JPH04168052A - インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッドの製造方法

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JPH04168052A
JPH04168052A JP29484090A JP29484090A JPH04168052A JP H04168052 A JPH04168052 A JP H04168052A JP 29484090 A JP29484090 A JP 29484090A JP 29484090 A JP29484090 A JP 29484090A JP H04168052 A JPH04168052 A JP H04168052A
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JP
Japan
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diaphragm
vibrating plate
injection molding
substrate
piezoelectric device
Prior art date
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Pending
Application number
JP29484090A
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English (en)
Inventor
Toshio Shimizu
俊夫 清水
Kiyomitsu Suga
須賀 清光
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、インクジェットヘッドの製造方法に関する
[従来の技術] 従来、インクジェットヘッドのインク流路はガラス基板
をエツチングして形成し、その上にガラス板を上板とし
て熱溶着し、オンデマンド方式では、その上板の上に圧
電素子を固着している。
また、量産性、低コストを図るために、流路基板を射出
成形によるプラスチックで形成し、その上に上板を接着
剤等により固着する方法が考えられている。
[解決しようとする課題] しかしながら、インク流路をガラス基板にエツチングに
より形成する場合は、エツチング工程に長時間を要する
ために、製造コストが上昇し、またエツチング工程は高
度の技術を要するという問題点、及びインクジェットヘ
ッドの本体となる流路基板がガラスで形成されているの
で外形加工工程等において脆くこわれやすいという問題
点があった。
また流路基板を射出成形によるプラスチックで形成する
場合は、流路基板の製作は容易であるが、流路基板の上
面の平担性を得るのが難しく、上板を接着剤等により固
着する工程に非常に高度の技術か必要であり、またプラ
スチックの強度、剛性の不足により長期的な信頼性か確
保しにくいという問題点があった。
また圧電素子は流路基板と振動板とを接合した後に、接
着剤等で振動板に固着しており、そのだめの別個の作業
時間が必要であり、インクジェットヘッドを完成するの
に非常に長い時間を要するという問題点があった。
そこで本発明の目的は、低コストで製造が容易でありか
つ長期的な信頼性も高いインクジェットヘッドの製造方
法を提供することにある。
また他の目的は、圧電素子の接着を別工程とする必要が
ないインクジェットヘッドの製造方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のインクジェットヘ
ッドの製造方法は、少なくとも流路基板を金属粉末を用
いて金属射出成形により成形し、振動板と流路基板とを
積層した状態で焼成を行なう。
また上記において、振動板は金属射出成形により成形さ
れかつ凹部が設けられ、この凹部には圧電素子グリーン
シートか載置され、振動板と流路基板とを積層した状態
で焼成を行なうとより効果的である。
[作用] 金属射出形成により形成した流路基板に振動板を積層し
た状態で、焼成を行うと、射出成形金属か焼成されると
同時に、流路基板と振動板とが熱溶着により一体化接合
する。
圧電素子グリーンシートと金属射出成形により成形した
振動板及び流路基板とを積層した状態で、焼成を行った
場合も同様に、これらが焼成されると同時に、流路基板
、振動板及び圧電素子グリーンシートが熱溶着により一
体化接合する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
まず第1実施例を説明する。
金属射出成形の材料として、アトマイズ溶解によるステ
ンレス粉を分級しく粒径3〜5μm)、バインダーとし
て例えばポリスチレン等の熱可塑性樹脂を約40体積%
の割合で添加してペレット化した成形材料を用意する。
そして、後述する脱バインダー処理などの工程により約
15〜20%の収縮を生じることを考慮して、圧電素子
位置決め凹部1aを有する振動板1及びインク流路2a
を有する流路基板2を、最終形状寸法より約15〜20
%大きい形に射出成形機により射出成形する。なお、量
産性、及び低コスト化を図るために多数掴取りにする(
第1図。
第2図)。
そしてランナ一部3,4を取り除いて、流路基板2と振
動板1とを積層し、アルゴン雰囲気中で約200℃で脱
バインダー処理を行い、続いて真空炉により約1100
℃で焼成する。すると焼成時の熱により流路基板2と振
動板1とが熱溶着し、一体化接合する(第3図)。
そして流路基板2及び振動板1のソリ、変形を取り除く
ために、サイジング型で矯正を行い、また必要に応じて
ヘッドの端面の研磨等を行い、振動板1の圧電素子位置
決め凹部1aに圧電素子を接着固定し、圧電素子の上面
にリード電極(図示せず。)を配して、インクジェット
ヘッドが完成する。
振動板1を金属射出成形により形成しているため、射出
成形の際に圧電素子位置決め凹部1aを同時に形成する
ことか可能であり、この圧電素子位置決め凹部1aによ
り圧電素子の位置決めが容易になる。また振動板1は金
属粉の射出成形により得られたものであるため、導通性
があり、振動板1を圧電素子の下面側の共通電極パター
ンとして、圧電素子の下面側の電極パターンを省略する
ことができる。
なお本実施例では振動板1も金属射出成形により形成し
たが、振動板は流路基板の金属射出成形に用いた材料と
同じ種類の金属からなる圧延板等を用いてもよい。また
振動板は焼成の際に流路基板等と熱溶着か可能な他の部
材であればよく、例えばガラス板等を用いてもよい。
次に本発明の第2実施例を説明する。
第1実施例と同様に金属射出成形により、振動板1およ
び流路基板2を成形する(第1図、第2図)。
次にPZTセラミックス粉末を用いスリップキャスティ
ング法により圧電素子グリーンシートを形成する。それ
からグリーンシート5上にAg−Pd系電極を厚膜印刷
し、これを切断して、所定の大きさを有するチップ状に
する。
そしてこのチップ状の圧電素子グリーンシート5を振動
板1の圧電素子位置決め凹部1aに挿入して積層し、ま
た振動板1を流路基板2に積層して、アルゴン雰囲気中
で約200℃で脱バインダー処理を行い、続いて真空炉
により約1100℃で焼成する。すると焼成時の熱によ
り流路基板2と振動板1とが熱溶着し、またチップ5と
振動板1とか熱溶着し、チップ5.振動板1及び流路基
板2か、一体化接合する(第4図)。
そして所定のサイジング型での矯正等を行った後、チッ
プ5の上面に外部電極付けを行い、60に■/cmの電
界て分極を行うと、圧電効果を有する圧電素子5が形成
される。なお本実施例においても、振動板1を圧電素子
の下面側の共通電極パターンとして、圧電素子の下面側
の電極パターンを省略することができる。
上記第1,2実施例では金属射出成形の材料としてステ
ンレス粉を用いたが、Fe−Niの合金粉等1種々の金
属粉を用いることができる。
また上記第1.2実施例では構成部材を積層した後に脱
バインダー処理及び焼成を行ったが、脱バインダー処理
を行った後に構成部材を積層して、焼成を行ってもよい
更に、上記第1.2実施例では振動板、流路基板をラン
ナーより取り外して、それらを積層したか、振動板及び
流路基板をランナーに固定されたまま多数個、同時に積
層するようにしてもよい。
なおこの際には振動板の圧電素子位置決め凹部の位置と
流路基板の加圧室の位置とが一致するように、1つのラ
ンナーで多数個取りされる振動板及び流路基板の位置を
設定する。
更にまた上記第1,2実施例ては流路基板の一方の面に
インク流路が形成されその上に振動板が接合されたか、
本発明は流路基板の両面にインク流路を形成し、その外
側に2枚の振動板を接合する場合等にも適用可能である
[効果] 本発明では、振動板と金属射出成形により得たインク流
路を有する流路基板とを積層して焼成することにより、
それらの部材の熱溶着を同時に行うため、ガラス板のエ
ツチングに伴う従来の問題点が生じず、またプラスチッ
クを用いる場合と異なり流路基板の上面が平坦であるた
め振動板が接合しやすく、低コストで容易にインクジェ
ットヘッドを製造することが可能となる。
また、流路基板は金属射出成形により形成するため、ガ
ラス等の場合のように外形加工工程等において脆くこわ
れやすいという欠点が解消し歩留まりが高くなり、また
プラスチックの場合のように長期的な信頼性か確保しに
くいという欠点も解消する。
更に流路基板を金属射出成形により形成するため、イン
ク流路の形状を、例えば深さ方向にテーパー付けする等
、種々の形状にすることができ、また多数個取り成形が
可能であり、量産化を図ることが可能である。
更にまた圧電素子グリーンシートを振動板に積層して同
時に焼成すると、圧電素子の形成及び振動板への固着を
同時に行え、インクジェットヘッドの製造工程をより簡
単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はグリーンシート状態の振動板の斜視図、第2図
はグリーンシート状態の流路基板の斜視図、第3図は焼
成により振動板と流路基板とが接合したインクジェット
ヘッドの斜視図、第4図は本発明の第2実施例のインク
ジェットヘッドの斜視図である。 1・・・振動板、 1a・・・凹部、 2・・・流路基板、 5・・・圧電素子(圧電素子グリーンシート)。 以  上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも流路基板を金属粉末を用いて金属射出
    成形により成形し、振動板と上記流路基板とを積層した
    状態で焼成を行なう ことを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
  2. (2)請求項1において、 上記振動板は金属射出成形により成形されかつ凹部が設
    けられ、上記凹部には圧電素子グリーンシートが載置さ
    れ、上記振動板と上記流路基板とを積層した状態で焼成
    を行なう ことを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
JP29484090A 1990-10-31 1990-10-31 インクジェットヘッドの製造方法 Pending JPH04168052A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0600748A2 (en) * 1992-12-03 1994-06-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha An ink jet print head and method of producing the same
EP0858894A3 (en) * 1997-01-31 1999-10-13 Kyocera Corporation Member having ultrafine groove, member for passage, method of manufacturing the same, ink jet printer head using the same, and ink jet printer head
JP2006201705A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Yamaha Corp 楽器用発音体及びその製造方法

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