JPH04161564A - コンクリート壁体のロッド引抜き穴へのグラウト充填方法 - Google Patents

コンクリート壁体のロッド引抜き穴へのグラウト充填方法

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JPH04161564A
JPH04161564A JP28190190A JP28190190A JPH04161564A JP H04161564 A JPH04161564 A JP H04161564A JP 28190190 A JP28190190 A JP 28190190A JP 28190190 A JP28190190 A JP 28190190A JP H04161564 A JPH04161564 A JP H04161564A
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grout
hose
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out hole
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スリップフオーム工法において、コンクリー
ト壁体内に残留するロッド抜き跡の引抜き穴にグラウト
を注入する場合に適用されるコンクリート壁体のロッド
引抜き穴へのグラウト充填方法に関する。
(従来の技術) 従来、建設される構築物の壁体内部にあたる位置に予め
ロッドを立設しておき、このロッドに支持させた型枠を
次第に上方に引上げつつ型枠内にコンクリートを打設し
てコンクリート構築物を施工する、スリップフオーム工
法(スライディングフオーム工法または滑動型枠工法と
も呼ばれる)と称される技術が知られている。
そして、建設された構築物のコンクリート壁体から施工
後に上述のロッドを引抜き、このロッド抜き跡であるロ
ッド引抜き穴にモルタル等のグラウドを注入することに
よって、コンクリート壁体の強度向上を確保することも
知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このようなコンクリート壁体のロッド引抜き
穴へのグラウト充填方法として、コンクリート壁体の下
側部分に、ロッド引抜き穴の底部へ連通させてグラウト
充填用の開口部を形成し、この開口部からグラウト注入
装置でグラウトを注入して、引抜き穴にその底部から頂
部へ向かってグラウトを充填する方法か知られている(
特公昭6 ]、−1−7994号公報)。    LC
QC−(// ’; −しかしなから、このような従来
の方法では、高所となる引抜き穴の頂部までグラウトを
注入するために、グラウト注入装置を構成する圧力ポン
プ等として能力の高いものか必要となるという問題があ
った。
またこのグラウト注入装置とグラウト充填用の開口部と
の間に水平管や組手等か必要であり、加えてこれら管や
継手に対しても高い強度が要求されて、グラウト注入シ
ステムか相当大掛かりなものとなってしまう問題かあっ
た。
さらに、グラウト注入作業中に、コンクリート壁体下側
部分に形成した開口部からグラウトか漏洩する等の不具
合が生しるおそれもあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、簡易
な装置で容易かつ能率よくグラウトの注入作業か行え、
漏洩等の不具合も生じないコンクリート壁体のロッド引
抜ぎ穴へのグラウト充填方法を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、スリップフオーム工法により構築されたコン
クリート壁体内にその頂部から底部に亘って高さ方向に
残留するロット引抜き穴ヘゲラウドを充填するための方
法において、上記コンクリート壁体の頂部から上記ロッ
ド引抜き穴の底部にホースを挿入し、該ホースを介して
上記ロッド引抜き穴にグラウトを注入するようにしたこ
とを特徴とする。
また上記ホースは、上記ロッド引抜き穴へのグラウトの
注入に従って順次上方へ、あるいは上記ロッド引抜き穴
へのグラウトの充填後上方へ引き」二げることを特徴と
する。
(作 用) 本発明によれば、コンクリート壁体の頂部からロット引
抜ぎ穴の底部にホースを挿入し、このホースを介してグ
ラウトをロット引抜き穴に注入するので、特別な管や継
手を必要としないと共に、グラウト注入のために特に高
い圧力を必要とせす、簡易な装置で容易に、かつ能率よ
く、グラウトの注入作業が行える。また、ロッド引抜き
穴に対してその高さ方向上方から下方へ単にグラウトを
注入するたけなので、従来のようにコンクリート壁体の
下側部分に形成した開口部から上方へ向かって注入する
のと異なり、作業中にグラウトが漏洩する等の不具合も
生じない。
なお、ホースを、グラウトの注入に従って順次上方へ引
上げるようにすれば、充填終了とともにホースの引上げ
も完了するので、後処理か容易である。また、グラウト
充填後にホースを上方に引上げるようにしてもよく、こ
のようにすればより簡単に充填作業を実施することかで
きる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本実施例によるグラウト充填状態を示している
本実施例は基本的には、スリップフオーム工法により構
築されたコンクリート壁体1内にその頂部から底部に亘
って高さ方向に残留するロッド引抜き穴2ヘゲラウドを
充填するための方法において、コンクリート壁体1の頂
部からロッド引抜き穴2の底部にホース4を挿入し、ホ
ース4を介してロッド引抜き穴2にグラウトを注入する
ようにしている。この際ホース4は、ロッド引抜き穴2
へのグラウトの注入に従って順次上方へ引き上げるよう
にしても良いし、ロッド引抜き穴2へのグラウトの充填
後上方へ引き上げるようにしても良い。
第1図において、]はスリップフォーム工法により施工
されたコンクリート壁体であり、その内部にはロッドの
引抜き跡であるロッド引抜き穴2が上下方向全体に亘っ
て形成されている。
グラウトの注入に際しては、コンクリート壁体1を含む
構築物の上部に、グラウト注入装置としてのグラウト注
入ポンプ3を予め用意するとともに、このグラウト注入
ポンプ3にグラウト充填用のホース4を接続する。
そして、コンクリート壁体1の頂部からロッド引抜き穴
2の底部にホース4を挿入し、このホース4を介してグ
ラウト注入ポンプ3からモルタル等のグラウトをロッド
引抜き穴2に連続的に注入する。
なお、ホース4は、図示しない巻上げ装置等によって、
例えばグラウト注入量に応じて次第に上方に引上げるよ
うにする。
但し、ホース4の引上げは、グラウト充填後に行っても
よい。この場合には、ホース4の引抜き後にホース4の
体積分たけグラウト充填量が不足するので1.その分だ
け追加充填する。
以上の本実施例、方法によると、コンクリート壁体1の
頂部からロッド引抜き穴2の底部にホース4を挿入し、
このホース4を介してグラウト注入ポンプ3からグラウ
トをロッド引抜き穴2に連続的に注入するので、ロッド
引抜き穴2にその高さ方向上方から下方へ単にグラウト
を注入するたけで良く、従来方法のような高能力のポン
プ等高性能のグラウト注入装置を必要とすることもなく
、また特別な開口部を形成したり、高強度の管や継手等
を使用する必要もない。したがって、簡易な装置で容易
に、かつ能率よく、グラウトの注入作業が行える。
また、従来のようにコンクリート壁体の下側部分に形成
した開口部を利用して注入作業を行う場合と異なり、グ
ラウトが作業中に漏洩する等の不具合も生じることがな
く、作業が円滑に行える。
なお、ホース4を、グラウトの注入に応じて次第に引上
げるようにすれば、充填作業終了とともにホース4の引
上げも完了するので、後処理が容易である。
また、グラウト充填後にホース4を上方に引上げるよう
にしても良く、この場合にはより作業を簡素化すること
ができる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、コンクリート壁体の頂部
からロッド引抜き穴の底部にホースを挿入し、このホー
スを介してグラウトをロッド引抜き穴に注入するように
したので、グラウトの注入に際し、グラウトを単に上方
から下方へ向かって注入する簡易な装置で容易に、かつ
能率よく、グラウトの注入作業が行える。また、コンク
リート壁体の下側部分の開口部からグラウトを注入する
従来と相違し、作業中にグラウトが漏洩する等の不具合
も生じない。
さらに、ホースを、グラウトの注入に従って順次上方へ
引上げるようにすれば、充填作業終了とともにホースの
引上げも完了することができるので、後処理が容易であ
る。他方、グラウト充填後にホースを上方に引上げる場
合には、充填作業におけるホース引上げ作業の管理等を
省略でき、注入作業をより簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図である。 1・・・コンクリート壁体 2・・・ロッド引抜き穴4
・・・ホース 特許出願人       株式会社 大 林 組代 理
 人       弁理士 −色 健 軸間     
    弁理士 松 本 雅 利−1〇 − 第1図 □−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スリップフォーム工法により構築されたコンクリ
    ート壁体内にその頂部から底部に亘って高さ方向に残留
    するロッド引抜き穴へグラウトを充填するための方法に
    おいて、上記コンクリート壁体の頂部から上記ロッド引
    抜き穴の底部にホースを挿入し、該ホースを介して上記
    ロッド引抜き穴にグラウトを注入するようにしたことを
    特徴とするコンクリート壁体のロッド引抜き穴へのグラ
    ウト充填方法。
  2. (2)上記ホースを、上記ロッド引抜き穴へのグラウト
    の注入に従って順次上方へ引き上げることを特徴とする
    請求項1記載のコンクリート壁体のロッド引抜き穴への
    グラウト充填方法。
  3. (3)上記ホースを、上記ロッド引抜き穴へのグラウト
    の充填後上方へ引き上げることを特徴とする請求項1記
    載のコンクリート壁体のロッド引抜き穴へのグラウト充
    填方法。
JP28190190A 1990-10-22 1990-10-22 コンクリート壁体のロッド引抜き穴へのグラウト充填方法 Expired - Lifetime JP2629438B2 (ja)

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JPH04161564A true JPH04161564A (ja) 1992-06-04
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