JP2605209B2 - 生ゴミ乾燥装置 - Google Patents
生ゴミ乾燥装置Info
- Publication number
- JP2605209B2 JP2605209B2 JP5184516A JP18451693A JP2605209B2 JP 2605209 B2 JP2605209 B2 JP 2605209B2 JP 5184516 A JP5184516 A JP 5184516A JP 18451693 A JP18451693 A JP 18451693A JP 2605209 B2 JP2605209 B2 JP 2605209B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying
- garbage
- burner
- drying cylinder
- burner chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として家庭、飲食
店、食堂等で出る生ゴミを乾燥させ、これを有機質の堆
肥として利用する生ゴミ乾燥装置に関するものである。
店、食堂等で出る生ゴミを乾燥させ、これを有機質の堆
肥として利用する生ゴミ乾燥装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の生ゴミ乾燥装置において
は、熱風を発生させるバーナー室と、この熱風を導入し
て乾燥を行なう乾燥室を有する乾燥機とが別体に構成さ
れており、バーナー室の上側に乾燥機の乾燥室を載置す
るようにして組立てられていた。
は、熱風を発生させるバーナー室と、この熱風を導入し
て乾燥を行なう乾燥室を有する乾燥機とが別体に構成さ
れており、バーナー室の上側に乾燥機の乾燥室を載置す
るようにして組立てられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用時
においては、乾燥室内に家庭、飲食店、食堂等で出る生
ゴミを入れ、これを下方のバーナー室からの熱風で乾燥
させていたため、生ゴミを効率良く、且つ確実に乾燥さ
せることができなかった。それに、バーナー室と乾燥機
の乾燥室とが別体に構成されていたため、構造が複雑で
高価なものとなっていた。
においては、乾燥室内に家庭、飲食店、食堂等で出る生
ゴミを入れ、これを下方のバーナー室からの熱風で乾燥
させていたため、生ゴミを効率良く、且つ確実に乾燥さ
せることができなかった。それに、バーナー室と乾燥機
の乾燥室とが別体に構成されていたため、構造が複雑で
高価なものとなっていた。
【０００４】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたものであり、家庭、飲食店、食堂等で出
る生ゴミを効率良く、且つ確実に乾燥させることができ
るようにすると共に、構造を簡単にして、頗る安価に提
供可能な生ゴミ乾燥装置を提供することを目的とするも
のである。
ためになされたものであり、家庭、飲食店、食堂等で出
る生ゴミを効率良く、且つ確実に乾燥させることができ
るようにすると共に、構造を簡単にして、頗る安価に提
供可能な生ゴミ乾燥装置を提供することを目的とするも
のである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、排気筒と
ベースとを有する乾燥装置本体の下部にバーナーを備え
たバーナー室を設け、生ゴミの投入口と取出口とを備え
た乾燥筒をバーナー室の上方に回転自在に設け、かつ、
それぞれ一端がバーナー室に、他の一端が排気筒へ通じ
る多数本の煙管を、少なくとも乾燥筒の下半分を覆うよ
う乾燥筒の外周面に沿って乾燥筒の回転中心軸に平行に
配置すると共に、上記乾燥筒の回転駆動装置を設けて成
る生ゴミ乾燥装置によって達成し得る。
ベースとを有する乾燥装置本体の下部にバーナーを備え
たバーナー室を設け、生ゴミの投入口と取出口とを備え
た乾燥筒をバーナー室の上方に回転自在に設け、かつ、
それぞれ一端がバーナー室に、他の一端が排気筒へ通じ
る多数本の煙管を、少なくとも乾燥筒の下半分を覆うよ
う乾燥筒の外周面に沿って乾燥筒の回転中心軸に平行に
配置すると共に、上記乾燥筒の回転駆動装置を設けて成
る生ゴミ乾燥装置によって達成し得る。
【０００６】
【作用】上述の如く、本発明においては、乾燥機内にバ
ーナー室と乾燥筒とが一体に設けられているので、構造
が簡単で安価に製造でき、使用時には、生ゴミを乾燥筒
の投入口から乾燥筒内に入れ、この乾燥筒を回転させな
がら、バーナー室のバーナーの熱風を各煙管内を流通さ
せて乾燥筒を外部から間接加熱することにより、乾燥筒
内部の生ゴミを極めて効率よく、かつ、内部まで完全に
乾燥させることができる。
ーナー室と乾燥筒とが一体に設けられているので、構造
が簡単で安価に製造でき、使用時には、生ゴミを乾燥筒
の投入口から乾燥筒内に入れ、この乾燥筒を回転させな
がら、バーナー室のバーナーの熱風を各煙管内を流通さ
せて乾燥筒を外部から間接加熱することにより、乾燥筒
内部の生ゴミを極めて効率よく、かつ、内部まで完全に
乾燥させることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【０００８】本発明の生ゴミ乾燥装置は、図１乃至図３
に示すように、排気筒３とベース２とを有する乾燥装置
本体１の下部にバーナー（図では省略）を備えたバーナ
ー室４を設け、生ゴミの投入口５ａと取出口５ｂとを備
えた乾燥筒５をバーナー室４の上方に回転自在に設け、
かつ、それぞれ一端がバーナー室４に、他の一端が排気
筒３へ通じる多数本の煙管６，６を、少なくとも乾燥筒
５の下半分を覆うよう乾燥筒の外周面に沿って乾燥筒の
回転中心軸に平行に配置すると共に、上記乾燥筒５の回
転駆動装置（図では省略）を設けて成るものである。よ
り具体的には、下面にベース２を有する乾燥装置本体１
の下部に、バーナー室３を前後方向（図１において手前
から奥方向、図２において左右方向）へ長く設け、この
バーナー室３の前側（図２中左側）にバーナーが後向き
（図２中右向き）に火炎を放射するように取付けられて
いる。バーナー室３の上側には、前記バーナーの燃焼に
より生じた熱風を後方から前方へ流通させる多数本の煙
管６，６を適宜間隔に配設し、且つ前記乾燥装置本体１
の前部には、前記各煙管６，６内の熱風を外部へ排出さ
せる排気筒３が設けられる。而して、乾燥装置本体２の
上部には乾燥筒５が回転可能なよう設けられている。乾
燥筒５には、生ゴミ投入口５ａと、乾燥した生ゴミの取
出口５ｂが設けられている。５ｃ及び５ｄは乾燥筒５の
回転軸、５ｅ及び５ｆはベアリングであり、図では省略
したモーター及び適宜の減速機構等から成る回転駆動装
置により、乾燥筒５は使用期間中ゆっくりと回転せしめ
られるようになっている。７は、乾燥筒５の投入口５ａ
に対応するよう乾燥装置本体１に設けた開口部であり、
８は、乾燥筒５の取出口５ｂから取り出される乾燥した
生ゴミを機外に導くシュートである。
に示すように、排気筒３とベース２とを有する乾燥装置
本体１の下部にバーナー（図では省略）を備えたバーナ
ー室４を設け、生ゴミの投入口５ａと取出口５ｂとを備
えた乾燥筒５をバーナー室４の上方に回転自在に設け、
かつ、それぞれ一端がバーナー室４に、他の一端が排気
筒３へ通じる多数本の煙管６，６を、少なくとも乾燥筒
５の下半分を覆うよう乾燥筒の外周面に沿って乾燥筒の
回転中心軸に平行に配置すると共に、上記乾燥筒５の回
転駆動装置（図では省略）を設けて成るものである。よ
り具体的には、下面にベース２を有する乾燥装置本体１
の下部に、バーナー室３を前後方向（図１において手前
から奥方向、図２において左右方向）へ長く設け、この
バーナー室３の前側（図２中左側）にバーナーが後向き
（図２中右向き）に火炎を放射するように取付けられて
いる。バーナー室３の上側には、前記バーナーの燃焼に
より生じた熱風を後方から前方へ流通させる多数本の煙
管６，６を適宜間隔に配設し、且つ前記乾燥装置本体１
の前部には、前記各煙管６，６内の熱風を外部へ排出さ
せる排気筒３が設けられる。而して、乾燥装置本体２の
上部には乾燥筒５が回転可能なよう設けられている。乾
燥筒５には、生ゴミ投入口５ａと、乾燥した生ゴミの取
出口５ｂが設けられている。５ｃ及び５ｄは乾燥筒５の
回転軸、５ｅ及び５ｆはベアリングであり、図では省略
したモーター及び適宜の減速機構等から成る回転駆動装
置により、乾燥筒５は使用期間中ゆっくりと回転せしめ
られるようになっている。７は、乾燥筒５の投入口５ａ
に対応するよう乾燥装置本体１に設けた開口部であり、
８は、乾燥筒５の取出口５ｂから取り出される乾燥した
生ゴミを機外に導くシュートである。
【０００９】次に、本発明の生ゴミ乾燥装置の使用状態
を説明すると、乾燥筒５内に家庭、飲食店、食堂等で出
る生ゴミを上面投入口５ａから入れて、この乾燥筒５を
その回転軸５ｃ，５ｄを中心にゆっくりと回転させなが
ら、バーナー室４のバーナーの熱風をバーナー室４の前
方から後方へ送り、更にこの熱風を各煙管６，６を通じ
て後方から前方へ夫々流通させ、回転する乾燥筒５をそ
の下側から間接加熱する。然るとき、回転する乾燥筒５
内の生ゴミは、乾燥筒５の回転により攪拌されながら、
万遍なく均一に加熱され、乾燥せしめられる。乾燥した
生ゴミは、乾燥筒５の後部の取出口５ｂからシュート８
を通じて取り出される。なお、煙管６，６内を通過した
熱風は排気筒３から外部へ排出される。
を説明すると、乾燥筒５内に家庭、飲食店、食堂等で出
る生ゴミを上面投入口５ａから入れて、この乾燥筒５を
その回転軸５ｃ，５ｄを中心にゆっくりと回転させなが
ら、バーナー室４のバーナーの熱風をバーナー室４の前
方から後方へ送り、更にこの熱風を各煙管６，６を通じ
て後方から前方へ夫々流通させ、回転する乾燥筒５をそ
の下側から間接加熱する。然るとき、回転する乾燥筒５
内の生ゴミは、乾燥筒５の回転により攪拌されながら、
万遍なく均一に加熱され、乾燥せしめられる。乾燥した
生ゴミは、乾燥筒５の後部の取出口５ｂからシュート８
を通じて取り出される。なお、煙管６，６内を通過した
熱風は排気筒３から外部へ排出される。
【００１０】
【発明の効果】本発明の生ゴミ乾燥装置においては、上
述のように、乾燥機本体１内にバーナー室４と乾燥筒５
とが一体に設けられているので、構造が簡単で安価に製
造でき、使用時には、生ゴミを乾燥筒５の投入口５ａか
ら乾燥筒内に入れ、この乾燥筒を回転させながら、バー
ナー室４のバーナーの熱風を各煙管６，６内を流通させ
て乾燥筒５を外部から間接加熱することにより、乾燥筒
内部の生ゴミを極めて効率よく、かつ、生ゴミの内部ま
で完全に乾燥させることができる。
述のように、乾燥機本体１内にバーナー室４と乾燥筒５
とが一体に設けられているので、構造が簡単で安価に製
造でき、使用時には、生ゴミを乾燥筒５の投入口５ａか
ら乾燥筒内に入れ、この乾燥筒を回転させながら、バー
ナー室４のバーナーの熱風を各煙管６，６内を流通させ
て乾燥筒５を外部から間接加熱することにより、乾燥筒
内部の生ゴミを極めて効率よく、かつ、生ゴミの内部ま
で完全に乾燥させることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図２】図１の一部破断右側面図である。
【図３】図２の一部破断平面図である。
１ 乾燥装置本体 ２ ベース ３ 排気筒 ４ バーナー室 ５ 排気筒 ５ａ 生ゴミ投入口 ５ｂ 取出口 ５ｃ，５ｄ 回転軸 ５ｅ，５ｆ ベアリング ６，６ 煙管 ７ 開口部 ８ シュート
Claims (1)
- 【請求項１】排気筒（３）とベース（２）とを有する乾
燥装置本体（１）の下部にバーナーを備えたバーナー室
（４）を設け、生ゴミの投入口（５ａ）と取出口（５
ｂ）とを備えた乾燥筒（５）をバーナー室（４）の上方
に回転自在に設け、かつ、それぞれ一端がバーナー室
（４）に、他の一端が排気筒（３）へ通じる多数本の煙
管（６，６）を、少なくとも乾燥筒（５）５の下半分を
覆うよう乾燥筒の外周面に沿って乾燥筒の回転中心軸に
平行に配置すると共に、上記乾燥筒（５）の回転駆動装
置を設けて成る生ゴミ乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184516A JP2605209B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 生ゴミ乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184516A JP2605209B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 生ゴミ乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719738A JPH0719738A (ja) | 1995-01-20 |
| JP2605209B2 true JP2605209B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16154569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5184516A Expired - Fee Related JP2605209B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 生ゴミ乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605209B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103990637A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-08-20 | 深圳市龙吉顺环保科技有限公司 | 一种垃圾热解气化物料烘干装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5461223B2 (ja) * | 2010-02-22 | 2014-04-02 | 株式会社松井製作所 | 粉粒体材料の減圧式乾燥装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6045258A (ja) * | 1983-08-23 | 1985-03-11 | Sharp Corp | 電子写真感光体 |
| JPH04350490A (ja) * | 1990-12-18 | 1992-12-04 | Corona Kogyo Kk | 生ゴミの処理装置 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5184516A patent/JP2605209B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103990637A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-08-20 | 深圳市龙吉顺环保科技有限公司 | 一种垃圾热解气化物料烘干装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0719738A (ja) | 1995-01-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20070190212A1 (en) | Food waste drying apparatus | |
| CN106283562B (zh) | 干衣机 | |
| JP2605209B2 (ja) | 生ゴミ乾燥装置 | |
| CN219368228U (zh) | 一种羽毛片加工用干燥机 | |
| JP4019187B2 (ja) | 発酵或いは乾燥処理機に於ける撹拌移送装置 | |
| EP1555341A1 (en) | Clothes drying apparatus | |
| US5012595A (en) | Rotary cross-banding veneer dryer | |
| CN212582241U (zh) | 滚筒及包括该滚筒的布草烘干机 | |
| KR100332479B1 (ko) | 농산물의 건조장치 | |
| JPH07294120A (ja) | 乾燥装置 | |
| CN207613162U (zh) | 滚筒式烘烤装置 | |
| EP0325597B1 (en) | Device for reversing an air flow in a drying chamber | |
| GB2121940A (en) | Tumble drier | |
| JPH08229298A (ja) | 衣類乾燥機 | |
| CN220728742U (zh) | 一种纸管生产用烘干装置 | |
| JP2020178662A (ja) | 茶葉の加工装置 | |
| JPH049997Y2 (ja) | ||
| CN210512438U (zh) | 一种用于异烟肼制备过程中的干燥装置 | |
| CN216522790U (zh) | 一种双桶式烘干机 | |
| JP2000121246A (ja) | 回転攪拌装置および乾燥装置 | |
| CN216924980U (zh) | 一种婴儿米粉加工用滚筒干燥机 | |
| CN213096079U (zh) | 一种热能循环利用的烟叶烘干装置 | |
| CN219934476U (zh) | 一种山茶油加工烘干筛选设备 | |
| CN221749576U (zh) | 一种滚筒式风干机 | |
| JPH0117657B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213 Year of fee payment: 13 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |