JPH04157114A - ラジアントチューブ内の煤付着判定方法及び煤除去方法 - Google Patents
ラジアントチューブ内の煤付着判定方法及び煤除去方法Info
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- JPH04157114A JPH04157114A JP27767090A JP27767090A JPH04157114A JP H04157114 A JPH04157114 A JP H04157114A JP 27767090 A JP27767090 A JP 27767090A JP 27767090 A JP27767090 A JP 27767090A JP H04157114 A JPH04157114 A JP H04157114A
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Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ラジアントチューブ内の煤付着判定方法に関
するものである。
するものである。
鉄鋼製品等を熱処理する無酸化熱処理炉においては、非
酸化性雰囲気で熱処理することから加熱手段として、ラ
ジアントチューブ(以下RTという)が用いられる。
酸化性雰囲気で熱処理することから加熱手段として、ラ
ジアントチューブ(以下RTという)が用いられる。
このようなRTは、口径が100〜250 mm、長さ
6〜8mの耐熱鋼管内部で燃焼を施すため、狭い空間で
高温となり、RT内部に煤が付着し、徐々に堆積して、
燃料ガスをRT内へ供給することが困難になる。従って
バーナの覗き窓から目視により煤の堆積(付着)状況を
確認することが一般的に行なわれているが、正確な状況
判定が困難であり、無酸化炉の炉温制御が不正確になる
ことがあり、鋼製品等の品質に悪影響を及ぼす等の欠点
をともなうものである。更に煤がRT内に堆積した場合
、バーナを取外し機械的に除去するため、通常は炉の定
期修理等の機会を利用することになり、それまでバーナ
は消化することになり炉の能力低下につながり、生産性
を低下させることにもなる。
6〜8mの耐熱鋼管内部で燃焼を施すため、狭い空間で
高温となり、RT内部に煤が付着し、徐々に堆積して、
燃料ガスをRT内へ供給することが困難になる。従って
バーナの覗き窓から目視により煤の堆積(付着)状況を
確認することが一般的に行なわれているが、正確な状況
判定が困難であり、無酸化炉の炉温制御が不正確になる
ことがあり、鋼製品等の品質に悪影響を及ぼす等の欠点
をともなうものである。更に煤がRT内に堆積した場合
、バーナを取外し機械的に除去するため、通常は炉の定
期修理等の機会を利用することになり、それまでバーナ
は消化することになり炉の能力低下につながり、生産性
を低下させることにもなる。
本発明は−’−RT内部に付着する煤
を正確に判断する手段を提供することを目的とし、また
、本発明は煤の付着状況に応じて面側に該煤を除去する
手段を提供することを目的とする。
、本発明は煤の付着状況に応じて面側に該煤を除去する
手段を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の特徴とするところは
、−−R7の燃焼用空気供給 管絞り部前後の差圧を測定し、一方排ガス管内圧と、燃
焼用空気供給圧との差圧を測定し、該両測定値比の変化
を把握することにより、ラジアントチューブ内の煤付着
を判定する方法にあり、又、ラジアントチューブバーナ
の燃料を絞り燃焼用空気を理論空燃比の1.4倍以上に
するか又は燃料供給を停止して燃焼用空気のみを供給す
ることによりラジアントチューブ内の煤を除去する方法
にある。
、−−R7の燃焼用空気供給 管絞り部前後の差圧を測定し、一方排ガス管内圧と、燃
焼用空気供給圧との差圧を測定し、該両測定値比の変化
を把握することにより、ラジアントチューブ内の煤付着
を判定する方法にあり、又、ラジアントチューブバーナ
の燃料を絞り燃焼用空気を理論空燃比の1.4倍以上に
するか又は燃料供給を停止して燃焼用空気のみを供給す
ることによりラジアントチューブ内の煤を除去する方法
にある。
以下、本発明について図面により説明する。
第1図において、RT ゛零埋≠=幡#外
筒l内に図示のごと<RT内筒2を配設し、該内筒2内
にバーナ3を設け、該バーナ3に接続した燃焼ガス供給
管4から燃料ガス(コークス炉発生ガス、LPG、 L
NG等)を供給し、燃焼用空気は、RT外筒1に連設し
た燃焼用空気供給管5からRT内筒2へ供給し、バーナ
3での燃料ガスの燃焼により、ラジアントチューブの外
筒を加熱し、炉内を加熱(熱処理)するものである。
筒l内に図示のごと<RT内筒2を配設し、該内筒2内
にバーナ3を設け、該バーナ3に接続した燃焼ガス供給
管4から燃料ガス(コークス炉発生ガス、LPG、 L
NG等)を供給し、燃焼用空気は、RT外筒1に連設し
た燃焼用空気供給管5からRT内筒2へ供給し、バーナ
3での燃料ガスの燃焼により、ラジアントチューブの外
筒を加熱し、炉内を加熱(熱処理)するものである。
しかして、燃料ガスの燃焼により、RTO内筒2の先端
部内に付着した煤6の認知は、燃焼用空気供給管5に絞
り部7を設け、該絞り部7の前後の差圧Pdを差圧計8
により測定し、RTの内圧として、RTO外筒1に接続
している排ガス管9の内圧と、燃焼用空気供給圧の差圧
PSを差圧計8aにより測定する。
部内に付着した煤6の認知は、燃焼用空気供給管5に絞
り部7を設け、該絞り部7の前後の差圧Pdを差圧計8
により測定し、RTの内圧として、RTO外筒1に接続
している排ガス管9の内圧と、燃焼用空気供給圧の差圧
PSを差圧計8aにより測定する。
前記内筒2の先端部内に煤6が付着して堆積すると、バ
ーナ3でのガス等の流動抵抗が増加する。
ーナ3でのガス等の流動抵抗が増加する。
供給空気量と前記差圧Pd、PSの関係を示すと、第2
図に示すごとなり、その関係式を示すとps=c、v;
・・・(1)Pd=C2Vt
・・・ (2)但し、C,C2:定数 / ■a:空気量 となる。
図に示すごとなり、その関係式を示すとps=c、v;
・・・(1)Pd=C2Vt
・・・ (2)但し、C,C2:定数 / ■a:空気量 となる。
一方
C1
但し、00:定数
PS=C,・Pd ・・・(4)立上げ
時、内筒内で煤による詰りかない状態で(3)式、第3
図の物性を採り、仮りに内筒内に煤が付着してバーナと
煤量の空気バランスを乱すような状態になると、上記燃
焼が第3図点線のごとく変化する。C0の許容上l1l
(限界)を決定しておくことによって、煤堆積限界を判
定する。
時、内筒内で煤による詰りかない状態で(3)式、第3
図の物性を採り、仮りに内筒内に煤が付着してバーナと
煤量の空気バランスを乱すような状態になると、上記燃
焼が第3図点線のごとく変化する。C0の許容上l1l
(限界)を決定しておくことによって、煤堆積限界を判
定する。
このようにして煤堆積限界と判定したバーナに対しては
、燃焼用空気を過剰供給するか又はバーナの燃料ガスの
供給を停止して燃焼用空気のみを供給し、煤を焼却等に
より除去することができる。
、燃焼用空気を過剰供給するか又はバーナの燃料ガスの
供給を停止して燃焼用空気のみを供給し、煤を焼却等に
より除去することができる。
この煤除去のための所要時間は、第5図のごとで供給す
ることで3日以内に除去することができることが明らか
である。
ることで3日以内に除去することができることが明らか
である。
このように燃料を絞る方法をとるか、燃料供給を停止し
て空気供給のみにするかの判断については、煤の堆積状
況、対象バーナの本数によって決定すればよいが、空気
のみの供給によれば8日以内に煤が消滅するので実操業
では空気のみの供給による煤の除去が最も実際的である
。
て空気供給のみにするかの判断については、煤の堆積状
況、対象バーナの本数によって決定すればよいが、空気
のみの供給によれば8日以内に煤が消滅するので実操業
では空気のみの供給による煤の除去が最も実際的である
。
次に本発明の実施例を挙げる。
連続溶融亜鉛めっき設備の還元炉において決起のごとく
、実施した。
、実施した。
1)ラジアントチューブ:W型RT、ロ径175mm×
長さ8000m 2)バーナ型式:多段燃焼式RTバーナ、110,00
0Kcal/h台 3)燃料:混合ガス(コークス炉ガス+高炉ガス+LP
G) 発熱量=5288Kcal/Nm3、理論空気量=5.
46Nm’−AIR/Nm’−GAS このような条件でRTバーナを燃焼し、前記のごとく、
Pd、PSを測定して、煤堆積状況を監視し、前記(4
)式の関係を本バーナに適用したところ、第4図に示す
関係が得られた。これによれば、図中■の限界線以上で
は内筒径の半分以上閉塞することが判明し、これを許容
限界(上限)と決め煤堆積判定の基準とした。
長さ8000m 2)バーナ型式:多段燃焼式RTバーナ、110,00
0Kcal/h台 3)燃料:混合ガス(コークス炉ガス+高炉ガス+LP
G) 発熱量=5288Kcal/Nm3、理論空気量=5.
46Nm’−AIR/Nm’−GAS このような条件でRTバーナを燃焼し、前記のごとく、
Pd、PSを測定して、煤堆積状況を監視し、前記(4
)式の関係を本バーナに適用したところ、第4図に示す
関係が得られた。これによれば、図中■の限界線以上で
は内筒径の半分以上閉塞することが判明し、これを許容
限界(上限)と決め煤堆積判定の基準とした。
なお使用開始時の00値は1.0、許容上限は2.0と
なった。
なった。
このようにして各バーナの煤堆積を判定しつつ連続6ケ
月操業したところ、堆積と判定したバーナには燃料供給
を停止し、燃焼用空気を2ONw3/hr供給して8時
間の供給で煤を燃焼除去した。
月操業したところ、堆積と判定したバーナには燃料供給
を停止し、燃焼用空気を2ONw3/hr供給して8時
間の供給で煤を燃焼除去した。
また別のバーナで理論空燃比1.4倍で2ONm3/h
rの供給で3時間で煤を除去した。
rの供給で3時間で煤を除去した。
かくすることにより煤堆積によるバーナ停止(燃焼停止
)が短時間で復旧でき、炉温制御が確実にでき品質の劣
化を防止することができる。
)が短時間で復旧でき、炉温制御が確実にでき品質の劣
化を防止することができる。
またバーナの煤除去のため取外し、取付作業を省略でき
る等の優れた効果が得られる。
る等の優れた効果が得られる。
第1図は本発明の一例を示す一部断面概略図、第2図は
、空気量と圧力差との関係を示す図表、第3図は、差圧
と煤堆積との関係香木す図表、第4図は、差圧と煤堆積
によるバーナ使用限界の関係を示す図表、第5図は煤除
去特性を示す図表である。 1・・・ラジアントチューブ外筒、 2・・・ラジアントチューブ内筒、 3・・・バーナ、 4・・・燃焼ガス供給
管、5・・・燃焼用空気供給管、 6・・・煤、7・・
・絞り部、 8,8a・・・差圧計、9・
・・排ガス管。
、空気量と圧力差との関係を示す図表、第3図は、差圧
と煤堆積との関係香木す図表、第4図は、差圧と煤堆積
によるバーナ使用限界の関係を示す図表、第5図は煤除
去特性を示す図表である。 1・・・ラジアントチューブ外筒、 2・・・ラジアントチューブ内筒、 3・・・バーナ、 4・・・燃焼ガス供給
管、5・・・燃焼用空気供給管、 6・・・煤、7・・
・絞り部、 8,8a・・・差圧計、9・
・・排ガス管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ラジアントチューブの燃焼用空気供給管絞り部前後
の差圧を測定し、一方排ガス管内圧と、燃焼用空気供給
圧との差圧を測定し、該両測定値比の変化を把握するこ
とを特徴とする、ラジアントチューブ内の煤付着判定方
法。 2、ラジアントチューブバーナの燃料を絞り、燃焼用空
気を理論空燃比の1.4倍以上にするか又は燃料供給を
停止して燃焼用空気のみを供給することを特徴とする、
ラジアントチューブ内の煤除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27767090A JPH04157114A (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | ラジアントチューブ内の煤付着判定方法及び煤除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27767090A JPH04157114A (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | ラジアントチューブ内の煤付着判定方法及び煤除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04157114A true JPH04157114A (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=17586666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27767090A Pending JPH04157114A (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | ラジアントチューブ内の煤付着判定方法及び煤除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04157114A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190075664A (ko) * | 2017-12-21 | 2019-07-01 | 주식회사 포스코 | 냉연 강판용 가열 보조유닛 및 이를 포함하는 냉연 강판용 가열 유닛 |
-
1990
- 1990-10-18 JP JP27767090A patent/JPH04157114A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190075664A (ko) * | 2017-12-21 | 2019-07-01 | 주식회사 포스코 | 냉연 강판용 가열 보조유닛 및 이를 포함하는 냉연 강판용 가열 유닛 |
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