JPH04160676A - データベース検索システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリレーショナルデータベースのデータを検索す
るデータベース検索システムに関する。

〔従来の技術〕

従来のデータベース検索システムには、対象とする情報
を、データモデルの−っである関係モデルで表現したデ
ータベース、すなわちリレーショナルデータベースとし
て記憶手段（例えば補助記憶装置）に格納し、その記憶
手段がら検索条件に適合するレコードを検索できるよう
にしたものがある。

このリレーショナルデータベースのデータ検索において
は、ユーザは、Ｓ　Ｑ　Ｌ　（Ｓｔｒｕｃｔｕｒｅｄ　
Ｑｕｅｒｙ　Ｌａｎｇｕａｇｅ　：構造化照会言語）な
どのデータベース検索言語を使用して、データベースに
対するアクセス（データの検索、修正／削除等）を要求
することができ、例えば、前記ＳＱＬを使用して、検索
対象となるテーブルを示すデータと、レコードの検索条
件とを与えて、上記リレーショナルデータベースのデー
タを検索していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、上記従来のデータベース検索システムでは、
あるテーブルと他のテーブル間に参照制約が定義されて
いた場合に、検索対象テーブルとしであるテーブルと、
レコードの検索条件とを指定した際には、与えられた条
件（検索対象テーブルと検索条件）に適合するレコード
のみしか検索することができず、定義されている参照制
約を示す情報を検索す、該検索した参照制約に基づく他
のテーブルに登録されているレコードを検索することが
できなかった。

従って、検索によって得られたレコードを基に、該レコ
ードに関連するデー、夕つまり他のテーブルに登録され
ているレコードを辿っていくことができないという問題
があった。

この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、検
索された元のレコードと関連するレコードを検索するこ
とのできるデータベース検索システムを提供することを
目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、この発明のデータベース検索
システムは、定義されたテーブル間の参照制約を示す参
照制約情報を含むリレーショナルデータベースを記憶す
る記憶手段と、前記リレーショナルデータベースの要素
である検索対象のテーブルに関係する前記参照制約情報
を前記記憶手段から検索する参照制約検索手段と、前記
検索対象のテーブルに登録されている対象のレコードと
、前記参照制約検索手段により検索された前記参照制約
情報とに基づき、前記対象のレコードと関連するレコー
ドを、前記記憶手段か′ら検索するレコード検索手段と
を具えている。

〔作用〕

この発明のデータベース検索システムによれば、検索条
件に適合して検索されたレコードと、そのレコードが属
する検索対象のテーブルに関係する参照制約とに基づい
て、当該検索された元のレコードと関連する他のテーブ
ルに属するレコードが検索される。

従って、検索された元のレコードからそのレコードと関
連するレコードへと、容易に辿ることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図乃至第９図を参照して説
明する。

′第１図は本発明に係るデータベース検索システムの一
実施例を構成図で示したものである。

同図において、データベ−ス検索システムは、リレーシ
ョナルデータベース］１と、処理装置１２と、記憶部１
３と、入出力装置１４とを有して構成されている。

リレーショナルデータベース１１には、テーブル（表）
群からなるリレーショナルデータ（関係データ）、定義
されたテーブル間の参照制約を示す情報（以下、参照制
約情報という）が格納されている。

処理装置１２において、参照制約検索手段１２Ａは、表
示要求に応じて検索対象のテーブルに関係する参照制約
情報を、リレーショナルデータベース１１から検索し、
この検索結果を入出力装置１４へ出力する。

一方、レコード検索手段１２Ｂは、検索対象のテーブル
を示すデータとレコードの検索条件とが与えられると、
これらの情６報に適合するレコードを、リレーショナル
データベース１］から検索する。また、検索されたレコ
ード中の所望のレコードと、そのレコードが属する検索
対象のテーブルに関係する参照制約（参照制約検索手段
１２Ａによって検索された参照制約）の中から選択され
た参照制約とに基づき、上記リレーショナルデータベー
ス１１から、前記所望のレコードと関連する他のテーブ
ルに属するレコードを検索する。

上記検索された各レコードは、入出力装置１４に入力さ
れる。

さらに、テーブルの操作として、選択（セレクション）
、射影（プロジェクション）、結合（ジョイン）の３つ
の基本機能を有している。なお、この３つの基本機能は
、周知技術であるので、この実施例では説明を省略する
。

記憶部１３には、レコード検索手段１．２Ａによって検
索されたレコード、参照制約検索手段１２Ｂによって検
索された参照制約情報が格納される。

入出力装置１４は、キーボード、マウスから構成される
装置 等の表示装置（図示せぬ）とから構成されており、入力
装置は、上記ＳＱＬ　（構造化照会言語）を用いて、デ
ータベースの検索を行ったり、各種の指令や各種のデー
タの入力を行ったりするものであり、一方、表示装置は
、処理装置１２からの検索結果や、ウィンドウ等の出力
情報を表示するものである。

なお、処理装置１２、記憶部１３、入出力装置１４は、
バス１５に接続されており、処理装置１２は、バス１５
を介して、記憶部１３、入出力装置１４を制御する。

さて、ここに、リレーショナルデータベース１１に格納
されているリレーショナルデータを、第２図乃至第５図
に示す。

第２図は、主キーとしての名前２１と社員番号（社員Ｎ
ｏ）２２とグループ名２３とが対応付けされている雇用
テーブル（以下、ＥＭＰテーブルという）２０の一例を
、第３図は、主キーとしての社員番号（社員Ｎｏ）３１
と給料３２とが対応付けされている給料テーブル３０の
一例を、第４図は、主キーとしての社員番号（社員Ｎｏ
）４１と電話番号４２とが対応付けされている電話番号
テーブル４０の一例を、第５図は、主キーとしてのサブ
グループ名５］とサブグループリスト５２とが対応付け
されているサブグループリストテーブル５０を、それぞ
れ示している。

この実施例では、上記テーブル群には、次に示す参照制
約が定義されている。

すなわち、 ■［給料（社員Ｎｏ）−ＥＭＰ（社員Ｎｏ）Ｊ■［電話
番号（社員Ｎｏ）−ＥＭＰ（社員ＮＯ）」■ｒＥＭＰ　
（サブグループ名）→ サブグループリスト（サブグループ名）」なお、上記■
に示した参照制約においては、給料テーブル３０の社員
番号３１（第３図参照）が参照元であり、ＥＭＰテーブ
ル２０の社員番号２２（第２図参照）が参照先・であり
、また上記■に示した参照制約においては、電話番号テ
ーブル４０の社員番号４１（第４図参照）が参照元であ
り、ＥＭＰテーブル２０の社員番号２２（第２図参照）
が参照先であり、さらに、上記■に示した参照制約にお
いては、ＥＭＰテーブル２０のサブグループ名２３（第
２図参照）が参照元であり、サブグループリストテーブ
ル５０のサブグループ名５］（第５図参照）が参照先で
ある。

次に、上述した構成において、データベース検索システ
ムのデータベース′検索処理動作を説明する。

なお、第６図乃至第８図は、データベース検索処理の処
理過程を説明するための図を示しており、第９図は、デ
ータベース検索処理動作を示すフローチャートを示して
いる。

第９図において、ユーザが、第６図に示される、ウィン
ドウ６０の検索対象テーブル指定領域６１と検索条件指
定領域−６２とに、それぞれ検索対象テーブルとしてｒ
ＥＭＰＪと、レコードの検索条件として「サブグループ
＝ＶＩ３ＧＪを指定ずると（ステップ１０１）、レコー
ド検索手段１．　２　Ｂは、指定された検索対象テ．−
ブルと検索条件とを基に、リレーショナルデータベース
１１から、該当するレコードを検索するとともに（ステ
ップ１０２）、該検索結果を入出力装置１４に出力する
。

入出力装置１４では、検索されたレコードをユーザに分
かる形で表示する（ステップ１０３）。

この例では、第２図に示したＥＭＰテーブル２０に登録
されているレコード群の中がら検索条件に適合するレコ
ードが検索されて、第６図に示されるように、ウィンド
ウ６０の検索結果表示領域６３に、検索結果としてのレ
コードＲ１、Ｒ２、・・・、Ｒｎが表示される。検索結
果表示領域６３に表示された各レコードの内容は、第６
図に示すように、［名前、社員番号、グループ名」とな
っている。

検索結果が表示されると、参照制約検索手段１一　　　
１　０　　一 ２Ａは、表示されているレコード（レコード群）の中か
らユーザによって所望のレコードが選択されたか否かを
判断しくステップ１０４）、選択された場合は、ユーザ
からの参照制約の表示要求があるか否かを判断する（ス
テップ１０５）。

ここで、表示要求がない場合には、要求があるまで待機
し、一方、参照制約の表示要求がある場合は、既に選択
されている所望のレコードが属するテーブル（つまり、
検索対象テーブル）に関係する参照制約情報を、リレー
ショナルデータベース１１から検索し、その検索した参
照制約情報を、入出力装置１４へ出力する。入出力装置
１４では、入力された参照制約情報をユーザに分かる形
で表示する（ステップ１０６）。

第７図に、上記検索結果表示領域６３に表示されている
レコードＲ１が選択され、さらに参照制約の表示要求が
行われた場合に、上記入出力装置１４に表示される参照
制約の表示形態を示す。

この図に示した表示形態では、ウィンドウ７０内に、選
択されたレコードＲ１が属するテーブル、−１１〜 つまり検索対象テーブルとしてのＥＭＰテーブル２０に
関係する参照制約７１〜７３が表示されている。

次に、レコード検索手段１２Ｂは、表示されている参照
制約の中から、所望の参照制約が選択されたか否かを判
断しくステップ１０７）、選択されない場合には選択さ
れるまで待機し、一方、選択された場合は、選択された
参照制約に関するテーブルのうち、現在検索の対象とな
っているテーブルを、新たな検索対象テーブルとし、参
照制約に関するカラム（列）の値が、現在選択されてい
るレコードの値に対応することを新たな検索条件として
、レコードを検索する（ステップ１０８）。

ここに、上記ウィンドウ７０に表示されている参照制約
７１が選択された場合は、この参照制約に関係する給料
テーブル３０及びＥＭＰテーブル２０のうち、参照制約
に基づく参照元の給料テーブル３０を新たな検索対象テ
ーブルとし、一方、その給料テーブル３０の参照制約に
関するカラム（列）の値つまり社員番号３１（第３図参
照）の値が、レコードＲ１の社員番号（１７５３７）に
対応することを新たな検索゛条件として、これらの条件
に適合するレコードが検索されることとなる。

第８図に、新たな検索対象テーブルと新たな検索条件と
に基づく、検索結果の表示形態を示す。

この図に示した表示形態では、ウィンドウ８０の検索対
象テーブル指定領域８１及び検索条件指定領域８２には
、それぞれ自動生成された、検索対象テーブルとしての
「給料」及び、レコードの検索条件としての「社員Ｎｏ
　−１７５３７Ｊ　カ指定されており、検索結果表示領
域８３には、それらの条件に適合したレコー゛ドＲ８４
が表示されている。

ところで、上記ステップ１０４で、所望のレコードが選
択されなかった場合、レコード検索手段１２Ｂは、検索
終了か否かを判断しくステップ１０９）、この判断結果
、終了でない場合には上記ステップ１０４に戻りこのス
テップ以降を実行し、一方、検索終了の場合は、データ
ベース検索処理動作を終了する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、検索条件に適合し
て検索されたレコードと、そのレコードが属する検索対
象のテープ、ルに関係する参照制約とに基づいて、当該
検索された元のレコードと関連する他のテーブルに属す
るレコードを検索するようにしたので、検索された元の
レコードからそのレコードと関連するレコードへと、容
易に辿ることができる。

従って、データベースから必要なデータを、対話的に、
かつ、容易に捜し出すことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るデ・−タベース検索システムの一
実施例を示す構成図、第２図乃至第５図はリレーショナ
ルデータベース１１に格納されているリレーショナルデ
ータの一例を示す図、第６図乃至第８図はデータベース
検索処理の処理過程を説明するための図、第９図はデー
タベース検索処理動作を示すフローチャートである。 １１・・・リレーショナルデータベース、１２・・・処
理装置、１２Ａ・・・参照制約検索手段、１２Ｂ・・・
レコード検索手段、１３・・・記憶部、１４・・・入出
力装置、 ２０．３０，４０．５０・・・テーブル、６０．７０．
８０・・・ウィンドウ、 ６１．８１・・・検索対象テーブル指定領域、６２．８
２・・・検索条件指定領域、 ６３．８３・・・検索結果表示領域。 ０＝ＣＣ匡

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 定義されたテーブル間の参照制約を示す参照制約情報を
   含むリレーショナルデータベースを記憶する記憶手段と
   、 前記リレーショナルデータベースの要素である検索対象
   のテーブルに関係する前記参照制約情報を前記記憶手段
   から検索する参照制約検索手段と、 前記検索対象のテーブルに登録されている対象のレコー
   ドと、前記参照制約検索手段により検索された前記参照
   制約情報とに基づき、前記対象のレコードと関連するレ
   コードを、前記記憶手段から検索するレコード検索手段
   と を具えたことを特徴とするデータベース検索システム。