JPH04159493A - 渦流ポンプ - Google Patents
渦流ポンプInfo
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- JPH04159493A JPH04159493A JP27901390A JP27901390A JPH04159493A JP H04159493 A JPH04159493 A JP H04159493A JP 27901390 A JP27901390 A JP 27901390A JP 27901390 A JP27901390 A JP 27901390A JP H04159493 A JPH04159493 A JP H04159493A
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- section reducing
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- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 abstract 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、渦流ポンプにおける羽根車を格納するケーシ
ングに間する。
ングに間する。
従来の渦流ポンプ吸込部付近の構造は例えば、特公昭4
6−33658号のように、吸吐口付近の断面積を環状
溝中間の断面積よりも大きくすることて流路通風抵抗の
みを減じる構成となっていた。
6−33658号のように、吸吐口付近の断面積を環状
溝中間の断面積よりも大きくすることて流路通風抵抗の
みを減じる構成となっていた。
上記従来技術は、羽根車の回転に伴う同方向の摩擦作用
については考慮されておらず、風量増加の能力は小さい
ものになっていた。
については考慮されておらず、風量増加の能力は小さい
ものになっていた。
本発明の目的は流量及び圧力の増加を図ることができ優
れた特性を有する渦流ポンプを提供することにある。ま
た本発明の他の目的は騒音レベルが低い渦流ポンプを提
供することにある。
れた特性を有する渦流ポンプを提供することにある。ま
た本発明の他の目的は騒音レベルが低い渦流ポンプを提
供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、羽根車と、この羽
根車を格納するケーシングを備え、上記羽根車の羽根に
面して上記ケーシングに設けられた環状溝と、この環状
溝の円周上の一部を仕切る隔壁と、この隔壁をはさんで
上記仕切られた環状溝の両端部に設けられた吸込口およ
び吐出口を有する渦流ポンプにおいて、上記環状溝の上
記吸込口に連なる部分または上記吐出口に連なる部分の
少なくともいずれか一方に上記環状溝の断面積を減少さ
せる断面減少手段を備えたことを特徴とするものである
。
根車を格納するケーシングを備え、上記羽根車の羽根に
面して上記ケーシングに設けられた環状溝と、この環状
溝の円周上の一部を仕切る隔壁と、この隔壁をはさんで
上記仕切られた環状溝の両端部に設けられた吸込口およ
び吐出口を有する渦流ポンプにおいて、上記環状溝の上
記吸込口に連なる部分または上記吐出口に連なる部分の
少なくともいずれか一方に上記環状溝の断面積を減少さ
せる断面減少手段を備えたことを特徴とするものである
。
好ましい第1の実施態様においては、上記断面減少手段
は上記吸込口または吐出口に連なる部分、または上記環
状溝の中間部に連なる部分の少なくともいずれか一方に
滑らかに連続した連続部を有する。
は上記吸込口または吐出口に連なる部分、または上記環
状溝の中間部に連なる部分の少なくともいずれか一方に
滑らかに連続した連続部を有する。
好ましい第2の実施態様においては、上記断面減少手段
は上記環状溝を内周側から外周側にかけて少なくとも2
つの区間に区切るよう設けられたガイF板を備えて成る
。
は上記環状溝を内周側から外周側にかけて少なくとも2
つの区間に区切るよう設けられたガイF板を備えて成る
。
好ましい第3の実施態様においては、上記断面減少手段
は、上記環状溝内面を上記羽根車に向かう方向に突出さ
せて形成される。
は、上記環状溝内面を上記羽根車に向かう方向に突出さ
せて形成される。
好ましい第4の実施態様においては、上記断面減少手段
は上記ケーシングと別部材で形成されて上記環状流路内
に固着される。
は上記ケーシングと別部材で形成されて上記環状流路内
に固着される。
好ましい第5の実施態様においては、上記断面減少手段
は上記羽根車に向かう方向の移動量を調整する調整手段
を備え、上記環状流路の断面積を調整可能に構成される
。
は上記羽根車に向かう方向の移動量を調整する調整手段
を備え、上記環状流路の断面積を調整可能に構成される
。
好ましい第6の実施S様においては、上記環状溝は上記
羽根車の外周に沿って設けられ、上記羽根車は上記環状
溝内で回転するよう配設され、上記断面減少手段は上記
環状溝内側の側面を上記羽根車に向かう方向に突出させ
て形成される。
羽根車の外周に沿って設けられ、上記羽根車は上記環状
溝内で回転するよう配設され、上記断面減少手段は上記
環状溝内側の側面を上記羽根車に向かう方向に突出させ
て形成される。
隔壁は環状溝の一部を仕切り、吸込口から吐出口に向か
う流路を形成する。環状溝の吸込口に連なる部分に設け
られた断面減少手段は吸込口から流入した流れを、確実
に羽根車側方の近傍を通るよう導き、羽根車および羽根
間空気との摩擦を一様に確実に受けやすくする。これに
より吸込側の流れが羽根車から速度を与えられやすくな
るので流れがスムーズになり風量が増大する。また、環
状溝の吐出口に連なる部分に設けられた断面減少手段は
、羽根車から放出されケーシングに沿って進む内部流れ
を羽根車内に導き、旋回して戻った後、吐出口方向へ向
かう。
う流路を形成する。環状溝の吸込口に連なる部分に設け
られた断面減少手段は吸込口から流入した流れを、確実
に羽根車側方の近傍を通るよう導き、羽根車および羽根
間空気との摩擦を一様に確実に受けやすくする。これに
より吸込側の流れが羽根車から速度を与えられやすくな
るので流れがスムーズになり風量が増大する。また、環
状溝の吐出口に連なる部分に設けられた断面減少手段は
、羽根車から放出されケーシングに沿って進む内部流れ
を羽根車内に導き、旋回して戻った後、吐出口方向へ向
かう。
流れとして隔壁部への衝突を抑える。これにより流れの
スムーズ化を図ることができ、騒音の発生が抑制される
。断面減少手段に設けられた連続部は、滑らかに流路断
面を拡大して通風抵抗を低減し、この区間において圧力
回復を図り静圧上昇を大きくする。これにより高風圧化
を図ることができる。ガイF板は環状溝の内周側と外周
側との間を隔て、流れの周方向へのスムーズ化に加えて
、ラジアル方向のスムーズ化も図る。
スムーズ化を図ることができ、騒音の発生が抑制される
。断面減少手段に設けられた連続部は、滑らかに流路断
面を拡大して通風抵抗を低減し、この区間において圧力
回復を図り静圧上昇を大きくする。これにより高風圧化
を図ることができる。ガイF板は環状溝の内周側と外周
側との間を隔て、流れの周方向へのスムーズ化に加えて
、ラジアル方向のスムーズ化も図る。
以下、本発明の実施例を第1図〜第20図により説明す
る。
る。
以下の実施例は本発明の渦流ポンプをeJ流式気体ポン
プ(以下渦流ブロワ)に適用したものである。
プ(以下渦流ブロワ)に適用したものである。
本発明の第1実施例を第1図〜第5図により説明する。
本実施例の渦流ブロワは第1図および第5図に示すよう
にブロワケーシング3、モータハウジング4、および消
音器ケーシング5が一体に構成されたケーシング2を有
し、このケーシング2内にケーシング2と微少ギャップ
gをもって主軸14に締結された羽根車lと、主軸14
に嵌合された回転子16とモータハウジング4に嵌合さ
れた固定子17より成る電動機30が格納される。ブロ
ワケーシング3の電動機30と反対側の開口部には羽根
車1を覆うカバー15が固着される。羽根車1としては
、特願平1−212920号、特願平1−242232
号に記載された3次元羽根を用いてもよい。電動機30
の羽根車1と反対側(反負荷側)にはエンドブラケット
22の外側に主軸I4に締結された電動41I30の冷
却ファン18が設けられ、この冷却ファン18を覆うよ
うに冷却ファンカバー19がエンドブラケット22に固
定される。
にブロワケーシング3、モータハウジング4、および消
音器ケーシング5が一体に構成されたケーシング2を有
し、このケーシング2内にケーシング2と微少ギャップ
gをもって主軸14に締結された羽根車lと、主軸14
に嵌合された回転子16とモータハウジング4に嵌合さ
れた固定子17より成る電動機30が格納される。ブロ
ワケーシング3の電動機30と反対側の開口部には羽根
車1を覆うカバー15が固着される。羽根車1としては
、特願平1−212920号、特願平1−242232
号に記載された3次元羽根を用いてもよい。電動機30
の羽根車1と反対側(反負荷側)にはエンドブラケット
22の外側に主軸I4に締結された電動41I30の冷
却ファン18が設けられ、この冷却ファン18を覆うよ
うに冷却ファンカバー19がエンドブラケット22に固
定される。
ブロワケーシング3内には、第2図に示されるように、
羽根車10羽根1aと対向する環状溝3aが形成され、
この環状溝3aの円周上の一部を仕切る隔壁3dの両端
に設けられた吸込口3bおよび吐出口3cには消音材7
が内蔵された消音器ケーシング5が固着され、この消音
器ケーシング5には消音器ケーシングカバー20および
フランジ21が設けられる。
羽根車10羽根1aと対向する環状溝3aが形成され、
この環状溝3aの円周上の一部を仕切る隔壁3dの両端
に設けられた吸込口3bおよび吐出口3cには消音材7
が内蔵された消音器ケーシング5が固着され、この消音
器ケーシング5には消音器ケーシングカバー20および
フランジ21が設けられる。
さらに、本実施例では、第3図に示されるように、環状
溝3aの吸込口3bに連なる部分および吐出口3Cに連
なる部分にそれぞれ環状溝3aの断面積を減少させる減
少手段3e+ 3fが設けられる。
溝3aの吸込口3bに連なる部分および吐出口3Cに連
なる部分にそれぞれ環状溝3aの断面積を減少させる減
少手段3e+ 3fが設けられる。
本実施例では減少手段3e、3fは、第4図に示される
ように、環状溝3aの内面を羽根車1に向かう方向に突
出させて形成される。減少手段3e、3fはそれぞれ吸
込03bに連なる部分および吐出口3Cに連なる部分に
滑らかに連続した部分を有し、また、環状*3aの中間
部3gに運なる部分にも滑らかに連続した部分を有する
よう構成されている。
ように、環状溝3aの内面を羽根車1に向かう方向に突
出させて形成される。減少手段3e、3fはそれぞれ吸
込03bに連なる部分および吐出口3Cに連なる部分に
滑らかに連続した部分を有し、また、環状*3aの中間
部3gに運なる部分にも滑らかに連続した部分を有する
よう構成されている。
本実施例において電動1t30が運転されると、回転軸
14を中心にして羽根車1が回転し、羽根車環状溝lb
中に設けられた複数枚の羽根1aにより内部流れが環状
溝3aと羽根車環状溝3a中に発生する。これにより吸
込口3bから吸い込まれた空気は隔壁部3dの先端部分
の仕切り壁3da側の断面減少手段3e、環状113a
の中間部3g、隔壁部3dの先端部分の仕切り壁3db
側の断面減少手段3fを経て吐出口3eまで連続する内
部流れを形成する。なお、第1図では隔壁部3dの先端
部分の仕切り壁3daおよび3dbの図示を省略してい
る。
14を中心にして羽根車1が回転し、羽根車環状溝lb
中に設けられた複数枚の羽根1aにより内部流れが環状
溝3aと羽根車環状溝3a中に発生する。これにより吸
込口3bから吸い込まれた空気は隔壁部3dの先端部分
の仕切り壁3da側の断面減少手段3e、環状113a
の中間部3g、隔壁部3dの先端部分の仕切り壁3db
側の断面減少手段3fを経て吐出口3eまで連続する内
部流れを形成する。なお、第1図では隔壁部3dの先端
部分の仕切り壁3daおよび3dbの図示を省略してい
る。
本実施例では、吸込側において内部流れが断面減少手段
3eで羽根車1の近傍を通過するよう導かれ、羽根車1
および羽根la閏の空気との摩擦により、羽根車1から
速度を与えられて十分に加速されるので風量を増大させ
ることができる。
3eで羽根車1の近傍を通過するよう導かれ、羽根車1
および羽根la閏の空気との摩擦により、羽根車1から
速度を与えられて十分に加速されるので風量を増大させ
ることができる。
また、断面減少手段3eから環状溝3aの中間部3gに
向かって滑らかに流路が拡大するので、増大した流れ速
度が減少して動圧から静圧への圧力回復を行なうことが
でき、高風圧化を図ることができる。
向かって滑らかに流路が拡大するので、増大した流れ速
度が減少して動圧から静圧への圧力回復を行なうことが
でき、高風圧化を図ることができる。
吐出側においては、断面減少手段3fにより内部流れの
うち隔壁3dに衝突する部分が抑制され、流れがスムー
ズになるので騒音が低減される。
うち隔壁3dに衝突する部分が抑制され、流れがスムー
ズになるので騒音が低減される。
また、環状溝3aの中間部3gから断面減少手段3fに
かけて滑らかに流路縮小を行なうことて流路断面の急激
な変化による圧力損失を抑制することができる。
かけて滑らかに流路縮小を行なうことて流路断面の急激
な変化による圧力損失を抑制することができる。
本実施例によれば、吸込側に設けた断面減少手段による
吸込流れのスムーズ化により吸込風量の1割程増加の効
果、吐出側環状溝縮小部による吐出流れの隔壁への衝突
防止による騒音レベル3dB程の低下、つまり発生音エ
ネルギーの50%低減の効果が得られる。
吸込流れのスムーズ化により吸込風量の1割程増加の効
果、吐出側環状溝縮小部による吐出流れの隔壁への衝突
防止による騒音レベル3dB程の低下、つまり発生音エ
ネルギーの50%低減の効果が得られる。
また、吸込側の断面減少手段から環状溝中間部にかけて
静圧回復すること及び環状溝中間部から吐出側の断面減
少手段にかけての風量抵抗抑制により1割程度の圧力増
加の効果が得られる。
静圧回復すること及び環状溝中間部から吐出側の断面減
少手段にかけての風量抵抗抑制により1割程度の圧力増
加の効果が得られる。
本発明の第2実施例を第6図および第7図により説明す
る。本実施例は、環状溝3aに板40を円周方向に対し
て傾けて存在させたものである。
る。本実施例は、環状溝3aに板40を円周方向に対し
て傾けて存在させたものである。
板40は第6図、第7図(b)に示されるように、羽根
車1に面する側が平らに形成され、環状tl13aに接
する側が環状溝3aの底面に沿うように形成される。本
実施例では板40が吸込側断面減少手段および吐出側断
面減少手段を形成するので、容易に環状溝縮小部を形成
することが可能である。
車1に面する側が平らに形成され、環状tl13aに接
する側が環状溝3aの底面に沿うように形成される。本
実施例では板40が吸込側断面減少手段および吐出側断
面減少手段を形成するので、容易に環状溝縮小部を形成
することが可能である。
本発明の第3実施例を第8図〜第10図により説明する
。本実施例は吸込側において断面減少手段と環状溝中r
jj部3gを滑らかに結んだことで、圧力特性を上昇さ
せるものである。第8図は頂部に平坦部を有する断面減
少手段42と環状溝中間部3gを直線状に滑らかに結ん
だものである。第9図は本実施例の第1変形例で吸込口
3bから円弧状に立ち上がる断面減少手段43の頂点と
環状溝中間部3gを直線状に滑らかに結んだものである
。第10図は本実施例の第2変形例で吸込口3bからほ
ぼ垂直に立ち上がる断面減少手段44の頂点と環状溝中
間部5gを直線状に滑らかに結んだものである。いずれ
も静圧の回復を図ることができ、圧力特性を上昇させる
効果がある。
。本実施例は吸込側において断面減少手段と環状溝中r
jj部3gを滑らかに結んだことで、圧力特性を上昇さ
せるものである。第8図は頂部に平坦部を有する断面減
少手段42と環状溝中間部3gを直線状に滑らかに結ん
だものである。第9図は本実施例の第1変形例で吸込口
3bから円弧状に立ち上がる断面減少手段43の頂点と
環状溝中間部3gを直線状に滑らかに結んだものである
。第10図は本実施例の第2変形例で吸込口3bからほ
ぼ垂直に立ち上がる断面減少手段44の頂点と環状溝中
間部5gを直線状に滑らかに結んだものである。いずれ
も静圧の回復を図ることができ、圧力特性を上昇させる
効果がある。
本発明の第3実施例を第11図により説明する。
本実施例は吸込側において、断面減少手段45と環状溝
中間部3gを滑らかに結ぶ際に内周側の傾きを外周側の
傾きに比較してより滑らかにして、空力特性を向上させ
るよう構成したものである。
中間部3gを滑らかに結ぶ際に内周側の傾きを外周側の
傾きに比較してより滑らかにして、空力特性を向上させ
るよう構成したものである。
本発明の第4実施例を第12図〜第14図により説明す
る。本実施例は環状溝3aの吸込側において、断面減少
手段46を設けるとともに環状溝3a内を内周側から外
周側に向かう方向に複数の区画に分割するガイド板47
を断面減少手段46の上に同方向に設けたものである。
る。本実施例は環状溝3aの吸込側において、断面減少
手段46を設けるとともに環状溝3a内を内周側から外
周側に向かう方向に複数の区画に分割するガイド板47
を断面減少手段46の上に同方向に設けたものである。
これにより、ラジアル方向への内部流れの乱れを抑制す
ることができ、空力特性を向上させることができる。な
お、第13図はガイド板47を1枚設けた例、第14図
はガイド板47を2枚設けた例である。
ることができ、空力特性を向上させることができる。な
お、第13図はガイド板47を1枚設けた例、第14図
はガイド板47を2枚設けた例である。
本発明の第5実施例を第15図、第16図により説明す
る。本実施例は、ブロワケーシング3とは別部材により
断面減少手段を構成したものである。第15図、第16
図はいずれもガイド板50を断面減少手段として環状溝
3a内に設けた例であり、第15図はガイド板50を環
状溝3aの底面から離間して設けた例、第16図はガイ
ド板50の一端を環状溝3aの吸込口3bまたは吐出口
3Cの底面に接触させて設けた例である。本実施例では
ガイド板50を別部材で形成することによる形状設定の
容易化を図ることができる。
る。本実施例は、ブロワケーシング3とは別部材により
断面減少手段を構成したものである。第15図、第16
図はいずれもガイド板50を断面減少手段として環状溝
3a内に設けた例であり、第15図はガイド板50を環
状溝3aの底面から離間して設けた例、第16図はガイ
ド板50の一端を環状溝3aの吸込口3bまたは吐出口
3Cの底面に接触させて設けた例である。本実施例では
ガイド板50を別部材で形成することによる形状設定の
容易化を図ることができる。
本実施例の第6実施例を第17図により説明する。本実
施例はブロワケーシング3とは別部材により構成された
ガイド板51で断面減少手段を構成したものである。ガ
イド板51は環状溝3aの断面積を減少させるとともに
気流を滑らかに導くような形状に形成されて、固着手段
としてのねじ52により環状溝3aの底面に固着される
。本実施例では固着位置を変化させて位置調整可能にす
ることての空力特性の最適化を図ることができる。
施例はブロワケーシング3とは別部材により構成された
ガイド板51で断面減少手段を構成したものである。ガ
イド板51は環状溝3aの断面積を減少させるとともに
気流を滑らかに導くような形状に形成されて、固着手段
としてのねじ52により環状溝3aの底面に固着される
。本実施例では固着位置を変化させて位置調整可能にす
ることての空力特性の最適化を図ることができる。
本発明の第7実施例を第18図により説明する。
本実施例はブロワケーシング3とは別部材により構成さ
れたガイド板53て断面減少手段を構成し、これを支持
部材54て回動自在に支持し、ざらに羽根車1に向かう
方向の移動量を調整する調整手段としてのねじ55を備
えたものである。ガイド板53は環状溝3aの断面積を
減少させるとともに気流を滑らかに導くような形状に形
成される。
れたガイド板53て断面減少手段を構成し、これを支持
部材54て回動自在に支持し、ざらに羽根車1に向かう
方向の移動量を調整する調整手段としてのねじ55を備
えたものである。ガイド板53は環状溝3aの断面積を
減少させるとともに気流を滑らかに導くような形状に形
成される。
ねし55を回動させることにより、ガイド板53の固着
手段としてのねじ52により羽根車1に向かう方向の移
動量が調整され、環状溝3aの断面積が変化する。本実
施例では断面積が調整可能となり、空力特性の最適化を
はかることができる。
手段としてのねじ52により羽根車1に向かう方向の移
動量が調整され、環状溝3aの断面積が変化する。本実
施例では断面積が調整可能となり、空力特性の最適化を
はかることができる。
なお、第2実施例〜第7実施例において、断面減少手段
以外の構成は第1実施例と同様である。
以外の構成は第1実施例と同様である。
才た、第3実施例〜第7実施例の断面減少手段を吐出側
に適用して騒音低減を図るようにしてもよい。
に適用して騒音低減を図るようにしてもよい。
本発明の第8実施例を第19図、第20図により説明す
る。本実施例は、特に外周側にラジアル方向に羽根を有
する羽根車60と、この羽根車60を囲むように設けら
れて、羽根車60の外周に沿って環状溝70aを有する
ケーシング70を備えてなる渦流ブロワの例である。本
実施例では、羽根車60は羽根60aが環状溝70a内
に入り込むように設けられる。環状溝70aにはラジア
ル方向に吸込ロア0b1あるいは吐出ロア0cが隔壁7
0dに隣接して設けられる、吸込ロア0b、あるいは吐
出ロア0cから環状溝中間部70gに至る途中に断面減
少手段72が環状溝70aの底面から突出するよう設け
られる。本実施例では羽根60aの側面に対向する部分
にも断面減少手段72が形成される。本実施例はラジア
ル方向内向きに流路を縮小する構造により、吸い込み側
においては空力特性の向上、吐出側においては騒音レベ
ル低減を図ることができる。
る。本実施例は、特に外周側にラジアル方向に羽根を有
する羽根車60と、この羽根車60を囲むように設けら
れて、羽根車60の外周に沿って環状溝70aを有する
ケーシング70を備えてなる渦流ブロワの例である。本
実施例では、羽根車60は羽根60aが環状溝70a内
に入り込むように設けられる。環状溝70aにはラジア
ル方向に吸込ロア0b1あるいは吐出ロア0cが隔壁7
0dに隣接して設けられる、吸込ロア0b、あるいは吐
出ロア0cから環状溝中間部70gに至る途中に断面減
少手段72が環状溝70aの底面から突出するよう設け
られる。本実施例では羽根60aの側面に対向する部分
にも断面減少手段72が形成される。本実施例はラジア
ル方向内向きに流路を縮小する構造により、吸い込み側
においては空力特性の向上、吐出側においては騒音レベ
ル低減を図ることができる。
以上の実施例は渦流ブロワについて述べたが、本発明は
これに限ることなく渦流式液体ポンプ(ウェスコポンプ
)に本発明を適用してもよい。
これに限ることなく渦流式液体ポンプ(ウェスコポンプ
)に本発明を適用してもよい。
本発明によれば、流量および圧力の増加を図ることがで
き、優れた特性を有する渦流ポンプを得ることができる
。また、本発明によれば、低騒音の渦流ポンプを得るこ
とができる。
き、優れた特性を有する渦流ポンプを得ることができる
。また、本発明によれば、低騒音の渦流ポンプを得るこ
とができる。
第1図は本発明の第1実施例における渦流ブロワの主要
部の構成を分解して示す斜視図、第2図は本実施例の環
状溝と断面減少手段を示す正面図、第3図は第2図のA
A断面を示す断面図、第4図は本実施例における断面減
少手段の形状を示す斜視図、第5図は本実施例における
渦流ブロワの全体構成を示す側断面図、第6図は本発明
の第2実施例における渦流ブロワの主要部を示す断面図
、第7図(a)、(b)はそれぞれ本実施例の断面減少
手段の取付状態を示す平面図および側面図、第8図(a
)、(b)はそれぞれ本発明の第3実施例における渦流
ブロワの断面減少手段の取付状態を示す平面図および側
面図、第9図(a)、(b)はそれぞれ本実施例の第1
変形例における渦流ブロワの断面減少手段の取付状態を
示す平面図および側面図、第101!I (a)、(b
)はそれぞれ本実施例の第2変形例における渦流ブロワ
のブロワの断面減少手段の取付状態を示す平面図および
側面図、第12図は本発明の第4実施例における渦流ブ
ロワの主要部を示す断面図、第13図(a)、(b)は
それぞれ本実施例でガイド板を1枚とした場合の平面図
および側面図、第14図(a)、(b)はそれぞれ本実
施例でガイド板を2枚とした場合の平面図および側面図
、第15図、第16図はいずれも本発明の第5実施例に
おける渦流ブロワの主要部の断面を示し、第15図はガ
イド板を離間して設けた断面図、第16図はガイド板を
吐出口に接触させて設けた断面図、第17図は本発明の
第6実施例における渦流ブロワの主要部の断面図、第1
8図は本発明の第7実施例における渦流ブロワの主要部
の断面図、第19図は本発明の第8実施例における渦流
ブロワの断面減少手段の形状を示す斜視図、第20図(
a)、(b)はそれぞれ本実施例の主要部の構成を示す
正面断面図、および側断面図である。 に羽根車、2:ケーシング、3a、?a:環状溝、3e
、3f、40,42,43,44.45゜46.47.
50.51.53.72:断面減少手段。 第 2 図 第 6 凹 ′$ 7 図 (ai Cbl凶、 3d
b $IO図 第 75 図 $16 図 第 17 図 :$18 図
部の構成を分解して示す斜視図、第2図は本実施例の環
状溝と断面減少手段を示す正面図、第3図は第2図のA
A断面を示す断面図、第4図は本実施例における断面減
少手段の形状を示す斜視図、第5図は本実施例における
渦流ブロワの全体構成を示す側断面図、第6図は本発明
の第2実施例における渦流ブロワの主要部を示す断面図
、第7図(a)、(b)はそれぞれ本実施例の断面減少
手段の取付状態を示す平面図および側面図、第8図(a
)、(b)はそれぞれ本発明の第3実施例における渦流
ブロワの断面減少手段の取付状態を示す平面図および側
面図、第9図(a)、(b)はそれぞれ本実施例の第1
変形例における渦流ブロワの断面減少手段の取付状態を
示す平面図および側面図、第101!I (a)、(b
)はそれぞれ本実施例の第2変形例における渦流ブロワ
のブロワの断面減少手段の取付状態を示す平面図および
側面図、第12図は本発明の第4実施例における渦流ブ
ロワの主要部を示す断面図、第13図(a)、(b)は
それぞれ本実施例でガイド板を1枚とした場合の平面図
および側面図、第14図(a)、(b)はそれぞれ本実
施例でガイド板を2枚とした場合の平面図および側面図
、第15図、第16図はいずれも本発明の第5実施例に
おける渦流ブロワの主要部の断面を示し、第15図はガ
イド板を離間して設けた断面図、第16図はガイド板を
吐出口に接触させて設けた断面図、第17図は本発明の
第6実施例における渦流ブロワの主要部の断面図、第1
8図は本発明の第7実施例における渦流ブロワの主要部
の断面図、第19図は本発明の第8実施例における渦流
ブロワの断面減少手段の形状を示す斜視図、第20図(
a)、(b)はそれぞれ本実施例の主要部の構成を示す
正面断面図、および側断面図である。 に羽根車、2:ケーシング、3a、?a:環状溝、3e
、3f、40,42,43,44.45゜46.47.
50.51.53.72:断面減少手段。 第 2 図 第 6 凹 ′$ 7 図 (ai Cbl凶、 3d
b $IO図 第 75 図 $16 図 第 17 図 :$18 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、羽根車と、この羽根車を格納するケーシングを備え
、上記羽根車の羽根に面して上記ケーシングに設けられ
た環状溝と、この環状溝の円周上の一部を仕切る隔壁と
、この隔壁をはさんで上記仕切られた環状溝の両端部に
設けられた吸込口および吐出口を有する渦流ポンプにお
いて、上記環状溝の上記吸込口に連なる部分または上記
吐出口に連なる部分の少なくともいずれか一方に上記環
状溝の断面積を減少させる断面減少手段を備えたことを
特徴とする渦流ポンプ。 2、上記断面減少手段は上記吸込口または吐出口に連な
る部分、または上記環状溝の中間部に連なる部分の少な
くともいずれか一方に滑らかに連続した連続部を有する
ことを特徴とする請求項1記載の渦流ポンプ。 3、上記断面減少手段は上記環状溝を内周側から外周側
にかけて少なくとも2つの区間に区切るよう設けられた
ガイド板を備えて成ることを特徴とする請求項1記載の
渦流ポンプ。 4、上記断面減少手段は上記環状溝内面を上記羽根車に
向かう方向に突出させて形成されたことを特徴とする請
求項1記載の渦流ポンプ。 5、上記断面減少手段は上記ケーシングと別部材で形成
されて上記環状流路内に固着されたことを特徴とする請
求項1記載の渦流ポンプ。 6、上記断面減少手段は上記羽根車に向かう方向の移動
量を調整する調整手段を備え、上記環状流路の断面積を
調整可能に構成されたことを特徴とする請求項6記載の
渦流ポンプ。 7、上記環状溝は上記羽根車の外周に沿って設けられ、
上記羽根車は上記環状溝内で回転するよう配設され、上
記断面減少手段は上記環状溝内側の側面を上記羽根車に
向かう方向に突出させて形成されたことを特徴とする請
求項1記載の渦流ポンプ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2279013A JP2776976B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 渦流ポンプ |
EP91115274A EP0477650B1 (en) | 1990-09-14 | 1991-09-10 | Vortex flow blower |
DE69119854T DE69119854T2 (de) | 1990-09-14 | 1991-09-10 | Seitenkanalgebläse |
KR1019910016039A KR100190424B1 (ko) | 1990-09-14 | 1991-09-14 | 와류블로어 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2279013A JP2776976B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 渦流ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04159493A true JPH04159493A (ja) | 1992-06-02 |
JP2776976B2 JP2776976B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=17605183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2279013A Expired - Lifetime JP2776976B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-10-19 | 渦流ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2776976B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005180382A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Hitachi Ltd | 渦流ポンプ |
WO2009081465A1 (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | Yonehara Giken Co., Ltd. | 加圧遠心ポンプ |
JP2012149637A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-08-09 | Ryo Hitachi | 遠心ポンプ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4983906A (ja) * | 1972-12-20 | 1974-08-13 | ||
JPS4997315A (ja) * | 1973-01-22 | 1974-09-13 | ||
JPS5127111A (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-06 | Hitachi Ltd | Karyuburoa |
JPH01170791A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-05 | Jidosha Denki Kogyo Co Ltd | 燃料タンク内蔵式燃料ポンプ装置 |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP2279013A patent/JP2776976B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4983906A (ja) * | 1972-12-20 | 1974-08-13 | ||
JPS4997315A (ja) * | 1973-01-22 | 1974-09-13 | ||
JPS5127111A (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-06 | Hitachi Ltd | Karyuburoa |
JPH01170791A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-05 | Jidosha Denki Kogyo Co Ltd | 燃料タンク内蔵式燃料ポンプ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005180382A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Hitachi Ltd | 渦流ポンプ |
WO2009081465A1 (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | Yonehara Giken Co., Ltd. | 加圧遠心ポンプ |
JP2012149637A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-08-09 | Ryo Hitachi | 遠心ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2776976B2 (ja) | 1998-07-16 |
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