JPH04168357A - プロセス液体クロマトグラフ - Google Patents
プロセス液体クロマトグラフInfo
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- JPH04168357A JPH04168357A JP29627790A JP29627790A JPH04168357A JP H04168357 A JPH04168357 A JP H04168357A JP 29627790 A JP29627790 A JP 29627790A JP 29627790 A JP29627790 A JP 29627790A JP H04168357 A JPH04168357 A JP H04168357A
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- JP
- Japan
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- sample
- mixers
- liquid chromatograph
- valve
- mixer
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 37
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 31
- 239000003085 diluting agent Substances 0.000 claims abstract description 24
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 14
- 238000007865 diluting Methods 0.000 abstract description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 61
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 22
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 22
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 9
- 239000003480 eluent Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は化学工業のプロセスラインなどに接続され、プ
ロセス側からオンラインで試料を採取して分析すること
のできるプロセス液体クロマトグラフに関するものであ
る。
ロセス側からオンラインで試料を採取して分析すること
のできるプロセス液体クロマトグラフに関するものであ
る。
(従来の技術)
プロセス液体クロマトグラフを実現しようとすれば、プ
ロセス側から試料を採取して液体クロマトグラフに導入
する試料導入部として、試料を液体クロマトグラフで分
析するのに適当で、かつ試料濃度と検出値との間に直線
関係の得られる濃度範囲にまで希釈する機能を備える必
要がある。そのような希釈機能を備えた試料導入部を備
えたプロセス液体クロマトグラフとしては、第3図に示
されるような系が考えられる。
ロセス側から試料を採取して液体クロマトグラフに導入
する試料導入部として、試料を液体クロマトグラフで分
析するのに適当で、かつ試料濃度と検出値との間に直線
関係の得られる濃度範囲にまで希釈する機能を備える必
要がある。そのような希釈機能を備えた試料導入部を備
えたプロセス液体クロマトグラフとしては、第3図に示
されるような系が考えられる。
第3図で、2はプロセスラインの反応器であり、反応器
2の試料4は試料ポンプ6でミキサー8へ送られる。ミ
キサー8には試料を希釈液12で希釈するために希釈液
ポンプ10が接続されている。
2の試料4は試料ポンプ6でミキサー8へ送られる。ミ
キサー8には試料を希釈液12で希釈するために希釈液
ポンプ10が接続されている。
ミキサー8で希釈された試料を採取して液体クロマドグ
ラフに注入するために、計量ループ14を備えたインジ
ェクタ16が設けられている。インジェクタ16は例え
ば六方切換え弁穴であり、計量ループ14に採取された
試料はインジェクタ16の切換えにより分析部である高
速液体クロマトグラフ(HPLC)に注入される。18
はインジェクタ16を経て溶離液20を供給する溶離液
ポンプ、22はカラム、24は検出器である。ミキサー
8を経てインジェクタ16に供給され、採取されなかっ
た試料はドレイン17へ排出される。
ラフに注入するために、計量ループ14を備えたインジ
ェクタ16が設けられている。インジェクタ16は例え
ば六方切換え弁穴であり、計量ループ14に採取された
試料はインジェクタ16の切換えにより分析部である高
速液体クロマトグラフ(HPLC)に注入される。18
はインジェクタ16を経て溶離液20を供給する溶離液
ポンプ、22はカラム、24は検出器である。ミキサー
8を経てインジェクタ16に供給され、採取されなかっ
た試料はドレイン17へ排出される。
(発明が解決しようとする課題)
ミキサー8における試料の希釈倍率は試料ポンプ6の流
量と希釈液ポンプ10の流量の比で決まる。試料ポンプ
6の流量は試料の代表性を考慮するとある程度大きな流
量にする必要があり、例えば1mA/分程度に設定され
る。いま、例として試料を100倍に希釈する場合を考
えると、試料ポンプ6の流量を1mQ/分に設定すると
すれば、希釈液ポンプ10の流量は100mQ/分に設
定しなければならなくなる。しかし、このような大型ポ
ンプは高価であり、希釈液の消費量も多くなる問題があ
る。その結果、100倍以上の希釈は装置コストや維持
費の面から困難である。
量と希釈液ポンプ10の流量の比で決まる。試料ポンプ
6の流量は試料の代表性を考慮するとある程度大きな流
量にする必要があり、例えば1mA/分程度に設定され
る。いま、例として試料を100倍に希釈する場合を考
えると、試料ポンプ6の流量を1mQ/分に設定すると
すれば、希釈液ポンプ10の流量は100mQ/分に設
定しなければならなくなる。しかし、このような大型ポ
ンプは高価であり、希釈液の消費量も多くなる問題があ
る。その結果、100倍以上の希釈は装置コストや維持
費の面から困難である。
また、試料ポンプ6及び希釈液ポンプ10の流量精度が
希釈倍率に直接影響するので、高精度で信頼性の高いポ
ンプを使用する必要がある。この点でも装置コストが高
くなる。
希釈倍率に直接影響するので、高精度で信頼性の高いポ
ンプを使用する必要がある。この点でも装置コストが高
くなる。
1台の液体クロマトグラフで測定できる濃度範囲には制
約がある。そのため、複数の試料を測定する場合に、一
定の希釈倍率に設定されている希釈装置では試料によっ
てはその希釈された結果の試料が液体クロマトグラフの
適当な測定範囲に入ってこない場合がある。そのため、
複数の試料を測定しようとすれば複数台の液体クロマト
グラフを使用する必要があり、1つの試料当たりの設備
費が高価になる問題がある。
約がある。そのため、複数の試料を測定する場合に、一
定の希釈倍率に設定されている希釈装置では試料によっ
てはその希釈された結果の試料が液体クロマトグラフの
適当な測定範囲に入ってこない場合がある。そのため、
複数の試料を測定しようとすれば複数台の液体クロマト
グラフを使用する必要があり、1つの試料当たりの設備
費が高価になる問題がある。
本発明は希釈液ポンプを小型で低価格なものにすること
ができ、ポンプの流量精度が希釈倍率に直接影響しない
ようにして、信頼性が高く、安定性も高く、かつ希釈倍
率を複数段階で変更することのできる希釈装置を備えた
プロセス液体クロマトグラフを提供することを目的とす
るものである。
ができ、ポンプの流量精度が希釈倍率に直接影響しない
ようにして、信頼性が高く、安定性も高く、かつ希釈倍
率を複数段階で変更することのできる希釈装置を備えた
プロセス液体クロマトグラフを提供することを目的とす
るものである。
本発明はまた、複数の試料を1台の液体クロマトグラフ
で測定することのできるプロセス液体クロマトグラフを
提供することを目的とするものである。
で測定することのできるプロセス液体クロマトグラフを
提供することを目的とするものである。
(作用)
計量ループで採取された試料は切換え弁により選択され
たミキサーへ希釈液とともに送られて希釈される。計量
ループの容積は一定であるが、複数のミキサーの容積は
互いに異なっている。希釈倍率は計量ループの容積とミ
キサーの容積との容積比で決まるため、切換え弁を切り
換えることにより複数の希釈倍率の1つが選択される。
たミキサーへ希釈液とともに送られて希釈される。計量
ループの容積は一定であるが、複数のミキサーの容積は
互いに異なっている。希釈倍率は計量ループの容積とミ
キサーの容積との容積比で決まるため、切換え弁を切り
換えることにより複数の希釈倍率の1つが選択される。
試料導入部に複数のプロセスラインが試料導入弁を介し
て接続されているときは、その試料導入弁の選択により
選択されたプロセスラインの試料が試料導入部に導入さ
れ、ミキサーと希釈液ポンプの流量もそれに応じて選択
されて試料に対応した適当な希釈倍率になるように希釈
されて分析部に導かれる。
て接続されているときは、その試料導入弁の選択により
選択されたプロセスラインの試料が試料導入部に導入さ
れ、ミキサーと希釈液ポンプの流量もそれに応じて選択
されて試料に対応した適当な希釈倍率になるように希釈
されて分析部に導かれる。
(実施例)
第1図は一実施例を表わし、第2図は第1図のプロセス
液体クロマトグラフに試料が導入される複数のプロセス
ラインのうちの1つを表わしている。分析部である高速
液体クロマトグラフは第3図のものと同じであるので、
同じ記号を使用する。
液体クロマトグラフに試料が導入される複数のプロセス
ラインのうちの1つを表わしている。分析部である高速
液体クロマトグラフは第3図のものと同じであるので、
同じ記号を使用する。
第2図において、プロセスラインのパイプ30をプロセ
ス流体31が流れており、プロセス流体はパイプ30か
ら分岐した流路に設けられた試料ポンプ32で流路34
へ取り出され、流路34からのプロセス流体は再びプロ
セスラインのパイプ30へ戻る循環流路を構成している
。流路34には分岐した流路35が設けられ、流路35
は試料導入弁36を経て第1図のプロセス液体クロマト
グラフの試料導入部に接続されている。
ス流体31が流れており、プロセス流体はパイプ30か
ら分岐した流路に設けられた試料ポンプ32で流路34
へ取り出され、流路34からのプロセス流体は再びプロ
セスラインのパイプ30へ戻る循環流路を構成している
。流路34には分岐した流路35が設けられ、流路35
は試料導入弁36を経て第1図のプロセス液体クロマト
グラフの試料導入部に接続されている。
第1図の実施例では一例として4つのプロセスラインの
試料を測定できるように、第2図に示されているプロセ
スライン4個がそれぞれの試料導入弁36−1〜36−
4を介して単一のプロセス液体クロマトグラフに接続さ
れている。
試料を測定できるように、第2図に示されているプロセ
スライン4個がそれぞれの試料導入弁36−1〜36−
4を介して単一のプロセス液体クロマトグラフに接続さ
れている。
試料導入部では試料導入弁36−1〜36−4は希釈の
ためのサンプリング弁38に接続されている。サンプリ
ング弁38は六方切換え弁穴であり、計量ループ40を
備えている。サンプリング弁38には試料を希釈液と混
合する容積の異なる複数種類、例えば3種類のミキサー
42−1〜42−3が切換え弁44を介して接続され、
またサンプリング弁38には希釈液46をサンプリング
弁38から切換え弁44を経ていずれかのミキサー42
−1〜42−3に供給する希釈液ポンプ48も接続され
ている。ミキサー42−1の容積は例えば2mΩ、ミキ
サー42−2の容積は例えば0 、4 m Q、42−
3の容積はそれ以外の容積とし、サンプリング弁の計量
ループ4oの容積を例えば20μQとする。
ためのサンプリング弁38に接続されている。サンプリ
ング弁38は六方切換え弁穴であり、計量ループ40を
備えている。サンプリング弁38には試料を希釈液と混
合する容積の異なる複数種類、例えば3種類のミキサー
42−1〜42−3が切換え弁44を介して接続され、
またサンプリング弁38には希釈液46をサンプリング
弁38から切換え弁44を経ていずれかのミキサー42
−1〜42−3に供給する希釈液ポンプ48も接続され
ている。ミキサー42−1の容積は例えば2mΩ、ミキ
サー42−2の容積は例えば0 、4 m Q、42−
3の容積はそれ以外の容積とし、サンプリング弁の計量
ループ4oの容積を例えば20μQとする。
ミキサー42−1〜42−3の出口は高速液体クロマト
グラフのインジェクタ16に接続されている。インジェ
クタ16は六方切換え弁穴であり、計量ループ14を備
えている。いずれかのミキサー42−1〜42−3から
インジェクタ16に供給された試料でカラム22に注入
されない試料はドレイン17へ排出される。インジェク
タ16には高速液体クロマトグラフに溶離液20を供給
する溶離液ポンプ18及びカラム22が接続されている
。24は検出器、26はデータ処理装置である。
グラフのインジェクタ16に接続されている。インジェ
クタ16は六方切換え弁穴であり、計量ループ14を備
えている。いずれかのミキサー42−1〜42−3から
インジェクタ16に供給された試料でカラム22に注入
されない試料はドレイン17へ排出される。インジェク
タ16には高速液体クロマトグラフに溶離液20を供給
する溶離液ポンプ18及びカラム22が接続されている
。24は検出器、26はデータ処理装置である。
50はコントローラであり、試料導入弁36−1〜36
−4の切換え、サンプリング弁38の切換え、切換え弁
44の切換え、希釈液ポンプ48の動作、インジェクタ
16の切換え動作などを制御し、データ処理装置26の
測定データを取り込む。
−4の切換え、サンプリング弁38の切換え、切換え弁
44の切換え、希釈液ポンプ48の動作、インジェクタ
16の切換え動作などを制御し、データ処理装置26の
測定データを取り込む。
次に、本実施例の動作について説明する。
最初、サンプリング弁38は実線の流路に設定され、イ
ンジェクタ16も実線の流路に設定されているものとす
る。
ンジェクタ16も実線の流路に設定されているものとす
る。
各プロセスラインからそれぞれの循環流路34を経て試
料導入弁36−1〜36−4の近くまで試料が引き込ま
れている。
料導入弁36−1〜36−4の近くまで試料が引き込ま
れている。
まず、第1番目の試料を測定する。試料導入弁36−1
を開き、サンプリング弁38を破線の流路に切り換える
。1番目の試料が計量ループ4゜に満たされると、サン
プリング弁38を実線の流路に切り換える。これと同期
して切換え弁44がミキサー42−1を選択するように
設定する。希釈液ポンプ48を作動させ、希釈液46を
計量ループ40で採取された1番目の試料とともに切換
え弁44からミキサー42−1に送り込む。インジェク
タ16が実線の流路に設定されているので、ミキサー4
2−1で希釈された試料は計量ループ14を通りドレイ
ン17へと流れる。
を開き、サンプリング弁38を破線の流路に切り換える
。1番目の試料が計量ループ4゜に満たされると、サン
プリング弁38を実線の流路に切り換える。これと同期
して切換え弁44がミキサー42−1を選択するように
設定する。希釈液ポンプ48を作動させ、希釈液46を
計量ループ40で採取された1番目の試料とともに切換
え弁44からミキサー42−1に送り込む。インジェク
タ16が実線の流路に設定されているので、ミキサー4
2−1で希釈された試料は計量ループ14を通りドレイ
ン17へと流れる。
この場合の試料の希釈倍率はミキサー42−1の容積と
計量ループ40の容積との容積比で決まり、計量ループ
40の容積が20μQ、ミキサー42−1の容積が2
m Qであるので、ミキサー42−1では試料は100
倍に希釈されてインジェクタの計量ループ14に送られ
る。希釈液ポンプ48の流量を例えば1 m Q 7分
に設定しておいたとすれば、100倍に希釈された試料
は2分後にインジェクタの計量ループ14を通過するこ
とになるので、希釈開始後2分経過したときにインジェ
クタ16を切り換えて破線の流路にすると、100倍に
希釈された試料は溶離液ポンプ18で送られる溶離液2
0とともにカラム22に注入される。
計量ループ40の容積との容積比で決まり、計量ループ
40の容積が20μQ、ミキサー42−1の容積が2
m Qであるので、ミキサー42−1では試料は100
倍に希釈されてインジェクタの計量ループ14に送られ
る。希釈液ポンプ48の流量を例えば1 m Q 7分
に設定しておいたとすれば、100倍に希釈された試料
は2分後にインジェクタの計量ループ14を通過するこ
とになるので、希釈開始後2分経過したときにインジェ
クタ16を切り換えて破線の流路にすると、100倍に
希釈された試料は溶離液ポンプ18で送られる溶離液2
0とともにカラム22に注入される。
カラム22で分離された単成分は検出器24で電気信号
に変換されてデータ処理装置26に取り込まれる。
に変換されてデータ処理装置26に取り込まれる。
2番目の試料を20倍に希釈して測定するとすれば、試
料導入弁36−2を開けて2番目のプロセスラインから
試料を導入し、今度は切換え弁44をミキサー42−2
を選択するように切り換え、同様にしてその試料を希釈
する。ミキサー42−2の容量が0.4mQに改定され
ているので、希釈倍率が20倍になる。また、このとき
、希釈液ポンプ48の流量を例えば0 、2 m Q
7分に設定したとすると、希釈開始後2分を経過すると
20倍に希釈された試料がインジェクタの計量ループ1
4を通るので、希釈開始から2分後にインジエフタ16
を切り換えると、20倍に希釈された試料がカラム22
に注入されて測定される。
料導入弁36−2を開けて2番目のプロセスラインから
試料を導入し、今度は切換え弁44をミキサー42−2
を選択するように切り換え、同様にしてその試料を希釈
する。ミキサー42−2の容量が0.4mQに改定され
ているので、希釈倍率が20倍になる。また、このとき
、希釈液ポンプ48の流量を例えば0 、2 m Q
7分に設定したとすると、希釈開始後2分を経過すると
20倍に希釈された試料がインジェクタの計量ループ1
4を通るので、希釈開始から2分後にインジエフタ16
を切り換えると、20倍に希釈された試料がカラム22
に注入されて測定される。
以下、同様にして所要の希釈倍率になるように各試料を
対応させると、1台の液体クロマトグラフで広範囲の濃
度に対応させることができる。
対応させると、1台の液体クロマトグラフで広範囲の濃
度に対応させることができる。
計量ループ40の容積、ミキサーの容積の種類や数は実
施例に示されたものに限定されるものではなく、測定す
る試料に応じて適当に設定することができる。また、1
台のプロセス液体クロマトグラフに接続されるプロセス
ラインの数は実施例に示された4台に限らず、2台、3
台又は5台以上とすることもできる。
施例に示されたものに限定されるものではなく、測定す
る試料に応じて適当に設定することができる。また、1
台のプロセス液体クロマトグラフに接続されるプロセス
ラインの数は実施例に示された4台に限らず、2台、3
台又は5台以上とすることもできる。
(発明の効果)
本発明では試料導入部に容積の異なる複数個のミキサー
を設け、いずれかのミキサーを選択して試料の希釈倍率
を変えることができるようにしたので、1台の液体クロ
マトグラフで広い濃度範囲の測定を行なうことができる
。
を設け、いずれかのミキサーを選択して試料の希釈倍率
を変えることができるようにしたので、1台の液体クロ
マトグラフで広い濃度範囲の測定を行なうことができる
。
1つの試料中の各単成分の濃度範囲が広いためにそれら
の全成分の濃度測定範囲が1つのミキサーでカバーしき
れない場合には、2つのミキサーを使用して2回の測定
を行なうことにより、液体クロマトグラフの検出限界か
ら濃度100%までの測定範囲をカバーすることができ
、実用上極めて有効な多成分分析計になる。
の全成分の濃度測定範囲が1つのミキサーでカバーしき
れない場合には、2つのミキサーを使用して2回の測定
を行なうことにより、液体クロマトグラフの検出限界か
ら濃度100%までの測定範囲をカバーすることができ
、実用上極めて有効な多成分分析計になる。
検出器の特性で試料濃度と検出強度の間に直線関係が得
られる範囲で希釈倍率を大きくして低濃度で測定するこ
とができので、カラムを流れる試料絶対量を少なくする
ことができ、カラム寿命を長くすることができる。
られる範囲で希釈倍率を大きくして低濃度で測定するこ
とができので、カラムを流れる試料絶対量を少なくする
ことができ、カラム寿命を長くすることができる。
S/N比の最適領域で測定することができるので、測定
の信頼性が向上する゛。
の信頼性が向上する゛。
また、複数のプロセスラインからの試料を導入し、コン
トローラにより導入試料の種類と希釈倍率を選択するこ
とにより、複数試料をそれぞれの適当な希釈倍率で測定
することができ、1台の液体クロマトグラフで複数試料
を測定できるようになり、1試料当たりの設備費が低下
する。
トローラにより導入試料の種類と希釈倍率を選択するこ
とにより、複数試料をそれぞれの適当な希釈倍率で測定
することができ、1台の液体クロマトグラフで複数試料
を測定できるようになり、1試料当たりの設備費が低下
する。
第1図は一実施例を示す流路図、第2図は同案流側に接
続される複数のプロセスラインの1つを示す流路図、第
3図は考えられるプロセス液体クロマトグラフを示す流
路図である。 14・・・・・・インジェクタの計量ループ、16・・
・・・・インジェクタ、18・・・・・・溶離液ポンプ
、22・・・・・・カラム、24・・・・・・検出器、
30・・・・・・プロセスラインのパイプ、36−1〜
36−4・・・・・・試料導入弁、38・・・・・・サ
ンプリング弁、40・・・・・・サンプリング弁の計量
ループ、42−1〜42−3・・・・・・ミキサー、4
4・・・・・・切換え弁、46・・・・・・希釈液、4
8・・・・・・希釈液ポンプ、5o・・・・・・コント
ローラ。 特許出願人 株式会社島津製作所
続される複数のプロセスラインの1つを示す流路図、第
3図は考えられるプロセス液体クロマトグラフを示す流
路図である。 14・・・・・・インジェクタの計量ループ、16・・
・・・・インジェクタ、18・・・・・・溶離液ポンプ
、22・・・・・・カラム、24・・・・・・検出器、
30・・・・・・プロセスラインのパイプ、36−1〜
36−4・・・・・・試料導入弁、38・・・・・・サ
ンプリング弁、40・・・・・・サンプリング弁の計量
ループ、42−1〜42−3・・・・・・ミキサー、4
4・・・・・・切換え弁、46・・・・・・希釈液、4
8・・・・・・希釈液ポンプ、5o・・・・・・コント
ローラ。 特許出願人 株式会社島津製作所
Claims (2)
- (1)分析部としての液体クロマトグラフと、プロセス
側から試料を採取し希釈して分析部へ導入する試料導入
部とを備え、前記試料導入部にはプロセス側と接続され
計量ループに試料を採取するサンプリング弁、試料と希
釈液を混合する容積の異なる複数個のミキサー、前記サ
ンプリング弁と前記複数個のミキサーとの間に設けられ
てミキサーを選択する切換え弁、及び前記計量ループを
経て切換え弁からミキサーへ希釈液を送る希釈液ポンプ
を備えているプロセス液体クロマトグラフ。 - (2)前記試料導入部は複数のプロセスラインと試料導
入弁を介して接続され、前記試料導入弁の選択、前記ミ
キサーの選択及び前記希釈液ポンプの流量設定を行なう
コントローラを備えている請求項1に記載のプロセス液
体クロマトグラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29627790A JPH04168357A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | プロセス液体クロマトグラフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29627790A JPH04168357A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | プロセス液体クロマトグラフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04168357A true JPH04168357A (ja) | 1992-06-16 |
Family
ID=17831488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29627790A Pending JPH04168357A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | プロセス液体クロマトグラフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04168357A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001343371A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-14 | Shimadzu Corp | 液体クロマトグラフ |
JP2012088133A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Shimadzu Corp | オンライン試料導入装置 |
EP2257355B1 (en) | 2008-02-29 | 2017-01-11 | Waters Technologies Corporation | Sample dilution for chromatography of multiple process streams |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP29627790A patent/JPH04168357A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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