JPH0416840A - 新しい光学記録材料 - Google Patents

新しい光学記録材料

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JPH0416840A
JPH0416840A JP2119689A JP11968990A JPH0416840A JP H0416840 A JPH0416840 A JP H0416840A JP 2119689 A JP2119689 A JP 2119689A JP 11968990 A JP11968990 A JP 11968990A JP H0416840 A JPH0416840 A JP H0416840A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal
oxidizing agent
recording material
optical recording
nuclei
Prior art date
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Pending
Application number
JP2119689A
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English (en)
Inventor
Yoshio Hayashi
林 善夫
Kozo Yoshida
耕造 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPH0416840A publication Critical patent/JPH0416840A/ja
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレーザー光によって反射率が変化することを利
用して書込、続出を行なう光学記録材料に関するもので
ある。
(従来技術) 近年レーザー関連技術の目覚ましい進歩とともに種々の
新しい記録材料が提案されてきている。
先に本発明者等は、高感度、高密度でかつ高温多湿条件
でも安定な優れた記録材料の提案を行い、しかもこの記
録材料がロールコータ−等の連続処理で大量に製造でき
うるものであることを示した。
この発明は例えば、特開平2−74389号公報などに
記載されている金属銀微粒子が疎水性バインダー中に分
散せしめられている光学記録材料である。
従来この金属銀微粒子の生成をコントロールするには銀
もしくは銀より責な金属触媒核が用いられており、これ
が優れた記録材料を作製する基本技術であった。この発
明は優れたものであるが、大量で高品質の記録材料を作
るには極微量の金属触媒核を細心の注意を払ってコント
ロールして付着させる必要がある。
さらに従来の発明では貴金属を金属触媒核として使用す
るため、この量はわずかであってもコスト高になること
は否めず、より安価な材料の出現が望まれている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、先に述べたように有機金属酸化剤とこのため
の還元剤から金属微粒子を生成せしめるさいに、新しい
触媒核を存在せしめることによって安定な記録材料を簡
便な製造プロセスで均質かつ再現性よく提供しようとす
るものである。
この課題は光学記録材料が、磁気カード、磁気テープ、
フロッピィディスクなどの各種磁気記録材料と同様の大
量生産性を確保しうるかどうかという極めて重要な課題
である。
(課題を解決するための手段) 本発明は、金属微粒子を構成する金属種より卑な金属核
を存在せしめて酸化還元反応をおこなわせることによっ
て反射性の金属微粒子が分散した記録材料を提供するも
のである。すなわち卑な金属核が一部の有機金属酸化剤
と反応して卑な金属核が酸化されカチオンになる一方、
有機金属酸化剤が還元されるため自ら有機金属酸化剤の
触媒核となりうる金属核を形成せしめる反応がまず起る
ものと推定される。そして最初に形成された金属触媒核
のまわりで有機銀塩酸化剤と還元剤の反応がおこり、金
属微粒子を成長せしめるものと推定される。したがって
金属微粒子層とバインダーからなる系の中には必ず卑な
金属のイオンが存在しているという意味で本発明の材料
は新規な記録材料となり、このイオンの存在は実質的に
悪影響を与えず、しかも反射率の均質性に優れ、エラー
レイトも低い記録材料であることを見いだした。
本発明において有機金属酸化剤の金属種より卑な金属種
とは、先願の特開平2−74389号公報および本願発
明者らの一連の発明で示した有機金属酸化剤の金属より
責な金属種でない金属種であり、卑な金属種はそれ自体
では有機金属酸化剤と還元剤との反応を促進しないもの
である。逆に卑な金属核は先に述べたように有機金属酸
化剤を還元せしめることができるため、間接的に有機金
属酸化剤の還元反応をコントロールできることになる。
本発明において有機金属酸化剤の金属種より卑な金属核
の具体的な例としては、有機金属酸化剤が有機銀塩酸化
剤の場合、銅、錫、亜鉛、アルミニウム、鉄、ニッケル
、コバルト、クロム、マグネシウム、鉛、チタンなどを
挙けることができる。
これらの金属種は他の金属との合金でもよく、また酸化
物、硫化物等の化合物であってもよい。
本発明において有機金属酸化剤の金属種より卑な金属核
は金属そのものの微粉末を使用することもできるが、−
船釣には蒸着、スパッタ法等の乾式メツキ技術で光学記
録材料前駆体層の表面に付着せしめる方法が採用される
本発明において用いられる有機金属酸化剤としてはニッ
ケル、銅、銀、パラジウム、クロム、コバルト、鉛など
の金属塩や、それらのキレート化合物などが用いられる
。特に代表的な金属塩としてはベヘン酸、ステアリン酸
、オレイン酸、酢酸などのカルボン酸の金属塩や、フタ
ラジノン、ベンゾトリアゾールなどの含窒素化合物の金
属塩、アセチルアセトン、エチレンジアミン四酢酸のキ
レート化合物、ジアゾスルホネートの金属塩、スルフィ
ン酸の金属塩などをその例として挙げることができる。
特に有機バインダーに可溶な金属塩は本発明において有
用であり、フッ素含をカルボン酸やフッ素含有キレート
化合物の金属塩がその例である。
本発明で用いられる還元剤は金属塩を還元するものであ
り、還元されやすい金属塩に対してはヒンダードフェノ
ールなどの弱い還元剤で十分であるが、還元されにくい
金属塩の場合、ヒドラジン類やアスコルビン酸などの強
い還元剤が選択される。
本発明で用いられるバインダーとしては溶媒可溶性のも
のであれば特に限定されないか、疎水性バインダーが好
ましく、例えばポリスチレン、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリビニルブチラール、線状ポリエステル樹脂、線
状ポリウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
、セルロースアセテート、ポリビニルホルマールなどの
疎水性バインダーから選択することかできる。光学記録
材料か高温多湿条件下で安定であるためにはセラチンや
ポリビニルブチラールなどの親水性バインダーは避ける
べきである。
本発明において、反射性の光学記録材料は通常830n
mの波長での反射率か10〜90%のものか作製できる
本発明において、反射性の光学記録材料は有機金属酸化
剤とこのための還元剤と、バインダーを適当な有機溶媒
に分散もしくは溶解せしめた塗布液を基板に塗布、乾燥
せしめて作製して光学記録材料前駆媒体が準備される。
この光学記録材料前駆媒体はその表面に蒸着等で有機金
属種より卑な金属が蒸着処理される。この厚さは50人
〜1μm程度の厚さに適宜コントロールされる。ついで
適当な加熱条件、例えば少なくとも70℃程度以上に数
秒間ないし数分間加熱すると反射性の光学記録材料が得
られる。
基板にアルミニウムが蒸着されたコンパクトディスク用
基板を用い前記の有機金属酸化剤とこのための還元剤と
バインダーを適当な有機溶媒に分散もしくは溶解せしめ
た塗布液を塗布、乾燥せしめて加熱するとグループの付
いた基板との界面に反射性の光学記録材料層がアルミニ
ウム金属と置換した形態で作製可能である。
本発明の光学記録材料は、記録層を保護する目的で透明
な保護層を設けてもよい。この保護層は、ポリカーボネ
ート、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフ
タレートなどの透明性の良い有機高分子化合物から選択
される。また光学記録材料層の裏面は、光学記録層が塗
布されるベースフィルムのみからなっていても、また別
の補強層があってもよい。
本発明の光学記録材料は、カード状や円盤状、テープ状
にすることができる。
本発明の光学記録材料は、適当なパワーを有する種々の
レーザー光源で記録することができ、その代表的なもの
はHe−Neレーザー、半導体レーザーである。例えば
lOmW程度の半導体レーザーを用い1〜3μmのビー
ム径で数10cm/秒程度のスピードで書き込むことが
できる。
本発明の光学記録材料は、いわゆるライトワンス型の記
録材料としてユーザーが必要に応じて書き込める材料と
して活用できるほか、予め情報を書き込んでおき読取り
専用のROM記録材料としても使用することができる。
なお、以下に本発明をより詳細に説明するため実施例を
記載するが、これはなんら本発明を限定するものではな
い。
実施例 I 下記成分からなる塗布液を作製した。
トリフルオロ酢酸銀        200gポリメチ
ルメタクリレート     140g2−1−ブチル−
6−(3−1−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベ
ンジル)−4−メチルフェニルアクリレート0g 2−ブタノン           1500gトルエ
ン            200gこの塗布液は、約
1時間攪拌して均一化し、平均口径約0.3μmのフィ
ルターを通して未溶解物やゴミを除去した。
この塗布液は乾燥後の塗布厚が8μmになるようにポリ
エチレンテレフタレートフィルム上に均一に塗布し、約
40℃で乾燥した。次にこのサンプルの表面に真空蒸着
法により金属アルミニウムを約300人の厚さに蒸着し
た。さらにこれをブロックヒーターで150℃で2分間
加熱すると一旦アルミニウムの光沢が失われた後、再び
金属光沢を有する反射膜が得られた。反射率は62%で
あった。
この光学記録材料は10mWの半導体レーザーを40c
m/秒の速度で走査させて、CNRで45dB以上で記
録、再生することができた。
またこの条件でのビット形成前後のコントラスト比は0
.43であった。
実施例 2 グループのついたコンパクトディスク用ポリカーボネー
ト基板に金属アルミニウムを400人の厚さで真空蒸着
した。この基板上に実施例1の塗布溶液を乾燥後の厚さ
が10μmになるようにスピンコードした。乾燥後約1
30°Cで5分間加熱しグループ界面に金属反射膜を形
成した。このディスクはディスク用書込テスト装置で信
号を書込んだあと、再生専用のコンパクトディスクプレ
イヤーで再生可能であった。
実施例 3 実施例1で用いた金属アルミニウムの代わりに真空蒸着
にマグネシウム金属、ニッケル金属をそれぞれ用いて実
施例1と同様の処理をしたところ、おのおのの反射率が
53%、 62%である光学記録材 料が得られ、実施例1と同様に半導体レーザーで書込み
可能であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有機金属酸化剤とこのための還元剤との反応を該有機金
    属酸化剤の金属種より卑な金属核の存在下で行なわせて
    生じせしめた金属微粒子層と該金属微粒子層を分散する
    ためのバインダーとからなる反射性の光学記録材料
JP2119689A 1990-05-11 1990-05-11 新しい光学記録材料 Pending JPH0416840A (ja)

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JP2119689A JPH0416840A (ja) 1990-05-11 1990-05-11 新しい光学記録材料

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JP2119689A JPH0416840A (ja) 1990-05-11 1990-05-11 新しい光学記録材料

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JPH0416840A true JPH0416840A (ja) 1992-01-21

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ID=14767620

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JP2119689A Pending JPH0416840A (ja) 1990-05-11 1990-05-11 新しい光学記録材料

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