JPH0657170B2 - ジグザグ型連続スライドフアスナーエレメント - Google Patents
ジグザグ型連続スライドフアスナーエレメントInfo
- Publication number
- JPH0657170B2 JPH0657170B2 JP63331938A JP33193888A JPH0657170B2 JP H0657170 B2 JPH0657170 B2 JP H0657170B2 JP 63331938 A JP63331938 A JP 63331938A JP 33193888 A JP33193888 A JP 33193888A JP H0657170 B2 JPH0657170 B2 JP H0657170B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener element
- slide fastener
- monofilament
- tape
- zigzag
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/10—Slide fasteners with a one-piece interlocking member on each stringer tape
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/10—Slide fasteners with a one-piece interlocking member on each stringer tape
- A44B19/12—Interlocking member in the shape of a continuous helix
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/10—Slide fasteners with a one-piece interlocking member on each stringer tape
- A44B19/14—Interlocking member formed by a profiled or castellated edge
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/25—Zipper or required component thereof
- Y10T24/2518—Zipper or required component thereof having coiled or bent continuous wire interlocking surface
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/25—Zipper or required component thereof
- Y10T24/2518—Zipper or required component thereof having coiled or bent continuous wire interlocking surface
- Y10T24/252—Zipper or required component thereof having coiled or bent continuous wire interlocking surface with stringer tape interwoven or knitted therewith
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衣類、かばん、ケース類、カバー類等に用い
られるスライドフアスナーを構成するフアスナーエレメ
ントに関するもので、特に横断面が半円形をなす合成樹
脂製モノフイラメントをジグザグ状に折曲形成した連続
スライドフアスナーエレメントに関するものである。
られるスライドフアスナーを構成するフアスナーエレメ
ントに関するもので、特に横断面が半円形をなす合成樹
脂製モノフイラメントをジグザグ状に折曲形成した連続
スライドフアスナーエレメントに関するものである。
従来スライドフアスナーエレメントにおいて、横断面が
半円形をなす合成樹脂製モノフイラメントを折曲げ成形
してジグザグ状の連続したフアスナーエレメントに成形
したものは例えば特公昭３９−９３９０号公報に示すよ
うに既に知られていた。
半円形をなす合成樹脂製モノフイラメントを折曲げ成形
してジグザグ状の連続したフアスナーエレメントに成形
したものは例えば特公昭３９−９３９０号公報に示すよ
うに既に知られていた。
ところが、前記のものは、横断面が半円形をなすモノフ
イラメントから成形したものであるため、モノフイラメ
ントの平担面を一つの平面内に置きながらモノフイラメ
ントを折曲させる時、小さい半径で自由に折曲形成する
ことが困難であることからして、フアスナーエレメント
のテープに対する取付部が大きな半円状波腹となり、平
面からみて上下の脚部を重合させた強固かつ安定した噛
合機能をもつところのＵ字状のものに折曲成形すること
は難かしかつた。
イラメントから成形したものであるため、モノフイラメ
ントの平担面を一つの平面内に置きながらモノフイラメ
ントを折曲させる時、小さい半径で自由に折曲形成する
ことが困難であることからして、フアスナーエレメント
のテープに対する取付部が大きな半円状波腹となり、平
面からみて上下の脚部を重合させた強固かつ安定した噛
合機能をもつところのＵ字状のものに折曲成形すること
は難かしかつた。
またテープに対する取付部が半円状波腹となるため、フ
アスナーエレメントをテープに取付ける際に取付糸の掛
りが複雑となり安定した取付けができにくい点を有して
いる。加えて横断面半円形のモノフイラメントを用いて
いるので薄型になる反面、スライダーの外郭レールと摺
接する案内面が非常に少なくなるので、スライダーによ
るガイド性に難点があり、スライダーによる左右のフア
スナーエレメントの寄せ付け作用が不足してフアスナー
エレメントの噛合いが不十分となつてチエーン割れを起
したり、スライダーの外郭レールとテープ間にフアスナ
ーエレメントの円弧状取付部の端部が喰い込んで、フア
スナーエレメントの変形、損傷を招いたり、スライダー
の摺動が不規則に重くなつたり動かなくなつたりする等
の多くの問題点を有していた。
アスナーエレメントをテープに取付ける際に取付糸の掛
りが複雑となり安定した取付けができにくい点を有して
いる。加えて横断面半円形のモノフイラメントを用いて
いるので薄型になる反面、スライダーの外郭レールと摺
接する案内面が非常に少なくなるので、スライダーによ
るガイド性に難点があり、スライダーによる左右のフア
スナーエレメントの寄せ付け作用が不足してフアスナー
エレメントの噛合いが不十分となつてチエーン割れを起
したり、スライダーの外郭レールとテープ間にフアスナ
ーエレメントの円弧状取付部の端部が喰い込んで、フア
スナーエレメントの変形、損傷を招いたり、スライダー
の摺動が不規則に重くなつたり動かなくなつたりする等
の多くの問題点を有していた。
そこで本発明は前記の問題点を解消して、薄型でありな
がら強固かつ安定した噛合機能を有し、スライダーの摺
動も円滑であつて、しかもスペース部の成形のためのフ
アスナーエレメントの除去も容易に行えるところの横断
面半円形のモノフイラメントよりなるジグザグ型連続ス
ライドフアスナーエレメントを提供することを目的とし
たものである。
がら強固かつ安定した噛合機能を有し、スライダーの摺
動も円滑であつて、しかもスペース部の成形のためのフ
アスナーエレメントの除去も容易に行えるところの横断
面半円形のモノフイラメントよりなるジグザグ型連続ス
ライドフアスナーエレメントを提供することを目的とし
たものである。
本発明は、前記の目的を達成させるため、横断面が半円
形をなす合成樹脂製モノフイラメントから折曲成形した
ジグザグ型連続スライドフアスナーエレメントにおい
て、上下脚部のテープ面に接する部分をモノフイラメン
トの偏平部によつて構成すると共に、前記上下の各脚部
が連続する反転部の少なくとも一部を、前記各脚部の表
面よりも高く形成して構成したものである。
形をなす合成樹脂製モノフイラメントから折曲成形した
ジグザグ型連続スライドフアスナーエレメントにおい
て、上下脚部のテープ面に接する部分をモノフイラメン
トの偏平部によつて構成すると共に、前記上下の各脚部
が連続する反転部の少なくとも一部を、前記各脚部の表
面よりも高く形成して構成したものである。
本発明のジグザグ型連続スライドフアスナーエレメント
は第２図および第６図に例示するように上下脚部の偏平
部をテープ面にあて、縫着手段、織込手段あるいは編込
手段等によつて強固に安定よく取付けられ、噛合機能も
損うこともない。
は第２図および第６図に例示するように上下脚部の偏平
部をテープ面にあて、縫着手段、織込手段あるいは編込
手段等によつて強固に安定よく取付けられ、噛合機能も
損うこともない。
そしてスライダーによるスライドフアスナーの開閉に当
つても、フアスナーエレメントの反転部に形成した脚部
の表面より高い部分によつてスライダーのガイド性がよ
く摺動が円滑に行なわれ、チエーン割れが生じたり、フ
アスナーエレメントの変形や損傷が生ずることはない。
つても、フアスナーエレメントの反転部に形成した脚部
の表面より高い部分によつてスライダーのガイド性がよ
く摺動が円滑に行なわれ、チエーン割れが生じたり、フ
アスナーエレメントの変形や損傷が生ずることはない。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。
本発明のジグザグ型連続スライドフアスナーエレメント
（以下単にエレメントという）１は、ポリエステル、ナ
イロン等の熱可塑性合成樹脂からなり、第１９図に示す
ような横断面半円形のモノフイラメントをジグザグ状に
折曲成形して構成るものである。そして反転部の少なく
とも一部を脚部の表面よりも高くする加工はジグザグ状
に折曲成形する前または後にスタンピング加工、クラン
ピング加工等により行うものである。
（以下単にエレメントという）１は、ポリエステル、ナ
イロン等の熱可塑性合成樹脂からなり、第１９図に示す
ような横断面半円形のモノフイラメントをジグザグ状に
折曲成形して構成るものである。そして反転部の少なく
とも一部を脚部の表面よりも高くする加工はジグザグ状
に折曲成形する前または後にスタンピング加工、クラン
ピング加工等により行うものである。
第１図は本発明のエレメントを斜視図によつて示したも
ので、エレメント１は噛合頭部２、上脚部３、下脚部
４、反転部５よりなり、噛合頭部２はパンチにより押圧
形成された平担部を有し、上脚部３、下脚部４は夫々噛
合頭部２の上方および下方から水平に延び、後端部にお
いて夫々反転部５を介して上脚部３は隣の上脚部３と、
また下脚部４は隣の下脚部４と夫々Ｕ字状に連結して連
続したジグザグ状のエレメントを構成している。そして
上脚部３と下脚部４とは、第３図に示すようにテープ部
９を挟んで相対応する位置にあつて断面半円形のモノフ
イラメントの偏平面によつて形成する上脚部３の偏平部
６および下脚部４の偏平部７がテープ面と平行になるよ
うに構成されていて、偏平部６，７が広い面積でテープ
面と密接して安定よく強固にテープ部９に取付けられる
ようになつている。また上脚部３および下脚部４は上下
方向に重なるように、かつ隣同士の脚部とは平行に形成
されているため第２図に示すように取付糸10によつて容
易に縫着することができ、また第６図に示すように織込
手段によつて取付ける場合も、緯糸１６およびエレメン
ト締付け経糸群１８によつて容易にかつ安定して取付け
ることができる。そして第８図および第９図に示すよう
に上脚部３の偏平部６および下脚部４の偏平部７を超音
波あるいは高周波等による溶融加工手段を用いてテープ
面９に溶着１９するかまたは接着剤を用いて接着して取
付けることもできる。この場合接触面積が大きいので強
固に付けることができる。
ので、エレメント１は噛合頭部２、上脚部３、下脚部
４、反転部５よりなり、噛合頭部２はパンチにより押圧
形成された平担部を有し、上脚部３、下脚部４は夫々噛
合頭部２の上方および下方から水平に延び、後端部にお
いて夫々反転部５を介して上脚部３は隣の上脚部３と、
また下脚部４は隣の下脚部４と夫々Ｕ字状に連結して連
続したジグザグ状のエレメントを構成している。そして
上脚部３と下脚部４とは、第３図に示すようにテープ部
９を挟んで相対応する位置にあつて断面半円形のモノフ
イラメントの偏平面によつて形成する上脚部３の偏平部
６および下脚部４の偏平部７がテープ面と平行になるよ
うに構成されていて、偏平部６，７が広い面積でテープ
面と密接して安定よく強固にテープ部９に取付けられる
ようになつている。また上脚部３および下脚部４は上下
方向に重なるように、かつ隣同士の脚部とは平行に形成
されているため第２図に示すように取付糸10によつて容
易に縫着することができ、また第６図に示すように織込
手段によつて取付ける場合も、緯糸１６およびエレメン
ト締付け経糸群１８によつて容易にかつ安定して取付け
ることができる。そして第８図および第９図に示すよう
に上脚部３の偏平部６および下脚部４の偏平部７を超音
波あるいは高周波等による溶融加工手段を用いてテープ
面９に溶着１９するかまたは接着剤を用いて接着して取
付けることもできる。この場合接触面積が大きいので強
固に付けることができる。
また上脚部３の上部の反転部５および下脚部４の下部の
反転部５は第４図の断面に示すように断面半円形のモノ
フイラメントの偏平面によつて形成する偏平部８が噛合
頭部２側に面するように９０度捻り起した状態に形成さ
れ、夫々上脚部３の上面、下脚部４の下面より高くなる
ようにして、スライダー１１の外郭レール１２へのガイ
ド性を良好にすると共に、第４図に示すようにエレメン
トの取付糸１０がスライダー１１の内面と摺接しないよ
うに保護もしている。また第５図に示すように、フアス
ナーチエーンにスペース部を作製する場合に、ダイ１４
の所定位置にフアスナーチエーンを載置し、上方よりパ
ンチ１３を下降させて噛合頭部２を切落した後、クリツ
パー１５によりエレメントの残存部を除去する時、反転
部５の高い部分によつて確実かつ容易に引抜くことがで
きる。
反転部５は第４図の断面に示すように断面半円形のモノ
フイラメントの偏平面によつて形成する偏平部８が噛合
頭部２側に面するように９０度捻り起した状態に形成さ
れ、夫々上脚部３の上面、下脚部４の下面より高くなる
ようにして、スライダー１１の外郭レール１２へのガイ
ド性を良好にすると共に、第４図に示すようにエレメン
トの取付糸１０がスライダー１１の内面と摺接しないよ
うに保護もしている。また第５図に示すように、フアス
ナーチエーンにスペース部を作製する場合に、ダイ１４
の所定位置にフアスナーチエーンを載置し、上方よりパ
ンチ１３を下降させて噛合頭部２を切落した後、クリツ
パー１５によりエレメントの残存部を除去する時、反転
部５の高い部分によつて確実かつ容易に引抜くことがで
きる。
なお第１図の実施例における反転部５はほぼ全部におい
て脚部の表面より高くなるように形成されているが、反
転部５の少くとも一部が脚部の表面より高く形成されて
おれば同等の作用効果を奏するものである。次に反転部
の一部を高く形成した実施例を示す。
て脚部の表面より高くなるように形成されているが、反
転部５の少くとも一部が脚部の表面より高く形成されて
おれば同等の作用効果を奏するものである。次に反転部
の一部を高く形成した実施例を示す。
第１０図乃至第１７図は反転部の少くとも一部を脚部の
表面より高く形成した実施例で、第１０図のものは、反
転部５ａを図面において反時計方向に１８０度捻つて形
成し、偏平部８をテープ面と反対側にすると共に、反転
部５ａの両側部を半円形モノフイラメントの重なりによ
つて高い部分２０，２０を形成したものである。第１１
図は反転部５ｂの偏平部８をエレメントの外側に面する
ようにしたものである。第１２図は第１０図のものとは
逆に反転部５ｃを図面において時計方向に１８０度捻つ
て形成し、偏平部８をテープ面と反対側にすると共に、
反転部５ｃの両側部を半円形モノフイラメントの重なり
によつて高い部分２１，２１を形成したものである。第
１３図および第１４図は、反転部５ｄ，５ｅの偏平部８
をテープ面に接触させると共に、反転部５ｄ，５ｅの両
側部にスタンピングにより隆起部２２，２２または隆起
部２３，２３を形成したものであり、第１３図はスタン
ピングによる凹部が反転部５ｄの外側に面するようにし
たもの、第１４図は反対に内側に面するようにしたもの
である。第１５図は反転部５ｆを第１６図に示すように
ダイ２４と突き出しパンチ２５によりほゞ全部を断面Ｌ
字形に突出成形したものである。なお第１３図乃至第１
５図に示すものは、反転部にスタンピング等による隆起
部とそれにともなう薄肉凹部、あるいは断面Ｌ形の突出
部を成形するものであるから、この形成のエレメントは
前記成形部を利用して折曲成形を容易にできるものとな
り、テープの織成と共に織込み成形するタイプのエレメ
ントとして好ましいものである。第１７図は反転部５ｇ
を捻り起して形成した垂直偏平部にパンチを突入させて
凹部２６を形成したものである。
表面より高く形成した実施例で、第１０図のものは、反
転部５ａを図面において反時計方向に１８０度捻つて形
成し、偏平部８をテープ面と反対側にすると共に、反転
部５ａの両側部を半円形モノフイラメントの重なりによ
つて高い部分２０，２０を形成したものである。第１１
図は反転部５ｂの偏平部８をエレメントの外側に面する
ようにしたものである。第１２図は第１０図のものとは
逆に反転部５ｃを図面において時計方向に１８０度捻つ
て形成し、偏平部８をテープ面と反対側にすると共に、
反転部５ｃの両側部を半円形モノフイラメントの重なり
によつて高い部分２１，２１を形成したものである。第
１３図および第１４図は、反転部５ｄ，５ｅの偏平部８
をテープ面に接触させると共に、反転部５ｄ，５ｅの両
側部にスタンピングにより隆起部２２，２２または隆起
部２３，２３を形成したものであり、第１３図はスタン
ピングによる凹部が反転部５ｄの外側に面するようにし
たもの、第１４図は反対に内側に面するようにしたもの
である。第１５図は反転部５ｆを第１６図に示すように
ダイ２４と突き出しパンチ２５によりほゞ全部を断面Ｌ
字形に突出成形したものである。なお第１３図乃至第１
５図に示すものは、反転部にスタンピング等による隆起
部とそれにともなう薄肉凹部、あるいは断面Ｌ形の突出
部を成形するものであるから、この形成のエレメントは
前記成形部を利用して折曲成形を容易にできるものとな
り、テープの織成と共に織込み成形するタイプのエレメ
ントとして好ましいものである。第１７図は反転部５ｇ
を捻り起して形成した垂直偏平部にパンチを突入させて
凹部２６を形成したものである。
以上のように反転部をほぼ全部または少くとも一部に脚
部の表面より高く形成したものを例示したが、その他に
多くの実施例が考えられる。
部の表面より高く形成したものを例示したが、その他に
多くの実施例が考えられる。
第１８図は上脚部３の偏平部６と下脚部４の偏平部７と
の部分を粗面２７に形成してエレメントのテープ面に対
する滑りを少なくして取付けを更に強化したものであ
る。
の部分を粗面２７に形成してエレメントのテープ面に対
する滑りを少なくして取付けを更に強化したものであ
る。
第１９図は本発明のエレメントを構成するモノフイラメ
ントの断面形状を例示したもので、（Ａ）は半円形のも
の、（Ｂ）は半円形の高さを（Ａ）より高くしたもの、
（Ｃ）は半円を横長にしたもの、（Ｄ）は半円形の両側
の角２８，２８を切除したものであつて、以上のような
半円形および半円形に近い形状の断面をもつたモノフイ
ラメントによつて本発明のエレメントが形成されるもの
である。
ントの断面形状を例示したもので、（Ａ）は半円形のも
の、（Ｂ）は半円形の高さを（Ａ）より高くしたもの、
（Ｃ）は半円を横長にしたもの、（Ｄ）は半円形の両側
の角２８，２８を切除したものであつて、以上のような
半円形および半円形に近い形状の断面をもつたモノフイ
ラメントによつて本発明のエレメントが形成されるもの
である。
本発明は以上説明したように構成されているので、次の
ような効果を奏する。
ような効果を奏する。
エレメントの反転部を除く脚部全体が薄いため、スライ
ドフアスナー全体が薄く見えると共に、テープ面に脚部
の偏平部を接して取付けられるため安定かつ強固にエレ
メントを取付けることができる。
ドフアスナー全体が薄く見えると共に、テープ面に脚部
の偏平部を接して取付けられるため安定かつ強固にエレ
メントを取付けることができる。
またエレメントの反転部の少なくとも一部を、脚部の表
面より高く形成したため、薄型であつてもスライダーへ
のガイド面が十分に確保できチエーン割れ等の支障もな
くスライダーを円滑に摺動できる。そして脚部への取付
糸が安定し、スライダーの内面による接触もなく取付糸
の損傷が防止される。
面より高く形成したため、薄型であつてもスライダーへ
のガイド面が十分に確保できチエーン割れ等の支障もな
くスライダーを円滑に摺動できる。そして脚部への取付
糸が安定し、スライダーの内面による接触もなく取付糸
の損傷が防止される。
またフアスナーチエーンにエレメントを除去してスペー
ス部分を作成する際にも、エレメントの噛合頭部を除去
した後に、反転部の高い部分を利用して引つかけて後方
に引抜くことにより残存脚部を容易に除去することがで
きる。
ス部分を作成する際にも、エレメントの噛合頭部を除去
した後に、反転部の高い部分を利用して引つかけて後方
に引抜くことにより残存脚部を容易に除去することがで
きる。
第１図は本発明のエレメントの斜視図、第２図はエレメ
ントをテープに縫着した状態の平面図、第３図は第２図
のIII−III線断面図、第４図は第２図のIV−IV線断面
図、第５図はスペース作成状態を示す断面図、第６図は
エレメントを織込手段によつて取付けた状態の平面図、
第７図は第６図のVII−VII線断面図、第８図はエレメン
トをテープに接着によつて取付けた状態の断面図、第９
図は第８図のIX−IX線断面図、第１０図乃至第１８図
（但し第１６図は加工状態を示す図面）は本発明のエレ
メントの他の実施例を示す要部の斜視図、第１９図は本
発明に用いるモノフイラメントの断面形状を示す図面で
ある。 １……連続スライドフアスナーエレメント、３……上脚
部、４……下脚部、５，５ａ……５ｇ……反転部、６，
７，８……偏平部、９……テープ部、１１……スライダ
ー
ントをテープに縫着した状態の平面図、第３図は第２図
のIII−III線断面図、第４図は第２図のIV−IV線断面
図、第５図はスペース作成状態を示す断面図、第６図は
エレメントを織込手段によつて取付けた状態の平面図、
第７図は第６図のVII−VII線断面図、第８図はエレメン
トをテープに接着によつて取付けた状態の断面図、第９
図は第８図のIX−IX線断面図、第１０図乃至第１８図
（但し第１６図は加工状態を示す図面）は本発明のエレ
メントの他の実施例を示す要部の斜視図、第１９図は本
発明に用いるモノフイラメントの断面形状を示す図面で
ある。 １……連続スライドフアスナーエレメント、３……上脚
部、４……下脚部、５，５ａ……５ｇ……反転部、６，
７，８……偏平部、９……テープ部、１１……スライダ
ー
Claims (1)
- 【請求項１】横断面が半円形をなす合成樹脂製モノフイ
ラメントから折曲成形したジグザグ型連続スライドフア
スナーエレメントにおいて、上下脚部のテープ面に接す
る部分をモノフイラメントの偏平部によつて構成すると
共に、前記上下の各脚部が連続する反転部の少なくとも
一部を、前記各脚部の表面よりも高く形成したことを特
徴とするジグザグ型連続スライドフアスナーエレメン
ト。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63331938A JPH0657170B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ジグザグ型連続スライドフアスナーエレメント |
| CA002005213A CA2005213C (en) | 1988-12-28 | 1989-12-12 | Coupling element for slide fastener |
| AU46729/89A AU618155B2 (en) | 1988-12-28 | 1989-12-14 | Coupling element for slide fastener |
| ES89123533T ES2049313T3 (es) | 1988-12-28 | 1989-12-20 | Elemento de acoplamiento para cierres de cremallera. |
| DE68912753T DE68912753T2 (de) | 1988-12-28 | 1989-12-20 | Kuppelglied für Reissverschlüsse. |
| EP89123533A EP0376140B1 (en) | 1988-12-28 | 1989-12-20 | Coupling element for slide fastener |
| US07/456,377 US4989300A (en) | 1988-12-28 | 1989-12-26 | Coupling element for slide fastener |
| KR1019890019690A KR910008655B1 (ko) | 1988-12-28 | 1989-12-27 | 슬라이드 파스너용의 결합 엘레멘트 |
| MYPI89001874A MY104693A (en) | 1988-12-28 | 1989-12-28 | Coupling element for slide fastener |
| ZA899962A ZA899962B (en) | 1988-12-28 | 1989-12-28 | Coupling element for slide fastener |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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