JPH04159869A - ノイズリダクション回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 テレビ受像機等映像関連機器の映像信号処理回路におけ
るノイズを低減するための回路に関する。

（従来技術〕 第３図に従来の動き係数Ｋによりノイズリダクションの
効果を切り換える動き適応型ノイズリダクション回路構
成のブロック図を示す。

１は係数（１−に、）の乗算器２．係数にの乗算器４．
加算器３及びフレームメモリ５からなるノイズリダクシ
ョン回路、１０は同ノイズリダクシッン回路１を動きに
適応して制御する動き検出回路である。

静止画像においては、画像のフレーム相関が大きいので
係数Ｋを大きくしてノイズリグクシ５ンの効果を高めノ
イズを低減し、また、動画像においては、フレーム相関
が小さいので係数Ｋを小さくして画像のぼけを視覚上妨
害にならないようにしている。

第４図に前記第３図の動き検出回路１ｏのブロック図を
示す。

入力映像信号Ａを！フレーム遅延回路エエを介して１フ
レ一ム間差をとり低域通過フィルタ１２により輝度信号
Ｙのみの動き信号を得る一方、色信号は色復調器１３出
力を２フレ一ム遅延回路１４を介して２フレ一ム間差を
とり色信号Ｃの動き信号を得る（色信号はフレーム毎に
位相反転するので２フレ一ム間差をとり同位相で比較す
る）。

ここで、輝度信号Ｙ及び色信号Ｃの動き信号を合成１５
シ、フィールド毎に変化する信号に対して検出漏れを防
ぐため、フィールドメモリ１６を利用し動き信号に時間
方向に積分する時空間フィルタ１７処理を施した動き係
数にの検出信号をノイズリダクション回路１に出力する
。

以上、ノイズリダクション回路ｌは動き検出回路１０出
力の動き係数Ｋにより制御される動き適応型の回路構成
であり、回路の動作上、輝度信号Ｙの高域成分の動き或
いは輝度差の小さい絵柄の動きでは画像のぼけを生じ、
特にこまかい絵柄の動きでは解像度の劣化が大きい。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、輝度信号
Ｙ系の高周波Ｈ域の絵柄等こまかい絵柄の動きでの解像
度の劣化を防止し、また、輝度差の小さい絵柄の動きで
の画像のぼけを防止することで総合画質の改善を図るこ
とを目的とするや〔課題を解決するための手段〕 本発明は、動画像時のぼけ或いは解像度の劣化を招く動
き適応型の回路構成を、現フイールド画像の水平及び垂
直エツジを検出しノイズリダクション回路を制御するエ
ツジ検出適応型の回路構成とすることで、動画像時のぼ
け及び解像度の劣化を改善することに特徴がある。

〔作用〕

第１図にエツジ検出適応型のノイズリダクション回路回
路を示す。

１は係数（１−Ｋ）の乗算器２と係数にの乗算器４と加
算器３及びフレームメモリ５とからなる動き係数にのノ
イズリダクション回路、６は映像信号Ａを入力とする画
像の水平エツジ検出回路７と垂直エツジ検出回路８と水
平、垂直エツジ検出信号の大きい方のエツジ情報を出力
する最大値検出回路９とからなる第２図に示すエツジ検
出回路であり、同エツジ検出回路６出力の制御信号にの
大、小によりノイズリダクション回路１の乗算器２．４
の係数Ｋを変化してノイズリダクション回路の効果を適
応的に制御する。

〔実施例〕

第１図に動き係数Ｋによりノイズリダクシランの効果を
切り換える動き適応型ノイズリダクション回路をエツジ
検出適応型のノイズリダクション回路動作とする構成回
路図を示す。

工は係数（１−Ｋ）の乗算器２と係数にの乗算器４と加
算器３及びフレームメモリ５とからなるノイズリダクシ
ョン回路、６は入力映像信号Ａの輝度信号Ｙにおける水
平エツジ検出回路７と垂直エツジ検出回路８と水平、垂
直エツジ検出信号の大きい方のエツジ情報を出力する最
大値出力回路９とのエツジ検出回路である。

第２図はノイズリダクション回路ｌを制御する第１図の
エツジ検出回路６を示し、水平エツジ検出回路７は水平
方向ドツト単位の遅延器７ａと係数器７ｂと加算器７ｃ
とにより水平エツジを検出し、絶対値変換器７ｄを介し
て絶対値とし、また、垂直エツジ検出回路８は垂直方向
ライン単位の遅延器８ａと係数器８ｂと加算器８ｃとに
より垂直エツジを検出し、絶対値変換器８ｄを介して絶
対値とする。

絶対値変換器７ｄ、８ｄ出力の水平エツジ信号と垂直エ
ツジ信号とをそれぞれセレクタ９ａと比較器９ｂとから
なる最大値検出回路９を介して最大値を検出し、制御信
号にとしてノイズリダクション回路１に出力する。

ノイズリダクション回路１は入力制御信号にの大、小に
より、乗算器２，４の係数Ｋを可変してノイズリダクシ
ョン効果を適応的に制御する。

制御信号Ｋが大きい場合（エツジ有りの場合）は係数Ｋ
を０゛とし、また、制御信号Ｋが小さい場合（エツジ無
しの場合）は係数Ｋを１゛とする。

以上、制御信号にの大、小により適応的にノイズリダク
ション効果を制御する。

〔発明の効果〕

以上のように本発明は、動画像時のぼけ或いは解像度の
劣化を招く動き適応型の回路構成を、現フイールド画像
の水平及び垂直エツジを検出しノイズリダクション回路
を制御するエツジ検出適応型の回路構成とすることで、
動画像時のぼけ及び解像度の劣化を改善し、総合画質の
改善を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すエツジ検出回路を有す
るノイズリダクション構成回路のブロック図、第２図は
同第１図のエツジ検出回路のブロック図、第３図は従来
の動き検出回路を有するノイズリダクション構成回路の
ブロック図、第４図は同第３図の動き検出回路のブロッ
ク図である。 １は乗算器２，４、加算器３、フレームメモリ５からな
るノイズリダクション回路、６は水平エツジ検出回路７
、垂直エツジ検出回路８、最大値検出回路９からなるエ
ツジ検出回路、７ａ、８ａは遅延器、７ｂ、８ｂは係数
器、７ｅ、　８ｅは加算器、７ｄ、８ｄは絶対値変換器
、９ａはセレクタ、９ｂは比較器、１０は動き検出回路
、１１はフレーム遅延器、１３は色復調器、１４は２フ
レーム遅延器、１５は合成器、１６はフィールドメモリ
、１７は時空間フィルタである。 特許出願人　株式会社富士通ゼネラル 第１図１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 映像信号処理回路等におけるフレームメモリ、加算器及
   び乗算器等からなるノイズリダクション回路において、
   ドット遅延器、係数器、加算器からなる水平エッジ検出
   回路とライン遅延器、係数器、加算器からなる垂直エッ
   ジ検出回路と比較器及びセレクタからなる最大値検出回
   路とを具備してなるエッジ検出適応型を特徴とするノイ
   ズリダクション回路。