JPH0416192Y2 - - Google Patents

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JPH0416192Y2
JPH0416192Y2 JP14007488U JP14007488U JPH0416192Y2 JP H0416192 Y2 JPH0416192 Y2 JP H0416192Y2 JP 14007488 U JP14007488 U JP 14007488U JP 14007488 U JP14007488 U JP 14007488U JP H0416192 Y2 JPH0416192 Y2 JP H0416192Y2
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screw
test
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drive motor
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば、鉄板やH鋼等の金属製の
試験片に対するねじ打込み時の圧力及び時間を計
測する横型ねじ打込み試験機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、上述のねじを試験する試験機としては、
例えば、ボール盤を改良した縦型のねじ試験機が
ある。
この縦型ねじ試験機は、垂直方向に上下動する
駆動モータの回転軸下端部に、基台の上面に固定
した試験片と対向してチヤツクを固定し、このチ
ヤツクに対して試験用ねじを垂直に挟持固定した
後、駆動モータを駆動して試験用ねじを一定回転
数で回転させながら垂直方向に降下させ、駆動モ
ータに取付けた重りの自重を利用して試験用ねじ
を試験片に対して垂直に加圧する構造である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上述の縦型ねじ試験機は、駆動モータ
に取付けた重りの自重を利用して試験用ねじを試
験片に対して加圧するので、ねじ打込み時に於い
て試験片と試験用ねじとの接触により生じる振動
で駆動モータが上下動し、試験用ねじに付与すべ
き打込み加重が振動で変動するため、正確なデー
タが得られないという問題を有していた。
また、試験用ねじに対応してねじ打込み時の加
重を調整する場合、駆動モータに取付けた重りを
異なる重量の重りと交換したり、或いは、重りの
取付け数を増減して加重を調整するので、ねじ打
込み時に於いて試験用ねじの正確な打込み加重を
得ようとする場合、最大打込み加重に近くなるほ
ど重りによる加重の微調整が難しくなり、且つ、
これに対応して重りの取付け数も増加するので、
加重の調整に手間が掛かるという問題点も有して
いた。
この考案の目的は、試験片に対して試験用ねじ
を水平移動して加圧するので、ねじ打込み時に於
いて駆動モータ等の自重による影響を受けず、一
定の圧力でねじ打込み試験を行うことができ、こ
の時の打込み圧力及び打込み時間を計測すること
により、精度の高い正確な打込みデータを得るこ
とができる横型ねじ打込み試験機の提供にある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案の横型ねじ打込み試験機は、基台上面
に試験片を固定するクランプ台を配設し、上記試
験片と相対向する位置に配設した可動台に、一定
回転数で回転する駆動モータを載置固定して、該
駆動モータを試験片の打込み面に対して直交する
方向に水平移動可能に対設し、上記駆動モータの
試験片と対向する回転軸先端部に試験用ねじを挟
持固定するチヤツクを取付け、前記試験片側に駆
動モータを水平移動して、該駆動モータのチヤツ
クに挟持固定した試験用ねじを試験片の打込み面
に対して直角に加圧する加圧手段を設け、上記加
圧手段のねじ打込み時の加圧力を計測する圧力計
器と、前記試験片に対するねじ打込み時間を計時
する計時器を設けた構成である。
(ホ) 作用 この考案は、試験片に対向して駆動モータのチ
ヤツクに試験用ねじを挟持固定した後、駆動モー
タを駆動して試験用ねじを一定回転数で回転さ
せ、同時に、加圧手段を駆動して試験片と相対向
する方向に駆動モータを水平移動させ、加圧手段
により付与される圧力で、試験片の打込み面に対
して試験用ねじを直角方向に加圧して打込むと共
に、この打込み完了時に於いて、試験片に対する
試験用ねじの打込み時の圧力が圧力計時器により
測定され、且つ、ねじ打込み時に要した時間が計
時器により計時され、この圧力計時器で測定され
た圧力値を打込み圧力として記録し、計時器で計
時された時間を打込み時間として記録する。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、試験片に対して試験用ねじ
を水平移動して加圧するので、ねじ打込み時に於
いて駆動モータ等の自重による影響を受けず、一
定の圧力でねじ打込み試験を行うことができ、こ
の時の打込み圧力及び打込み時間を計測すること
により精度の高い正確な打込みデータを得ること
ができる。
しかも、加圧手段の圧力を任意に可変してねじ
打込み時の加圧力を調整するので、試験用ねじに
対応した圧力設定が簡単且つ容易に行え、従来の
縦型ねじ試験機のように重りを交換する必要がな
く、試験作業の能率アツプを図ることができる。
(ト) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面はねじの打込み時間及び圧力を測定する横
型ねじ打込み試験機を示し、第1図及び第2図に
於いて、この横型ねじ打込み試験機1は、作業台
等(図示省略)に接地する基台2の上面左側部に
クランプ台3を固定し、このクランプ台3の正面
部に水平固定した上下一対の支持部材4,4間
に、鉄板やアルミニウム板等の試験片5を垂直に
固定する。
上述の各支持部材4,4は、第3図にも示すよ
うに、クランプ台3の正面部に各支持部材4,4
の基端部を各ボルト6,6で固定して、試験片5
の板幅に対応して上下間隔を調節可能に設けてお
り、これら各支持部材4,4の先端部には各支持
片7,7を各ボルト8,8を夫々固定して、これ
ら各支持部材4,4の先端部と各支持片7,7と
の間に試験片5の上下縁部を挟持固定する。
前述の基台2の上面中央部には、第1図にも示
すように、クランプ台3に固定した試験片5と相
対向して可動台9を配設しており、この可動台9
は、上面に立設した取付け板9aに一定回転数で
回転する駆動モータ10を固定すると共に、基台
2の上面中央部に敷設したガイドレール11にブ
ラケツト12を介して摺動可能に係合している。
一方、上述の可動台9に立設した取付け板9a
に、基台2の上面左側部に固定したエアシリンダ
13のシリンダロツド端部を連結して、このエア
シリンダ13の作動により、前述のクランプ台3
に固定した試験片5の打込み面に対して直交する
方向に可動台9を水平移動する。
上述の駆動モータ10には、前述のクランプ台
3に固定した試験片5と対向する回転軸10aの
先端部にチヤツク14を取付け、このチヤツク1
4には、試験片5の打込み面に対して試験用ねじ
15を直交する方向に挟持固定する。
前述の基台2の側面中央部にはストローク調節
ノブ16を回動操作可能に軸支しており、このス
トローク調節ノブ16の基端部に刻設したギヤ1
6aを、可動台9の下面側前部に刻設したラツク
9bに噛合して、ストローク調節ノブ16の回動
操作によりギヤ16a及びラツク9bを介して可
動台を試験片5と対向する方向に水平移動する。
一方、上述の可動台9の打込み完了停止位置
は、第2図に示すように、駆動モータ10のチヤ
ツク14に挟持固定した試験用ねじ15の先端部
と、クランプ台3に固定した試験片5の打込み面
とが当接する位置を基準として、試験用ねじ15
の全長より短く、試験片5に対して試験用ねじ1
5が所定寸法打ち込まれる間隔に、可動台9の下
面側後部の垂下片9cに螺合したストローク設定
ボルト17を回動して、基台2の側面部に固定し
たリミツトスイツチ18の作動ピン18aと、ス
トローク設定ボルト17の先端部との間隔を設定
する。
前述の基台2側部にはコンプレツサー(図示省
略)と接続されたサージタンク19を配設してお
り、このサージタンク19のアウトポートには、
計測した加圧エアの圧力値をキログラムとポンド
で表示するエア圧力計20と、供給チユーブ21
とを夫々接続し、この供給チユーブ21をエアシ
リンダ13の側部に配設した電磁切換弁22のイ
ンポートに接続すると共に、この電磁切換弁22
のイン・アウト兼用の各ポートに夫々接続した各
チユーブ23,23を、エアシリンダ13の両端
部に設けた各ポートに接続している。
前述の駆動モータ10と、リミツトスイツチ1
8と、電磁切換弁22は、基台2側部に配設した
制御部24と接続され、操作パネルにはねじ打込
みに要した時間を計時するタイマ25と、各要部
を制御するスタートボタン26と、リセツトボタ
ン27と、ストツプボタン28とを配設してい
る。
図示実施例は上記の如く構成するものとして以
下作用動作を説明する。
先ず、クランプ台3に垂直固定した試験片5に
対向して、駆動モータ10のチヤツク14に試験
用ねじ15を挟持固定した後、第2図に示すよう
に、基台2側面に軸支したストローク調節ノブ1
6を回動操作して可動台9を試験片5側に水平移
動させ、チヤツク14に挟持固定した試験用ねじ
15を、クランプ台3に固定した試験片5の打込
み面に当接する。
なお、上述の作動位置設定時にはエアシリンダ
13が大気解放状態に切換えられているので、シ
リンダロツドを手動で摺動させることができ、ス
トローク調節ノブ16の回動操作により可動台9
の移動が可能となる。
この当接位置を基準として、試験片5に対して
試験用ねじ15が所定寸法打ち込まれる間隔に、
ストローク設定ボルト17を回動して、リミツト
スイツチ18の作動ピン18aと、ストローク設
定ボルト17の先端部との間隔を設定する。
次に、コンプレツサー(図示省略)を駆動して
サージタンク19内に加圧エアを供給し、エア圧
力計20で表示されるタンク内の加圧エアの圧力
値を所定値に設定した後、制御部24のスタート
ボタン26をON操作することで、駆動モータ1
0が駆動して挟持固定した試験用ねじ15を、例
えば約2000rpm〜4000rpmで高速回転させ、同時
に、電磁切換弁22が供給・排気を自動的に切換
作動して、サージタンク19内の加圧エアをエア
シリンダ13の基端部ポートに供給し、先端部ポ
ートより加圧エアを排気して、可動台9を試験片
5と相対向する方向にサージタンク19に圧入し
た加圧エアの圧力で水平移動させる。
一方、ねじ打込み開始と同時にタイマ25が自
動的に駆動して試験用ねじ15の打込みに要する
時間を計時し、サージタンク19よりエアシリン
ダ13内に供給される加圧エアの圧力によつて、
高速回転する試験用ねじ15をクランプ台3に固
定された試験片5に対して打込む。
第3図に示すように、クランプ台3に固定した
試験片5に対して試験用ねじ15が所定寸法打込
まれると、可動台9に螺合したストローク設定ボ
ルト17の先端部がリミツトスイツチ18の作動
ピン18aに当接し、リミツトスイツチ18より
出力される停止信号に基づいて、制御部24は電
磁切換弁22の供給・排気を自動的に停止し、同
時に、駆動モータ10の駆動を停止し、さらにタ
イマ25も停止する。
この打込み完了時に於いて、試験片5に対する
試験用ねじ15の打込みに要した時間はタイマ2
5で計時して表示され、この計時数値を打込み時
間として記録し、且つ、ねじ打込み時の圧力はサ
ージタンク19のエア圧力計20にキログラム及
びポンドで表示され、双方又は一方の圧力値を打
込み圧力として記録する。
次に、駆動モータ10のチヤツク14より試験
用ねじ15を取外した後、リセツトボタン27を
ON操作するとタイマ25の時間が0設定され、
同時に、制御部24は電磁切換弁22の供給・排
気を自動的に切換作動して、エアシリンダ13の
先端部ポートに加圧エアを供給し、基端部部ポー
トより加圧エアを排気して、可動台9を試験片5
と離間する方向に水平移動させ、第1図に示す初
期位置に待機させ、次に試験する試験用ねじ15
をチヤツク14に取付ける。
このようにクランプ台3に固定した試験片5の
打込み面に対して、駆動モータ10のチヤツク1
4に挟持固定した試験用ねじ15をエアシリンダ
13内に供給される加圧エアの圧力により水平移
動して加圧するので、ねじ打込み時に於いて駆動
モータ等の自重による影響を受けず、一定の圧力
でねじ打込み試験を行うことができ、この打込み
時に於いてエア圧力計20に表示される打込み圧
力、及び制御部24のタイマ25に計時される打
込み時間を計測することにより精度の高い正確な
打込みデータを得ることができる。
しかも、エアシリンダ13内に供給される加圧
エアの圧力値を任意に可変してねじ打込み時の加
圧力を調整するので、試験用ねじ15に対応した
圧力設定が簡単且つ容易に行え、従来の縦型ねじ
試験機のように重りを交換する必要がなく、試験
作業の能率アツプを図ることができる。
この考案の構成と、上述の実施例との対応に於
いて、 加圧手段は、エアシリンダ13と、サージタン
ク19と、電磁切換弁22とに対応し、 以下同様に、 加圧力計時器は、エア圧力計20に対応し、 計時器は、タイマ25に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
例えば、上述の可動台9に油圧シリンダ(図示
省略)を連結し、この油圧シリンダ内に供給され
る油圧油を利用して試験用ねじ15を試験片5に
打込むもよく。
また、この油圧シリンダに供給される油圧油の
油圧を油圧ケージで測定して、ねじ打込み時の圧
力データとして記録するもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は横
型ねじ打込み試験機の側面図、第2図は可動台の
移動状態を示す側面図、第3図はねじ打込み状態
を示す試験片及び試験用ねじの拡大縦断側面図で
ある。 1……横型ねじ打込み試験機、2……基台、3
……クランプ台、5……試験片、9……可動台、
10……駆動モータ、10a……回転軸、13…
…エアシリンダ、14……チヤツク、15……試
験用ねじ、20……エア圧力計、25……タイ
マ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基台上面に試験片を固定するクランプ台を配設
    し、 上記試験片と相対向する位置に配設した可動台
    に、一定回転数で回転する駆動モータを載置固定
    して、該駆動モータを試験片の打込み面に対して
    直交する方向に水平移動可能に対設し、 上記駆動モータの試験片と対向する回転軸先端
    部に試験用ねじを挟持固定するチヤツクを取付
    け、 前記試験片側に駆動モータを水平移動して、該
    駆動モータのチヤツクに挟持固定した試験用ねじ
    を試験片の打込み面に対して直角に加圧する加圧
    手段を設け、 上記加圧手段のねじ打込み時の加圧力を計測す
    る圧力計器と、 前記試験片に対するねじ打込み時間を計時する
    計時器を設けた 横型ねじ打込み試験機。
JP14007488U 1988-10-26 1988-10-26 Expired JPH0416192Y2 (ja)

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JP14007488U JPH0416192Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26

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JP14007488U JPH0416192Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26

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JPH0260841U JPH0260841U (ja) 1990-05-07
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JP14007488U Expired JPH0416192Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26

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