JPH04168920A - 電力消費量のピーク値制御装置 - Google Patents

電力消費量のピーク値制御装置

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JPH04168920A
JPH04168920A JP2294267A JP29426790A JPH04168920A JP H04168920 A JPH04168920 A JP H04168920A JP 2294267 A JP2294267 A JP 2294267A JP 29426790 A JP29426790 A JP 29426790A JP H04168920 A JPH04168920 A JP H04168920A
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Yoshiaki Iwakuma
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、稼働中の機器の電力消費量の総和が設定上限
を超えた場合、優先順位の低い稼働中の機器から順にオ
フして電力消費量の総和が設定上限を超えないようにす
る電力消費量のピーク値制御装置に関する。
(従来の技術) 一般の住戸の電力配線は、電力消費量の総和を設定上限
以下にするために配線系統毎にブレーカまたは電流ヒユ
ーズを設けている。この場合、ある配線系統の消費電力
量が設定上限を超えると、ブレーカが作動したり、また
は電流ヒユーズが切断して、その配線系統の電源が切断
される。このような配線系統の電源の切断は、この配線
系統に接続されている電気機器の動作がすべて停止する
ことになるので非常に問題がある。
このような問題を防止する方法として、従来、優先順位
の低い稼働中の電気機器を電力消費量の総和が設定上限
以下に低下するまで順番にオフし、これにより配線系統
全体の電気機器の稼働停止を防止する装置がある。この
装置は、ブレーカの消費電力量が設定上限を超えている
ことを検知してから、配線系統の電源を切断するまでに
一定の遅延時間があることを利用し、この遅延時間以内
に優先順位の低い電気機器の動作を停止し、これにより
消費電力量を設定上限以下に低減させ、配線系統全体の
電源の切断を防止している。
更に、最近の電気機器には、例えばエアコン等のように
マイコンを内蔵している機器があるが、これらの電気機
器はオン/オフの制御信号を受けると、一定の制御遅延
時間後にオン/オフする。
従って、このような電気機器では、オン/オフの制御信
号を電気機器に送信してから、制御遅延時間を待ち、こ
の制御遅延時間の経過後に消費電力量の測定を行い、次
の制御を行っている。なお、この制御遅延時間は最も制
御時間の長い電気機器の制御遅延時間に設定されている
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、従来は、最も制御遅延時間の長い電気
機器の制御遅延時間を使用しているので、複数の電気機
器の中で制御遅延時間の大きな電気機器があると、この
大きな制御遅延時間がすべての電気機器の制御に使用さ
れるので、制御時間がかかり過ぎるという問題がある。
また、このような場合には、最悪の場合、ブレーカが作
動する前に、消費電力量を設定上限以下に低減すること
ができず、配線系統全体の電源が切断される恐れもある
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、各機器のオン/オフ制御の時間を必要最小
限に設定し、機器のピークカット制御時間を最小にし得
る電力消費量のピーク値制御装置を提供することにある
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の電力消費量のピーク
値制御装置は、稼働中の機器の電力消費量の総和が設定
上限を超えた場合、優先順位の低い稼働中の機器から順
にオフして電力消費量の総和が設定上限を超えないよう
にする電力消費量のピーク値制御装置であって、稼働中
の機器にオフ信号を送信してから、該機器がオフするま
での制御遅延時間を測定する時間測定手段と、該時間測
定手段で測定した機器の制御遅延時間を記憶する記憶手
段と、稼働中の機器にオフ信号を送信した場合、前記制
御遅延時間が経過するまで、電力量測定装置による消費
電力量の測定を禁止する禁止手段とを有することを要旨
とする。
(作用) 本発明の電力消費量のピーク値制等装置では、機器がオ
フするまでの制御遅延時間を測定して記憶しておき、稼
働中の機器にオフ信号を送信した場合、この機器の制御
遅延時間が経過するまで、消費電力量の測定を禁止して
いる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる電力消費量のピーク
値制御装置の構成図である。同図に示す電力消費量のピ
ーク値制御装置は、商用電源ライン3に接続され、消費
電力量を測定する電力量測定装置5および該電力量測定
装置5に接続され、本ピーク値制御装置の全体の動作を
制御する制御装置1を有し、この制御装置1には各イン
タフェースユニット8を介して第1〜第4のエアコン9
〜12および自動給湯器13が接続され、制御装置1は
各インタフェースユニット8を介して各エアコンおよび
自動給湯器等の機器にオン/オフ制御信号を供給し、こ
れにより各機器の稼働を制御し得るようになっている。
第2図は第1図の制御装置1によって行われる各機器に
対するオン制御およびオフ制御の信号と実際の消費電力
量の関係を示す図である。同図に示すように、各機器に
制御信号を送信した場合、信号送信後しばらくしてから
、消費電力量に変化が現れる。
第3図は前記制御装置1が有しているレジスタの内容を
説明する表である。同図においては、各制御対象機器の
番号に対応して稼働停止命令から機器オフまでの時間お
よび稼働再開命令から機器オンまでの時間が「測定済」
および測定した「時間」に分けて示されるとともに、ピ
ークカット中であるか否かも示されている。なお、同図
においては、rTjおよび「F」はそれぞれTrueお
よびFalseの略であり、Tは測定済およびピークカ
ット中であることを示し、Fは測定済でないことおよび
ピークカット中でないことを示す。
次に、第4図(a)〜(g)を参照して作用を説明する
。なお、第4図(a)〜(g)における各処理は分岐符
号■〜[相]で連結されているものである。
まず、第4図(a)に示すように、初期化処理では、制
御装置1が有している各種フラグがクリアされる(ステ
ップ100)。すなわち、各機器に対応して設けられ、
各機器がピークカット中であることを示すフラグ、各機
器のオン時の制御遅延時間の測定済みを示すフラグ、各
機器のオフ時の制御遅延時間の測定済みを示すフラグ、
制御装置1がピークカット実行中であることを示すフラ
グ等があり、これらの各フラグがクリアされる。
次に、制御装置1は前記電力量測定装置5を用いて、消
費電力量POを測定する(ステップ101)。それから
、この測定した消費電力量POが設定上限を超えている
か否か判断する(テスップ102)。消費電力量POが
設定上限を超えている場合には、分岐■に進み、消費電
力量POが設定上限を設定値以上下回っている場合には
、分岐■に進み、その他の場合には、分岐■に戻って消
費電力量の測定を繰り返す。
前記テスップ102の判断で、消費電力量POが設定上
限を超えている場合には、分岐■を経由して、第4図(
b)の処理に進み、まず、各機器の稼働状態をインタフ
ェースユニット8を介して監視し、稼働中の各機器の中
で最も優先順位の低い機器nを選択しくステップ201
)、この機器nにオフ制御信号を送信し、該機器nのオ
フをインタフェースユニット8を介して確認すると、機
器nのピークカット中を示すフラグおよび制御装置1が
ピークカット中であることを示すフラグをrTJにセッ
トする(ステップ202)。
それから、前記機器nのオフ制御の制御遅延時間が測定
済みであるか否かをその対応するフラグをチエツクして
判断する(ステップ203)。このオフ制御遅延時間測
定済み用のフラグがクリアされていて、測定済みでない
場合には、分岐■に進むが、フラグがセットされ、測定
済みの場合には、機器nのオフ制御の制御遅延時間が経
過するのを待ち(ステップ204)、経過後、分岐■を
経由してステップ101に戻る。
上述したように、前記オフ制御遅延時間測定済みフラグ
がクリアされている場合には、分岐■を経由して、第4
図(C)の処理に進み、まず、タイマーをスタートさせ
(ステップ301)、前記電力量測定装置f5を用いて
、消費電力量P1を測定しくステップ302)、この測
定した消費電力量PIが前記消費電力量POより小さく
変化したかをチエツクする(ステップ303)。この測
定した消費電力量が小さく変化した場合には、タイマー
をストップして、機器nのオフ制御時の制御遅延時間t
を測定する(ステップ3o4)とともに、機器nのオフ
制御の制御遅延時間の測定済みフラグをITJにセット
し、また機器nのオフ制御の制御遅延時間のレジスタに
この時間tをセットし、分岐■を介してステップ101
に戻る(ステップ305)。なお、ステップ303のチ
エツクで、消費電力量に変化がない場合には、分岐■を
経由して、第4図(d)の処理に進み、タイムオーバー
か否かチエツクしくステップ401)、タイムオーバー
の場合には、タイマーをストップし、ステップ101に
戻る(ステップ402)。
また、ステップ401で、タイムオーバーでない場合に
は、分岐■を経由して、第4図(C)のステップ302
に戻り、消費電力量の測定を継続する。
前記ステップ102の判断で、測定した消費電力量PO
が設定上限を設定値以上下回っている場合、すなわちピ
ークカット中の機器の復帰レベルの場合には、第4図(
e)に示す処理に進み、ピークカット中であることを示
すフラグのセットされた各機器の中で、すなわちピーク
カット中の各機器の中で最も優先順位の高い機器mを選
択しくステップ501)、この機器mにオン制御信号を
送信し、この機器mのピークカット中を示すフラグをク
リアする(ステップ502)。
それから、この機器mのオン制御の制御遅延時間の測定
済みフラグがセットされているが否かをチエツクしくス
テップ50B)、該フラグがクリアされ、測定されてい
ない場合には、分岐■を経由して、第4図(f)の処理
に進み、タイマーをスタートさせ(ステップ601)、
電力量測定装置5を用いて、実際に消費電力量に変化が
現れるまでの制御遅延時間を測定する(ステップ602
)。これは、測定した消費電力量P1が前記消費電力量
POより大きいか否かをチエツクしくステップ603)
、大きい場合には、タイマーをストップし、このタイマ
ーの計数値から制御遅延時間tを測定する(ステップ6
o4)。そして、この測定したオン制御の制御遅延時間
のレジスタにこの時間tをセットし、また機器mのオン
制御の制m遅延時間の測定済みフラグをrTJにセット
しくステップ605)、分岐[相]を経由して、第4図
(g)のステップ703に進む。
なお、前記ステップ503のチエツクにおいて、機器m
のオン制御の制御遅延時間測定済みフラグがセットされ
ている場合には、この制御遅延時間の経過を待ち(ステ
ップ504)、分岐■を経由して、第4図(f)のステ
ップ602に進み、消費電力量の測定を開始する。
また、前記ステップ603のチエツクにおいて、測定し
た消費電力量P1が前記消費電力量POに比較して変化
しない場合には、分岐■を経由して、第4図(g)に進
み、タイムオーバーか否かをチエツクする(ステップ7
01)。タイムオーバーでない場合には、分岐8を介し
て、ステップ602に戻り、消費電力量の測定を継続す
る。タイムオーバーの場合には、タイマーをストップす
る(ステップ702)。
次のステップ703では、ピークカット中の機器がある
か否かをチエツクし、ある場合には、ステップ101に
戻るが、ない場合には、制御装置1がピークカット中で
あることを示すフラグをrFJにクリアし、ステップ1
01に戻る(ステップ704)。
なお、上記実施例では、消費電力量の増減に応じて、機
器をオン/オフしているが、この代わりに機器の消費電
力量の大きさの切り替えを行ってもよいことは勿論であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、機器がオフする
までの制御遅延時間を測定して記憶しておき、稼働中の
機器にオフ信号を送信した場合、この機器の制御遅延時
間が経過するまで、消費電力量の測定を禁止しているの
で、各機器に対応した最小の制御遅延時間を設定するこ
とができ、制御時間を短縮することができるとともに、
機器をオフする前にブレーカが作動する恐れもなくなる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる電力消費量のピーク
値制御装置の構成図、第2図は第1図のピーク値制御装
置に使用されている制御装置によって行われる各機器に
対するオン制御およびオフ制御の信号と実際の消費電力
量の関係を示す図、第3図は前記制御装置が有している
レジスタの内容を説明する図、第4図は第1図の電力消
費量のピーク値制御装置の作用を示すフローチャートで
ある。 1・・・制御装置 5・・・電力量測定装置 8・・・インタフェースユニット 9〜12・・・エアコン 13・・・自動給湯器 第4図(1)) 第4図(e) 第4図(f)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 稼働中の機器の電力消費量の総和が設定上限を超えた場
    合、優先順位の低い稼働中の機器から順にオフして電力
    消費量の総和が設定上限を超えないようにする電力消費
    量のピーク値制御装置であって、稼働中の機器にオフ信
    号を送信してから、該機器がオフするまでの制御遅延時
    間を測定する時間測定手段と、該時間測定手段で測定し
    た機器の制御遅延時間を記憶する記憶手段と、稼働中の
    機器にオフ信号を送信した場合、前記制御遅延時間が経
    過するまで、電力量測定装置による消費電力量の測定を
    禁止する禁止手段とを有することを特徴とする電力消費
    量のピーク値制御装置。
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