JPH04170921A - コーヒー等の抽出冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコーヒー等の飲料水を冷たくしたり、温かくし
たシするコーヒー等の抽出冷却装置に関するものである
。

従来の技術 従来、提供されているコーヒー等の抽出冷却装置は、抽
出器部と冷却器部とが各々独立したもの、また一体型と
なったもの種々商品化されている。

機能が多様化するに従って構造がますます複雑化してい
る。したがって使用後或いは使用中の機器の清掃をいか
に簡単にするか、その構造の改良が積極的に進められて
いる。

以下図面を参照しながら、従来コーヒー等の抽出冷却装
置の一例について説明する。第６図は従来のコーヒー等
の冷却装置の断面構造図であり、■東芝社製アイスコー
ヒーマスターＴｌＣｌ０Ｂの例である。

第８図において１は冷却装置の本体、２は冷却容器で貯
水容器３と冷却用熱交換器４および蓄冷材タンク６によ
シ形成されている。６は導管で冷却容器２の最下部に一
端が接続され他端はバルブ機構７に接続されている。８
は水位計であり外部から水位計８の全体が見えるように
設置されている。水位計８の下端は導管６に水位計８内
部断面積の約半分の断面積で接続されている。水位計８
の上端には栓９がねじ込まれている。栓９には、小穴１
０があけられており、水位計８の内部断面積の約５％の
断面積とし、空気の流入・流出を抑えるよう構成されて
いる。

以上のように構成されたコーヒー等の冷却装置について
、以下その動作について説明する。

冷却容器２にコーヒー液を入れると、冷却装置（図示せ
ず）の働きによりコーヒー液は冷却される。バ）Ｖプ機
構７を開くことで、冷たいコーヒーが供給される。この
時冷却容器２に貯まっているコーヒー液の量が、水位計
８で検知できる。栓９の小穴１０の働きによシ水位計８
内のコーヒー液は、時間おくれをもってゆっくシと下が
シ最終的に安定する。また冷却容器２にコーヒー液を追
加投入した場合も小穴の空気がぬける量だけずつ水位計
８内のコーヒー液は徐々に上が９時間遅れをもって最終
的に安定する。

清掃作業については、栓９を開は上から小型ブラシを挿
入して洗うか、水位計８をとりはずして洗浄する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、装置使用中は水位
計８の洗浄できず、特にコーヒー等の移動が少ない水位
計８の内側は、使用頻度が少ないと蒸発固形分のコーヒ
ーがリング状に水位計８の管内に付着し汚なくなシ、外
観上見苦しく最悪には液位の確認がしにくくなる。また
外気温にさらされたコーヒー液が水位計８内に貯まるの
で、当然劣化や腐敗しやすく不衛生であるとの問題を有
していた。

本発明は上記問題点に鑑み、装置使用中の水位計内部の
洗浄の自動化と衛生面上の品質向上ができるコーヒー等
の抽出冷却装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のコーヒー等の抽出冷
却装置は、貯水容器と冷却用熱交換器とより形成された
冷却容器と、圧縮機と凝縮器等の冷却装置と、前記冷却
容器の最下部に一端が接続され、他端はバルブ機構に接
続される導管と、前記導管に接続された内部断面積Ａを
有する立上り管と、前記立上り管に接続されＢ≦４Ａと
なる内部断面積Ｂを有する可視性の水位計と、前記水位
計の上端をＣ≧Ａ　／　ａとなる内部断面積Ｃを有する
開口部材とを具備したものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、バルブ機構を開きコー
ヒー液が排出されると、導管内の液流速により発生する
速度水頭により圧力水頭も低下し水位計内のコーヒー液
が多量に引き出され、水位計内のコーヒー液が全部無く
なる所まで出る。バルブ機構を閉じると導管内の液流速
の影響及びサイフオン効果によシ、水位計内にコーヒー
が流入し液位が冷却容器の液位以上に上がりオーバーシ
ュートした後液位がおちつく。従ってバルブ機構を開く
たびに水位計内が、コーヒー液で洗われることとな９、
洗浄の効果がある。さらにバルブ機構を開きコーヒー液
を排出するたびに、水位計内のコーヒー液が排出され冷
却容器中の新しいコーヒー液と入れ替わるので、衛生的
である。

実施例 以上本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例におけるコーヒー等の抽出冷
却装置の水位計部の断面図、第２図は同装置の断面構造
図である。第３図は本発明の一実施例におけるコーヒー
等の抽出冷却装置の外観図、第４図〜第７図は同装置の
動作を表わした図である。

尚、従来と同一構成については同符号を付しその詳細な
説明は省略する。

図において、１１は給水容器、１２は加熱容器で、給水
容器１１とつながっている。１３は抽出箱、１４はソイ
ｌレター装置で抽出箱１３の天井部に設けてあり、給湯
管１６により加熱容器１１と給湯穴１６を連通している
。１７は流入穴で冷却容器２の胴部に設けられ、１８は
排水穴で前記抽出箱１３の底部に設けられている。１９
は排湯管で流入穴１７と排水穴１８を連結している。２
０は立上導管であり、導管ｅの略中央部に接続され、導
管６の内部断面積の約２分の１の内部断面積Ａを有して
いる。水位計８は、Ｂ≦４Ａとなる内部断面積Ｂを有す
る可視性の耐熱ガラス管で、シリコンチューブで立上り
管２ｏに接続されている。

２１は開口部材で、水位計８の上端を保護し固定すると
ともに、Ｃ≧Ａ　／　４となる内部断面積Ｃを有し水位
計８内部を大気に開放するよう構成されている。２２は
圧縮機、２３は凝縮器で、冷却装置を構成している。

以上のように構成されたコーヒー等の抽出冷却装置につ
いて、以下その動作について説明する。

コーヒーを抽出冷却するに際して、給水容器１１に所定
量の水を注ぎ加熱容器１２が満水になるまで入れ、加温
する。フィルター装置１４にコーヒー粉を入れ抽出箱１
３に設置する。この状態で希望する量の水を給水容器１
１に注ぐことにより、加熱容器１２内の湯が給湯管１６
を通ってフィルター装置１４へ流入しコーヒーが抽出さ
れる。抽出されたコーヒーは抽出箱１３の排水穴１８．
排湯管１９を通り冷却容器２に入る。圧縮機２２が作動
することにより冷却容器２は冷やされコーヒーが冷却さ
れる。冷却されたコーヒーはバルブ機構７を開くことで
コツプに供給される。このとき冷却容器２内のコーヒー
の残量は水位計８の水位で検知できる。

次に装置使用中にバルブ機構７を開いた状態を第４図、
その次に閉じた瞬間の状態を第６図に示し、第５図、第
７図と共に動作について説明する。

装置の使用頻度が少ない時に水位計９の内側に、コーヒ
ーの水分蒸発後の固形分がリング状に管内に付着し汚れ
２４となる。第４図において、バルブ機構７を開きコー
ヒー液が排出されると、導管ｅ内の液流速のためベルヌ
ーイの法則によシ水位計８内のコーヒー液が多量に引き
出され、立上り管２ｏの口径しだいでは全部無くなる所
まで引き内される。従って排出中は水位計８内の液位は
見かけ上冷却容器２内の液位よりかなシ下がって表示さ
れる。第６図はベルヌーイの法則に基づく、コーヒー液
排出中の水位計８内部にかかる圧力を示している。この
図は今、冷却容器２から導管６を通じて液体が自然流出
している所である。この導管６の途中には水位計８のよ
うな圧力指示管が立てられている。導管６の内径は入口
から出口まで同じとすると、流体の速度により発生する
速度水頭は矢印２６のようになる。流体が導管６の内部
を流れる時の損失水頭を示す矢印２６を加えて残った圧
力水頭の矢印２７は、図のように管路の中心線により近
い水頭圧となる。導管６の径の選択により圧力水頭の矢
印２７は管路の中心線に対して正にも負にもなり得る。

従って水位計８内のコーヒー液は冷却容器２内の液位よ
シかなシ下がり、水位計８内のコーヒー液は導管ｅ内へ
引き出されることとなる。次に第６図のように、バルブ
機構７を閉じると導管ｅ内を冷却容器２側からの液流速
が水撃となり水位計８内にコーヒー液が流入する。この
ため水位計８内の液位は、−時的に冷却容器２の液位以
上に上がるが、液位は落ちつくまで上下にバウンヌする
こととなる。つまシ汚れ２４が、コーヒー液を取り出す
毎に、コーヒー液で上下に洗われる結果となる。従って
バルブ機構７を開くたびに水位計８内が、コーヒー液で
洗われることとなシ、自動的に洗浄される。第７図ａ、
ｂは、立上導管２ｏの管断面積Ａに対する水位計８の断
面積Ｂ及び開口部材２１の断面積Ｃを変化させた時のコ
ーヒー液の上下する応答時定数（応答性）を示している
。水位計８の断面積Ｂが大きすぎても応答時定数は長く
なり、水位計８内部の液の変化がゆるすぎて、洗浄や、
液の入れ替えの効果は少なくなる。このため、ＢはＡの
４倍以下におさえておくと、効果的である。さらに、開
口部材２１の開口断面積ＣがＡに対して小さすぎると応
答時定数は長くなシ、上記同様液の変化がゆるすぎるこ
ととなる。従ってＣはＡの４分の１以上の大きさに設定
しておくのが効果的である。

このように立とり管２Ｏ２水位計８．開口部材２１の内
径を設定することにより、バルブ機構７を開くたびに水
位計８内が洗われ、さらにコーヒー液も入れ替わる。ま
た、内径の組合せを適度に設定することによシ、バルブ
機構７の閉鎖時に水撃によシコーヒー液が開口部材から
飛び出ることも防げる。

以上のように本実施例によれば、使用中においても、コ
ーヒー液を取り出すたびに水位計８内側がコーヒー液で
洗浄され、汚れの付着は少なくでき、自動的に洗浄効果
が得られる。また、コーヒー液を取り出すたびに水位計
８内のコーヒー液が、新しいものと入れ替わるので衛生
面の品質向上が図れる。

発明の効果 以上のように本発明のコーヒー等の抽出冷却装置は、貯
水容器と冷却用熱交換器とにより形成された冷却容器と
、圧縮機・凝縮器等の冷却装置と、前記冷却容器の最下
部に一端が接続され他端はバルブ機構に接続される導管
と、前記導管に接続され内部断面積Ａを有する立上導管
と、前肥立上り管に接続されＢ≦４Ａとなる内部断面積
Ｂを有する可視性の水位計と、前記水位計の上端にＣ≧
Ａ／４となる内部断面積Ｃを有する大気に開口する開口
部材とを具備することにより、従来コーヒー液の滞溜に
より汚れやすかった水位計の内側を、使用中においても
コーヒー液を取り出すたびにコーヒー液で洗浄する自動
洗浄効果が得られる。またコーヒー液を取り出すたびに
水位計内のコーヒー液が、新しいものと入れ替わるので
衛生面の品質向上が図れる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示すコーヒー等の抽出冷却
装置の水位計部の断面図、第２図は同抽出冷却装置の中
央断面図、第３図は同抽出冷却装呂冷却装置の水位計内
部の液の圧力を示す模式図、置の立上導管と水位計の断
面積による応答性を示すグラフ、第７図すは同冷却装置
の立上導管と開口部材の断面積による応答性を示すグラ
フ、第８図は従来のコーヒー等の冷却装置の断面図であ
る。 ２・・・・・・冷却容器、３・・・・・・貯水容器、４
・・・・・・冷却用熱交換器、６・・・・・・導管、７
・・・・・・バルブ機構、８・・・・・・水位計、２ｏ
・・・・・・立上り管、２１・・・・・・開口部材、２
２・・・・・・圧縮機、２３・・・・・・凝縮器。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　　明　ほか２名８−一
一水ずｊＬ寞〒ｒ 第３図 第５図 １７図 １Ｋ　８　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コーヒー液等をためる貯水容器と冷却用熱交換器とによ
   り形成された冷却容器と、圧縮機・凝縮器等の冷却装置
   と、前記冷却容器の最下部に一端が接続され他端は液の
   流出を開閉するバルブ機構に接続される導管と、前記導
   管に接続され内部断面積Ａを有する立上り管と、前記立
   上り管に接続されＢ≦４Ａとなる内部断面積Ｂを有する
   可視性の水位計と、前記水位計の上端にＣ≧Ａ／４とな
   る内部断面積Ｃを有する大気に開口する開口部材とを具
   備したコーヒー等の抽出冷却装置。