JPH04168315A - 移動体の傾斜角度計測装置 - Google Patents

移動体の傾斜角度計測装置

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Publication number
JPH04168315A
JPH04168315A JP29424990A JP29424990A JPH04168315A JP H04168315 A JPH04168315 A JP H04168315A JP 29424990 A JP29424990 A JP 29424990A JP 29424990 A JP29424990 A JP 29424990A JP H04168315 A JPH04168315 A JP H04168315A
Authority
JP
Japan
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acceleration
angle
inclinometer
output
detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP29424990A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Kanda
俊彦 神田
Tatsuro Nakazato
辰郎 中里
Tetsuya Nakayama
徹矢 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04168315A publication Critical patent/JPH04168315A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動体、特に建設機械の傾斜角度を正確に計測
することができる装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、建設機械の傾斜角度(車体のピッチング角)を検
出する方法としては、建設機械にジャイロを搭載し、該
ジャイロ内部のロータの回転軸の角度変位を検出するこ
とにより建設機械の傾斜角度を検出するものがある。し
かし、ジャイロは、建設機械に搭載されると振動、ショ
ックの影響を受は測定値に誤差が生じること、高価であ
ること、起動に時間がかかる等の問題点がある。そこで
、ロータの回転軸の角度変位を検出する原理に基づくジ
ャイロではなくて、建設機械内部に重錘を吊り下げ、該
建設機械の基準方向に対する前記重錘の吊り下げ方向(
重力方向)の傾きを検出する、いわゆる重力検出による
傾斜計を用いて傾斜角度を検出することが考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
傾斜計はジャイロよりも安価であり、起動に時間がかか
らない点で有利であるが、重力検出であるため、重錘に
地球の重力のみが加わる静的な使用条件下ではそれほど
問題はないものの、搭載建設機械が発進等して加速度が
発生する動的な条件下では該加速度の影響を受けて出力
される傾斜角は真の値と等しくならないことが多い。と
ころで傾斜計の検出値にはこうした加速度による誤差以
外に振動の影響による誤差があるが、これは傾斜計から
出力される信号の周波数成分上、高周波領域にあること
が解析の結果判明している。したがって、傾斜計の出力
後段にローパスフィルタリング処理を施すことにより上
記振動の影響およびノイズ成分は除去できる。しかし、
加速度の影響による成分は依然として除去できないまま
であり、正確な値が得られないことになっていた。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、重
力検出による傾斜計を建設機械等の移動体に搭載して該
移動体の傾斜角度を検出する場合に加速度の影響による
傾斜角度の誤差を補正して正確な値を計測することがで
きる装置を提供することをその目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この発明では、重力が加わる方向に応じて傾斜
する固体または液体を配設し、これら固体または液体の
傾斜角度を検出することにより前記移動体の傾斜角度を
検出する傾斜角度検出手段と、前記移動体の加速度を検
出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段で検出さ
れた加速度に基づいて該加速度による前記傾斜角度検出
手段の検出値の誤差を演算する演算手段と、前記傾斜角
度検出手段の検出値から前記演算手段の演算値を減算し
て前記傾斜角度検出手段の検出値を補正する補正手段と
を前記移動体に具えるようにしている。
〔作用〕
すなわち、かかる構成によれば、移動体の加速度が加速
度検出手段で検出され、この検出値に基づき傾斜計の検
出角度が補正される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明に係る移動体の傾斜角度計
測装置の実施例について説明する。なお、実施例では適
用移動体として第2図に示すようにブルドーザ10を想
定している。
第1図はブルドーザ10に搭載される傾斜角度計測装置
のブロック図を示す。なお、以下、各要素から出力され
る角度θ、θ1、θ2、θ、は信号の周波数成分を意味
する。同図に示すように傾斜計1はブルドーザ10内部
の適宜の箇所に配設されたいわゆる重力検出型の傾斜計
であり、傾斜計の内部に自由に動けるように吊り下げら
れた重錘(振り子)に重力(重力加速度)が加わったと
きの上記重錘の吊り下げ方向(重力方向)の車体の基準
方向に対する角変位を検出することによりブルドーザ1
0の傾斜角度(車体のピッチング角)θを検出する。検
出信号θは減算部2に加えられる。加速度センサ3は、
ブルドーザ10内部の適宜の箇所に配設され、傾斜計1
と同様、機械的には加速度センサ3の内部に自由に動け
るように重錘(振り子)が吊り下げられたものであり、
この重錘に加速度が加わったときの上記重錘の変位を元
に戻すのに必要な力から加速度αを検出する。
加速度・角度変換器4は加速度センサ3の出力αに基づ
き加速度αを後述するように角度θ2に変換し、該変換
した角度θ2を減算部2に加える。
減算部2では、傾斜計1の出力αから加速度・角度変換
器4の出力θ2を減算する処理を行い、減算結果θ−θ
2を低域フィルタ5に加える。低域フィルタ5は入力信
号θ−02から高域の周波数成分θ3を減衰させ、信号
θ1−θ−02−〇。
を出力する。
ところで、傾斜計1から出力される信号θは、周波数成
分上、 θ−θ1+θ2+θ3 ・・・(1) と信号θ3、θ2、θ、に分解される。ここでθ1は地
面の傾斜角度の真値を示す周波数成分であり、第3図(
a)に示すように低周波領域を占めている。θ2は車体
の加速度の影響による周波数成分を示すものであり、同
図(b)に示すように同図(a)のものよりも高周波側
に渡っている。
θ、は車体の振動を示す周波数成分であり、同図(c)
に示すようにさらに高周波側を占めているのがわかる。
このうち、上記信号θ2は以下のようにして求めること
ができる。すなわち、第2図に示すように重量mのブル
ドーザ10が角度θの傾斜地を登板するとき、地面と平
行(進行方向と平行)な重力の成分は、m−g−5in
θとなる。
この傾斜地をブルドーザ10が上記力m”g”sinθ
に打ち勝ち、発進するとき、 F−m−g−sinθ ・(1) が成立するが、F−m・αとして、この加速度αが加速
度センサ3で検出される。したがって上記角度θは、 θ−s i n−’ (a/g)  −(2)−と求ま
る。ここで周波数成分上θは上記θ2なのでθをθ2に
変えて、 θ2−s i n−’ (a/g)  ・・・(2)を
得る。よって加速度・角度変換器4は加速度センサ3の
出力αが入力されると入力加速度αを上記(2)式に基
づき信号θ2に変換する。減算部2では傾斜計1の出力
θ(−θ1+θ2+63)から信号θ2を減算して、信
号θ1+θ3を出力する。低域フィルタ5は信号θ1+
θ、から第3図に示すように周波数fc以上の周波数成
分を減衰させるとともに、周波数fcよりも小さい周波
数成分を通過させる。これにより、振動を示す信号θ3
がほぼ取り除かれ、かつ信号θ1、θ2のノイズ領域が
取り除かれた信号θ1が低域フィルタ5から出力されて
真値θ1を得る。
なお、実施例では加速度センサ3の出力から直接加速度
を得るようにしているが、加速度を検出する手法は任意
であり、たとえば車速センサと微分器を設け、車速セン
サの出力である速度を微分器で1階微分することにより
加速度を得るようにしてもよい。
また、実施例では車体の加速度を(1)式によって角度
に変換してこの求めた角度を加速度の影響による傾斜計
の出力の誤差分であるとしているが、これに限定される
ことなく加速度の影響による傾斜計1の誤差を演算する
方法は任意である。
たとえば加速度αが大きいほど傾斜計1の出力に占める
誤差分が大きくなるので、下式、θ2−K・α ・・・
(3) を用いて誤差分θ2を演算するようにしてもよい。
ただしKは所定の定数である。
なおまた、実施例ではブルドーザの傾斜角度を直接検出
するセンサとして、吊り下げられた重錘の基準に対する
吊り下げ方向の傾きを検出する原理に基づくものとして
説明したが、この種のいわゆる重力検出型のセンサの構
造としては、重錘を吊り下げるのではなく重錘を所定に
軸に対して回動自在とすることも考えられる。その他、
重錘を加わる重力に対して変位自在とする構成は任意に
考えられる。また、重力検出型のセンサとしては重錘等
固体に限定されることなく液体を使用する実施も可能で
ある。たとえば所定の容器内に液面が傾斜自在となるよ
うに液体を入れてこの液体の基準面に対する液面の傾き
を検出することによりブルドーザの傾斜角度を検出する
ことが考えられる。要は重力検出型のセンサとしては、
センサ内に、重力が加わる方向に応じて傾斜する固体ま
たは液体を配設し、これら固体または液体の傾斜角度を
検出することができる構成であればよい。
なおまた、実施例では適用対象をブルドーザとしている
が、これに限定されることなくあらゆる建設機械、さら
にはあらゆる移動体に適用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば重力検出による傾斜
計を建設機械等の移動体に搭載して該移動体の傾斜角度
を検出する場合に加速度の影響による計δt1誤差を補
正するようにしたので移動体が加速している場合であっ
ても傾斜を正確に検出することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る移動体の傾斜角度計測装置の実施
例の構成を示すブロック図、第2図は実施例に適用され
るブルドーザが傾斜している様子を示す側面図、第3図
は実施例に適用される原理を説明するために用いた周波
数分布を示すグラフである。 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 重力が加わる方向に応じて傾斜する固体または液体を配
    設し、これら固体または液体の傾斜角度を検出すること
    により前記移動体の傾斜角度を検出する傾斜角度検出手
    段と、 前記移動体の加速度を検出する加速度検出手段と、 前記加速度検出手段で検出された加速度に基づいて該加
    速度による前記傾斜角度検出手段の検出値の誤差を演算
    する演算手段と、 前記傾斜角度検出手段の検出値から前記演算手段の演算
    値を減算して前記傾斜角度検出手段の検出値を補正する
    補正手段と を前記移動体に具えたことを特徴とする移動体の傾斜角
    度計測装置。
JP29424990A 1990-10-31 1990-10-31 移動体の傾斜角度計測装置 Pending JPH04168315A (ja)

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JP29424990A JPH04168315A (ja) 1990-10-31 1990-10-31 移動体の傾斜角度計測装置

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JP29424990A Pending JPH04168315A (ja) 1990-10-31 1990-10-31 移動体の傾斜角度計測装置

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JP (1) JPH04168315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06347264A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Hitachi Cable Ltd 傾斜角センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06347264A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Hitachi Cable Ltd 傾斜角センサ

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