JPH03144659A - 平版印刷版材のエッチング液 - Google Patents

平版印刷版材のエッチング液

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JPH03144659A
JPH03144659A JP28450589A JP28450589A JPH03144659A JP H03144659 A JPH03144659 A JP H03144659A JP 28450589 A JP28450589 A JP 28450589A JP 28450589 A JP28450589 A JP 28450589A JP H03144659 A JPH03144659 A JP H03144659A
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JP
Japan
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etching solution
acid
printing plate
nonionic surfactant
etching
Prior art date
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Application number
JP28450589A
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Katsura Hirai
桂 平井
Yasuo Kojima
児島 康生
Akio Iijima
飯島 章雄
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、支持体上に光導電性層を有し、該光導電性層
上に電子写真法によりトナー画像を形成した後、非画像
部(トナーが付着していない部分)の光導電体層を除去
して平版印刷版とする平版印刷版材の処理において、非
画像部の光導電体層の除去に使用されるエツチング液に
関する。
〔従来の技術及び発明の背景〕〕 光導電性物質として光導電性顔料を用いた光導電体層を
支持体上に有する平版印刷版材の該光導電体層上にトナ
ー画像を形成し、該トナー層をレジストとして非画像部
の光導電体層を除去して平版印刷版を作成する方法が知
られている。そして、上記方法において非画像部の光導
電体層の除去に使用する処理液(エツチング液)として
、特開昭59〜176756号公報には、アルカリ水溶
液が、また特開昭63−267954号公報には苛性ソ
ーダIt量%、インプロビルアルコール25重量%及び
水74重量%からなるエツチング液が開示されている。
しかしながら、これらのエツチング液を使用したエツチ
ング処理には、非画像部光導電体層の除去が完了した後
にも光導電性顔料が支持体へ再付着し印刷汚れを生じ易
かったり、トナー層を侵してピンホール状の画像欠落部
が生じ易かったりする問題がある。
本発明者は、アルカリ性の水溶液からなるエツチング液
にノニオン界面活性剤を含有させることにより、上記の
問題が改良され、さらにエッチングのラチチュードも改
良されることを見い出し、本発明に到達した。
〔発明の目的〕
本発明の第一の目的は、顔料系有機光導電性物質の支持
体表面への付着が防止される平版印刷版材用エツチング
液を提供することである。
本発明の第二の目的は、画像部の耐エツチング性及びエ
ツチングのラチチュードが向上した上記平版印刷版材用
エツチング液を提供することである。
〔発明の構成〕
上記本発明の目的は、支持体上に顔料系の光導電性物質
を含有する光導電性層を設けた平版印刷版材に電子写真
法によってトナー画像を形成した後、非画像部を除去す
るのに使用するエツチング液において、該エツチング液
がノニオン界面活性剤を含有するアルカリ性の水溶液で
あることを特徴とする平版印刷版材のエツチング液によ
って達成される。
以下、本発明について詳述する。
まず、本発明に用いるエツチング液に含有させるノニオ
ン界面活性剤について述べる。
ノニオン界面活性剤は大別するとポリエチレングリコー
ル型と多価アルコール型に分類することができ、どちら
も使用できるが、現像性能の点からポリエチレングリコ
ール型のノニオン界面活性剤が好ましく、その中でもエ
チレンオキシ基(CHxCHtO)を3以上有し、かつ
1(LBIi!(HLBはHydroph i 1e−
Lipoph i 1eBa 1anceの略)が5以
上(より好ましくは8〜20)のノニオン界面活性剤が
より好ましい。
ノニオン界面活性剤のうち、エチレンオキシ基とプロピ
レンオキシ基の両者を有するものが特に好ましく、その
なかでHLB値が8以上のものがより好ましい。
ノニオン界面活性剤の好ましい例として下記−般式〔1
〕〜〔8〕で表される化合物が挙げられる。
[1)   R−0−(CH,Cl20)nu〔2〕 ”8o−(co、cH20)nH 〔6〕 Do(C,H,O)a  (C3HsO)b  (CJ
aO)cH〔7〕 o(ocz)Ia)y  (OCJ、)X\7(CJa
O)X−(CJaO)y8H(OC1H4)y−(OC
3H,)x/\CC5HaO)x  (CxlLO)y
H(8)  HO−(CHxCHtO)nH(1)〜〔
8〕式において、Rは水素原子又1価の有機基を表す。
該有機基としては、例え直鎖もしくは分岐の炭素数1〜
30の、置換基(えばアリール基(フェニル等))を有
していてよいアルキル基、アルキル部分が上記アルキル
であるアルキルカルボニル基、置換基(例えばヒドロキ
シル基、上記のようなアルキル基等)を有していてもよ
いフェニル基等が挙げられる。alb、c、m%n%X
及びyは各々1〜40の整数を表す。
ノニオン界面活性剤の具体例を示す。
ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ホリオキシエチレンノニルエーテル、ポリオ
キシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステ
アリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル キシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオク
チルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリル
アミン、ポリオキシエチレンオレイルアミン、ポリオキ
シエチレンステアリン酸アミド、ポリオキシエチレンオ
レイン酸アミド、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオ
キシエチレンアビエチルエーテル、ポリオキシエチレン
ラノリンエーテル、ポリオキシエチレンモノラウレート
、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオキシエ
チレングリセリルモノオレート、ポリオキシエチレング
リセルモノステアレート、ポリオキシエチレンプロビレ
ングリコールモノステアレート、オキシエチレンオキシ
プロピレンブロックボリマー ジスチレン化フェノール
ポリエチレンオキシド付加物、トリベンジルフェノール
ポリエチレンオキシド付加物、オクチルフェノールポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレン付加物、グリセロ
ールモノステアレート、ソルビ、タンモノラウレート、
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート等。
ノニオン界面活性剤の重量平均分子量は300〜500
00の範囲が好ましく 、 SOO〜5000の範囲が
特に好ましい。エツチング液中のノニオン界面活性剤の
濃度は0.001−10重量%、特に0.01〜5重量
%の範囲が好ましい。
本発明に係るノニオン界面活性剤を含有するアルカリ性
の水溶液からなるエツチング液のpHは10.5〜14
.0の範囲が好ましく、より好ましくは11.5〜13
.5である。アルカリ剤としては、アルカリ金属水酸化
物(例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸
化リチウム等)、ケイ酸アルカリ金属塩(例えば、ケイ
酸カリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム
等)、リン酸アルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩(
例えば、第三リン酸ナトリウム、第ニリン酸ナトリウム
、第三リン酸カリウム、第ニリン酸カリウム、第三リン
酸アンモニウム、第ニリン酸アンモニウム等)アルミン
酸アルカリ金属塩(例えば、アルミン酸カリウム、アル
ミン酸ナトリウム等)、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウムのような無機ア
ルカリ剤、七ノージー又はトリエタノールアミン及び水
酸化テトラアルキルのような有機アルカリ剤及び有機ケ
イ酸アンモニウム等を用いることができる。
更に、本発明のエツチング液には、有機溶剤、有機又は
無機の還元剤等を含有させることができる。
本発明のエツチング液には、その他有機カルボン酸、ア
ニオン、カチオン、両性の各界面活性剤等を含有させる
ことができる。
有機カルボン酸には、炭素原子数6〜20の脂肪族カル
ボン酸、およびベンゼン環またはナフタレン環にカルボ
キシル基が置換した芳香族カルボン酸が包含される。
脂肪族カルボン酸としては炭素数6〜20のアルカン酸
が好ましく、具体的な例としては、カプロン酸、エナン
チル酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミスチリン酸、バルミチン酸、ステアリン酸等
があり、特に好ましいのは炭素数6〜12のアルカン酸
である。また炭素鎖中に二重結合を有する脂肪酸でも、
枝分れした炭素鎖のものでもよい。上記脂肪族カルボン
酸はナトリウムやカリウムの塩またはアンモニウム塩と
して用いてもよい。
芳香族カルボン酸の具体的な化合物としては、安息香酸
、0−クロロ安息香酸、p−クロロ安息香酸、0−ヒド
ロキシ安息香酸、p−ヒドロキン安息香酸、p−ter
t−ブチル安息香酸、0−アミノ安息香酸、p−アミノ
安息香酸、2.4・ジヒドロキシ安息香酸、2.5・ジ
ヒドロキシ安息香酸、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、
2,3−ジヒドロキシ安息香酸、3.5−ジヒドロキシ
安息香酸、没食子酸、l−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸
、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−
l−す7トエ酸、l−ナフトエ酸、2−ナフトエ酸等が
ある。
上記芳香族カルボン酸はナトリウムやカリウムの塩また
はアンモニウム塩として用いてもよい。
脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸の含有量は格別な
制限はないが、0.1重量%より低いと効果が十分でな
く、また30重量%以上ではそれ以上の効果の改善が計
れないばかりか、別の添加剤を併用する時に溶解をさま
たげることがある。従って好ましくは0゜1−10重量
%の添加量であり、より好ましくは0.5〜4重量%で
ある。
アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール(C3
〜C22)硫酸エステル塩類[例えば、ラウリルアルコ
ールサルフェートのナトリウム塩、オクテルアルコール
サルフエートのナトリウム塩、ラウリルアルコールサル
フェートのアンモニウム塩、r Teepol−814
(商品名・シェル化学製)、第二ナトリウムアルキルサ
ルフェートなど1、脂肪族アルコールリン酸エステル塩
類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナトリ
ウム塩など)、アルキルアリールスルホン酸塩類(例え
ば、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、イソ
プロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、シナ7
タリンジスルホン酸のナトリム塩、メタニトロベンゼン
スルホン酸のナトリウム塩なと゛)、アルキルアミドの
スルホン酸塩類(例えば、c17H33CON(CH3
)CH2SOsNaなど)、二塩基性脂肪酸エフ、チル
のスルホン酸塩類(例えば、ナトリウムスルホコハク酸
ジオクチルエステル、ナトリウムスルホコハク酸ジヘキ
シルエステルなど)がある。これらの中で特にスルホン
酸塩類が好適に用いられる。
カチオン界面活性剤はアミン型と第四アンモニウム塩型
に大別されるが、これらの何れをも用いることができる
アミン型の例としては、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン、N−アルキルプロピレンアミン、Nアルキルポリ
エチレンポリアミン、N−アルキルポリエチレンポリア
ミンジメチル硫酸塩、アルキルビグアニド、長鎖アミン
オキシド、アルキルイミダシリン、l−ヒドロキシエチ
ル−2−アルキルイミダシリン イミダシリン、2−アルキル−4へメチル−4−ヒドロ
キンメチルオキサゾリン等がある。
また、第四アンモニウム塩型の例としては、長鎖第1ア
ミン塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキ
ルジメチルエチルアンモニウム塩、アルキルジメチルア
ンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム
塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルキノリニウム塩
、アルキルイソキノリニウム塩、アルキルピリジニウム
硫酸塩、ステアラミドメチルピリジニウム塩、アシルア
ミノエチルジエチルアミン塩、アシルアミノエチルメチ
ルジエチルアンモニウム塩、アルキルアミドプロピルジ
メチルベンジルアンモニウム塩、脂肪酸ポリエチレンポ
リアミド、アシルアミノエチルピリジニウム塩、アシル
コラミノホルミルメチルピリジニウム塩、ステアロオキ
シメチルピリジニウム塩、脂肪酸トリエタノールアミン
、脂肪酸トリエタノールアミンギ酸塩、トリオキシエチ
レン脂肪酸トリエタノールアミン、脂肪酸ジブチルアミ
ノエタノール、セチルオキシメチルピリジニウム塩、p
−イソオクチルフェノキシエトキシエチルジメチルベン
ジルアンモニウム塩等がある。(上記化合物の例の中の
 「アルキル」とは・炭素数6〜20の、直鎖または一
部置換されたアルキルを示し、具体的には、ヘキシル、
オクチル、セチル、ステアリル等の直鎖アルキルが好ま
しく用いられる。)これらの中では、特に水溶性の第四
アンモニウム塩型のカチオン界面活性剤が有効で、その
中でも、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキル
ジメチルベンジルアンモニウム塩、エチレンオキシド付
加アンモニウム塩等が好適である。また、カチオン成分
をくり返し単位として有する重合体も広い意味ではカチ
オン界面活性剤であり、本発明のカチオン界面活性剤に
金色される。特に、親油性モノマーと共重合して得られ
た第四アンモニウム塩を含む重合体は好適に用いること
ができる。
該重合体の重量平均分子量は300〜50000の範囲
であり、特に好ましくは500〜5000の範囲である
両性界面活性剤としては、例えばN−メチル−N−ペン
タデシルアミノ酢酸ナトリウムのような化合物を用いる
ことができる。
これらの界面活性剤は0.5〜1011量%の範囲で含
有させることができる。
また、本発明のエツチング液には溶出性能を高めるため
に以下のような添加剤を加えることができる。例えば特
開昭58−75152号公報記載のNaCQ, KCQ
,KBr等の中性塩、特開昭59−190952号公報
記載のEDTA,NTA等のキレート剤、特開昭59−
121336号公報記載の( Co(NFli))ic
12i等の錯体、特開昭56−142528号公報記,
載のビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライド
とアクリル酸ナトリウムの共重合体等の両性高分子電解
質、特開11H 58−59444号公報記載の塩化リ
チウム等の無機リチウム化合物、特公昭50−3444
2号公報記載の安息香酸リチウム等の有機リチウム化合
物、特開昭59−75255号公報記載のSi、 Ti
等を含む有機金属界面活性剤、特開昭5984241号
公報記載の有機硼素化合物が挙げられる。
本発明のエツチング液は、その使用方法に特に制限はな
く、公知の方法を含めて溶出タイプの処理に通常用いら
れる方法に準じて使用することができる。例えば、平版
印刷版材を水平状に搬送しながらエツチング液をシャワ
ー状あるいはスプレィ状に吹き付けて光導電体層に付与
する方法や、適当な塗布手段例えばスリット、ローラ等
を用いて塗布する方法、エツチング液を入れた槽に浸漬
する方法等によりエツチング液を光導電体層に付与して
非画像部の光導電体層を膨潤させ、光導電体層を例えば
回転ブラシ等で機械的にこすって非画像部の光導電体層
を除去する方法を適用することができる。この機械的な
こすりは、光導電体層へエツチング液を付与しながら、
ないしエツチング液で非画像部の光導電体層を膨潤させ
た後に、水、界面活性剤の水溶液等を付与しながら施す
等の態様を適用することができる。
本発明に係るエツチング液による処理条件は通常、処理
温度20〜40°C1処理時間20〜200sの範囲が
適当である。
本発明に係る平版印刷版材は、支持体上に顔料系の光導
電性物質を含有する光導電体層を塗設した平版印刷版材
であって、帯電、露光、現像及び定着を含む処理によっ
てトナー画像を該光導電体層上に形成でき、該トナー画
像をレジストとして非画像部の光導電体層を除去できる
ものであればよい。
本発明方法が適用される平版印刷版材の支持体としては
、特開昭63−151964号公報の第3頁右下欄第1
6行〜第4頁右上欄第9行に記載されたような支持体が
代表的なものとして挙げられ、また、光導電体層として
は、特開昭63−267954号に記載された光導電体
層が代表的なものとして挙げられる。本発明は光導電性
層が含有する顔料系の光導電性物質が銅7りロシアニン
である場合に特に効果が大きい。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 下記の構造式を有するフェノール樹脂3重量部をエチレ
ングリコールモノエチルエーテル30fE 31部に溶
解後、東洋インキ社製銅7タロシアニンLionol 
Blue−ER(を型銅フタロシアニン)1重量部を添
加し、ガラスピーズ分散を30分行った。この分散液を
塩酸浴中で電解研磨に依り砂目立てし、更に陽極酸化し
て親水性を設け、熱水により封孔処理した600II1
mX 400ma+のアルミニウム板上に乾燥膜厚が6
μmになる様に塗設し、乾燥し、平版印刷版材を得た。
これらの平版印刷版材にカメラ露光方式の電子写真製版
機によりトナー画像を作成した。
なお、液体現像剤は以下に述べる方法により製造した。
オクタデシルメタクリレート・メタクリル酸コポリマー
(90: 5) 10%アイソパーG溶液lO部 MA−100(カーボンブラック、三菱化成社製)1部 上記混合物をガラスピーズで5時間分散した。
更に上記混合物にサンワックス151P (ポリエチレ
ン平均分子it 2000 :三洋化成社製)   ■
部を加え、80°Cに加熱し、更に3時間分散した。
この分散液を80倍に希釈して液体現像剤を得た。
以上のようにしてトナー画像を形成された平版印刷版材
を第1図のような装置ならびに下記エツチング液Aを用
いて、非画像部の除去を行った。
リンス液には水を使用した。また、エツチング液Aのp
llは、NaOH又はHCl2の添加によって12.8
0に調整した。
エツチング液A ケイ酸カリウム            250g水酸
化カリウム           80gエチレングリ
コールモノフェニルエーテル00g p−t−ブチル安息香酸         150gエ
マルゲン147            12g(花王
株式会社製、非イオン型界面活性剤ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル)水               
               10ffエツチング液
温度30°Cでエツチング部における搬送速度を変えて
処理を行ったところ、エツチング部でのエツチング液へ
の浸漬時間が25秒から35秒の範囲で良好な印刷版が
得られたが40秒以上で画像部の感光層にピンホール状
の欠落が生じた。
また、20秒では非画像部の支持体上に銅フタロシアニ
ン顔料が付着した。
なお、第1図において、lはエツチング工程、2は第1
リンス工程、3は第2リンス工程、4はガム引き工程、
5は乾燥工程、7はエツチング液、8.13A、13B
、14はシャワー 9はスクイズ部、10゜11は回転
ブラシ、12A、12Bはリンス液、 15はガム液、
16は乾燥容器、Pは光導電体層上にトナー画像が形成
された平版印刷版材である。
実施例2 エツチング液入中のエマルゲン147を下記の非イオン
型界面活性剤に変更した以外は、実施例1と全く同一条
件で処理を行った。
エマルゲン709            12g(花
王株式会社製、ポリオキシエチレン高級アルコールエー
テル) 結果は実施例1と同様にエツチング液への浸漬時間が2
5秒から35秒の範囲で良好な印刷版を得た。
また、42秒以上でピンホールが生じ、20秒以下で銅
フタロシアニン顔料の支持体への付着が認められt二。
実施例3 エツチング液入中のエマルゲン147を下記の非イオン
型界面活性剤に変更した以外は実施例1と全く同一の条
件で処理を行った。
ア ミ − ト 320              
             15g(花王株式会社製、
N−ポリオキシエチレンアルキルアミン) エツチング液への浸漬時間が25秒から38秒の範囲で
良好な印刷版を得ることができた。45秒以上ではピン
ホールが生じ、 17秒以下で銅フタロシアニン顔料の
支持体への付着が認められた。
比較例 エツチング液Aのエマルゲン147を除いた以外は実施
例1と全く同一の条件で処理を行ったところエツチング
液への浸漬時間が27秒から32秒で良好な印刷版が得
られたが、35秒ではピンホール状の画像部欠落が生じ
た。また、22秒で銅フタロシアニン顔料の支持体への
付着が認められt;。
以上の結果を表1にまとめて示す。
〔発明の効果〕
本発明によれば下記■〜■の特性が改良された、支持体
上に顔料系の光導電性層を有する平版印刷版材用エツチ
ング液が提供される。
■ エツチング工程に8ける光導電性顔料の支持体面へ
の再付着。
■ 耐エツチング性(画像部の欠落の発生)。
■ エツチングのラチチュード。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に使用した処理装置の概略断面図である
。 l・・・エツチング工程 2・・・第1リンス工程 3・・・第2リンス工程 4・・・ガム引き工程 5・・・乾燥工程 7・・・エツチング液

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に顔料系の光導電性物質を含有する光導電性層
    を設けた平版印刷版材の該光導電体層上に電子写真法に
    よってトナー画像を形成し、非画像部の光導電体層を除
    去するのに使用するエッチング液において、該エッチン
    グ液がノニオン界面活性剤を含有するアルカリ性の水溶
    液であることを特徴とする平版印刷版材のエッチング液
JP28450589A 1989-10-31 1989-10-31 平版印刷版材のエッチング液 Pending JPH03144659A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100612985B1 (ko) * 1998-03-12 2006-10-31 삼성전자주식회사 액정 표시 장치의 제조 방법
US20110272625A1 (en) * 2008-03-25 2011-11-10 Kapila Wijekoon Surface cleaning and texturing process for crystalline solar cells

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