JPH04170548A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JPH04170548A
JPH04170548A JP2296930A JP29693090A JPH04170548A JP H04170548 A JPH04170548 A JP H04170548A JP 2296930 A JP2296930 A JP 2296930A JP 29693090 A JP29693090 A JP 29693090A JP H04170548 A JPH04170548 A JP H04170548A
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JP
Japan
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resist
substrate
pattern
resist pattern
alkaline liquid
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Pending
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JP2296930A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kurihara
正彰 栗原
Hiroshi Fujita
浩 藤田
Yoichi Takahashi
洋一 高橋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、LSI、超LSI等の高密度集積回路の製造
に用いられるレジストパターンを形成する方法に係り、
特に高精度なレジストパターンの形成方法に関する。
[従来の技術] IC,LSI、超LSI等の半導体集積回路は、シリコ
ンなどのウニへ等の基板上にレジストを塗布し、ステン
パー等により所望のパターンを露光した後、現像してレ
ジストパターンを形成した後に、パターンの形成されて
いない基板部分に対してCVD、スパッタリング等によ
って成膜を行ったり、薬剤やRIE (反応性イオンエ
ツチング)、加熱による拡散やイオン注入を行い、一連
の処理が終了した基板上のレジストパターンを除去する
という工程を繰り返すことにより製造されている。
このような工程を経て製造される半導体集積回路は、年
々高性能化 高集積化が進みますます高精度、微細化を
要求される傾向にある。
例えば代表的なLSIであるDRAMを例にとると、パ
ターンの最小線幅は、 IMビットDRAMで1.2μ
m、 4MビットDRAMでは0y−8μm、 16M
ビットD RA Mでは0.6μmとますます微細化が
要求されている。
この様に高精度でかつ微細なパターンを形成するために
は、優れた特性を有するレジスト材料が必要であるが、
感度、解像度、密着性、安定性、耐ドライエツチング性
などすべての特性を満足するレジストは得られていない
のが現状であった。
[発明が解決しようとする課題] 従来から用いられているレジストは有機高分子物質から
構成されており、水銀灯から得られる特定の波長の紫外
光をパターンが描かれたフォトマスクを使用して露光す
ると、露光を受けた部分の高分子物質が光反応をし、そ
の結果薬剤に対して不溶性化したり、あるいは逆に可溶
性化する性質を利用している。
例えば、代表的なポジ型レジストであるノボランク樹脂
系のレジストは、 0−ナフトキノンジアジドスルホン
酸等でノボラック樹脂をエステル化したものであるが、
紫外光の照射により、それまでは溶解阻止性の役割を果
たしていた0−ナフトキノンジアジドスルホン酸等が光
反応の結果 逆にノボラック樹脂のアルカリに対する溶
解度を増大させる物質へ変化する結果、アルカリによっ
て現像することによって露光部分が溶出したポジ型のパ
ターンを得るものである。
ところが、高集積化したLSI等の製造のような微細な
パターンを得る目的には、このような単一の成分のレジ
ストを用いるのみでは対処することが困難であるために
、多成分からなる化学増幅効果を利用したのレジストが
開発されている。
化学増幅型のレジストは3成分系レジストとも言わ札 
レジストのベースとなるノボラック樹脂等の高分子物質
、架橋剤あるいは樹脂の溶解抑制剤、酸発生剤の3成分
の混合物である。
架橋剤を樹脂と混合した化学増幅型レジストの反応機構
の一例を第3図に示すが、 5は電離放射線、6は酸発
生剤を示し、7はノボラック系の樹脂であるレジストの
ベースとなる樹脂を示し、 8はへキサメトキシメチル
メラミンからなる架橋剤を示すが、まずレジストに電離
放射線を照射して所定のパターンを露光すると電離放射
線の照射を受けた部分には1,1−ビスパラクロロフェ
ニル−2,2,2−ト!Jクロロエタン等の酸発生剤6
が光反応を起こしてハロゲン酸等の酸を生成する。
次にこのレジストに熱を加えると、発生した酸が触媒と
なりノボラック系樹脂と架橋剤との反応が進行し、架橋
したノボラック樹脂はアルカリに不溶となり、図中に示
すようにアルカリ液(OH−)9の溶解作用を受けなく
なるために、アルカリ液によって現像することによって
、未露光部分が溶出されるのでネガ型のパターンを形成
することができる。
そして、このレジストは、酸発生剤による化学増幅作用
を利用したために高感度を有し、非膨潤性のアルカリ液
による現像を行っているので高解像度を有しているとと
もに、ノボラック系の樹脂をベースとしたので、十分な
耐ドライエツチング性を有しているために、このような
化学増幅型のレジストは、今後のマイクロリソグラフィ
ーの主体になろうとしている。
ところが、化学増幅型のレジストをシリコンなどのウェ
ーハやフォトマスク用の基板上に塗布して、レジストパ
ターンを形成すると、現像後のレジストパターンの裾の
部分が内側に食い込むという問題が生じることがあり、
高解像度という本来の特性が得られず、高精度のレジス
トパターンを形成できないという問題があった。
また、この現象は、半導体装置用のウェハ、フォトマス
ク用基板に限らず、各種のデイスプレィ用基板、光ディ
スク等のディスク用の基板等において生じ、一般に使用
さている酸洗浄方法、スクラブ洗浄方法、酸素プラズマ
洗浄、オゾン洗浄等のどの様な洗浄を行った基板でも生
じた。
[課題を解決するための手段] 上記の問題に鑑み本発明者らは、高精度の化学増幅型の
レジストパターンを形成するために、基板面を塗布前に
処理する方法についてこの問題点を解決する方法を穐々
検討した結果本発明に想到したものであり、化学増幅型
のレジストを塗布する前に基板面をアルカリ液で処理す
ることにより、基板に密着性の良い精度の高いレジスト
パターンが形成できることを見いだしたものである。
すなわち、本発明は基板上に化学増幅型のレジスト溶液
を塗布する前に、アルカリ性の液に浸漬あるいは塗布す
るなどによって基板面をアルカリ性の液と接触させた後
に、プリベークをしてレジスト薄膜を形成し、該レジス
ト薄膜に電離放射線のパターン照射による露光の後に、
基板を現像、リンスしてレジストパターンを形成するパ
ターンの形成方法である。
本発明を適用することができる基板は、金属、セラミッ
クス、ガラス、合成樹脂等多くの材料に適用することが
可能であるが、特にレジストパターンを形成すべき面が
シリコン、シリコン酸化風シリコン窒化膜 アルミニウ
ム、ポリシリコン、ガラス、クロム、タングステン、酸
化クロム、窒化クロム、モリブデン、モリブデンシリサ
イド等である半導体装置用のウェハやフォトマスク基板
に適している。
また本発明で使用される化学増幅型のレジストとしては
、少なくともベースとなる合成樹脂、溶解抑制剤あるい
は架橋剤などの様に合成樹脂の特性を変化させる物質、
酸発生剤の少なくとも3成分を含む化学増幅型のレジス
トであれば各種のものを使用することが可能である。こ
うしたレジストには、シブレイ社製の5AL−601−
ER7、XP8933、XP8843、XP8833、
あるいはヘキスト社製のRAY−PF、RAY−PN、
AZ−5200等がある。
本発明のアルカリ処・理方法を説明すると、アルカリ液
としては、PH12以上(理由? )の強アルカリであ
れば任意のものを使用することが可能であり、例えば水
酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウム等のアルカリ金
属水酸化物の水溶液、アルコール溶液、アンモニア水、
テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド等の有機
アルカリの液である。
また、処理をすべき基板が半導体装置用のウェハ等であ
って、ナトリウムイオンやカリウムイオン等の金属イオ
ンの微量な残渣が半導体装置の特性に障害を及ぼす場合
には、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド等
の金属イオンを含有しないアルカリ液を使用する必要が
ある。
アルカリ液による処理方法は、アルカリ液への浸漬法、
刷毛などによる塗布法、スプレィ法等によって行うこと
ができる。アルカリ液による処理の温度は20℃ないし
60′C,処理時間は、 1分ないし30分程度が適当
である。
アルカリ液による処理後は、純水によるリンス洗浄ある
いは、高圧洗浄や、スクラブ洗浄を行うことにより、基
板表面からはアルカリ液を除去する。
また、本発明における化学増幅型レジストの基板への密
着性の改良効果についての詳細は定かでないが、化学増
幅型レジストは前述した様にベース樹脂と架橋剤と酸発
生剤の3成分から成っている。これに電離放射線が照射
・されると酸発生剤が反応して酸が発生する。続いて熱
を加えることによりこの酸が架橋剤に作用してベース樹
脂を架橋させる。この時発生する酸は反応性が高いため
に、基板表面が洗浄によって活性化されていると酸が失
活して、架橋反応が起こりにくくなるものと考えられる
そこで、あらかじめ基板をアルカリ処理しておくと表面
の活性効果かほど良く抑制さね 密着性が向上するもの
と考えられる。
[作用] 化学増幅型のレジストにパターンを形成する際に、 レ
ジストパターンを形成する基板をアルカリ液によって処
理することによって、 レジストパターンの裾の部分が
内側へ食い込むという現象を防止することができ、高精
度のレジストパターンを形成することができる。
[実施例] 以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明す
る。
実施例1 クロムと低反射クロムの二層膜からなるフォトマスク基
板を、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドを
主成分とするアルカリ水溶液であるシブレイ社製MF3
12中に、温度23℃でフォトマスク基板を3分間浸漬
した後に、純水で洗浄し、 200℃で30分乾燥後脱
水ベータした。
このフォトマスク基板に化学増幅型のレジストであるシ
ブレイ社製5AL601−ER7のレジスト溶液をスピ
ンコーティングし、 90℃で30分間プリベークして
厚さ0. 8μmの均一なレジスト膜を得た。
これに加速電圧10kVの電子線露光装置で10 p 
C/ c m 2の照射量でパターン露光した。露光後
テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドを主成分
とするアルカリ水溶液であるシブレイ社製5AL622
で4分間現像し、純水でリンスしてレジストパターンを
得た。
得られたレジストパターンの断面を走査型電子顕微鏡で
観察した形状を第1図に示すが、基板1上に形成された
レジストパターン2の裾の部分3は、レジストパターン
の裾が内側へ食い込むこともなく、高精度のレジストパ
ターンが得られた。
実施例2 表面にシリコン酸化膜を形成したシリコンウェハをテト
ラメチルアンモニウムハイドロオキサイドを主成分とす
るアルカリ水溶液である東京応化工業(株)製NMD−
3中に温度23℃で3分間浸漬した後に、純水で洗浄し
乾燥後200℃で30分間脱水ベークした。
このウェハにシブレイ社製5AL601−ER7をスピ
ンコーティングし、90℃で2分間ホットプレート上で
プレベークして厚さ1.1μmの均一なレジスト膜を得
た。
これに、加速電圧20kVの電子線露光装置で20μC
/cm2の照射量でパターン露光した。露光後シブレイ
社の5AL660で4分間現像し、純水でリンスしてレ
ジストパターンを得た。レジストパターンの断面は、パ
ターンの裾が内側へ食い込むこともなく、高精度のレジ
ストパターンが得られた。
比較例 フォトマスク基板にレジストを塗布する前にアルカリ液
による処理を行わなかった点を除いて実施例と同様の方
法によってシブレイ社の化学増幅型レジストである5A
L601−ER7のレジストにパターンを形成し旭 得られたレジストパターンの断面を走査型電子顕微鏡で
観察した形状を第2図に示すが、基板1上のレジストパ
ターン2の裾の部分に凹部4が生じ内側への食い込みが
起こっており、この現象は現像時間の増加と共に増大し
た。
[発明の効果コ 本発明は、化学増幅型のレジストのパターンを形成する
際に、基板のレジストの塗布面をレジストの塗布の前に
アルカリ液の塗布あるいは浸漬という処理を行うもので
、 レジストパターンを形成した際にパターンの裾の部
分が内側へ食い込む現象を防止し、精度の高いレジスト
パターンを形成すると共に化学増幅型レジストの基板へ
の密着性を改良することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法によって形成したレジストパタ
ーンの断面を走査型電子顕微鏡で観察した断面の状態を
示す図であり、第2図は、従来の方法によって形成した
レジストパターンの断面を走査型電子顕微鏡で観察した
断面の状態を示す図、第3図は、化学増幅型レジストの
反応機構を示す図である。 1・・・基板、 2・・・レジストパターン、 3・・
・裾の部分、4・・・凹皿 5・・・電離放射線、6・
・・酸発生剋 7°・・レジストのベースとなる樹脂、
 8・・・架橋前L 9・・・アルカリ液 出  願  人  大日本印刷株式会社代理人 弁理士
  米温  明(外7名)第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上にフォトリソグラフィーのための化学増幅
    型のレジストのパターンを形成する方法において、レジ
    ストを基板上に塗布する前に基板面をアルカリ液で処理
    することを特徴とするパターン形成方法。
  2. (2)アルカリ液による処理を、基板のアルカリ液中へ
    の浸漬またはアルカリ液の塗布によって行うことを特徴
    とする請求項1記載のパターン形成方法。
  3. (3)アルカリ液が、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
    ムの水溶液または有機溶液、アンモニア水、テトラメチ
    ルハイドロオキサイドの溶液から選ばれることを特徴と
    する請求項1記載のパターン形成方法。
JP2296930A 1990-11-01 1990-11-01 パターン形成方法 Pending JPH04170548A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016017998A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 豊田合成株式会社 半導体装置の製造方法、レジストパターンの形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016017998A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 豊田合成株式会社 半導体装置の製造方法、レジストパターンの形成方法

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