JPH04160162A - プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

Info

Publication number
JPH04160162A
JPH04160162A JP2283469A JP28346990A JPH04160162A JP H04160162 A JPH04160162 A JP H04160162A JP 2283469 A JP2283469 A JP 2283469A JP 28346990 A JP28346990 A JP 28346990A JP H04160162 A JPH04160162 A JP H04160162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
substrate
processing chamber
generating
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2283469A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3088446B2 (ja
Inventor
Nobumasa Suzuki
伸昌 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP02283469A priority Critical patent/JP3088446B2/ja
Publication of JPH04160162A publication Critical patent/JPH04160162A/ja
Priority to US08/320,551 priority patent/US5707692A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3088446B2 publication Critical patent/JP3088446B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は半導体素子や電子回路等を製造する際に用いら
れるプラズマ処理装置およびその処理方法に関する。
[従来の技術] 半導体素子や電子回路、特に超LSIの製造プロセスに
おいて、プラズマ処理装置は重要な位置を占めている。
最終保護膜用のSiNや層間絶縁用のNSG、 PSG
、 BPSGなどの薄膜形成には、プラズマCVD装置
が用いられ、配線用のA1の薄膜形成にはスパッタリン
グ装置が用いられる。各種薄膜のエツチングにはRIE
装置などが用いられ、フォトレジストの灰化にはプラズ
マアッシング装置が用いられている。プラズマを用いた
処理はこれらの他に酸化、窒化、クリーニング、ドーピ
ング、エピタキシャルプロセスなどへの応用も研究され
ている。実用されているプラズマ処理装置の多くは13
、56MHzの高周波を電気エネルギー源として用い、
これにより発生したIX 10I0/cm2程度以上の
電子密度をもつプラズマに基体を接触させてプラズマ処
理している。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のプラズマ処理装置においては、処理を施
す基体をプラズマに接触させており、プラズマと接触す
る基体の表面にはシース電界が形成される。このシース
電界によってプラズマ中のイオンが加速され、数十〜百
eV程度のエネルギーをもって基体に入射するため、基
体表面に損傷が生じやすいという欠点がある。
上記欠点を解決するために、プラズマ発生室と処理室と
を分離した遠隔プラズマ処理装置が提案されていて、損
傷の少ない処理が可能にされているが、このものにおい
ては、プラズマ発生室と基体とが空間的に離れているた
めに、反応に有効な中性励起種が輸送の途中で衝突によ
り失活しゃすい、このため、処理が不完全(成膜の場合
緻密性が低い)となり、処理速度が遅くなってしまうと
いう欠点がある。
本発明は上記従来例が有する欠点を解消するためになさ
れたもので、イオンによる損傷が少なく、高速かつ高精
度に基体を処理することのできるプラズマ処理装置を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のプラズマ処理装置は、 所定ガスが流入され、所定圧力に維持された処理室内に
プラズマを発生させることにより、該処理室内に設置さ
れた基体の処理を行なうプラズマ処理装置において、 処理室内にプラズマを発生させるためのプラズマ発生手
段として、処理室の外周部に設けられた二個の接地電極
と該二個の接地電極の間の処理室の外周部に設けられた
高周波電極とを含むものが用いられ、 プラズマ発生手段により形成される電界と直交するミラ
ー磁界を発生させるための磁界発生手段が設けられてい
る。
この場合、基体はプラズマ発生手段の近傍であり、かつ
、プラズマ発生手段によって発生するプラズマのプラズ
マ密度の低い場所に設置されてもよく、 さらに、基体もしくは前記基体に付着したガス分子およ
び反応中間体に吸収可能な波長光を前記基体に向けて照
射する光源手段を設けてもよい。
また、本発明のプラズマ処理方法は、 所定ガスが流入され、所定圧力に維持された処理室内に
プラズマを発生されることにより、該処理室内に設置さ
れた基体の処理を行なうプラズマ処理方法において、 前記処理室内にプラズマを発生されるためのプラズマ発
生手段として、前記処理室の外周部に設けられた二個の
接地電極と該二個の接地電極の間の処理室の外周部に設
けられた高周波電極とを含むものを用い、前記プラズマ
発生手段により形成される電界と直交するミラー磁界を
発生させるための磁界発生手段が設けられている装置の
前記処理室内に前記所定ガスを導入し、該所定ガスを前
記プラズマ発生手段を用いてプラズマ化し、該プラズマ
を用いて前記基体の処理を行う。
[作用] 高周波電極の両隣に接地電極が設けられるため、高周波
電界はこれらの各電極間に局在し、他の部分へのもれは
少ないものとなる。これらの各電極は処理室の外周部を
巻回するリング状に形成され、また、磁界発生手段によ
り上記高周波電界と直交するミラー磁界が加えられるた
め、上記高周波電界およびミラー磁界によって決定され
るドリフト移動度に応じてプラズマが電極近傍に閉込め
られる。
高周波電極近傍の電界は放電前も放電後も電極面に垂直
方向を向いているので、高周波電界に垂直なミラー電界
を発生させることにより、シース電界で加速された電子
は進行方向に常に垂直にかかる磁界によって電極面に沿
って周方向にサイクロイド運動し、プラズマは高周波電
極近傍にリング状に閉じ込められることになる。このた
め基体の設置位置を異ならせることにより、基体の表面
に生じる損傷や処理速度も異なるものとなる。
基体をプラズマ発生手段の近傍であり、かつ、プラズマ
発生手段によって発生するプラズマのプラズマ密度の低
い場所に設置した場合には高精度かつ高速な処理が行な
われる。これは基体のダメージの原因となるイオンの数
は基体近傍のプラズマ密度に比例することによる。
電極との距離は近1いがプラズマ密度の低い(例えば5
 X 10’/cm’以下)空間に基体を設置すると、
イオンの数は従来のプラズマ処理装置(Ne >l X
 10”7cm3)よりも1〜2桁以上減少する。また
、通常のプラズマ使用条件(圧力〜1o〜300Tor
r、電子温度2〜7 eV)でプラズマ密度を5×10
”/cm’以下にすると、シース厚が厚くなるためにシ
ース中でイオンと分子の衝突が起こり、シース電界によ
り加速されたイオンのエネルギーは緩和される。したが
って基体に入射するイオンの数およびエネルギーが減少
し、基体に生じるダメージが低減されるとともに、電極
との距離は近いものとなるので反応して有効な中性励起
種が大量に基体に供給され、高精度な処理が可能になる
本発明のものでは上述のようなプラズマ発生領域の制御
を効率よく行なうことのできるミラー磁場を用いて行な
っているので、装置としての精度もよい。
[実施例] 第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す断面図であ
る。
本実施例は本発明の構造を用いてプラズマCVD装置を
構造したものである。
図中、1は反応室、2はSi基板などの基体、3は本実
施例の基部となる支持体、4は基体2を加熱するヒータ
、5は排気、6は第1の原料ガス、7は第2の原料ガス
、8は石英管、9□、92は接地電極、10は高周波電
極、11は高周波電源、12、、12□は高周波電極近
傍の電界に垂直なミラー磁界を発生させるための電磁石
、13は窓、14は窓支持体、15は孔である。
円筒状の石英管8は支持体3上に載置されており、その
外周部にはプラズマ発生手段である接地電極91、高周
波電源11より電源供給を受ける高周波電極1o、接地
電極92が上から順に巻回されており、これらの各電極
に該当する部分が主たるプラズマ発生領域とされる。ま
た、石英管8の周囲であり、上記各電極の上下となる部
分には、石英管8の外周面に対して垂直なミラー磁界を
発生させるための磁界発生手段である2個の電磁石12
□、12□が設けられている。石英管8と支持体3の接
続部近傍の内部は反応室1とされ、該反応室lの下部と
なる支持体3上に基体2が不図示の支持具により載置さ
れている。ヒータ4は支持体3を介して基体2を加熱す
るためのもので、基体2が載置される箇所の支持体3の
下部に設けられている。石英管8の上部は窓支持体14
を間にはさんで、石英にて形成された窓13により塞が
れている。この窓支持体14には第2の原料ガス7を流
入させるための孔14+が設けられている。
また、支持体3には第1の原料ガスを流入させるための
孔15が設けられている。
次に本実施例を用いて成膜を行なう際の動作について説
明する。
利用者は、まず、支持体3上に基体2を設置し、ヒータ
4に電流を流し、基体2を室温から数百℃の所望の温度
にまで加熱する。次に、基体2の近傍に直接導入する第
1の原料ガス6とプラズマ発生領域を通して導入する第
2の原料ガス7とを流入させるとともに、排気5側に設
けられたコンダクタンスバルブ(不図示)により000
1からI Torrの間の所望の圧力に保持する。さら
に、各電磁石121,12zによる数百ガウスのミラー
磁場の存在下、高周波電極1oに高周波電源11て発生
した高周波を数十から数kW供給させて該高周波電極l
○と2個の接地電極9392の間に局在するプラズマを
発生させ、所望の膜厚が得られるまで成膜を行なう。
この方法で基体2の表面で第1の原料ガス6、第2の原
料ガス7と反応するため、SiN、 5j02゜Ta2
0a、 Al2O3,AINなどの絶縁体やa−3i、
 Po1y−5j。
C−5i、 GaAsなとの半導体、AI、Wなどの金
属を成膜させることが可能である。
以下、本実施例を用いてLSI保護用のSiN膜を成膜
させる際の具体例を述へる。
基体2として、Si基板上に310□を8000人成膜
させた上にAIパターンを7000人形成させ、基体2
を300℃に加熱した後、第1の原料ガス6としてSi
Nイな20secm、第2の原料ガス7としてN2を2
00secm流し、圧力を[]、 2Torrに保った
。高周波電極10に高周波電源11からの高周波を20
0W供給させ、11分間成膜させた。その結果、密度2
、8g/cm3、水素含有率12atm%、ストレス2
X] 09dyn/cm2圧縮のダメージの少ない良質
な膜が6600人成膜された。従来のプラズマCVD装
置を用いて温度300℃、 SiH4,20sccm 
、 N2,200secm、圧力、 0.2Torr高
周波パワー200W条件で成膜させた場合の密度2.4
g/cm”、水素含有率20atm%、ストレス4 X
 ID” dyn/cm2圧縮のものよりも良質のもの
とすることができ、ダメージの発生も少なかった。
・密度は、エリブリメトリによる屈折率とオーシュ分先
による組成比よりローレンツ−ローレンツ関係式により
求めた。
・水素含有率は赤外吸収スペクトル中の5i−1(、N
−Hバンドの吸光度を吸収計数で割り求めた。
・ストレスは干渉計により測定した成膜前後の基体のそ
りの変化より求めた9 次に、第1図に示した実施例を表面改質装置に用いる場
合について説明する。
この場合、利用者は支持体3上に基体2を設置し、ヒー
タ4に電流を流し、基体を室温から数百℃の所望の温度
に加熱する。次に、処理用として用いる第1、第2の原
料ガス6.7を流し、排気5側に設けられたコンダクタ
ンスバルブ(不図示)により000IからI Torr
の間の所望の圧力に保持する。さらに、電磁石12..
12□による数百ガウスのミラー磁場の存在下、高周波
電極10に高周波電源11で発生した高周波を数十から
数kW供給させて該高周波電極10と二個の接地電極9
1.9□間に局在するプラズマを発生させ、処理を行な
う。
この方法でSi、 A1. Ti、 Zn、 ■aなど
の酸化、窒化が可能となり、B、 As、 Pなどのド
ーピングの処理が可能である。
次に、第1図に示した実施例を用いてLSIゲート用の
Siを酸化した例について述べる。基体2として31基
板を用いた。この基体2を500℃に加熱した後、酸化
に用いるための第1、第2の原料ガス6.7として02
を200secm流し、圧力を0.2Torrに保った
。高周波電極10には高周波電源11からの高周波を5
0DW供給させ、100分間酸化させた。その結果、密
度2.1g/cm3、耐圧11MV/cm、Qss/q
 、4 XIO”/cm2の良質な膜が600人形成さ
れた。従来のプラズマ酸化装置を用いた場合に形成され
る膜は、密度1.8g/cm”、耐圧9MV/cm、Q
ss/q 、 l XlO12/cm”であるため、本
実施例のものの方が有利である。
次に、第1図に示した実施例をクリーニング装置に使用
する場合に一ついて説明する。
まず、支持体3上に基体2を設置し、ヒータ4に電流を
流し、基体2を室温から数百℃の所望の温度に加熱する
0次に、クリーニング用の第1、第2の原料ガス6.7
を流し、排気5側に設けられたコンダクタンスバルブ(
不図示)により0.001からI Torrの間の所望
の圧力に保持する。
さらに、各電磁石12+、12gによる数百ガウスのミ
ラー磁場の存在下、高周波電極10に高周波電源11で
発生した高周波を数十から数kW供給させて該高周波電
極10と二個の接地電極91.92間に局在するプラズ
マを発生させ、クリーニングい を行なった。
次に、第1図に示した実施例を用いて、Si基板のクリ
ーニングを行なった例について述へる。基体2としてS
i基板を用いた。この基体2を300 ”Cに加熱した
後、クリーニングに用いるための第1、第2の原料ガス
6.7として、NFSを200secm流し、圧力を0
.1Torrに保った。高周波電極10に高周波電源1
1からの高周波を200W供給させる処理を8分間行な
わせた。その後、光CVDによりSiO□膜を900人
成膜させて界面特性(Qss/q)を測定したところ3
 X 10”/cm”の良好な値が得られた。
従来のプラズマクリーニング装置を用いた場合に形成さ
れる膜は、Qss/q  5X 10” /cm”であ
るため、本実施例のものの方が有利である。
なお、第1図に示した実施例中の2個の接地電極93.
9□近傍の磁界は、プラズマ発生を抑えるためのもので
あるので、接地電極を含む面に平行な方がよい。ここで
用いる高周波の周波数は1〜300M)Izの範囲の適
当な値を選択する。また、高周波電極近傍での磁束密度
は、必要なプラズマ閉込めの度合いに応じて100〜1
kGの適当な値を選択する。磁界発生手段として用いら
れる電磁石は永久磁石でもよい。
第2図は本発明の第2の実施例の構成を示す断面図であ
る。
本実施例は第1図に示した第1の実施例を用いて特開昭
62−90924号公報に示されるような光アシストプ
ラズマCVD装置を構成したものである。
図中、23は基体2や基体2に付着するガス分子および
反応中間体に吸収可能な波長光を発生するランプ、24
はランプ23の光をミキシングするために設けられるフ
ライアレイレンズ等のインテグレータ、25はインテグ
レータ24の透過光を入射し、平行光束に成型して出射
するコリメートレンズである。この他の構成は第1図に
示したものと同様であるため、同一番号を付し、説明は
省略する。
本実施例を用いて成膜を行なわせる際の動作について説
明する。
利用者は、まず、支持体3上に基体2を設置し、ランプ
23からの光を窓13を介して被覆基体2に照射すると
ともに、ヒータ4により基体2を室温から数百℃の所望
の温度にまで加熱する。
次に基体2近傍に直接導入する第1の原料ガス6とプラ
ズマ発生領域を通して導入する第2の原料ガス7とを流
入させるとともに、排気5側に設けられたコンダクタン
スバルブ(不図示)により、0、001からI Tor
rの間の所望の圧力に保持する。
さらに、各電磁石12+、12iによる数百ガウスのミ
ラー磁場の存在下、高周波電極1oに高周波電源11で
発生した高周波を数十から数kW供給させて該高周波電
極10と2個の接地電極93.9□のそれぞれの間に局
在するプラズマを発生させ、所望の膜厚が得られるまで
成膜を行なう。
原料ガスを変えることにより、この方法で、SjN、 
5iOz、 Ta205. AIJs、 AINなどの
絶縁体、a−Si。
Po1y−Si、 C−5i、 GaAsなどの半導体
、AI、 Wなどの金属な成膜可能である。
以下第2図に示した実施例を用いてLSI保護保護用S
i酸膜する具体例について述べる。
被覆基体2としてSi基板上にSiO□を8000人成
膜した上にA1パターンを7000人形成したものを用
い、また、ランプ23としてはキセノンランプを用いた
。ランプ23からの光を0.6 W/cm2程度基体2
に照射した。この光照射により基体2の温度は300℃
まで上昇した。第1のガス6としてSiH4を20se
cm、第2のガス7としてN2を200 sccm流入
させ、圧力なO0Ω5Torrに保った。続いて、高周
波電極10に高周波電源11からの高周波電力を020
0W供給し、15分開成膜した。
その結果、密度3.1g/cm’、水素含有率5atm
%、ストレス2x ID”dyn/cm2引張のダメー
ジの少ない良質な膜が7300人成膜された。従来のプ
ラズマCVD装置を用いた場合に形成された膜は、密度
2、4g/cm3、水素含有率20atm%、ストレス
4×109dyn/cm2圧縮であり、ダメージが多く
発生することが多いため、本実施例のものの方が有利で
ある。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように構成されているので、以下
に記載するような効果を奏する。
請求項1に記載したものにおいては、プラズマ発生手段
によって形成される高周波電界に対して、これと直交す
るミラー磁界を磁界発生手段に発生させてプラズマを局
在化させることにより、基体の設置位置に応じて、該基
体の表面に生じる損傷や処理速度を異ならせることがで
き、これらを精度よく制御することが容易となる効果が
ある。
請求項2に記載のものにおいては、プラズマ密度が低く
、かつプラズマ発生手段の近傍に基体が置かれるので、
基体に入射するイオンのエネルギーおよび数が減少され
、反応に有効な中性励起種は基体近傍に大量に輸送され
るため、高精度かつ高速な処理を行なうことができる効
果がある。
請求項3に記載されたものにおいては、上記各効果を備
えた光アシストプラズマ処理装置を構成することができ
る効果がある。
請求項4.5.6または7に記載された方法においては
、上記各効果が有効に用いられた処理をそれぞれ行なう
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す断面図、第
2図は本発明の第2の実施例の構成を示す断面図である
。 1・・・反応室、     2・・・被覆基体、3・・
・支持体、     4・・・ヒータ、5・・・排気、
      6・・・第1の原料ガス、7・・・第2の
原料ガス、  8・・・石英管、91,9□・・・接地
電極、  10・・・高周波電極、11・・・高周波電
源、  IL、 12□・・・電磁石、13・・・窓、
       14・・・窓支持体、14+、]5・・
・孔、      23・・・ランプ、24・・・イン
テグレータ、 25・・・コリメートレンズ。 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.所定ガスが流入され、所定圧力に維持された処理室
    内にプラズマを発生させることにより、該処理室内に設
    置された基体の処理を行なうプラズマ処理装置において
    、 前記処理室内にプラズマを発生させるためのプラズマ発
    生手段として、前記処理室の外周部に設けられた二個の
    接地電極と該二個の接地電極の間の処理室の外周部に設
    けられた高周波電極とを含むものが用いられ、 前記プラズマ発生手段により形成される電界と直交する
    ミラー磁界を発生させるための磁界発生手段が設けられ
    ていることを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 2.請求項1記載のプラズマ処理装置において、 前記基体がプラズマ発生手段の近傍であり、かつ、プラ
    ズマ発生手段によって発生するプラズマのプラズマ密度
    の低い場所に設置されることを特徴とするプラズマ処理
    装置。
  3. 3.請求項1または請求項2に記載のプラズマ処理装置
    において、 前記基体もしくは前記基体に付着したガス分子および反
    応中間体に吸収可能な波長光を前記被覆基体に向けて照
    射する光源手段を有することを特徴とするプラズマ処理
    装置。
  4. 4.所定ガスが流入され、所定圧力に維持された処理室
    内にプラズマを発生させることにより、該処理室内に設
    置された基体の処理を行なうプラズマ処理方法において
    、 前記処理室内にプラズマを発生させるためのプラズマ発
    生手段として、前記処理室の外周部に設けられた二個の
    接地電極と該二個の接地電極の間の処理室の外周部に設
    けられた高周波電極とを含むものを用い、前記プラズマ
    発生手段により形成される電界と直交するミラー磁界を
    発生させるための磁界発生手段が設けられている装置の
    前記処理室内に前記所定ガスを導入し、該所定ガスを前
    記プラズマ発生手段を用いてプラズマ化し、該プラズク
    を用いて前記基体の処理を行うことを特徴とするプラズ
    マ処理方法。
  5. 5.前記基体上に博膜を形成する請求項4に記載のプラ
    ズマ処理方法。
  6. 6.前記基体の表面改質を行う請求項4に記載のプラズ
    マ処理方法。
  7. 7.前記基体表面または前記基体表面の付着物を除去す
    る請求項4に記載のプラズマ処理方法。
JP02283469A 1990-10-23 1990-10-23 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 Expired - Lifetime JP3088446B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02283469A JP3088446B2 (ja) 1990-10-23 1990-10-23 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
US08/320,551 US5707692A (en) 1990-10-23 1994-10-11 Apparatus and method for processing a base substance using plasma and a magnetic field

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02283469A JP3088446B2 (ja) 1990-10-23 1990-10-23 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04160162A true JPH04160162A (ja) 1992-06-03
JP3088446B2 JP3088446B2 (ja) 2000-09-18

Family

ID=17665953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02283469A Expired - Lifetime JP3088446B2 (ja) 1990-10-23 1990-10-23 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3088446B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014160743A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 貼付装置及び貼付装置の洗浄方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014160743A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 貼付装置及び貼付装置の洗浄方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3088446B2 (ja) 2000-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4918031A (en) Processes depending on plasma generation using a helical resonator
KR100554116B1 (ko) 멀티슬롯 안테나를 이용한 표면파 플라즈마 처리장치
KR100326092B1 (ko) 열플라즈마 어닐링 장치 및 어닐링 방법
US20030186517A1 (en) Method of and apparatus for manufacturing semiconductor device
JPH0629248A (ja) プラズマエッチ方法及び装置
JP2003109941A (ja) プラズマ処理装置および表面処理方法
JP2008181710A (ja) プラズマ処理装置及び方法
JP2008059991A (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
US5707692A (en) Apparatus and method for processing a base substance using plasma and a magnetic field
KR20210055103A (ko) 박막 처리 프로세스
US20200388483A1 (en) Methods of post treating silicon nitride based dielectric films with high energy low dose plasma
JP3907444B2 (ja) プラズマ処理装置及び構造体の製造方法
JPH04160162A (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JPH056858A (ja) 熱処理装置
JP4478352B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法並びに構造体の製造方法
JP3088447B2 (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
KR100425658B1 (ko) 마이크로파 공급기, 이를 구비한 플라즈마 처리 장치, 및 플라즈마 처리 방법
JP2902009B2 (ja) マイクロ波プラズマ処理装置および処理方法
JPS6154632A (ja) 絶縁膜形成方法
JP3373466B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JPH06333842A (ja) マイクロ波プラズマ処理装置およびマイクロ波プラズマ処理方法
KR100230356B1 (ko) 공동 방식 전자 싸이크로트론 공명 화학기상 증착 장비 및 이를 사용한 박막 형성 방법
JP2001115267A5 (ja)
JPH06280028A (ja) プラズマ処理方法及び装置
JP2933422B2 (ja) プラズマ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 10