JPH04167809A - Atカットの厚みすべり水晶振動子 - Google Patents
Atカットの厚みすべり水晶振動子Info
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- JPH04167809A JPH04167809A JP29511190A JP29511190A JPH04167809A JP H04167809 A JPH04167809 A JP H04167809A JP 29511190 A JP29511190 A JP 29511190A JP 29511190 A JP29511190 A JP 29511190A JP H04167809 A JPH04167809 A JP H04167809A
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 15
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 abstract 1
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は、オーバート−ンの発振を容易に行えるへ′F
カットの厚みずへり水晶振動子に関する。
カットの厚みずへり水晶振動子に関する。
(発明の技術的背景とその問題点)
一般に水晶振動子の1騒動モートには、屈曲撮動、たわ
み振動、厚み振動等種々の振動モートがある。
み振動、厚み振動等種々の振動モートがある。
そし゛C1共振周波数がMH2ないし十数MHzの水晶
振動子では主に厚みずへり振動モートを使用している。
振動子では主に厚みずへり振動モートを使用している。
この厚みすべり振動モードで励振する水晶振動子の共振
周波数は水晶片の厚みに逆比例し、たとえば共振周波数
が10MHzの水晶片の厚みは約0.167mtn、共
振周波数が30 M H2の水晶片の厚みは約0 、
0561’tl mになる。したがりて、共振周波数が
高くなると厚みは著しく薄くなり水晶片の強度、加工上
の問題から製作は極めて困難になる。
周波数は水晶片の厚みに逆比例し、たとえば共振周波数
が10MHzの水晶片の厚みは約0.167mtn、共
振周波数が30 M H2の水晶片の厚みは約0 、
0561’tl mになる。したがりて、共振周波数が
高くなると厚みは著しく薄くなり水晶片の強度、加工上
の問題から製作は極めて困難になる。
このために高い周波数の水晶振動子を必要とする場合は
オーバートーンのモードを使用することが行われている
。オーバート−ンのモードでは、略基本波の共振周波数
の奇数倍の周波数で共振し、一般に3次、5次、7次等
のモードが使用され、次数は発振回路の定数、たとえは
出力側の同調回路の定数によって決定される。
オーバートーンのモードを使用することが行われている
。オーバート−ンのモードでは、略基本波の共振周波数
の奇数倍の周波数で共振し、一般に3次、5次、7次等
のモードが使用され、次数は発振回路の定数、たとえは
出力側の同調回路の定数によって決定される。
ところで近年、発振回路を小形化し、無調整化するため
に、たとえは水晶振動子と集積回路な一体化して無調整
発振回路を構成した超小型発振器が大量に製造され、使
用されている。しかして、このような構成の発振回路で
は同調回路を有しないためにオーバートーンのモードを
利用することはできないので発振出力の最高周波数は水
晶片の加工上の限界から、たとえば30MHz程度に制
限されることになる。
に、たとえは水晶振動子と集積回路な一体化して無調整
発振回路を構成した超小型発振器が大量に製造され、使
用されている。しかして、このような構成の発振回路で
は同調回路を有しないためにオーバートーンのモードを
利用することはできないので発振出力の最高周波数は水
晶片の加工上の限界から、たとえば30MHz程度に制
限されることになる。
(発明の目的)
本発明は、1−記の事情に鑑みてなされたもので、基本
波よりもオーバートーンの等価抵抗が低く無調整発振回
路を用いてオーバートーンの周波数で発振することがで
きるATカット0)19みずへり水晶振動子を提供する
ことを目的とするものである。
波よりもオーバートーンの等価抵抗が低く無調整発振回
路を用いてオーバートーンの周波数で発振することがで
きるATカット0)19みずへり水晶振動子を提供する
ことを目的とするものである。
(発明の概要)
本発明は、結晶のX軸を幅方向としZ゛軸を長さ方向と
するZ゛軸方向に細長い短冊型のATカットの水晶片に
電極を形成した厚み滑り水晶振動子において、上記水晶
片の表裏板面に形成する電極の幅寸法を水晶片の幅寸法
の0.65倍よりも大きくし、かつ主面の面取りを行わ
ないことを特徴とするものである。
するZ゛軸方向に細長い短冊型のATカットの水晶片に
電極を形成した厚み滑り水晶振動子において、上記水晶
片の表裏板面に形成する電極の幅寸法を水晶片の幅寸法
の0.65倍よりも大きくし、かつ主面の面取りを行わ
ないことを特徴とするものである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図に示す1ヴみ方向の寸
法を誇張した水晶片の斜視図を参照して詳細に説明する
。
法を誇張した水晶片の斜視図を参照して詳細に説明する
。
図中、11は水晶の結晶をその結晶軸に対して所定角度
に切断してX軸を幅方向とし、Z′軸方向に細長く成形
したATカットの厚みすべり水晶片である。そしてこの
水晶片11の表裏板面の中央部に相対面して励振電極1
2を形成している。
に切断してX軸を幅方向とし、Z′軸方向に細長く成形
したATカットの厚みすべり水晶片である。そしてこの
水晶片11の表裏板面の中央部に相対面して励振電極1
2を形成している。
そして各励振電極12から互いに逆方向に水晶片11の
長手方向の端部へ引き出し電極13を導出している。そ
して、この導出端に保持電極14を形成してここを図示
しない保持部材で保持するとともに、この保持部材を介
して上記励振電極12と外部の回路との電気的な接続を
行うようにしている。
長手方向の端部へ引き出し電極13を導出している。そ
して、この導出端に保持電極14を形成してここを図示
しない保持部材で保持するとともに、この保持部材を介
して上記励振電極12と外部の回路との電気的な接続を
行うようにしている。
なおここで、上記励振電極12の幅方向の寸法Bを水晶
片11の幅方向の寸法Aの0.65倍よりも大きくし、
その上限を1.0倍とするようにしている。
片11の幅方向の寸法Aの0.65倍よりも大きくし、
その上限を1.0倍とするようにしている。
そして基本波振動を阻害し、それによって相対的にオー
バートーンの振動を容易にするために、水晶片11の主
面の面取りを行わないようにしている。 ・ なお水晶片11の幅方向の寸法Aに対して励振電極12
の幅方向の寸法Bを上述のごとく定めた理由は次の通り
である。
バートーンの振動を容易にするために、水晶片11の主
面の面取りを行わないようにしている。 ・ なお水晶片11の幅方向の寸法Aに対して励振電極12
の幅方向の寸法Bを上述のごとく定めた理由は次の通り
である。
すなわち、サンプルの水晶振動子として、たとえばZ軸
を長手方向として5.0間、X軸を幅方向として1.5
mmの寸法で3次オーバートーンで共振周波数71MH
zのものを用意した。そして、この水晶片の励振電極の
幅Bの寸法を変えたときの等価抵抗(以下CIと称す)
の変化は第2図に示すグラフのようになった。なお第2
図において曲線Fは基本波のCIの変化、曲線Gは3次
のオーバート−ンのCIの変化を示している。そして横
軸は水晶片の幅Aに対する励振電極の幅Bの比13/A
、縦軸はCIの値である。
を長手方向として5.0間、X軸を幅方向として1.5
mmの寸法で3次オーバートーンで共振周波数71MH
zのものを用意した。そして、この水晶片の励振電極の
幅Bの寸法を変えたときの等価抵抗(以下CIと称す)
の変化は第2図に示すグラフのようになった。なお第2
図において曲線Fは基本波のCIの変化、曲線Gは3次
のオーバート−ンのCIの変化を示している。そして横
軸は水晶片の幅Aに対する励振電極の幅Bの比13/A
、縦軸はCIの値である。
この結果から明らかなように3次のオーバートーンのC
Iは励振電極の幅に関係なく略一定値である。これに対
して基本波のCIは励振電極の幅の増大(こつれて大き
くなる。
Iは励振電極の幅に関係なく略一定値である。これに対
して基本波のCIは励振電極の幅の増大(こつれて大き
くなる。
すなわち基本波の共振による変位は板面の全域に広く生
しlるのに対してオーバート−ンのそれは板面の中央部
分に遍在する。したがって励振電極の幅寸法を大きくす
ると質量の付加効果によって基本波の共振は阻害されて
CIは増大し、相対的にオーバートーンの共振に対する
CIは向−にする。
しlるのに対してオーバート−ンのそれは板面の中央部
分に遍在する。したがって励振電極の幅寸法を大きくす
ると質量の付加効果によって基本波の共振は阻害されて
CIは増大し、相対的にオーバートーンの共振に対する
CIは向−にする。
また水晶片の主面の面取りを行わないと基本波の共振は
充分なエネルギー閉じこめ効果を得られないためにCI
は増大する。これに対して、オーバートーンの共振は板
面の中央部分に遍在するために主面の面取りを行わない
ことによる影響をほとんど受けないので相対的にCIは
低くなる。
充分なエネルギー閉じこめ効果を得られないためにCI
は増大する。これに対して、オーバートーンの共振は板
面の中央部分に遍在するために主面の面取りを行わない
ことによる影響をほとんど受けないので相対的にCIは
低くなる。
しかして上述の構成によれば基本波のCIよりもオーバ
ートーンのそれを低くてきるので、たとえばコイルを用
いない無調整発振回路を用い°Cオーバートーンの周波
数で安定に発振させることかでき発振器の小型化、無調
整化を図ることができる。
ートーンのそれを低くてきるので、たとえばコイルを用
いない無調整発振回路を用い°Cオーバートーンの周波
数で安定に発振させることかでき発振器の小型化、無調
整化を図ることができる。
(発明の効果)
以]二詳述したように本発明によれは、たとえは−6=
無、a整発振回路を用いてオーバート−ンの発振を行う
ことができ、形状か小塑で無調整で高い同波数の発振出
力を得ることかできるA′vカットの厚みすへり水晶振
動子を提供することができる。
ことができ、形状か小塑で無調整で高い同波数の発振出
力を得ることかできるA′vカットの厚みすへり水晶振
動子を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例の水晶振動子を示す斜視図、
第2図はザンブルの水晶振動子の電極幅と水晶)1の幅
の比を横軸に、これ(。二対する基本波および;3次の
オーバート−ンの等価抵抗値を縦軸で示すグラフである
。 11・・・・・水晶片 12・・・・・励振電極 13・・・・・引き出し電極 14・・・・・保持電極 A ・・・・・水晶片の輻 I3 ・・・・・励振電極の幅 占 o幸
の比を横軸に、これ(。二対する基本波および;3次の
オーバート−ンの等価抵抗値を縦軸で示すグラフである
。 11・・・・・水晶片 12・・・・・励振電極 13・・・・・引き出し電極 14・・・・・保持電極 A ・・・・・水晶片の輻 I3 ・・・・・励振電極の幅 占 o幸
Claims (1)
- 結晶のX軸を幅方向としZ’軸を長さ方向とするZ’軸
方向に細長い短冊型のATカットの水晶片に電極を形成
した厚み滑り水晶振動子において、上記水晶片の表裏板
面に形成する電極の幅寸法を水晶片の幅寸法の0.65
倍よりも大きくし、かつ主面の面取りを行わないことを
特徴とする短冊状のATカットの厚みすべり水晶振動子
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29511190A JPH04167809A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | Atカットの厚みすべり水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29511190A JPH04167809A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | Atカットの厚みすべり水晶振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04167809A true JPH04167809A (ja) | 1992-06-15 |
Family
ID=17816438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29511190A Pending JPH04167809A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | Atカットの厚みすべり水晶振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04167809A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007174630A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-07-05 | Daishinku Corp | 水晶振動子 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP29511190A patent/JPH04167809A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007174630A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-07-05 | Daishinku Corp | 水晶振動子 |
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