JPH0416052B2 - - Google Patents

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JPH0416052B2
JPH0416052B2 JP50543686A JP50543686A JPH0416052B2 JP H0416052 B2 JPH0416052 B2 JP H0416052B2 JP 50543686 A JP50543686 A JP 50543686A JP 50543686 A JP50543686 A JP 50543686A JP H0416052 B2 JPH0416052 B2 JP H0416052B2
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JP
Japan
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kneading
recirculation
chamber
hole
plunger
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JP50543686A
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Inventor
Shaarii Reidaru
Haberuto Meiyaa
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Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
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Publication date
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Publication of JPH0416052B2 publication Critical patent/JPH0416052B2/ja
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    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/40Static mixers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/74Mixing; Kneading using other mixers or combinations of mixers, e.g. of dissimilar mixers ; Plant
    • B29B7/76Mixers with stream-impingement mixing head
    • B29B7/7663Mixers with stream-impingement mixing head the mixing head having an outlet tube with a reciprocating plunger, e.g. with the jets impinging in the tube
    • B29B7/7668Mixers with stream-impingement mixing head the mixing head having an outlet tube with a reciprocating plunger, e.g. with the jets impinging in the tube having a second tube intersecting the first one with the jets impinging in the second tube
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    • B29B7/7684Parts; Accessories
    • B29B7/7689Plunger constructions
    • B29B7/7694Plunger constructions comprising recirculation channels; ducts formed in the plunger
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/877With flow control means for branched passages
    • Y10T137/87877Single inlet with multiple distinctly valved outlets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T137/00Fluid handling
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    • Y10T137/877With flow control means for branched passages
    • Y10T137/87893With fluid actuator

Description

請求の範囲 1 安静化室に連通する計量室;該計量室に連通
する反応性成分射出弁;反応性成分が該射出弁か
ら該計量室に射出されうる引込んだ位置と計量室
中の物質が該安定化室に放出される伸長した位置
との間で移動可能な該計量室中の第1プランジヤ
ー;該第1プランジヤーが上記の伸長した位置に
あるときに該射出弁から該計量室に反応性成分を
再循環させるための該計量室内と該プランジヤー
内の第1の再循環路をもつ高圧混練ヘツドにおい
て、該射出弁が開放位置と閉鎖位置との間を選択
的に移動可能であつて該射出弁からの反応性成分
の放出を選択的に開始および停止させる第1の往
復動部材620;および該第1往復動部材が閉鎖
位置にあるとき該射出弁から該計量室への反応性
成分の放出を阻止して該反応性成分を再循環させ
るための該射出弁内の第2の再循環路11,61
7,672,670,671,13;を備えて成
りそれによつて該第1往復動部材の選択操作が該
第1および第2の循環路の一方のみ又は他方のみ
の選択使用を可能にするようにしたことを特徴と
する反応性成分の混練用の高圧混練ヘツド。
2 第1往復動部材が開放位置と閉鎖位置との中
間の絞り位置に選択的に移動可能であつて射出弁
から計量室への反応性成分の放出量を選択的に変
化させるようになつている請求の範囲1記載の混
練ヘツド。
3 第2の再循環路を通る反応性成分の流れを選
択的に開放、閉鎖および絞る第2の往復動部材を
含み、それによつて第2の再循環路を通る反応性
成分の流量を選択的に調節可能にした請求の範囲
1記載の混練ヘツド。
4 射出弁が計量室に連通するノズル出口をもつ
ノズルを含み、第2の再循環路が該ノズル出口か
ら軸方向に間隔を置いて軸方向に整列するオリフ
イスを含み、そして反応性成分の流れが該ノズル
出口を通る1つの軸方向にあり且つ該オリフイス
を通る反対の軸方向にある請求の範囲1記載の混
練ヘツド。
産業上の利用分野 本発明は、反応射出成形方法すなわち強化反応
射出成形方法のための、少なくとも2種類の反応
性成分用の高圧混練ヘツドに関し、当該方法によ
つて、これらの反応性成分が混練され、その結果
生じた混練物が、モールド空隙部に供給される。
更に詳しくは、本発明は、複数種類の反応性成分
を混練して、モールドへの次の射出を行う、本発
明に係る少なくとも1個の反応性成分射出弁を有
する、高圧混練ヘツドに関する。
従来の技術 液状射出成形とも称される反応射出成形は、液
状の反応性成分を組合わせてモールド内にそれら
の反応性成分を射出して、当該モールド内で固化
させて最終重合体製品を形成させる1つの技術で
ある。これらの反応性成分の組合わせは、高圧の
2つ又はそれ以上の数の種類の液状の反応性成分
の流れを各々、方向付けることによつて、これら
の流れを互いに、混練ヘツドの混練室内の共通の
一点において、衝突させることによつて達成され
る。この結果生じた反応性成分の衝突によつて混
練室内に材料の均質な混練物が作られ、かくして
得られた混練物は、次いで、混練ヘツドに結合し
ている密閉式モールド内に加圧下で射出される
か、又は、単に、開放式モールド内に送られる。
強化反応射出成形法は、液状の反応性成分の1つ
を、混練室内に導入する前に、グラス・フアイバ
ー等のような強化材料と混合させる方法の一変形
法である。
ウレタン製品の製造に際して、例えば、ジイソ
シアネートまたはポリイソシアネート成分が、別
途ひ混練室内に送られたジオールまたはポリオー
ルと衝突混練されて反応させられて、反応混練物
を生じ、かくして密に形成された当該反応混練物
を、混練室から、当該混練物を固化させることが
できるモールドに移す。反応性成分の中に、気泡
や気孔を形成させるために、当該反応性成分の一
方または双方、あるいはそれらの混練物の中に、
重合樹脂を膨張させることができる付加的な泡立
て剤すなわち発泡剤を含ませることも、また知ら
れている。この目的に適した発泡剤としては、通
常は液状であるが、モールド温度において揮発さ
せられるもの、モールド内に導入されるまでは加
圧下においてガス状に維持され得るもの、そし
て、混練段階およびその後の処理の間に化学作用
によつて解放されるものがある。
一般に、2種類の反応性成分を混練する場合、
これらの反応性成分が混練室内に入るまでは、こ
れらの反応性成分は互いに別々にされてなければ
ならない。なぜならば、これらの反応性成分を早
期に相互接触させると、硬化するからである。こ
のような時期尚早の相互接触によつて、しばし
ば、上記反応性成分の一方または双方、あるいは
それらの混練物のそれ以降の流出を妨害する固ま
りが生ずる。このような妨害を防ぐために、反応
性成分は、双方共に、きわめて流動性に富んだ形
態で提供されて、ポンプなどによつて循環させら
れ、そして成形用の混練物を作る反応が必要にな
つた時にだけ種々の手段によつて、混練室内に導
入される。
反応性成分を混練し、その結果生じた混練物
を、モールド手段に供給するための、混練ヘツド
装置に対して、種々の構造が提案されてきてい
る。このような構造として、下記に例示されたも
のあある:カウエルレバーほかの米国特許第
3706515;ウインガードほかの米国特許第
4082512;ウンガードの米国特許第4108606;ライ
デルの米国特許第4099919;シユナイダーの米国
特許第4279732;フイオレンテイニの米国特許第
4332335;ボーデンほかの米国特許第4378335;プ
ロスカほかの米国特許第4389375;シユナイダー
の米国特許第4440500;プロスカほかの米国特許
第4442070;プロスカほかの米国特許第4452917;
シユナイダーの米国特許第4452919;シヨミツト
ほかの米国特許第4464056;シユミツトほかの米
国特許第4497579;ミユラーほかの米国特許
4474310;およびミユールの米国特許第4115299。
混練ヘツド構造としては、種々のメーカーの刊行
物に例示されたものもある:例えば、クラウス・
マツフエイ・ジヤーナル、No.2/1982、「ポリウ
レタンRIM技術」、第3〜4頁;ヘンネツケ、パ
ンプレツトTi33、「PUR反応成形機HK型」、第
9〜13頁;およびバツタンフエルド、「ポリウレ
タンの処理機械および装置」、第12〜13頁。
カウエルレバーほかの米国特許第3706515に例
示された1つの態様は、混練室を限定する長尺穴
を有する本体を有する。上記混練室には、当該室
内に反応性重合体成分を導くための複数個のノズ
ル孔が開口している。これらのノズル孔は、混練
室内の共通の一点に向けて一般に方向付けられ、
それによつては反応性重合体成分同士が衝突し合
うようにされ、この衝突の結果、均質な流状混練
物が作られる。ノズル孔の全てを通る全ての反応
性成分の流れは、混練室に軸方向に往復動自在に
取付けられたプランジヤーによつて制御される。
プランジヤーが、自己の射出位置に引込められて
いる時、混練室内のノズル孔は、開口しており、
それによつて反応性成分は、当該ノズル孔から、
高速の衝突流として発射される。混練ヘツドはま
た、複数の戻り流路手段を有する。これらの戻り
流路手段の各々は、自己の反応性成分のノズル孔
から軸方向に隔てられた位置で、混練室内に開口
する。プランジヤーは、軸方向に伸びる複数のバ
イパス流路を備える。これらのバイパス流路の
各々は、プランジヤーが、各反応性成分のノズル
孔と戻り流置手段との間で、押出された再循環位
置に位置する時に、連通し合い、それによつて、
反応性成分をその供給源に戻す閉ループが確立さ
れて、全ての反応性成分の再循環が同時に実施さ
れる。再循環は、外部流路のみを介して、ノズル
孔とその関連弁手段に対して行われる。上記カウ
エルレバーほかの特許においは、混練ヘツドにお
いて、反応性成分を個々に再循環させることはで
きないし、更に又、混練ヘツドに位置する手段に
よつて、再循環する反応性成分の各々の再循環圧
力を、個々に、又はその他の方法で、設定するこ
ともできない。
混練ヘツドのもう一つの態様においては、モー
ルドに通じ且つ混練室に対してほぼ直角に設けら
れる第2室が備えられる。この第2室は、混練物
を自己の内部から掃除するための、第2ピストン
またはプランジヤーまたはラムを備えている。フ
イオレンテイニの米国特許第4332335は、高圧混
練ヘツドを開示している。当該高圧混練ヘツドに
おいては、付加的室が設けられており、当該付加
的室は、混練室から当該付加的室内に押し込まれ
る激しい乱流状態の混練物を安静化させる働きを
有する。この安静化室内の第2ピストンは、各混
練段階の終了時期に、流路を空による、即ち掃除
するように働き、それによつて、当該流路が、反
応した混練物によつて塞がれるのを防止する。第
1室およびプランジヤー、並びに当該プランジヤ
ーの再循環手段(軸方向に伸びるバイパス流路)
等の構造は、カウエルレバーほかの特許に例示た
れたものと、実質的に同じ構造である。ここでも
又、再循環は、外部流路のみを介して、反応性成
分射出弁とその関連装置に対して行われる。反応
性成分を、個々に再循環させることができない
上、混練ヘツドに位置する手段によつて、個々の
再循環する反応性成分の再循環圧力を、個々に、
又はその他の方法で、設定することもできない。
混練ヘツドのもう一つの態様においては、反応
性成分射出弁に、反応性成分の混練が進行してい
ない場合に、当該射出弁を介して反応性成分を、
内部で再循環させる手段が設けられる。シユナイ
ダーの米国特許第4239732は、複雑な反応射出成
分弁機構を例示している。当該弁機構は、中実の
計量プランジヤーと、反応性成分を流すための絞
り出口を有する内部流路を備えた往復動弁部材と
の組合せを利用している。流路が絞られことによ
つて加速された流体が、自己の押し出された再循
環位置にある中実のピストンに衝突する。当該ピ
ストンは、混練室内への反応性成分の供給を停止
させて、反応性成分の再循環を開始させる。シユ
ナイダーの特許は、混練室内に向かう反応性成分
の流れを停止させたり開始させたりするための手
段を、射出弁内に有しない、即ち、シユナイダー
の特許においては、同特許の第3および第4図に
示される如く、射出孔は、単に中実のピストンに
よつて塞がれるだけである。又、当該射出弁から
混練室内への反応性成分の流れの流し込み圧力を
選択したり、流れを変化させたりするための機構
も設けられていない。シユナイダーの弁は、も
し、プランジヤーが、射出弁に対して外部の再循
環流路を与えるカウエルレバーほかの米国特許第
3706515に開示されるような何らかのタイプの再
循環流路またはバイパス流路を備えている場合に
は、機能しない。
混練ヘツドの更にもう一つの態様が、ボーデン
ほかの米国特許第4378335に例示されている。当
該態様において、射出弁を有する計量ピストン内
に軸方向に伸びるバイパス流路を介して、外部再
循環を行われる。当該射出弁は、内部再循環を実
現化しないが、反応室(第1図)内に向かう反応
性成分の流れの流し込み圧力を選択したり、流れ
を変化させたりする手段を有する。当該射出弁
は、単一の往復動部材を有する。当該往復動部材
は、上記射出弁を開閉させて、混練室への反応性
成分の入室を制御する。ボーデンのほかの特許
は、当該射出弁における内部再循環を提供するこ
とができないのみならず、当該射出弁に、再循環
する反応性成分の流れおよび/またはその背圧を
変化させるための何らの機構も有さない。
ボーデンほかの特許は更に、混練室(第2図)
の第2の態様を開示している。当該第2の態様
は、射出弁に対して、計量ピストンを介する外部
再循環を行わず、むしろ中実のピストンを有す
る。上記単一の往復動部材に対して、少なくとも
2つの流し込み圧力/流れの変化位置を選択する
ための手段が設けられ、それによつて、射出弁の
開閉および、反応性成分の混練室への入室が制御
される。射出弁を介して反応性成分の内部循環が
行われると主張されているが、第2図に示される
射出弁の実際の構造は、明らかにその機能が一体
化されたものである。再循環する反応性成分の流
れおよび/またはその背圧を変化させるいかなる
機構も当該射出弁には設けられていない。
これらの混練ヘツドの各々は、種々の重大な欠
点および問題に悩んでいる。軸方向に伸びる計量
プランジヤーのバイパス流路のみを介する外部再
循環を行える弁においては、混練室に供給される
反応性成分の全てが同時に再循環させられる必要
がある。このデザインでは、混練室に供給される
反応性成分の全てではなくてあるものを、選択的
に再循環させることができない。混練室に向かう
反応性成分の流れを単に断続させることができる
弁においては、混練室に供給される材料の流し込
み圧力あるいは量を変化させるためには、ノズル
手段すなわちノズル孔を取り換える必要があり、
その取換えに多大の時間と出費を要する。内部再
循環は可能であるが、計量プランジヤーのバイパ
ス流路を介した外部再循環および当該弁における
再循環時の背圧の調節が共に不可能な弁において
は、再循環時の背圧を適切に設定することが困難
である上、再循環圧力を、混練室に充分に近い点
で流し込み圧力に近づけておいて再循環モードか
ら射出モードへ反応性成分の流れをほとんど瞬間
時に切換えることが困難であり、更に、全ての反
応性成分が連続的に混練室に供給されるような、
外部の軸方向に伸びる計量プランジヤーのバイパ
ス流路を通る再循環流路を介する、迅速な作業の
実現を不可能にする。
多重の、特に2重の密度すなわち2重の堅さを
有するウレタン製品の出現に伴つて、現在入手可
能な混練ヘツドの欠点が重大なものになつてき
た。2重の堅さを有する物品の調製には、反応性
成分を交換可能に混練することができる能力を有
する高圧混練ヘツド装置が必要となる。当該混練
ヘツド装置によつて、2種類の異なつた重合体密
度が、成形された製品内に形成される。
2重密度製品を製造するための1つの機構にお
いて、2つの別個の高圧混練ヘツドが用られる。
当該ヘツドの一方は、反応性化学物質を混練して
第1密度の重合体材料を作ることができ、もう一
方のヘツドは、異なつた反応性化学物質を混練し
て第2密度の材料を作ることができる。各ヘツド
は、同一のモールド内に各自の配合物を排出して
最終製品を作る。2つのヘツドの使用には多くの
不利益が伴う。先ず、経費が嵩み、2つのヘツド
の重量によつて、多くの場合、配合物をモールド
に供給するためのロボツト装置の使用が不可能に
なる。2つのヘツドが用いる供給および再循環ホ
ースやその付随装置の煩雑さ、更には、2つのヘ
ツドの操作を調整するために必要とされる制御装
置の煩雑さと経費の増大等の不利益がある。
2重密度製品の製造に際しては、配合物の化学
組成を、ほとんど瞬間的に変更するとができる能
力が要求される。この能力が特に要求される場合
としては、混練装置を運んで、モールド内に形態
的に異なつた配合物を装入するように当該混練装
置を操作するロボツト装置が用いられる場合があ
る。従来入手可能な混練ヘツド装置に存在する問
題を超えた現在の付加的問題である、配合物の
「機敏な」変更を可能にすることが要求される。
特に、単一の高圧混練ヘツドを用いて、2重密度
材料を供給することが要求される。
単一のヘツドにおいて満足させられるべき材料
の密度の迅速な変更に際し要求されるのは、1つ
の反応性成分Aを、別種の反応性成分Bと初めに
組合せることである(例えば、ポリオールとイソ
シアネートとの衝突による相互の混練)。一方、
第3の反応性成分A*は、同様の方法で装置体を
再循環させられる。再循環する材料は、流し込み
材料の所望の流し込み圧力にきわめて近似した大
きさの再循環圧力に維持しなければならない。な
ぜならば、配合物の変更が要求になつた時には、
圧力を高めるための時間がないからである。第2
密度配合物が必要になつた時、混練領域へ向かう
第1の種類の反応性成分Aの流れは、直ちに停止
されなければならない。材料は、同様に再循環さ
せられ、そして再循環から切換えられた反応体
A*が、同一の混練室内に導入されて、反応体B
と衝突し、それと共に混練される。同時に、配合
物は、ヘツドからモールドに給送され、そして混
練室および全ての安静化室から配合物が掃除さ
れ、それによつて、これらの室が汚れるのが防が
れる。配合物の組成の迅速な変更と、ヘツドから
の配合物の掃除による汚れの防止の必要性との組
合せ故に、当該装置に対する再循環能力の要求
は、従来技術では満たされない要求である。
発明が解決しようとする課題 従つて、モールド内に2重密度の反応性成分を
導入する混練ヘツド装置であつて、反応射出成形
および/または強化反応射出成形方法に有用な混
練ヘツド装置が要求されている:当該装置は下記
1〜5の要件を満たすものでなければならない。
1 成形重合体製品の製造のための、2重密度配
合物を供給する唯一個の混練ヘツドを有し; 2 各反応性成分に対して、混練流路を通る、内
部および外部(反応性成分射出手段に関して)
再循環流路の選択を可能にすることによつて、
異なつた密度の配合物間の迅速な変更を可能に
し、更に当該ヘツドからの混練した反応体の柔
軟で適切な移送と掃除とを可能にし; 3 各反応性成分に対して計量プランジヤー内の
軸方向に伸びるバイパス流路を用いた外部流路
から独立した内部再循環流路を提供することと
によつて、密度変更により影響される各反応性
成分に対して、独立的な射出および再循環能力
を付与し、そして、更に、所望の流し込み圧力
でほとんど瞬間的な配合物の変更が可能であ
り; 4 各反応性成分に対して、「混練ヘツドにおけ
る」独立的な調整と、流し込みおよび再循環の
双方の圧力の設定とを可能にし、それによつ
て、混練室内の衝突混練位置に可能な限り近い
点で、迅速な変更に要する必要な圧力均衡を確
立する一方、更に迅速な装置の構成と、先に設
定された圧力の独立的な変更を好都合に迅速に
行うことを可能にし; 5 衝突技法により卓越した混練を保証しつつ、
高圧での作動を可能にする。
現在入手可能な、いかなる混練ヘツドも、これ
らの特徴の組合せを有しておらず、特に、計量プ
ランジヤー内の軸方向に伸びるバイパス流路を通
る外部流路から独立した内部再循環流路を含む、
再循環流路の選択を許さず、且つ、流し込み圧力
および再循環圧力の「混練ヘツドにおける」調節
を許さない。
上記の「再循環流路の選択」を可能にし且つ
「流し込み圧力および再循環圧力の混練ヘツド中
での調節」を可能にすることによつて上記1〜5
の要件を満たす高圧混練ヘツドを提供することが
本発明が解決しようとする課題である。
課題を解決するための手段 本発明によれば、上記の課題を解決するための
手段として、安静化室3050に連通する計量室
2050;該計量室に連通する反応性成分射出弁
600;反応性成分が該射出弁から該計量室に射
出されうる引込んだ位置と計量室中の物質が該安
定化室に放出される伸長した位置との間で移動可
能な該計量室中の第1プランジヤー;該第1プラ
ンジヤーが上記の伸長した位置にあるときに該射
出弁から該計量室に反応性成分を再循環させるた
めの該計量室内と該プランジヤー内の第1の再循
環路をもつ高圧混練ヘツドにおいて、該射出弁が
開放位置と閉鎖位置との間を選択的に移動可能で
あつて該射出弁からの反応性成分の放出を選択的
に開始および停止させる第1の往復動部材;およ
び該第1往復動部材が閉鎖位置にあるとき該射出
弁から該計量室への反応性成分の放出を阻止して
該反応性成分を再循環させるための該射出弁内の
第2の再循環路;を備えて成りそれによつて該第
1往復動部材の選択操作が該第1および第2の循
環路の一方のみ又は他方のみの選択使用を可能に
するようにしたことを特徴とする反応性成分の混
練用の高圧混練ヘツド、が提供される。本発明に
おける第1の往復運動部材と第2の再循環路部材
との組合わせは第1および第2の循環通路部材の
一方のみ又は他方のみを選択的に使用することを
可能にし、本発明の構成中最も注目すべき点であ
る。
更に具体的な且つ好ましい態様において、本発
明は下記の新規な高圧混練ヘツドを提供する: A 下記を有する混練ヘツド本体と; 1 長尺の混練室を限定する第1穴と、但し、
該室は一端において閉じており且つ他端にお
いて出口開口を有する; 2 そこを介して射出によつて、該混練室内に
反応性成分を導入させるための、該穴に通ず
る少なくとも1つの入口孔と; 3 該入口孔と軸方向に互いに隔てられた関係
で整列し、該第1穴から伸びる少なくとも1
つの出口流路と; 4 長尺の安静化室を限定する第2穴と、但
し、該安静化室は、該混練室と連絡してお
り、該開口の所で該混練室に対してほぼ垂直
に伸び且つ該開口が離れた排出端を有する; B 該第1穴内に摺動自在に収められる第1計量
プランジヤーと、但し、該第1計量プランジヤ
ーは、自己の引込んだ射出位置と、伸長した再
循環位置との間で該混練室の縦軸に沿つて軸方
向に可動に取付けられ、該射出位置において、
該反応性成分の混練物が該混練室内に形成さ
れ、該再循環位置において、該プランジヤー
が、該出口開口に隣接する位置まで前進して該
室から該混練物を排除し、該第1軽量プランジ
ヤーは、少なくとも1つの軸方向に伸びるバイ
パス流路を有し、該バイパス流路は、該入口孔
と該出口流路とを、該第1計量プランジヤー
が、自己の再循環位置にあるときに、互いに連
絡させ; C 該安静化室内に、密接状態で摺動自在に収め
られた第2掃除プランジヤーと、但し、該第2
掃除プランジヤーは、該安静化室の縦軸方向に
沿つて、自己の引込み位置と、伸長した掃除位
置との間で、軸方向に往復動可能に取付けら
れ、該引込み位置において、該反応性成分の該
混練物が、該混練室内の該出口開口から該安静
化室内に流入し、該掃除位置において、該プラ
ンジヤーが、該排出端に隣接する位置まで前進
して該安静化室から該混練物を掃除し; D 該第1計量プランジヤーを、その再循環位置
と射出位置との間で、往復動的に且つ選択的に
動かす、第1原動手段と; E 該第2掃除プランジヤーを、その引込み位置
と掃除位置との間で、往復動的に且つ選択的に
動かす、第2原動手段と;および F 該入口孔を介して、該混練室内に反応性成分
を射出するための、少なくとも1つの反応性成
分射出弁と、但し、該射出弁は、 1 弁本体と; 2 該弁本体内に配置された射出ノズルと; 3 該弁本体内に配置され、該ノズルと断続的
に流体連絡する反応性成分供給流路と; 4 該弁本体内の該反応性成分供給流路内に配
置された第1往復動部材と、但し、該第1往
復動部材は、選択的に位置決めされることに
よつて、該ノズルを、開口、または部分的に
開口、あるいは塞いだりしたりすることによ
つては、該供給流路を介して該ノズルに入い
り、そして該ノズルを通る反応性成分の流れ
を変化させ、それによつて該反応性成分の流
し込み圧力が設定され; 5 該弁本体内に配置された、反応性成分再循
環流路と、但し、反応性成分再循環流路は、
該供給流路と断続的に連絡する; 6 該弁本体内の該再循環流路内に配置され、
選択的に位置決めされて、該流路を、開口ま
たは、部分的に開口、あるいは塞ぐ第2往復
動部材と、但し当該部材は、該流路を通る反
応性成分の流れを変化させ、それによつて、
該反応性成分の再循環圧力が設定され且つ該
弁に対して再循環が内部的に行われる、 から成る、反応射出成形あるいは強化反応射出
成形方法のための反応性成分を混練するための
高圧混練ヘツド装置。
本発明の上記の新規な高圧混練ヘツド装置とは
別に、下記の反応性成分射出弁が提供される: a 弁本体と; b 該弁本体内に配置された射出ノズルと; c 該弁本体内に配置され、該ノズルと断続的に
連絡する反応性成分供給流路と; d 該弁本体内の該反応性成分供給流路内に配置
された第1往復動部材と、但し、該第1往復動
部材は、選択的に位置決めされることによつ
て、該ノズルを、開口または部分的に開口、あ
るいは塞いだりしたりすることによつて、該供
給流路を介して該ノズルに入いり、そして該ノ
ズルを通る反応性成分の流れを変化させ、それ
によつて該反応性成分の流し込み圧力が設定さ
れ; e 該弁本体内に配置された、反応性成分再循環
流路と、但し、反応性成分再循環流路は、該供
給流路と断続的に連絡する; f 該弁本体内の該再循環流路内に配置され、選
択的に位置決めされて、該流路を、開口また
は、部分的に開口、あるいは塞ぐ第2往復動部
材と、但し、該第2往復動部材は、該流路を通
る反応性成分の流れを変化させ、それによつ
て、該反応性成分の再循環圧力が設定され且つ
該弁に対して再循環が内部的に行われる、 から成る、反応射出成形あるいは強化反応射出成
形方法のための、反応性成分を高圧混練するため
の反応性成分出弁。
発明の目的および作用効果 本発明の、新規な高圧混練ヘツドおび反応性成
分射出弁は、これまで入手不可能であつた単一の
高圧混練ヘツドを用いて、2重密度の重合体製品
の製造を可能にする。本発明は、これまでに入手
可能であつた混練ヘツドのデザインによつては解
消することのできなかつた要求を解消する。その
ような要求の含まれるものとしては:反応性成分
射出弁に対して内部流路となる独立した再循環流
路および、該射出弁に対して外部流路となる独立
した再循環流路等の2つの異なつた流路を提供す
る手段を有する混練ヘツドにおいて、2重密度の
製品配合物を形成するための高圧衝突による混練
を実現すること;各反応性成分の独立的な射出と
再循環を可能にすること、但し当該反応性成分の
導入に際して、その配合物の化学組成を変更する
ように該反応性成分が変化させられ、それによつ
て、成形された製品密度が変化させられる;およ
び、各反応性成分の流し込みおよび再循環双方の
圧力を、「混練ヘツドにおいて」独立的に調節可
能にし且つ設定できるようにすること、それによ
つて、迅速な変更に必要な圧力均衡が、混練室内
の衝突混練が行われる場所に可能な限り近い位置
に、確立される一方、更に迅速な装置の構成と、
先に設定された圧力の独立的な変更が、好都合に
迅速に達成される。
本発明の新規な、反応性成分射出弁自体、従来
において入手不可能な能力を提供する。そのよう
な能力に含まれるものとして下記がある:射出弁
に対する外部の再循環流路;該射出弁内のノズル
手段を、開口あるいは部分開口、または塞ぐよう
な、選択的に位置決めされ得る手段;当該手段に
よつて、反応性成分の流れおよび該ノズルを介す
るその流し込み圧力の設定が可能にされる;およ
び、該内部循環流路を、開口または部分開口、あ
るいは塞ぐ、選択的に位置決めされ得る手段、当
該手段によつて、反応性成分の再循環流れおよび
その圧力が該流路を介して設定され得る。
従つて、本発明の目的は、反応射出成形あるい
は強化反応射出成形方法のための、反応性成分を
衝突混練させるための高圧混練ヘツド装置を提供
し、それによつて、多重密度の配合物を調製し、
それから成形された重合体製品を提供する。
本発明のもう一つの目的は、各反応性成分に対
して2つの再循環流路を有し、必要に応じて当該
流路の選択が行われる単一の高圧混練ヘツド装置
を提供することであり、当該ヘツド装置におい
て、上記再循環流路の一方は、計量プランジヤー
内の軸方向に伸びるバイパス流路の使用から独立
しており、そして射出弁に対して内部流路を形成
し、それによつて、密度変更によつて影響を受け
る各反応性成分に対して、独立的な射出と再循環
能力とを付与する一方、所望の流し込み圧力によ
る、ほとんど瞬間的な配合物の変更を可能にす
る。
本発明の更にもう一つの目的は、各反応性成分
に対して、流し込み圧力および再循環圧力の双方
を、「混練ヘツドにおいて」独立的に調節し且つ
設定するための手段を有する、単一の高圧混練ヘ
ツド装置を提供し、それによつて、迅速な配合物
の変更に必要な圧力均衡を、混練室内の衝突混練
位置に可能な限り近い位置で、確立することであ
る。
本発明の更にもう一つの目的は、新規な反応性
成分射出弁を提供することであり、当該射出弁
は、自身に対して内部再循環流路を形成する流路
と;その中で、ノズル手段を開口、または部分開
口、あるいは塞ぐ手段であつて、当該手段によつ
て、反応性成分の流れと、該ノズルを通る当該流
れの流し込み圧力とが設定されるような手段と;
および、選択的に位置決めされて、該内部再循環
流路を、開口または部分開口、あるいは塞ぐ手段
であつて、当該手段によつて、該流路を通る再循
環圧力が設定されるような手段とを、有する。
本発明のその他の目的および利点は、下記の説
明と添付の請求の範囲を読むことによつて明らか
にされ得る。
実施例 第1図は、本発明の高圧混練ヘツド装置の一実
施例の平面図であり; 第2図は、本発明の高圧混練ヘツド装置の一実
施例の側面図であり; 第3図は、第2図の3−3線に沿つて取つた、
本発明の高圧混練ヘツド装置の反応性成分射出弁
の断面図であり; 第4図は、第3図に例示した反応性成分射出弁
の詳細図であり; 第5図は、第4図の5−5線に沿つて取つた、
反応性成分射出弁の断面図であり; 第6図は、第4図の6−6線に沿つて取つた、
反応性成分射出弁の断面図であり; 第7図は、第3乃至第5図に例示された反応性
成分射出弁の内部手段の分解組立図である。
本発明の混練ヘツドの特徴はその計量室に反応
性成分を射出させるための反応性成分射出弁がそ
の内部に複数の循環回路をもちそれにより異なる
反応性成分の射出と循環を簡単且つ正確に操作で
きるようにした点にある。
第3図及び第5図に基づいて説明するに、通常
この射出弁は第5図の11の矢印から反応性成分
を流入し622の穴を経由して第1プランジヤー
の608の穴を通り610の内部穴へ流れる。
反応性成分の圧力により650の面に加圧され
これが左側に移動する。
650が移動することによりプランジヤー62
0内部の固定のオリフイス621と弁650の間
に空間ができ反応性成分は第3図の671と13
の穴を経由して循環する。これが第2再循環であ
る。
第1再循環(即ち反応性成分の射出)は次の動
作で行われる。
前記した状態で反応性成分が循環中に第1プラ
ンジヤーの635部分に油圧を加えることにより
第1プランジヤーが第3図の左側に移動する。こ
の時油圧用の油が15,15aを経由してプラン
ジヤーの675の穴に流入する。
プランジヤー内部の680と650に加圧され
ると650が右側に移動し621の穴を閉じる。
上記の動作により反応性成分は第2再循環から
第1再循環に切りかわり、608の穴から616
を経由して計量室部を経て12に循環する。
このように2つの循環回路をもつ射出弁は従来
知られていない。以下の説明では一つの部分につ
いて一般的用語と個別的用語を用いている場合が
あるが、当業者はこれらを誤解なく理解しうると
信ずる。
本発明の高圧混練ヘツド装置の好ましい一実施
例が、第1乃至第7図に更に完全に例示される。
高圧混練ヘツド1000は、第1図に一般的に
示される。この主要部品において、混練ヘツド
は、混練ヘツド本体999と、当該ヘツド本体に
固着される計量プランジヤー組立体2000を有
する。当該組立体2000は:第1計量プランジ
ヤーと;混練室とを有する。当該混練室は、該ヘ
ツド本体と、油圧式の複動シリンダーとの組合せ
によつて限定される。当該複動シリンダーによつ
て、混練室の縦軸方向に関して該プランジヤーを
引込めたり押出したりする軸方向の往復動が、該
プランジヤーに付与される。油圧導管2001お
よび2002は、それぞれ流体の供給導管および
戻り導管である。これらの管路は、当業界で良く
知られている流体の供給手段、加圧手段、および
制御手段等に更に接続される。掃除プランジヤー
組立体3000も、ヘツド本体999に固着され
る。当該掃除プランジヤ組立体3000は:第2
掃除プランジヤーと;該ヘツド本体と油圧式の複
動シリンダーとの組合せによつて限定される安静
化室とを有する。上記複動シリンダーによつて、
安静化室の縦軸方向に関して、該プランジヤーに
対して引込みおよび押出し態様の軸方向の往復運
動が付与される。組立体3000は、計量プラン
ジヤー組立体2000の縦軸方向に対して、自己
の縦軸方向が直交するように配置される。計量プ
ランジヤー組立体2000と、掃除プランジヤー
組立体3000とによる形状は、「L字形」構造
を形成する。従つて、混練ヘツド装置を、L字形
混練ヘツド装置として言及することができる。油
圧導管3001および3002は、それぞれ、流
体の供給導管および戻り導管を形成し、これらの
導管は、更に、当業界で良く知られている流体の
供給手段、加圧手段、制御手段等に接続される。
各プランジヤー組立体は、自己の末端部に、位置
感知手段を搭載している。計量組立体2000上
の手段2003は、計量プランジヤーが、自己の
最大限の引込み位置にある時に、これを感知す
る。掃除プランジヤー組立体3000上の手段3
003は、掃除プランジヤーが、自己の最大限の
引込み位置にある時に、これを感知する。これら
の位置決め手段は、当該組立体の各々の流体の供
給手段、加圧手段および制御手段と協働し、それ
によつて、以下において更に完全に説明される通
り、混練ヘツド装置の作動の間、計量および掃除
プランジヤーの各々の連続的な引込みおよび押出
し運動が可能にされる。
当該好ましい実施例は、計量組立体2000内
の混練室に対して3種類の反応性化学物質を射出
するように形成される。これらの化学物質には、
望ましくは、イソシアネート、第1ポリオール成
分および第2ポリオール成分が含まれる。更に、
必要な場合には、付加的な泡立て剤すなわち発泡
剤が、これらの反応性成分の全ての供給管路内に
導入される。その際、望ましくは、ポリオールが
用いられ、混練ヘツド装置の上流側で導入され
る。イソシアネートと第1ポリオール成分との衝
突混練によつて形成された反応性成分混練物は、
液体の泡となつて、成形が完了した時点で、第1
密度Xを有するウレタン製品に変換される。イソ
シアネートと第2ポリオール成分との衝突混練に
よつて形成された反応性成分混練物は、液体の泡
となつて、成形が完了した時点で、第1密度Xよ
りも大きな又は小さな第2密度Yを有するウレタ
ン製品に変換される。
本発明の2つの反応性成分射出弁1および2
は、互いに同一平面内に配置されて、掃除組立体
3000の軸に対して垂直にされ、且つ計量組立
体2000の軸とは互いにほぼ平行にされる。一
方、イソシアネート射出弁3は、掃除プランジヤ
ー組立体3000の軸に対して鋭角に配置され一
方、当該好ましい実施例に含まれるものとして、
本発明の付加的な反応性成分射出弁があり、これ
らの射出弁は、混練室の回りに半径方向に配置さ
れ得る。本発明において用いられる得る当該反応
性成分射出弁の数は、混練室の直径および混練ヘ
ツド本体999の大きさという物理的制約のみに
よつて制限される。例えば、4個の反応性成分射
出弁を、半径方向に配置して、それらが、計量組
立体2000の縦軸と直交する実質的に同一の平
面内に伸び、そして、掃除組立体3000の縦軸
に実質的に平行な平面内に伸びるようにし、同時
に、イソシアネート射出弁を、当該平面の上方
に、当該平面に対して鋭角に配置する。このよう
にして、全ての5個のインゼクターから射出され
た反応性成分の流れは、相互に一致させられて、
実質的に同一の点で混練室内で、相互に衝突させ
られる。
図示の通り、イソシアネート射出弁3(第1図
および第2図)は、当業界で既知の型式のインゼ
クターである。本発明の新規な反応性成分射出弁
は、しかしながら、混練室に、イソシアネートを
供給するように用いることができる。イソシアネ
ートは、イソシアネート供給導管31によつて、
射出弁3に供給され、そして導管30を介してイ
ソシアネート供給源に戻される。イソシアネート
供給装置はイソシアネート供給源の他に計量ポン
プ、貯蔵タンク、加熱手段およびその関連装置
(図示せず)等を含むが、これらの要素のそれぞ
れは当業技術において周知であり、本発明はこれ
らの要素をそれ自体に特徴を有するものではない
ので、これらの要素についての更なる記述は省略
する。
反応射出弁1は、本体999と組立体2000
とに配置された混練室に対して第1ポリオール反
応性成分を供給する一方、1つの供給導管11
と、2つの戻り導管12および13を有する。導
管12は、射出弁に対する外部流路を介した再循
環が行われる時に、再循環するポリオールを、ポ
リオール供給源に戻す。導管13は、射出弁に対
する内部流路を介した再循環が行われる時に、再
循環するポリオールを、ポリオール供給源に戻
す。ポリオール供給装置はポリオール供給源の他
に計量ポンプ、貯蔵タンク、加熱手段およびその
関連装置(図示せず)等を含むが、これらの要素
のそれぞれは当業技術において周知であり、本発
明はこれらの要素それ自体に特徴を有するもので
はないので、これらの要素についての更なる記述
は省略する。
反応性成分射出弁2は、本体999と組立体2
000とに配置された混練室に対して、第2ポリ
オール反応性成分を供給する一方、供給導管21
と、2つの戻り導管22および23を有する。導
管22は、射出弁に対して外部流路を介して再循
環が行われる時に、再循環するポリオールを、ポ
リオール供給源に戻す。導管23は、射出弁に対
して内部流路を介して再循環が行われる時に、再
循環するポリオールを、ポリオール供給源に戻
す。
混練ヘツド装置の組立は、ボルトを用いること
によつて行われる。当該ボルトは、計量組立体2
000(ボルト100)の場合には、本体999
の穴にねじ込まれる。掃除組立体3000は、ボ
ルト200(第2図)を用いることによつて、本
体999にねじ締め付けされる。当該ボルト20
0は、組立体のねじ穴内にねじ込まれる。各ポリ
オール成分の各反応成分射出弁は、反応性成分室
660を有する本体部材601に、ボルト101
を用いて取付けられる。ボルト101は、本体部
材601のねじ穴内にねじ込まれる。本体部材6
01は、次いで、混練ヘツド本体999に、ボル
ト102を用いることによつて、ねじ締め付けさ
れる。ボルト102は、該本体999のねじ穴内
にねじ込まれる。
弁1内の油圧導管14および15は、それぞ
れ、流体の供給導管と戻り導管とを形成する。こ
れらの導管は、更に、流体の供給手段、加圧手
段、および制御手段(図示せず)等の既知の手段
に接続され、それによつて、後で述べる第1ポリ
オール弁内の第1および第2往復動手段が作動化
される。弁2内の油圧導管24および25は、そ
れぞれ、流体の供給導管および戻り導管を形成
し、これらの導管は、更に、流体の供給手段、加
圧手段および制御手段(図示せず)等の既知の手
段に接続され、それによつて、後で述べる第2ポ
リオール弁内の第1および第2往復動手段が作動
化される。油圧導管32は、流体の供給導管であ
つて、第1または第2図には図示されてないもう
一つの戻り導管に沿つて、更に、流体の供給手
段、加圧手段および制御手段(図示せず)等の既
知の手段に接続され、それによつて、イソシアネ
ート射出手段が作動化される。
混練ヘツド本体999と、計量組立体2000
と、掃除組立体3000と、これらの各々に含ま
れる部品との間の相対的な位置関係は、第2図に
例示される。計量組立体2000は、第1計量プ
ランジヤー2010を有する。この第1計量プラ
ンジヤー2010は、複動ピストン2020と、
長尺の軸方向に伸びたプランジヤー本体2030
とによつて構成される。プランジヤー本体203
0は、第1穴2050内に、密接的に且つ摺動自
在に収められる。この第1穴2050は、長尺の
混練室を、部分的に限定し、プランジヤー本体2
030が完全に引込められた際に、該プランジヤ
ー本体2030の端部によつて、位置センサー2
003に近接した端部で閉じられており、そして
出口開口2060において開口している。複動ピ
ストン2020への流体の供給を規制することに
よつて、流体圧力が、導管2002を介して、ピ
ストンの面2021に作用して、そしてプランジ
ヤー本体2030が、出口開口2060に関し
て、上向き方向に引込められ、それによつて、ピ
ストン2020から離れた方の端部によつて、開
口2050が開口されたままにされる一方、第1
穴2050の周壁に配置された入口孔500も同
様に開口されたままにされる。ピストン2020
が、自己の、最上部の、引込められた位置にある
時にプランジヤー本体2030によつて占められ
ていない穴2050の該当部分は、混練ヘツド装
置の混練室を含む。
流体の圧力を、導管2001を介して、複動ピ
ストン2022の面2020に加えることによつ
て、プランジヤー本体2030が、自己の引込ん
だ射出位置から、自己の押出された再循環位置
に、第2および第3図に例示される通りに、移動
させられる。出口開口2060に向かうプランジ
ヤー本体2030の移動に際して、プランジヤー
本体2030の端部は、混練室内に存在する全て
の反応性化学配合物を排除するように働き、それ
によつて、そうでない場合には、硬化して射出孔
および混練室を塞ぐ材料を掃除する。
プランジヤー本体2030の動きは軸的にのび
たバイパスチヤンネル2080の各々を射出孔5
00及び穴2050からの出口通路501と一線
にならべる(第3図)。孔500と通路501へ
の入口は共軸的であり、入口は穴の中心線に関し
穴の周囲壁中に軸的に空間となつている。第3図
では孔500上に垂直になつているが、通路への
入口は孔500の下の位置でもよい。
バイパスチヤンネル2080は入口孔500と
出口通路501のそれぞれの並んだ対に相当する
ように与えられ、それを通して混練室に入り且つ
出る入口孔500と出口通路501の各々の間に
流体連通が確立される。各孔用にプランジヤー本
体2030中に形成された1つのバイパスチヤン
ネル2080があり、いづれも同軸の範囲をもち
長いフインガーランド2070で他と分けられて
いる。反応性成分斜出弁とバイパスチヤンネルの
間の空間配置によりすべてのチヤンネル2080
はすべての孔500と出口通路501同時に一線
になつている。反応性成分が続けて孔500から
射出される場合には孔500からバイパスチヤン
ネルを介して出口通路501への反応性成分の再
循環及び混練ヘツド本体999からの再循環が生
ずる。プランジヤー本体2030ののびた再循環
位置が孔500、バイパスチヤンネル2080及
び出口通路501に反応性成分射出弁1及び/又
は2に対し完全に外部的な手段による通路を与え
る。
必要に応じ、穴2050に対しプランジヤー本
体2030は通常の機械仕上げで達成可能な程度
に接近しており、それにより高圧反応性成分流が
混練室に斜出されるときの及び軸的にのびるバイ
パスチヤンネル2080と出口通路501によつ
て与えられる外部通路を通つて再循環するときの
それらのもれを防ぐ。
穴2050中のプランジヤー本体の結合及び/
又は焼きつけは摩擦減少物質製のスリーブ(図示
せず)中のプランジヤー表面の実質上すべてを被
覆して防ぐことができる。プランジヤーはこのス
リーブを流れから防ぐようにつくられるか又はバ
イパスチヤンネル2080のまわりのプランジヤ
ー壁を機械仕上げしてバイパスチヤンネル208
0中に圧搾して抗摩擦スリーブを受け入れるため
のへこみ部分をつくり、それぞれのチヤンネルの
まわりに周囲連続金属部2071をのこして、ス
リーブに必要な構造強度をもたせることができ
る。
プランジヤー本体2030の外表面はプランジ
ヤー中間体の長さを完全に覆い軸的に下方にのび
てバイパスチヤンネル2080間にあつてそれと
両軸的にのびている長いフインガーランド207
0を形成するリセスでつくられる。リセスは、チ
ヤンネル2080を円周的に包囲しプランジヤー
の自由端でフインガーランド2071中に融合し
ているフインガーランド2070を残すようにプ
ランジヤー本体中に圧延される。スリーブは接着
等によつてこのリセスと固締され、表面を有する
プランジヤー本体2030の主要部となる。また
は圧力下にバイパスチヤンネル2080中への流
れの抽出をふせぐランド2070,2071によ
つてリセスを側部で支持する。
スリーブは好ましくは重合物質でつくられ、挿
入前の穴2050の直径よりはわずかに大きいプ
ランジヤー本体の直径を定める。しかし穴205
0に挿入したときは圧縮されて摺動シールを形成
する。スリーブの摩擦減少物質の性質は臨界性を
もつ。ロードアイランド.ブリストルとデイキソ
ンコーポレーシヨンが商標「RULON」で販売し
ている物質がこの目的に適していることが判明し
た。この物質は同社の米国特許Re26088と
3652409に開示されている。一般に、それは(a)ポ
リテトラフルオロエチレン(PTFE)、(b)ガラス、
タルク、マイカ又はケイ酸アルミニウム等のシリ
ケート、及び(c)モリブデン、銅、鉛、銀等の金属
の粒子からなる3成分の均一混合物からなる複合
体である。生成物のいくつかの形についてのさら
なる情報が「デザイン エンジニアリング マニ
ユアル101」と題するデイクソンコーポレーシヨ
ンのカタログにのべられている。均等的に有用な
他の材料にはニユーヨーク ナイアガラ フオー
ルのカーボランダム カンパニーの商標
「EKanol」というp−オキシベンゾイル反復単位
のホモポリマーがある。これはPTFE(ポリテト
ラフルオロエチレン)ポリマーとガラス繊維の組
合せである。
掃除組立体3000は第2図に示すように計量
組立体2000と実質上直角に配される。これは
2重作動ピストン3020と長尺の軸的にのびた
プランジヤー本体3030とからなる第2、掃除
プランジヤー3010を有する。プランジヤー本
体3030は第2穴3050に摺動的に受入れら
れ、これは部分的に長尺の安静化室を限定し、プ
ランジヤー本体3030の端部によつて位置セン
サー3003に近い端部で閉じ、出口ノズル40
00の長い穴を構成する開口3060の出口で開
く。
ノズル4000は液体フロスの形の反応性化学
配合物の混練ヘツドからの出口手段を有する。成
形重合物体を生ずるヘツドの操作においてノズル
4000はモールド上に位置し、液状フロスがそ
こからモールドに供される。
モールドを閉じて加熱し、化学反応を起こさせ
ての生成重合物質をうる。
二重作動ピストン3020への流体供給の調製
を流体圧力をこのピストンの表面3021に付与
し(導管3001を介し)て行ない、プランジヤ
ー本体3030をノズル4000に対し内方向に
引き込ませることができまた出口開口3060か
らはなすことができる。それによりピストン30
20からはなれた端部が障害のない開口3060
にのこる。ピストン3020が最も内部にあると
きプランジヤー本体3030によつて占められて
いない穴3050のこの部分、つまり引き抜かれ
た部分は混練ヘツドの安静化室である。プランジ
ヤー本体2030と穴2050によつて限定され
た混練室中の成分の高圧混練で生ずる液体反応成
分は出口開口2060を通り穴3050に流れ
る。この流れと穴3050の側壁への衝突及び穴
2050から穴3050、出口3060への流路
による直角が乱流を実質上層流にかえる。その結
果液体配合物がノズル4000から変動なくモー
ルド中に注入される。
(導管3002を介して)二重作動ピストン3
020の表面3022に流体圧を付与することに
より、プランジヤー本体3030をその引つ込ま
れた位置から第2及び第3図に示すように掃除位
置にうつす。開口3060方向外方にプランジヤ
ー本体3030を動かす際、プランジヤー端が安
静化室中の反応性成分のすべてを動かし出し、安
静化室や混練ヘツド出口手段を硬化させたりブロ
ツク化したりする組成物を掃除する。
混練サイクル中のプランジヤー2010と30
10の動きの順序はそれらが十分に引かれた位置
にある両プランジヤーからはじまる。反応性成分
が穴2050内の混練室に射出されそこで高圧で
混練されて液体フロスとなる。プランジヤー本体
3030でブロツクされていない出口開口206
0が液体フロスを混練室から穴3050中の安静
化室に通す。プランジヤー本体2030の動きは
ピストン2020の表面2022に流体圧を加え
ることによつてはじまる。プランジヤーを混練室
の長さの下流の出口開口2060方向へ動かす。
液体配合物のすべてを出口開口2060を介し安
静化室を形成する第2の穴3050に押し込む。
軸的にのびたバイパスチヤンネル2080が同時
に全射出孔500とならび、各射出口用の並んだ
通路501の各々と流体連通をもたらす。孔から
射出した反応成分を射出弁の外方の通路を介して
再循環する。プランジヤー本体2030が最大程
度に達したら、プランジヤー本体3030の動き
をピストン3020の表面3022に流体圧を加
えて開始する。プランジヤーを安静化室の長さ方
向に沿つて出口3060方向に動かす。残りの液
体混合物を出口3060とノズル4000からノ
ズルに近い環境に出す。通常の使用環境では、モ
ールドに供給される。プランジヤー本体3030
をピストン3020の表面3021に流体圧を加
えて十分に引かれた位置にもどす。ピストンが最
大に引かれた位置に達したら位置センサー300
3が働く。そのセンサー情報はサイクルを行なう
ためのコントロール手段として用いる。プランジ
ヤー本体2030を引くと孔500とバイパスチ
ヤンネル2080と出口通路501の間の外部再
循環路が断たれ、混練室への射出の再構成が必要
となる。
孔500、バイパスチヤンネル2080と出口
通路501間の外部を再循環する反応成分による
再循環圧力の変化は本発明の混練ヘツドでは起ら
ない。通路壁の構造がこの通路を通る再循環であ
る固有の背圧を生ずる。これらの通路での再循環
圧の調製は適宜の弁や制限部材(通路501の下
流)を必要な反応成分ポンプの上流戻しラインや
貯槽に設ければよい。
好ましい態様では混練ヘツドに成分を導入する
流体受器5をもつ。たとえばジ−オクチルフタレ
ートが受器5から流体混練物に与えられる。
別の反応又は非反応成分の導入位置は孔900
にある。これは2050と3050の接点の反対
出口2060にありプラグ901で覆われる。公
知のインジエクターを孔900につないでもよ
く、また本発明の射出手段を孔につないでもよ
い。孔900から供給される成分には、たとえ
ば、ポリオール、顔色剤、ポリオール中の着色料
及び/又は他の添加剤がある。
本発明の好ましい態様の反応成分射出弁は第1
図〜第7図に最もよく示されている。弁1と2は
穴2050に関し配向が逆である以外、構造は同
じである。弁1の機能の記述は弁2にも同様に適
用できる。
反応性成分射出弁本体600は本体部材601
と往復体602を有する。本体は互に隣接するよ
うに配され、ボルト101,102で前記のよう
に締められる。ワンピース弁体600を用いるこ
とが考えられるが、2成分構造の方が簡単に合せ
ることができ、正確で且つ混練ヘツド内の射出弁
の除去や置きかえを早く行なうことができる。
射出ノズル手段は射出ノズル部材604と射出
ヘツド605からなり、これらは弁体600の中
心軸穴35中に、中子状に、他方中に一方が配さ
れている。ノズル部材604は穴35の方に向か
つて放射状内側に突出して配されているパヨネツ
トピン603によつて本体部材601内に固締さ
れている。これらのピンはノズル部材604内に
ある開口606に合致する。弁体600を混練ヘ
ツド体999に固締すると、ノズル604は入口
500と一直線になり除かれ得なくなる。しかし
ボルト102を除くと混練ヘツド体999から弁
がとれ容易且つ早急にとりはずせる。射出ノズル
部材604はその縦軸について回転させることに
よつて除かれパヨネツトピン603から開口60
6を解放し、新しいノズル部材をそこに挿入して
そのシーケンスを逆にして固締することができ
る。
射出ヘツド605は、第1往復動部材620の
内側にねじ込みした前方部分とねじによつて固締
される外側にねじを持つ部分607を有する。穴
608は射出ヘツド605のネツクダウン部60
8aから放射状内方向に内部穴610(第4及び
5図)へと延びており、後者は往復動部材620
に向かつて逆方向且つ内方向に延びている。射出
ヘツドの更なるネツクダウン部分はネツクダウン
部分608aから前方向に延びている。ネツクダ
ウン部分608a及び609より大きい直径を持
ちねじ材み部分607の本体直径にほぼ等しい直
径を持つ背部分611がネツクダウン部分609
から外方向に延びている。背部分611の直径
は、ノズル部材604の内部をとおつて延びる穴
614の直径より大きく、ノズル部材604の後
方面612と接して射出ヘツド605のノズル部
材604への前方移動を阻止するための第2スト
ツプとして作用するようなものである。
多数の放射状に突出しているフイン613が背
611から射出ヘツド605のチツプ615の方
向に延びている。これらのフイン613はみぞ6
16によつて分離されており、フインとみぞの組
合せによつて反応性成分の液流が射出ヘツド60
5をこえてとおるときその分散を促進する。かか
る分散によりノズル部材604とポート500を
とおり混練室に射出される成分のスプレーを生ず
る。フインは互いに平行関係で軸的に延びている
ように示してあるが、ラセンその他片巻きパター
ンを用いうる。それによつて高圧液流のより大き
な分散が得られる。射出ヘツド605のチツプ6
15は実質上切頭円錐形であり口金部材604の
穴614中の補助的な先端シート部分619に対
して着座するよう機械仕上げされている。シート
部材619に対するチツプのかん合は、パルプが
閉位置にあるとき、ノズル部材604及び孔50
0をとおる反応性成分の望ましくない流れを防ぐ
に十分なものである必要がある。
O−リング41が混練ヘツド体999に対する
ノズル部材604の前面618を密封する。第2
のO−リング42は本体部材601が同様に混練
ヘツド体999と接している場合に同じ目的でも
うけられている。
射出ヘツド605は、前記したように、第1往
復動部材620の軸又は縦方向をとおつてのびて
いる穴617のねじ込みのある前方部分とねじで
係合している。穴617のねじつき前方部分の直
径は再循環スリーブ621の外径よりも大きい。
後者は射出ヘツド605の前の穴に位置し、ロツ
クナイト622によつて第1往復動部材620に
固締されている。穴617の内部は穴623を有
する再循環スリーブ621用のシートとなるよう
機械仕上げされている。スリーブ中の穴は実質上
切頭円錐形の入口部分624を実質上切頭円錐形
の出口部分625を与える。出口部分625は第
2往復動部材650の円錐部分に相補するよう機
械仕上げされ、それにより往復動部材560と再
循環スリーブ621との接触によつて密封がなさ
れる。スリーブ621は本体部分626より大き
い直径の背部分629を有し、この背部分は往復
動部材620の穴617にのびる背630によつ
て保持されている。本体部分626は背の表面6
31に両軸的に合致している。液体用の連続通路
がそれにより孔608から穴610と再循環スリ
ーブ621の穴623に付与される。
第1往復動部材620は弁本体600中の中央
軸穴35内に共軸的に配される。本体部材601
内に位置する中央軸穴35の前方部分は第1往復
動部材620の第1外部部分632よりも大きい
直径を有する。穴35の前方部分はサブ通路66
1を通つて反応性成分供給管11と連通している
反応性成分室660を有する。反応性成分室66
0はノズル部材604、穴614又は孔500と
連通している永久流体をもたない。それは、中央
軸穴35の最先部分を通つてノズル部材604を
通る穴614と間欠的に連通しているだけで、且
つチツプ615がその表面619と密封的に固締
していないときである。反応性成分室660と中
央軸穴35のいづれかの付加的部分との後方の連
通は、最外部のO−リングシール43を最内部の
ステツプシール44とからなる一セツトのシール
43,44の存在によつて防がれる。両シールは
ボデイ部材601中の環状グローブ内にある。最
も好ましくは、このグローブは本体部材601の
表面内に本体部材602との接合部で機械仕上げ
されている。
第1往復動部材620は第1部分632より大
きい直径をもちその間に背632aを形成してい
る。第2部分633は2重作用ピストン部分63
4より小さい直径をもつ(第7図)。斜出ノズル
604に関し後方に、本体部材602中の中央転
穴35の直径が変化し、第1往復動部材620の
第1外部部分632とスライドして合致する直径
から該第2外部部分633とスライドして合致す
る直径へと拡大している(第4,5,7図)。よ
り小さい直径をもつ第1往復動部材620の第1
部分632の長さは、それが穴35の開口部内に
のびてその間に、通路671によつて戻り管13
に接続している反応性成分再循環室670を与え
る長さである。室670は反応性成分室660又
は供給管11のいづれとも永久流体連通はもた
ず、該室660及び供給管11と間欠的に連通す
るだけである。再循環孔672は往復動部材62
0中に放射状に配されており、外部部分632か
ら部材620の内部穴617への流体連通をもた
らす。部材620が中央軸穴35内に組立てられ
ると、再循環孔672は穴617と再循環室67
0の間に流体連通用の手段となる。
一対のシール44と45が第1往復動部材62
0の部材633の外部表面上にあり、このシール
は内部O−リング44aと外部シール45からな
る。
第2往復動部材650は第1往復動部材620
の内部穴617内に配される。好ましい態様にお
いて、弁の内部再循環路は部材620の内部穴6
17の1部を有する。しかし、別の態様において
は、内部再循環路は第1往復動部材620を通る
内部穴617をもたないようにしうる。その代
り、第2往復動部材650が再循環スリーブ62
1の下流に位置するように分離した内部再循環路
を設けうる。この部材650は第4及び5図に示
すように、穴623中の円錐形表面625と密閉
シートをもたらす。
2セツトの周辺シール46,47及び48,4
9が往復動部材650の本体のまわりにあり、内
部O−リングシール46と48と外部シール47
と49からなり、穴617の相補表面とスライド
シールによる固締をもたらす(第3及び7図)。
第2往復動部材650の本体の長さは放射状に
配した再循環孔672と液圧孔675の間の長さ
よりは短かい。これらの液圧孔675は部材65
0の後方向に部材620と穴と連通しており、孔
672は部材650の前方向に穴617と連通し
ている(ノズル部材604に関し)。ピンのはな
形のスペーサー拡張部材680が第2往復動部材
650の後方向に穴617内に配されている。こ
の拡張部材680は内部O−リングシール50,
52と外部ステツプシール51,53からなるシ
ール50,51及び52,53を有する。シール
50,51と52,53は穴617の相補表面と
部材680とのスライドシールによる固締をもた
らす(第3及び7図)。
第1往復動部材620は第2部分633より大
きい直径をもつフランジを有する2重作用ピスト
ン部分634を有する。内部O−リング54と外
部シール55からなるシールは中央軸穴35の相
補表面部分700との密封固締をもたらす。ピス
トン部分634は、ノズル部材604の前方向に
配位した表面635と該ノズル部材604から後
方に離れて配した表面636とを有する。液圧管
14は穴35の表面部分700によつてつくられ
た室、往復動部材620のピストン部分634及
びボルト101によつて本体部材602に固締さ
れているエンドキヤツプ692と連通している
(第3図)。液圧管15は通路15aを介して穴3
5の表面部分700及び部材620のピストン部
分634と連通している。エンドキヤツプは前方
向に突出した環状部分693を有しその外部表面
は穴35の部分700の相補表面とスライド的に
固締し、その内部表面は第1往復動部材620の
外部表面633aと固締している(第3及び7
図)。O−リング56によつて表面部分700へ
の密封係合がなされる。内部O−リング57と外
部シール環58は部材620の外部表面633a
とスライド的な密封係合をもたらす。
エンドキヤツプ692はまた内側にねじをもち
調節可能な外側ねじつきストツプ部材695を受
け入れるための後方向に突起を有する環状部分6
94有する。ストツプ部材695は内部表面69
5aをもち、これは部材620の端表面637と
接し口金部材604からはなれる部材620の最
後方の移動を抑制する。第2の調節可能なストツ
プ部材690は第1ストツプ部材695をとおつ
てのびるねじつき穴690aと固締するよう外部
にねじをつけられている。ロツクナイト691
は、離れたときに、第1ストツプ部材695の調
節とは別個に第2ストツプ部材690の調節を可
能とする。これはセツトスクリユー697とスク
リユー697によつて拡がりうるスプリツトねじ
695bによつて一定位置に保たれる。ロツクナ
イト691からはなれた第2ストツプ部材690
の端部はスペーサー拡張部材680と接し、これ
は順次第2往復動部材650と接し、それにより
ノズル部材604からはなれる部材620の最後
方の移動の制限とは独立に、ノズル部材621か
らはなれる部材650の最後方の移動を制限す
る。
手による調節を要するねじつきストツプ部材6
90と695が本発明の好ましい態様で用いられ
るが、ボーデンの米国特許第4378335号、シユミ
ツト等の米国特許第4464056号及びシユミツト等
の米国特許第4497579号に開示されているタイプ
の調節可能なピストンストツプ部材等の公知のス
トツプ部材や手段690と695の各々に別々に
ステツパーモーターを適用する等のステツパーモ
ーターで駆動される調整可能なストツプ手段も用
いうる。円筒状ねじ付き調節可能ストツプ手段、
調整可能ピストンストツプ手段及び/又はステツ
パーモーター調節可能ストツプ手段の組合せも用
いうる。かかる組合せには第1往復動部材620
用の調節可能ピストンストツプ手段や第1及び第
2往復動部材620,650の両方用の第2手段
用の円筒状ねじつき調節可能ストツプ手段も含ま
れる。
本発明の好ましい態様の第1及び第2往復動部
材620,650の全体の組立は第7図に示され
る。これは分解斜視図の種々のサブ成分を示す。
組立において、第2往復動部材650が第1往復
動部材620の穴617の後方開口に挿入され、
次にスペーサー拡張部材680が挿入され、部材
650の挿入が穴617の後方開口から再度行な
われる。穴617の前方開口中にノズル部材62
1が置かれる。部材620の穴617中の受入れ
背630に対して背629がおさまるまで穴に入
れられる。斜出ヘツド605は次に穴617のね
じつき部分ロツクねじつき部分607上にねじ込
まれたロツクナイト622中に回転挿入され部材
620中にヘツドを固締する。ボデイ部材601
が混練ヘツド体999にボルトじめされる前にパ
ヨネツトピン603上にノズル部材604を固締
する。
弁の最終組立は本体部材602本体部材601
にとりつけた後弁体600の穴700中に組立て
た成分を挿入することからなる。調節可能ストツ
プ部材690と695を予め挿入したエンドキヤ
ツプ692を次に周囲にあり第1往復動部材62
0の部分633aとスライド的に固締している環
状部分を有する本体部材602上にとりつける。
ボルト101は全体の弁組立体を本体部材601
と混練ヘツド体999に固締する。
本発明の反応成分射出弁の操作を反応成分の射
出、射出の中断、内部再循環及び反応性成分の射
出の中断及び再開に関し述べる。
第3図は内部再循環段階の反応成分射出弁を示
す。射出ヘツド605のチツプ615はノズル部
材604の内部表面619と密封接触しており、
それにより反応性成分が混練室に斜出されるのを
防ぐ。導管14を通して付与される液圧は第1往
復動部材620の2重作動ピストン部分634の
後方表面636に対して作用し、部材620をノ
ズル部材604の方出に押し、チツプ615と表
面619間の密封的接触を維持する。
反応性成分は導管11を通つて室660に入
り、ノズル部材604と孔500を通つて外に出
ることはできない。その代り斜出ヘツド605中
の孔608を通り内部穴610中に、次に再循環
スリーブ621中の穴623に流れる。穴623
を通る反応性成分の圧力はスペーサー拡張部材6
80と接するまで第2往復動部材650を動かし
て穴617にもどす。これは次に第2調節可能ス
トツプ部材690を接し、部材650が後方に移
動するのをとめる。この動きが部材650の前方
円錐状部分と再循環スリーブ621上の後方に配
した円錐状表面625の間に環状通路671を開
く。環状通路は絞り通路を構成し、その寸法と再
循環反応性成分上の絞り効果は第2ストツプ部材
690の位置によつてきまる。ストツプ部材69
0は弁中に延びるようにセツトれ、部材650と
再循環スリーブ621の間の環状空間が狭いほど
絞り効果は大きく再循環背圧も大きい。
スリーブ621を通つて流れて後、反応性成分
は再循環孔672を通つて穴617から出て、再
循環室670、通路671及び内部再循環戻し管
13を通る。部材620の部分634の後方表面
636の大きな有効面積により、反応性成分より
もごくわずかに大きい圧力下の液圧流の使用が可
能となる。それは成分が表面636よりずつと小
さい有効面積を持つ穴617の端表面とロツクナ
イト622上でのみ作用するからである。
注入を開始するために、液圧を導管14から除
き導管15と通路15aに適用する。液圧をそれ
により、流体が孔675を通り第2往復動部材6
50のうしろに位置する穴617の該部分に入る
のと同時に第1往復動部材620のピストン部分
634の前方表面635に適用する。スペーサー
拡張部材680のびんのはなのため液圧が部材6
50の後部表面上に付与されそれをスリーブ62
1の方向に押す。部材620の表面部分634の
ずつと大きな表面積に付与される力は同時に部材
620を後方向に引き込ませるべく作用し、斜出
ヘツド605のチツプ615をノズル部材604
の表面619をもつその所定位置から引き抜く。
この開口は直ちに流入する供給通路からの反応性
成分に対する最小抵抗の通路となりノズル部材6
04と孔500を通つて混練室への流れを開始す
る。
次にかかる流れはスリーブ621を通しての再
循環する反応性成分の残りの流れを急速に減少
し、部材650(孔675を通つての液流から
の)の背後の液圧がスリーブ621の相補シート
625に対する円錐状部分を押し、再循環流を止
める。620の後方への動きは表面端637が、
更なる後方への移動を止める第1ストツプ部材6
95の表面695aと接するまで続く。その後反
応性成分は導管11からフイン613間の室66
0、スロツト616とノズル部材604の穴61
4、チツプ615と表面619の間のほぼ円錐状
の空間に移動し、そしてノズル部材604と孔5
00から混練室への移動する。
チツプ615と表面619の間の長さは第1ス
トツプ部材695できまる。これはまた環状、絞
り通路を構成する。ストツプ部材695は弁部材
中に前方向にセツトされ、環状空間が狭いほど流
れ圧は高い。ストツプ部材695の変形は流れ圧
によつて変わる。
循環を完成するために液圧を管15から除き導
管14に再度適用する。かくして部材620のピ
ストン部分634の後方表面636に対して圧力
が適用されることになり、組立体を前方向に駆動
し、斜出ヘツド605のチツプ615をノズル部
材604の表面と密封接触させる。そしてこれが
反応性成分のポート500を通つての混練室への
斜出を止める。第1往復動部材620の前方への
動きがピストン部分34の前方表面635前の液
圧流を駆動し、流体を通路15aと導管15を通
して押出し、流体排出孔675を開始する。反応
性成分がノズル部材604を通る流れを止める
と、それは再び孔608を通つて穴610に穴6
23を通つて再循環スリーブ621に流れ、再び
第2往復動部材650を押して孔672、通路6
71及び導管13への流入を開始する。
それ故2つの往復動部材は後方から前方、前方
から後方という繰返しの動きが順次一定して行な
い、各々は2つの位置の各々の間を往復する。つ
まり、一方の部材が前方にあるとき他方は後方に
あり、次に逆になる。つまり本発明の反応性成分
斜出弁の第1往復動部材620は流れシヤトルを
構成し、該弁の第2往復動部材650は再循環シ
ヤトルを構成する。両者はノズル部材及びスリー
ブ(それぞれ604と621)と共に作用して反
応性成分が射出と内部再循環の状態にあるとぎに
そのための環状絞り流れ通路を与える。
これら絞り点が互いに近接していることが、流
れ態様と再循環態様間での近くかつ保持できる圧
力バランスの達成を可能にする。これは内部再循
環から斜出への、またその逆の瞬間的な転位をも
たらし、高圧衝突混練を介しての2重密度混練に
とつて本質的な弁特性をもたらす。
本発明の反応成分弁は液体的に作動して射出を
開始し、同時に液圧的に作動して内部再循環路を
閉じる。ノズル部材604を閉じることによる斜
出の中断も液圧的に作動されるが、内部再循環路
の開口は液圧的な介入なしに反応性成分だけの流
れによつて作動する。内部再循環路を選んだとき
だけ液体反応性成分は第1往復動部材620内の
穴617に流れる。弁が射出の状態にあるときは
反応性成分は穴617又は該第1又は第2往復動
部材620,650の他のいづれの部分を通つて
も流れない。
本発明の特定の態様及び本発明を実施する最善
の態様を説明したがもちろん本発明はこれらに限
定されず、その変形は、特に前記開示を考慮し
て、当業者が行なうことができる。従つて本発明
の真の精神と範囲内にあるこれら改良の必須の要
素を構成する特徴を含めたかかる変形をも包含す
ることが請求の範囲によつて意図される。
JP61505436A 1985-10-08 1986-09-29 高圧混練ヘッド及び反応性成分射出弁 Granted JPS62502253A (ja)

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