JPH04171036A - 水中に微小気泡を発生させる方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオゾンなどの気体を出来るだけ極微な気泡にし
て水中に分散し、オゾンなどの水への溶解度を飛躍的に
増大する方法に関する。 体を圧入して微気泡を発生させるか、本方法と同じ様に
多孔の中空円筒を水中で回転するが、この中に圧入した
気体を孔から吹出させて微気泡を発生させる方法などが
あった。 〔発明が解決しようとする課題〕 ■）　従来の方法では微泡の大きさに限界があり、究極
の微泡が得られないので、気泡中成分の溶解度が小さい
から、従来より飛躍的に微小な気泡を発生させ、溶解能
を上げること。 ２）　従来の方法では気体圧入のためのポンプを必要と
するか、この余分のポンプをなくシ１こい。 さらに積極的にこの原理を応用して気体排出用の吸引ポ
ンプを作ること。 〔課題を解決するための手段〕　　　 １）　上記１）の課題を達成するために側面に多数の小
孔を設けた中空円筒を水中で高速回転すると、霧吹きの
原理（この場合は気体と液体の立場が逆になる）により
、回転円筒外側を高速に移動する水が、小孔部で強度の
負圧を生じ円筒内の気体を強力に水中に吸出す。吸出さ
れた気体は直ちに極微な気泡を形成し、水中に長時間滞
留する。 ２）　上記２）の課題は上述の方法により、小孔部に生
ずる負圧が、円筒内及びこれに連結した気体を次々に吸
引することになり、従来の如き気体圧入のポンプは不要
になり、この装置自体が高効率な吸引ポンプとなる。 そこで問題となるのか、高速回転する中空円筒と外部に
ある気体発生装置の配管（ホース）を、どの様に気密連
結するかである。 １案としてモーターの回転軸と中空円筒の回転軸を１本
の中空パイプで兼用、図のパイプ右端に気密連結カップ
リングでホースにつなぐ方法などがある。 中空円筒内のパイプ軸には多数の小孔を設けであるので
、ホースで運ばれて来た気体はこの小孔を通って中空円
筒内に吸引される。 この様な方法によって、外部の気体を連続的に水中に微
泡として分散が可能となる。即ち本装置自体が吸引ポン
プの作用をするので気体圧入ポンプは不要となる。 〔作用〕 この円筒の直径に比例して円筒表面に高速度が得られ、
気体吸出力が大となる。従って大量の気体を吸出するこ
とか出来、より微小な究極の微泡が得られることになる
。 かくして得られた微小な気泡は、水中に長時間滞留する
。従ってその比較表面積の巨大さと、水。 中滞留時間の長さ即ち水との接触時間の長さから、気体
中の有効成分の水への溶解度が飛躍的に増大する。 この装置は以上の如き作用でオゾンなどの気体を効率よ
く水中に溶解させる。同様に火力発電所などの煙道の末
端に本装置を取付け、廃煙を微小気泡として河川や海に
分散することが出来る。 かくする時は、廃煙中の炭酸ガスは水中に溶解して、地
球温暖化の元凶とされる炭酸ガスの空中放出を大巾に減
少して公害防止となる。 さらに海中に溶解した大量の炭酸ガスは絶好な植物プラ
ンクトンの餌となり、海水の温水化と共に広大な漁場を
形成する。 〔実施例〕 図面を参照して説明する。 第１図は装置の縦断面図であり、第２図は側面図である
。 外枠となるフレーム（１）の中に、多数の小孔（２）を
設けた中空円筒（３）と、その円筒を回転させるモータ
ー　（４）とが、モーターの１本の中空パイプ軸（５）
を円筒の回転軸に延長兼用して両者は連結されている。 中空円筒（３）のパイプ軸（５）にも数ケの孔（６）が
あけてあり、外部からの気体が中空パイプ軸（５）を介
して中空円筒（３）の中に吸出される。 中空円筒（３）の外側には撹拌翼（７）を設けて、円筒
の回転につれて、水が同方向に回転しておこる弊害を阻
止する乱流の作用をさしである。 中空パイプ軸（５）の図の左側の末端（８）は閉じてフ
レーム　（１）に取付けたべ、アリング（９）にはめで
ある。中空パイプ軸（５）の図の右部はモーター（４）
を貫通してその末端（１０）は、オゾン発生装置（１１
）のホース（１２）と気密連結カップリング（１３）で
連結しである。 モーター（４）はフレーム（１）に支持具（１４）で厳
密に固定されており、リード線（１５）と共に耐水性と
なっている。 さてモーター（４）を介して中空円筒（３）を水中で高
速回転させると小孔（２）の部分で霧吹きの原理により
、内から外に向って強大な吸引力が働き、中空円筒（３
）内部の気体（１６）が次々に水（１７）中に吸出され
て微小な気泡（１８）を形成する。 気密連結カップリング（１３）は回転する中空パイプ軸
（５）と静止しているホース（１２）とを気密に連結す
る装置である。 〔発明の効果〕 本方法及び装置は上記で説明の如〈従来の方法とは大き
く異り、比表面積の巨大な、長時間水と接触する微小気
泡を水中に形成するので、小さな装置で大量の気体を効
率よく水中に分散処理することか出来る。 かつ作用の項で述べた如く、火力発電所廃煙装置として
公害防止に極めて有益と共に、費用の大巾節減、更に魚
介類養殖などによる利益も派生する。 本方法及び装置は異種の液体のエマルジョンの製造にも
有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本装置の縦断面図であり、第２図は側面図であ
る。 （１）・・・・・・・・・・・・　フレーム（２）・・
・・・・・・・・・・　小孔（３）・・・・・・・・・
・・・　中空円筒（４）・・・・・・・・・・・・　モ
ーター（５）・・・・・・・・・・・・　パイプ軸（６
）・・・・・・・・・・・・　パイプ軸の孔（７）・・
・・・・・・・・・・　撹拌翼（８）・・・・・・・・
・・・・　パイプ軸（５）の左末端（９）・・・・・・
・・・・・・　軸受ベアリング（１０）・・・・・・・
・・・・・　パイプ軸（５）の右末端（１１）・・・・
・・・・・・・・・　オゾン発生機（１２）・・・・・
・・・・・・・　ホース（１３）・・・・・・・・・・
・・　気密連結カップリング（１４）・・・・・・・・
・・・・　支持具（１５）・・・・・・・・・・・・　
リード線（１６）・・・・・・・・・・・・　中空円筒
内部の気体（１７）・・・・・・・・・・・・水 （１８）・・・・・・・・・・・・　微小な気泡出願人
　　横　　１）　将　　侑

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）小孔を有する中空円筒を水中で、高速回転すること
   により、小孔部に生ずる負圧によって、円筒内の気体及
   びこれに連結した外部気体を水中に吸出、微小な気泡を
   水中に発生させる方法。 ２）側面に多数の小孔を有する中空円筒を水中で高速回
   転させて、小孔部に生ずる負圧を活用する請求項１）記
   載の装置。 ３）火力発電所などの廃煙を請求項１）の方法及び２）
   の装置を用いて水中に微気泡として分散廃棄することを
   特長とする方法。