JPH0417035Y2 - - Google Patents

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JPH0417035Y2
JPH0417035Y2 JP11588688U JP11588688U JPH0417035Y2 JP H0417035 Y2 JPH0417035 Y2 JP H0417035Y2 JP 11588688 U JP11588688 U JP 11588688U JP 11588688 U JP11588688 U JP 11588688U JP H0417035 Y2 JPH0417035 Y2 JP H0417035Y2
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roasting
drum
roasting drum
roasted
product
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、豆類、むぎ茶等を焙煎する焙煎装置
に関するものである。
【従来技術】
従来の焙煎装置において、焙煎ドラム内に攪拌
および排出用の羽根を設けて被焙煎物の焙煎なら
びに排出を行うようにしたものは、例えば実公昭
60−29918号公報の如く公知であり、また焙煎ド
ラムを斜状に配設し、内部に攪拌用の羽根を設け
て焙煎を効率良く行うようにしたものは、例えば
実開昭61−31090号公報の如く公知である。
【考案が解決しようとする問題点】
ところが、上記従来装置はいずれも焙煎ドラム
が一方向にのみ、しかも同一速度で回転可能に設
けられているため、被焙煎物の攪拌が不充分とな
り、加熱を均一に行うことが難しく、煎りむらが
生じるとともに水分の残留度合が多く、酸化を生
じ、製品の色艶が悪くなるという問題点があり、
また製品の排出を素早く行うことができず、煎り
過ぎを起すという問題点があつた。 本考案は上記問題点を解決し、加熱、ならびに
攪拌を均一、かつ充分に行うことにより、煎りむ
らの発生を防ぎ、水分の残留度合をきわめて少な
くし、水分による酸化を防止するとともに製品の
色艶を非常に良いものとなし、しかも製品の排出
を素早く行うことにより煎り過ぎを防止すること
ができる焙煎装置を提供することを目的とするも
のである。
【問題点を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、加熱装置を
有する焙煎室内に被焙煎物を収納する焙煎ドラム
を入口側を高く傾斜せしめた状態で可変速かつ正
逆転可能に駆動源に連結するとともに、前記焙煎
ドラム内部にスクリユー羽根を設けたことを特徴
とするものである。
【実施例】
次に添付図面に示した本考案の一実施例につい
て詳細に説明する。1は焙煎室であつて、外周に
多数の小孔2aを有する焙煎ドラム2を、入口側
を高く傾斜せしめた状態で可変速かつ正逆転可能
に配設するとともに前記焙煎ドラム2を加熱する
バーナーその他適宜の加熱装置3を前記焙煎室の
内部の所要個所に取付けてある。4は前記焙煎ド
ラム2内に設けられたスクリユー羽根である。5
は前記焙煎ドラム2の回転駆動装置であつて、被
焙煎物を焙煎する時は遅く、焙煎終了後の製品を
排出する時は速く、しかもその回転方向を焙煎時
と反対方向に回転可能に周知の回転切換装置(図
示せず)を介し、あるいは介さずに回転駆動装置
5を逆回転可能に構成してなるものである。6は
焙煎室上部の排気筒で、焙煎時に発生する蒸気を
排出するためのものである。なお蒸気の排出にさ
いしては図示してないが適宜の排気ブロアー等を
附設することにより効率良く排気することも可能
であり、また図示してないが適宜の手段により熱
風を送り込んで加熱効果を高めることも可能であ
る。7は投入口、8は排出口である。 次に作用について説明する。投入口7より被焙
煎物を停止している焙煎ドラム2内に投入し、加
熱装置3を作動して焙煎ドラム2を回転する。し
かる時は焙煎ドラム2内に投入された被焙煎物は
前記入口側を高く傾斜して設けられた焙煎ドラム
2の傾斜面とスクリユー羽根4によつて均一に攪
拌されながら焙煎が行われ、また焙煎によつて発
生した蒸気は前記焙煎ドラム12の小孔1aおよ
び焙煎室上部の排気筒6から外部に速やかに排出
されるものである。なお上記焙煎時に図示してい
ないが、適宜熱風送入装置等により、焙煎室1内
に熱風を送り込むことにより焙煎を効率良く行う
ようにすることも可能である。 また焙煎終了後は回転駆動装置5により、焙煎
ドラム2を焙煎時より早い速度で逆回転すると、
被焙煎物(製品)は前記焙煎ドラム2内のスクリ
ユー羽根4に案内されて入口側に移動され、排出
口8から焙煎ドラム2外に素早く排出されるもの
である。
【効果】
以上説明したように本考案によれば、加熱装置
を有する焙煎室内に被焙煎物を収納する焙煎ドラ
ムを入口側を高く傾斜せしめた状態で可変速かつ
正逆転可能に駆動源に連結するとともに、前記焙
煎ドラム内部にスクリユー羽根を設けたものであ
るから、被焙煎物は焙煎ドラムの傾斜とスクリユ
ー羽根により攪拌が充分に行われ、その結果加熱
を均一となし得、煎りむらが生じるような惧れは
全くないものであるとともに、水分の残留度合を
少くし得、酸化を防止し製品の色艶を非常に良い
ものとなし得るばかりでなく、製品の排出に際し
ては焙煎ドラムの回転を焙煎時より速く、しかも
反対方向に回転することによつて素早く行うこと
によつて煎り過ぎを防止することができる等、
種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
正断面図、第2図は同左側面図である。 1……焙煎室、2……焙煎ドラム、2a……小
孔、3……加熱装置、4……スクリユー羽根、5
……回転駆動装置、6……排気筒、7……投入
口、8……排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱装置を有する焙煎室内に被焙煎物を収納す
    る焙煎ドラムを入口側を高く傾斜せしめた状態で
    可変速かつ正逆転可能に駆動源に連結するととも
    に、前記焙煎ドラム内部にスクリユー羽根を設け
    たことを特徴とする焙煎装置。
JP11588688U 1988-09-05 1988-09-05 Expired JPH0417035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11588688U JPH0417035Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11588688U JPH0417035Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0236996U JPH0236996U (ja) 1990-03-12
JPH0417035Y2 true JPH0417035Y2 (ja) 1992-04-16

Family

ID=31357937

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JP11588688U Expired JPH0417035Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05

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JPH0236996U (ja) 1990-03-12

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