JPH04166217A - 外圧型中空糸膜モジュール - Google Patents
外圧型中空糸膜モジュールInfo
- Publication number
- JPH04166217A JPH04166217A JP29484890A JP29484890A JPH04166217A JP H04166217 A JPH04166217 A JP H04166217A JP 29484890 A JP29484890 A JP 29484890A JP 29484890 A JP29484890 A JP 29484890A JP H04166217 A JPH04166217 A JP H04166217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber membrane
- hollow fiber
- case
- partition
- permeate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000012528 membrane Substances 0.000 title claims abstract description 79
- 239000012510 hollow fiber Substances 0.000 title claims abstract description 68
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 41
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 38
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 29
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 29
- 239000012466 permeate Substances 0.000 claims description 43
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 abstract description 7
- 238000010008 shearing Methods 0.000 abstract description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 abstract 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 12
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910021642 ultra pure water Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000012498 ultrapure water Substances 0.000 description 2
- 238000004065 wastewater treatment Methods 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000011001 backwashing Methods 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は排水処理や、純水、食品、培養等の製造プロセ
スにおいて、原液から固形物質、特定の液体或いは気体
を分離する場合に用いる外圧型中空糸膜モジュールに関
するものである。
スにおいて、原液から固形物質、特定の液体或いは気体
を分離する場合に用いる外圧型中空糸膜モジュールに関
するものである。
(従来の技術)
排水処理や、純水、食品、培養等の製造プロセスにおい
て、原液から固形物質、特定の液体或いは気体を分離す
る場合、膜モジュールを使用することがある。
て、原液から固形物質、特定の液体或いは気体を分離す
る場合、膜モジュールを使用することがある。
膜モジユール中で、中空糸膜を用いたモジュールにおい
ては、単位容積光たりの膜面積を大きくとれるので、モ
ジュールのコンパクト化に有利である。特に、縦型中空
糸膜モジュールにおいては、単位設置スペース当たりの
処理能力の向上に有利であり、例えば、原子力発電所で
の水処理(特にBWR型原子力発電所での復水浄化系水
処理)や超純水製造(特に超純水製造におけるRO焙処
理前処理)に広範囲に使用されている。
ては、単位容積光たりの膜面積を大きくとれるので、モ
ジュールのコンパクト化に有利である。特に、縦型中空
糸膜モジュールにおいては、単位設置スペース当たりの
処理能力の向上に有利であり、例えば、原子力発電所で
の水処理(特にBWR型原子力発電所での復水浄化系水
処理)や超純水製造(特に超純水製造におけるRO焙処
理前処理)に広範囲に使用されている。
中空糸膜を用いたモジュールには、内圧型と外圧型とが
あり、外圧型においては中空糸膜の外部を原水側とし、
中空糸膜の内部を透過液側としている。
あり、外圧型においては中空糸膜の外部を原水側とし、
中空糸膜の内部を透過液側としている。
この外圧型中空糸膜モジュールによって原水を処理する
には、中空糸膜の外面側に原水を圧入し。
には、中空糸膜の外面側に原水を圧入し。
該原水が全量濾過されて中空糸膜内に至り、この透過液
を中空糸膜端間口より外部に取り出す。この場合、中空
糸膜内での透過液流量は中空糸膜端間口にに至るにした
がって膜単位長さ当たりの透過液量の累積のために増大
していき、中空糸膜内の透過液流路凹面積が一定である
ので、中空糸膜端間口に至るに従って透過液流速が大と
なる(例えば、長さ2mの場合、約4倍の差がある)。
を中空糸膜端間口より外部に取り出す。この場合、中空
糸膜内での透過液流量は中空糸膜端間口にに至るにした
がって膜単位長さ当たりの透過液量の累積のために増大
していき、中空糸膜内の透過液流路凹面積が一定である
ので、中空糸膜端間口に至るに従って透過液流速が大と
なる(例えば、長さ2mの場合、約4倍の差がある)。
而して、中空糸膜内の長さ方向の圧力変化が急峻となり
、例えば中空糸膜の一端を閉鎖し、他端からのみ透過液
を取り出す場合、その他端の内圧が一一端の内圧に較べ
て著しく高くなり、透過流束が外圧(原水圧力)と内圧
との差に比例するから、中空糸膜の他端開口側への負荷
(原水中に含まれる固形物質等の負荷)の顕著な偏りが
避けられず、早期膜汚染及びそれに伴う圧力上昇や機械
的劣化等が懸念される。
、例えば中空糸膜の一端を閉鎖し、他端からのみ透過液
を取り出す場合、その他端の内圧が一一端の内圧に較べ
て著しく高くなり、透過流束が外圧(原水圧力)と内圧
との差に比例するから、中空糸膜の他端開口側への負荷
(原水中に含まれる固形物質等の負荷)の顕著な偏りが
避けられず、早期膜汚染及びそれに伴う圧力上昇や機械
的劣化等が懸念される。
従来、外圧型縦型中空糸膜モジュールのかかる不利を排
除するために、第5図に示すような両端集水型が提案さ
れている。
除するために、第5図に示すような両端集水型が提案さ
れている。
第5図において、6′は処理塔(図示せず)内を透過液
質62’と原水質61’とに仕切る管板である。
質62’と原水質61’とに仕切る管板である。
A′は縦型中空糸膜モジュールであり、原水入口5′を
有する筒状ケース1′内に中空糸膜束2′。
有する筒状ケース1′内に中空糸膜束2′。
・・・と連通管12′とを収容し、ケース1′内の上端
並びに下端に注型樹脂隔壁31’ 、32’をそれぞれ
設け、ケース下端に透過液集水室キャップ4′を取着し
、ケース1の上端を管板6′に吊支している。
並びに下端に注型樹脂隔壁31’ 、32’をそれぞれ
設け、ケース下端に透過液集水室キャップ4′を取着し
、ケース1の上端を管板6′に吊支している。
而して、原水室61′の加圧原水が中空糸膜2′。
・・・によって全量濾過され、各中空糸膜内の透過液が
上下両方向に分流され、上方向透過液が中空糸膜上端よ
り直接透過液室61′に流入し、下方向透過液が中空糸
膜下端より集水室4′並びに連通管12′を経て透過液
室62′に流入する。この場合、連通管12′に流体流
動抵抗を無視できるような内径の充分に大きいものを使
用することによって、流体回路的には実長りの半分の長
さL/2の一端開口他端閉塞の中空糸膜を使用したモジ
ュールと等価になし得、中空糸膜内の透過液流動圧損を
著しく小さくでき、透過液流速分布を充分に一様にでき
るので、前記の不合理を解消できる。
上下両方向に分流され、上方向透過液が中空糸膜上端よ
り直接透過液室61′に流入し、下方向透過液が中空糸
膜下端より集水室4′並びに連通管12′を経て透過液
室62′に流入する。この場合、連通管12′に流体流
動抵抗を無視できるような内径の充分に大きいものを使
用することによって、流体回路的には実長りの半分の長
さL/2の一端開口他端閉塞の中空糸膜を使用したモジ
ュールと等価になし得、中空糸膜内の透過液流動圧損を
著しく小さくでき、透過液流速分布を充分に一様にでき
るので、前記の不合理を解消できる。
(解決しようとする課題)
しかしながら、上記両端集水型の外圧式中空糸膜モジュ
ールにおいて、モジュールの運搬中、組立乃至は据付中
或いは逆洗中に筒状ケース1′に外力が作用すると、そ
の外力が樹脂隔壁31’、32’を伝って連通管12′
に伝達され、その結果、樹脂隔壁と筒状ケースとの接着
界面、樹脂隔壁と連通管との接着界面に剪断応力が発生
し、上記外方が大であったり、繰返し作用すれば、界面
剥離が避けられない。
ールにおいて、モジュールの運搬中、組立乃至は据付中
或いは逆洗中に筒状ケース1′に外力が作用すると、そ
の外力が樹脂隔壁31’、32’を伝って連通管12′
に伝達され、その結果、樹脂隔壁と筒状ケースとの接着
界面、樹脂隔壁と連通管との接着界面に剪断応力が発生
し、上記外方が大であったり、繰返し作用すれば、界面
剥離が避けられない。
例えば、筒状ケースの断面積をS□、ヤング率をE□、
連通管の断面積を82.ヤング率をF2とすれば、ケー
ス1′に引張り外力Fが作用したとき、ケースが負担す
る外力F0は F工=E工S□/ E x s□+E2S2 ■であ
り、連通管が負担する外力F2は、F z =E z
S z / E iS工+E2S2 ■となり、連
通管に樹脂隔壁を伝ってF2が伝達されるから、樹脂隔
壁には、第0式で示すF2が剪断力として作用する。而
るに連通管の断面積s2の断面積は流体流動抵抗を小と
するために、比較的大きくする必要があり、従って、上
記F2が大となり、その結果、樹脂隔壁の接着界面に剥
離が発生し易くなる。かかる界面剥離の発生下では、原
水の透過液側への漏れが余儀なくされ、透過液の水質低
下が避けられない。
連通管の断面積を82.ヤング率をF2とすれば、ケー
ス1′に引張り外力Fが作用したとき、ケースが負担す
る外力F0は F工=E工S□/ E x s□+E2S2 ■であ
り、連通管が負担する外力F2は、F z =E z
S z / E iS工+E2S2 ■となり、連
通管に樹脂隔壁を伝ってF2が伝達されるから、樹脂隔
壁には、第0式で示すF2が剪断力として作用する。而
るに連通管の断面積s2の断面積は流体流動抵抗を小と
するために、比較的大きくする必要があり、従って、上
記F2が大となり、その結果、樹脂隔壁の接着界面に剥
離が発生し易くなる。かかる界面剥離の発生下では、原
水の透過液側への漏れが余儀なくされ、透過液の水質低
下が避けられない。
また、第5図に示した両端集水型の外圧式膜モジュール
においては、樹脂隔壁注型時での連通管の支持がやっか
いであり、製造コストが高く付くといった不利もある。
においては、樹脂隔壁注型時での連通管の支持がやっか
いであり、製造コストが高く付くといった不利もある。
本発明の目的は筒状ケースに舛カが作用しても。
樹脂隔壁での剪断応力の発生を排除して樹脂隔壁の接着
界面を安定に保持し得、且つ樹脂隔壁の注型も容易であ
る両端集水型の外圧式中空糸膜モジュールを提供するこ
とにある。
界面を安定に保持し得、且つ樹脂隔壁の注型も容易であ
る両端集水型の外圧式中空糸膜モジュールを提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の外圧型中空糸膜モジュールは筒状ケース内断面
を、筒状ケース内面に一体的に成形した隔壁により、中
空糸膜束収容部と透過液通路部とに仕切り、該中空糸膜
束収容部に中空糸膜束を収容し、同中空糸膜束収容部の
両端各部と中空糸膜束の両端各部との間を樹脂隔壁で封
止すると共に中空糸膜の各端開口を各樹脂隔壁の外面に
開通し、上記筒状ケースに中空糸膜束収容部に通じる原
水入口を設け、同筒状ケースの一端に透過液集水室を設
けたことを特徴とする構成である。
を、筒状ケース内面に一体的に成形した隔壁により、中
空糸膜束収容部と透過液通路部とに仕切り、該中空糸膜
束収容部に中空糸膜束を収容し、同中空糸膜束収容部の
両端各部と中空糸膜束の両端各部との間を樹脂隔壁で封
止すると共に中空糸膜の各端開口を各樹脂隔壁の外面に
開通し、上記筒状ケースに中空糸膜束収容部に通じる原
水入口を設け、同筒状ケースの一端に透過液集水室を設
けたことを特徴とする構成である。
(実施例の説明)
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の実施例を示す説明図、第2図は第1図
におけるII−II断面図である。
におけるII−II断面図である。
第1図並びに第2図において、1は縦型の筒状ケースで
あり、第2図に示すようにケース内断面を、筒状ケース
内面に一体成形の隔壁10によって中空糸膜束収容部1
1と透過液通路部12とに仕切っである。この中空糸膜
束収容部11の断面積は透過液通路部I2の断面積より
も大きくされている。2゜・・・は中空糸膜束であり、
中空糸膜束収容部11内に収容しである。31並びに3
2は中空糸膜束収容部11の上下の各端部に注型によっ
て形成した樹脂隔壁であり、各中空糸膜2の上端21.
下端22の開口が各樹脂壁31,32の外面に開通して
いる。4は筒状ケース1の下端にOリング等を介して水
密に取着した透過液集水室用キャップである。5は筒状
ケース1に設けた原水入口であり、中空糸膜束収容部1
1に通じている。6は処理塔(図示せず)に設けた水平
隔壁であり、この隔壁により処理塔内が原水室61と透
過液室62とに仕切られている。この隔壁6に」二足筒
状ケース1の上端がバッキングなどを介して吊支されて
いる。
あり、第2図に示すようにケース内断面を、筒状ケース
内面に一体成形の隔壁10によって中空糸膜束収容部1
1と透過液通路部12とに仕切っである。この中空糸膜
束収容部11の断面積は透過液通路部I2の断面積より
も大きくされている。2゜・・・は中空糸膜束であり、
中空糸膜束収容部11内に収容しである。31並びに3
2は中空糸膜束収容部11の上下の各端部に注型によっ
て形成した樹脂隔壁であり、各中空糸膜2の上端21.
下端22の開口が各樹脂壁31,32の外面に開通して
いる。4は筒状ケース1の下端にOリング等を介して水
密に取着した透過液集水室用キャップである。5は筒状
ケース1に設けた原水入口であり、中空糸膜束収容部1
1に通じている。6は処理塔(図示せず)に設けた水平
隔壁であり、この隔壁により処理塔内が原水室61と透
過液室62とに仕切られている。この隔壁6に」二足筒
状ケース1の上端がバッキングなどを介して吊支されて
いる。
上記両端集水型の外圧式中空糸膜モジュールにおいては
、原水室61の加圧原水が原水人口5から筒状ケース1
の中空糸膜束収容部11内に圧入され、原水が中空糸膜
2.・・・によって全量濾過され、中空糸膜2.・・・
内の透過液が上下に分流され、上方向流動透過液におい
ては直接透過液室62に、下方向流動透過液においては
透過液集水室40並びに透過液通路部12を経て透過液
室62にそれぞれ流入する。この場合、透過液通路部1
2での流体流動抵抗を無視できるようにその通路部12
の内径を充分に大きくしてあり、流体回路的には実長り
の半分の長さ■、/2の一端開口他端閉塞の中空糸膜を
使用したモジュールと等価になし得、中空糸膜内の透過
液流動圧損を著しく小さくでき、透過液流速分布を充分
に一様にできる 上記の両端集水型外圧式中空糸膜モジュールにおいては
、筒状ケース1に一体に中空糸膜束収容部11と透過液
通路部12とを形成しているので、筒状ケース1.に外
力が作用しても、第5図に示す従来モジュールでの透過
液連通管12′が筒状ケース1と別体であるために樹脂
隔壁31’ 、32’に当該外力の反力として生じる剪
断応力の発生を排除できる。又、中空糸膜2.・・・の
ヤング率が筒状ケース1(プラスチック、金属製)に較
べて著しく小さく、筒状ケース1に外力が作用しても、
中空糸膜2に作用する引張り応力は僅小であり、従って
、外力を実質上、筒状ケース1のみで支承させ得る。
、原水室61の加圧原水が原水人口5から筒状ケース1
の中空糸膜束収容部11内に圧入され、原水が中空糸膜
2.・・・によって全量濾過され、中空糸膜2.・・・
内の透過液が上下に分流され、上方向流動透過液におい
ては直接透過液室62に、下方向流動透過液においては
透過液集水室40並びに透過液通路部12を経て透過液
室62にそれぞれ流入する。この場合、透過液通路部1
2での流体流動抵抗を無視できるようにその通路部12
の内径を充分に大きくしてあり、流体回路的には実長り
の半分の長さ■、/2の一端開口他端閉塞の中空糸膜を
使用したモジュールと等価になし得、中空糸膜内の透過
液流動圧損を著しく小さくでき、透過液流速分布を充分
に一様にできる 上記の両端集水型外圧式中空糸膜モジュールにおいては
、筒状ケース1に一体に中空糸膜束収容部11と透過液
通路部12とを形成しているので、筒状ケース1.に外
力が作用しても、第5図に示す従来モジュールでの透過
液連通管12′が筒状ケース1と別体であるために樹脂
隔壁31’ 、32’に当該外力の反力として生じる剪
断応力の発生を排除できる。又、中空糸膜2.・・・の
ヤング率が筒状ケース1(プラスチック、金属製)に較
べて著しく小さく、筒状ケース1に外力が作用しても、
中空糸膜2に作用する引張り応力は僅小であり、従って
、外力を実質上、筒状ケース1のみで支承させ得る。
従って、上記の両端集水型外圧式中空糸膜モジコールに
おいては、筒状ケース1に外力が作用しても、樹脂隔壁
31.32での剪断応力の発生を回避でき、樹脂隔壁3
1.32における接着界面を安定に保持し得る。
おいては、筒状ケース1に外力が作用しても、樹脂隔壁
31.32での剪断応力の発生を回避でき、樹脂隔壁3
1.32における接着界面を安定に保持し得る。
また、筒状ケースに透過液通路部12を一体に成形して
いるから、樹脂隔壁31,32の注型時、第5図に示す
従来例とは異なり、透過液連通管12′の支持のために
注型がやっかいになるようなことがなく、通常の注型方
法を施用できる。
いるから、樹脂隔壁31,32の注型時、第5図に示す
従来例とは異なり、透過液連通管12′の支持のために
注型がやっかいになるようなことがなく、通常の注型方
法を施用できる。
上記において、筒状ケース1内の透過液通路部12の構
成は、筒状ケース壁1と透過液通路部壁10とが力学的
に一体化されていればよく、第3図Aに示すように筒状
ケース内面に一体の二枚隔壁101.102によって透
過液通路部12を設むづる構成、或いは、管状部103
を筒状ケース内面にスペーサー部1.04,104によ
って一体化し、管状部103内を透過液通路部とする構
成等も使用できる。
成は、筒状ケース壁1と透過液通路部壁10とが力学的
に一体化されていればよく、第3図Aに示すように筒状
ケース内面に一体の二枚隔壁101.102によって透
過液通路部12を設むづる構成、或いは、管状部103
を筒状ケース内面にスペーサー部1.04,104によ
って一体化し、管状部103内を透過液通路部とする構
成等も使用できる。
上記外圧式中空糸膜モジュールは、第4図に示すように
、複数本のモジュ・−ルA、・・・を透過液集水室40
を介して縦接続する態様でも使用でき、この場合、上側
のモジュールに至るほど透過液通路部12内の透過液流
量が大となるので、上側のモジュールに至るほど透過液
通路部12の断面積を大きくすることが好ましい。
、複数本のモジュ・−ルA、・・・を透過液集水室40
を介して縦接続する態様でも使用でき、この場合、上側
のモジュールに至るほど透過液通路部12内の透過液流
量が大となるので、上側のモジュールに至るほど透過液
通路部12の断面積を大きくすることが好ましい。
(発明の効果)
本発明の両端集水型の外圧式中空糸膜モジュールは上述
した通りの構成であり、透過液通路部を筒状ケースに一
体に設けているから、筒状ケースと透過液通路部との間
に注型樹脂隔壁を介在させる必要がなく、筒状ケースに
外力が作用しても、樹脂隔壁での剪断応力の発生を排除
でき、樹脂隔壁の接着界面を安定に保持できる。したが
って、モジュールの信頼性を向上できる。
した通りの構成であり、透過液通路部を筒状ケースに一
体に設けているから、筒状ケースと透過液通路部との間
に注型樹脂隔壁を介在させる必要がなく、筒状ケースに
外力が作用しても、樹脂隔壁での剪断応力の発生を排除
でき、樹脂隔壁の接着界面を安定に保持できる。したが
って、モジュールの信頼性を向上できる。
また、筒状ケースと透過液通路部材とが一体であり、こ
れらが別体である従来例の場合どは異なり、樹脂隔壁の
注型を通常通り(透過液通路管を用いない外圧式の中空
糸膜モジュールと同様に)に行ない得るから、樹脂隔壁
の注型作業を容易に行ない得る。
れらが別体である従来例の場合どは異なり、樹脂隔壁の
注型を通常通り(透過液通路管を用いない外圧式の中空
糸膜モジュールと同様に)に行ない得るから、樹脂隔壁
の注型作業を容易に行ない得る。
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図における1I−II断面図、第3図A並びに第3図B
はそれぞれ本発明において使用する筒状ケースの別例を
示す横断面図、第4図は本発明の別実施例を示す縦断面
図、第5図は従来例を示す縦断面図である。 1・・・筒状ケース、11・・・中空糸膜束収容部、1
2・・・透過液通路部、2・・・中空糸膜、31,32
・・・樹脂隔壁、40・・・透過液集水室。
図における1I−II断面図、第3図A並びに第3図B
はそれぞれ本発明において使用する筒状ケースの別例を
示す横断面図、第4図は本発明の別実施例を示す縦断面
図、第5図は従来例を示す縦断面図である。 1・・・筒状ケース、11・・・中空糸膜束収容部、1
2・・・透過液通路部、2・・・中空糸膜、31,32
・・・樹脂隔壁、40・・・透過液集水室。
Claims (1)
- 筒状ケース内断面を、筒状ケース内面に一体的に成形し
た隔壁により、中空糸膜束収容部と透過液通路部とに仕
切り、該中空糸膜束収容部に中空糸膜束を収容し、同中
空糸膜束収容部の両端各部と中空糸膜束の両端各部との
間を樹脂隔壁で封止すると共に中空糸膜の各端開口を各
樹脂隔壁の外面に開通し、上記筒状ケースに中空糸膜束
収容部に通じる原水入口を設け、同筒状ケースの一端に
透過液集水室を設けたことを特徴とする外圧型中空糸膜
モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29484890A JP2878437B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 外圧型中空糸膜モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29484890A JP2878437B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 外圧型中空糸膜モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04166217A true JPH04166217A (ja) | 1992-06-12 |
JP2878437B2 JP2878437B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=17813037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29484890A Expired - Lifetime JP2878437B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 外圧型中空糸膜モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2878437B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107813508A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-20 | 烟台海威斯特膜科技有限公司 | 一种静态浇注装置及其使用方法 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP29484890A patent/JP2878437B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107813508A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-20 | 烟台海威斯特膜科技有限公司 | 一种静态浇注装置及其使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2878437B2 (ja) | 1999-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6432310B1 (en) | Methods of running and washing spiral wound membrane module | |
US6190557B1 (en) | Spiral wound type membrane element, running method and washing method thereof | |
JP2001269546A (ja) | ラック式濾過装置 | |
US7731848B2 (en) | Cartridge module of hollow fiber membranes | |
JP2000157845A (ja) | 中空糸膜カートリッジ及びその固定構造 | |
CN101925395B (zh) | 中空纤维膜元件、用于中空纤维膜元件的框架以及膜过滤装置 | |
JPS60244307A (ja) | 流体分離装置 | |
EP1078679B1 (en) | Filtration apparatus with controllable joint structure | |
JP4498373B2 (ja) | 中空糸膜カートリッジ、並びにそれを用いた中空糸膜モジュール及びタンク型濾過装置 | |
JP2852957B2 (ja) | 外圧型中空糸膜モジュール | |
JPH04166217A (ja) | 外圧型中空糸膜モジュール | |
JP3579187B2 (ja) | 濾過装置 | |
JP2014014736A (ja) | 膜モジュール及び膜モジュールの製造方法並びに膜ユニット | |
KR101557544B1 (ko) | 중공사막 모듈 | |
JPH11137976A (ja) | 濾過装置 | |
CN220056459U (zh) | 一种膜法污水处理装置 | |
JPH08299766A (ja) | 透過膜モジュール | |
JPH10225625A (ja) | 液体分離装置および膜エレメントの接続方法 | |
JPH0725214Y2 (ja) | 膜濾過器 | |
JP2000000442A (ja) | スパイラル型分離膜モジュールおよびスパイラル型分離膜エレメント用ヘッダ | |
JPH04166216A (ja) | 外圧型中空糸膜モジュール | |
JP2754715B2 (ja) | 膜分離装置 | |
JPH09117641A (ja) | カートリッジ型中空糸膜モジュール | |
JP5233109B2 (ja) | 流体分離膜モジュール | |
JP2000157847A (ja) | 中空糸膜カートリッジ及びその製造方法 |