JPH04163034A - 内面に記号を備えたタイヤの製造法 - Google Patents
内面に記号を備えたタイヤの製造法Info
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- JPH04163034A JPH04163034A JP2286701A JP28670190A JPH04163034A JP H04163034 A JPH04163034 A JP H04163034A JP 2286701 A JP2286701 A JP 2286701A JP 28670190 A JP28670190 A JP 28670190A JP H04163034 A JPH04163034 A JP H04163034A
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Landscapes
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明はタイヤサイズ、品番、製造日等の情報をコード
化して記号としてタイヤの内面に印刷し、製品タイヤの
みならずタイヤ製造工程中の半製品の自動識別が可能で
あり、タイヤの加硫成形時における離型効果に優れ、か
つタイヤ内面とブラダ−との間に存在する空気の排出の
容易な内面に記号を備えたダイヤの製造法に関するもの
である。
化して記号としてタイヤの内面に印刷し、製品タイヤの
みならずタイヤ製造工程中の半製品の自動識別が可能で
あり、タイヤの加硫成形時における離型効果に優れ、か
つタイヤ内面とブラダ−との間に存在する空気の排出の
容易な内面に記号を備えたダイヤの製造法に関するもの
である。
〔従来の技術1
従来タイヤ製造中の中間工程においては、第1段成型ケ
ース、グリーンタイヤを識別し、仕分けをするために、
製造工程中のタイヤに付された標識又はカード等を目視
で判別する方法が行われていた。
ース、グリーンタイヤを識別し、仕分けをするために、
製造工程中のタイヤに付された標識又はカード等を目視
で判別する方法が行われていた。
一方製品タイヤの識別はタイヤのサイドウオールにサイ
ズ、品種等を凹凸文字で鋳出し、その表示を目視によっ
て読取る方法が普通に行われていたが、それらよりも進
歩した方法として、自動的にタイヤの種類を選別するた
めに、タイヤのビード部付近に設けられたバーコードに
光を照射し、その反射光によってバーコードに設けられ
たタイヤの選別情報を読取る方法(特開昭58−367
09号)やタイヤ選別用バーコードをその表面がタイヤ
表面より内側に位置するように配置してレーザー式変位
計によって、変位信号として取出すタイヤの選別装置(
特開昭58−36710号)や、又は予め加硫ゴム成形
体のゴム表面上の特定領域を形成してその上に表面処理
剤を塗布し、ついで表面処理剤を乾燥し、更にその上に
加温された識別マークを転写テープを介して圧接して熱
転写し、識別マークを付与し、該識別マークを光学的自
動読取り装置によって読取るゴム成形体への識別マーク
付与方法の発明がある。(特開昭62−16111号)
更に本出願人による特願平2−9215号(出願日平成
2年1月17日)発明がある。即ち本出願人の特願平2
−9215号発明は製品タイヤだけでなく、タイヤ製造
工程中のタイヤの半製品の識別にも使用し得るタイヤの
インナーライナーの内周面の少なくとも1a所にタイヤ
サイズ、品番、製造日等の情報を幅の異なる線の縞状配
列に表示したバーコードを内面に備えた空気入りタイヤ
及びその製造法を提供するものである。
ズ、品種等を凹凸文字で鋳出し、その表示を目視によっ
て読取る方法が普通に行われていたが、それらよりも進
歩した方法として、自動的にタイヤの種類を選別するた
めに、タイヤのビード部付近に設けられたバーコードに
光を照射し、その反射光によってバーコードに設けられ
たタイヤの選別情報を読取る方法(特開昭58−367
09号)やタイヤ選別用バーコードをその表面がタイヤ
表面より内側に位置するように配置してレーザー式変位
計によって、変位信号として取出すタイヤの選別装置(
特開昭58−36710号)や、又は予め加硫ゴム成形
体のゴム表面上の特定領域を形成してその上に表面処理
剤を塗布し、ついで表面処理剤を乾燥し、更にその上に
加温された識別マークを転写テープを介して圧接して熱
転写し、識別マークを付与し、該識別マークを光学的自
動読取り装置によって読取るゴム成形体への識別マーク
付与方法の発明がある。(特開昭62−16111号)
更に本出願人による特願平2−9215号(出願日平成
2年1月17日)発明がある。即ち本出願人の特願平2
−9215号発明は製品タイヤだけでなく、タイヤ製造
工程中のタイヤの半製品の識別にも使用し得るタイヤの
インナーライナーの内周面の少なくとも1a所にタイヤ
サイズ、品番、製造日等の情報を幅の異なる線の縞状配
列に表示したバーコードを内面に備えた空気入りタイヤ
及びその製造法を提供するものである。
[発明が解しようとする課題]
前記の半製品又は製品に付された識別標識を目視で判別
する方法は仕分は装置或は検査装置を作動させるために
人手により半製品又は製品の表示を識別して手動で作動
スイッチを操作する必要があるため人手を要する。また
多くの情報を符号化して目視によって判断する方法は誤
って読取る恐れがあるなどの問題点がある。他方加硫成
形用金型にバーコードを刻設して製品タイヤの表面に鋳
出す方法ではタイヤの形状が同一でも内部構造の異なる
タイヤ例えばプライ数の異なるタイヤを製造する場合な
どのように内部構造の違いをバーコードで表示するには
同一の金型を使用することができないため、別々の金型
を用意する必要がある。更に該金型によるバーコードの
鋳出し工法や完成したタイヤの表面に識別マークを印刷
する方法の場合は加硫成形前のタイヤの半製品の識別が
不可能であるという更に大きな問題点がある。即ちタイ
ヤ製造工程中の半製品の仕分け、材料管理等を自動化す
るための識別手段として該バーコードを利用することが
できない。
する方法は仕分は装置或は検査装置を作動させるために
人手により半製品又は製品の表示を識別して手動で作動
スイッチを操作する必要があるため人手を要する。また
多くの情報を符号化して目視によって判断する方法は誤
って読取る恐れがあるなどの問題点がある。他方加硫成
形用金型にバーコードを刻設して製品タイヤの表面に鋳
出す方法ではタイヤの形状が同一でも内部構造の異なる
タイヤ例えばプライ数の異なるタイヤを製造する場合な
どのように内部構造の違いをバーコードで表示するには
同一の金型を使用することができないため、別々の金型
を用意する必要がある。更に該金型によるバーコードの
鋳出し工法や完成したタイヤの表面に識別マークを印刷
する方法の場合は加硫成形前のタイヤの半製品の識別が
不可能であるという更に大きな問題点がある。即ちタイ
ヤ製造工程中の半製品の仕分け、材料管理等を自動化す
るための識別手段として該バーコードを利用することが
できない。
そこで本出願人は前記平2−9215号において、チュ
ーブレスタイヤのインナーライナー又はチューブを使用
するタイヤの内周面の少なくとも1個所にタイヤサイズ
、品番、製造日等の情報を幅の異なる線の縞状配列に符
号化して表示したバーコードを内面に備えた空気入りタ
イヤを提供する発明を完成して、グリーンタイヤ及び製
品タイヤの内周面の少なくとも1個所にバーコードが付
されているため、これを自動的に読取り、情報処理装置
を介して半製品の識別、製品タイヤの仕分は装置、検査
装置等を自動制御することによって、製造工程、検査工
程及び在庫管理の大幅な省力化に成功した。
ーブレスタイヤのインナーライナー又はチューブを使用
するタイヤの内周面の少なくとも1個所にタイヤサイズ
、品番、製造日等の情報を幅の異なる線の縞状配列に符
号化して表示したバーコードを内面に備えた空気入りタ
イヤを提供する発明を完成して、グリーンタイヤ及び製
品タイヤの内周面の少なくとも1個所にバーコードが付
されているため、これを自動的に読取り、情報処理装置
を介して半製品の識別、製品タイヤの仕分は装置、検査
装置等を自動制御することによって、製造工程、検査工
程及び在庫管理の大幅な省力化に成功した。
しかしながら上記本出願人の先願発明においては加硫成
形の直前にグリーンタイヤの内面に塗布する離型剤がバ
ーコードの読取り時の誤読の原因にならないように特殊
な離型剤を使用したため、離型剤の本来の使用目的であ
る離型効果及びタイヤ内面とブラダ−との間に挟まれた
空気の排出作用が低下する問題点を生じた。
形の直前にグリーンタイヤの内面に塗布する離型剤がバ
ーコードの読取り時の誤読の原因にならないように特殊
な離型剤を使用したため、離型剤の本来の使用目的であ
る離型効果及びタイヤ内面とブラダ−との間に挟まれた
空気の排出作用が低下する問題点を生じた。
本発明は本出願人の前記先願発明を改良することによっ
て、タイヤの製造には何等支障を来すことなく、製品タ
イヤはもとより、タイヤ製造工程中の半製品に自動識別
可能な記号を付与することによって、高い信頼度で仕分
は及び検査装置を作動させる方法を提供することを目的
とするものである。
て、タイヤの製造には何等支障を来すことなく、製品タ
イヤはもとより、タイヤ製造工程中の半製品に自動識別
可能な記号を付与することによって、高い信頼度で仕分
は及び検査装置を作動させる方法を提供することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段]
前記の目的を達成するために、本発明者等はチューブレ
スタイヤの空気透過防止のためにタイヤ内面に設けられ
たインナーライナー又はチューブを使用するタイヤの内
面にチューブの損傷を防止するために設けられたゴム層
のライナーの原反に予めタイヤの仕様に関する情報の記
号を印刷しておき、その原反を使用してグリーンタイヤ
を組立て、該グリーンタイヤの内面の記号が付されてい
る部分には透明性の離型剤を塗布し、グリーンタイヤの
内面の残余の部分には排気性のよい離型剤を塗布した後
、該グリーンタイヤを加硫成形すれば製品タイヤに何等
の不具合のこともなく、タイヤ製造工程のどの段階でも
記号が付されているので、この記号によって自動的にタ
イヤを識別し、製造工程における仕分け、検査等の自動
化をはかることが可能なことを見出し、本発明を完成す
るに至ったもので、本発明の第一はタイヤ内面にタイヤ
サイズ、品番、製造日等の情報を文字、数字等の配列に
よる記号又はバーコード化した記号を備えたタイヤの製
造方法において、ライナーの原反表面に該ライナーの長
平方向に沿って、円筒形成形体の内面周長よりも短いピ
ッチで幅方向中央部に上記の記号を白色又は明色で印刷
する工程と、該ライナーを裁断してグリーンタイヤに組
込む工程とグリーンタイヤの内部中央部に透明性離型剤
及び内面の残余部分に無機充填剤を含む離型剤を噴霧す
る工程と該グリーンタイヤをタイヤに加硫成形する工程
と該タイヤを検査する工程とを含み、上記工程の少なく
とも何れかにおいて、中間製品又は加硫成形されたタイ
ヤの内面に表示された記号を読取り装置で読取って、該
記号に対応する信号を発して仕分は装置又は検査装置を
作動させる内面に記号を備えたタイヤの製造法であり、
その第二は第一発明に記載された内面に記号を備えたタ
イヤの製造法において、グリーンタイヤのライナーに印
刷された記号の印刷場所を記号検知装置によって検知し
て信号を発し、該記号を受けてグリーンタイヤ内面の透
明性離型剤の噴霧器が作動して透明性離型剤をグリーン
タイヤの記号の部位に噴霧し、記号をε印刷された場所
に予め定められた時間だけ透明性離型剤を噴霧した徒花
11!4霧器か作動を停止する。一方記号検知装置が発
した信号を受けて充填剤含有離型剤噴霧器が作動し、次
の記号検知装置の信号を受けるまで充填剤含有離型剤の
噴霧を続けることによって記号を含み、かつグリーンタ
イヤ回転軸を含む面の2つに区画された内面の上記は透
明性離型剤で被覆された残余の内面の部分が充填剤含有
離型剤で被覆するようになした内面に記号を備えたタイ
ヤの製造法である。
スタイヤの空気透過防止のためにタイヤ内面に設けられ
たインナーライナー又はチューブを使用するタイヤの内
面にチューブの損傷を防止するために設けられたゴム層
のライナーの原反に予めタイヤの仕様に関する情報の記
号を印刷しておき、その原反を使用してグリーンタイヤ
を組立て、該グリーンタイヤの内面の記号が付されてい
る部分には透明性の離型剤を塗布し、グリーンタイヤの
内面の残余の部分には排気性のよい離型剤を塗布した後
、該グリーンタイヤを加硫成形すれば製品タイヤに何等
の不具合のこともなく、タイヤ製造工程のどの段階でも
記号が付されているので、この記号によって自動的にタ
イヤを識別し、製造工程における仕分け、検査等の自動
化をはかることが可能なことを見出し、本発明を完成す
るに至ったもので、本発明の第一はタイヤ内面にタイヤ
サイズ、品番、製造日等の情報を文字、数字等の配列に
よる記号又はバーコード化した記号を備えたタイヤの製
造方法において、ライナーの原反表面に該ライナーの長
平方向に沿って、円筒形成形体の内面周長よりも短いピ
ッチで幅方向中央部に上記の記号を白色又は明色で印刷
する工程と、該ライナーを裁断してグリーンタイヤに組
込む工程とグリーンタイヤの内部中央部に透明性離型剤
及び内面の残余部分に無機充填剤を含む離型剤を噴霧す
る工程と該グリーンタイヤをタイヤに加硫成形する工程
と該タイヤを検査する工程とを含み、上記工程の少なく
とも何れかにおいて、中間製品又は加硫成形されたタイ
ヤの内面に表示された記号を読取り装置で読取って、該
記号に対応する信号を発して仕分は装置又は検査装置を
作動させる内面に記号を備えたタイヤの製造法であり、
その第二は第一発明に記載された内面に記号を備えたタ
イヤの製造法において、グリーンタイヤのライナーに印
刷された記号の印刷場所を記号検知装置によって検知し
て信号を発し、該記号を受けてグリーンタイヤ内面の透
明性離型剤の噴霧器が作動して透明性離型剤をグリーン
タイヤの記号の部位に噴霧し、記号をε印刷された場所
に予め定められた時間だけ透明性離型剤を噴霧した徒花
11!4霧器か作動を停止する。一方記号検知装置が発
した信号を受けて充填剤含有離型剤噴霧器が作動し、次
の記号検知装置の信号を受けるまで充填剤含有離型剤の
噴霧を続けることによって記号を含み、かつグリーンタ
イヤ回転軸を含む面の2つに区画された内面の上記は透
明性離型剤で被覆された残余の内面の部分が充填剤含有
離型剤で被覆するようになした内面に記号を備えたタイ
ヤの製造法である。
本発明の長尺の未加硫のゴムシートよりなるライナーの
原反に記号を印刷するためのインクは未加硫のゴムに対
する印刷特性に優れ白色又はライナーの色を背景にして
よく目立つ黄色、緑色等の明るい色彩の色であり、加硫
工程で流れたり退色したすせず、ゴムとの接着性に優れ
たものであれば特に限定されない。インナーライナーに
記号を印刷する位置はライナーの幅方向の中央部に沿っ
て、ラジアルタイヤの場合には第1段成型された円筒形
の第1成型ケースの内周長の長さより短いピッチで、バ
イアスタイヤの場合には円筒形のグリーンタイヤの内周
長より短いピッチで一定の間隔で繰返し印刷することに
より長手方向のどの位置でライナー原反を裁断して使用
しても第1成型ケース、グリーンタイヤ及び加硫成形さ
れたタイヤの何れのライナー内面にもクラウン中央部に
少なくとも1個の記号が印刷される。
原反に記号を印刷するためのインクは未加硫のゴムに対
する印刷特性に優れ白色又はライナーの色を背景にして
よく目立つ黄色、緑色等の明るい色彩の色であり、加硫
工程で流れたり退色したすせず、ゴムとの接着性に優れ
たものであれば特に限定されない。インナーライナーに
記号を印刷する位置はライナーの幅方向の中央部に沿っ
て、ラジアルタイヤの場合には第1段成型された円筒形
の第1成型ケースの内周長の長さより短いピッチで、バ
イアスタイヤの場合には円筒形のグリーンタイヤの内周
長より短いピッチで一定の間隔で繰返し印刷することに
より長手方向のどの位置でライナー原反を裁断して使用
しても第1成型ケース、グリーンタイヤ及び加硫成形さ
れたタイヤの何れのライナー内面にもクラウン中央部に
少なくとも1個の記号が印刷される。
なおライナーへの記号の印刷の前又は後でライナーを電
子線照射などでライナーゴム組成物の粘度を高めると好
適である。ライナーの粘度を高めれば、加硫成形中のゴ
ムの流れが少なくなり、印刷しである記号が加硫中に崩
れて記号の情報を謬って読取ることが防止される。
子線照射などでライナーゴム組成物の粘度を高めると好
適である。ライナーの粘度を高めれば、加硫成形中のゴ
ムの流れが少なくなり、印刷しである記号が加硫中に崩
れて記号の情報を謬って読取ることが防止される。
加硫成形工程でグリーンタイヤ内に挿入されたブラダ−
が加硫成形中タイヤ内面に接着して加硫成形後ブライダ
ーが取出せなくなるのを防止する目的で、加硫機にタイ
ヤを納める直前にグリーンタイヤに噴材する離型剤に透
明性の離型剤と充填剤を含む離型剤の2種類を使用する
。
が加硫成形中タイヤ内面に接着して加硫成形後ブライダ
ーが取出せなくなるのを防止する目的で、加硫機にタイ
ヤを納める直前にグリーンタイヤに噴材する離型剤に透
明性の離型剤と充填剤を含む離型剤の2種類を使用する
。
透明性の離型剤は離型剤用に調整されたシリコン樹脂エ
マルジョンをベースにしたもので、グリーンタイヤ内面
の記号が印刷されているクラウン中央部に噴霧すること
によって、記号が乱れることなく、記号の上に透明性の
離型剤塗膜か形成される。内面のクラウン中央部以外の
部分にはシリコン樹脂エマルジョンとタルク、マイカ、
クレー等の加硫温度で軟化しない無機充填剤の水分散剤
とを混合した離型剤を噴霧することによって表面に微細
な凹凸のある離型剤塗膜が形成される。加硫機内でグリ
ーンタイヤに挿入したブラダ−をグリーンタイヤの内面
に密着したとき、ブラダ−とグリーンタイヤの間に残存
する微量の空気を上記離型剤塗膜の凹凸部を通して外へ
排出することができ、残存空気が原因となるベア、気泡
入り等の不良品の発生が防止される。
マルジョンをベースにしたもので、グリーンタイヤ内面
の記号が印刷されているクラウン中央部に噴霧すること
によって、記号が乱れることなく、記号の上に透明性の
離型剤塗膜か形成される。内面のクラウン中央部以外の
部分にはシリコン樹脂エマルジョンとタルク、マイカ、
クレー等の加硫温度で軟化しない無機充填剤の水分散剤
とを混合した離型剤を噴霧することによって表面に微細
な凹凸のある離型剤塗膜が形成される。加硫機内でグリ
ーンタイヤに挿入したブラダ−をグリーンタイヤの内面
に密着したとき、ブラダ−とグリーンタイヤの間に残存
する微量の空気を上記離型剤塗膜の凹凸部を通して外へ
排出することができ、残存空気が原因となるベア、気泡
入り等の不良品の発生が防止される。
透明性離型剤及び無機充填剤を含む離型剤に使用される
シリコン樹脂エマルジョンはブラダ−をタイヤ内面に接
着せしめることは全くない。
シリコン樹脂エマルジョンはブラダ−をタイヤ内面に接
着せしめることは全くない。
[実施例]
本発明を実施例によって説明する。
実施例1
乾性油10重量部(以下重量部を単に部と略称する)酸
化チタン顔料100部及び少量の高沸点、瀉剤をペイン
トロールで練って顔料バッチを作り、この顔料バッチを
ゴム100部、硫黄2部、加硫促進剤1部、亜鉛華10
部よりなるゴム組成物をガソリンに溶解した溶液に混合
して白色インクを作る。この白色インクを使用して05
〜10Mradの電子線照射した原反ライラーのタイヤ
にしたとき内表面になる面の幅方向のほぼ中央部にタイ
ヤのサイズ、品番、製造日等の情報を英文字、数字の配
列を組合わせることによってコード化した記号又はほの
異なる短い線を縞状に配列してバーコード化した記号を
長平方向に一定間隔のピッチで繰返し模様のように印刷
して巻取られる。上記のピッチはその製造工程で製造さ
れる最小直径のタイヤの半製品である円筒成型体、即ち
ラジアルタイヤの場合にはドラム成型機を用いて組立て
た第1段成型ケース、バイアスタイヤの場合はグリーン
タイヤの内周長の09〜045倍の長さが選択される。
化チタン顔料100部及び少量の高沸点、瀉剤をペイン
トロールで練って顔料バッチを作り、この顔料バッチを
ゴム100部、硫黄2部、加硫促進剤1部、亜鉛華10
部よりなるゴム組成物をガソリンに溶解した溶液に混合
して白色インクを作る。この白色インクを使用して05
〜10Mradの電子線照射した原反ライラーのタイヤ
にしたとき内表面になる面の幅方向のほぼ中央部にタイ
ヤのサイズ、品番、製造日等の情報を英文字、数字の配
列を組合わせることによってコード化した記号又はほの
異なる短い線を縞状に配列してバーコード化した記号を
長平方向に一定間隔のピッチで繰返し模様のように印刷
して巻取られる。上記のピッチはその製造工程で製造さ
れる最小直径のタイヤの半製品である円筒成型体、即ち
ラジアルタイヤの場合にはドラム成型機を用いて組立て
た第1段成型ケース、バイアスタイヤの場合はグリーン
タイヤの内周長の09〜045倍の長さが選択される。
巻取ったライナー原反はグリーンタイヤ成形工程に送ら
れる。ライナー原反mを巻戻し、通常の方法により所定
の寸法に裁断してタイヤ成形ドラムに巻付ける。その上
にカーカスプライ、サイドウオール、ビードコア等を貼
付け、円筒形の第1段成型ケースを製造し、これをトロ
イダル状に膨径し、更にベルト、トレッドゴム等の部材
を重ねてグリーンタイヤを形成する。グリーンタイヤ成
形工程でインナーライナー原反+11を巻戻す際に、印
刷されている記号を記号読取り装置により読取り、その
情報を記憶装置に入力する。
れる。ライナー原反mを巻戻し、通常の方法により所定
の寸法に裁断してタイヤ成形ドラムに巻付ける。その上
にカーカスプライ、サイドウオール、ビードコア等を貼
付け、円筒形の第1段成型ケースを製造し、これをトロ
イダル状に膨径し、更にベルト、トレッドゴム等の部材
を重ねてグリーンタイヤを形成する。グリーンタイヤ成
形工程でインナーライナー原反+11を巻戻す際に、印
刷されている記号を記号読取り装置により読取り、その
情報を記憶装置に入力する。
次に図面によって実施例1を説明する。
第1図は本発明の成型されたグリーンタイヤに噴霧器
m 、 (5) 、 +5j ′ を使用して離型剤を
塗布する状態を示す。回転台(図示せず)上にグリーン
タイヤ(1)を該クリーンタイヤの両方のビード部 +
21 、 f2)’を所定の間隔を保って回転台の回転
中心と同心円1こ置く、一方ビード部 f2+、 f2
1’間隔の約172の所にグリーンタイヤ口)の内面の
クラウン中央部(3)に先端部を対向して透明性離型剤
噴霧器(4)を回転しない状態で設け、透明性離型剤噴
霧器(4)の上と下に充填剤含有離型剤噴霧器(51,
f5i’を先端部がグリーンタイヤH)の内面幅のビー
ド部からほぼl/4.屯の位置に対向するように設ける
。上記グリーンタイヤfNを載せた回転台を回転させな
がら透明性離型剤噴霧器(4)から透明性離型剤をグリ
ーンタイヤ+11の内面のクラウン中心部(2)に向け
て噴霧し、充填剤含有離型剤噴n器(51,(5)’か
ら無機充填剤を含む離型剤をグリーンタイヤ(1)の内
面のクラウン中央部(3)の外側に向けて噴霧すること
によって、記号の印刷されている中央部は透明性離型剤
の塗膜で、タイヤ内部開口部に近い残余の部分は充填剤
を填剤含有噴霧器(5)の間に透明性離型剤噴霧器(4
)を設け、グリーンタイヤl を回転させてグリーンタ
イヤ(1)の内面クラウン中央部(31には透明性離型
剤、残余の部分には充填剤含侠離型剤で被覆されるよう
に噴霧する。
m 、 (5) 、 +5j ′ を使用して離型剤を
塗布する状態を示す。回転台(図示せず)上にグリーン
タイヤ(1)を該クリーンタイヤの両方のビード部 +
21 、 f2)’を所定の間隔を保って回転台の回転
中心と同心円1こ置く、一方ビード部 f2+、 f2
1’間隔の約172の所にグリーンタイヤ口)の内面の
クラウン中央部(3)に先端部を対向して透明性離型剤
噴霧器(4)を回転しない状態で設け、透明性離型剤噴
霧器(4)の上と下に充填剤含有離型剤噴霧器(51,
f5i’を先端部がグリーンタイヤH)の内面幅のビー
ド部からほぼl/4.屯の位置に対向するように設ける
。上記グリーンタイヤfNを載せた回転台を回転させな
がら透明性離型剤噴霧器(4)から透明性離型剤をグリ
ーンタイヤ+11の内面のクラウン中心部(2)に向け
て噴霧し、充填剤含有離型剤噴n器(51,(5)’か
ら無機充填剤を含む離型剤をグリーンタイヤ(1)の内
面のクラウン中央部(3)の外側に向けて噴霧すること
によって、記号の印刷されている中央部は透明性離型剤
の塗膜で、タイヤ内部開口部に近い残余の部分は充填剤
を填剤含有噴霧器(5)の間に透明性離型剤噴霧器(4
)を設け、グリーンタイヤl を回転させてグリーンタ
イヤ(1)の内面クラウン中央部(31には透明性離型
剤、残余の部分には充填剤含侠離型剤で被覆されるよう
に噴霧する。
上記第1図、第2図においでグリーンタイヤの内面に離
型剤を噴霧する工程で、グリーンタイヤを回転させる代
わりに噴霧器を回転させてもよい。
型剤を噴霧する工程で、グリーンタイヤを回転させる代
わりに噴霧器を回転させてもよい。
更に製品のタイヤを倉庫に搬入、搬出の際に記号を読取
り、在庫管理、帳票印刷を自動的に行うことができる。
り、在庫管理、帳票印刷を自動的に行うことができる。
実施例2
顔料を作成、ライナー原反にタイヤサイズ、品番、製造
日などの情報を配列組合わせたコード化した記号を付し
てグリーンタイヤに形成する工程は実施例1と全く同様
である。グリーンタイヤ形成以後の工程を第3図によっ
て説明する。第3図はグリーンタイヤの中心含む離型剤
の塗膜で被覆することができる。
日などの情報を配列組合わせたコード化した記号を付し
てグリーンタイヤに形成する工程は実施例1と全く同様
である。グリーンタイヤ形成以後の工程を第3図によっ
て説明する。第3図はグリーンタイヤの中心含む離型剤
の塗膜で被覆することができる。
内面に離型剤を塗布されたグリーンタイヤ(1)はその
内面に印刷されている記号の情報を読取り装置で信号に
変換して記憶装置に入力し、予め入力してあった情報と
照合して仕分は装置の作動信号を発し、該作動信号に従
って自動的に仕分け、通常の方法によって加硫成形され
、検査工程に移送される。検査工程では、タイヤ内面の
記号を読取り装置で読取り、その情報を記憶装置に入力
し、予め入力してあった情報と照合して検査の際の過電
、内圧等の測定条件、判定基準を決定して、検査装置に
信号を送り、製品の検査を自動的に行う。
内面に印刷されている記号の情報を読取り装置で信号に
変換して記憶装置に入力し、予め入力してあった情報と
照合して仕分は装置の作動信号を発し、該作動信号に従
って自動的に仕分け、通常の方法によって加硫成形され
、検査工程に移送される。検査工程では、タイヤ内面の
記号を読取り装置で読取り、その情報を記憶装置に入力
し、予め入力してあった情報と照合して検査の際の過電
、内圧等の測定条件、判定基準を決定して、検査装置に
信号を送り、製品の検査を自動的に行う。
第2図は離型剤を噴霧する工程の他の一実施例を示すも
ので、グリーンタイヤ(1)の内面、クラウン中央部(
3)に対向するように充填剤含有離型剤噴霧器(5)を
設け、該噴霧器(5)から噴出される三角錐状の噴霧の
中央部を遮蔽するようにグリーンタイヤ(1)の内面と
充線に沿った断面と離型剤塗布の状態を示す一実施例の
断面図を示す。第3図において(6)はグリーンタイヤ
、 (7)はグリーンタイヤのクラウン部の断面を示し
、グリーンタイヤ(6)の内面(8)の一方のビード部
(9)から他方のビード部(図示せず)迄噴霧ができ、
かつグリーンタイヤ円周方向には幅狭く噴霧するように
調節された透明性離型剤噴霧器(11)及び充填剤含有
離型剤噴霧器(12)が設けられている。グリーンタイ
ヤ(6)は第3図においては時計方向(−)に回転して
いる。グリーンタイヤ内面に印刷されている記号(K)
を記号検知装置(10)で検知して信号を発し、該信号
を受けて透明性離型剤噴霧器fillが作動して透明性
離型剤を噴霧し、記号(K)をEn刷した部分に予め定
められた時間だけ透明性離型剤を噴霧した後作動を停止
する。一方記号検知装置(10)が発した信号を受けて
充填剤含有離型剤噴霧器(12)が作動し、次の記号検
知装置(lO)の信号を受けるまで充填剤含有離型剤(
12)の噴霧を続けることによって、記号fK)を含み
、グリーンタイヤ回転軸を含む面の2つで区画される内
面の部分は透明性離型剤で被覆され、残余内面の部分は
充填剤含有離型剤で被覆される。
ので、グリーンタイヤ(1)の内面、クラウン中央部(
3)に対向するように充填剤含有離型剤噴霧器(5)を
設け、該噴霧器(5)から噴出される三角錐状の噴霧の
中央部を遮蔽するようにグリーンタイヤ(1)の内面と
充線に沿った断面と離型剤塗布の状態を示す一実施例の
断面図を示す。第3図において(6)はグリーンタイヤ
、 (7)はグリーンタイヤのクラウン部の断面を示し
、グリーンタイヤ(6)の内面(8)の一方のビード部
(9)から他方のビード部(図示せず)迄噴霧ができ、
かつグリーンタイヤ円周方向には幅狭く噴霧するように
調節された透明性離型剤噴霧器(11)及び充填剤含有
離型剤噴霧器(12)が設けられている。グリーンタイ
ヤ(6)は第3図においては時計方向(−)に回転して
いる。グリーンタイヤ内面に印刷されている記号(K)
を記号検知装置(10)で検知して信号を発し、該信号
を受けて透明性離型剤噴霧器fillが作動して透明性
離型剤を噴霧し、記号(K)をEn刷した部分に予め定
められた時間だけ透明性離型剤を噴霧した後作動を停止
する。一方記号検知装置(10)が発した信号を受けて
充填剤含有離型剤噴霧器(12)が作動し、次の記号検
知装置(lO)の信号を受けるまで充填剤含有離型剤(
12)の噴霧を続けることによって、記号fK)を含み
、グリーンタイヤ回転軸を含む面の2つで区画される内
面の部分は透明性離型剤で被覆され、残余内面の部分は
充填剤含有離型剤で被覆される。
上記のグリーンタイヤの内面に離型剤を塗布する工程で
グリーンタイヤを回転させる代わりにグリーンタイヤは
静止して記号検知装置(10)と両方の噴霧器fll)
、f121 を回転させてもよい。かくて第3図に示し
た方法によって透明性離型剤及び充填剤含有離型剤がグ
IJ +ンタイヤに合理的に有効に噴霧されるため薬品
の無駄がなく、時間的並びに経済的な効果は大きい。
グリーンタイヤを回転させる代わりにグリーンタイヤは
静止して記号検知装置(10)と両方の噴霧器fll)
、f121 を回転させてもよい。かくて第3図に示し
た方法によって透明性離型剤及び充填剤含有離型剤がグ
IJ +ンタイヤに合理的に有効に噴霧されるため薬品
の無駄がなく、時間的並びに経済的な効果は大きい。
離型剤が塗布されたグリーンタイヤの内面に印刷されて
いる記号の情報を読取り装置で信号に変換して記・l装
置に入力し、予め人力してあった情報と照合して仕分は
装置の作動信号を発し、該作動信号に従って加硫機ごと
に自動的にグリーンタイヤは仕分けられ、通常の方法に
よって加硫成形され、検査工程に移送される。
いる記号の情報を読取り装置で信号に変換して記・l装
置に入力し、予め人力してあった情報と照合して仕分は
装置の作動信号を発し、該作動信号に従って加硫機ごと
に自動的にグリーンタイヤは仕分けられ、通常の方法に
よって加硫成形され、検査工程に移送される。
かくて検査工程ではタイヤ内面の記号を読取り装置で読
取り、その情報を記・l装置に入力し、予め人力してあ
った情報と照合して検査の際の荷重、内圧等の測定条件
、判定基準を決定して、検査装置に信号を送り、製品の
検査を自動的に行うことができる。更に製品のタイヤを
倉庫に搬入、搬出の際に記号を読取り、在庫管理、帳票
印刷を自動的に行うことができる。
取り、その情報を記・l装置に入力し、予め人力してあ
った情報と照合して検査の際の荷重、内圧等の測定条件
、判定基準を決定して、検査装置に信号を送り、製品の
検査を自動的に行うことができる。更に製品のタイヤを
倉庫に搬入、搬出の際に記号を読取り、在庫管理、帳票
印刷を自動的に行うことができる。
[発明の効果]
本発明の効果を纏めると下記の通りである。
(イ) 本発明はグリーンタイヤの内面の記号の部分
には透明性の離型剤を塗布し、内面の残余の部分には排
気性能のよい無機充填剤を含む離型剤を塗布してグリー
ンタイヤを加硫成形するが故に、グリーンタイヤ内面の
記号が最終工程まで乱れることがない。
には透明性の離型剤を塗布し、内面の残余の部分には排
気性能のよい無機充填剤を含む離型剤を塗布してグリー
ンタイヤを加硫成形するが故に、グリーンタイヤ内面の
記号が最終工程まで乱れることがない。
またブラダ−とグリーンタイヤの間に残存する微量の空
気を充填剤を含む離型剤塗膜の凹凸部を通して外部に排
気されるため残存空気が原因となるベア、気泡入り等の
不良品の発生することがない。また離型剤としてシリコ
ン系樹脂エマルジョンを使用しているが故にブラダ−が
タイヤ内面に接着することがないなどの利点がある。
気を充填剤を含む離型剤塗膜の凹凸部を通して外部に排
気されるため残存空気が原因となるベア、気泡入り等の
不良品の発生することがない。また離型剤としてシリコ
ン系樹脂エマルジョンを使用しているが故にブラダ−が
タイヤ内面に接着することがないなどの利点がある。
(ロ) 第3図に示すように記号検知装置によってグリ
ーンタイヤ内面の記号を検知して、透明性離型剤噴霧器
並びに充填剤含有離型剤噴霧器を作動せしめる場合は両
離型剤が合理的、有効に噴霧されるため、薬品の無駄が
なく、かつ時間的、経済的な効果は大きい。
ーンタイヤ内面の記号を検知して、透明性離型剤噴霧器
並びに充填剤含有離型剤噴霧器を作動せしめる場合は両
離型剤が合理的、有効に噴霧されるため、薬品の無駄が
なく、かつ時間的、経済的な効果は大きい。
(ハ) ライナー原反の巻取り又は巻戻し工程の途中
で記号を連続的に印刷することができるので、記号印刷
工程を別途に設ける必要がない。
で記号を連続的に印刷することができるので、記号印刷
工程を別途に設ける必要がない。
(噌 グリーンタイヤ及び製品タイヤの内周面には少
なくとも1個所に記号が付されているため、これを自動
的に読取り、情報処理装置を介して、仕分は装置、検査
装置等を自動制御することによって、これらの工程を自
動化することができ、製造工程、検査工程及び在庫管理
の大幅な省力化を図ることができる。更に資材管理情報
と各部の読取り情報とを結合して、資材、工程中の仕掛
品等の資材管理をコンピューターにより自動化すること
ができる著しい利点がある。
なくとも1個所に記号が付されているため、これを自動
的に読取り、情報処理装置を介して、仕分は装置、検査
装置等を自動制御することによって、これらの工程を自
動化することができ、製造工程、検査工程及び在庫管理
の大幅な省力化を図ることができる。更に資材管理情報
と各部の読取り情報とを結合して、資材、工程中の仕掛
品等の資材管理をコンピューターにより自動化すること
ができる著しい利点がある。
第1図は成型されたグリーンタイヤに噴霧器を使用して
離型剤を塗布する状態を示す一実施例、第2図は離型剤
を噴霧する工程の他の一実施例、第3図はグリm:/タ
イヤの中心線に沿った断面とグリーンタイヤ内側の記号
検知装置を使用した場合の離型剤塗布の状態を示す一実
施例である。 1.6 グリーンタイヤ 2.2’、9 ビード 3.7 クラウン中央部 4.11 透明性離型剤噴霧器 5、 5’、 12 充填剤含有離型剤噴霧器8、グ
リーンタイヤの内面 特許出願人 東洋ゴム工業株式会社 店2り
離型剤を塗布する状態を示す一実施例、第2図は離型剤
を噴霧する工程の他の一実施例、第3図はグリm:/タ
イヤの中心線に沿った断面とグリーンタイヤ内側の記号
検知装置を使用した場合の離型剤塗布の状態を示す一実
施例である。 1.6 グリーンタイヤ 2.2’、9 ビード 3.7 クラウン中央部 4.11 透明性離型剤噴霧器 5、 5’、 12 充填剤含有離型剤噴霧器8、グ
リーンタイヤの内面 特許出願人 東洋ゴム工業株式会社 店2り
Claims (1)
- 1、タイヤ内面にタイヤサイズ、品番、製造日等の情報
を文字、数字等の配列による記号又はバーコード化した
記号を備え、インナーライナーの原反表面に該ライナー
の長手方向に沿って、円筒形成型体の内面周長よりも短
かいピッチで、幅方向中央部に上記の記号を白色又は明
色で印刷する工程と該ライナーを裁断してグリーンタイ
ヤに組込む工程とグリーンタイヤの内面中央部に透明性
離型剤及び内面の残余部分に無機充填剤を含む離型剤を
噴霧する工程と、該クリーンタイヤをタイヤに加硫成形
する工程と該タイヤを検査する工程とを含み、上記工程
の少なくとも何れかにおいて、中間製品又は加硫成形さ
れたタイヤの内面に表示された記号を記号読取り装置で
読取って該記号に対応する信号を発し、仕分け装置又は
検査装置を作動させることを特徴とする内面に記号を備
えたタイヤの製造法。2、請求項1に記載された内面に
記号を備えたタイヤの製造法において、グリーンタイヤ
のライナーに印刷された記号の印刷場所を記号検知装置
によって検知して信号を発し、該信号を受けてグリーン
タイヤ内面の透明性離型剤の噴霧器が作動して透明性離
型剤をグリーンタイヤの記号の部位に噴霧し、記号を印
刷された場所に予め定められた時間だけ透明性離型剤を
噴霧した後該噴霧器が作動を停止する。一方記号検知装
置が発した信号を受けて充填剤含有離型剤噴霧器が作動
して次の記号検知装置の信号を受けるまで充填剤含有離
型剤の噴霧を続けることによって記号を含み、かつグリ
ーンタイヤ回転軸を含む面の2つに区画された内面の上
記透明性離型剤で被覆された残余の内面の部分が充填剤
含有離型剤で被覆されたことを特徴とする内面に記号を
備えたタイヤの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2286701A JPH04163034A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 内面に記号を備えたタイヤの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2286701A JPH04163034A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 内面に記号を備えたタイヤの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04163034A true JPH04163034A (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=17707870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2286701A Pending JPH04163034A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 内面に記号を備えたタイヤの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04163034A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011056812A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | インナーライナー用ポリマーシートの製造方法および空気入りタイヤの製造方法 |
JP2020011486A (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤのハンドリング装置及び方法 |
WO2020022163A1 (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP2286701A patent/JPH04163034A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011056812A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | インナーライナー用ポリマーシートの製造方法および空気入りタイヤの製造方法 |
JP2020011486A (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤのハンドリング装置及び方法 |
WO2020022163A1 (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
JPWO2020022163A1 (ja) * | 2018-07-24 | 2021-08-02 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
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