JPH04170382A - 耐アブレーシブ材 - Google Patents
耐アブレーシブ材Info
- Publication number
- JPH04170382A JPH04170382A JP29655690A JP29655690A JPH04170382A JP H04170382 A JPH04170382 A JP H04170382A JP 29655690 A JP29655690 A JP 29655690A JP 29655690 A JP29655690 A JP 29655690A JP H04170382 A JPH04170382 A JP H04170382A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistant
- wear
- resistant material
- abrasive
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 28
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 24
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims abstract description 11
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 claims description 5
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 abstract description 9
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 abstract description 3
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 abstract description 3
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 11
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 9
- 239000003380 propellant Substances 0.000 description 7
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910001385 heavy metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 239000003082 abrasive agent Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 1
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は噴射型飛翔体等の方向制御のためのベーン等
に使用する耐熱性、耐摩耗性の耐アブレーシブ材料に関
するものである。
に使用する耐熱性、耐摩耗性の耐アブレーシブ材料に関
するものである。
「従来の技術」
噴射型飛翔体(ロケット等)においては燃焼ガスの噴射
ノズル内部にベーンを取り付けて、発射後の飛翔方向を
制御する。従来はこのベーンにはMO等の耐熱性を有す
る重金属の材料が用いられている。
ノズル内部にベーンを取り付けて、発射後の飛翔方向を
制御する。従来はこのベーンにはMO等の耐熱性を有す
る重金属の材料が用いられている。
「発明が解決しようとする課題」
噴射型飛翔体において、方向制御用のベーンに要求され
る特性は、 (1)軽量であること、 (2)方向制御に必要な時間、通常数秒間の短時間だけ
高温の噴射ガスに耐えること、 (3)その後は噴射ガスによる推進力を有効に利用でき
るように本体が消滅してしまうことが望ましいこと、 である。
る特性は、 (1)軽量であること、 (2)方向制御に必要な時間、通常数秒間の短時間だけ
高温の噴射ガスに耐えること、 (3)その後は噴射ガスによる推進力を有効に利用でき
るように本体が消滅してしまうことが望ましいこと、 である。
重金属製のベーンは比重が大きいので重量が重く、また
望む時期にうまく消滅しない。しかも熱容量が小さく、
途中で金属が溶融軟化して変形しベーンとしての役割り
をなさなくなるという欠点がある。部品の軽量化のため
には部品を中空にすることも考えられるが加工が難しい
し、熱容量もさらに小さくなってしまうので応用するこ
とは困難である。
望む時期にうまく消滅しない。しかも熱容量が小さく、
途中で金属が溶融軟化して変形しベーンとしての役割り
をなさなくなるという欠点がある。部品の軽量化のため
には部品を中空にすることも考えられるが加工が難しい
し、熱容量もさらに小さくなってしまうので応用するこ
とは困難である。
これに対し、炭素繊維強化炭素複合材料を使用すること
が考えられるが、それは軽量ではあるが使用すると噴射
ガスに対して所定の時間すなわち数秒間ももたずに消滅
して、使用に耐えないという課題がある。
が考えられるが、それは軽量ではあるが使用すると噴射
ガスに対して所定の時間すなわち数秒間ももたずに消滅
して、使用に耐えないという課題がある。
この消耗(消滅)は炭素繊維強化炭素複合材料は耐熱性
には優れるが、噴射ガス中の酸素による燃焼と材料が耐
摩耗性に劣るため噴射ガスの燃料に通常台まれているA
l粉末が燃焼してA120゜粉末となり、その噴流が表
面を削り取り摩耗させることの両者が原因である。
には優れるが、噴射ガス中の酸素による燃焼と材料が耐
摩耗性に劣るため噴射ガスの燃料に通常台まれているA
l粉末が燃焼してA120゜粉末となり、その噴流が表
面を削り取り摩耗させることの両者が原因である。
この発明は噴射型飛翔体の方向制御用のベーン等の材料
として使用するに好適な材料を提供することを目的とす
るものである。
として使用するに好適な材料を提供することを目的とす
るものである。
「課題を解決するための手段」
この発明は、炭素繊維強化炭素複合材料の表面層のマト
リックスを耐熱性耐摩耗性材料としたことを特徴とする
耐アブレーシブ材である。
リックスを耐熱性耐摩耗性材料としたことを特徴とする
耐アブレーシブ材である。
「作用」
噴射型飛翔体の噴射ガスは、最高2500’C近くまで
上昇する。このような高温に長時間耐える素材は存在し
ない。ところで非酸化性雰囲気中であれば炭素繊維強化
炭素複合材料は耐える可能性がある。しかしコーティン
グしていない炭素繊維強化炭素複合材料材は噴射ガス中
の酸素によって燃焼するし、また噴射型飛翔体などの噴
射ガス中には燃料のAl粉末から生ずるAl2O3粉末
等の硬質粉末が噴射され、この粉末は高温でも硬度が高
いため炭素繊維強化炭素複合材料材を摩耗させる。両方
の作用によって噴射ガス中にもうけたベーン等の部品は
瞬時に消滅してしまう。
上昇する。このような高温に長時間耐える素材は存在し
ない。ところで非酸化性雰囲気中であれば炭素繊維強化
炭素複合材料は耐える可能性がある。しかしコーティン
グしていない炭素繊維強化炭素複合材料材は噴射ガス中
の酸素によって燃焼するし、また噴射型飛翔体などの噴
射ガス中には燃料のAl粉末から生ずるAl2O3粉末
等の硬質粉末が噴射され、この粉末は高温でも硬度が高
いため炭素繊維強化炭素複合材料材を摩耗させる。両方
の作用によって噴射ガス中にもうけたベーン等の部品は
瞬時に消滅してしまう。
炭素繊維強化炭素複合材料の表面層のマトリックスを耐
熱性耐摩耗性材料とするとA120.粉末等の噴流によ
る摩耗に耐えるようにすることができる。このマトリッ
クスが耐熱性耐摩耗性材料である層の厚みをその耐熱性
耐摩耗性材料により適当に選択すると、噴射型飛翔体な
どの方向制御に必要な数秒間だけ耐熱性耐摩耗性材料の
層が摩耗しながら存在し、その後表面が露出した炭素製
基材が燃焼とAl 20.粉末の噴流による摩耗により
瞬時にして消滅して噴射ガスの推力の抵抗物がまったく
無くなるように設計することができる。
熱性耐摩耗性材料とするとA120.粉末等の噴流によ
る摩耗に耐えるようにすることができる。このマトリッ
クスが耐熱性耐摩耗性材料である層の厚みをその耐熱性
耐摩耗性材料により適当に選択すると、噴射型飛翔体な
どの方向制御に必要な数秒間だけ耐熱性耐摩耗性材料の
層が摩耗しながら存在し、その後表面が露出した炭素製
基材が燃焼とAl 20.粉末の噴流による摩耗により
瞬時にして消滅して噴射ガスの推力の抵抗物がまったく
無くなるように設計することができる。
「実施例」
実施例1
炭素繊維強化炭素複合材料のうち片面表面層約1閣の部
分のマトリックスを8iCにした全厚5閤のベーンを試
作した。このベーンのSiC面に粒径的2μmのAl2
O3粉末を速度約200m/seaで4秒間吹きつけた
。摩耗は表面のマトリックス層の中間才でに止まってい
た(摩耗量0.5 mm/sea以下)。
分のマトリックスを8iCにした全厚5閤のベーンを試
作した。このベーンのSiC面に粒径的2μmのAl2
O3粉末を速度約200m/seaで4秒間吹きつけた
。摩耗は表面のマトリックス層の中間才でに止まってい
た(摩耗量0.5 mm/sea以下)。
さらに4秒間吹きつけを続行すると、摩耗により表面層
には貫通孔が多数に生じた。
には貫通孔が多数に生じた。
実施例2
炭素繊維強化炭素複合材料のうち片面表面層約tonの
部分のマトリックスをTiCにした全厚5閣のベーンを
試作した。このベーンのTiC面に粒径的2μmのA1
20.粉末を速度約200m/secで4秒間吹きつけ
た。摩耗は表面のマトリックス層の中間までに止まって
いた(摩耗量0.3m/SeC以下)。
部分のマトリックスをTiCにした全厚5閣のベーンを
試作した。このベーンのTiC面に粒径的2μmのA1
20.粉末を速度約200m/secで4秒間吹きつけ
た。摩耗は表面のマトリックス層の中間までに止まって
いた(摩耗量0.3m/SeC以下)。
さらに4秒間吹きつけを続行すると、摩耗により表面層
には貫通孔が多数に生じた。
には貫通孔が多数に生じた。
比較例1
炭素繊維強化炭素複合材料で全厚5mnのベーンを試作
した。このベーンの片面に粒径的2μmのAl2O3粉
末を速度約200m/secで約4秒間吹きつけた。摩
耗により材料に貫通孔が生じた。
した。このベーンの片面に粒径的2μmのAl2O3粉
末を速度約200m/secで約4秒間吹きつけた。摩
耗により材料に貫通孔が生じた。
比較例2
Moを用いて全厚5mmのベーンを試作した。このベー
ンの片面に粒径的2μmのAl2O5粉末を速度約20
0 m/secで4秒間吹きつけた。摩耗による材料の
貫通孔は生じなかったが、測定した結果単位時間当たり
の摩耗量は約0.4 M / secで一定であった。
ンの片面に粒径的2μmのAl2O5粉末を速度約20
0 m/secで4秒間吹きつけた。摩耗による材料の
貫通孔は生じなかったが、測定した結果単位時間当たり
の摩耗量は約0.4 M / secで一定であった。
このMo製のベーンの重量は実施例1.2のベーンに比
し重量が約5倍であった。
し重量が約5倍であった。
「発明の効果」
以上に詳しく説明したように、この発明の材料は耐熱性
耐摩耗性に優れ且つ軽量である耐アブレーシブ材であり
、噴射型飛翔体等の方向制御のためのベーン等のように
耐熱性、耐摩耗性で所定の時間後に瞬時に消滅するよう
な用途に対して非常に有効な材料を提供するものである
。
耐摩耗性に優れ且つ軽量である耐アブレーシブ材であり
、噴射型飛翔体等の方向制御のためのベーン等のように
耐熱性、耐摩耗性で所定の時間後に瞬時に消滅するよう
な用途に対して非常に有効な材料を提供するものである
。
代理人 弁理士 1)中 理 夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、炭素繊維強化炭素複合材料の表面のマトリックスを
耐熱性耐摩耗性材料としたことを特徴とする耐アブレー
シブ材 2、表面マトリックスの材料がWC、TiN、TiC、
SiC、Al_2O_3のいずれか或いは混合物である
ことを特徴とする請求項1記載の耐アブレーシブ材
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29655690A JPH04170382A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 耐アブレーシブ材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29655690A JPH04170382A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 耐アブレーシブ材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04170382A true JPH04170382A (ja) | 1992-06-18 |
Family
ID=17835071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29655690A Pending JPH04170382A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 耐アブレーシブ材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04170382A (ja) |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP29655690A patent/JPH04170382A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4299860A (en) | Surface hardening by particle injection into laser melted surface | |
US20080254227A1 (en) | Method for Coating a Component | |
SE459976B (sv) | Metod foer paafoering av en keramisk belaeggning paa ett metallunderlag | |
CA2099396A1 (en) | Thermally Spraying Metal/Solid Lubricant Composites Using Wire Feedstock | |
GB1389244A (en) | Wear-resistant material and processes for preparing same | |
Browning | Hypervelocity impact fusion—a technical note | |
CN100448800C (zh) | 火焰热喷涂铝热剂包裹碳化硅颗粒陶瓷涂层的制备方法 | |
CA2120615A1 (en) | Electrodeposited Composite Coatings | |
JPH04170381A (ja) | 耐アブレーシブ材 | |
JPH04170382A (ja) | 耐アブレーシブ材 | |
JP2002542391A (ja) | 液晶ポリマーコーティングの方法 | |
US3505101A (en) | High temperature wear resistant coating and article having such coating | |
Klein | Carbon/carbon composites | |
US5466907A (en) | Process for coating the internal surfaces of hollow bodies | |
US3910734A (en) | Composite apex seal | |
JP2585540B2 (ja) | 溶射方法 | |
Hantzsche | Plasma Spraying--Limits and Possibilities | |
JP2770967B2 (ja) | 金属材料の表面処理方法 | |
Irons | Higher velocity thermal spray processes produce better aircraft engine coatings | |
JPS5696066A (en) | Treatment of sliding member to provide wear resistance | |
Beczkowiak et al. | Tailoring carbides and oxides for HVOF | |
RU2594998C2 (ru) | Способ нанесения износостойкого покрытия на стальные детали. | |
Clarke et al. | A review of HVOF system process considerations for optimized coatings in turbo-machinery | |
Janssen | Techniques of Metals Alloy and Ceramic Spraying. New Levels of Performance and New Application | |
Babul et al. | Gas detonation technology of surface hardening |