JPH04163010A - 複合トリムパネルおよびその製法 - Google Patents

複合トリムパネルおよびその製法

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JPH04163010A
JPH04163010A JP2291678A JP29167890A JPH04163010A JP H04163010 A JPH04163010 A JP H04163010A JP 2291678 A JP2291678 A JP 2291678A JP 29167890 A JP29167890 A JP 29167890A JP H04163010 A JPH04163010 A JP H04163010A
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JP
Japan
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base material
foamed plastic
plastic
trim panel
substrate
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JP2291678A
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English (en)
Inventor
David J Bauer
デビッド ジェイ バウワー
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TIP Engineering Group Inc
Original Assignee
TIP Engineering Group Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車の内装に使用されるトリムパネルに
関し、特にはエアバッグ展開開口のための閉鎖パネルに
関する。
(従来の技術) 近年、エアバッグシステムか開発されており、この装置
では、エアバッグと称される折りたたまれたクツション
かインストルメントパネルやステアリングホイールカバ
ーの後ろの収納部に収納され、開口部を通して乗員区画
内にすばやく展開されるように膨張される。閉鎖パネル
は通常前記エアバッグ構成部を保護するために設置され
、前記エアバッグ装置か作動する際には妨害されること
なくすばやく押し開かれねばならない。
この閉鎖パネルは、好ましくは、内装トリムと類似の感
触や外観になるよう調和されるへきである。
多くのトリム構造は、ビニールのような可撓性プラスチ
ック表皮によって覆われたウレタン樹脂またはポリプロ
ピレン樹脂のような発泡プラスチックの下層とからなる
ものを利用している。この発泡プラスチックは、例えば
接着剤によって構造基材に固定される。
一方、構造部材として好適である安価なプラスチックは
ポリエチレン樹脂または低密度プラスチックであるか、
しかしなからこれらのプラスチックは発泡プラスチック
に接合することがむずかしい。
(発明か解決しようとする課題) この発明は自動車内装用トリムピースに好適に用いられ
る複合パネルよりなり、エアパック展開開口の閉鎖部材
について、外表面に構造的(機械的)に結合された発泡
プラスチック層を育する例えばポリエチレン樹脂のよう
な低密度プラスチックの基材を含み、そして一方の、面
を被覆しかつパネルの周縁部を覆うビニールの装飾表皮
を含むものである。この構造的結合は発泡プラスチック
層が基材の透孔を通じて反対側にも成形される構造より
なり、ここでは、発泡プラスチックか基材の一方の側か
ら他方の側へ流通し、その結果基材に発泡プラスチック
外層が構造的に結合するのである。
ビニール表皮はパネル成形品の仕上げのために発泡プラ
スチックに接合される。
基材かエアパック展開開口のための閉鎖部材として用い
られる場合、該基材は、横方向の強度を持たせるために
一方の面から突出する格子状区画および各区画に貫設さ
れた透孔を備えている一体のリブ状パターンを有する。
この発明は、接着剤を必要とすることなく発泡プラスチ
ック層と一体に構造材または基材として用いられる低密
度プラスチックのパネルを成形することかできる利点を
有する。強固な結合は、エアパック展開開口の閉鎖パネ
ルとして用いられることのできるパネルの製造を可能に
する。
(実施例) 以下添付の図面に従ってこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明による複合パネルがインストルメント
パネルのエアバッグ展開開口のための閉鎖部材として装
着された状態を示す自動車内部の部分斜視図、第2図は
第1図に図示された閉鎖部材の拡大した部分背面図、第
3図は第1図の閉鎖部材においてインストルメントパネ
ルを切断した拡大部分横断面図、第4図は第1図から第
3図に図示した閉鎖部材の破断性継ぎ目部分の端面図、
第5図は第1図から第4図に示した前記閉鎖部材を隣接
するインストルメントパネル構造とともに示した拡大断
面図、第6図は発泡プラスチックが成形型に注入され充
満されたこの発明にかかる複合パネルとともに示した成
形型の断面図である。
以下の詳細な説明においては、ある特有の用語が明瞭性
のため用いられ、そして特殊な実施例か米国法35US
C112の要求に従って記述されているか、しかしなが
ら、同一物についてはこれを制限するものではなく、こ
の発明が特許請求の範囲内で多くの形式および多くの変
形を持つ可能性のある限りにおいては限定的に解釈され
るべきてはない。
第1図に示したように、この発明の複合パネルは自動車
の乗員区画16内のインストルメントパネル14に設け
られているエアバッグ展開開口部12の閉鎖パネルlO
として用いられている。
近年、エアバッグ装置が、実用化されており、ステアリ
ングホイールカバーまたはインストルメントパネルの裏
側に折りたたまれたクツションすなわちエアバッグが収
納され、車両か受ける大きな衝撃を感知して瞬時に膨張
される。
収納されたエアバッグを覆うカバーは他から干渉される
ことなく、また美観を損なわないことが必要である。こ
のようなカバーは他の内装トリムと調和されるべきであ
り、触感として類似の質感であることが好ましい。同時
に、強固な構造は、他からの干渉を防止するカバーを提
供するため、およびすばやく押し開かれる際に膨張エア
バッグによってカバーに加えられる大きな圧力に耐える
ために必要である。
インストルメントパネル14の典型的な構造は、金属ま
たは硬質プラスチックの構造基材と、ウレタン樹脂のよ
うな発泡プラスチックの被覆と、ビニールのような可撓
性プラスチックの表皮とからなり、一般的にはこれらは
互いに接合されている。
エアバッグ展開開口の閉鎖パネルのための基材として好
適な低コスト硬質プラスチックは、材料か安価なポリエ
チレン樹脂のような低密度プラスチッつてある。しかし
なから、ポリエチレン樹脂のような低密度プラスチック
に対して発泡プラスチックの接着を完全になすことは困
難である。
この発明の概念によれば、第2図に図示のように、カバ
ーlOにおいて、外側可撓性表皮18がポリエチレン樹
脂のような低密度プラスチックの硬質基材22を被覆す
るのではなく、該表皮が発泡プラスチック層20を被覆
する構成とすることである。基材22は、その内側表面
に「たまごかごJ  (egg crate)形状を形
成する一連の交差状リブ24によって形成される格子状
パターンをもって成形される。これらのリブ24は前記
構造基材22の剛性を増大するために用いられている。
また、上部ヒンジフランジ26と、膨張エアバッグによ
って加えられる圧力によって引張される際に切断される
よう設計された一連のテンションストラップ30を育す
る下部分離フランジ28が基材22と一体に形成されて
いる。
第3図に示すように、上部ヒンジフランジ26はエアバ
ッグキャニスタ−34の上側へボルト32によって固定
されており、前記エアバッグキャニスタ−34は、図示
されない支持部材によって前記インストルメントパネル
14の裏側に取りつけられ、折りたたまれたエアバッグ
36を収納している。
下部分離フランジ28はボルト37によって前記キャニ
スタ−34の下側へ固定されている。テンションストラ
ップ30は、第4図に示したように、狭いノツチ40に
よって適当な破壊力を備えるよう薄肉化されている。こ
の技術は、1988年9月8日に出願された米国特許出
願S、N、241.893に詳細に記述されている。
再び第2図に言及すると、この発明の概念によれば、基
材22は発泡プラスチック体を゛挿通ずる一連の透孔4
2を有して形成されており、モして透孔42内の発泡体
によって表側の層20と一体に結合されている。
第6図は、表皮18と基材がそれらの間の空間に適合さ
れるべきキャビティ58を規定する上型および下型から
なる成形型50を示す。
発泡プラスチックは、注入機54およびランナー56を
経て注入され、透孔42を貫通することにより両側面に
おいて基材22を囲みなからキャビティ58に完全に充
満する。
第5図に示したように、発泡プラスチックは基材22の
周縁部に至り、被覆されかつ発泡層20および44と接
合された表皮18とともにストラップ30をとり囲む。
この構成によって、前記発泡プラスチック層20は極め
て強固な構造的結合によって接着剤を用いることなく基
材22に効果的に固定される。
なお、基材として例えばポリエチレン樹脂のような低コ
スト低密度プラスチックが利用される一方において、類
似の表皮発泡体基材構造がカバーパネルlOおよび隣接
するインストルメントパネル14として用いられること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による複合パネルかインストルメント
パネルのエアバッグ展開開口のだめの閉鎖部材として装
着された状態を示す自動車内部の部分斜視図、第2図は
第1図に図示された閉鎖部材の拡大した部分背面図、第
3図は第1図の閉鎖部材においてインストルメントパネ
ルを切断した拡大部分横断面図、第4図は第1図から第
3図に図示した閉鎖部材の破断性継ぎ目部分の端面図、
第5図は第1図から第4図に示した前記閉鎖部材を隣接
するインストルメントパネル構造とともに示した拡大断
面図、第6図は発泡プラスチックか成形型に注入され充
満されたこの発明にかかる複合パネルとともに示した成
形型の断面図である。 10・・・カバー、18・・・表皮、20・・・プラス
チック発泡層、22・・・硬質基材、24・・・交差状
リプ、44・・・プラスラック発泡層、42・・・透孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、硬質プラスチックのシート状物よりなる基材と、 前記基材に形成された一連の透孔と、 前記基材の一方の表面に形成され、該基材に一体化され
    た発泡プラスチックの外層と、 前記基材の他方の表面に形成され、前記基材に形成され
    た透孔を貫通して前記外層と一体化された発泡プラスチ
    ック体 とからなることを特徴とする複合トリムパネル。 2、請求項第1項のトリムパネルにおいて、前記発泡プ
    ラスチック外層を覆う可撓性プラスチックよりなる表皮
    を含むもの。 3、請求項第2項のトリムパネルにおいて、前記基材が
    該基材の他の表面側から突出する格子状パターンのリブ
    をもって形成され、該格子状パターンを貫通して透孔が
    形成されているもの。 4、請求項第1項のトリムパネルにおいて、基材が低密
    度プラスチックよりなるもの。 5、請求項第4項のトリムパネルにおいて、基材がポレ
    エチレン樹脂からなるもの。 6、請求項第5項のトリムパネルにおいて、前記発泡プ
    ラスチック外層を覆うビニールスキン層を有するもの。 7、硬質プラスチックのパネル基材と、 前記基材の一方の側に形成された発泡プラスチック層と
    、 前記基材に形成された一連の骨格(features)
    と、 前記骨格を被覆してそこに機械的に結合された発泡プラ
    スチック体 とからなることを特徴とする複合トリムパネル。 8、請求項第7項の複合トリムパネルにおいて、前記発
    泡プラスチック外層を覆う表皮を含むもの。 9、車両のトリムピースに形成されたエアバッグの展開
    開口内に装着される閉鎖パネルであって、硬質低密度プ
    ラスチックのシート状物よりなる基材と、 前記基材の外側表面に形成され、該基材に一体化された
    発泡プラスチック外層と、 前記基材の外側に形成された発泡プラスチック外層を覆
    う可撓性プラスチックよりなる表皮と、前記基材に形成
    された一連の透孔と、 前記基材の内側に形成され、前記透孔に充満して前記発
    泡プラスチック外層と一体化された発泡プラスチック体 とからなることを特徴とする複合トリムパネル。 10、開口を有する基材を形成する工程と、発泡プラス
    チックを前記基材の一方の表面および前記開口を通じて
    他方の表面に流通せしめて同時に注入して該基材に発泡
    体層を形成する工程とからなることを特徴とする複合ト
    リムパネルの製法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002210853A (ja) * 2001-01-23 2002-07-31 Inoac Corp 両面に表皮材を有する発泡成形体およびその成形方法
EP1391284A1 (en) * 2002-08-23 2004-02-25 Kasai Kogyo Co., Ltd. Laminated structure and method for manufacturing the same

Cited By (3)

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JP2002210853A (ja) * 2001-01-23 2002-07-31 Inoac Corp 両面に表皮材を有する発泡成形体およびその成形方法
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US7744983B2 (en) 2002-08-23 2010-06-29 Kasai Kogyo Co., Ltd. Laminated structure and method for manufacturing the same

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