JPH0416308Y2 - - Google Patents

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JPH0416308Y2
JPH0416308Y2 JP17481985U JP17481985U JPH0416308Y2 JP H0416308 Y2 JPH0416308 Y2 JP H0416308Y2 JP 17481985 U JP17481985 U JP 17481985U JP 17481985 U JP17481985 U JP 17481985U JP H0416308 Y2 JPH0416308 Y2 JP H0416308Y2
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plug
cassette
hole
shaped recess
recess
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばビデオテープレコーダ用のテ
ープカセツトに適用するのに最適なものであつ
て、特に、カセツト筐体の貫通孔内に配置された
プラグの上下位置の切換によつてカセツト情報が
検出されるようにしたテープカセツトに関する。
〔考案の概要〕
本考案は、カセツト筐体の貫通孔内に配置され
たプラグの上下位置の切換によつてカセツト情報
が検出されるようにしたテープカセツトにおい
て、カセツト筐体に形成されたカセツト誤挿入防
止用のV字状凹部内に貫通孔を設け、この貫通孔
内に配置されたプラグを上段位置に切換えた際
に、そのプラグの上端に形成されたV字状溝部を
前記V字状凹部と面一状態に一致させると共に、
そのプラグの上端をV字状凹部の底部に形成され
た切込溝によつてカセツト筐体の側方から確認し
得るようにすることにより、カセツト誤挿入防止
用のV字状凹部内にその誤挿入防止機能を何ら損
うことなくカセツト情報検出用のプラグを配置で
きるようにし、それでいてプラグの上下位置をカ
セツト筐体の側方から判別できようにしたもので
ある。
〔従来の技術〕 従来から、カセツト筐体に設けた貫通孔内にプ
ラグを上下位置の切換ができるように配置して、
テープカセツトをビデオテープレコーダ等に装着
した時に、プラグの上下位置が検出ピン等の情報
検出手段によつて検出されて、誤消去防止等の各
種のカセツト情報が検出されるようにしたものが
あつた。
なお、テープカセツトをケースや収納棚等に収
納した際には、貫通孔内におけるプラグの上下位
置をカセツト筐体の側方から判別できると便利で
ある。このためカセツト筐体の貫通孔の開口周縁
部にそのカセツト筐体の側方に開放された凹部を
設け、プラグを上段位置に切換えた時にそのプラ
グの上端が凹部内に突出するようにして、プラグ
の上下位置をカセツト筐体の側方から判別できる
ようにしたものがあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで最近、カセツト筐体の上面にカセツト
誤挿入防止用のための凹部を形成することが検討
されている。そしてこの際、その凹部内に貫通孔
を設けてプラグを配置することができれば、凹部
を前述したようなプラグの上下位置の判別用にも
利用できて便利である。
しかしながら、カセツト誤挿入防止用の凹部内
にプラグを配置する場合、その凹部内にプラグの
上端が突出していると、凹部の誤挿入防止機能に
対して邪魔になるので、プラグを凹部に完全に挿
入させる必要がある。すると、貫通孔内における
プラグの上下位置をカセツト筐体の側方から判別
できないことになる。なおカセツト筐体の厚さに
は制限があり、そのカセツト筐体の側面にはラベ
ルが貼付けられるので、凹部の深さをプラグの上
端が見えるように充分深くするのは難しい。従つ
て、カセツト誤挿入防止用の凹部内に貫通孔を設
けてプラグを配置するのは困難なことであつた。
そこで本考案は、カセツト誤挿入防止用の凹部
内にその誤挿入防止機能を何ら損うことなくカセ
ツト情報検出用のプラグを配置できるようにし、
それでいてプラグの上下位置をカセツト筐体の側
方から判別できるようにするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、一端がカセツト筐体の側面に開放さ
れたカセツト誤挿入防止用のV字状凹部をカセツ
ト筐体の上面に形成し、このV字状凹部内に貫通
孔を設け、この貫通孔内に配置されたプラグの上
端には前記V字状凹部と対応するV字状溝部を形
成し、前記V字状凹部の底部には前記カセツト筐
体の側面から前記貫通孔へ続く切込溝を設け、前
記貫通孔内で前記プラグを上段位置に切換えた際
には、そのプラグの前記V字状溝部を前記V字状
凹部と面一状態に一致させると共に、そのプラグ
の上端を前記切込溝によつて前記カセツト筐体の
側方から確認し得るように構成したものである。
〔作用〕
本考案は、貫通孔内でプラグを上段位置に切換
えると、プラグのV字状溝部がカセツト筐体のカ
セツト誤挿入防止用のV字状凹部と面一状態に一
致し、プラグの上端がV字状凹部内に突出するこ
とはないので、V字状凹部内にその誤挿入防止機
能を何ら損うことなくプラグを配置できる。
それでいて、貫通孔内におけるプラグの上端を
切込溝を通して見ることができるので、プラグの
上下位置をカセツト筐体の側方から判別できる。
〔実施例〕
以下、本考案をビデオテープレコーダ用のテー
プカセツトに適用した一実施例を図面に基づいて
説明する。
まず第2図に示すように、テープカセツトのカ
セツト筐体1は上下ハーフ2,3からなり、この
カセツト筐体1内には磁気テープ(図示せず)が
巻回された左右一対のリール4が回転自在に収納
されている。またカセツト筐体1の前端部には前
蓋5が回動自在に取付けられている。さらにカセ
ツト筐体1の前方側左右位置と後方側中央位置と
には、それぞれ2つの貫通孔6と1つの貫通孔7
とが垂直状に設けられている。そしてこれら貫通
孔6,7内にそれぞれプラグ8,9が上下に移動
自在に配置されている。なお貫通孔7とプラグ9
とが本考案に関連するものである。
即ち、第3図に示すように、カセツト筐体1の
後方側中央位置でそのカセツト筐体1の上面1a
には、カセツト誤挿入防止用のV字状凹部11が
形成されており、このV字状凹部11の一端はカ
セツト筐体1の後面1bに開放されている。そし
てV字状凹部11内に前記貫通孔7が設けられて
いる。またV字状凹部11の底部にはカセツト筐
体1の後面1bから貫通孔7へ続く切込溝12が
設けられている。なおこの実施例ではしV字状凹
部11の開き角度θ1は90°になつている。またこ
の実施例におけるカセツト筐体1の厚さhは約33
mm、V字状凹部11の深さdは約4mmである。ま
たカセツト筐体1の後面1bにはラベル貼付用の
浅い凹部13が形成されており、この凹部13の
巾ωは約22mmになつている。
一方、貫通孔7内に配置されるプラグ9は円柱
状に形成され、その上端9aには開き角度θ2
90°となつたV字状溝部15が形成されている。
即ちこのV字状溝部15は前記V字状凹部11と
対応している。またプラグ9の下端9bには水平
状に突出する一対のピン16が形成されている。
そして第1A図及び第1B図に示すように、プラ
グ9は圧縮コイルばね18と共に貫通孔7内に挿
入され、その貫通孔7内で上下に移動自在である
と共に上下軸線の周りに回転自在に構成されてい
る。なお貫通孔7は、上下ハーフ2,3にそれぞ
れ垂直状に一体成形されたプラグ収納部19,2
0により形成されている。そして第1A図に示す
ように、圧縮コイルばね18により上方に押圧付
勢されたプラグ9は、その一対のピン16がプラ
グ収納部19の下端である係止部21にて係止さ
れることにより上段位置で位置決めされ、第1B
図に示すように一対のピン16がプラグ収納部2
0に形成された係止部22にて係止されることに
より下段位置で位置決めされるように構成されて
いる。
上述のテープカセツトによれば、まず第1A図
に示すようにプラグ9が上段位置に切換えられて
いる状態で、このテープカセツトがビデオテープ
レコーダに装着されると、ビデオテープレコーダ
側に設けられている情報検出手段の検出ピン24
は動作せず、情報検出はオフである。
ところで、上述のようにプラグ9が上段位置に
切換えられている際には、そのプラグ9のV字状
溝部15がカセツト筐体1のV字状凹部11と面
一状態に一致しており、プラグ9の上端9aがV
字状凹部11内に突出することはない。従つて、
プラグ9がV字状凹部11のカセツト誤挿入防止
機能に対して邪魔になることは全くない。
そしてこの際、プラグ9の上端9aがV字状凹
部11内に突出していないが、そのV字状凹部1
1の底部には切込溝12が設けられているので、
プラグ9の上端9aを切込溝12を通してカセツ
ト筐体1の後方(第2図で矢印a方向)から見る
ことができ、貫通孔7内においてプラグ9が上段
位置に切換えられていることが極めて簡単かつ確
実に判別できる。
次に、第1A図から第1B図に示すようにプラ
グ9を上段位置から下段位置に切換える際には、
ドライバー等の工具をプラグ9のV字状溝部15
に差込み、そのプラグ9を圧縮コイルばね18に
抗して下方に押圧し、次いでプラグ9を90°回転
させて下端9bの一対のピン16を係止部22に
係止させる。つまり、プラグ9のV字状溝部15
は切換操作用のドライバー等の工具差込溝を兼用
している。そしてこの状態でテープカセツトがビ
デオテープレコーダに装着されると、検出ピン2
4はプラグ9の下端9bに当接して動作し、情報
検出がオンになる。
なお、上述のようにプラグ9が下段位置に切換
えられている際には、プラグ9の上端9aの外周
面を切込溝12を通してカセツト筐体1の後方か
ら見ることができ、貫通孔7内においてプラグ9
が下段位置に切換えられていることが判別でき
る。
次に、第4A図〜第4C図はV字状凹部11の
カセツト誤挿入防止機能を説明するものである。
即ち、このV字状凹部11はカセツトオートチエ
ンジヤーにおいてストツカー(収納棚)に対する
カセツト誤挿入防止に使用されている。第4A図
に示すように、ビデオテープレコーダ26とスト
ツカー27との間でカセツト筐体1を移送する移
送機28によつて、カセツト筐体1がストツカー
27内に収納される際、このカセツト筐体1が正
規の状態にあれば、ストツカー27に設けられた
誤挿入防止機構29の検出部30がV字状凹部1
1内に挿入されるが、屈曲された動作部31がカ
セツト筐体1の後面1bに押圧されるので、誤挿
入防止機構29は回動されて逃げる。従つて、第
4B図に示すようにカセツト筐体1はストツカー
27内に収納される。ところが、第4C図に示す
ようにカセツト筐体1の上下が逆になつている場
合には、誤挿入防止機構29の検出部30がカセ
ツト筐体1の後面1bに当接するので、そのカセ
ツト筐体1が規制されて誤挿入が防止されること
になる。
以上、本考案の一実施例に付き述べたが、本考
案は実施例に限定されることなく、本考案の技術
的思想に基づいて各種の有効な変更が可能であ
る。
例えば、実施例ではV字状凹部の一端をカセツ
ト筐体の後面へ開放させたが、左右両側面の何れ
かへ開放させるようにしても良い。またプラグの
位置決め構造は実施例以外にも各種の構造を用い
ることができる。
なお本考案は、ビデオテープレコーダ用のテー
プカセツトに限定されることなく、各種の情報を
各種の記録又は再生方法によつて記録又は再生す
る各種記録再生装置用のテープカセツトに適用可
能である。
〔考案の効果〕
上述したように本考案によれば、カセツト筐体
に形成したカセツト誤挿入防止用のV字状凹部内
にその誤挿入防止機能を何ら損うことなく貫通孔
を設けてカセツト情報検出用のプラグを配置する
ことが可能になる。それでいて、貫通孔内におけ
るプラグの上下位置をカセツト筐体の側方から極
めて簡単かつ確実に判別することができる。従つ
て、1つのV字状凹部を本来のカセツト誤挿入防
止用と共に、プラグの上下位置判別用にも利用す
ることができ、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をビデオテープレコーダ用のテー
プカセツトに適用した一実施例を示すものであつ
て、第1A図及び第1B図はそれぞれプラグの上
下位置の切換を示す要部の一部断面状態の正面
図、第2図はテープカセツトの斜視図、第3図は
要部の分解斜視図、第4A図〜第4C図はそれぞ
れV字状凹部のカセツト誤挿入防止機能を説明す
る要部の概略断面図である。 なお図面に用いた符号において、1……カセツ
ト筐体、1a……上面、1b……後面、7……貫
通孔、9……プラグ、9a……上端、11……V
字状凹部、12……切込溝、15……V字状溝
部、24……検出ピンである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カセツト筐体に設けた貫通孔内にプラグを上下
    に移動自在に配置し、前記貫通孔内における前記
    プラグの上下位置の切換によつてカセツト情報が
    検出されるように構成したテープカセツトにおい
    て、 一端が前記カセツト筐体の側面に開放されたカ
    セツト誤挿入防止用のV字状凹部をカセツト筐体
    の上面に形成し、このV字状凹部内に前記貫通孔
    を設け、この貫通孔内に配置された前記プラグの
    上端には前記V字状凹部と対応するV字状溝部を
    形成し、前記V字状凹部の底部には前記カセツト
    筐体の側面から前記貫通孔へ続く切込溝を設け、 前記貫通孔内で前記プラグを上段位置に切換え
    た際には、そのプラグの前記V字状溝部を前記V
    字状凹部と面一状態に一致させると共に、そのプ
    ラグの上端を前記切込溝によつて前記カセツト筐
    体の側方から確認し得るように構成したことを特
    徴とするテープカセツト。
JP17481985U 1985-11-13 1985-11-13 Expired JPH0416308Y2 (ja)

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JPS6283285U JPS6283285U (ja) 1987-05-27
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