JPH04157007A - 連続圧延機の制御装置 - Google Patents
連続圧延機の制御装置Info
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- JPH04157007A JPH04157007A JP2277416A JP27741690A JPH04157007A JP H04157007 A JPH04157007 A JP H04157007A JP 2277416 A JP2277416 A JP 2277416A JP 27741690 A JP27741690 A JP 27741690A JP H04157007 A JPH04157007 A JP H04157007A
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- stand
- standard
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 138
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 4
- 238000009785 tube rolling Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/48—Tension control; Compression control
- B21B37/52—Tension control; Compression control by drive motor control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2273/00—Path parameters
- B21B2273/06—Threading
- B21B2273/08—Threading-in or before threading-in
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は連続圧延機の制御装置に関するものである。
(従来の技術)
従来の連続圧延機の制御装置を、連続圧延機が管材圧延
機である場合を例にとって説明する。
機である場合を例にとって説明する。
管材圧延機では圧延の前工程、例えば穴明は工程におい
て管材の先端並びに後端部が中央部に対してふくらむと
いう現象が発生するのが常である。
て管材の先端並びに後端部が中央部に対してふくらむと
いう現象が発生するのが常である。
かかる現象に対して従来の制御装置においては、このふ
くらみを除去し、一定の管材径を得るべく先端制御、並
びに後端制御を実施している。
くらみを除去し、一定の管材径を得るべく先端制御、並
びに後端制御を実施している。
第4図に、管材圧延に用いられる従来の制御装置の概略
構成を示す。なお、説明を簡単にするため以下の説明に
おいては、スタンド数を3スタンドに限定し説明する。
構成を示す。なお、説明を簡単にするため以下の説明に
おいては、スタンド数を3スタンドに限定し説明する。
第4図において、各スタンド#1.#2.#3は圧延ロ
ール圧下ドライブ装M5から圧下力を与えられている圧
延ロール1により圧延材料2の連続圧延を実施する。圧
延ロール1は駆動電動機3によって駆動され圧延材料2
を圧延搬送するがこの場合の搬送速度は速度制御装置6
によって制御される。各スタンド#1゜#2. #3
の速度制御装置6に対する速度基準は、速度基準設定手
段8によって設定される複数個の速度基準値および速度
基準切換タイミング設定手段9によって設定される切換
タイミングに基づいて速度基準演算手段7によって演算
され、この演算された速度基準が速度制御装置6に与え
られる。
ール圧下ドライブ装M5から圧下力を与えられている圧
延ロール1により圧延材料2の連続圧延を実施する。圧
延ロール1は駆動電動機3によって駆動され圧延材料2
を圧延搬送するがこの場合の搬送速度は速度制御装置6
によって制御される。各スタンド#1゜#2. #3
の速度制御装置6に対する速度基準は、速度基準設定手
段8によって設定される複数個の速度基準値および速度
基準切換タイミング設定手段9によって設定される切換
タイミングに基づいて速度基準演算手段7によって演算
され、この演算された速度基準が速度制御装置6に与え
られる。
。 一方、速度制御装rIt6に対しては図示しない
速度検出器によって検出された圧延ロール駆動電動機3
の回転速度が帰還される。その結果速度制御袋W16は
圧延ロール1を駆動する駆動電動機3の速度が速度基準
演算手段7から与えられた速度基準となるように制御す
る。これにより、圧延材料2が所定の速度で圧延される
。一方、各スタンド#1.#2.$3の圧延ロール圧下
ドライブ装置5を介して圧下制御装置10によって各ス
タンドの圧延ロール1の圧下量が制御されるが、この場
合の各スタンドの圧下基準としては、圧下基準設定手段
12の設定値に基づいて圧下基準演算手段11によって
演算された値が与えられる。その結果、圧下制御装置1
0は圧下基準に基づいて圧延ロール圧下ドライブ装置t
5を駆動し、圧延ロール1の間隙を設定する。なお、圧
延材料検出器15はスタンド#1の上流側で圧延材料の
2の有無を検出し、速度基準切換タイミング設定手段9
に対して検出信号の送出を行なう。
速度検出器によって検出された圧延ロール駆動電動機3
の回転速度が帰還される。その結果速度制御袋W16は
圧延ロール1を駆動する駆動電動機3の速度が速度基準
演算手段7から与えられた速度基準となるように制御す
る。これにより、圧延材料2が所定の速度で圧延される
。一方、各スタンド#1.#2.$3の圧延ロール圧下
ドライブ装置5を介して圧下制御装置10によって各ス
タンドの圧延ロール1の圧下量が制御されるが、この場
合の各スタンドの圧下基準としては、圧下基準設定手段
12の設定値に基づいて圧下基準演算手段11によって
演算された値が与えられる。その結果、圧下制御装置1
0は圧下基準に基づいて圧延ロール圧下ドライブ装置t
5を駆動し、圧延ロール1の間隙を設定する。なお、圧
延材料検出器15はスタンド#1の上流側で圧延材料の
2の有無を検出し、速度基準切換タイミング設定手段9
に対して検出信号の送出を行なう。
かかる構成において、その動作を第5図のタイムチャー
ト、第6.第7図の圧延状態説明図に従って説明する。
ト、第6.第7図の圧延状態説明図に従って説明する。
ちなみに、第5図においてTREFI〜TREF3は各
スタンド$1. #2゜#3の圧延開始前、つまり時
刻t1以前の圧延ロール1の設定回転速度であって速度
基準演算手段7から各速度制御装置6へ与えられる。T
REFl<TREF2<TREF3であるから、各スタ
ンド#1.#2.#3は相隣る上流スタンドよりも高速
で制御される。
スタンド$1. #2゜#3の圧延開始前、つまり時
刻t1以前の圧延ロール1の設定回転速度であって速度
基準演算手段7から各速度制御装置6へ与えられる。T
REFl<TREF2<TREF3であるから、各スタ
ンド#1.#2.#3は相隣る上流スタンドよりも高速
で制御される。
さて、圧延開始後、つまり時刻t1より後の状態で第6
図(a)に示すように圧延材料2の先端が#2スタンド
に噛込んだ状態で#lスタンドは回転数TREF2迄加
速されこの時、#1. #22スタンドのロール周速差
により圧延材料2の先端にテンションがかかる。同様に
時刻t2後の状態で第6図(b)に示すように先端が3
スタンドに噛込んだ状態で81.#2スタンド共に回転
数TREFB迄加速されるが、この時、#2. #3ス
タンド間のロール周速差により圧延材料2に張力かかか
る。
図(a)に示すように圧延材料2の先端が#2スタンド
に噛込んだ状態で#lスタンドは回転数TREF2迄加
速されこの時、#1. #22スタンドのロール周速差
により圧延材料2の先端にテンションがかかる。同様に
時刻t2後の状態で第6図(b)に示すように先端が3
スタンドに噛込んだ状態で81.#2スタンド共に回転
数TREFB迄加速されるが、この時、#2. #3ス
タンド間のロール周速差により圧延材料2に張力かかか
る。
以上述べた如く、従来の圧延機制御装置においては、相
隣る下流スタンドが圧延材料2の先端を噛込むタイミン
グ毎に順次上流スタンドの速度を加速させ圧延材料2の
先端のふくらみを除去している。なお圧延材料2を下流
側スタンドが噛込むタイミングは圧延材料検出器15の
出力信号である圧延材料2の通過タイミングに基いて圧
延開始前に速度切換タイミング設定手段9によって定め
る。各#1.12.#3スタンドの速度基準の加速率は
各スタンド共に共通であり、これによる加速中の速度(
加速基準値ともいう)基準値は速度基準演算手段7によ
って演算される。この加速基準値は#1.#2.#3各
スタンドの速度制御装置6に与えられるが結果として第
5図のタイムチャートに示す速度パターンに基づいて先
端制御が行なわれる。
隣る下流スタンドが圧延材料2の先端を噛込むタイミン
グ毎に順次上流スタンドの速度を加速させ圧延材料2の
先端のふくらみを除去している。なお圧延材料2を下流
側スタンドが噛込むタイミングは圧延材料検出器15の
出力信号である圧延材料2の通過タイミングに基いて圧
延開始前に速度切換タイミング設定手段9によって定め
る。各#1.12.#3スタンドの速度基準の加速率は
各スタンド共に共通であり、これによる加速中の速度(
加速基準値ともいう)基準値は速度基準演算手段7によ
って演算される。この加速基準値は#1.#2.#3各
スタンドの速度制御装置6に与えられるが結果として第
5図のタイムチャートに示す速度パターンに基づいて先
端制御が行なわれる。
所定の先端制御が完了すると定常圧延速度にて圧延材料
2の中央部が圧延され、しかる後に後端制御が実施され
る。第7図(a)に示すように圧延材料検出器15によ
り圧延材料2の後端の通過が時刻t6で検出されると、
#1スタンドロール速度をBREFIに減速させる。そ
の結果、#1゜#22スタンドのロール周速差により、
圧延材料2の後端に張力がかかる。次に第7図(b)に
示すように、圧延材料2の後端が#1スタンドを抜ける
時刻t7以降は#2スタンドを回転数BREF2に減速
させ#2.#3スタンド間のロール周速差にて圧延材料
2の後端に張力をかける。
2の中央部が圧延され、しかる後に後端制御が実施され
る。第7図(a)に示すように圧延材料検出器15によ
り圧延材料2の後端の通過が時刻t6で検出されると、
#1スタンドロール速度をBREFIに減速させる。そ
の結果、#1゜#22スタンドのロール周速差により、
圧延材料2の後端に張力がかかる。次に第7図(b)に
示すように、圧延材料2の後端が#1スタンドを抜ける
時刻t7以降は#2スタンドを回転数BREF2に減速
させ#2.#3スタンド間のロール周速差にて圧延材料
2の後端に張力をかける。
以上述べたように、従来の制御装置においては、相隣る
上流スタンドを圧延材料2の後端が抜ける都度、自スタ
ンドのロール速度を減速させて圧延材料2の後端のふく
らみを除去している。なお、圧延材料2が各スタンドを
抜けるタイミングは先端制御と同様に圧延材料検出器1
5の出力信号である圧延材料2の通過タイミングに基い
て速度基準切換タイミング設定手段9にて与えられる。
上流スタンドを圧延材料2の後端が抜ける都度、自スタ
ンドのロール速度を減速させて圧延材料2の後端のふく
らみを除去している。なお、圧延材料2が各スタンドを
抜けるタイミングは先端制御と同様に圧延材料検出器1
5の出力信号である圧延材料2の通過タイミングに基い
て速度基準切換タイミング設定手段9にて与えられる。
その結果第5図のタイムチャートに示す速度パターンに
て後端制御が行なわれる。なお、#1. $2゜#3
各スタンドは圧延材料2が自スタンドを完全に抜けると
、時刻t9〜”11に順次つぎの材料圧延のために各々
速度を回転数TREFI〜TREF3へ設定替えする。
て後端制御が行なわれる。なお、#1. $2゜#3
各スタンドは圧延材料2が自スタンドを完全に抜けると
、時刻t9〜”11に順次つぎの材料圧延のために各々
速度を回転数TREFI〜TREF3へ設定替えする。
(発明が解決しようとする課題)
上述の従来制御装置においては、速度基準の切換タイミ
ングを圧延材料検出器15の出力に基いて速度基準切換
タイミング設定手段9によって設定しているが、これは
圧延材料2の圧延速度等の条件に基いてオペレータが設
定することとなるため、圧延スケジュールにそったミス
のない設定が要求され、更に#1.#2.#3各圧延ス
タンドの圧延ロール1と、圧延材料2とのスリップや圧
延ロール1のロール径の変化等に伴う機械諸元設定と実
圧延の圧延結果にずれが生じ、正確な先端制御、並びに
後端制御を行うには問題があった。
ングを圧延材料検出器15の出力に基いて速度基準切換
タイミング設定手段9によって設定しているが、これは
圧延材料2の圧延速度等の条件に基いてオペレータが設
定することとなるため、圧延スケジュールにそったミス
のない設定が要求され、更に#1.#2.#3各圧延ス
タンドの圧延ロール1と、圧延材料2とのスリップや圧
延ロール1のロール径の変化等に伴う機械諸元設定と実
圧延の圧延結果にずれが生じ、正確な先端制御、並びに
後端制御を行うには問題があった。
本発明は上記問題点を考慮してなされたものであって、
圧延材料の先端制御及び後端制御を可及的に正確に行う
ことのできる連続圧延機の制御装置を提供することを目
的とする。
圧延材料の先端制御及び後端制御を可及的に正確に行う
ことのできる連続圧延機の制御装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明による連続圧延機の制御装置は、複数個の圧延ス
タンドによって連続圧延を行う連続圧延機に用いられて
なり、各圧延スタンドに圧延材が噛込まれたかどうかを
検出する材料噛込検出手段と、各圧延スタンドの圧延ロ
ールの速度基準を設定する速度基準設定手段と、各圧延
スタンドの速度基準切換タイミングを設定する速度基準
切換タイミング設定手段と、各圧延スタンドの圧延ロー
ルの圧下基準を設定する圧下基準設定手段と、速度基準
切換タイミングと材料噛込検出手段の検出出力に基づい
て各圧延スタンドを圧延材が通過するときの通過タイミ
ングの偏差を演算する材料通過タイミング偏差演算手段
と、この通過タイミングの偏差に基づいて各圧延スタン
ドにおける速度基準切換タイミングの補正量及び圧下量
を演算する補正量演算手段と、この圧下量の補正量と前
記圧下基準に基づいて各圧延スタンドの修正された圧下
基準を演算する圧下基準演算手段と、前記速度基準切換
タイミングの補正量及び設定値に基づいて修正された速
度基準切換タイミングを演算し、この修正された速度基
準切換タイミングと速度基準に基づいて各圧延スタンド
の圧延ロールの修正された速度基準を演算する速度基準
演算手段と、修正された圧下基準に基づいて各圧延スタ
ンドの圧下量を制御する圧下制御手段と、修正された速
度基準に基づいて各圧延スタンドの圧延ロールの回転速
度を制御する速度制御手段とを備えていることを特徴と
する。
タンドによって連続圧延を行う連続圧延機に用いられて
なり、各圧延スタンドに圧延材が噛込まれたかどうかを
検出する材料噛込検出手段と、各圧延スタンドの圧延ロ
ールの速度基準を設定する速度基準設定手段と、各圧延
スタンドの速度基準切換タイミングを設定する速度基準
切換タイミング設定手段と、各圧延スタンドの圧延ロー
ルの圧下基準を設定する圧下基準設定手段と、速度基準
切換タイミングと材料噛込検出手段の検出出力に基づい
て各圧延スタンドを圧延材が通過するときの通過タイミ
ングの偏差を演算する材料通過タイミング偏差演算手段
と、この通過タイミングの偏差に基づいて各圧延スタン
ドにおける速度基準切換タイミングの補正量及び圧下量
を演算する補正量演算手段と、この圧下量の補正量と前
記圧下基準に基づいて各圧延スタンドの修正された圧下
基準を演算する圧下基準演算手段と、前記速度基準切換
タイミングの補正量及び設定値に基づいて修正された速
度基準切換タイミングを演算し、この修正された速度基
準切換タイミングと速度基準に基づいて各圧延スタンド
の圧延ロールの修正された速度基準を演算する速度基準
演算手段と、修正された圧下基準に基づいて各圧延スタ
ンドの圧下量を制御する圧下制御手段と、修正された速
度基準に基づいて各圧延スタンドの圧延ロールの回転速
度を制御する速度制御手段とを備えていることを特徴と
する。
(作 用)
このように構成された本発明の連続圧延機の制御装置に
よれば、速度基準切換タイミングと材料噛込検出手段の
検出出力に基づいて各圧延スタンドを圧延材が通過する
ときの通過タイミングの偏差が材料通過タイミング偏差
演算手段によって演算される。この通過タイミングの偏
差に基づいて各圧延スタンドにおける速度基準切換タイ
ミングの補正量及び圧下量の補正量が補正量演算手段に
よって求められる。そして、圧下量の補正量と圧下基準
とに基づいて各圧延スタンドの修正された圧下基準が圧
下基準演算手段において演算され、この修正された圧下
基準に基づいて各圧延スタンドの圧下量が圧下制御手段
によって制御される。
よれば、速度基準切換タイミングと材料噛込検出手段の
検出出力に基づいて各圧延スタンドを圧延材が通過する
ときの通過タイミングの偏差が材料通過タイミング偏差
演算手段によって演算される。この通過タイミングの偏
差に基づいて各圧延スタンドにおける速度基準切換タイ
ミングの補正量及び圧下量の補正量が補正量演算手段に
よって求められる。そして、圧下量の補正量と圧下基準
とに基づいて各圧延スタンドの修正された圧下基準が圧
下基準演算手段において演算され、この修正された圧下
基準に基づいて各圧延スタンドの圧下量が圧下制御手段
によって制御される。
又、速度基準切換タイミングの設定値と補正量とに基づ
いて各圧延スタンドの修正された速度基準切換タイミン
グが速度基準演算手段において演算され、更にこの修正
された速度基準切換タイミングと速度基準に基づいて各
圧延スタンドにおける修正された速度基準が速度基準演
算手段において演算される。そしてこの修正された速度
基準に基づいて各圧延スタンドの圧延ロールの回転速度
が速度制御手段によって制御される。これにより、本発
明の制御装置によれば正確な先端制御及び後端制御を行
うことができる。
いて各圧延スタンドの修正された速度基準切換タイミン
グが速度基準演算手段において演算され、更にこの修正
された速度基準切換タイミングと速度基準に基づいて各
圧延スタンドにおける修正された速度基準が速度基準演
算手段において演算される。そしてこの修正された速度
基準に基づいて各圧延スタンドの圧延ロールの回転速度
が速度制御手段によって制御される。これにより、本発
明の制御装置によれば正確な先端制御及び後端制御を行
うことができる。
(実施例)
本発明による連続圧延機の制御装置の一実施例の構成を
第1図に示す。この実施例の制御装置は、第4図に示す
従来の制御装置において、材料噛込検出手段4と、補正
量演算手段13と、材料通過時間偏差演算手段(以下、
単に偏差演算手段ともいう)14を新たに設けたもので
ある。材料噛込検出手段4は各スタンド毎に設けられ、
対応するスタンドに圧延材料2か噛込まれたかどうかを
検出する。この噛込検出は例えば各スタンドの圧延ロー
ルを駆動する電動機3の回転速度の検出値に基づいて行
われる。
第1図に示す。この実施例の制御装置は、第4図に示す
従来の制御装置において、材料噛込検出手段4と、補正
量演算手段13と、材料通過時間偏差演算手段(以下、
単に偏差演算手段ともいう)14を新たに設けたもので
ある。材料噛込検出手段4は各スタンド毎に設けられ、
対応するスタンドに圧延材料2か噛込まれたかどうかを
検出する。この噛込検出は例えば各スタンドの圧延ロー
ルを駆動する電動機3の回転速度の検出値に基づいて行
われる。
偏差演算手段14は、$i(i≧1)スタンドで圧延材
料2の先端が噛込まれてから#l+1スタンドに圧延材
料2の先端が噛込まれる迄の経過時間t 、を圧延材料
噛込検出手段4の検出出力に基づいて演算し、更に速度
基準切換タイミング設定手段9によって設定された、#
iスタンドの速度基準の切換から#i+1スタンドの速
度基準の切換迄の設定時間(切換タイミング)t 、と
の差l である、# t + 1における通過タイミングの偏差
Δしを Δtf”tsf ”vi ’・・・・・(1)
として求め(第3図(b)参照)、この偏差Δt1を補
正量演算手段13に送出する。なお、#1スタンドにお
ける通過タイミングの偏差Δt は、速度基準切換タイ
ミング設定手段9によって設定される、圧延材料検出器
15の設置場所から#1スタンドまでの圧延材料2の通
過設定時間(通過タイミング)t と、圧延材料検出器
O 15によって圧延材料の先端が検出されてから#lスタ
ンドに圧延材料2が噛込まれるまでの経過時間t との
差として偏差演算手段14によりO て求められる(第3図(a)参照)。
料2の先端が噛込まれてから#l+1スタンドに圧延材
料2の先端が噛込まれる迄の経過時間t 、を圧延材料
噛込検出手段4の検出出力に基づいて演算し、更に速度
基準切換タイミング設定手段9によって設定された、#
iスタンドの速度基準の切換から#i+1スタンドの速
度基準の切換迄の設定時間(切換タイミング)t 、と
の差l である、# t + 1における通過タイミングの偏差
Δしを Δtf”tsf ”vi ’・・・・・(1)
として求め(第3図(b)参照)、この偏差Δt1を補
正量演算手段13に送出する。なお、#1スタンドにお
ける通過タイミングの偏差Δt は、速度基準切換タイ
ミング設定手段9によって設定される、圧延材料検出器
15の設置場所から#1スタンドまでの圧延材料2の通
過設定時間(通過タイミング)t と、圧延材料検出器
O 15によって圧延材料の先端が検出されてから#lスタ
ンドに圧延材料2が噛込まれるまでの経過時間t との
差として偏差演算手段14によりO て求められる(第3図(a)参照)。
一方、補正量演算手段13は偏差演算手段14の演算結
果Δ11に基づいて、各スタンドにおける速度基準切換
タイミングの補正量ΔtH1と各スタンドにおける圧下
量の補正量ΔSD1を、ΔtH1””i ’Δti
”−・−(2)ΔS −a ’ Δt
+b Δt・(3)Dlillli として演算する。ここでa 、a ’ 、btは実
験もしくは経験によって得られる値である。かくのよう
に演算された速度基準切換タイミングの補正1贋□、は
速度基準演算手段7に送出され、圧下量の補正量ΔS、
iは圧下基準演算手段11に送出される。なお、補正量
演算手段13の一具体例を第2図に示す。第2図におい
て、偏差演算手段14の出力Δt、と、設定器13aに
よって設定される設定値a、との積a、Δt、が乗算器
13Cにおいて演算され、これが補正量ΔtH1となる
。又、Δt、と、設定器13bによって設定される設定
値す、との積す、bt1が乗算器13dにおいて演算さ
れる。そして、乗算器13cの出力a、Δt、と乗数に
との積Ka Δt (−a t ’ Δ1.)が乗
算器13eにおいて演算され、この積a ′Δ11と、
乗算器13dの出力biΔtiとの和が加算器13fに
おいで演算される。この加算器13fの出力が各スタン
ドにおける圧下量の補正量ΔSD1となる。
果Δ11に基づいて、各スタンドにおける速度基準切換
タイミングの補正量ΔtH1と各スタンドにおける圧下
量の補正量ΔSD1を、ΔtH1””i ’Δti
”−・−(2)ΔS −a ’ Δt
+b Δt・(3)Dlillli として演算する。ここでa 、a ’ 、btは実
験もしくは経験によって得られる値である。かくのよう
に演算された速度基準切換タイミングの補正1贋□、は
速度基準演算手段7に送出され、圧下量の補正量ΔS、
iは圧下基準演算手段11に送出される。なお、補正量
演算手段13の一具体例を第2図に示す。第2図におい
て、偏差演算手段14の出力Δt、と、設定器13aに
よって設定される設定値a、との積a、Δt、が乗算器
13Cにおいて演算され、これが補正量ΔtH1となる
。又、Δt、と、設定器13bによって設定される設定
値す、との積す、bt1が乗算器13dにおいて演算さ
れる。そして、乗算器13cの出力a、Δt、と乗数に
との積Ka Δt (−a t ’ Δ1.)が乗
算器13eにおいて演算され、この積a ′Δ11と、
乗算器13dの出力biΔtiとの和が加算器13fに
おいで演算される。この加算器13fの出力が各スタン
ドにおける圧下量の補正量ΔSD1となる。
このようにして求められた圧下量の補正量ΔS、1と、
圧下基準設定手段12の出力である圧下基準として基づ
いて修正された圧下基準が圧下基準演算手段11によっ
て演算される。そしてこの修正された圧下基準に基づい
て圧下制御装置10によっ圧延ロール圧下ドライブ装置
5を介して各スタンドの圧延ロール−のロール間隔が制
御される。なお、Δt (i≧0)〉0ならば#ト1
スタンドのロール間隔を開方向に、Δt。
圧下基準設定手段12の出力である圧下基準として基づ
いて修正された圧下基準が圧下基準演算手段11によっ
て演算される。そしてこの修正された圧下基準に基づい
て圧下制御装置10によっ圧延ロール圧下ドライブ装置
5を介して各スタンドの圧延ロール−のロール間隔が制
御される。なお、Δt (i≧0)〉0ならば#ト1
スタンドのロール間隔を開方向に、Δt。
く0ならば#j+1スタンドのロール間隔を閉方向とな
るように制御する。
るように制御する。
一方、タイミング補正量Δt□1(i≧0)と速度基準
切換タイミング設定手段9の出力である#国スタンドの
速度基準切換タイミングtSi11とに基づいて#i+
1スタンドの修正された速度基準切換タイミングt′5
i11が速度基準演算手段7において演算され、更に、
この修正された速度基準切換タイミングと、速度基準設
定手段8の出力とに基づいて各スタンドにおける修正さ
れた速度基準が速度基準演算手段7において演算される
。
切換タイミング設定手段9の出力である#国スタンドの
速度基準切換タイミングtSi11とに基づいて#i+
1スタンドの修正された速度基準切換タイミングt′5
i11が速度基準演算手段7において演算され、更に、
この修正された速度基準切換タイミングと、速度基準設
定手段8の出力とに基づいて各スタンドにおける修正さ
れた速度基準が速度基準演算手段7において演算される
。
そして、圧延ロール−の回転速度が修正された速度基準
となるように、速度制御装置6によって電動機3を介し
て制御される。
となるように、速度制御装置6によって電動機3を介し
て制御される。
以上述べたように、圧延材料2の先端が各圧延スタド到
達毎に、圧延材料2の通過時間偏差Δt、を求め、この
通過時間偏差Δt、に基づいて速度基準切換タイミング
、圧下制御量の補正を繰り返すことにより正確な先端制
御を行うことができる。この実施例では、圧延材料の先
端制御について述べたが後端制御も上述したと同様にし
て行うことかできる。
達毎に、圧延材料2の通過時間偏差Δt、を求め、この
通過時間偏差Δt、に基づいて速度基準切換タイミング
、圧下制御量の補正を繰り返すことにより正確な先端制
御を行うことができる。この実施例では、圧延材料の先
端制御について述べたが後端制御も上述したと同様にし
て行うことかできる。
なお、上記実施例においては、当該スタンドの圧下基準
を補正したが、この補正に併せて下流側スタンドの圧下
基準を随時補正することも可能である。
を補正したが、この補正に併せて下流側スタンドの圧下
基準を随時補正することも可能である。
本発明によれば、圧延材料の先端制御及び後端制御を可
及的に正確に行うことができる。
及的に正確に行うことができる。
第1図は本発明による連続圧延機の制御装置の一実施例
の構成を示すブロック図、第2図は本発明にかかる補正
量演算手段の一具体例を示すブロック図、第3図は本発
明の詳細な説明するのに用いられる圧延状態説明図、第
4図は従来の制御装置の構成を示すブロック図、第5図
は従来の制御装置によって行われる先端制御及び後端制
御の速度パターンを示すタイムチャート、第6図は従来
の制御装置による先端制御を説明する圧延状態説明図、
第7図は従来の制御装置による後端制御を説明する圧延
状態説明図である。 1・・・圧延ロール、2・・・圧延材料、3・・・圧延
ロール駆動電動機、4・・・材料噛込検出手段、5・・
・圧延ロール圧下ドライブ装置、6・・・速度制御装置
、7・・・速度基準演算手段、8・・・速度基準設定手
段、9・・・速度基準切換タイミング設定手段、10・
・・圧下制御装置、11・・・圧下基準演算手段、12
・・・圧下基準設定手段、13・・・補正量演算手段、
14・・・材料通過時間偏差演算手段、15・・・圧延
材料検出器。 出願人代理人 佐 藤 −雄 #1 #2#3 亮1図 17 #2 #3%4図 %5図 %6図
の構成を示すブロック図、第2図は本発明にかかる補正
量演算手段の一具体例を示すブロック図、第3図は本発
明の詳細な説明するのに用いられる圧延状態説明図、第
4図は従来の制御装置の構成を示すブロック図、第5図
は従来の制御装置によって行われる先端制御及び後端制
御の速度パターンを示すタイムチャート、第6図は従来
の制御装置による先端制御を説明する圧延状態説明図、
第7図は従来の制御装置による後端制御を説明する圧延
状態説明図である。 1・・・圧延ロール、2・・・圧延材料、3・・・圧延
ロール駆動電動機、4・・・材料噛込検出手段、5・・
・圧延ロール圧下ドライブ装置、6・・・速度制御装置
、7・・・速度基準演算手段、8・・・速度基準設定手
段、9・・・速度基準切換タイミング設定手段、10・
・・圧下制御装置、11・・・圧下基準演算手段、12
・・・圧下基準設定手段、13・・・補正量演算手段、
14・・・材料通過時間偏差演算手段、15・・・圧延
材料検出器。 出願人代理人 佐 藤 −雄 #1 #2#3 亮1図 17 #2 #3%4図 %5図 %6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数個の圧延スタンドによって連続圧延を行う連続圧
延機に用いられてなり、 各圧延スタンドに圧延材が噛込まれたかどうかを検出す
る材料噛込検出手段と、各圧延スタンドの圧延ロールの
速度基準を設定する速度基準設定手段と、各圧延スタン
ドの速度基準切換タイミングを設定する速度基準切換タ
イミング設定手段と、各圧延スタンドの圧延ロールの圧
下基準を設定する圧下基準設定手段と、前記速度基準切
換タイミングと前記材料噛込検出手段の検出出力に基づ
いて各圧延スタンドを圧延材が通過するときの通過タイ
ミングの偏差を演算する材料通過タイミング偏差演算手
段と、この通過タイミングの偏差に基づいて各圧延スタ
ンドにおける速度基準切換タイミングの補正量及び圧下
量を演算する補正量演算手段と、この圧下量の補正量と
前記圧下基準に基づいて各圧延スタンドの修正された圧
下基準を演算する圧下基準演算手段と、前記速度基準切
換タイミングの補正量及び設定値に基づいて修正された
速度基準切換タイミングを演算し、この修正された速度
基準切換タイミングと速度基準に基づいて各圧延スタン
ドの圧延ロールの修正された速度基準を演算する速度基
準演算手段と、修正された圧下基準に基づいて各圧延ス
タンドの圧下量を制御する圧下制御手段と、修正された
速度基準に基づいて各圧延スタンドの圧延ロールの回転
速度を制御する速度制御手段とを備えていることを特徴
とする連続圧延機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2277416A JPH04157007A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 連続圧延機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2277416A JPH04157007A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 連続圧延機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04157007A true JPH04157007A (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=17583248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2277416A Pending JPH04157007A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 連続圧延機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04157007A (ja) |
-
1990
- 1990-10-16 JP JP2277416A patent/JPH04157007A/ja active Pending
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