JPH04163341A - モール状浮模様を形成した織物およびその製造法 - Google Patents
モール状浮模様を形成した織物およびその製造法Info
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- JPH04163341A JPH04163341A JP2284743A JP28474390A JPH04163341A JP H04163341 A JPH04163341 A JP H04163341A JP 2284743 A JP2284743 A JP 2284743A JP 28474390 A JP28474390 A JP 28474390A JP H04163341 A JPH04163341 A JP H04163341A
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- Japan
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- ridge
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- Pending
Links
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- 239000004753 textile Substances 0.000 claims 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、経糸に箔を用い、これをモール状の浮模様と
して立体的に形成したことを特徴とする織物およびこの
織物の製造法に関するもので、本発明に係る織物は、帯
や留袖、振袖、打掛等の着物に最適なものである。
して立体的に形成したことを特徴とする織物およびこの
織物の製造法に関するもので、本発明に係る織物は、帯
や留袖、振袖、打掛等の着物に最適なものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕従来、周
知のように、経糸に箔を用いた織物としては、佐賀錦が
広く知られている。佐賀錦は豪華絢爛で高級感はあるが
、経箔は平面的に織られているため立体感に欠けるもの
である。
知のように、経糸に箔を用いた織物としては、佐賀錦が
広く知られている。佐賀錦は豪華絢爛で高級感はあるが
、経箔は平面的に織られているため立体感に欠けるもの
である。
また、立体感のあるものとして、経糸に金糸や銀糸を用
い、捨て緯として針金を利用して、ビロードの製造工程
と同じ要領にて立体的に模様を形成し、最後に針金を抜
いてモール状の浮模様を形成したものはあるが、この織
物は針金により金糸や銀糸のループを形成しているため
、ループが直線的に揃いすぎ、また、ループ自体も崇高
となるため、浮模様の部分とそれ以外の部分との段差が
顕著で引っかかり易いという問題がある。また、針金に
は柔軟性がなく、織物から引き抜きにくく、時には、抜
けない場合もあって、強く抜くど糸に傷がつくという問
題もあった。
い、捨て緯として針金を利用して、ビロードの製造工程
と同じ要領にて立体的に模様を形成し、最後に針金を抜
いてモール状の浮模様を形成したものはあるが、この織
物は針金により金糸や銀糸のループを形成しているため
、ループが直線的に揃いすぎ、また、ループ自体も崇高
となるため、浮模様の部分とそれ以外の部分との段差が
顕著で引っかかり易いという問題がある。また、針金に
は柔軟性がなく、織物から引き抜きにくく、時には、抜
けない場合もあって、強く抜くど糸に傷がつくという問
題もあった。
本発明は、経糸に箔を使用し、滑りの良い太糸を捨て緯
として利用することにより、箔によるモール状の浮模様
を形成するものである。
として利用することにより、箔によるモール状の浮模様
を形成するものである。
すなわち、本発明は、経糸に撚糸と箔とが用いられ、該
経撚糸は緯糸により畦に組まれ、該経箔は、前記畦組織
の下面に、側面からみて輪奈状に織り込まれてなるモー
ル状浮模様を形成した織物、および、上記織物の製造手
段として、経糸に撚糸と箔を用い、該撚糸は緯糸により
畦に組み、該経箔は前記畦組織に一超重は総下り二超重
は総上りに組み、−超重の絵柄が形成される部分を下げ
た経箔と前記畦組織との間に滑りの良好な捨て緯を織り
込み、織り上った後該捨て緯を抜き取って経箔による輪
奈を形成することを特徴とするモール状浮模様を形成し
た織物の製造法である。
経撚糸は緯糸により畦に組まれ、該経箔は、前記畦組織
の下面に、側面からみて輪奈状に織り込まれてなるモー
ル状浮模様を形成した織物、および、上記織物の製造手
段として、経糸に撚糸と箔を用い、該撚糸は緯糸により
畦に組み、該経箔は前記畦組織に一超重は総下り二超重
は総上りに組み、−超重の絵柄が形成される部分を下げ
た経箔と前記畦組織との間に滑りの良好な捨て緯を織り
込み、織り上った後該捨て緯を抜き取って経箔による輪
奈を形成することを特徴とするモール状浮模様を形成し
た織物の製造法である。
本発明は、経糸に撚糸■と箔■を用い、第２図、第３図
に示すように、撚糸による経糸■に対し、緯糸■を畦に
組んで地組織を形成するに際し、経全巾に配した箔■を
、その畦組織に一超重は総下り三超重は総上りに組み、
−超重の絵柄が形成される部分を下げた経箔■と、経撚
糸■と緯糸■による畦組織との間に、滑りの良好なテト
ロン製の太糸（太さ約１ｍｍ）を捨て緯■として杼を利
用して織り込む。
に示すように、撚糸による経糸■に対し、緯糸■を畦に
組んで地組織を形成するに際し、経全巾に配した箔■を
、その畦組織に一超重は総下り三超重は総上りに組み、
−超重の絵柄が形成される部分を下げた経箔■と、経撚
糸■と緯糸■による畦組織との間に、滑りの良好なテト
ロン製の太糸（太さ約１ｍｍ）を捨て緯■として杼を利
用して織り込む。
織り上った後、前記の捨て緯■を引き抜き経箔による輪
奈を形成することにより、第１図に示すようなモール状
浮模様の織物が得られる。
奈を形成することにより、第１図に示すようなモール状
浮模様の織物が得られる。
上記の経箔■は、強度や滑りの点で絹箔（例えば実公昭
６１−２７９８２号に開示されている）が最適であるが
、テ１〜ロン箔や紙箔ても実施可能である。また、捨て
緯■としては、テトロン糸の他ナイロン糸や絹糸でもよ
い。
６１−２７９８２号に開示されている）が最適であるが
、テ１〜ロン箔や紙箔ても実施可能である。また、捨て
緯■としては、テトロン糸の他ナイロン糸や絹糸でもよ
い。
前記の製織方法によれば、太糸による捨て緯は、柔軟性
のあるテトロン糸であるため、子機や力織機のシャツト
ルが利用でき、高速にて任意の図柄を織ることができる
。
のあるテトロン糸であるため、子機や力織機のシャツト
ルが利用でき、高速にて任意の図柄を織ることができる
。
また、捨て緯は滑りがよいため、この捨て緯が織り込ま
れた際、多少波をうった状態になったとしても、引き抜
きが容易で箔を傷つけることはない。
れた際、多少波をうった状態になったとしても、引き抜
きが容易で箔を傷つけることはない。
さらに、モール状の浮模様は箔により形成されているの
で豪華な立体模様となり、特に絹箔を用いた場合には肌
ざわりもよく、軽量でしわになりにくく、帯や留袖、振
袖、打掛等の着物に最適で、特に、帯に使用した場合に
は締めた後援まないという大きな効果があり、利用価値
の大きなものである。
で豪華な立体模様となり、特に絹箔を用いた場合には肌
ざわりもよく、軽量でしわになりにくく、帯や留袖、振
袖、打掛等の着物に最適で、特に、帯に使用した場合に
は締めた後援まないという大きな効果があり、利用価値
の大きなものである。
第１図は本発明に係るモール状浮模様を形成した織物の
斜視図、第２図は輪奈形成部分の部分拡大断面図、第３
図は輪奈形成部分の組織図である。 ■緯糸 ２経糸 ３経箔 ４ 捨て緯
斜視図、第２図は輪奈形成部分の部分拡大断面図、第３
図は輪奈形成部分の組織図である。 ■緯糸 ２経糸 ３経箔 ４ 捨て緯
Claims (1)
- １）経糸に撚糸と箔とが用いられ、該経撚糸は緯糸によ
り畦に組まれ、該経箔は、前記畦組織の下面に、側面か
らみて輪奈状に織り込まれてなるモール状浮模様を形成
した織物。２）経糸に撚糸と箔を用い、該撚糸は緯糸に
より畦に組み、該経箔は前記畦組織に一越目は総下り二
越目は総上りに組み、一越目の絵柄が形成される部分を
下げた経箔と前記畦組織との間に、滑りの良好な捨て緯
を織り込み、織り上った後該捨て緯を抜き取って経箔に
よる輪奈を形成することを特徴とするモール状浮模様を
形成した織物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2284743A JPH04163341A (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | モール状浮模様を形成した織物およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2284743A JPH04163341A (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | モール状浮模様を形成した織物およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04163341A true JPH04163341A (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=17682424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2284743A Pending JPH04163341A (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | モール状浮模様を形成した織物およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04163341A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4819766B1 (ja) * | 1970-03-30 | 1973-06-15 | ||
| JPS5274072A (en) * | 1975-12-16 | 1977-06-21 | Masamichi Hosaka | Method of manufacturing colored loop patterned fabric |
-
1990
- 1990-10-22 JP JP2284743A patent/JPH04163341A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4819766B1 (ja) * | 1970-03-30 | 1973-06-15 | ||
| JPS5274072A (en) * | 1975-12-16 | 1977-06-21 | Masamichi Hosaka | Method of manufacturing colored loop patterned fabric |
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