サ12に連接される管11の接続口に連なる圧縮
空気通路4が形成されているとともに、この圧縮
空気通路4を開閉するための開閉弁5を操作する
引金6が設けられているエアガン本体1と、上記
エアガン本体1の圧縮空気通路4中に配設された
芳香剤13とを備え、上記引金6を操作すること
によつて上記エアーコンプレサ12から送給され
る圧縮空気を、上記圧縮空気通路4を介して上記
ノズル3から周囲環境や噴射対象物等に向つて吐
出させるとともに、上記圧縮空気の吐出に伴つて
上記圧縮空気通路4中に配設されている芳香剤1
3の芳香成分を周囲環境、対象に吹きかけるよう
にした芳香剤を内蔵したエアガンにおいて; 上記エアガン本体1の全体形状を略L字状に形
成するとともに、 上記ノズル3の開度調節が可能な流量調整バル
ブ16を、上記ノズル3に対してネジ式で着脱可
能に取り付け、上記開閉弁5と上記ノズル3との
間における上記圧縮空気通路10中に上記芳香剤
13を挿脱自在に収納できるようにしたこと特徴
とする芳香剤を内蔵したエアガンである。
本考案のエアガンは上記構成なので、エアガン
の引金6を押すと開閉弁5が開かれ、圧縮空気供
給源12よりの圧縮空気が芳香剤13の部分を通
過してノズル3より吐出する。故に、圧縮空気流
に乗つて芳香剤成分が周囲環境や対象に付加され
る。また、エアガンを使用しないときは、流量調
整バルブ16を閉め切れば、芳香剤13はその流
量調整バルブ16と開閉弁5との間の圧縮空気通
路10に閉じ込められるので、芳香成分が無駄に
消費される恐れがない。かつ芳香剤13を使用し
切つた時は、流量調整バルブ16を完全に開いて
ノズル3から外し、別の新しい芳香剤13を挿入
すればよい。よつて、エアガン本体1に特別な工
夫を施すことなく圧縮空気通路10中に芳香剤を
挿脱できる。
の引金6を押すと開閉弁5が開かれ、圧縮空気供
給源12よりの圧縮空気が芳香剤13の部分を通
過してノズル3より吐出する。故に、圧縮空気流
に乗つて芳香剤成分が周囲環境や対象に付加され
る。また、エアガンを使用しないときは、流量調
整バルブ16を閉め切れば、芳香剤13はその流
量調整バルブ16と開閉弁5との間の圧縮空気通
路10に閉じ込められるので、芳香成分が無駄に
消費される恐れがない。かつ芳香剤13を使用し
切つた時は、流量調整バルブ16を完全に開いて
ノズル3から外し、別の新しい芳香剤13を挿入
すればよい。よつて、エアガン本体1に特別な工
夫を施すことなく圧縮空気通路10中に芳香剤を
挿脱できる。
しかも、本考案のエアガンは全体として略L字
状に形成されているので、使用するときには片手
で握持して取り扱うことができ、対象物に向けて
高圧の空気を噴出させる作業が容易となる。
状に形成されているので、使用するときには片手
で握持して取り扱うことができ、対象物に向けて
高圧の空気を噴出させる作業が容易となる。
次に、添付図面に従い本考案の好適な実施例を
詳述する。
詳述する。
図中1はエアガン本体を示している。このエア
ガン本体1は、全体として略L字形状に形成され
ていて、圧縮空気の噴出口を目的とする対象物に
向けて操作する際に、片手で握持して容易に行う
ことができるようになつている。
ガン本体1は、全体として略L字形状に形成され
ていて、圧縮空気の噴出口を目的とする対象物に
向けて操作する際に、片手で握持して容易に行う
ことができるようになつている。
このように形成されたエアガン本体1の先端2
にノズル3が形成されているとともに、このノズ
ル3に連結されている圧縮空気通路4が形成され
ている。この圧縮空気通路4には開閉バルブ5が
配設されている。本実施例においては、引金6、
バルブシート7、スプリング8などにより開閉バ
ルブ5を構成している。
にノズル3が形成されているとともに、このノズ
ル3に連結されている圧縮空気通路4が形成され
ている。この圧縮空気通路4には開閉バルブ5が
配設されている。本実施例においては、引金6、
バルブシート7、スプリング8などにより開閉バ
ルブ5を構成している。
これにより、上記圧縮空気通路4は、開閉弁5
を境にして下流側圧縮通路9と上流側圧縮空気通
路10に区分される。そして、下流側圧縮空気通
路9には管11を介して圧縮空気供給源であるエ
アーコンプレツサ12が接続されている。
を境にして下流側圧縮通路9と上流側圧縮空気通
路10に区分される。そして、下流側圧縮空気通
路9には管11を介して圧縮空気供給源であるエ
アーコンプレツサ12が接続されている。
また、本実施例においては上流側の圧縮空気通
路10に芳香剤13を挿脱自在に、すなわちノズ
ル3から挿脱自在に収納するようにしている。す
なわちエアガン本体1に芳香剤13の挿脱のため
の特別な工夫を全く与えないで、圧縮空気通路中
に配設するようにしたものである。
路10に芳香剤13を挿脱自在に、すなわちノズ
ル3から挿脱自在に収納するようにしている。す
なわちエアガン本体1に芳香剤13の挿脱のため
の特別な工夫を全く与えないで、圧縮空気通路中
に配設するようにしたものである。
ここで、第3図及び第4図に示すように、上記
芳香剤13は芳香液15を含浸すべきエレメント
14より成つている。
芳香剤13は芳香液15を含浸すべきエレメント
14より成つている。
このエレメント14の種類としては、例えば第
3図に示すように長短繊維を筒状に成型したも
の、または紙を粉砕してそれを積層したもの、あ
るいは紙を多層に積層したものや、第4図に示す
ように繊維を筒状に編成したもの、例えばフエル
ト等を用いることができる。
3図に示すように長短繊維を筒状に成型したも
の、または紙を粉砕してそれを積層したもの、あ
るいは紙を多層に積層したものや、第4図に示す
ように繊維を筒状に編成したもの、例えばフエル
ト等を用いることができる。
また上記エレメント14の断面形状に着目して
みるとこのエレメント14の断面には孔が無数形
成された多孔状より成つているので、上記圧縮空
気通路10に挿着した時に圧縮空気が上記無数の
孔等を通り、この無数の孔を通る過程で圧縮空気
に芳香が附与され易いものである。
みるとこのエレメント14の断面には孔が無数形
成された多孔状より成つているので、上記圧縮空
気通路10に挿着した時に圧縮空気が上記無数の
孔等を通り、この無数の孔を通る過程で圧縮空気
に芳香が附与され易いものである。
上記芳香液15としては種々のものが考慮され
るけれども、前述したように、香料と称されるも
の、及びいわゆる芳香剤と称されるもの、並びに
マスキング剤と称されるものを用いることができ
る。
るけれども、前述したように、香料と称されるも
の、及びいわゆる芳香剤と称されるもの、並びに
マスキング剤と称されるものを用いることができ
る。
香料または芳香剤の1例を上げれば、天然香料
(じや香、びよう香、かいり香、りゆうぜん香等
の動物性香料、植物の根幹、枝葉、花、花つぼ
み、果皮、種子などから水蒸気留により流出され
た植物性香料)、合成香料(抽出香料およびター
ル系または石油化学製品などの純合成原料から酸
化、縮合などの合成反応)によつて得られるもの
を用いることができる。
(じや香、びよう香、かいり香、りゆうぜん香等
の動物性香料、植物の根幹、枝葉、花、花つぼ
み、果皮、種子などから水蒸気留により流出され
た植物性香料)、合成香料(抽出香料およびター
ル系または石油化学製品などの純合成原料から酸
化、縮合などの合成反応)によつて得られるもの
を用いることができる。
上記植物性天然香料としては、例えばシトロネ
ラ油、カンフアー油、レモン油、レモングラス
油、オレンジ油、ペパーミント油、ユーカリ油、
ラベンダー油、オコチヤ油、ポアドローズ油、ベ
ルガモツト油、スペアミント油、ライム油、プチ
グレン油、クローブ油、ペチパ油、イランイラン
油等が上げられる。
ラ油、カンフアー油、レモン油、レモングラス
油、オレンジ油、ペパーミント油、ユーカリ油、
ラベンダー油、オコチヤ油、ポアドローズ油、ベ
ルガモツト油、スペアミント油、ライム油、プチ
グレン油、クローブ油、ペチパ油、イランイラン
油等が上げられる。
更に、合成香料としては、例えばベンゼン系合
成香料、人造じや香、テンペン系合成香料等があ
る。
成香料、人造じや香、テンペン系合成香料等があ
る。
更に、上記マスキング剤としては、いわゆる代
表的に用いられている木酢液に上述した香料を添
加したもの等がある。
表的に用いられている木酢液に上述した香料を添
加したもの等がある。
そして、特にこの香料剤13は全体が円筒形に
形成され、上流の圧縮空気通路10に挿脱できる
ように、その外径が圧縮空気通路10より小径に
形成されている。次いで、上記ノズル3には流量
調整バルブ16が取着されている。すなわち、上
記ノズル3の内周にはネジ17が刻成され、この
ネジ17にネジ18が螺着できる流量調整バルブ
16を有し、このバルブ16の先はテーパ状の弁
部19として形成され、ノズル3に形成されたバ
ルブシート20に着座、または離座することがで
きるよう構成されている。着座した時、上流の圧
縮空気通路10は閉じられる。
形成され、上流の圧縮空気通路10に挿脱できる
ように、その外径が圧縮空気通路10より小径に
形成されている。次いで、上記ノズル3には流量
調整バルブ16が取着されている。すなわち、上
記ノズル3の内周にはネジ17が刻成され、この
ネジ17にネジ18が螺着できる流量調整バルブ
16を有し、このバルブ16の先はテーパ状の弁
部19として形成され、ノズル3に形成されたバ
ルブシート20に着座、または離座することがで
きるよう構成されている。着座した時、上流の圧
縮空気通路10は閉じられる。
離座した時、圧縮空気通路10を通る圧縮空気
は流路21,22を介して外へ吐出する。そし
て、このバルブ16を完全にノズル3から外すこ
ともでき、バルブシート20に対する弁部19の
間隙によつて流量が定まる。
は流路21,22を介して外へ吐出する。そし
て、このバルブ16を完全にノズル3から外すこ
ともでき、バルブシート20に対する弁部19の
間隙によつて流量が定まる。
次に、上記の構成に基き一連の使用例を説明す
る。本実施例のエアガンを使用するときには、先
ず、エアガン本体1を片手で握持する。この際に
流量調整バルブ16の、ノズル3に対する螺着位
置を適宜に調節してノズル3を開くとともに、開
度を定める。この場合、ノズル3の開度が大きく
なればなる程、単位時間当りの圧縮空気の吐出流
量は大きくなる。したがつて、芳香すべき対象、
環境に応じてこの開度を選択する。
る。本実施例のエアガンを使用するときには、先
ず、エアガン本体1を片手で握持する。この際に
流量調整バルブ16の、ノズル3に対する螺着位
置を適宜に調節してノズル3を開くとともに、開
度を定める。この場合、ノズル3の開度が大きく
なればなる程、単位時間当りの圧縮空気の吐出流
量は大きくなる。したがつて、芳香すべき対象、
環境に応じてこの開度を選択する。
ここで、例えば人指し指でもつて引金6を押せ
ば開閉弁5が開き、エアーコンプレツサ等の圧縮
空気供給源12から圧縮空気が圧縮空気通路4を
介してノズル3から吐出する。すなわち、流量調
整バルブ16の流路21,22を介して吐出す
る。上記の過程において、圧縮空気は芳香剤13
に接触してその成分を含み、対象、周囲環境へ放
出する。
ば開閉弁5が開き、エアーコンプレツサ等の圧縮
空気供給源12から圧縮空気が圧縮空気通路4を
介してノズル3から吐出する。すなわち、流量調
整バルブ16の流路21,22を介して吐出す
る。上記の過程において、圧縮空気は芳香剤13
に接触してその成分を含み、対象、周囲環境へ放
出する。
ここで、芳香剤13が消耗した場合には、流量
調整バルブ16全体をノズル3から外す。そし
て、新しい円筒状の芳香剤13をノズル3の先2
から圧縮空気通路4の下流側10に挿入すればよ
い。すなわち、エアガン本体1に何等の特別な工
夫を施すことなく、圧縮空気の流れの中に芳香剤
13を配設することができる。しかも、流量調整
バルブ16をノズル3に対して完全に締切つて閉
じた場合には、芳香剤13は開閉弁5と流量調整
バルブ16の間の圧縮空気通路中に密閉して収容
されるから、エアガンを使用しない時に芳香剤が
無駄に消費されることはない。
調整バルブ16全体をノズル3から外す。そし
て、新しい円筒状の芳香剤13をノズル3の先2
から圧縮空気通路4の下流側10に挿入すればよ
い。すなわち、エアガン本体1に何等の特別な工
夫を施すことなく、圧縮空気の流れの中に芳香剤
13を配設することができる。しかも、流量調整
バルブ16をノズル3に対して完全に締切つて閉
じた場合には、芳香剤13は開閉弁5と流量調整
バルブ16の間の圧縮空気通路中に密閉して収容
されるから、エアガンを使用しない時に芳香剤が
無駄に消費されることはない。
以上詳述した如く、本考案はエアガン本体1の
全体形状を略L字状に形成するとともに、上記ノ
ズル3の開度調整が可能な流量調整バルブ16
を、上記ノズル3に対してネジ式で着脱可能に取
付け、かつ上記開閉弁5と上記ノズル3との間に
おける上記圧縮空気通路10中に上記芳香剤13
を挿脱自在に収納できるようにしたので、目的と
する対象物に向けて圧縮空気を噴射させる操作を
行う際に、片手で握持するのみで上記エアガン本
体1を容易に、かつしつかりと操作することがで
きる。したがつて、上記圧縮空気を作業台、また
は作業者の衣服等に向けて噴射してほこりや、ゴ
ミ等を吹き飛ばす作業効率を大幅に向上させるこ
とができる。
全体形状を略L字状に形成するとともに、上記ノ
ズル3の開度調整が可能な流量調整バルブ16
を、上記ノズル3に対してネジ式で着脱可能に取
付け、かつ上記開閉弁5と上記ノズル3との間に
おける上記圧縮空気通路10中に上記芳香剤13
を挿脱自在に収納できるようにしたので、目的と
する対象物に向けて圧縮空気を噴射させる操作を
行う際に、片手で握持するのみで上記エアガン本
体1を容易に、かつしつかりと操作することがで
きる。したがつて、上記圧縮空気を作業台、また
は作業者の衣服等に向けて噴射してほこりや、ゴ
ミ等を吹き飛ばす作業効率を大幅に向上させるこ
とができる。
また、対象物に向けて吐出する圧縮空気中に芳
香成分を附与することができ、しかも上記芳香成
分を付与するために、上記エアガン本体1中に収
納する芳香剤を容易に交換することができる。
香成分を附与することができ、しかも上記芳香成
分を付与するために、上記エアガン本体1中に収
納する芳香剤を容易に交換することができる。
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図
は、ノズルの流量調整バルブをある開度に開いて
いる所を示すエアガンの断面図、第2図は、流量
調整バルブを締切つた所を示すノズル部分の断面
図、第3図、第4図は、各々部分破断した芳香剤
の斜視図である。なお、図中、 1はエアガン本体、3はノズル、4は圧縮空気
通路、5は開閉弁、6は引金、9は上流側圧縮空
気通路、10は下流側圧縮空気通路、12は圧縮
空気供給源、13は芳香剤、14はエレメント、
15は芳香液、16は流量調整ノズル、19は弁
部、20はシート部である。
は、ノズルの流量調整バルブをある開度に開いて
いる所を示すエアガンの断面図、第2図は、流量
調整バルブを締切つた所を示すノズル部分の断面
図、第3図、第4図は、各々部分破断した芳香剤
の斜視図である。なお、図中、 1はエアガン本体、3はノズル、4は圧縮空気
通路、5は開閉弁、6は引金、9は上流側圧縮空
気通路、10は下流側圧縮空気通路、12は圧縮
空気供給源、13は芳香剤、14はエレメント、
15は芳香液、16は流量調整ノズル、19は弁
部、20はシート部である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一端がノズル3に連なり他端がエアーコンプレ
サ12に連接される管11の接続口に連なる圧縮
空気通路4が形成されているとともに、この圧縮
空気通路4を開閉するための開閉弁5を操作する
引金6が設けられているエアガン本体1と、上記
エアガン本体1の圧縮空気通路4中に配設された
芳香剤13とを備え、上記引金6を操作して上記
エアーコンプレサ12から送給される圧縮空気
を、上記圧縮空気通路4を介して上記ノズル3か
ら周囲環境や噴射対象物等に向つて吐出させると
ともに、上記圧縮空気の吐出に伴つて上記圧縮空
気通路4中に配設されている芳香剤13の芳香成
分を周囲環境や対象物等に吹きかけるようにした
芳香剤を内蔵したエアガンにおいて; 上記エアガン本体1の全体形状を略L字状に形成
するとともに、 上記ノズル3の開度調節が可能な流量調整バル
ブ16を上記ノズル3に対してネジ式で固着する
ようにして、上記ノズル3に対して着脱可能とす
ることにより、 上記開閉弁5と上記ノズル3との間における上
記圧縮空気通路10中に上記芳香剤13を挿脱自
在に収納できるようにしたこと特徴とする芳香剤
を内蔵したエアガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988170170U JPH0417158Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988170170U JPH0417158Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0291549U JPH0291549U (ja) | 1990-07-20 |
JPH0417158Y2 true JPH0417158Y2 (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=31460881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988170170U Expired JPH0417158Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417158Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6892140B2 (ja) * | 2019-08-21 | 2021-06-18 | 株式会社フクハラ | ゴルフ用エアガンにおける圧縮空気圧回路構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62217967A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-09-25 | 日東工器株式会社 | 芳香脱臭器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59137732U (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-13 | エステ−化学株式会社 | 芳香消臭剤容器 |
JPS60102029U (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-11 | 東洋エアゾ−ル工業株式会社 | 芳香拡散装置 |
JPS60109627U (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-25 | 株式会社資生堂 | 芳香器 |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP1988170170U patent/JPH0417158Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62217967A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-09-25 | 日東工器株式会社 | 芳香脱臭器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0291549U (ja) | 1990-07-20 |
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