JPH04163554A - 感光性平版印刷版の処理方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法

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JPH04163554A
JPH04163554A JP29112990A JP29112990A JPH04163554A JP H04163554 A JPH04163554 A JP H04163554A JP 29112990 A JP29112990 A JP 29112990A JP 29112990 A JP29112990 A JP 29112990A JP H04163554 A JPH04163554 A JP H04163554A
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JP
Japan
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Application number
JP29112990A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Shimura
志村 和弘
Masabumi Uehara
正文 上原
Shinya Watanabe
真也 渡辺
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光性平版印刷版の処理方法に関し、更に詳し
くは、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版印刷
版とを自動現像機を用い補充液を補充してポジ型感光性
平版印刷版とネガ型感光性平版印刷版とを共通に現像し
得る現像液(以下、「ネガ・ポジ共用現像液」という)
で現像する処理方法に関する。
〔従来の技術〕
1台の自動現像機で、ネガ・ポジ共用現像液を用いて、
ポジ型感光性平版印刷版とネガを感光性平版印刷版とを
補充液を補充して長期間安定な処理を行う方法として、
アルカリ剤としてケイ酸塩を含有し、他にアニオン界面
活性剤、亜硫酸塩等を含有するアルカリ性現像液に対し
て、アルカリ剤の含有量のより大きい現像補充液を補充
する方法、及び補充液を2液に構成し、ネガ型感光性平
版印刷版とポジ型感光性平版印刷版とで混合比率を変え
て補充する方法が特開昭62−73271号に開示され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前者の方法では実際に消費される成分と補充さ
れる成分とに差異が生じやすく、徐々に現像品質が低下
し、また、後者の方法では2種類の現像補充液を必要と
し、その装置なども必要になり管理が複雑になる問題が
ある。
本発明の目的は、ポジ型感光性平版印刷版とネガ型感光
性平版印刷版とをネガ・ポジ共通現像液を用い、現像補
充液を補充して現像処理する感光性平版印刷版の処理方
法において、現像品質を安定に維持でき、かつ現像補充
の管理が容易な処理方法を提供することである。
本発明の他の目的は、上記現像方法において、ポジ型感
光性平版印刷版とネガ型感光性平版印刷版のそれぞれに
適した現像レベルで処理することができ、現像オーバー
や現像アンダーによる画質の低下及び現像不良を生じな
い処理方法を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、自動現像機を用い、現像補充液を
補充してネガ・ポジ共用の現像液でポジ型感光性平版印
刷版及びネガ型感光性平版印刷版を現像する処理方法に
おいて、ポジ型感光性平版印刷版とネガ型感光性平版印
刷版とで該現像補充液の補充量が異なり、かつ現像処理
時間が異なることを特徴とする感光性平版印刷版の処理
方法によって達成される。
本発明方法に用いられるネガ・ポジ共用現像液及びその
補充液は、好ましくは、ケイ酸アルカリ、界面活性剤、
有機溶剤、有機酸及び還元剤を含有する水を主たる溶媒
とするアルカリ性現像液及び現像補充液である。
前記ケイ酸アルカリとしては、例えばケイ酸カリウム、
ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸
カリウム、ケイ酸アンモニウム等が挙げられる。ケイ酸
アルカリの現像液中の含有量は0.3〜10重量%の範
囲が好ましい。また、ケイ酸アルカリはSiO□濃度で
0.1〜7.0重量%の範囲が好ましい。現像液及び現
像補充液には、ケイ酸アルカリ以外のアルカリ剤を併用
することができ、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム、第ニ
リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、第ニリン酸カ
リウム、第三リン酸アンモニウム、第ニリン酸アンモニ
ウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウムなどのよ
うな無機アルカリ剤、モノ、ジ又はトリエタノールアミ
ン及び水酸化テトラアルキルのような有機アルカリ剤を
併用することができる。
前記界面活性剤には、アニオン界面活性剤、ノニオン界
面活性剤、カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤が包
含される。
アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール(CS
−C2m)硫酸エステル塩類〔例えば、ラウリルアルコ
ールサルフェートのナトリウム塩、オクチルアルコール
サルフェートのナトリウム塩、ラウリルアルコールサル
フェートのアンモニウム塩、r Teepol−81J
  (商品名・シェル化学製)、第二ナトリウムアルキ
ルサルフェートなど〕、脂肪族アルコールリン酸エステ
ル塩類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナ
トリウム塩など)、アルキルアリールスルホン酸塩類(
例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、
イソプロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、シ
ナ7タリンジスルホン酸のナトリム塩、メタニトロベン
ゼンスルホン酸のナトリウム塩など)、アルキルアミド
のスルホン酸塩類(例えば、c17833CON (C
I(3) C)I!SO,Naなど)、二塩基性脂肪酸
エステルのスルホン酸塩類(例えば、ナトリウムスルホ
コハク酸ジオクチルエステル、ナトリウムスルホコハク
酸ジヘキシルエステルなど)がある。これらの中で特に
スルホン酸塩類が好適に用いられる。
ノニオン界面活性剤にはポリエチレングリコール聾と多
価アルコール型であるが、どちらも使用できる。現像性
能の点からはポリエチレングリコール型のノニオン界面
活性剤が好ましく、その中でもエチレンオキシ基(CF
liCHzO)を3以上有し、かつ1(LB値(HLB
はHydrophi l5−Llpophi 1eBa
lanceの略)が5以上(より好ましくは8〜20)
のノニオン界面活性剤がより好ましい。
また、ノニオン界面活性剤のうち、エチレンオキシ基と
プロピレンオキシ基の両者を有するものが特に好ましく
、そのなかでHLB値が8以上のものがより好ましい。
ノニオン界面活性剤の好ましい例として下記−儀式〔l
〕〜〔8〕で表される化合物が挙げられる。
(1)  R−0−(CH,C)1,0)nHCHs (3)  R−0−(CH3CHO)+i −(C)1
2cH,0)nHC7)  H(OC*H4)V  (
OCsHs)X \/(CsHaO)x  (CJaO
)yHH(OCzHJY  (OCsHa)X/\(C
J@O)x  (CsHaO)yHC8)  HO(C
H3CHO)nH 〔l〕〜〔8〕式において、Rは水素原子又は1価の有
機基を表す。該有機基としては、例えば直鎖もしくは分
岐の炭素数1〜30の、置換基(例えばアリール基(フ
ェニル等))を有していてもよいアルキル基、アルキル
部分が上記アルキル基であるアルキルカルボニル基、置
換基(例えばヒドロキシル基、上記のようなアルキル基
等)を有していてもよいフェニル基等が挙げられる。、
alb、c、m、n、x及びyは各々1〜40の整数を
表す。
次に、ノニオン界面活性剤の具体例を示す。
ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルエーテル、ポリオ
キシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステ
アリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル、ホリオキシエ
チレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
ステアリルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミン
、ポリオキシエチレンステアリン酸アミド、ポリオキシ
エチレンオレイン酸アミド、ポリオキシエチレンヒマシ
油、ポリオキシエチレンアビエチルエーテル、ポリオキ
シエチレンラノリンエーテル、ポリオキシエチレンモノ
ラウレート、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポ
リオキシエチレングリセリルモノオレート、ポリオキシ
エチレングリセルモノステアレート、ポリオキシエチレ
ンプロピレングリコールモノステアレート、オキシエチ
レンオキシプロピレンブロックポリマー、ジスチレン化
フェノールポリエチレンオキシト付加物、トリベンジル
フェノールポリエチレンオキシド付加物、オクチルフェ
ノールポリオキシエチレンポリオキシプロピレン付加物
、グリセロールモノステアレート、ソルビタンモノラウ
レート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
等。
ノニオン界面活性剤の重量平均分子量は300〜too
ooの範囲が好ましく、500〜5000の範囲が特に
好ましい。ノニオン型界面活性剤は1種を単独で含有さ
せても、又2種以上を併用してもよい。
カチオン界面活性剤はアミン型と第四アンモニウム塩型
に大別されるが、これらの何れをも用いることができる
アミン型の例としては、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン、N−アルキルプロピレンアミン、N−アルキルポ
リエチレンポリアミン、N−アルキルポリエチレンポリ
アミンジメチル硫酸塩、アルキルビグアニド、長鎖アミ
ンオキシド、アルキルイミダシリン、l−ヒドロキシエ
チル−2−アルキルイミダシリン、l−アセチルアミノ
エチル−2−アルキルイミダシリン、2−アルキル−4
−メチル−4−ヒドロキシメチルオキサゾリン等がある
また、第四アンモニウム塩沢の例としては、長鎖第1ア
ミン塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキ
ルジメチルエチルアンモニウム塩、アルキルジメチルア
ンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム
塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルキノリニウム塩
、アルキルイソキノリニウム塩、アルキルピリジニウム
硫酸塩、ステアラミドメチルピリジニウム塩、アシルア
ミノエチルジエチルアミン塩、アシルアミノエチルメチ
ルジエチルアンモニウム塩、アルキルアミドプロピルジ
メチルベンジルアンモニウム塩、脂肪酸ポリエチレンポ
リアミド、アシルアミノエチルピリジニウム塩、アシル
コラミノホルミルメチルピリジニウム塩、ステアロオキ
シメチルピリジニウム塩、脂肪酸トリエタノールアミン
、脂肪酸トリエタノールアミンギ酸塩、トリオキシエチ
レン脂肪酸トリエタノールアミン、脂肪酸ジブチルアミ
ノエタノール、セチルオキシメチルピリジニウム塩、p
−イソオクチルフェノキシエトキシエチルジメチルベン
ジルアンモニウム塩等がある。(上記化合物の例の中の
「アルキル」とは炭素数6〜20の、直鎖または一部置
換されたアルキルを示し、具体的には、ヘキシル、オク
チル、セチル、ステアリル等の直鎖アルキルが好ましく
用いられる。)これらの中では、特に水溶性の第四アン
モニウム塩型のカチオン界面活性剤が有効で、その中で
も、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメ
チルベンジルアンモニウム塩、エチレンオキシド付加ア
ンモニウム塩等が好適である。また、カチオン成分をく
り返し単位として有する重合体も広い意味ではカチオン
界面活性剤であり、本発明のカチオン界面活性剤に金色
される。特に、親油性七ツマ−と共重合して得られた第
四アンモニウム塩を含む重合体は好適に用いることがで
きる。
該重合体の重量平均分子量は300〜50000の範囲
であり、特に好ましくは500〜5000の範囲である
これらのカチオン界面活性剤は単独で使用するほか、2
種以上を併用してもよい。
両性界面活性剤としては、例えばN−メチル−N−ペン
タデシルアミノ酢酸ナトリウムのような化合物を含有さ
せることができる。
界面活性剤の現像液中の含有量は0.01−10重量%
の範囲が好ましい。
前記有機溶剤としては20°Cおけろ水に対する溶解度
が10重量部%以下のものが好ましく、例えば酢酸エチ
ル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル、エチレ
ングリコールモノブチルエ−テル乳酸ブチル、レブリン
酸ブチルのようなカルボン酸エステル:エチルブチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンのよ
うなケトン類;エチレングリコールモノブチルエーテル
、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリ
コールモノフェニルエーテル、ベンジルアルコール、メ
チルフェニルカルビノール、n−アミルアルコール、メ
チルアミンアルコールのようなアルコール類;キシレン
のようなアルキル置換芳香族炭化水素:メチレンジクロ
ライド、エチレンジクロライド、モノクロベンゼンのよ
うなハロゲン化炭化水素などがある。これらの有機溶媒
は一種以上を用いてもよい。
有機溶剤の現像液中の含有量は0.05〜lO重量%の
範囲が好ましい。
前記有機酸には、炭素原子数6〜20の脂肪族カルボン
酸、およびベンゼン環またはナフタレン環にカルボキシ
ル基が置換した芳香族カルボン酸が包含される。
脂肪族カルボン酸としては炭素数6〜20のアルカン酸
が好ましく、具体的な例としては、カプロン酸、エナン
チル酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミスチリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等
があり、特に好ましいのは炭素数6〜12のアルカン酸
である。また炭素鎖中に二重結合を有する脂肪酸でも、
枝分れした炭素鎖のものでもよい。上記脂肪族カルボン
酸はナトリウムやカリウムの塩またはアンモニウム塩と
して用いてもよい。
芳香族カルボン酸の具体的な化合物としては、安息香酸
、0−クロロ安息香酸、p−クロロ安息香酸、0−ヒド
ロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、p−tar
t−ブチル安息香酸、0−アミノ安息香酸、p−アミノ
安息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、2゜5−ジ
ヒドロキシ安息香酸、2.3−ジヒドロキシ安息香酸、
2.3−ジヒドロキシ安息香酸、3.5−ジヒドロキシ
安息香酸、没食子酸、■−ヒドロキシー2−ナフトエ酸
、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキン−
1−ナフトエ酸、1−ナフトエ酸、2−す7トエ酸等が
ある。
上記芳香族カルボン酸はナトリウムやカリウムの塩また
はアンモニウム塩として用いてもよい。
また、前記有機酸には、例えば、燐酸、ピロ燐酸、ポリ
燐酸、第一燐酸ナトリウム、硼酸、塩酸、硫酸、硝酸等
の無機酸、或は例えばこはく酸、修酸、くえん酸、マレ
イン酸、乳酸、p−トルエンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸等の有機酸が包含される。
上述の有機酸は単独で又は2種以上を組み合わせて使用
することができ、その現像液中の含有量は好ましくは0
.1〜lO重量%、より好ましくは0.5〜4重量%で
ある。
前記還元剤としては、水溶性又はアルカリ溶性の有機又
は無機の還元剤を用いることができる。
有機の還元剤としては、例えばハイドロキノン、メトー
ル、メトキシキノン等のフェノール化合物、フェニレン
ジアミン、フェニルヒドラジン等のアミン化合物があり
、無機の還元剤としては、例えば亜硫酸ナトリウム、亜
硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸水素ナトリ
ウム、亜硫酸水素カリウム等の亜硫酸塩、亜リン酸ナト
リウム、亜リン酸カリウム、亜リン酸水素ナトリウム、
亜リン酸水素カリウム、亜リン酸二水素ナトリウム、亜
硫酸水素カリウム等のリン酸塩、ヒドラジン、チオ硫酸
ナトリウム、亜ジチオン酸ナトリウム等を挙げることが
できるが、本発明において特に効果が優れている還元剤
は亜硫酸塩である。
還元剤の現像液中の含有量は0.1〜20重量%の範囲
が好ましい。
本発明に用いる現像液及び現像補充液には現像性能を高
めるために前記の他に以下のような添加剤を加えること
ができる。例えば特開昭58−75152号公報記載の
NaCl2. KCl2. KBr等の中性塩、特開昭
59−190952号公報記載のEDTA、 NTA等
のキレート剤、特開昭59−121336号公報記載(
7) (Co(N[(s))scL等の錯体、特開昭5
6−142528号公報記載のビニルベンジルトリメチ
ルアンモニウムクロライドとアクリル酸ナトリウムの共
重合体等の両性高分子電解質、特開昭58−59444
号公報記載の塩化リチウム等の無機リチウム化合物、特
公昭50−34442号公報記載の安息香酸リチウム等
の有機リチウム化合物、特開昭59−75255号公報
記載のSi 、Ti等を含む有機金属界面活性剤、特開
昭59−84241号公報記載の有機硼素化合物等が挙
げられる。
本発明は、処理される感光性平版印刷版の単位面積あた
りの補充量と現像処理時間とを、ポジ型感光性平版印刷
版とネガを感光性平版印刷版とで変えることにより、現
像補充液を1種とすることを可能にしたものである。従
って、現像補充液は1種の液からなるものであるが、現
像補充液として濃厚液を用い、希釈用の水で希釈する態
様も本発明に包含される。
本発明の実施に際してポジ型感光性平版印刷版とネガ型
感光性平版印刷版との判別はマニュアルで行ったり、ポ
ジ型とネガ型とで自動現像機への挿入位置を左端又は右
端等に変え、この挿入位置をセンサで検知してポジ型と
ネガをとを判別したり、ポジ型とネガ型とで感光層表面
の分光反射濃度に差異があるのを利用して光センサで感
光層の反射光を検知して自動的に判別する方法等任意の
手段を適用できる。
ポジ型感光性平版印刷版とネガを感光性平版印刷版とで
現像補充量を切り替える手段として、ポジ型とネガ型の
判別結果に基づき、マニュアルないし自動的に切り替わ
る制御手段を適用すればよい。補充のタイミングは、地
理面積の場合は1〜5 m2、枚数の場合は1〜5枚毎
でよい。
現像処理時間を変える手段としては、感光性平版印刷の
搬送速度を変える方法が挙げられる。
本発明において、ネガ・ポジ共用現像液及びその補充液
としては、公知のものを使用することができるが、本発
明の好ましい実施態様として、現像液補充液のpHを現
像液のpHより高くしておくことが好ましい。現像液の
pHは好ましくは12.0〜13.5であり、現像補充
液のpHは好ましくは12.3〜13.8である。現像
補充液の補充量はポジ型感光性平版印刷版に対する補充
量をネガ型感光性平版印刷版より多くすることことが好
ましい。また、現像処理時間は、ポジ型感光性平版印刷
版よりネガ型感光性平版印刷版の方を長くすることが好
ましい。ポジ型、ネガ型の各感光性平版印刷版に対する
補充量を決める方法として、感光性平版印刷版の面積又
は枚数による方法が好ましく、現像液の電気伝導度に基
づいてもよい。
また、本発明の好ましい実施態様として、現像液及び現
像補充液に(A)ケイ酸アルカリ、(B)界面活性剤、
(C)有機溶剤、(D)有機酸及び(E)還元剤を含有
させ、上記(A)〜(E)の少なくとも1種について濃
度を現像液と現像液補充液とで異ならせる態様が挙げら
れる。その好ましい態様は下記のとおりである。
(1)界面活性剤の濃度を、現像液より現像補充液を大
にする。
(2)還元剤の濃度を、現像液より現像補充液を大にす
る。
(3)ケイ酸アルカリ、界面活性剤、有機溶剤及び還元
剤の濃度比が現像液と現像補充液とで同一の場合、これ
らの成分における現像補充液の濃度を現像液の濃度の1
.1−1.8倍とする。
本発明方法において、現像方式は、感光性平版印刷版を
現像液に浸漬して現像する浸漬方式、現像液をンヤワー
状に版面に供給するシャワ一方式等を含め公知の方式を
適用することができる。
本発明方法で処理する感光性平版印刷版には、ネガ型感
光性平版印刷版は感光性成分としてジアゾ化合物を用い
た感光層を有するもの、ポジ型感光性平版印刷版は感光
性成分として。−キノンジアジド化合物を用いた感光層
を有するもの、例えば特開昭62−175757号公報
第5頁左下欄第18行〜第7頁右上欄第11行に記載さ
れているような感光性平版印刷版が包含される。
〔実施例〕 以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
以下の実施例及び比較例に下記の感光性平版印刷版を使
用した。
ポジ型感光性平版印刷版5HP−N (コニカ(株)製
、サイズ1003+a■X1800s+m)にポジ用チ
ャート及びステップタブレットを3kWメタルハライド
ランプにて600議の距離から30秒間露光し焼き付け
た。次に、ネガを感光性平版印刷5WN(コニカ(株)
製、サイズ1003鳳mX 800+sw)にネガ型感
光性平版印刷版5WN(コニカ(株)族サイズ1003
鳳a+X 800m重)にネガ用チャート及びステップ
タブレットを3klメタルハライドランプにて60c■
の距離から30秒間露光し焼き付けた。
このようにして露光したポジ型感光性版とネガ型感光性
版を多数枚準備した。
実施例11比較例1〜比較例5 自動現像機として、第1図に示すものを使用した。同図
において、lは現像処理を行う現像部、2は水洗部、3
はリンス液又は不感脂化液による処理を行うリンス・ガ
ム部、4は現像液タンク、5〜7はそれぞれ処理液供給
ノズル、8は現像補充液タンク、9〜12はポンプ、S
は感光性平版印刷版又はその搬送路である。
第1図に示す自動現像機の現像液タンク4に下記現像液
を3001現像補充液タンク8に下記現像補充液を入れ
、それぞれ27°Cに温度を調整し、前記ポジ型感光性
平版印刷版とネガ型感光性平版印刷版とを1枚ずつ交互
に処理した。
現像補充液の補充は感光性平版印刷版を1−z処理する
毎に表1に記載の補充量で補充し、現像処理の時間を表
1に記載のとおりに変化させた。
現像液 水                 88.42重量
部β−アニリノエタノール     0.02  //
プロピレングリコール      2.00〃p−t−
ブチル安息香酸       1.08  /150%
KOH水溶液         2.33  //エマ
ルゲン147 (ノニオン界面活性剤、化工(株)製)0.04  /
/ Aケイ酸カリウム(SiJ:27%、K!O:13.5
%)2.01  // 亜硫酸カリウム        2.10  //トリ
エタノールアミン      2.00  //現像補
充液 水                 84.23重量
部β−アニリノエタノール     0.02  //
プロピレングリコール      2.00  //p
−t−ブチル安息香酸      1.08/150%
KOH水溶液         4.11  ttエマ
ルゲン147         0.25  //Aケ
イ酸カリウム(SiO2:27%、K!O:13.5%
)4.00  tt 亜硫酸カリウム         2.31  //ト
リエタノールアミン      2.0011処理され
たポジ型感光性平版印刷版及びネガ型感光性平版印刷版
のそれぞれ1枚目(表1中、処理量01ν1で表す)と
、現像液(現像補充液の量を除<)IQ当たりの処理量
が20+a”/4のときのポジ哉感光性平版印刷版及び
ネガを感光性平版印刷版について、ステップ感度(クリ
ア及びベタ)、ボールペンヤラレ(画像部として残る部
分に現像前にボールペンで線を引き、現像後にボールペ
ンで引いた線の跡が画像を損失するレベルで評価し、び
現像性(現像後、現像インキ盛りを行い、非画像部のイ
ンキの着肉の有無で評価し、着肉が無い場合をQ1有る
場合を×とし、うつすらとでも着肉した場合でも現像不
十分で×とした)を評価した。結果を表1に示す。
なお、表1中、Pはポジ型感光性平版印刷版、実施例2
、比較例6〜比較例1O 自動現像機として第2図に示す自動現像機を使用し、現
像補充量を表2に示すとおりとしたほかは、前記実施例
1及び比較例1〜比較例5に準じた実験を行った。結果
を表2に示す。
なお、第2図において、21は現像処理を行う現像部、
22は水洗部、23はリンス液又は不感脂化液による処
理を行うリンス・ガム部、24は現像槽、24aは現像
補充液タンク、25はブラシローラ、26〜29はポン
プ、30.31はシャワーノズル、Sは感表2から、本
発明方法は、現像方式のいかんによらず有効であること
が分かる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ネガ型感光性平版印刷版とポジを感光
性平版印刷版とを補充液を補充して繰り返し使用するネ
ガ・ポジ共用現像液で現像する処理方法において、現像
品質を安定に維持でき、かつ現像補充液が1種のみでよ
いので、現像補充作業の管理を容易なものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実施例及び比較例に使用した自動現
像機の構成を示す構成図である。 1.21・・・現像部  2.22・・・水洗部3.2
3・・・リンス・ガム部 4・・・現像液タンク 8.24a・・・現像補充液タンク 24・・・現像槽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動現像機を用い、現像補充液を補充してネガ・・ポジ
    共用の現像液でポジ型感光性平版印刷版及びネガ型感光
    性平版印刷版を現像する処理方法において、ポジ型感光
    性平版印刷版とネガ型感光性平版印刷版とで該現像補充
    液の補充量が異なり、かつ現像処理時間が異なることを
    特徴とする感光性平版印刷版の処理方法。
JP29112990A 1990-10-29 1990-10-29 感光性平版印刷版の処理方法 Pending JPH04163554A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6700730B1 (en) 1998-11-26 2004-03-02 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method of using an integral parameter for correct placement of a read/write head

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6700730B1 (en) 1998-11-26 2004-03-02 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method of using an integral parameter for correct placement of a read/write head

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