JPH0416674B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0416674B2
JPH0416674B2 JP1222448A JP22244889A JPH0416674B2 JP H0416674 B2 JPH0416674 B2 JP H0416674B2 JP 1222448 A JP1222448 A JP 1222448A JP 22244889 A JP22244889 A JP 22244889A JP H0416674 B2 JPH0416674 B2 JP H0416674B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
passage
gas
valve body
spherical
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1222448A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0384272A (ja
Inventor
Shohachi Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Industry Co Ltd filed Critical Mirai Industry Co Ltd
Priority to JP1222448A priority Critical patent/JPH0384272A/ja
Publication of JPH0384272A publication Critical patent/JPH0384272A/ja
Publication of JPH0416674B2 publication Critical patent/JPH0416674B2/ja
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、接続ソケツトの接続、取り外しによ
りバネ体で付勢された弁体が移動し、湯、水、ガ
ス等のガスが通る通路が開放・閉塞される自動開
閉弁を備えたガスバルブであつて、異常時のガス
吐出を防止する安全機構を備えたガスバルブに関
する。
(従来の技術) 従来、安全機構を備えたガスバルブとしては、
第6図に示すように、通路21内にコイル状のバ
ネ体23と、このバネ体23によつて付勢された
弁体22とを納めた構造のものが知られており、
接続ソケツトの接続時には接続ソケツトによつて
弁体22が通路21内に押し込まれて通路21が
開放され、接続ソケツトの取り外しによつて弁体
22の押し込まれた状態が解除され、バネ体23
の付勢によつて弁体22が押し戻され通路21が
閉塞されるようになつている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このようなガスバルブ20で
は、暖房器等の器具の使用中にガスバルブ20側
で接続ソケツトが外れたときは、弁体22によつ
て通路21が自動的に閉塞されるが、器具側で接
続ソケツトが外れたときは弁体22が押し戻され
ることがないので通路21は開放されたままの状
態にり、ガス吐出を防止することができないとい
う問題があつた。
一方、コツクによつて通路が開放・閉塞される
ガスバルブについては、通路内に多量のガスが流
れると通路が閉塞される構造のものが知られてい
る。このものは、第7図及び第8図に示すよう
に、ヒユーズボールと呼ばれる球形安全弁33が
通路31内に納められており、接続ソケツトが外
れてガスが多量に流れた場合にはその圧力によつ
て球形安全弁33が通路31内を移動し、ガスの
吐出口となる孔32を塞ぎ、ガスの吐出をストツ
プさせるようになつている。そしてコツク35を
ひねることによつて、孔32を塞いでいた球形安
全弁33を突起34に接触させ、球形安全弁33
を通路31内に落すようになつている。
このため、この場合のガスバルブ30について
は、ガスバルブ30を再び使用できる状態とする
ために、コツク等の操作部品が必要である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもの
であり、異常時のガス吐出を防止するとともに、
接続ソケツトの接続、取り外しによつてガスバル
ブを再び使用できるようにリセツトすることがで
きる安全機構を備えたガスバルブを提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明に係るガスバルブは、『接続
ソケツトの接続、取り外しによりバネ体で付勢さ
れた弁体が移動し、ガスの通路が開放・閉塞され
る自動開閉弁を備えるとともに、 通路内を浮動し、多量のガスが流れた場合に通
路内壁に衝止して通路を閉塞する球形安全弁を備
え、 自動開閉弁と球形安全弁との間の通路内に、自
動開閉弁の弁体の開放移動にともなつて押し上げ
られ、弁体の閉塞移動にともなつて落下し通路を
閉塞した球形安全弁の衝止状態を解除する錘球を
設けた』ことを特徴としている。
(作用) 本発明に係るガスバルブの作用を第1図〜第5
図に示す実施例にもとづいて説明すると、通常の
使用時においては、第2図に示すように、弁体1
2は接続ソケツトによつて通路11内に押し込ま
れて、後退した状態にある。このとき、弁体12
の後部12bは通路口16上に突出し、弁体12
の後部12bと通路口16との間の通路11内に
収納された錘球15を押し上げている。通路口1
6下方の通路11内に収納された球形安全弁17
は、ガスが通常に流れている場合においては通路
11内に浮遊し、矢印に示すガスの流れを妨げる
ことはない。これによつて、通路11は開放され
た状態にある。
次に、器具側で接続ソケツトが外れ、異常が生
じた場合、第3図に示すように、通路11内をガ
スが多量に流れるようになり、その圧力によつて
球形安全弁17が通路11内を矢印Xに示すよう
に上方に押し上げられる。球形安全弁17は通路
口16に衝止し、通路11を閉塞する。これによ
つてガスの吐出がストツプする。
さて、ガスバルブ1を再び使用できるようにリ
セツトするには、ガスバルブ1に接続された接続
ソケツトを一旦、取り外す。このとき、第4図に
示すように、バネ体13の付勢によつて弁体12
が押し戻される。これによつて、弁体12の後部
12bによる錘球15の押し上げがなくなり、錘
球15は自重で通路口16上にころがり通路口1
6に衝止していた球形安全弁17に突き当たる。
この突き当てによつて、第5図に示すように球形
安全弁17の衝止状態は解除され、矢印Yに示す
ように球形安全弁17は通路11内を落下する。
これによりガスバルブ1はリセツトされた状態と
なり、次に、ガスバルブ1に接続ソケツトを接続
すれば、通常の使用時と同じ状態となる。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
第1図〜第5図において、このガスバルブ1の
通路11内には、コイル状のバネ体13と、弁体
12とが収納され、バネ体13の一端は通路11
内に固定されて弁体12を接続ソケツトの接続口
10に向けて付勢している。これにより、弁体1
2は円錐形状に形成された前部12aが通路11
内壁に密着した状態に押圧されている。なお14
はガス漏れ防止用のリングである。
弁体12は、第2図に示すように、接続ソケツ
トの接続により後方に移動し、棒状に形成された
弁体12の後部12bを、弁体12の後部12b
の通路11内に設けられた通路口16上に突出さ
せるようになつている。
弁体12の後部12bと通路口16との間の通
路11内には、錘球15が収納されている。錘球
15は、ステンレス鋼等の重量のあるもので作製
されている。また錘球15は、通路口16の口径
よりも径が大きく、第1図に示すように通路口1
6上面を塞ぐようになつている。
通路口16下方の通路11内には、球形安全弁
17が収納されている。球形安全弁17は、樹脂
等の軽量な材料によつて作製されており、ガスが
通常に流れている場合においては、第2図に示す
ように通路11内に浮遊している。そして、通路
11内をガスが多量に流れた場合には、ガスの圧
力によつて通路11内を上方に押し上げられる重
さを有している。
この球形安全弁17が収納されている通路11
は、通路口16に向けては、その内径が徐々に小
さくなるようにテーパ状に形成されている。した
がつて、通路11内を上方に押し上げられた球形
安全弁17は、テーパ状の通路11内壁によつ
て、たが締めされたような状態となり通路口16
下面に衝止するようになつている。
このようなガスバルブ1を使用する場合にあつ
ては、作用のところで説明したように、接続ソケ
ツトの接続、取り外しによつて行なうことができ
る。
(発明の効果) 以上、説明したように、本発明に係るガスバル
ブにあつては、自動開閉弁と球形安全弁とを備え
器具側で接続ソケツトが外れた場合でもあつて
も、ガス吐出を確実に防止することができる。
さらに、接続ソケツトの接続、取り外しによる
操作で錘球が球形安全弁をリセツトするように作
用するので、とくにリセツトのための操作を必要
とせず、またコツクのような操作部材が要らず、
操作上の面倒さがない。
また、使用していない状態においては、錘球が
通路口を塞ぐので、弁体と錘球とによる二重のガ
ス漏れ防止効果を有し、安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明に係るガスバルブの一
実施例を示し、第1図は使用前の状態を示す断面
図、第2図〜第5図は使用中における弁体、錘球
球形安全弁の各動作状態を説明するための各断面
図、第6図は従来の自動開閉弁を備えたガスバル
ブの断面図、第7図及び第8図は従来のコツクを
有するガスバルブを示し、第7図はその安全機構
の部分を示す横断面図、第8図は第7図に示す部
分の縦断面図である。 符号の説明、1……ガスバルブ、11……通
路、12……弁体、13……バネ体、15……錘
球、16……通路口、17……球形安全弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接続ソケツトの接続、取り外しによりバネ体
    で付勢された弁体が移動し、ガスの通路が開放・
    閉塞される自動開閉弁を備えるとともに、 通路内を浮動し、多量のガスが流れた場合に通
    路内壁に衝止して通路を閉塞する球形安全弁を備
    え、 自動開閉弁と球形安全弁との間の通路内に、自
    動開閉弁の弁体の開放移動にともなつて押し上げ
    られ、弁体の閉塞移動にともなつて落下し通路を
    閉塞した球形安全弁の衝止状態を解除する錘球を
    設けた ことを特徴とする安全機構を備えたガスバルブ。
JP1222448A 1989-08-28 1989-08-28 安全機構を備えたガスバルブ Granted JPH0384272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1222448A JPH0384272A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 安全機構を備えたガスバルブ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1222448A JPH0384272A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 安全機構を備えたガスバルブ

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Publication Number Publication Date
JPH0384272A JPH0384272A (ja) 1991-04-09
JPH0416674B2 true JPH0416674B2 (ja) 1992-03-24

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JP1222448A Granted JPH0384272A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 安全機構を備えたガスバルブ

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JP4923191B2 (ja) * 2004-08-02 2012-04-25 株式会社ネリキ 燃料電池システムに用いる水素ガス容器用バルブ装置
KR100831546B1 (ko) * 2007-01-22 2008-05-22 이병무 역류방지 및 신축조절 기능을 가진 엘보우

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JPH0384272A (ja) 1991-04-09

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