JPH04158803A - スライドファスナー用連続ファスナーエレメント - Google Patents

スライドファスナー用連続ファスナーエレメント

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JPH04158803A
JPH04158803A JP2284966A JP28496690A JPH04158803A JP H04158803 A JPH04158803 A JP H04158803A JP 2284966 A JP2284966 A JP 2284966A JP 28496690 A JP28496690 A JP 28496690A JP H04158803 A JPH04158803 A JP H04158803A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、合成樹脂製モノフィラメントによって形成さ
れたコイル状、ジグザグ状のスライドファスナー用連続
ファスナーエレメントに関するものである。
従来の技術 従来のこの種のスライドファスナー用連続フ・アスナー
エレメントにおいては、その噛合頭部はスタンピングロ
ーラ等により全体を単に偏平状に形成したものが多く、
またこの偏平部分の前面全体を前面外方に円弧状に隆起
させたものも知られていた。
発明が解決しようとする課題 ところで従来のスライドファスナー用連続ファスナーエ
レメントの噛合頭部全体を偏平状にしたものは、スライ
ダーによりスライドファスナーを開閉する際に、対向す
るファスナーエレメントの噛合頭部は互いにスライダー
内において面接触を行いスライダーの摺動が重くなって
スライダーの操作に軽快性が欠け、また噛合頭部の前面
全体を外方に円弧状に隆起させたものは、スライダー内
で噛合頭部同士が接触した際にファスナーエレメントが
遊動して変位し易く、このためファスナーエレメントの
係脱に対し安定性を欠くという問題点があった。
そこで本発明は、前記の問題点を解消して、スライダー
によるファスナーエレメントの係脱を常に安定した状態
で、しかも軽快に操作が行えるところのスライドファス
ナー用連続ファスナーエレメントを提供することを目的
としたものである。
課題を解決するための手段 本発明は前記目的を達成するため、合成樹脂製モノフィ
ラメントによって形成されたスライドファスナー用連続
ファスナーエレメントｌ、１３において、噛合頭部２の
前面の略中央にスライドファスナーの長手方向に沿った
凹溝３を設け、該凹溝３の底部両側端に円弧状の係止部
５を側方に突出させて設けたものである。
また凹溝３の両側に、噛合頭部２の前面外方に向けて山
形状の隆起部４．４を設けると更に効果的となる。
実　　施　　例 以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第１図は本発明のスライドファスナー用連続ファスナー
エレメントの一例であるコイル状ファスナーエレメント
の斜視図であって、このコイル状ファスナーエレメント
】は、ポリアミド、ポリ゛エステル等の熱可塑性合成樹
脂製モノフィラメントによって構成したもので、コイル
の一側部にはスタンピング成形用ロール等によって形成
された他方のコイル状ファスナーエレメントｌと係脱し
てファスナーを開閉するところの噛合頭部２が設けられ
ている。
この噛合頭部２は、ファスナー面に対して垂直面内にあ
るように形成されていて、噛合頭部２の前面には、その
略中央にスライドファスナーの長手方向に沿って形成さ
れた凹溝３が設けられており、またこの凹溝３を挟んで
その上下の両側には、噛合頭部２の前面外方に向って隆
起した山形状の隆起部４．４が設けられている。そして
噛合頭部２の両側端の中央の、凹溝３の底部両側端に相
当するところに、円弧状に側方に突出した係止部５．５
が形成されている。また噛合頭部２の両端部からは上下
に脚部６．６が伸びていて、隣接する脚部６と反転部７
によって連結して全体としてコイル状に連続してコイル
状ファスナーエレメント１を構成している。そしてこの
コイル状ファスナーエレメントは第３図に示すように脚
部６の反転部寄りの部分を縫着糸９によりファスナーテ
ープ８の側部に縫着して取付けられるものである。
第２図および第３図は第１図に示したコイル状ファスナ
ーエレメントｌの係脱時におけるスライダー１０内の状
態を示したもので、コイル状ファスナーエレメントＩが
噛合係止される場合は、スライダーｌＯを第２図におい
て下方に引下げることにより、左右のコイル状ファスナ
ーエレメントｌ、１は、スライダーの両側のフランジ部
１２．１２により中央に引寄せられ、各噛台頭部同±２
．２は押圧摺接しながら相手側コイル状ファスナーエレ
メント列間にスナップ式に嵌入し係止されてファスナー
が閉鎖される。この時第３図に示すように他方の噛合頭
部２の一側端の中央に突設した円弧状の係止部５に、一
方の噛合頭部２のＭｊＪ面中央に形成した凹溝３が嵌合
し、円弧状の係止部５と相互に押圧摺接しながら凹溝３
に案内されて噛合頭部２を遊動、変位、または捻転する
ことなく正しい姿勢を保持して相手側コイル状ファスナ
ーエレメント列間にスナップ式に嵌入する。そして他方
の噛合頭部２の一側端の係止部５を一方の噛合頭部２の
凹溝３の上下の両側に形成した山形状の隆起部４．４に
よっって、噛合頭部２の前面の中央に銹導して、凹溝３
と嵌合させ、噛合頭部同士が多少ずれて当接しても矯正
して正しい位置で摺接が行われるようにして常に安定し
た状態の噛合係止が行えるように構成しである。このよ
うな構成は特に上下脚部間に芯紐を挿通していないスラ
イダー内において遊動しやすいコイル状ファスナーエレ
メントの場合に有利である。また噛合頭部同士を円弧状
の係止部５と凹溝３とで押圧摺接することにより、摺接
位置におけるコイル状ファスナーの全体の幅をわずかに
縮少させると共に、噛合頭部同士の接触を点接触状態で
行い摩擦を少くして、スライダーｌＯの引下げ操作を軽
快に行えるように構成しである。またファスナーの開離
においては閉鎖とは逆の状態で行われ開離時においても
閉鎖時と同様にスライダー１０の引上げ操作を軽快に行
うことができる。
第４図は本発明のスライドファスナー用連続ファスナー
エレメントの他の実施例の斜視図であって、熱可塑性合
成樹脂製モノフィラメントをジグザグ状に形成したジグ
ザグ状ファスナーエレメント１３の噛合頭部に前実施例
と同様な凹溝、Ｍ起部、係止部を形成したもので、作用
効果においても前実施例と同様安定した状態でスライダ
ー操作も軽快にファスナーの開閉を行うことができるも
のである。
なお本発明のスライドファスナー用連続ファスナーエレ
メントはファスナーテープへの取付けにおいて芯紐の有
無に関係なく、常に安定した状態で軽快にスライドファ
スナーの開閉が行えるものであるが、芯紐を用いて取付
ければ更に安定性が得られる。
発明の効果 本発明は、以上のような構成であって、スライドファス
ナー用連続ファスナーエレメントの噛合頭部に前記のよ
うな凹溝と隆起部と係止部を設けたため、スライドファ
スナーの開閉の際に、対向するファスナーエレメントの
噛合頭部の係止部と凹溝が嵌合して正しい姿勢でしかも
点接触状態で案内されてファスナーエレメント列間にス
ナップ式に嵌脱するので、双方のファスナーエレメント
が遊動、変位、捻転等を生ずることなく係脱が行えると
共にスライダー操作も軽快となり常に安定した状態で円
滑なスライドファスナーの開閉が行え、チェーン割れの
起こらないスライドファスナーを得ることができるもの
である。
さらに噛合頭部の凹溝の両側に山形状の隆起部を設ける
ことにより、他方の噛合頭部の係止部を中央に誘導して
位置ずれを矯正して正しい状態で噛合開離を行うことが
できるので一層安定した状態でスライドファスナーの開
閉を行うことができ
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の実施例のコイル状ファスナーエレメン
トの斜視図、第２図は同じくスライダー内の噛合状態を
示す説明図、第３図は第２図ｍ−■線の断面図、第４図
は他の実施例のジグザグ状ファスナーエレメントの斜視
図である。 １・・・・・・・・・・・・コイル状ファスナーエレメ
ント２・・・・・・・・・・・・噛合頭部 ３・・・・・・・・・・・・凹　溝 ４・・・・・・・・・・・・隆起部 ５・・・・・・・・・・・・係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）合成樹脂製モノフィラメントによって形成された
    スライドファスナー用連続ファスナーエレメント（１）
    （１３）において、噛合頭部（２）の前面の略中央にス
    ライドファスナーの長手方向に沿った凹溝（３）を設け
    、該凹溝（３）の底部両側端に円弧状の係止部（５）を
    側方に突出させて設けたことを特徴とするスライドファ
    スナー用連続ファスナーエレメント。
  2. （２）凹溝（３）の両側に、噛合頭部（２）の前面外方
    に向けて山形状の隆起部（４）（４）を設けたことを特
    徴とする請求項１記載のスライドファスナー用連続ファ
    スナーエレメント。
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