JPH04169369A - 流体圧作動系の作動圧制御アクチュエータ - Google Patents

流体圧作動系の作動圧制御アクチュエータ

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JPH04169369A
JPH04169369A JP29529490A JP29529490A JPH04169369A JP H04169369 A JPH04169369 A JP H04169369A JP 29529490 A JP29529490 A JP 29529490A JP 29529490 A JP29529490 A JP 29529490A JP H04169369 A JPH04169369 A JP H04169369A
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JP
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pressure
fluid
operating
operating pressure
piston
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JP29529490A
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English (en)
Inventor
Akira Higashimata
章 東又
Shigeki Yoshioka
茂樹 吉岡
Masahiro Tsukamoto
雅裕 塚本
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は流体圧作動系の作動圧制御アクチュエータに関
するものである。
(従来の技術) 流体圧作動系は圧力源からの流体圧を流体作動機器に導
びいてこの機器を作動させるが、この系において流体作
動機器の作動圧を制御するに当っては、圧力源の流体圧
が制御不能である場合、系を遮断し、この遮断部から流
体作動機器に至る容積を変更して当該作動圧の制御を行
うよう構成する。このような系としては例えば、アンチ
スキッド制御装置を装備した液圧ブレーキ系があり、ブ
レーキマスターシリンダが上記圧力源に、又ホイールシ
リンダが上記流体作動機器に相当し、車輪の制動ロック
を防止するアンチスキッドに際してホイールシリンダの
作動圧(ブレーキ液圧)を上記の方式で制御するのに用
いる作動圧制御アクチュエータ(アンチスキッド制御ア
クチュエータ)は従来、例えば特公昭56−254号公
報に記載の如くに構成するのが普通であった。
即ち、液圧ブレーキ系中に常閉ポール弁を挿置し、通常
はこのボール弁をばね力を受けるプランジ中で押して開
き、該プランジャの先端をボール弁とホイールシリンダ
とを結ぶブレーキ系内に位置させる。アンチスキッド制
御に当っては、この時エヤバルブにより導びかれる空気
圧をダイアフラムに作用させて上記プランジャを上記の
ばねに抗し後退させ、これによりボール弁を自閉させて
マスターシリンダ及びホイールシリンダ間を遮断すると
共に、プランジャの後退にともなう容積増大でホイール
シリンダ内のブレーキ液圧を減圧し、車輪の制動ロック
を防止する。
しかしてこの従来のアクチュエータにおいては、ブレー
キ液圧が発生する制動中、この液圧がプランジャに対し
ボール弁閉方向のみに作用し続け、このプランジャを同
方向に付勢する。一方、アンチスキッド制御非実行中は
プランジャがこの付勢力によっても動くことのないよう
前記のばね力を太き(する必要がある。従って、ダイア
フラムはアンチスキッド制御時この大きなばね力に抗し
プランジャをボール弁閉方向にストロークさせ得るよう
十分大径のものでなくてはならず、このためプランジャ
をストロークさせるダイアフラム装置が大型化するのを
免れない。
これに対し本願出願人は、容積変更のためのピストンを
、両側に密閉室が画成されるよう、又作動圧決定手段に
よりストロークさせ得るよう設け、前記密閉室を夫々前
記圧力源に接続し、更に該密閉室の一方を前記流体作動
機器に接続すると共に他方をアキュムレータに接続し、
前記両密閉室を相互に遮断すると共に前記圧力源から遮
断する弁手段を設けて成る作動圧制御アクチュエータを
提案済みである。このアクチュエータでは流体圧作動系
が圧力源からの流体圧を上記一方の密閉室を介し流体作
動機器に導びいてこの機器を作動させる間、先ず弁手段
はピストン両側の密閉室を相互に遮断すると共に圧力源
から遮断し、この状態で作動圧決定手段により上記のピ
ストンをストロークさせ、このストロークによりピスト
ンは上記−方の密閉室を容積変化させ、結果として流体
作動機器を容積変化させて流体作動機器の作動圧をビス
トンストロークに応じ制御する。
ところで、かかる作動圧制御を行う前はピストンの両側
における密閉室が相互に連通されて共に同じ(作動圧)
にされているため、ピストンがこの作動圧により一方向
へ付勢されることはなく、作動圧制御に当り作動圧決定
手段がピストンをストロークさせるのに必要な力は作動
圧の高低に関係なく作動圧変更量の2倍程度で良く、作
動圧絶対値によるピストン付勢力まで考慮する必要がな
い、従って、ピストンをストロークさせる作動圧決定手
段の要求出力が小さ(その小型化を図ることができる。
(発明が解決しようとする課題) 上記作動圧制御アクチュエータにおいては、ピストンの
移動に伴う、流体作動機器に接続されない方の密閉室の
容積変化を補償して効率的に作動圧の制御を行うために
前記密閉室にアキュムレータを接続しているが、作動圧
範囲が広範囲に亘るため1つのアキュムレータで作動圧
範囲全域をカバーするのは難しいという問題があった。
本発明は作動圧範囲の異なる複数のアキュムレータを用
いて流体作動機器の作動圧範囲全域をカバーする特性の
アキュムレータを構成することにより、上述した問題を
解決することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的のため、本発明の作動圧制御アクチュエータは
、圧力源からの流体圧を流体作動機器に導びいてこの機
器を作動させる流体圧作動系に挿入して用いられ、この
作動系を遮断し、遮断部から前記流体作動機器に至る容
積を変更して該流体作動機器の作動圧を制御するアクチ
ュエータであって、前記容積変更のためのピストンを、
両側に密閉室が画成されるよう、又作動圧決定手段によ
りストロークさせ得るよう設け、前記密閉室を夫々前記
圧力源に接続し、更に該密閉室の一方を前記流体作動機
器に接続すると共に他方をアキュムレータに接続し、前
記両密閉室を相互に遮断すると共に前記圧力源から遮断
する弁手段を設けて成る流体圧作動系の作動圧制御アク
チュエータにおいて、前記アキュムレータを作動圧範囲
の異なる複数のアキュムレータをもって構成したことを
特徴とするものである。
(作 用) 本発明によれば、作動圧制御に際し、先ず弁手段はピス
トン両側の密閉室を相互に遮断すると共に圧力源から遮
断し、この状態で作動圧決定手段は上記ピストンをスト
ロークさせて流体作動機器へ連通する一方の密閉室を容
積変化させ、この容積変化に伴い流体作動機器の作動圧
がビストンストロークに応じて制御されることになる。
この時、他方の密閉室も容積変化するが、この密閉室に
は作動圧範囲の異なる複数のアキュムレータが接続され
ているため、例えば作動圧の減圧の場合、先ず最も高圧
側の作動圧範囲のアキュムレータが有効に作動し、以下
順次前記アキュムレータよりも作動圧範囲の低いアキュ
ムレータが有効に作動するから、複数のアキュムレータ
全体として広範囲、つまり流体作動機器の作動圧範囲全
域をカバーする特性のアキュムレータを実現することが
でき、流体機器の作動圧制御を効果的に実施することが
可能になる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基き詳細に説明する。
第1図はアンチスキッドアクチュエータ1として構成し
た本発明作動圧制御アクチュエータの一実施例で、図中
2はブレーキペダル、3はブレーキペダル踏力に応じた
液圧PMを管路4に出力する圧力源としてのマスターシ
リンダ、5はマスターシリンダ液圧PMをアクチュエー
タ1により制御して得られる管路6へのブレーキ液圧P
。に応動じ、車輪と共に回転するブレーキディスク7を
制動する流体作動機器としてのホイールシリンダを夫々
示す。
アクチュエータ1はシリンダ8を具え、これにピストン
9を摺動自在に嵌合すると共に、シリンダ8の両端を夫
々端蓋10.11及び軸受シール12゜13により塞い
で密閉室14.15を画成する。ピストン9の両端には
更にピストンロッド16.17を植設し、これらピスト
ンロッドを軸受シール12.13に封止して摺動自在に
貫通する。そして、ピストンロッド16.17には夫々
離反方向にばね18.19を作用させ、これによりピス
トン9を図示の中立位置に弾支する。
密閉室14.15は夫々通路33.34を経て遮断弁3
0゜31に接続する。これら遮断弁30.31は夫々ば
ね30a、 31aで常開され、ソレノイド30b、 
31bのON時閉じられる二連式一体型の常開電磁弁で
あり、マスターシリンダ液圧管路4から通路32.33
を経て密閉室14に至る系統に順次直列に挿置する。そ
して、遮断弁30.31間の通路32を通路34により
密閉室15に接続する。このように遮断弁30.31を
配置したのは、密閉室14.15を夫々これら遮断弁を
介してマスターシリンダ圧管路4に直接接続する配置で
は、これら遮断弁が個体差により同時に閉じ得ない時、
そしてこの間にブレーキペダル踏力の変化がある時、密
閉室14.15間に圧力差を生じて前述した作動圧決定
手段の小型化の効果を確実には奏し得なくなるので、そ
の問題が生じないようにするためである。更に一方の密
閉室14ヘブレーキ液圧管路6を、又他方の密閉室15
ヘアキュムレータ21.22を夫々接続する。
アキュムレータ21 (22)には、シリンダ21a(
22a)内にピストン21b(22b)を摺動自在に嵌
合すると共に、シリンダ21a (22a)の両端を油
力バー21c(22c)及びガスカバー21d(22d
)により塞いで蓄圧室21e(22e)及びガス封入室
21f(22f)を画成する。油力バー21c(22c
)の通路21g (22g)には油ボート21h(22
h)を設け、液圧Paを蓄圧室21e(22e)に導き
得るようにし、ガスカバー21d(22d)の通路21
i(22i)にはガスパルプ21j (22j)を封入
する。
ピストンロッド17の先端部にボールねじ17aを形成
し、これにポールナツト23を螺合する。このポールナ
ツト23は軸受24a〜24cにより軸線方向へ動かな
いよう回転自在に支持し、ポールナツト23の外周に外
歯23aを形成する。この外歯23aには、作動圧決定
手段としてのトルクモータ25で回転されるピニオン2
6を噛合させる。トルクモータ25は遮断弁30.31
と共にアンチスキッドコントローラ27により電子制御
し、このコントローラ27には車輪の回転周速度■。を
検出する車輪速センサ28からの信号を入力する。
コントローラ26は第2図及び第3図の制御プログラム
を実行して遮断弁30.31及びトルクモータ25の制
御を介しブレーキ液圧Pwを変更し、所定のアンチスキ
ッド制御を行う。第2図では先ず車輪スリップ率Sを演
算する。この演算に当っては、車輪速Vwから車体速■
。を周知の方法で求め、5=CVC−V@)/VCによ
り車輪スリップ率Sを演算する0次で、このスリップ率
Sが設定値S0(通常、車輪及び路面間の摩擦係数が最
大となるスリップ率で、例えば0.15)以上の車輪ス
リップ発生状態か否かをチエツクする。車輪スリップが
未だ発生していなければ、上記のループを繰返し、車輪
スリップが発生したところで先ずマスターシリンダ3に
近い遮断弁30を閉じて両密閉室14.15をマスター
シリンダ3から遮断しくこの時アクチュエータ1内に一
定圧が蓄圧される)、この遮断弁が閉じたのを確認した
後に遮断弁31を閉じて両密閉室14.15間を遮断す
る。この遮断弁30.31の閉により両密閉室14.1
5を同圧にしてブレーキ液圧P1を一定に保持した後、
第3図のアンチスキッド制御ルーチンへ制御を進める。
ところで、車輪スリップが未だ発生しない間は遮断弁3
0.31がOFF状態で開いており、又モータ25がO
FFされてピストン9をばね1B、 19により中立位
置に保つ。ここで、ブレーキペダル2の踏込みにより発
生したマスターシリンダ液圧P。
は一方で遮断弁30.31及び密閉室14を経てそのま
まホイールシリンダ5にブレーキ液圧P%、lとして達
し、通常通りの制動を行うことができる。マスターシリ
ンダ液圧P8は他方で遮断弁30.31を経て密閉室1
5にも至り、この室を密閉室14内と同じ圧力に保つ。
この通常通りの制動に伴いブレーキ液圧Pwが上昇して
ロック液圧を超えると車輪がロック状態に近い状態にな
り制動力が減少するため、ブレーキ液圧P、1がその状
態の生じる限界に達した時、アンチスキッドコントロー
ラ27は第2図のアンチスキッド制御を開始する。この
アンチスキッド制御により上記のようにブレーキ液圧P
、4を一定に保持した場合に、ブレーキ液圧P1に対す
る制動力の遅れや路面摩擦係数の変動等により車輪が再
びロック状態に向うことがあり、その場合、制動力の回
復のためブレーキ液圧の変更が必要になる。
この場合、遮断弁30.31の順次のON後に実行され
るアンチスキッド制御ルーチンは第3図の如きもので、
先ず上述したと同様にして車輪スリップ率Sを演算し、
次でこのスリップ率が増加中が、無変化状態か、減少中
かをチエツクする。スリップ増大中であればモータ25
を正転し、スリップ無変化状態であればモータ25を停
止し、スリップ減少中であればモータ25を逆転する。
そして車体速vcがOh/hとなる停車時迄は上記のル
ープを繰返して以下のアンチスキッド制御を継続し、停
車時第2図の制御プログラムに戻る。
モータ25の正転時、これによりピニオン26を介し回
転されるポールナツト23はねし作用によりピストン9
を第1図中布行させる。かかるピストン9の右行は、遮
断弁30.31が上述の通り遮断されているため、密閉
室14内の容積増大によりブレーキ液圧P。をマスター
シリンダ液圧Pwに関係なく低下させ、車輪スリップを
防止することができる。なおピストン9の右行は密閉室
15を容積減少させるが、この容積変化を後に詳述する
アキュムレータ21.22のストロークにより吸収する
ことができるため、ピストン9の上記右行を妨げられる
ことはない。
モータ25の停止時、ピストン9も移動することはなく
、ブレーキ液圧P、をこの時の値に保つ。
モータ25の逆点時は、ピストン9が第1図中力行され
て密閉室14を容積減少させ、ブレーキ液圧Pwの上昇
により、Pw過少時の如く制動距離が伸びるのを防止す
る。この間、密閉室15は容積増大されるが、この容積
変化をアキュムレータ21゜22により補償し得るため
、ピストン9の上記左行を妨げられることはない。
なお、作動流体が圧縮性のものである場合、アキュムレ
ータ21.22が不要であることは言うまでもない。
次に、モータ25によりピストン9をストロークさせる
のに必要な力を求めるに、遮断弁30.31を閉じた時
の密閉室14.15内における圧力をPo、ピストン9
の受圧面積をA、ばね1B、 19のばね定数をk、ば
ね1B、 19の初期撓み量をΔx0とし、ピストン9
を第1図中右向きの力FによりΔXだけストロークされ
て密閉室14内の圧力がPoからPlへと低下し、密閉
室15内の圧力がアキュムレータ21.22の作用によ
りPoに保持されたとすると、ばね18は初期撓み量Δ
χ。よりΔXだけ伸長され、ばね19は初期撓み量ΔX
oよりΔXだけ収縮される。この時ピストン9に作用す
る力の釣合いは P、A−k(ΔX0+Δx)+F =P6A−k(ΔX0−ΔX) となり、これをFについて整理すると F=(Po−P、)A+2にΔx   −−−−(1)
が得られる。ここで密閉室14の圧力変化量をΔPとす
れば、 P+=Po−ΔP         −−−−(2)と
なり、(1)、 (2)式より ΔP=(F−2にΔx ) A    −−−−(3)
となる、この(3)式から明らかなように、ブレーキ液
圧P。の変化量ΔPは2にΔXζOよりピストン推力F
を受圧面積Aで除した値となり、初期圧力値P0の大き
さに無関係な値となる。従って高μ路等、高いブレーキ
液圧を必要とする場合でもトルクモータ25の出力とし
て大出力を要することはな(、トルクモータ25を小型
化することができる。
次にこのアンチスキッド制御の間のアキュムレータ21
 (低圧用) 、22 (高圧用)の作用について詳細
に説明する。これらアキュムレータ21.22は一般的
なガス封入のフリーピストン型のアキュムレータであり
、アキュムレータ21を例に取ると、シリンダ21a内
に摺動自在に嵌合されるピストン21bにより作動油と
気体(封入ガス)とが完全にシール及び分離され、ガス
バルブ213 より封入ガスとして例えば窒素ガスが封
入圧P、で封入されている。
このアキュムレータ21の油ボート21hに導いた油圧
PAが封入圧Pgを超えると作動油が蓄圧室21eに流
入し、ピストン21bが油圧と封入圧とが平衡する位置
に移動(第1図では左行)して蓄圧がなされる。この種
のアキュムレータは封入圧を変更することによって作動
圧を容易に変更することができる。即ち、第4図に示す
ように、横軸にガス圧力、縦軸にガス封入室の容積を取
ると、アキュムレータ特性は封入圧をP(11とした場
合実線で示す特性になり、封入圧をP6tとした場合点
線で示す特性になる。ここでアキュムレータ全容積■。
中で封入室が有効に容積変化し得る範囲、つまり図示■
。〜■4間がこのアキュムレータ21の作動範囲になり
、圧力換算すると図示の作動圧範囲■に相当する(アキ
ュムレータ22の場合、同様に図示の作動圧範囲■に相
当する)。
従ってこれらアキュムレータ21.22を併用すること
により、作動圧範囲■、■に亘って、言い換えればアク
チュエータ1の作動圧範囲(例えばO〜150kgf/
am”)の全域に亘って良好な特性が得られるアキュム
レータを構成することができ、ホイールシリンダ5の液
圧制御を効果的に実施することができる。
なお、前記実施例は、アクチュエータ1をアンチスキッ
ドアクチュエータとして用いたが、これはそのままで車
輪の駆動スリップ(ホイールスピン)を防止するトラク
ションコントロール用のアクチュエータや、他の流体圧
作動系の作動圧制御アクチュエータとしても用いること
ができる。この場合、ホイールスピンの発生時遮断弁3
0.31を閉じ、ピストン9を対応図中左行させて自動
的に車輪を制動し、これによりホイールスピンを防止す
ることができる。
(発明の効果) かくして本発明の作動圧制御アクチュエータは上述の如
く、作動圧範囲の異なる複数のアキュムレータを用いた
から、複数のアキュムレータ全体として広範囲、つまり
流体作動機器の作動圧範囲全域をカバーする特性のアキ
ュムレータを実現することができ、流体機器の作動圧制
御を効果的に実施することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明作動圧制御アクチュエータの一実施例を
示す断面図、 第2図及び第3図は同例におけるアンチスキッドコント
ローラの制御プログラムを示すフローチャート、 第4図は同例におけるアキュムレータ特性の一例を示す
特性図である。 1・・・アンチスキッドアクチュエータ(作動圧制御ア
クチュエータ) 2・・・ブレーキペダル 3・・・マスターシリンダ(圧力源) 5・・・ホイールシリンダ(流体作動機器)9・・・ピ
ストン 14、15・・・密閉室 21、22・・・アキュムレータ 25・・・トルクモータ(作動圧決定手段)27・・・
アンチスキッドコントローラ28・・・車輪速センサ 30、31・・・遮断弁(弁手段) 特許出願人  日産自動車株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、圧力源からの流体圧を流体作動機器に導びいてこの
    機器を作動させる流体圧作動系に挿入して用いられ、こ
    の作動系を遮断し、遮断部から前記流体作動機器に至る
    容積を変更して該流体作動機器の作動圧を制御するアク
    チュエータであって、前記容積変更のためのピストンを
    、両側に密閉室が画成されるよう、又作動圧決定手段に
    よりストロークさせ得るよう設け、前記密閉室を夫々前
    記圧力源に接続し、更に該密閉室の一方を前記流体作動
    機器に接続すると共に他方をアキュムレータに接続し、
    前記両密閉室を相互に遮断すると共に前記圧力源から遮
    断する弁手段を設けて成る流体圧作動系の作動圧制御ア
    クチュエータにおいて、前記アキュムレータを作動圧範
    囲の異なる複数のアキュムレータをもって構成したこと
    を特徴とする、流体圧作動系の作動圧制御アクチュエー
    タ。
JP29529490A 1990-11-02 1990-11-02 流体圧作動系の作動圧制御アクチュエータ Pending JPH04169369A (ja)

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