JPH04157080A - 光学機器のレーザ溶接方法 - Google Patents

光学機器のレーザ溶接方法

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JPH04157080A
JPH04157080A JP2275594A JP27559490A JPH04157080A JP H04157080 A JPH04157080 A JP H04157080A JP 2275594 A JP2275594 A JP 2275594A JP 27559490 A JP27559490 A JP 27559490A JP H04157080 A JPH04157080 A JP H04157080A
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Yoshimoto Nakajima
中島 與元
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は9例えば光学機器等のような精密に部品を位
置合わせして溶接する必要のある装置の組立方法および
治具に関する物である。
[従来の技術] 第3図は従来のレーザ溶接用治具の構成を示す図であり
、(1)は部品Al、(2)は部品AI(1)を保持す
るホルダA2.(3)は部品A I (1)の下方に配
置された部品B3.(4)は部品B 3 (3)を保持
するホルダB4である。
部品AI(1)はホルダA2(2)i二また9部品B 
3 f3)はホルダB4(4)に対して直交する3軸方
向に位置を調整する機構を持っているため9部品A 1
 (1+ と部品B 3 (3)の相対位置が調整でき
る。
第4図は、第3図のレーザ溶接用治具を用いて、レーザ
溶接を行なう状態を示す図であり。
(5)は溶接レーザ出射ユニット、(6)は金属を溶接
するためのレーザ光、(7)は溶接される時に部品AI
(1)とビデオB 3 (]の間に働く互いに引き合う
力であり、(1)〜(4)は上記従来装置と全く同一の
ものである。
従来のレーザ溶接用治具は上記のように構成されており
1部品A 1 (1) と部品B 3 (3)の相対位
置及び傾き角を調整した後2両者を接触させ、その接触
部に溶接レーザ出射ユニット(5)から部品Al(1)
、部品B 3 (31の金属を溶接するのに必要なエネ
ルギーを持つレーザ光(6)を照射すると9両者の各部
品A 1 (1)と部品B 3 (3)は互いに溶接さ
れる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のレーザ溶接用治具では、2つの部品
である各部品A 1 (1)と部品B 3 (3)をレ
ーザ光(6)を用いて溶接する際には、レーザ光(6)
によって−旦溶接された金属が凝固する際に収縮力か働
き、2つの部品A 1 (1)と部品B3(3)の間に
互いに引き合う力(7)が生じることが知られている。
第5図は従来の光学機器におけるレーザ溶接時の位置ず
れを示す図であり、(8)はレーザダイオード、(9)
は放射光、 (10)は放射光(9)を収束するための
レンズ、  (11)は光ファイバ、 (12)はレン
ズ(10)を保持するLD(レーザダイオード)マウン
ト、  (13)は光ファイバ(11)を保持するファ
イバホルダである。
第5図においては、レーザダイオード(8)の放射光(
9)をレンズ(10)で収束し、光ファイバ(11)に
結合させる光フアイバ通信用光部品を例とじて挙げてい
る。光ファイバ(11)において、光を伝搬させる機能
を持つ部分はコアと呼ばれ、高速通信に適した光ファイ
バ(11)においては、そのコアの直径は約lOμm程
度であり、近年、この種の光ファイバ(11)を用いた
光部品に対する需要が急増している。レーザダイオード
(8)の放射光(9)を光ファイバ(11)に有効に結
合させるには、収束された放射光(9)を上記コアの部
分に集中させる必要がある。放射光(9)の収縮位置と
コアの位置がずれると、光ファイバ(11)を伝搬して
行く放射光(9)の電力は低下し、このことは、この種
の光部品の性能の低下につながる。したがって、上記の
位置ずれは十分に小さくしなければならず、前述のよう
にコアの直径が約lOμm程度の光ファイバ(11)を
用いる場合においては、この位置ずれは約1μm程度以
下にすることが求められている。
今、レーザダイオード(8)とレンズ(lO)を保持す
るLDマウント(12)と光ファイバ(11)を保持す
るファイバホルダ(13)を、前述のレーザ溶接用治具
を用いて溶接することを考えることにする。
レーザ溶接用治具の各部を調整し、レーザダイオード(
8)の放射光(9)が光ファイバ(11)のコアに収束
させる位置関係に合わせた後に、LDマウンh (12
)とファイバホルダ(13)の接触面間に角度α(ra
d)だけの傾きを残したまま両者をレーザ溶接した場合
には、溶接後には、前述のようにLDマウントは2)と
ファイバホルダ(13)間に引合う力(7)のため2両
者の接触面間に間隔がなくなるように両者が動くために
、接触面から光ファイバ(11)の端面までの距離をL
とすると、光ファイバ(11)は光軸直交方向にLDマ
ウント〔12)に対し。
Δx=LXα  ・・・・・・・・・・・  (1)た
け移動する。上記りの値はレンズ(lO)の焦点距離に
よっても異なるが1通常約1mm程度であり、前述した
ように放射光(9)の収束点とコアの位置ずれΔXを1
μm以下とするには、上記第(1)式よりαは1mra
d以下とする必要がある。従来のレーザ溶接用治具にお
いては、溶接される2つの部品の接触面の平行度をこの
ように高精度を保つための機能を持っていなかったため
そのレーザ溶接用治具によって組み立てられた製品の歩
留まりは極めて低いという問題点があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、溶接される2つの部品の位置関係を高精度に測定、
調整して溶接することにより、溶接時の位置ずれを極め
て小さくできるレーザ溶接用治具を得ることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明に係るレーザ溶接用治具は、溶接される2つの
部品の内、下方の部品を2軸方向であおり、上方の部品
を上下方向でスライドさせて下方の部品に追従させ、上
方の部品が最も左下がった所を測定することにより2つ
の部品が密着したことを検出するようにしたものである
[作用] この発明においては、下方の部品に追従して上下する上
方の部品のX方向で最も下った状態を検出することによ
り、溶接される2るの部品の接触面間での隙間をなくし
極めて高精度に平行を保つことかできる。
[実施例] 第1図はこの発明のレーザ溶接を行う方法を示す図であ
り、第2図はこの発明の一実施例であるレーザ溶接用治
具を用いてレーザ溶接を行う状態を示す図である。
ここで、ホルダB4はホルダA2に対して相対傾き角を
微調整出来る機構を持っており、また。
部品A1が部品B3の接触面のあおり動作に追従して上
下方向にスライドできるようにしてあり。
部品Alの上下方向の偏位量を測定できるようにしであ
る。第1図において、 (14)は部品B 3 F3)
のあおり動作、  (15)は部品A I (1)の上
下動作。
(16)は部品Al(1+(7)X方向の偏位であり、
(1)〜(4)は上記従来装置と全く同一のものである
第1図に示すように9部品B 3 (3)を保持したホ
ルダB 4 (4)をX方向にあおり動作(14a)と
Y方向にあおり動作(14bl を交互に行って9部品
A 1 (1)と部品B 3 (3)の接触面の角度α
が0になるように繰り返す。この時に9部品B 3 f
3)のあおり動作に追従して部品A 1 (1)が部品
B 3 (3)の上面に接触しながら上下動作(15)
できるようにしてあり2部品A I (1)のX方向の
偏位(16)を測定できるようにしである。
第2図において、 (17)はあおり動作(14)を具
体化するためのあおり機構、  (18)は上下動作(
15)を具体化するための上下機構、 (19)は2方
向の偏位(16)を測定するためのX方向の偏位測定器
であり、(1)〜(4)および(14)〜(16)は上
記従来装置と全(同一ものである。
第2図に示すように9部品B 3 (3)を保持したホ
ルダB 4 (4)をX方向にあおり機構(17a)と
Y方向にあおり機構(17b)を交互に動作させて1部
品A I (1)と部品B 3 (3)の接触面の角度
αが0となるように繰り返す。この時に1部品B 3 
(3)のあおり動作(14)に追従して部品A I (
1)が部品B 3 (3)の上面に接触しながら上下動
作(15)ができるような上下機構(18)を持ってお
り9部品Al(1)のX方向の偏位(16)をX方向の
偏位測定器(19)で測定しながら9部品A 1 (1
)が最も下がるように、あおり機構(17a)とY方向
にあおり機構(17b)を交互に動作する。
すると9部品A 1 (1)が最も下がった点で部品A
 1 (1)と部品B 3 (3)の接触面の角度αが
Oになり、この時(乙部品A 1 (1)と部品B 3
 (3)の面が接触して平行になり、レーザ溶接を行う
最適条件が成立する。
また、具体的な手段として1部品B 3 (3)を2軸
方向にあおる手段としてゴニオンステージを。
部品A 1 (1)の上下方向の偏位量を測定する装置
としてダイヤルゲージ、デジタルマイクロメータ、マグ
ネスケール、レーザ側長機等が使用できる。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、レーザ溶接方法および
その治具において、下方の部品のあおり動作に追従して
上下する上方の部品のX方向で最も下った状態を検出で
きるようにしたので、操作者は、溶接される2つの部品
の接触面間での隙間をなくし極めて高精度に平行を保つ
ことができ。
このため、レーザ溶接される部品間の溶接時において、
軸ずれを著しく低減することができるという優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のレーザ溶接方法を示す図。 第2図はこの発明の一実施例であるレーザ溶接用治具を
用いてレーザ溶接を行う状態を示す図、第3図は従来の
レーザ溶接用治具の構成を示す図。 第4図は第3図のレーザ溶接用治具を用いてレーザ溶接
を行う状態を示す図、第5図は従来の光学機器における
レーザ溶接時の位置ずれを示す図である。 図において、(1)は部品AI、(2)はホルダA2、
(3)は部品B514)はホルダB4.(5)は溶接レ
ーザ出射ユニッl’、 (6) 、 (15)はレーザ
光、(7)は互いに引き合う力、(8)はレーザダイオ
ード、(9)は放射光、 (10)、  T26)はレ
ンズ。 (11)は光ファイバ、 (12)はLDマウント、 
(13)はファイバホルダ、  (14)はあおり動作
、 [15)は上下動作、 f16)はZ方向の偏位、
 (17)はあおり機構。 (18)は上下機構、  (19)はZ方向の偏位測定
器である。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の金属部品と第2の金属部品を別々に保持し
    、この第1の金属部品を第2の金属部品の上方に配置し
    、この各第1の金属部品と第2の金属の相対位置を調整
    する機構を持ち、前記第1の金属部品と第2の金属部品
    を接触させた状態で、その接触部分にレーザ光を照射し
    て前記第1の金属部品と第2の金属部品を溶接するため
    のレーザ溶接方法において、上記第2の金属部品を2軸
    方向にあおり、上記第1の金属部品を上下方向にスライ
    ドさせて第2の金属部品のあおり動作に追従させ、上記
    第1の金属部品がZ方向で下がつた状態を検出するよう
    にしたことを特徴とするレーザ溶接方法。
  2. (2)第1の金属部品と第2の金属部品を別々に保持し
    、この第1の金属部品を第2の金属部品の上方に配置し
    、この各第1の金属部品と第2の金属部品の相対位置を
    調整する機構を持ち、前記第1の金属部品と第2の金属
    部品を接触させた状態で、その接触部分にレーザ光を照
    射して前記第1の金属部品と第2の金属部品を溶接する
    ためのレーザ溶接方法において、前記第1の金属部品と
    の相対傾き角を調整するために第2の金属部品を2軸方
    向にあおる手段と、前記第1の金属部品が第2の金属部
    品のあおり動作に追従して上下方向にスライドできる機
    構と、前記第1の金属部品の上下方向の偏位量を測定す
    る手段とを備えたことを特徴とするレーザ溶接治具。
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WO2010112266A1 (de) * 2009-03-30 2010-10-07 Robert Bosch Gmbh Schweissverfahren mit schweissen in abhängigkeit eines ermittelten schweissverzugs; schweissvorrichtung mit detektionseinheit zur ermittelung einer fehlstellung der werkstücke; verbundteil
CN103228397A (zh) * 2010-09-30 2013-07-31 罗伯特·博世有限公司 焊接方法、焊接装置及连接件

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