JPH04166035A - 真空気密耐熱容器及び真空排気装置 - Google Patents

真空気密耐熱容器及び真空排気装置

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JPH04166035A
JPH04166035A JP2274630A JP27463090A JPH04166035A JP H04166035 A JPH04166035 A JP H04166035A JP 2274630 A JP2274630 A JP 2274630A JP 27463090 A JP27463090 A JP 27463090A JP H04166035 A JPH04166035 A JP H04166035A
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JP
Japan
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valve
vacuum
container
lid
exhaust pipe
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Pending
Application number
JP2274630A
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English (en)
Inventor
Yoshinari Nishino
西野 嘉也
Keigo Makita
啓吾 牧田
Minoru Morita
稔 森田
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Publication date
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Publication of JPH04166035A publication Critical patent/JPH04166035A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、真空気密耐熱容器及び真空υI気装置に関し
、特に一般家庭において、容器内を真空jJ11気して
食品の真空加熱調理を行う真空気密耐熱容器、並びにこ
のような真空容器に適した真空排気装置に関する。
〔従来の技術〕
近時、食品を収容した容器内の空気を抜いて食品を真空
保存したり、真空下で漬物やザラダ等に汁を吸収させる
ことにより、味のしみこみを良くする真空調理法が行わ
れている。このための一般家庭用の真空容器として、例
えば第10図に示すように、容器本体1と蓋2との間に
パッキング′3を配設するとともに、蓋2に厚手のゴム
板等に切込み4aを形成してなる排気弁4を設け、((
J属する手動ポンプにより容器1内の空気を抜く構造の
ものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような簡+、1tな構造のものでは、ポン
プやバルブの材質、構造等により、十分な真空度が得ら
れず、また、加熱にも適していなかった。
即ち、上記構造の真空容器は、内部を真空排気すると、
蓋にかかる大気圧によりパッキングか押圧され、気密が
保たれる構造になっているため、この真空容器を加熱す
ると、内部の温度が上シ、+するに従って、水蒸気分圧
の関係から容器内の圧力か上昇し、容器内外の圧力差が
小さくなり、パッキングを押圧する力が弱くなるため真
空漏洩を/1゜し、気密を保持することができなかった
。特に加熱調理により容器内の圧力が大気圧以上になる
と、全く気密作用が失われてしまう。この真空漏洩を直
重するために蓋を螺着する構造にすると、蓋の開閉時に
パッキングが捩れ、確実なシールか得られなくなったり
、パッキングが損傷を受けることがあった。
また、厚手のゴム板に切込みを入れたゴム製バルブは、
真空υ1気時には一ノ込みの隙間からυ1気か11われ
るのて通気抵抗が大きく、さらに、真空J、II気後に
は切込みが当接して真空を保持するように形成されてい
るので気密性が低く、真空漏洩が生じる不都合があった
そこで、本発明は、構造が簡t1tで、一般家庭で−′
3  − も容易に取扱うことかできるとともに、確実な気密保持
機能を有し、加熱調理も行うことのできる真空気密耐熱
容器及びこのような真空容器に用いるのに適した真空排
気装置を提供することを目的としている。
〔課j、lfiを解決するための手段〕上記したに1的
を達成するために、本発明の工″ヱ空気密耐熱容器は、
第1の構成として、耐熱材料により形成された容器本体
と、弁装置を有する蓋とから構成するとともに、前記蓋
は弁装置を有して容器本体の開口部にパッキングを介し
て気密に装着される内蓋と、該内蓋の弁装置に対応する
部分に開口部を有し、内蓋を介して容器本体に螺合する
外蓋とを備えていることを特徴とし、第2の構成として
、耐熱材料により形成された容器本体と、弁装置を有す
る蓋とから構成するとともに、前記弁装置は、前記蓋に
形成された排気孔の周縁に気密に設けられる弁箱と、該
弁箱の容器外部側に設けられる弁座と、弁箱内に収納さ
れる弁体と、該弁体を前記弁座方向に押圧する弾発部材
とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の真空排気装置は、」二記第2の構成の真
空気密耐熱容器内の真空V+’気を行う真空jh気装置
であって、該真空排気装置は、前記蓋の1シ1気孔を囲
んで蓋」二面に載置され、前記弁装置に気密に接続され
るυ1気筒と、一端が該排気筒を気密に貫通し、前記弁
装置の弁体に当接して該弁体を開方向に移動させるとと
もに、その他端に開弁レバーが設けられた開弁軸と、一
端が前記jJl気筒内に連通し、他端が真空ポンプに接
続される排気管とを備えていることを特徴とし、さらに
、前記υ1気筒のF部外周に、前記蓋の上面全体を覆う
保持板を設けたこと、前記保持板の上部に前記排気筒を
覆うケーシングを連設するとともに、前記真空気密耐熱
容器を載置する基台を設け、該基台と前記ケーシングと
の間を接続して、前記真空気密耐熱容器をケーシングと
基台との間に挟着する接続部+4を設けたことを特徴と
している。
〔作 用〕
上記第1の構成の真空気密耐熱容器によれば、容器の内
部と外部とは、内蓋と容器本体の開口縁部に装着したパ
ッキング及び内蓋に設けた弁装置により気密性が保持さ
れる。さらに前記パッキングは、内蓋を介して容器本体
に装着される外蓋の螺合により固定されるので、容器内
の圧力か上昇しても該パッキング′は所定以上の力で押
圧され、真空漏洩を生じることなく気密を保持すること
かできる。
また、上記外蓋は、内蓋を介して容器本体に螺合してい
るので、開閉のため外蓋を回転させても内蓋との間で滑
り、内蓋は捻り荷重を受けない。
従って外蓋を回転させて開閉しても、内蓋と容器本体の
縁部との間に介装したパッキングが捩れず、確実な気密
性を保持てきる。
また上記第2の構成の真空気密耐熱容器によれば、容器
内の真空排気は、外蓋に設けた開口部を介して弁装置に
適宜な真空υ1気用の治具を取(=jけ、」−記弁体を
押しドげながら行うことができ、真空排気後は、弁体が
弾発部+aにより弁座に押圧されているので、長期に亙
って真空度を保持できるとともに、加熱により内部圧力
が上昇しても気密度が損なわれることがない。
このように、上記真空気密耐熱容器は、真空度の保持性
に優れるとともに、加熱時に容器内の圧力が高まっても
十分な気密性を維持でき、真空加熱調理を容易に行うこ
乏ができる。
また、」−記構成の真空υ1気装置は、真空容器の蓋の
J、II気気孔囲うように、排気筒の底部を蓋」−面に
載置して弁装置に気密に接続した後、開弁レバーを押す
ことにより弁を開くことができ、この状態で真空ポンプ
を作動させれば容器内を真空jA気することができる。
所定の真空度まで真空排気した後には、真空ポンプを停
市するとともに、開弁レバーを解放すれば、弁体を弁座
方向に押圧する弾発部材の作用で開弁輔は押し戻され、
弁が閉じて容器内は真空に保持される。
〔実施例〕
以上、本発明を図面に示す実施例に基づいて、さらに詳
細に説明する。
まず第1図に示すように、真空気密耐熱容器1〇は、耐
熱+4料、例えば耐熱ガラス、耐熱性プラスチック、金
属等により形成された容器本体]1と、該容器本体11
のnFJ口部に取着される蓋20と、該蓋20に設けら
れる弁装置30とから構成されている。
上記蓋20は、容器本体]1の開口部外周に螺合するね
じ込み式の外蓋21と、該外蓋21と容器本体11との
間に装着される気密保持用の内蓋22とからなり、内蓋
22の中央部には、排気孔23が設けられるとともに、
該内蓋22と容器本体1]の開口縁部との間には、パッ
キング24が設けられている。さらに、該内蓋22には
、その強度の向上を図るためのひも出し加工25が施さ
れるとともに、前記JJI気孔23の縁部には外側にカ
ールした補強縁26が形成されている。
また、外蓋2]の中央部には、上記内蓋22のJJI気
孔23よりも大径の開口部27が形成されており、該開
口部27の内周には、内側にカールした補強縁28が形
成されている。この補強縁28の位置と前記内蓋22の
ひも出し加工25の位置は、蓋20を容器に締め込む際
に、ひも出し力I+ 1125の内周部に補強縁28が
案内されて内蓋21.22が位置決めされ、容易にかつ
確実に蓋20を閉じることができるような位置に形成さ
れている。
このように蓋20’を、容器本体]1に螺合する外蓋2
1と、気密保持用のパッキング24を設けた内蓋22と
て形成することにより、蓋20の開閉時にパッキング2
4に捻り力が加わることがないので、確実な気密性を保
持できるとともに、パッキング24の損傷も殆ど無くす
ことができる。
また、前記弁装置30は、前記内蓋22に設けられた排
気孔23の周縁の内側に気密に設けられた弁箱31と、
該弁箱31の容器外部側に設けられた弁座32と、弁箱
31内に上ド動可能、かっ弁箱3]内周との間に排気通
路を有するように収納された弁体33と、該弁体33を
前記弁座32方向に押圧する弾発部材(コイルスプリン
グ)゛う4とから構成されており、弁箱31の底部には
通気孔35が設けられている。
内蓋22への弁箱31の固定方法は、両者の(イ質によ
り適宜法められるが、金属の場合はスポット溶接やロウ
付は等により、プラスチックの場合には接着や熱溶着等
により、弁箱31に形成したフランジ31. aを内蓋
22の内面に固定すれば良い。
前記弁座32は、上記弁箱31と内蓋22の内面との間
にOリングを挟持したもので、前記υ1気孔23の補強
縁26が内蓋22の変形を防止し、気密性を高めている
。また、弁体33は、上記弁座[32を閉塞可能な径の
小球であって、前記弾発部材34の押圧力により常時弁
座32方向に押圧され、弁座32を閉じた状態に保持さ
れている。
上記弾発部材34の弾発力は、容器本体11内が所定の
真空度に排気された後も、大気圧に打ち勝って弁体33
を弁座32に押し付けておくことができ、しかも容器本
体11内を排気する際には簡))1な治具で容易に開弁
させることができる範囲に設定されている。
第2図及び第3図は、弁装置30を内蓋22の上部に設
けるとともに、着脱可能とした実施例を示すものである
即ち、弁装置30の弁箱31の下部外周にフランジ31
. bを設けるとともに、内蓋22の上面に、略半円状
でその中央部に開口36aを形成した弁装買取f−J部
材36を固着し、該弁装買取(=J部H86と内蓋22
の上面との間に、前記フランジ31bを挟持するように
構成したものである。
このような構成に伴い、前記弁箱31の上部には通気孔
37と弁座32とが設けられ、弁箱31の筒内の上部に
は、弾発部材34のド端81(を保持するため、通孔3
8aを有する押え部+、!’ 38が設けられている。
また、〕・ラレンジ31 bと内蓋22の上面との間に
は、気密パッキング39が設けられている。
このように、弁装置30を外部に突出さけることにより
、容器本体11内に入れた食品の量が多い場合や、真空
排気時に生じる泡立ちによって弁装置30に食品が流れ
込み、作動不良を生しることを防止できる。
さらに、この弁装置30は、前記フランジ31すを挟持
する弁装置取付部材36を略半円状に形成し、第3図に
おいて弁装置3oを下方にスライドさせることで内蓋2
2から取外すことができるので、弁装置30の洗浄を容
易に行え、弁装置30の交換も可能になる。
さらに第4図に示すように、上記構成の弁装置を用いる
場合には、内蓋22と外蓋21との間で弁箱31の下部
外周のフランジ31bを挟持するように形成して前記弁
装置取付部材36を省略することもできる。このとき、
内蓋22の上面には、位置決め用の突起29を設けてお
くことが望ましい。
第5図は、このような構成の弁装置30を白゛する真空
気密耐熱容器10の真空排気を行うのに適した真空排気
装置の第1実施例を示している。
この真空排気装置40は、その下端部が前記蓋2〔]の
内蓋22の上面に密着するように形成された排気筒4]
と、該排気筒41の上部に設けられたシールキャップ4
2と、該シールキャップ42を貫通して前記弁体33に
当接する開弁軸43と、該開弁軸43を開弁方向に移動
さぜるための開弁レバー44と、図示しない真空ポンプ
に接続されるv1°気管45とにより構成され、シール
キャップ42と開弁軸43との間には、気密保持のため
、0リング押え46とOリング47が設けられている。
また、上記開弁軸43は、その中間部で」1下に2分割
され、ねじ結合により接続されており、そのねじ込み量
を調節することにより開弁軸43の長さを調整し、開弁
操作時の弁装置1つ0の開度を調節することができるよ
うに形成されている。
この真空排気装置40を用いて容器10内を真空排気す
る際には、まず、前記内蓋22の排気孔23を囲うよう
にして、排気筒41の底部を、該底部に設けたパッキン
グ4 ]、 aを介して内蓋22の上面に密着載置し、
排気筒41と弁装置30とを気密に接続した後、開弁レ
バー44を押すことにより弁体33を押し開くことがで
きる。この状態で真空ポンプを作動させれば容器10内
を真空排気することができる。所定の真空度まで真空υ
1;気した後には、真空ポンプを停止するとともに、開
弁レバー44を解放すれば、弁体33を弁座32の方向
に押圧する弾発部材34の作用で開弁軸43は押し戻さ
れ、弁装置30が閉じて容器]O内は真空に保持される
第6図は、真空排気装置の第2実施例を示すもので、上
記第1実施例と同様に構成した真空Uj:気装置40の
排気筒41の下部外周に、容器10の蓋20の上面全体
を覆う保持板50を設けたものである。この保持板50
は、前記排気筒41と一体的に形成され、その外周部に
は、蓋20の外形に対応させたガイド縁51が形成され
ている。従って、使用時には容器10に対する真空排気
装置40の位置決めが容易に行えるとともに、該保持板
50を押さえイ」けることにより、真空排気装置40を
蓋20(弁装置30)に容易に密着させることができる
。また、排気筒4]の上部には、前記開弁レバー44の
外周部に係合して開弁軸43を開弁位置に保持する係止
具52が設けられており、真空排気中に開弁レバー44
から手を離すことができるように形成されている。
次に第7図は、真空v1気装置の第3実施例を示すもの
で、」1記第2実施例と同様に構成した真空排気装置4
0の全体を覆うケーシング53を設けるとともに、該ケ
ーシング53内に真空ポンプ54を収納したものである
。上記ケーシング53は、その下端部が前記保持板50
に同行された蓋状のものであり、その側面には開弁レバ
ー44が貫通する通孔53aが形成されている。また、
開弁レバー44は、その一端がシールキャップ42上に
設けられた支点44aを中心に回動し、他端が前記通孔
53aを貫通してケーシング53外に突出する長さに形
成されており、開弁軸43とは(i; 111点44b
で連結されている。
また、開弁軸43には、排気筒41を所定の位置にセッ
トしたときに縮設状態になり、開弁時には開弁軸43を
開弁方向に付勢して開弁時の操作力を軽減させるための
スプリング48が設けられており、操作性の向上が図ら
れている。
さらに前記通孔53aの近傍には、開弁レバー44が弁
の閉じ位置あることを検出するスイッチ55が設けられ
ている。このようにスイッチ55を設けることにより、
開弁レバー44と真空ポンプ54とを連動させることも
可能となり、弁装置30が閉じているときに真空ポンプ
54が無駄に作動するのを防止できるとともに、真空排
気の終了時に開弁レバー44が弁の閉じ位置に戻ったこ
とを検出して真空ポンプ54を自動的に停止させること
ができる。
このようにケーシング53を設けることにより真空tJ
I気装研装置の外観を向上させることができるとともに
、真空排気装置40を容器10に密着させるのも容易に
なる。また、本実施例に示すように、真空ポンプ54を
ケーシング53内に収納することにより、使用するに当
たっての装置点数が少なくでき、構成が簡略化できると
ともに操作性も向上させることができ、さらにスイッチ
55を設けることにより真空ポンプの運転停止を開弁操
作と連動させることかでき、操作性をさらに向上させる
ことができる。
第8図及び第9図は真空排気装置の第4実施例を示すも
ので、上記第3実施例に示したものと略同様の構成の開
弁操作部60と容器10を載置する基台61とにより真
空排気装置を構成したものである。
上記開弁操作部60は、ケーシング53の両側に突設し
たガイド部材62が基台50の両側に立設した一対の支
柱63により」1下方向にガイドされており、ガイド部
材62のロックボタン62aを操作し、支柱63に上下
複数段に形成した係止孔63aとの係11−状態を解除
することにより、開弁操作部60を上下動させることが
でき、係市状態にすることにより所定位置に保持できる
ように形成されている。即ち、上記支柱63は、容器1
0をケーシング53と基台61との間に挟着する接続部
材として作用する。また、開弁レバー44の一端が貫通
するガイド孔53aには、開弁レバー44を弁の閉じ位
置と開き位置とに保持する保持溝53b、53cが形成
されている。
前記基台61の内部には真空ポンプ54が収納されると
ともに、その前面には、真空ポンプ54を作動させるた
めのタイマー64.スタートスイッチ65.終了ブザー
66等が設けられ、さらに基台61の」−面には、容器
10を所定位置に載置させるとともに、前記1ノ1気筒
41と1ノ1気弁3〔]との密着性を向上させるための
容器位置決め用のガイド板67と適度な弾力性を有する
柔軟なシート68とが設けられている。
また、基台6]内の真空ポンプ54とケーシング53内
の1ノ1気管45との間は、ケーシング5′3の」二丁
動を許容する適宜な長さの柔軟なチューブ69により接
続されている。
この構成の真空排気装置を用いて容器10内の真空排気
を行う際には、まず食品キイ料を入れた容器10を基台
61」−に載置するとともに、ケーシング53(開弁操
作部60)の上下位置を調節して排気筒41の下面を蓋
20の上面に密着させ、基台61とケーシング53との
間に容器10を挟着する。このとき、容器]Oは、前記
基台61」二面の弾力性を有するシート68」二に載置
されるので、より確実にJJI気筒41の下面と蓋2「
〕の」−向、即ち弁装置30とが密着する。次にタイマ
ー64を所定時間に設定し、スタートスイッチ65を入
れて真空ポンプ54を作動さぜるとともに、開弁レバー
44を操作して弁体33を押し下げて開弁させる。これ
により容器10内の空気は、弁装置30、υI気筒4]
、排気管45.チューブ60゜真空ポンプ54を経て外
部に排出される。所定時間紅過すると終了ブザー66が
なり、所定の真空排気が終j′シたことが告知される。
そして開弁レバー44を操作して弁装置30閉じると、
開弁レバー44が前記スイッチ55を作動させて真空ポ
ンプ54を停止1−させる。その後ケーシング53を上
y11させて真空排気された容器10を取出ぜばよい。
このように、容器10を基台61に載せてケーシング5
3のl ”F位置を調節し、開弁レバー44を操作する
とともに、タイマー64及びスタートスイッチ65を操
作するたけで弁装置30の開閉及び容器10内の真空υ
1気を行うことがてき、真空排気中は人手を要すること
もない。
また」−記実施例では、開弁操作を行う機構を収納した
ケーシング53に加えて、真空ポンプ54やスイッチ類
を設けた基台61及びケーシング53を支持する支柱6
3を設けて真空排気装置を構成したので、容器10及び
ケーシング53の位置決めが容易に行え、真空排気中は
容器10と開弁操作部60とが確実に同定された状態と
なっているので、取扱い性や安定性に優れ、一般家庭で
も容易にかつ確実な真空排気を行うことかできる。
ここで、前記真空気密耐熱容器10を用いて真空加熱調
理を行った結果を説明する。
まず容器10内に、皮を剥いて適度な大きさに切り揃え
た林檎200gを入れ、砂糖30gとレモン汁少々を加
えて蓋20て密封した。次に前記真空排気装置を用いて
内部を−70cm Jigとした。
そして水を入れた圧力鍋内に容器10を入れ、120℃
で30分間加熱した。この加熱中、容器10内が120
°Cになると内部の圧力は2.3kg/C♂にまで上昇
した。加熱後、圧力鍋の蓋を取外して冷却した瞬間に、
容器10内の圧力は、人気圧以上の圧力を有することに
なるが、室温まで冷却後の容器10内の圧力は加熱前と
同じ−70cmllgに戻った。このことから、内圧か
2.3kg/cJに1臂しても真空漏洩を生じることな
く確実なシールが行われていることが分かる。
さらに、冷蔵庫にいれて31J間保存した後、室温に戻
して容器10内のルカを71111定した結T、−70
cm l1gであり、真空漏洩は認められなかった。
そして、弁体33を押込んで開弁させ、容器10内に人
気を導入し、蓋20を取り、試食した。
その結果、120 ’Cて高温加熱調理しても林檎から
染み出した果汁が揮散することなく、本来の香りを十分
保ち、なおかつ向応えが僅かに残るデザートを得ること
ができた。
尚、本発明の真空気密耐熱容器は、」−記実施例に示す
形状に限定されるものではなく、例えば容器の容量など
により、適宜最適な形状の組合わせで実施することがi
jJ能であり、弁装置自体あるいは蓋に開弁機構や排気
のための部品を絹込むこともできる。
また、第1図に示した構造の弁装置は、他の構造の蓋、
例えば嵌合方式、フランジ結合方式の蓋に取(=Jけた
り、あるいは容器の本体部にも取(=1けることが可能
であり、また、第1図に示した構造の蓋は、他の形式の
弁装置、例えば通常の配管等に用いられる各種の弁、逆
止弁と組み合わせて用いることができる。
また、上記真空排気装置の各実施例では、弁装置か蓋の
内側に設けられているもので説明したが、弁装置の一部
又は全部が蓋の」二部に突出しているものでも同様であ
り、この場合は、排気筒の内径を弁装置の外径より大き
くすれば良い。さらに、蓋の」二面や弁装置の弁箱等と
排気筒とに、互いに係合してυ1気筒の位置決めや保持
を行える係合(Ili造、例えばねし構造やバヨネット
構造を設けておくこともでき、保持板を有するものでは
、該保持板と真空容器の蓋や容器本体との間に各種の係
へ構造や真空排気装置と弁装置との密行性を向上さU゛
る手段を設けておくこともてきる。
〔発明の効果〕
以」−説明したように、本発明の真空気密耐熱容器は、
その蓋としてパッキングを設けた内蓋を外蓋で締イ・j
けるようにしたものを用いることにより、パッキングが
捩じれることなく確実な気密性が得られるとともに、パ
ッキングの傷みも少なくできる。また、外部側に弁座を
設け、該弁座に弁体を弾発部材で押圧するように形成し
た弁装置を用いることにより、弁体を押し下げることに
より内部の真空排気や大気の導入が行え、また真空JJ
I気後は、弁体が弾発部材で弁座に押圧されているので
真空届洩を11シることかなく、1 (1(1℃以−1
−で加熱調理し、容器内が大気圧以上に」1昇しても確
実なシールを維持することができる。
従って、本発明の真空気密耐熱容器は、真空jJF気に
よる食品保存性の向」二だけでなく100℃以−1−の
加熱による殺菌も行うことができ、真空、′Ja+理に
よる美味な食品を一般家庭で容品にtiIられるととも
に、確実に長期保存することか可能となる。
また、本発明の真空JJI気装置〃によれば、極めて簡
?11な操作で、かつ短時間で上記構造の弁装置を有す
る真空気密耐熱容器内の真空排気を行うことができ、し
かも容器内を十分な真空度にすることができる。
さらに、蓋の」二面全体を覆う保持板を設けることによ
り、真空排気時の安定性を増すことかてき、ケーシング
を設けることにより外観を向上できる。
また、ケーシングと基台とで容器を挟着することにより
、使用時に装置を手で押さえる必要かなくなり、操作性
の向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の真空気密耐熱容器の一実施例を示す縦
断面図、第2図及び第3図は真空気密耐熱容器の他の実
施例を示すもので、第2図は真空気密耐熱容器の縦断面
図、第3図は一部を切欠いた平面図、第4図は弁装置の
取付は手段の他の実施例を示す要部の断面図、第5図乃
至第9図はそれぞれ本発明の真空JJI気装置の実施例
を示すもので、第5図は第1実施例を示す要部断面図、
第6図は第2実施例を示す要部断面図、第7図は第3実
施例を示す要部断面図、第8図及び第9図は第□−24
− 4実施例を示すもので、第8図は11モ面図、第9図は
基台の側面図、第10図は従来の真空調理器の一例を示
す縦断面図である。 10・・・耐熱容器  20・・・蓋  2]・・・外
蓋22・・内蓋  23・・・排気孔  24・・・パ
ッキング  27・・・開口部  30・・・弁装置 
 ′31・・・弁箱  32・・・弁座  33・・・
弁体  34・・弾発部材 35・・・通気孔  40
・・・真空iJI気装研装置・・・排気筒  43・・
・開弁軸  44・・・開弁レバー  45・・・排気
管  50・・・保持板  53・・ケーシング  5
4・・・真空ポンプ  61・・・基台  63・・・
支柱 特許出願人 [−1木酸素株式会月 代理人  弁理士  木  戸  傳一部間     
          木   戸   −音間    
           小    川    眞   
 −一  26 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、耐熱材料により形成された容器本体と、弁装置を有
    する蓋とから構成するとともに、前記蓋は弁装置を有し
    て容器本体の開口部にパッキングを介して気密に装着さ
    れる内蓋と、該内蓋の弁装置に対応する部分に開口部を
    有し、内蓋を介して容器本体に螺合する外蓋とを備えて
    いることを特徴とする真空気密耐熱容器。 2、耐熱材料により形成された容器本体と、弁装置を有
    する蓋とから構成するとともに、前記弁装置は、前記蓋
    に形成された排気孔の周縁に気密に設けられる弁箱と、
    該弁箱の容器外部側に設けられる弁座と、弁箱内に収納
    される弁体と、該弁体を前記弁座方向に押圧する弾発部
    材とを備えていることを特徴とする真空気密耐熱容器。 3、請求項2記載の真空気密耐熱容器内の真空排気を行
    う真空排気装置であって、該真空排気装置は、前記蓋の
    排気孔を囲んで蓋上面に載置され、前記弁装置に気密に
    接続される排気筒と、一端が該排気筒を気密に貫通し、
    前記弁装置の弁体に当接して該弁体を開方向に移動させ
    るとともに、その他端に開弁レバーが設けられた開弁軸
    と、一端が前記排気筒内に連通し、他端が真空ポンプに
    接続される排気管とを備えていることを特徴とする真空
    排気装置。 4、前記排気筒の下部外周に、前記蓋の上面全体を覆う
    保持板を設けたことを特徴とする請求項3記載の真空排
    気装置。 5、前記保持板の上部に前記排気筒を覆うケーシングを
    連設するとともに、前記真空気密耐熱容器を載置する基
    台を設け、該基台と前記ケーシングとの間を接続して、
    前記真空気密耐熱容器をケーシングと基台との間に挟着
    する接続部材を設けたことを特徴とする請求項4記載の
    真空排気装置。
JP2274630A 1990-08-16 1990-10-12 真空気密耐熱容器及び真空排気装置 Pending JPH04166035A (ja)

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JP2-216357 1990-08-16
JP21635790 1990-08-16

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JP (1) JPH04166035A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078115A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Hiroki Takeda 鍋用フリ−サイズ減圧蓋
JP2019084373A (ja) * 2019-02-08 2019-06-06 エスペック株式会社 調理器及び調理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078115A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Hiroki Takeda 鍋用フリ−サイズ減圧蓋
JP2019084373A (ja) * 2019-02-08 2019-06-06 エスペック株式会社 調理器及び調理方法

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